JPH048220Y2 - - Google Patents

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JPH048220Y2
JPH048220Y2 JP11072686U JP11072686U JPH048220Y2 JP H048220 Y2 JPH048220 Y2 JP H048220Y2 JP 11072686 U JP11072686 U JP 11072686U JP 11072686 U JP11072686 U JP 11072686U JP H048220 Y2 JPH048220 Y2 JP H048220Y2
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JP
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inner housing
housing
outer housing
door
vertical wall
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JP11072686U
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JPS6317266U (ja
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  • Support Devices For Sliding Doors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、引戸の高さを調節する戸車に関す
るものである。
(従来技術) 従来、引戸の高さ調整および立て付け調整は、
戸車を用いて行なうのが一般的であり、そのため
の戸車としては、実公昭55−3259号公報、実公昭
55−4458号公報に開示されているように、外枠内
にこれとは別体の車輪を取付けた内枠を回動自在
に嵌装し、その回動を調整ねじで調整することに
より車輪の高さを調節したもの、或いは、実公昭
55−3255号公報に開示されているように、調整ね
じを取付けた基板の下端の連結部を介して車輪を
取付けた車支持枠を合成樹脂で一体成形し、調整
ねじを回転操作して連結部を撓ませて車支持枠を
上下回動して車輪の高さを調節するものが知られ
ている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら前者のものは、引戸をサツシ枠に
建込み、或いは取外すために持ち上げる場合、内
枠は自重によつて回動軸を中心として下方に垂れ
下がり、サツシ枠にぶつかつて円滑に着脱できな
いばかりでなく、戸車を破損するおそれがある。
又後者のものは、前者の如き車輪の垂れ下がりは
防止されるが、重量のある引戸を支える戸車とし
て合成樹脂成形体では堅牢性に欠け、回動支点と
なる肉薄の連結部は使用中横振れ、挫屈し易く、
裂断するおそれもあり、又製造煩雑でコスト高と
なるものである。
そこでこの考案は、上記の問題点に鑑み、これ
を解決したものであつて、車輪の垂れ下がりがな
く、引戸の建込み、取外し、高さ調整等の操作を
容易、迅速に行なうことができ、堅牢にして長期
に亘つて円滑に使用できる上、プレス成形により
簡単に製作できて、製造コストを低減できる戸車
を得るにある。
(問題点を解決するための手段) これを達成する手段として、この考案は、引戸
への取付け用金属板製外ハウジングと、車輪を回
転自在に取付けた金属板製内ハウジングとからな
り、外ハウジングの調整ねじ螺着用縦壁に螺着し
た調整ねじを当該縦壁と対向する内ハウジングの
調整ねじ押圧用縦壁に当接させた戸車において、
外ハウジングと内ハウジングは非重合状態で上記
縦壁同士を互いに連結した一体で形成され、両縦
壁の連結部分を中心に折曲げて内ハウジングを外
ハウジング内に重合嵌装して内ハウジングの側壁
に突設されたガイド部をハウジングの側壁に設け
られたガイド溝内に嵌合すると共に、上記両縦壁
を相対向させたものである。
(実施例) この考案の具体的構成を図面に示す実施例につ
いて以下詳細に説明する。
戸車1は、1枚の金属板に連結部12を挟んで
外ハウジング2と内ハウジング8とが配置され、
プレス成形によつて形成されるものであつて、こ
れにより外ハウジング2は上壁3と両側壁4,4
と縦壁5とで、前端と下端が開口するボツクス形
に形成され、両側壁4には夫々後記する内ハウジ
ング8のガイド突部15が嵌入する円弧状のガイ
ド溝6が下端より切込まれ、さらに縦壁5には調
整ねじ16を螺着する螺孔7が形成されている。
一方内ハウジング8は縦壁9と両側壁10,10
とで、断面コ字状に形成され、縦壁9には上記調
整ねじ16の先端を受ける凹部11が形成されて
いる。又両側壁10に軸14を取付け、この軸1
4に回転自在に車輪13を嵌合して両側壁10,
10間の嵌装すると共に、該軸14の前端寄りの
両側壁10に夫々外方に絞り出したガイド突部1
5を突設する。
そして、この内ハウジング8は、その縦壁9
と、外ハウジング2の縦壁5とを連結する細幅の
