JP2001336335A - 蓋体開閉支持機構 - Google Patents

蓋体開閉支持機構

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JP2001336335A
JP2001336335A JP2000159434A JP2000159434A JP2001336335A JP 2001336335 A JP2001336335 A JP 2001336335A JP 2000159434 A JP2000159434 A JP 2000159434A JP 2000159434 A JP2000159434 A JP 2000159434A JP 2001336335 A JP2001336335 A JP 2001336335A
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lid
guide hole
opening
shaft
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Takahide Ichimaru
貴秀 一丸
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N3/00Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for
    • B60N3/10Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for of receptacles for food or beverages, e.g. refrigerated
    • B60N3/102Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for of receptacles for food or beverages, e.g. refrigerated storable or foldable in a non-use position
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/75Arm-rests
    • B60N2/79Adaptations for additional use of the arm-rests
    • B60N2/793Adaptations for additional use of the arm-rests for use as storage compartments

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2軸回動式の蓋体開閉支持機構において、蓋
体開閉動作時の摩擦抵抗を低減化して、グリース等の潤
滑剤を用いる必要なくスムーズな開閉操作を行うことが
でき、グリースを廃止することを可能とすることを目的
とする。 【解決手段】 第2スライド軸32とガイド孔12内面
との摩擦係数をμ、回動軸11と第1スライド軸31と
を結ぶ線Dと、回動軸11と第2スライド軸32とを結
ぶ線Cとのなす角をαとした場合、α≧2μtan-1
る式を満足するように、回動軸11、第1スライド軸3
1及び第2スライド軸32を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小物入れ、カップ
ホルダーなどの車載内装用容器の開口部を開閉する蓋体
を開閉する機構として好適に用いられる蓋体開閉支持機
構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から自動車のセンターコンソール等
にカップホルダーや小物入れ等の容器を設定することが
行なわれており、このような容器に、その開口部を開閉
する蓋体を設けることも行われている。
【0003】このような容器に設けられる蓋体として
は、その一端縁部が容器本体の一端縁部に回動可能に取
り付けられたフラップ式に開閉するものが一般的であ
り、このため、蓋体の開閉に伴う蓋体先端の回動軌道に
対応する分だけ、容器本体上方にスペースを確保する必
要があり、また、蓋体が容器本体に対して全開状態の際
に蓋体が位置するためのスペースを容器本体の一端側に
確保する必要がある。このため、蓋体を有する従来の容
器は、スペースが限られた自動車内では設置場所を確保
