JP2006151293A - 車両用収納ボックス - Google Patents

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Abstract

【課題】 電力を必要とすることなく、蓋体の開閉に係る操作性を好適なものとすることができる車両用収納ボックスを提供する。
【解決手段】 車両用収納ボックスであるコンソールボックス14は、ボックス本体16と、開口部19と、蓋体17とを備えている。蓋体17は、ボックス本体16に対し、滑動(スライド)及び回動して、開口部19を開放するように構成されている。蓋体17の内部には、ボックス本体16に対するスライド時に付勢力を付与するためのスライド補助具として、定荷重ばね37が設けられている。また、ボックス本体16の内部には、蓋体17のボックス本体16に対する回動時に、蓋体17に付勢力を付与するためのターン補助具として、ねじりコイルばね38が設けられている。
【選択図】 図6

Description

本発明は、自動車等といった車両の車室内で小物等の被収容物を収容するべく配設される、例えばコンソールボックス等の車両用収納ボックスに関するものである。
従来、上記のような車両用収納ボックスは、被収容物を収容するためのボックス本体と、該ボックス本体内に被収容物を投入するための開口部と、該開口部を覆うようにボックス本体に取付けられた蓋体とを備えている。通常、この蓋体は、その端部に取着されたヒンジを介してボックス本体に軸着されており、該ヒンジを中心として該蓋体をボックス本体に対して回動させることにより、ボックス本体の開口部を開閉することができるように構成されている。しかし、このような車両用収納ボックスの場合、蓋体を開閉操作するときの回動半径が蓋体の長さとほぼ等しいことから、ボックス本体の収容量を増す等して蓋体が大きなものとなるにつれて回動半径も大きくなり、操作性に劣るものとなっていた。特に、コンソールボックスの場合、収容量の増加が声高に要求される一方で、着座した状態での蓋体の開閉操作が前提となるため、操作性をも向上させねばならず、その設計が困難なものとなっていた。
そこで近時は、ボックス本体に対する蓋体の移動を、回動のみによらず、複数の動作を組み合わせることで行わせる車両用収納ボックスが提供されている。例えば、特許文献1に記載の蓋付き収納容器は、蓋体(特許文献1には「開閉蓋」と記載)をボックス本体(特許文献1には「容器本体」と記載)にリンクを介して取付けることにより、ボックス本体に対する蓋体の移動を滑動(スライド)及び回動によって行わせている。また、特許文献2に記載の収納ボックスは、蓋体をスライド部を介してボックス本体(特許文献2には「本体」と記載)のガイド部に係合し、さらに蓋体及びボックス本体のそれぞれにアーム部材を枢支することにより、ボックス本体に対する蓋体の移動を滑動及び回動によって行わせている。さらに、特許文献3に記載の車両用収納ボックスは、蓋体がボックス本体に対して上面開口部を半開する位置まで滑動し、上面開口部を全開する位置まで回動するとともに、上面開口部を半開する位置で静止可能に構成されている。他に、例えば特許文献4に記載の収納箱開閉制御装置のように、モータ等の電気的な駆動源を用いることにより、蓋体の開閉動作を全て電動で行うものが提案されている。
特開2000−159251号公報 特開2001−180385号公報 特開2003−95022号公報 特開平2−267038号公報
ところで、上記従来の車両用収納ボックスにおいて、特許文献1〜3に記載のものは、蓋体の開閉動作を全て手動で行うことから、総じて操作性が好適であるとは言い難く、未だ改良の余地を残すものとなっていた。即ち、開閉操作に係り蓋体を操作者が手動操作する故、体格差、着座位置等に起因して操作者に無理な体勢を強いるおそれがある。特に、開放位置とするときの蓋体の回動は、操作者によっては、体を後方へ捻りつつ腕を上下させるという非常に無理な体勢(着座状態で腰、肩、肘及び手首を略同時に動かす体勢)で操作を行う必要がある。
一方、特許文献4に記載のものは、蓋体を駆動源が電動操作する故、操作者に無理な体勢を強いず、開閉動作を全て手動で行うものに比べれば操作性は好適である。しかし、駆動源を作動させるためには電力を必要とすることから、車両電源がオフの状態では蓋体を開閉操作することができず、あまり使い勝手のよいものではなかった。なお、蓋体の開閉操作を全て電動で行う収納ボックスは、駆動源を搭載する分、コスト(部品単価)が嵩むという問題も内包している。
