JP5117111B2 - 家庭用薄葉紙収納容器 - Google Patents

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Description

本発明は、ウェットシートやウェットティシュー等の家庭用薄葉紙を収納する家庭用薄葉紙収納容器に関する。
従来、家屋の床やトイレ、或いは人体などを拭くための家庭用薄葉紙を収納する家庭用薄葉紙収納容器が知られている。
この家庭用薄葉紙収納容器として、家庭用薄葉紙の取出口を有する容器本体と、この容器本体に回動自在に設けられて取出口を開放及び閉塞する蓋体と、この蓋体を回動させて取出口を開放させる操作を行う操作ボタン等から構成されたものが知られている。
また、上記の家庭用薄葉紙収納容器の場合、操作ボタンの誤操作により蓋体が回動して取出口が開放状態となってしまう虞があるため、操作ボタンの蓋体を回動させる操作を不可能とするロック部材を設けた家庭用薄葉紙収納容器が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2004−262461号公報 特開2001−146247号公報
しかしながら、上記特許文献1及び2に開示される家庭用薄葉紙収納容器等の場合、ロック部材が操作ボタンと別部材で設けられていることから、当該ロック部材や操作ボタンの構造が複雑化してしまい、コスト増を招いてしまうといった問題がある。
また、操作ボタンが容器本体に対して前後方向に移動(スライド)自在とされて、操作ボタンをその操作をロックするロック位置とアンロックするアンロック位置とに配置可能に構成された家庭用薄葉紙収納容器も開発されているが、かかる構成の場合、操作ボタンの回転軸部の周囲にスペースが必要となり、容器本体や蓋体との間に隙間が生じてがたついてしまうといった問題がある。
さらに、操作部をロックした際に、容器本体に対する当該操作部の回動は防止されるが、蓋体の開放動作を直接的に防止することはできず、例えば、蓋体を無理やりこじあけようとすると蓋体が開いてしまい、ロックを適正に行うことができないという問題があった。
そこで、本発明の課題は、より簡略な構造で操作部の回動に係る操作を禁止するとともに蓋体の開放動作を防止することができる家庭用薄葉紙収納容器を提供することである。
請求項に記載の発明は、
内側に家庭用薄葉紙を収納するとともに、前記家庭用薄葉紙の取出口を具備する容器本体と、前記容器本体に前記取出口を開閉するように回動自在に取り付けられた蓋体と、前記取出口を開状態とするために前記蓋体の一端部を跳ね上げる動作を行う操作部とを備える家庭用薄葉紙収納容器であって、
前記操作部は、
前記容器本体に対して回動自在に取り付けられ、当該回動の中心軸をなす回動軸部と、
前記回動軸部を中心とする当該操作部の回動により前記蓋体の一端部に接触して前記蓋体を跳ね上げる接触部とを有し、
前記容器本体は、前記回動軸部が取り付けられる長穴状の取付穴部を備え、
前記操作部は、前記回動軸部が前記取付穴部に沿って移動するように引き出されることで前記接触部が前記一端部に接触可能な接触位置に配置されるように構成され、
前記回動軸部が前記取付穴部に沿って移動するように前記操作部を押し込むことで、前記操作部又は容器本体の一方に設けられた係合部が、当該操作部又は容器本体の他方に設けられた被係合部に係合して前記回動軸部を中心とする前記操作部の回動と前記蓋体の回動とをともに規制する回動規制機構を備え、
前記係合部は、第1係合部と第2係合部とを備えるとともに、前記被係合部は、第1被係合部と第2被係合部とを備え、
前記回動規制機構は、
前記回動軸部が前記取付穴部に沿って移動するように押し込まれることで、前記第1係合部が前記第1被係合部に係合して前記回動軸部を中心とする前記操作部の回動を規制するとともに前記第2係合部が前記第2被係合部に係合して前記蓋体の回動を規制するように構成されていることを特徴としている。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の家庭用薄葉紙収納容器において、
前記接触部が、前記第1係合部を構成し、
前記容器本体に、
前記接触部を係合する前記第1被係合部としての凹部が設けられていることを特徴としている。
請求項に記載の発明は、請求項又はに記載の家庭用薄葉紙収納容器において、
前記第2係合部及び前記第2被係合部はともに凸部であり、
前記回動規制機構は、
前記第2係合部である操作部側凸部と前記第2被係合部である蓋体側凸部とが係合することで前記蓋体の回動を規制するように構成されていることを特徴としている。
請求項に記載の発明は、請求項又はに記載の家庭用薄葉紙収納容器において、
前記第2係合部は、前記操作部の上端部に設けられた操作部上端凸部であり、
前記第2被係合部は、
前記蓋体における前記操作部側の上縁部に設けられた段部であり、
前記回動規制機構は、
前記第2係合部である操作部上端凸部と前記第2被係合部である段部とが係合することで前記蓋体の回動を規制するように構成されていることを特徴としている。
