JP2009067104A - コンソールボックス - Google Patents

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正光 塩野
Manabu Koarai
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Abstract

【課題】構造の複雑化や部品点数の増加を招くことなく、コンソールリッドの前後スライド操作と回動操作を誤操作なく得ることのできることのできるコンソールボックスを提供する。
【解決手段】コンソールリッド4を、ボックス本体に回動可能にヒンジ結合されるリッドベース5と、リッドベース5に前後スライド可能に係止されるリッドカバー6とから構成する。リッドカバー6の回動をロックする回動ロック機構と、リッドカバー6に回動可能に取り付けられて回動ロック機構を解除する操作レバー8を設ける。操作レバー8は上方側から手をかけた引き起こし操作によって回動ロック機構を解除する。操作レバー8の把持部22の下端22cを、回動ロック機構の解除前の状態で、操作レバー8の回動軸23よりも下方に位置されるように設定する。
【選択図】図9

Description

この発明は、車室内に設置されて内部に小物等を収納するコンソールボックスに関するものである。
車室内の左右のシート間に設置されるコンソールボックスは、物品収納用の開口を有するボックス本体に、ボックス本体の開口を覆うコンソールリッドが回動可能に取り付けられている。この種のコンソールリッドは、シートに着座した乗員の肘部に近接した位置に配置されるため、コンソールリッドがアームレストとして利用されたり、カップホルダの収納部として利用されたりすることがある。この場合、コンソールリッドは、ボックス本体の開口を開閉するための回動操作だけでなく、前後方向にスライドできることが望まれる。
そこで、従来、コンソールリッドを回動操作とともに前後方向にスライドできるようにしたコンソールボックスが案出されている(例えば、特許文献1参照)。
このコンソールボックスは、コンソールリッドが、ボックス本体に回動可能に支持されるリッドベースと、このリッドベースに前後スライド可能に係止されるリッドカバーを備えた構成とされ、リッドカバーの前後スライドとリッドベースの回動がロック機構によってロックされるようになっている。また、コンソールリッドの前端部には、乗員が上方側から手をかけて引き起こし操作できる操作レバーが設置され、その操作レバーの引き起こし操作によってロック機構を解除し得るようになっている。
特開平6−99775号公報
しかし、この従来のコンソールボックスは、操作レバーの引き起こし操作によってコンソールリッドの前後スライド動作と回動動作のロックが解除される構造となっているため、操作レバーに手をかけたままコンソールリッドを前後方向にスライドさせようとすると、僅かな力の入れ具合によってコンソールリッドが回動して開いてしまうことがあり、操作性の面で改善点が残っている。
また、この対策として、コンソールリッドの前後スライド動作のロック機構と、回動動作のロック機構を設けるとともに、これらの各ロック機構に対応する解除用の操作レバーをそれぞれ設けることも考えられるが、この場合、部品点数の増加を来たすうえに構造が複雑になり、製品コストの高騰を招くことが懸念される。
そこでこの発明は、構造の複雑化や部品点数の増加を招くことなく、コンソールリッドの前後スライド操作と回動操作を誤操作なく得ることのできることのできるコンソールボックスを提供しようとするものである。
上記の課題を解決する請求項1に記載の発明は、上部に開口(例えば、後述の実施形態における開口2)を有するボックス本体(例えば、後述の実施形態におけるボックス本体3)に、前記開口を覆うコンソールリッド(例えば、後述の実施形態におけるコンソールリッド4)が取り付けられ、このコンソールリッドが、前記ボックス本体に回動可能にヒンジ結合されるリッドベース(例えば、後述の実施形態におけるリッドベース5)と、このリッドベースに前後スライド可能に係止されるリッドカバー(例えば、後述の実施形態におけるリッドカバー6)と、前記リッドカバーの回動をロックする回動ロック機構(例えば、後述の実施形態における回動ロック機構7)と、前記リッドカバーに回動可能に取り付けられ、上方側から手をかけた引き起こし操作によって前記回動ロック機構を解除する操作レバー(例えば、後述の実施形態における操作レバー8)と、を備えて成るコンソールボックスであって、前記操作レバーの把持部(例えば、後述の実施形態における把持部22)の下端を、前記回動ロック機構の解除前の状態で、前記操作レバーの回動軸(例えば、後述の実施形態における回動軸23)よりも下方に位置されるように設定したことを特徴とする。