本発明は、このような問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、電力を必要とすることなく、蓋体の開閉に係る操作性を好適なものとすることができる車両用収納ボックスを提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の車両用収納ボックスの発明は、ボックス本体と、該ボックス本体に設けられた開口部と、該開口部を覆うように前記ボックス本体に取付けられた蓋体とを備え、前記蓋体を前記ボックス本体に対し、前記開口部が開放される開放位置と前記開口部が閉塞される閉塞位置との間で移動させるための開閉装置が設けられた車両用収納ボックスであって、前記開閉装置は、前記開口部に対して前記蓋体を位置ずれ又は位置合わせさせるべく前記ボックス本体に対して前記蓋体を滑動させるためのスライド機構と、前記開口部に対して前記蓋体を離間又は接近させるべく前記ボックス本体に対して前記蓋体を回動させるためのターン機構とを備え、前記開放位置とする場合に前記蓋体を前記スライド機構によって滑動させた後で前記ターン機構によって回動させ、前記閉塞位置とする場合に前記蓋体を前記ターン機構によって回動させた後で前記スライド機構によって滑動させるものであり、前記スライド機構は、前記蓋体を前記閉塞位置又は前記開放位置へ滑動させるべく前記蓋体に付勢力を付与するためのスライド補助具を有しており、前記ターン機構は、前記蓋体を前記開放位置へ回動させるべく前記蓋体に付勢力を付与するためのターン補助具を有していることを要旨とする。
上記構成によれば、スライド機構とターン機構とを備える開閉装置が設けられていることから、蓋体の回動時における回動半径を小さくすることができるようになる。また、スライド補助具から付与される付勢力により、蓋体は、電力を必要とすることなく、閉塞位置又は開放位置へ向かって滑動する。そして、ターン補助具から付与される付勢力により、蓋体は、電力を必要とすることなく、開放位置へ向かって回動する。なお、蓋体の開放位置へ向かう回動は、操作者にとって最も無理な体勢を強いるおそれのある操作となり得る。従って、スライド補助具及びターン補助具から付与される付勢力によって蓋体を移動させることができるようになる。その結果、電力を必要とすることなく、蓋体の開閉に係る操作性を好適なものとすることができる。
請求項2に記載の車両用収納ボックスの発明は、請求項1に記載の発明において、前記開閉装置は、前記ターン補助具による付勢力に抗しつつ、前記蓋体の滑動を案内するためのスライドガイド手段と、前記スライド補助具による付勢力に抗しつつ、前記蓋体の回動を案内するためのターンガイド手段とを有していることを要旨とする。
上記構成によれば、スライドガイド手段及びターンガイド手段を設けたことにより、ターン補助具からの付勢力に影響されて蓋体が滑動不能となったり、スライド補助具からの付勢力に影響されて蓋体が回動不能となったり等の不具合が生じることを抑制することができるようになる。その結果、蓋体を好適に滑動及び回動させることができる。
請求項3に記載の車両用収納ボックスの発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記スライド補助具は、前記蓋体を前記閉塞位置へ滑動させるべく前記蓋体に付勢力を付与するためのものであり、前記開閉装置は、前記スライド補助具により前記蓋体を前記閉塞位置へ滑動させようとする付勢力と、前記ターン補助具により前記蓋体を前記開放位置へ回動させようとする付勢力とを拮抗させるための拮抗部を有していることを要旨とする。
上記構成によれば、拮抗部を設けたことにより、蓋体を開放位置又は閉塞位置へと移動させるとき、該拮抗部でスライド補助具による付勢力とターン補助具による付勢力とを互いに相殺することができるようになる。その結果、付勢力が互いに相殺されることによる手応えの軽減等から、滑動から回動、或いは回動から滑動へ蓋体の動きが切り替わる箇所を容易に把握することができる。
請求項4に記載の車両用収納ボックスの発明は、請求項1から請求項3のうち何れか一項に記載の発明において、前記開閉装置は、前記開放位置と前記閉塞位置との間で、前記スライド機構による前記蓋体の滑動と、前記ターン機構による前記蓋体の回動とを連続して行うための連続移動手段を有していることを要旨とする。
上記構成によれば、連続移動手段を設けたことにより、滑動から回動、或いは回動から滑動へ蓋体を途中で停止させることなく移動させることができ、操作性の向上を図ることができる。