請求項に記載の発明によれば、家庭用薄葉紙収納容器は、回動規制機構を備えることにより、回動軸部が取付穴部に沿って移動するように操作部を押し込むことで、該操作部又は容器本体の一方に設けられた係合部が、当該操作部又は容器本体の他方に設けられた被係合部に係合し、回動軸部を中心とする操作部の回動と蓋体の回動とをともに規制することができる。すなわち、回動軸部が取付穴部に沿って移動するように操作部を押し込むという簡略な構造で、操作部の回動に係る操作を禁止することができるとともに蓋体の開放動作を防止することができる。換言すれば、操作部という一つの部材を押し込むという簡略な構造により、一度の操作をもって、操作部の回動と蓋体の開放動作とを同時に規制することができる。また、その結果、接触部による蓋体の跳ね上げ動作を規制することができるため、蓋体の開放による容器本体内部の気密性の低下を防止することができる。さらに、操作部の操作を規制した状態で蓋体のみが開いてしまうという事態を防止することができる。
特に、回動規制機構は、回動軸部が取付穴部に沿って移動するように押し込まれることで、第1係合部が第1被係合部に係合して回動軸部を中心とする操作部の回動が規制されるとともに、第2係合部が第2被係合部に係合して蓋体の回動が規制される。すなわち、操作部という一つの部材を押し込むという簡易な構造により、一度の操作をもって第1係合部と第1被係合部、及び、第2係合部と第2被係合部とを同時に係合させることができる。従って、回動軸部を中心とする操作部の回動に係る操作と蓋体の開放動作とを、一つの係合部と被係合部とで規制する場合に比べてより確実に防止することができる。
請求項に記載の発明によれば、請求項に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、特に、回動規制機構は、第1係合部を構成する接触部と第1被係合部としての凹部とが係合することで、回動軸部を中心とする操作部の回動と蓋体の回動とがともに規制される。すなわち、第1係合部を構成する接触部が容器本体に設けられた第1被係合部としての凹部と係合することで、回動軸部を中心とする操作部の回動を確実に規制することができるとともに、この操作部に、第2係合部と第2被係合部との何れか一方が設けられていて、第1係合部及び第1被係合部が係合するのと同時にこれら第2係合部と第2被係合部とが係合することにより、蓋体の開放動作も確実に規制することができる。従って、第1係合部と第1被係合部、及び、第2係合部と第2被係合部とが係合した際に、容器本体の気密性が阻害されることをより確実に防止することができる。
さらに、接触部を容器本体の凹部と係合させる構成として、操作部の回動と蓋体の開放動作とを確実に防止できる構成としたことにより、例えば、回動軸部が取付穴部に沿って移動するように操作部を押し込んだり引き出したりする距離(ストローク)を短縮することができる。従って、操作性の向上を図ることができ、使い勝手のよい家庭用薄葉紙収納容器を提供することができる。また、接触部が第1係合部を兼ねることにより構造の簡略化を図ることができる。
請求項に記載の発明によれば、請求項又はに記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、特に、回動規制機構は、第2係合部である操作部側凸部と第2被係合部である蓋体側凸部とが係合することで、蓋体の回動が規制される。従って、簡易な構造で操作部の回動に係る操作を確実に禁止することができるとともに、蓋体の開放動作を確実に防止することができる。
請求項に記載の発明によれば、請求項又はに記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、特に、回動規制機構は、第2係合部である操作部上端凸部と第2被係合部である段部とが係合することで蓋体の回動が規制される。従って、簡易な構造で操作部の回動に係る操作を確実に禁止することができるとともに、蓋体の開放動作を確実に防止することができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について、図面を用いて詳細に説明する。ただし、発明の範囲は、以下の説明及び図示例に限定されない。
[実施形態1]
図1は、本発明を適用した好適な実施形態1として例示する家庭用薄葉紙収納容器100を示す平面図であり、図2は、家庭用薄葉紙収納容器100を示す正面図であり、図3は、家庭用薄葉紙収納容器100を示す底面図である。また、図4は、図1のIV−IV線における家庭用薄葉紙収納容器100の断面図であり、図5は、図4のうち、領域Aの要部拡大断面図である。
なお、図3にあっては、後述する底蓋2の図示は省略するとともに、後述する上蓋3、操作部4、並びに容器本体1のうちの収納部5の外側に設けられている各部を破線で示すものとする。
また、以下の説明では、家庭用薄葉紙収納容器100の前後方向をX軸方向として、操作部4が設けられている側を手前側とし、操作部4と反対側を後側とする。さらに、左右方向(幅方向)をY軸方向とし、上下方向をZ軸方向とする。
本実施形態の家庭用薄葉紙収納容器100は、例えば、図1〜図4に示すように、平面視にて略楕円形をなし全体として半球状に形成されている。