これにより、コンソールリッドの回動によってボックス本体の開口を開く場合には、上方側から操作レバーの把持部に手をかけ、操作レバーを回動軸を中心として引き起こすことにより回動ロック機構を解除する。また、コンソールリッドを前後スライドさせる場合には、操作レバーの把持部に手をかけて前後方向に押し引きするようにコンソールリッドに力を加える。このとき、操作レバーの把持部の下端は操作レバーの回動軸よりも下方に位置されているため、意識的に上方に引き上げる操作を行わない限り、回動ロック機構は解除されることはない。
請求項1に記載の発明によれば、操作レバーの把持部の下端を、回動ロック機構の解除前の状態で、操作レバーの回動軸よりも下方に位置されるように設定して、上方側から把持した操作レバーを意識的に上方に引き上げる操作を行わない限り、回動ロック機構が解除されないようにしたため、構造の複雑化や部品点数の増加を招くことなく、コンソールリッドの前後スライド操作と回動操作を誤操作なく得ることができる。
以下、この発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明において、前後と上下については、特別に断らない限り、車両に対しての前後と上下を意味するものとする。
図1は、この発明にかかるコンソールボックス1の斜視図であり、図2は、このコンソールボックス1の分解斜視図である。このコンソールボックス1は、車室内の、例えば、運転席と助手席の間のフロアトンネル上に設置される。
コンソールボックス1は、上部に物品収納用の開口2を有する略直方体状のボックス本体3と、このボックス本体3の後端部側に回動可能に支持され、開口2の上部を開閉し得るように構成されたコンソールリッド4と、から構成されている。
コンソールリッド4は、ボックス本体3の後端部に回動可能にヒンジ結合され、ボックス本体3の開口2の後端部から前方側のほぼ8割の領域を覆うリッドベース5と、このリッドベース5に前後スライド可能に取り付けられ、リッドベース5の上方側でボックス本体3の開口2の全域を覆うリッドカバー6と、開口2を閉じた状態でボックス本体3に対する回動をロックする回動ロック機構7と、この回動ロック機構7のロックを解除する操作レバー8と、を備えている。リッドカバー6の上部側には、クッション材40(図9の断面図参照)が内装され、そのクッション材40を包み込むように上面側と周域が表皮材41によって覆われている。この実施形態のコンソールボックス1の場合、リッドカバー6は前後スライド可能なアームレストとして機能する。
図3,図4は、コンソールボックス1の一部を破断した側面図であり、図5は、一部を破断したコンソールリッド4の平面図である。また、図6は、図2のC−C断面に対応する断面図であり、図7は、図2のD部の拡大図、図8は、コンソールリッド4の背面側の斜視図である。
コンソールリッド4のリッドベース5は、リッドカバー6が初期スライド位置にあるときにその上面側をリッドカバー6によって覆われ、リッドカバー6が前方にスライド変位したときに外部に露出する後部露出壁9と、後部露出壁9に対して上面側が段差状に窪み、後部露出壁9から前方側に延出する延長壁10と、後部露出壁9の両側部から下方に延出する一対のヒンジアーム11と、を備え、両ヒンジアーム11がボックス本体3の両側壁にヒンジ軸12(回動軸)を介して上下方向に回動可能に支持されている。延長壁10の両側の側面には、前後方向に離間して断面略長方形状の一対のガイドブッシュ13が突設されている。