請求項5に記載の車両用収納ボックスの発明は、請求項1から請求項4のうち何れか一項に記載の発明において、前記閉塞位置で前記ボックス本体に対する前記蓋体の移動を規制する規制装置と、該規制装置を操作して前記規制を解除する操作装置とが設けられており、該操作装置の操作方向が前記開放位置とする場合の前記蓋体の滑動方向と同方向であることを要旨とする。
一般的な操作者は、感覚的に、操作装置の操作方向へ蓋体を動かそうとする傾向がある。このため、例えば操作方向と蓋体の滑動方向とが直交方向である場合、操作者は、蓋体が滑動のみを許容された状態であるにも係わらず、同蓋体を引き上げたり等して回動させようとする可能性が高い。これに対し、上記構成によれば、操作装置の操作方向から、開放位置とする場合の蓋体の動きを容易に把握することができるようになる。その結果、操作の間違いが発生することを抑制することができる。なお、本請求項の「同方向」とは、例えば、後方に対して後方、前方に対して前方等のように「完全に一致した方向のみをいうものではなく」、後方に対して斜め後方、前方に対して斜め前方等のように「ほぼ一致した方向をも含む」こととする。
本発明によれば、電力を必要とすることなく、蓋体の開閉に係る操作性を好適なものとすることができる。
以下、本発明の車両用収納ボックスを車両のコンソールボックスに具体化した一実施形態について説明する。なお、以下の記載において、車両の進行方向(前進方向)を前方(車両前方)として説明する。また、特に説明がない限り、以下の記載における上下方向及び左右方向は、車両進行方向における上下方向及び左右方向と一致するものとする。さらに、回転または回動方向は、車両進行方向における左側面から見た場合を基準とする。
図1(a)に示すように、自動車の車室内において、その前部にはインストルメントパネル11が設けられている。このインストルメントパネル11の中央から後方へ延びるように、車室内のフロアパネル12上には、コンソール13が設けられている。なお、特に図示はしないが、コンソール13は、運転席と助手席との間に配置されている。そして、コンソール13の後部には、コンソールボックス14が設けられている。コンソールボックス14は、運転席又は助手席に着座した搭乗者を操作者として、該操作者が着座状態で操作するように構成されている。
図1(b)に示すように、コンソールボックス14は、略長四角箱状をなすボックス本体16と、このボックス本体16の上端部に配置された蓋体17とを備えている。図2に示すように、ボックス本体16には、有底四角箱状をなす収納部18が内装されている。この収納部18の上部はボックス本体16の上端で開口する開口部19とされており、収納部18の内部は収納空間20とされている。そして、ボックス本体16は、収納部18の開口部19を介して収納空間20へ小物等の被収納物を収納することができるように構成されている。
前記蓋体17は、下方に開口する四角箱状をなうように形成されており、前記開口部19を覆うように配置されている。蓋体17の後部には、ヒンジ部材21が設けられている。ヒンジ部材21は、蓋体17に内装されるベースパネル22と、該ベースパネル22の底面から突設された左右一対の軸支脚23とからなる。この軸支脚23は、側面視で略T字状をなすように形成されており、前記ボックス本体16に回動軸24を介して回動自在に軸着されている。
一方、ヒンジ部材21において、ベースパネル22は、浅皿状をなすように形成されており、その外面で左右両側面にはスライドピン25がそれぞれ1対ずつ前後に並ぶように突設されている。蓋体17の内面で左右両側面には、各スライドピン25と対応する位置関係となるように、スライド溝26がそれぞれ前後方向に延びるように凹設されている。ヒンジ部材21は、ベースパネル22の各スライドピン25を蓋体17のスライド溝26内にそれぞれ挿入することにより、蓋体17に対して滑動自在に取付けられている。
上記のヒンジ部材21におけるベースパネル22、各スライドピン25等と、蓋体17における各スライド溝26等とにより、本実施形態のスライド機構が構成されている。図3に示すように、このスライド機構は、ボックス本体16に軸着されたヒンジ部材21に対し、蓋体17を滑動(スライド)可能とすることにより、ボックス本体16に対して蓋体17をスライドさせるものである。そして、図4に示すように、蓋体17は、スライド機構によって後方へスライドした場合、前記開口部19に対して位置ずれされ、該開口部19の一部(前部)を開放する。なお、蓋体17は、スライド機構によって前方へスライドした場合、前記開口部19に対して位置合わせされ、該開口部19の全部を閉塞する。