することが容易でなかった。
【0004】そこで、このような問題点を解決するため
に、図1〜3に示す蓋体開閉支持機構が提案されている
(特開平8−156698号公報)。この蓋体開閉支持
機構は、図1,2に示されているように、容器本体1の
外側面に突設した回動軸11に回動部材2を軸支し、こ
の回動部材2の回動軌跡に沿って円弧状に形成されたガ
イド孔12と、このガイド孔12から外方に分岐する分
岐孔13とを上記容器本体1の側面に穿設し、蓋体3の
両側部(図では一方のみ表示)に設けた第1スライド軸
31を、容器本体1の内側から上記ガイド孔12を挿通
して上記回動部材2に軸着し、更に上記蓋体3の両側部
(図では一方のみ表示)に上記第1スライド軸31と並
設された第2スライド軸32を、上記容器本体1の内側
から上記ガイド孔12を挿通して上記回動部材2に設け
られた切り込み溝21に挿入したものである。なお、蓋
体3は、上記ガイド孔12と上記回動軸11との間に存
して設けられた突起14と上記第2スライド軸32との
間に取り付けられたトーションバネsにより付勢された
状態となっている。
【0005】この蓋体開閉支持機構による蓋体3の開閉
動作は、図3に示した通りである。上記蓋体3で上記容
器本体1の開口部が閉じられた閉状態では、図3(A)
に示されているように、上記第1スライド軸31が上記
ガイド孔12の一端限(図中、左上限)に位置すると共
に、上記第2スライド軸32が上記分岐孔13の先端部
に位置し、この状態で上記トーションバネs(図3では
図示せず、以下同様)により蓋体3が閉方向に付勢さ
れ、閉状態が保持されている。
【0006】この閉状態から上記蓋体3を上記トーショ
ンバネsの付勢力に抗して開方向(図3中上方右側)に
回動させることにより、図3(B)に示されているよう
に、まず該蓋体3が上記第1スライド軸31を中心に所
定角度回動して、上記第2スライド軸32が上記分岐孔
13の先端部から上記ガイド孔12へと移動し、次い
で、図3(C)に示されているように、上記第1スライ
ド軸31及び上記第2スライド軸32が上記ガイド孔1
2を他端側(図中、右下側)へと移動すると共に、これ
らと共に上記回動部材2が上記回動軸11を中心に回動
し、蓋体3がこの回動軸11を中心に開方向へと回動
し、図3(D)に示されているように、上記第2スライ
ド軸32がガイド孔12の他端限に当接してスライド限
(蓋体の回動限)となり、上記容器本体の開口部が開放
する。この場合、図3(B)から図3(D)までの動作
時には、上記トーションバネsの付勢力が、蓋体3を開
方向へと回動させる方向に作用し、この付勢力により自
動的に蓋体が回動すると共に、図3(D)の全開状態が
保持される。
【0007】また、蓋体3を図3(D)の開状態から閉
じる場合には、この開状態にある蓋体3を閉方向(図
中、左上側)へと上記トーションバネsの付勢力に抗し
て回動させることにより、図3(C)に示されているよ
うに、まず上記第1スライド軸31及び上記第2スライ
ド軸32が上記ガイド孔12を一端側へと移動すると共
に、これらと共に上記回動部材2が上記回動軸11を中
心に回動して、蓋体3がこの回動軸11を中心に所定角
度回動し、図3(B)に示されているように、上記第1
スライド軸31が上記ガイド孔12の一端限に達する
と、図3(A)に示されているように、上記第2スライ
ド軸32がガイド孔12から上記分岐孔13へと進入し
て該分岐孔13の先端側へと移動し、蓋体3が上記第1
スライド軸31を中心に回動して、容器本体1の開口部
を閉塞する。この場合、図3(B)から図3(A)まで
の動作時は、上記トーションバネsの付勢力が、蓋体3
を閉方向へと回動させる方向に作用し、この付勢力によ
り自動的に蓋体が回動すると共に、この付勢力により図
3(A)の閉状態が保持される。
【0008】このように、この蓋体開閉支持機構は、蓋
体3を回動させる回動軸として、上記第1スライド軸3
1と上記回動軸11との2軸を用いたことにより、蓋体
3の開閉に必要なスペースを小さくし、自動車の車内で
容器の設置場所を容易に確保することができるように工
夫したものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この蓋
体開閉支持機構は、蓋体3の開閉操作時に、上記第2ス
ライド軸32とガイド孔12との間に大きな摩擦が生じ
ることとなる。即ち、蓋体3を開く際には、図4に示し
たように、蓋体3に加えられる開方向の力F1の反作用