これらのガイドブッシュ13は、図3,図6に示すように、リッドカバー6の骨格部材20の内側側面に形成されたガイド溝14に摺動自在に嵌合されている。ガイド溝14は、図8にも示すように、リッドカバー6の前後方向に沿って形成され、ガイドブッシュ13に嵌合された状態において、リッドカバー6をリッドベース5に対して前後方向にスライド可能に案内するようになっている。
また、ボックス本体3の左右両側の側壁の上端部にはロック溝15を有するガイド壁16が突設されている。各ガイド壁16のロック溝15は外側側方に向かって開口し、ボックス本体3の前後方向に沿って横長に形成されている。各ロック溝15には、リッドカバー6側に取り付けられた後述するロックピン17が嵌入され、このロックピン17とロック溝15とがコンソールリッド4の回動をロックする回動ロック機構7を構成している。なお、各ガイド壁16の外側寄りの上縁部にはロック溝15の開口方向に向かって傾斜するテーパ面16a(図6参照)が形成されている。
リッドカバー6の前端部の幅方向略中央位置には切欠き部21が設けられ、その切欠き部21内に操作レバー8の把持部22が配置されている。操作レバー8は切欠き部21を成す両側の側壁によって上下方向に回動可能に支持されている。なお、図中23は、操作レバー8の回動軸を示す。また、リッドカバー6の骨格部材20は、図6,図8に示すように、下面中央側が凹状に形成され、その凹状部を成す両側の側壁の上部領域に前述したガイド溝14が設けられるとともに、ガイド溝14よりも下方側に前述したロックピン17が進退自在に嵌入される貫通孔24が形成されている。ロックピン17は、骨格部材20の側壁の外側面側に配置される従動カム片25の下端近傍に突設されており、従動カム片25の変位に応じて貫通孔24内を進退作動するようになっている。従動カム片25は、骨格部材20の外側面に突設されたガイド突起26に進退自在に支持されるとともに、図示しない付勢ばねによって常時幅方向内側に付勢されている。また、この従動カム片25の前端部には、基端から先端側に向かって幅方向外側に傾斜するカム面25aが形成されている。
一方、リッドカバー6の骨格部材20の前縁部の上面には、図2,図5に示すように、操作レバー8の前端部の引き起こし変位を、従動カム片25の幅方向外側への押し上げ変位に変換する平面視略コ字状のカムブロック27が配置されている。操作レバー8の回動軸23よりも後方側には幅方向外側に略T字状に延出する伝達片28が一体に形成されており、カムブロック27の前縁部には、伝達片28の両側の端部が当接するカム面29が形成されている。このカム面29は、前部側下方に向かって斜めに傾斜しており、操作レバー8の前端部が引き起こし操作されたときに、下方に向かう伝達片28の力を、カムブロック27全体を後退させる力に変換する。なお、カムブロック27は付勢スプリング30によって前方側に付設され、伝達片28とカム面29が常時当接するようになっている。
また、カムブロック27の左右両側の後縁部には、基端から先端側に向かって幅方向内側に傾斜するカム面31が形成されており、この各カム面31が前述した従動カム片25のカム面31に当接するようになっている。従動カム片25は、カムブロック27が前方側にあるときには幅方向内側の初期位置に位置されており、操作レバー8の前端部の引き起こし操作によってカムブロック27が後退すると、カムブロック27の各カム面25aによる押圧によって幅方向外側に押し上げられる。なお、従動カム片25と一体のロックピン17はこのとき貫通孔24を通して後退することになるが、ロックピン17の先端部はこのときボックス本体3側のロック溝15から完全に引き抜かれるように設定されている。
ここで、ロックピン17は、図6に示すように、先端部の下面側に緩やかに湾曲するテーパ面17aが形成され、付勢ばねで前方に付勢された状態でコンソールリッド4が閉じられるときに、このテーパ面17aがボックス本体3側のテーパ面16aに当接して後退方向に押し込まれるようになっている。このとき、ロックピン17の先端部は、ガイド壁16の縁部を乗り越えてロック溝15内に位置されると、付勢ばねの力によって突出状態に復帰してロック溝15内に嵌入される。また、ロックピン17の先端部の嵌合部寸法L1(外径)は、図6に示すように、ロック溝15の溝幅L2(溝高さ)に比較して充分に小さくなるように設定されている。したがって、ロックピン17の先端部は、コンソールリッド4の閉操作時にロック溝15内に容易に係合される。