上記のヒンジ部材21におけるベースパネル22、軸支脚23等と、ボックス本体16の回動軸24等とにより、本実施形態のターン機構が構成されている。図5に示すように、このターン機構は、ボックス本体16に軸着されたヒンジ部材21を回動(ターン)可能とすることにより、該ヒンジ部材21が取付けられた蓋体17をボックス本体16に対して回動させるものである。そして、図6に示すように、蓋体17は、ターン機構によって上方へ回動した場合、前記開口部19に対して離間し、該開口部19の全部を開放する。なお、蓋体17は、ターン機構によって下方へ回動する場合、前記開口部19に対して接近し、該開口部19の一部(後部)を閉塞する。
図2に示すように、ボックス本体16に内装された収納部18において、その左右両側壁にはガイド溝27がそれぞれ透設されている。このガイド溝27は、前後方向へ直線状に延びるスライドガイド28と、後ろ斜め上方へ略直線状に延びるターンガイド29とを有している。また、スライドガイド28とターンガイド29との間には、これらを繋ぐように円弧状に延びるフリーガイド30が設けられている。さらに、ターンガイド29の後端には、前後方向(水平方向)へに延びるストッパーガイド29aが設けられている。蓋体17の左右両側壁において、下端にはそれぞれ逆三角形状のアーム31が突設されている。これらアーム31の下端で外面にはガイドピン32が突設されている。そして、各アーム31のガイドピン32は、各ガイド溝27内にそれぞれ摺動可能に挿入されている。
上記のボックス本体16におけるガイド溝27と、蓋体17におけるアーム31、ガイドピン32等とにより、ガイド手段が構成されている。このガイド手段は、前記ボックス本体16に対して蓋体17をスライド又は回動させる場合に、該蓋体17のスライド又は回動を案内するものである。ガイド手段において、ガイド溝27のスライドガイド28は、本実施形態のスライドガイド手段を構成する。このスライドガイド28は、前記スライド機構によって蓋体17がスライドする場合、蓋体17が前後方向へスライドするように該蓋体17のスライドを案内するとともに、前記ターン機構による蓋体17の回動を規制するものである。一方、ガイド手段において、ガイド溝27のターンガイド29は、本実施形態のターンガイド手段を構成する。このターンガイド29は、前記ターン機構によって蓋体17が回動する場合、蓋体17が上下方向へ回動するように該蓋体17の回動を案内するとともに、前記スライド機構による蓋体17のスライドを規制するものである。
ガイド手段において、ガイド溝27のフリーガイド30は、ボックス本体16に対する蓋体17のスライドと、蓋体17の回動という異なる2つの動作を繋げるべく設けられたものである。即ち、フリーガイド30は、蓋体17のスライド及び回動の双方を案内しており、ボックス本体16に対して蓋体17がスライドしている場合は、その動きを回動へ変換し、蓋体17が回動している場合は、その動きをスライドへ変換する(図3、図4及び図5を参照)。なお、フリーガイド30は、蓋体17のスライド及び回動という異なる2つの動作を繋げることにより、スライド機構による蓋体17のスライドと、ターン機構による蓋体17の回動とを連続して行うための連続移動手段を構成する。
そして、上記のスライド機構、ターン機構、ガイド手段等により、本実施形態の開閉装置が構成されている。この開閉装置により、前記蓋体17は前記ボックス本体16に対し、前記開口部19の全部を閉塞する閉塞位置(図2を参照)と、前記開口部19の全部を開放する開放位置(図6を参照)との間で移動される。
蓋体17の下面で前端の左右両側部には、逆三角形状をなすロックアーム33がそれぞれ突設されている。これらロックアーム33の外面にはロックピン34が突設されている。このロックピン34は、ロックアーム33の外面で出没自在に構成されている。また、特に図示はしないが、収納部18の内面で左右両側壁には、蓋体17を閉塞位置とした場合にロックピン34と対応する位置関係となるように、ロック孔が設けられている。これらロックアーム33、ロックピン34、ロック孔等は、本実施形態の規制装置を構成する。この規制装置は、ロックアーム33の外面にロックピン34を突出させた状態で、該ロックピン34をロック孔に挿入することにより、蓋体17の閉塞位置からの移動を規制する。