が、第1スライド軸31を中心にして第2スライド軸3
2を図中A1方向へと回動させるように作用し、第2ス
ライド軸32はガイド孔12の下側内周面に押し付けら
れながらガイド孔12内を摺動し、一方、蓋体3を閉じ
る際には、蓋体3に加えられる閉方向の力F2の反作用
が、第1スライド軸31を中心にして第2スライド軸3
2を図中B1方向へと回動させるように作用し、第2ス
ライド軸32はガイド孔12の上側内周面に押し付けら
れながらガイド孔12内を摺動することとなる。このた
め、蓋体3の開閉操作時には、蓋体3には大きな操作負
荷が加えられることとなり、蓋体3を手で回動させる際
に、ゴリゴリ感やゴツゴツ感が生じたり、上記トーショ
ンバネsの付勢による回動時にスムーズな動作が得られ
ない場合がある。
【0010】このため、この開閉支持機構では、上記第
2スライド軸32又はガイド孔12内周面に潤滑用のグ
リースを塗布して両者間の摩擦抵抗を低減化する必要が
あり、これが容器本体1に対する蓋体3の組付作業を煩
雑化すると共に、コストの増大を招くことにもなってい
る。また、このグリースにより周囲を汚す虞もある。
【0011】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、上記2軸回動式の蓋体開閉支持機構において、蓋体
開閉動作時の摩擦抵抗を低減化して、グリース等の潤滑
剤を用いる必要なくスムーズな開閉操作を行うことがで
き、グリースを廃止することを可能とすることを目的と
する。
【0012】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者は、上記目的を達成するため、上記2軸回動式の
蓋体開閉支持機構による蓋体開閉動作時の力学的考察を
行ったところ、上記回動軸11、第1スライド軸31及
び第2スライド軸32の配置関係を適正化することによ
り、蓋体開閉動作時の上記第2スライド軸32とガイド
孔12との摩擦抵抗を効果的に低減化することができ、
その設定によってはグリース等の潤滑剤を用いることな
くスムーズな開閉動作を達成し得ることを見出した。
【0013】即ち、図4において、蓋体3を閉方向に回
動させる荷重F2を入力すると、第1スライド軸31に
は図中A2方向に荷重がかかり、第2スライド軸32に
は図中B1の荷重がかかることとなる。このとき、第2
スライド軸32とガイド孔12との摩擦係数μは、摩擦
角の公式から、 μ=tanθ (この場合、θは、回動軸11と第2スライド軸32と
を結ぶ直線Cと上記荷重方向B1とのなす角度)で表さ
れ、上記θは、 θ=μtan-1 で表される。このとき、回動軸11と第1スライド軸3
1とを結ぶ直線Dと、回動軸11と第2スライド軸32
とを結ぶ直線Cとのなす角度αを上記θの2倍以上、即
ち α≧2μtan-1 を満足するように上記回動軸11、第1スライド軸31
及び第2スライド軸32の配置を設定することにより、
ゴリゴリ感やゴツゴツ感を生じることなくスムーズに蓋
体3が回動し、トーションバネ等の付勢手段により蓋体
3を回動させる場合にも非常にスムーズに動作し、グリ
ースの使用を廃止することも可能となることを見出し
た。
【0014】例えば、上記第2スライド軸31が金属か
らなり、上記スライド孔12(容器本体1)がアクリロ
ニトリル−ブタジエン−スチレン(ABS)樹脂からな
る場合、上記摩擦係数μは約0.4であり、 2μtan-1=43.6 となる。従って、この場合、上記角度αが43.6度以
上、現実的には44度以上となるように上記回動軸1
1、第1スライド軸31及び第2スライド軸32の配置
を設定することにより、極めてスムーズな蓋体3の回動
操作がグリースを使用することなく得られるものであ
る。なお、この場合、より好ましい角度αの値は、50
度である。
【0015】従って、本発明は、容器等の被開閉体外側
面に設けられた回動軸と、該回動軸に軸支され、上記被
開閉体の外側面に沿って回動する回動部材と、この回動
部材の回動運動の軌跡に沿って、上記容器本体の側面に
穿設された円弧状のガイド孔と、該ガイド孔から分岐し
て穿設された分岐孔と、上記被開閉体の開口部を開閉す
る蓋体に設けられ、上記被開閉体の内側から上記ガイド
孔を通して、上記回動部材に軸支された第1スライド軸
と、上記蓋体に設けられ、上記被開閉体の内側から上記
ガイド孔に挿入された第2スライド軸とを具備し、上記
蓋体で上記被開閉体の開口部を閉じた閉状態では、上記