また、リッドベース5の延長壁10の両側面には、図2,図4に示すように、中央部に円弧状のばね付勢部33aを備えた板ばね33(付勢手段)が取り付けられている。この各板ばね33は、前後の一対のガイドブッシュ13,13のほぼ中間位置に配置され、ばね付勢部33aがボックス本体3側の各ガイド壁16の上端面に対向している。各板ばね33のばね付勢部33aは、コンソールリッド4が閉じられて対向するガイド壁16の上端面に当接することにより、コンソールリッド4に開き方向のばね反力を付与する。また、このばね付勢部33aの開き方向のばね反力の付与によって、ロックピン17がロック溝15の上壁面に当接する。そして、この各板ばね33は、金属材料によって形成され、その表面が摺動性の高い樹脂材料によってコーティングされている。
さらに、延長壁10の両側部の下面のうちの、板ばね33の設置部よりも前方側位置には、ボックス本体3側のガイド壁16の上端面に当接してコンソールリッド4の閉方向の過大変位を規制するゴム等の弾性部材から成るストッパ部材34(規制手段)が対向するガイド壁16との間で板ばね33の付勢力によって所定間隔を保ち得るように取り付けられている。なお、コンソールリッド4がロックピン17とロック溝15によってロックされたときにおけるストッパ部材34とガイド壁16の間の隙間は、ロック溝15とロックピン17の上下方向の隙間(L2−L1)よりも小さくなるように設定されている。したがって、これにより、コンソールリッド4が大きな力で閉じられたとき、あるいは、コンソールリッド4が下方向に押圧されたときに、ロックピン17がロック溝15を乗り越えてガイド壁16の下方領域側に噛み込んでしまうのを防止されている。
図9は、図1のA−A断面に対応する断面図であり、図10は、図9のF部の拡大断面図である。
これらの図に示すスように、回動ロック機構7を解除する操作レバー8の把持部22は、リッドカバー6の上面から前部側下方に向かって滑らかに傾斜する湾曲壁22aを有し、その湾曲壁22aが回動軸23を支持する左右両側の側壁22b(図8参照)に結合された構造とされている。この操作レバー8は、乗員が手の平を湾曲壁22aの上面側に被せ、指先を湾曲部22aの下端にかけて把持部22を上方側に引き起こすことによってロック解除操作が為されるようになっている。
また、乗員の指先が掛けられる把持部22の下端22cは、操作レバー8が操作されない初期状態において、回動軸23よりも下方に位置されるように設定されている。
以上のように構成されたこのコンソールボックス1は、コンソールリッド4が閉じられた初期状態においては、リッドカバー6の両側部に配置されたロックピン17が幅方向内側に突出し、その先端部がボックス本体3側のロック溝15に嵌合してロック状態を維持している。
この状態から乗員がリッドカバー6の上面に腕を載せ、操作レバー8の把持部22に上方から指先を掛けて操作部22を上方に引き上げると、操作レバー8の伝達片28が下方に変位し、このときカム面29を介してカムブロック27が後方に押し下げられる。こうして、カムブロック27が後退すると、カムブロック27の後端側のカム面31が両側の従動カム片25を幅方向外側に押し上げ、左右の各ロックピン17をボックス本体3側のロック溝15から後退させる。これにより、ロックピン17とロック溝15によるコンソールリッド4のロックが解除され、この後に乗員がコンソールリッド4の前端部側を持ち上げることにより、コンソールリッド4がヒンジ軸12を中心に回動することになる。なお、コンソールリッド4のリッドベース5とリッドカバー6は、ガイドブッシュ13とガイド溝14によって常時厚み方向で係止されているため、このとき、両者は一体となって回動操作される。
また、一度開かれたコンソールリッド4が閉じられる場合、リッドカバー6の両側のロックピン17が、これらの先端側のテーパ面17aにおいて両側のガイド壁16のテーパ面16aに当接する。この状態でコンソールリッド4の先端側がさらに押し込まれると、ロックピン17がテーパ面17aを介して後退方向に押圧され、ロックピン17の先端部がガイド壁16の縁部を乗り越えてロック溝15内に嵌入されるようになる。