蓋体17の前端面には、前記規制装置を操作するための操作装置として、プッシュボタン35が装着されている。このプッシュボタン35は、蓋体17の内部へ向かって押し込むことにより(図2及び図3を参照)、前記ロックピン34をロックアーム33内へ没入させ、前記規制装置による蓋体17の閉塞位置からの移動規制を解除する。プッシュボタン35によって蓋体17の移動規制を解除する場合、プッシュボタン35を押圧する方向は後方であり、蓋体17を開放位置とする場合のスライド方向と同方向となる。従って、プッシュボタン35を押圧するための操作力を利用して、蓋体17をスライドさせることが可能となっている。
また、前記ガイド手段において、ターンガイド29のストッパーガイド29aは、該ストッパーガイド29aに至ったガイドピン32を係止する。このストッパーガイド29aは、蓋体17を開放位置に保持するための開放保持手段を構成する。そして、この開放保持手段は、開放位置から蓋体17が移動しようとする場合に、該蓋体17の移動を抑制している。
前記スライド機構において、ベースパネル22内には、ドラム36が軸支されている。このドラム36には、帯状をなす定荷重ばね37が固着されるとともに、同定荷重ばね37の中間部は、ドラム36の周面上に巻回されている。また、定荷重ばね37の他端は、蓋体17の後端内面に固着されている。これらドラム36、定荷重ばね37等により、本実施形態のスライド補助具が構成されている。このスライド補助具は、ベースパネル22に対して蓋体17が移動された場合、つまりは閉塞位置から開放位置へと蓋体17がスライドされた場合に、ドラム36から定荷重ばね37が巻き出しされることにより、弾性力を蓄積する。また、スライド補助具は、蓄積した弾性力によって定荷重ばね37がドラム36に巻き戻されることを利用することにより、開放位置から閉塞位置へと蓋体17がスライドされる場合に、該蓋体17に付勢力を付与する。なお、蓋体17が回動される場合には、前記ターンガイド29によって蓋体17のスライドが規制されるため、スライド補助具は弾性力を蓄積された状態に保持される。
前記ターン機構において、軸支脚23には、回動軸24を取り囲むように、ねじりコイルばね38が装着されている。このねじりコイルばね38は、一端が軸支脚23に固着されるとともに、他端がボックス本体16の内面に固着されている。このねじりコイルばね38等により、本実施形態のターン補助具が構成されている。このターン補助具は、軸支脚23をボックス本体16に対して時計回り(図2〜図7中)に回動させるように、ねじりコイルばね38の弾性力によって該軸支脚23を常時付勢している。従って、このターン補助具により、蓋体17は上方、つまりは開放位置へ回動されるように、常時付勢力を付与されている。なお、蓋体17がスライドされる場合には、前記スライドガイド28によって蓋体17の回動が規制されるため、ターン補助具は、ねじりコイルばね38の弾性力を蓄積された状態に保持される。
次に、前記コンソールボックス14の作用について説明する。
さて、図2に示したように、コンソールボックス14が不使用の状態で、蓋体17は開口部19の全部を覆う閉塞位置に配置されており、該開口部19は完全に閉塞された全閉塞状態となっている。この状態からコンソールボックス14を使用する場合、車両の搭乗者(操作者)は、まず最初にプッシュボタン35を押圧し、ロックピン34による蓋体17の移動規制を解除する。次いで、操作者は、プッシュボタン35を押圧するときの操作力を利用しつつ、手動で蓋体17を後方へ押圧することにより、図3に示したように、蓋体17をボックス本体16に対して後方へスライドさせる。このとき、蓋体17がベースパネル22に対して移動されることにより、ドラム36から定荷重ばね37が巻き出しされるため、蓋体17をスライドさせる操作力を利用して、スライド補助具に弾性力が蓄積される。
スライド時の蓋体17は、スライドガイド28及びガイドピン32によって案内され、開口部19に対して後方へ位置ずれする。このとき、ねじりコイルばね38による上方への付勢力が蓋体17に常時加わっていることから、ガイドピン32は、スライドガイド28の内面に摺動される。このため、蓋体17のスライド時には、該摺動による負荷が蓋体17を介して操作者に伝えられる。その後、蓋体17をさらにスライドさせてガイドピン32がフリーガイド30に至った際、フリーガイド30及びガイドピン32によって案内された蓋体17は、その移動をスライドから回動へと徐々に変換される。このフリーガイド30によって蓋体17が案内されるとき、蓋体17の回動を規制しようとする力が弱まるため、操作者に伝えられる前記摺動による負荷も弱まる。