第1スライド軸が上記ガイド孔の一端限に位置すると共
に、上記第2スライド軸が上記分岐孔の先端部に位置
し、この閉状態から上記蓋体を開方向に回動させること
により、まず該蓋体が上記第1スライド軸を中心に所定
角度回動して、上記第2スライド軸が上記分岐孔先端部
から上記ガイド孔へと移動し、次いで上記第1スライド
軸及び上記第2スライド軸が上記ガイド孔を他端側へと
移動すると共に、これらと共に上記回動部材が上記回動
軸を中心に回動し、蓋体がこの回動軸を中心に回動して
上記被開閉体の開口部が開放し、また、この開状態にあ
る蓋体を閉方向へと回動させることにより、まず上記第
1スライド軸及び上記第2スライド軸が上記ガイド孔を
一端側へと移動すると共に、これらと共に上記回動部材
が上記回動軸を中心に回動して、蓋体がこの回動軸を中
心に所定角度回動し、上記第1スライド軸が上記ガイド
孔の一端限に達した後、上記第2スライド軸がガイド孔
から上記分岐孔へと進入して該分岐孔の先端側へと移動
し、蓋体が上記第1スライド軸を中心に回動して、上記
被開閉体の開口部を閉塞するように構成された蓋体開閉
支持機構において、上記第2スライド軸と上記ガイド孔
内面との摩擦係数をμ、上記回動軸と上記第1スライド
軸とを結ぶ線と、上記回動軸と上記第2スライド軸とを
結ぶ線とのなす角をαとした場合、α≧2μtan-1
る式を満足するように、上記回動軸、第1スライド軸及
び第2スライド軸を設けたことを特徴とする蓋体開閉支
持機構を提供するものである。
【0016】なお、本発明は、グリースの使用を廃止す
ることが可能なものであるが、グリース等の潤滑剤を用
いた使用形態を本発明から除外するものではなく、グリ
ース等の潤滑剤を用いる場合にも、上記回動軸11、第
1スライド軸31及び第2スライド軸32の配置設計を
適正化することができるものである。
【0017】即ち、例えば、上述した金属製の第2スラ
イド軸32とABS樹脂製のスライド孔12(容器本体
1)の組み合わせにおいて、潤滑剤としてグリースを用
いて上記摩擦係数μを約0.1とした場合には、2μt
an-1=11.4となり、上記角度αを11.4度以
上、現実的には12度以上とすることにより、蓋体3の
スムーズな回動動作が得られ、この場合には第1スライ
ド軸31と第2スライド軸32との2軸間距離をより狭
く設定することができ、設計の自由度が広がることがわ
かる。本発明では、この設計の自由度を明確に把握する
ことができるものである。
【0018】また、上記第2スライド軸32とスライド
孔12(容器本体1)の材質は、上記金属とABS樹脂
の組み合わせに限定されるものではなく、金属同士、合
成樹脂同士、又は異なる合成樹脂の組み合わせであって
もよい。
【0019】更に、ここまで車載用のカップホルダーや
小物入れなどの容器の蓋体の開閉支持機構として説明し
たが、本発明開閉支持機構はこれに限定されず、種々の
被開閉体の開口部を開閉する蓋体に用いることができ
る。
【0020】更にまた、蓋体3を付勢するトーションバ
ネs(付勢手段)は省略してもよく、容器本体1(被開
閉体)、回動体2、蓋体3、などの形状や構成も上記図
1〜4に制限されるものではなく、本発明の要旨の範囲
内で適宜変更することができる。
【0021】
【実施例】次に、本発明の実施例を示し、本発明の効果
をより具体的に示す。上述の図4に示した蓋体開閉支持
機構を構成し、第1スライド軸31と第2スライド軸3
2の相対的形成位置を種々変更して、上記角度αの異な
る種々の設定により、グリースを用いることなく蓋体3
の開閉動作を評価する実験を行った。結果を図5に示
す。
【0022】なお、上記第1スライド軸31と第2スラ
イド軸32には金属製の軸棒を用い、容器本体1(スラ
イド孔12を含む)及び蓋体3はABS樹脂で形成し
た。従って、摩擦係数μは約0.4であり、2μtan
-1は43.6である。
【0023】図5に示されているように、角度αが44
度以上となる設定領域では、操作荷重が少なく、またゴ
リゴリ感もなく回動動作もスムーズであり、グリースを
使用する必要のないことが確認された。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の蓋体開閉
支持機構によれば、設置スペースの省スペース化を図る
ことができる2軸回動式の蓋体開閉支持機構において、
軸の配置形態を容易に適正化し得、スムーズな開閉動作