ロックピン17の先端部がガイド壁16のテーパ面16aに当接した状態から上記のようにコンソールリッド4の先端側が押し込まれると、リッドカバー6の延長壁10の左右に取り付けられている板ばね33がばね付勢部33aにおいて対応するガイド壁16の上端面に当接するようになる。そして、板ばね33は、コンソールリッド4の先端側の押し込み量に応じてばね付勢部33aの反力が高まるため、ロックピン17がロック溝15に嵌入された状態では、コンソールリッド4(リッドカバー6)が開き方向に付勢力を受けることになる。したがって、ロックピン17がロック溝15内に一旦嵌入された後には、ロックピン17が板ばね33の力を受けてロック溝15の上壁に押し付けられる。
また、コンソールリッド4の先端側が上記のように押し込まれると、リッドカバー6の延長壁10の下面に取り付けられたストッパ部材34がガイド壁16の上端面に当接し、コンソールリッド4の過大な回動変位が弾性的に規制される。
また、コンソールリッド4が閉じられた状態で、リッドカバー6上に載せられた乗員の腕によってリッドカバー4に前後方向に力が加えられると、ガイドブッシュ13がガイド溝14内で摺動することにより、リッドカバー6がリッドベース5に対して前後方向にスライド変位するようになる。
このコンソールボックス1は、乗員の指先が掛けられる把持部22の下端22cが、操作レバー8が操作されない初期状態において、回動軸23よりも下方に位置されるように設定されているため、略水平方向に力を加えるリッドカバー4の前後スライド操作時には、把持部22に指先を掛けたままであっても意識的に上方に引き上げる操作を行わない限り、操作レバー8が誤ってロック解除方向に回動操作されることはない。
すなわち、操作レバー8の荷重入力点である把持部22の下端22cが回動軸23よりも下方に配置されることから、把持部22の下端22cに略水平方向のスライド操作力が加わっても、その操作力はロック解除方向と逆向きのモーメントとして操作レバー8に作用するのみであって、ロック解除方向のモーメントとして作用することはない。
したがって、このコンソールボックス1において、操作レバー8の把持部22を意識的に上方に引き上げない限り、回動ロック機構7が解除されることがないため、構造の複雑化や部品点数の増加を招くことなく、コンソールリッド4の前後スライド操作と回動操作を誤操作なく得ることができる。
なお、この発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。
この発明の一実施形態のコンソールボックスの斜視図。 同実施形態のコンソールボックスの分解斜視図。 同実施形態のコンソールボックスの一部を図2のA−A部分で破断した側面図。 同実施形態のコンソールボックスの一部を図2のB−B部分で破断した側面図。 同実施形態のコンソールリッド一部を破断した上面図。 同実施形態を示す図2のC−C断面に対応する断面図。 同実施形態を示す図2のD部に相当する拡大した斜視図。 同実施形態のコンソールリッドの背面側の斜視図。 図1のE−E断面に対応するコンソールリッドの断面図。 図9のF部を拡大した断面図。
符号の説明
1…コンソールボックス
2…開口
3…ボックス本体
4…コンソールリッド
5…リッドベース
6…リッドカバー
7…回動ロック機構
8…操作レバー
22…把持部
23…回動軸

Claims (1)

  1. 上部に開口を有するボックス本体に、前記開口を覆うコンソールリッドが取り付けられ、
    このコンソールリッドが、
    前記ボックス本体に回動可能にヒンジ結合されるリッドベースと、
    このリッドベースに前後スライド可能に係止されるリッドカバーと、
    前記リッドカバーの回動をロックする回動ロック機構と、
    前記リッドカバーに回動可能に取り付けられ、上方側から手をかけた引き起こし操作によって前記回動ロック機構を解除する操作レバーと、
    を備えて成るコンソールボックスであって、
    前記操作レバーの把持部の下端を、前記回動ロック機構の解除前の状態で、前記操作レバーの回動軸よりも下方に位置されるように設定したことを特徴とするコンソールボックス。
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