図4に示したように、ガイドピン32がフリーガイド30の中央を越えたとき、前記摺動による負荷が無くなる。このとき、操作者には、該負荷に代えて蓋体17を上方へ回動させようとする付勢力が伝えられるため、操作時の所謂「手応え」が急激に軽くなる。この「手応え」の変化を感知した操作者が蓋体17から手を離すと、図5に示したように、蓋体17は、ねじりコイルばね38に付勢され、ターンガイド29及びガイドピン32によって案内されつつ、自動で上方へ回動される。そして、上方へ回動されつつ開口部19から離間された蓋体17は、図6に示したように、ガイドピン32がストッパーガイド29aへ至ったとき、開口部19の全部から離間した開放位置に配置されており、該開口部19は完全に開放された全開放状態となる。この開放位置とされた蓋体17は、ストッパーガイド29aへガイドピン32が係止されるとともに、ねじりコイルばね38から付勢力が付与されることにより、開放位置で静止し、位置保持される。
蓋体17を開放位置としてコンソールボックス14を使用した後、蓋体17を再び閉塞位置とする場合、操作者は、まず蓋体17の先端を把持し、該蓋体17をねじりコイルばね38の付勢力に抗しつつ、手動で下方へ回動させる。このとき、蓋体17は、ターンガイド29及びガイドピン32によって案内され、開口部19へ接近するとともに、スライド補助具が定荷重ばね37による弾性力を蓄積された状態にあることから、同スライド補助具により前方へ向かうように付勢力を付与される。このため、ガイドピン32はターンガイド29の内面に摺動され、蓋体17の回動時には、該摺動による負荷が蓋体17を介して操作者に伝えられる。その後、蓋体17をさらに回動させてガイドピン32がフリーガイド30に至った際、フリーガイド30及びガイドピン32によって案内された蓋体17は、その移動を回動からスライドへと変換される。
図7に示したように、ガイドピン32がフリーガイド30の中央を越えたとき、前記摺動による負荷が無くなる。このとき、操作者には、該負荷に代えて蓋体17を前方へスライドさせようとする付勢力が伝えられるため、操作時の「手応え」が急激に軽くなる。この「手応え」の変化を感知した操作者が蓋体17から手を離すと、図3に示したように、蓋体17は、スライド補助具に付勢され、スライドガイド28及びガイドピン32によって案内されつつ、自動で前方へスライドされる。そして、前方へスライドされつつ開口部19に位置合わせされた蓋体17は、図2に示したように、開口部19の全部を覆う閉塞位置に配置されており、該開口部19は全閉塞状態となる。
なお、前記フリーガイド30の中央で操作者が蓋体17から手を離した場合、蓋体17は、スライド補助具により前方へスライドさせようとする、つまりは閉塞位置へ向かわせる付勢力と、ターン補助具により上方へ回動させようとする、つまりは開放位置へ向かう付勢力とが付与された状態となる。この場合、閉塞位置へ向かう付勢力と、開放位置へ向かう付勢力とは、互いに反対する方向へ加わる力となり、拮抗するため、蓋体17は、静止することとなる。即ち、フリーガイド30は、スライド補助具により蓋体17を閉塞位置へ滑動させようとする付勢力と、ターン補助具により蓋体17を開放位置へ回動させようとする付勢力とを拮抗させるための拮抗部を構成している。そして、この拮抗部を介してスライドガイド28及びターンガイド29を繋げるとともに、蓋体17を互いに反対方向へ付勢するスライド補助具及びターン補助具を設けることにより、蓋体17のスライドと、回動とを連続して行うための連続移動手段が構成される。
前記実施形態によって発揮される効果について、以下に記載する。
・ 実施形態のコンソールボックス14によれば、スライド機構とターン機構とを備える開閉装置が設けられている。このため、まずボックス本体16に対して蓋体17をスライドさせ、その後に蓋体17を回動させることにより、蓋体17の回動時における回動半径を小さくすることができる。なお、蓋体17をスライドのみさせて開口部19を大きく開口させる場合、該蓋体17がボックス本体16の後方へ大きく張り出すこととなり、該蓋体17が後席に干渉する等の問題を生じてしまう。また、スライド補助具を設けたことにより、閉塞位置とする場合の蓋体17のスライドを、電力を必要とすることなく自動で行うことができる。さらに、ターン補助具を設けたことにより、操作者にとって最も無理な体勢を強いるおそれのある開放位置とする場合の蓋体17の回動を、電力を必要とすることなく自動で行うことができる。従って、電力を必要とすることなく、蓋体17の開閉に係る操作性を好適なものとすることができる。