連結部12を中心として第4図矢印に示すように
反時計方向に折曲げると共に、両側壁10に突設
したガイド突部15を外ハウジング2のガイド溝
6に嵌合し、内ハウジング8の縦壁9を外ハウジ
ング2の縦壁5と相対向するように鋭角状に近接
すると共に、連結部12を中心として内ハウジン
グ8を起伏しうるように回動可能に外ハウジング
2内に嵌装し、外ハウジング2の縦壁5に螺合し
た調整ねじ16の先端が内ハウジング8の縦壁9
の凹部11を押圧するように当接して戸車1を組
立てる。
而して、この戸車1は引戸Aの下框Bの下面開
口溝Cに嵌合固着し、竪框D下部に穿設した通孔
Eより調整ねじ16を調節しうるように取付け
る。
この引戸Aはサツシ枠に組込むために持ち上げ
ても、戸車1は連結部12によつて内外ハウジン
グ8,12が一体に形成されているので、車輪1
3はたれ下がることなくレールF上に載置嵌合す
ることができる。そして引戸の高さおよび立て付
けの調整にあたつては、通孔Eよりドライバー等
を挿込み、調整ねじ16を回してその先端で内ハ
ウジング8の縦壁9の凹部11を押圧すれば、内
ハウジング8は連結部12を中心として時計方向
に回動し、車輪13は下動するため、相対的に引
戸Aは上方に押上げられる。このようにして調整
ねじ16を操作して車輪13の高さを調節するこ
とにより、引戸Aの高さ調整および立て付け調整
が確実に行われる。
又、引戸Aをサツシ枠より取外すために持上げ
ても、内ハウジング8が外ハウジング2と一体に
連結されており、その連結部12にて内ハウジン
グ8が保持されているので、車輪13が従来のよ
うに垂れ下がることがない。従つて、戸車1をレ
ールFにぶつけることなく、円滑に引戸Aをサツ
シ枠より取外すことができる。
(考案の効果) 以上、実施例について詳述したように、この考
案は、戸車の外ハウジングと内ハウジングとは金
属製の1枚板をプレス成形によつて形成され、連
結部を折曲げて外ハウジング内に内ハウジングを
重合状態に嵌装すると共に、ガイド突部をガイド
溝の嵌合したものであるから、引戸をサツシ枠に
組込み、或いは取外す際、車輪がみだりに垂れ下
がることなく容易、迅速に組込み、取外すことが
できる。又戸車は引戸の重量を受けても連結部よ
り挫折、裂断することなく内ハウジングは外ハウ
ジングによつて保護されて堅牢に保持されると共
に、引戸の開閉操作によつても横振れ、ガタ等を
生ずることなく、引戸を円滑、軽快に移動させる
ことができる。さらに車輪の高さ調整に際して
も、ガイド溝にガイド突部がガイドされるので、
内ハウジングは歪み、捩れを起さず上下に回動
し、確実に調整することができる。その上製作に
際して1枚板をプレス成形により製造できるの
で、煩雑な加工工程を必要とせず、容易に製作で
きて製造コストを低減できる等の効果を有するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の正面図、第2図は同じく一
部切断せる側面図、第3図は同じく横断平面図、
第4図は内ハウジングを折曲げる前の戸車の一部
切欠せる正面図、第5図は同じく側面図を示す。 1……戸車、2……外ハウジング、4……側
壁、5……縦壁、6……ガイド溝、7……螺孔、
8……内ハウジング、9……縦壁、10……側
壁、11……凹部、12……連結部、13……車
輪、15……ガイド突部、16……調整ねじ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 引戸への取付け用金属板製外ハウジングと、車
    輪を回転自在に取付けた金属板製内ハウジングと
    からなり、外ハウジングの調整ねじ螺着用縦壁に
    螺着した調整ねじ当該縦壁と対向する内ハウジン
    グの調整ねじ押圧用縦壁に当接させた戸車におい
    て、外ハウジングと内ハウジングは非重合状態で
    上記縦壁同士を互いに連結した一体で形成され、
    両縦壁の連結部分を中心に折曲げて内ハウジング
    を外ハウジング内に重合嵌装して内ハウジングの
    側壁に突設されたガイド部を外ハウジングの側壁
    に設けられたガイド溝内に嵌合すると共に、上記
    両縦壁を相対向させたことを特徴とする戸車。
JP11072686U 1986-07-21 1986-07-21 Expired JPH048220Y2 (ja)

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JP11072686U JPH048220Y2 (ja) 1986-07-21 1986-07-21

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JPS6317266U JPS6317266U (ja) 1988-02-04
JPH048220Y2 true JPH048220Y2 (ja) 1992-03-02

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JPS6317266U (ja) 1988-02-04

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