を確実に達成することができ、グリース等の潤滑剤の使
用を廃止することが可能である。従って、グリース等の
塗布工程を廃止してコストの削減を図ることができると
共に、グリースによる周囲の汚損発生も確実に防止する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】2軸回動式蓋体開閉支持機構を用いた容器の一
例を示す側面図である。
【図2】同容器の2軸回動式蓋体開閉支持機構部を示す
部分拡大図である。
【図3】同開閉支持機構部の動作を順次説明する説明図
である。
【図4】同開閉機構部の力学的関係、及び本発明の設定
条件を説明する説明図である。
【図5】実施例で行った実験結果を示すグラフである。
【符号の説明】
1 容器本体(被開閉体) 11 回動軸 12 ガイド孔 13 分岐孔 14 突起 2 回動部材 21 切り込み溝 3 蓋体 31 第1スライド軸 32 第2スライド軸 s トーションバネ(付勢手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器等の被開閉体外側面に設けられた回
    動軸と、該回動軸に軸支され、上記被開閉体の外側面に
    沿って回動する回動部材と、この回動部材の回動運動の
    軌跡に沿って、上記容器本体の側面に穿設された円弧状
    のガイド孔と、該ガイド孔から分岐して穿設された分岐
    孔と、上記被開閉体の開口部を開閉する蓋体に設けら
    れ、上記被開閉体の内側から上記ガイド孔を通して、上
    記回動部材に軸支された第1スライド軸と、上記蓋体に
    設けられ、上記被開閉体の内側から上記ガイド孔に挿入
    された第2スライド軸とを具備し、上記蓋体で上記被開
    閉体の開口部を閉じた閉状態では、上記第1スライド軸
    が上記ガイド孔の一端限に位置すると共に、上記第2ス
    ライド軸が上記分岐孔の先端部に位置し、この閉状態か
    ら上記蓋体を開方向に回動させることにより、まず該蓋
    体が上記第1スライド軸を中心に所定角度回動して、上
    記第2スライド軸が上記分岐孔先端部から上記ガイド孔
    へと移動し、次いで上記第1スライド軸及び上記第2ス
    ライド軸が上記ガイド孔を他端側へと移動すると共に、
    これらと共に上記回動部材が上記回動軸を中心に回動
    し、蓋体がこの回動軸を中心に回動して上記被開閉体の
    開口部が開放し、また、この開状態にある蓋体を閉方向
    へと回動させることにより、まず上記第1スライド軸及
    び上記第2スライド軸が上記ガイド孔を一端側へと移動
    すると共に、これらと共に上記回動部材が上記回動軸を
    中心に回動して、蓋体がこの回動軸を中心に所定角度回
    動し、上記第1スライド軸が上記ガイド孔の一端限に達
    した後、上記第2スライド軸がガイド孔から上記分岐孔
    へと進入して該分岐孔の先端側へと移動し、蓋体が上記
    第1スライド軸を中心に回動して、上記被開閉体の開口
    部を閉塞するように構成された蓋体開閉支持機構におい
    て、上記第2スライド軸と上記ガイド孔内面との摩擦係
    数をμ、上記回動軸と上記第1スライド軸とを結ぶ線
    と、上記回動軸と上記第2スライド軸とを結ぶ線とのな
    す角をαとした場合、α≧2μtan-1なる式を満足す
    るように、上記回動軸、第1スライド軸及び第2スライ
    ド軸を設けたことを特徴とする蓋体開閉支持機構。
  2. 【請求項2】 上記第2スライド軸を上記ガイド孔の外
    方へと付勢する付勢手段を具備し、その付勢力により上
    記蓋体の閉状態及び開状態を保持すると共に、開閉時に
    は蓋体の所定角度以上の回動動作を付勢するように構成
    した請求項1記載の蓋体開閉支持機構。
  3. 【請求項3】 上記ガイド孔の内面がアクリロニトリル
    −ブタジエン−スチレン(ABS)樹脂で形成されてい
    ると共に、上記第2スライド軸が金属で形成されてお
    り、上記α値が44度以上である請求項1又は2記載の
    蓋体開閉支持機構。
  4. 【請求項4】 上記被開閉体が、小物入れ、カップホル
    ダーなどの車載内装用の容器である請求項1〜3のいず
    れか1項に記載の蓋体開閉支持機構。
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