・ また、スライドガイド28及びターンガイド29を設けたことにより、ターン補助具及びスライド補助具により蓋体17を付勢した状態としても、付勢力の影響によるスライド中の蓋体17の回動及び回動中の蓋体17のスライドを規制することができる。このため、蓋体17を好適にスライド及び回動させることができる。
・ 従来はスライド補助具、ターン補助具等のような蓋体17の移動を付勢するものが存在しておらず、閉塞位置と開放位置との間で蓋体17の移動を規制装置で一旦止める等することにより、動きが切り替わる箇所を把握させていた。しかし、この従来の場合、閉塞位置と開放位置との間、つまりは開口部19が一部閉塞又は開放された半閉塞位置又は半開放位置で蓋体17を操作する度に規制装置を解除しなければならず、操作性に劣る。本実施形態のコンソールボックス14は、スライドガイド28とターンガイド29の間に、拮抗部としてフリーガイド30を設けたことにより、蓋体17の移動時にスライド補助具による付勢力とターン補助具による付勢力とを互いに相殺することができるようになる。そのため、蓋体17の移動を一旦止める等せずとも、付勢力が互いに相殺されることによる手応えの軽減等から、スライドから回動、或いは回動からスライドへ蓋体17の動きが切り替わる箇所を容易に把握することができる。
・ また、スライド補助具及びターン補助具と、スライドガイド28及びターンガイド29と、フリーガイド30とを組み合わせることにより、連続移動手段が設けられている。そのため、蓋体17の移動を途中で一旦停止させる等せずとも、スライドから回動、或いは回動からスライドという蓋体17の連続移動を実現させ得ることができ、操作性の向上を図ることができる。
・ 例えば、前記操作装置として、上方へ引き起こす操作形態のレバーとした場合、このレバーの操作方向に基づき、操作者が蓋体17を上方へ回動させようとするおそれがある。本実施形態のコンソールボックス14は、操作装置として、プッシュボタン35を設け、その操作方向と蓋体17のスライド方向とを揃えたことにより、蓋体17の動きを容易に把握させることができる。このため、蓋体17の移動操作時における間違いの発生を抑制することができ、操作性のさらなる向上を図ることができる。
(変更例)
なお、前記実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ プッシュボタン35は、蓋体17の前端に限らず、上面に設けたり等してもよい。また、蓋体17の上面に設ける場合、蓋体17のスライド方向へ引っ張る等して操作するレバー等としてもよい。さらには、ボタン、レバー等に限らず、蓋体17自身を押圧して規制装置による規制を解除する構成等とすることにより、蓋体17を操作装置としてもよい。加えて、規制装置による規制を解除する機能のみ付与し得る、既存のボタン、レバー等を設けてもよい。
・ スライドガイド28とターンガイド29とを離間して配置する、蓋体17の動きが切り替わる部位で前記規制装置により蓋体17の移動を規制する等の構成とすることにより、蓋体17のスライドと回動とを断続的に行ってもよい。
・ 例えば、フリーガイド30の形状をL字状、へ字状等とすることにより、拮抗部を省略して構成してもよい。
・ スライドガイド28、ターンガイド29等によらずとも、例えば前記ドラム36をロックするロック機構を設ける等して、スライド補助具又はターン補助具の付勢力に抗するように構成してもよい。
・ 前記スライド補助具において、定荷重ばね37の他端を蓋体17の前端に固着する等して、該スライド補助具により蓋体17を、開放位置とする場合のスライド時に付勢するように構成してもよい。このように構成した場合、開放位置とする場合の蓋体17の操作を全自動とすることができる。
・ スライド補助具は、蓋体17のスライド時に付勢力を付与可能であれば、合成ゴム等の弾性体、圧縮ばね、板ばね、コイルスプリング等により構成してもよい。また、ターン補助具は、蓋体17の回動時に付勢力を付与可能であれば、合成ゴム等の弾性体、圧縮ばね、板ばね、コイルスプリング、定荷重ばね等により構成してもよい。
・ 車両用収納ボックスは、実施形態のコンソールボックス14に限らず、後席に設けられるリアコンソールボックスとしてもよく、他にインストルメントパネル11に設けられるグローブボックス等の各種小物入れとしてもよい。
(a)は車室内のコンソール周辺の斜視図、(b)はコンソールボックスを示す斜視図。 実施形態のコンソールボックスで開口部を閉塞した状態を示す側面簡略図。 コンソールボックスにおいて蓋体がスライドする状態を示す側面簡略図。 蓋体の動作がスライドから回動へ移行する状態を示す側面簡略図。 コンソールボックスにおいて蓋体が回動する状態を示す側面簡略図。 実施形態のコンソールボックスで開口部を開放した状態を示す側面簡略図。 蓋体の動作が回動からスライドへ移行する状態を示す側面簡略図。
符号の説明
14…車両用収納ボックスとしてのコンソールボックス、16…ボックス本体、17…蓋体、19…開口部、21…スライド機構及びターン機構を構成するヒンジ体、22…スライド機構を構成するベースパネル、23…ターン機構を構成する軸支体、24…ターン機構を構成する回動軸、25…スライド機構を構成するスライドピン、28…スライドガイド手段を構成するスライドガイド、29…ターンガイド手段を構成するターンガイド、30…拮抗部を構成するフリーガイド、31…スライドガイド手段及びターンガイド手段を構成するガイドアーム、31…スライドガイド手段及びターンガイド手段を構成するガイドピン、33…規制装置を構成するロックアーム、34…規制装置を構成するロックピン、35…操作装置を構成するプッシュボタン、36…スライド補助具を構成するドラム、37…スライド補助具を構成する定荷重ばね、38…ターン補助具を構成するねじりコイルばね。

Claims (5)

  1. ボックス本体と、該ボックス本体に設けられた開口部と、該開口部を覆うように前記ボックス本体に取付けられた蓋体とを備え、前記蓋体を前記ボックス本体に対し、前記開口部が開放される開放位置と前記開口部が閉塞される閉塞位置との間で移動させるための開閉装置が設けられた車両用収納ボックスであって、
    前記開閉装置は、前記開口部に対して前記蓋体を位置ずれ又は位置合わせさせるべく前記ボックス本体に対して前記蓋体を滑動させるためのスライド機構と、前記開口部に対して前記蓋体を離間又は接近させるべく前記ボックス本体に対して前記蓋体を回動させるためのターン機構とを備え、前記開放位置とする場合に前記蓋体を前記スライド機構によって滑動させた後で前記ターン機構によって回動させ、前記閉塞位置とする場合に前記蓋体を前記ターン機構によって回動させた後で前記スライド機構によって滑動させるものであり、
    前記スライド機構は、前記蓋体を前記閉塞位置又は前記開放位置へ滑動させるべく前記蓋体に付勢力を付与するためのスライド補助具を有しており、前記ターン機構は、前記蓋体を前記開放位置へ回動させるべく前記蓋体に付勢力を付与するためのターン補助具を有していることを特徴とする車両用収納ボックス。
  2. 前記開閉装置は、前記ターン補助具による付勢力に抗しつつ、前記蓋体の滑動を案内するためのスライドガイド手段と、前記スライド補助具による付勢力に抗しつつ、前記蓋体の回動を案内するためのターンガイド手段とを有していることを特徴とする請求項1に記載の車両用収納ボックス。
  3. 前記スライド補助具は、前記蓋体を前記閉塞位置へ滑動させるべく前記蓋体に付勢力を付与するためのものであり、前記開閉装置は、前記スライド補助具により前記蓋体を前記閉塞位置へ滑動させようとする付勢力と、前記ターン補助具により前記蓋体を前記開放位置へ回動させようとする付勢力とを拮抗させるための拮抗部を有していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用収納ボックス。
  4. 前記開閉装置は、前記開放位置と前記閉塞位置との間で、前記スライド機構による前記蓋体の滑動と、前記ターン機構による前記蓋体の回動とを連続して行うための連続移動手段を有していることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一項に記載の車両用収納ボックス。
  5. 前記閉塞位置で前記ボックス本体に対する前記蓋体の移動を規制する規制装置と、該規制装置を操作して前記規制を解除する操作装置とが設けられており、該操作装置の操作方向が前記開放位置とする場合の前記蓋体の滑動方向と同方向であることを特徴とする請求項1から請求項3のうち何れか一項に記載の車両用収納ボックス。
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