具体的には、家庭用薄葉紙収納容器100は、例えば、内側にウェットシートやウェットティシュー等の家庭用薄葉紙Pを収納するとともに、この家庭用薄葉紙Pの取出口11を具備する容器本体1と、この容器本体1の底面開口を塞ぐ底蓋2と、容器本体1の上部に取出口11を開閉するように回動自在に取り付けられた蓋体としての上蓋3と、取出口11を開状態とするために上蓋3の一端部を跳ね上げる動作を行う操作部4等を備えて構成されている。
容器本体1は、例えば、図4に示すように、底面開口部を構成する下端部に底蓋2が取り付けられることで家庭用薄葉紙Pを収納する収納部5を構成するようになっている。
また、容器本体1の上面部12の略中央には、例えば、収納部5に収納された家庭用薄葉紙Pを取り出すための取出口11が形成されている。この取出口11は、例えば、不使用状態にて、収納部5の気密性(密閉性)を確保するために閉塞部材3aにより閉塞されるようになっている(図4参照)。
上面部12の取出口11よりも後側には、例えば、上蓋3をY軸方向の回動軸(後述)に沿って回動自在に取り付けるための回動取付部16が設けられている。
回動取付部16は、例えば、上蓋3を開く方向に付勢するねじりコイルバネ等の付勢部材161を備え、これにより、回動規制部(後述)による上蓋3の回動の規制が解除された状態では、上蓋3が回動して取出口11を露出させるようになっている(図6参照)。
なお、付勢部材161としては、ねじりコイルバネに限られるものではなく、上蓋3を開く方向に付勢可能なものであれば如何なるものであっても良く、例えば、板バネ等を適用することができる。
ここで、上蓋3について説明する。
上蓋3は、例えば、平面視略楕円形をなし、取出口11を閉塞するように容器本体1に取り付けられた状態で容器本体1の外面部とともに半球状をなすように形成されている。具体的には、上蓋3は、例えば、容器本体1の回動取付部16に取り付けられる回動軸を有する軸部分31と、この軸部分31から前方及び側方に延出され、容器本体1の外面部の曲率に合わせて所定の曲率を有する湾曲部32と、この湾曲部32の前端部から略真下に延出された前端面部33等を備えている。
前端面部33の下端部には、例えば、X軸方向後側に向けて所定の長さ突出された上蓋側凸部331が形成されている。
一方、上面部12の取出口11よりも前側であって、前端面部33に対向する対向面部13には、X軸方向前側に向けて所定の長さ突出された本体側凸部131が形成されている。
そして、上蓋3を取出口11を閉塞するようにX軸方向前側に回動させると、当該上蓋3の上蓋側凸部331が対向面部13の本体側凸部131に係止した状態となって、上蓋3の取出口11を開放するようなX軸方向後側に対する回動が規制される(図5参照)。
ここで、上蓋側凸部331と本体側凸部131によって、上蓋3の回動を規制する回動規制部が構成されている。
また、対向面部13の下側には、例えば、上摘み部42の接触部423が係合する被係合部14が形成されている。
被係合部14は、例えば、対向面部13の表面からX軸方向の後側に所定の深さ座刳られ、且つ、Y軸方向に沿って延在するように溝状に形成された凹部となっている。そして、被係合部14に接触部423が挿入して係合することにより、回動軸部422(後述)を中心とする当該上摘み部42の回動が規制されるようになっている。つまり、被係合部14は、接触部423を係合する本実施形態における第1被係合部(被係合部)として機能する凹部となっている。
また、容器本体1の上面部12の取出口11よりも前側には、例えば、操作部4を取り付けるための操作部取付部15が設けられている。
ここで、操作部4について詳細に説明する。
操作部4は、例えば、操作部取付部15の所定位置に取付固定された下摘み部41と、この下摘み部41の上側に設けられた樹脂製の上摘み部42等を備えて構成されている。
下摘み部41は、例えば、断面略L字状に形成され、先端部がX軸方向前側に向けて突出するように固定されて配設されている。また、下摘み部41の先端部は、例えば、家庭用薄葉紙収納容器100の外面部の曲率に合わせるように所定の曲率をもって湾曲して形成されている。
上摘み部42は、例えば、取出口11を閉塞するように上蓋3を閉じた状態で、ユーザにより操作される操作レバー部421がX軸方向前側であって斜め上向きに突出するように配設されている。また、上摘み部42は、例えば、容器本体1の操作部取付部15に対して回動自在に取り付けられ、当該容器本体1に対する回動の中心軸をなす回動軸部422と、この回動軸部422を中心とする回動により上蓋3の前端面部33の下端部(一端部)に接触して当該上蓋3を跳ね上げる接触部423とを有している。
即ち、上摘み部42は、例えば、操作レバー部421と、この操作レバー部421の後側の端部に連続して設けられ、Y軸方向側の両端面に回動軸部422が形成された中央本体424と、この中央本体424の後側の下端部に連続して設けられ、中央本体424よりも厚さが薄く形成された接触部423等を備えている。
接触部423は、例えば、図3に示すように、Y軸方向に並んで所定間隔を空けて2つ設けられている。そして、各接触部423は、本実施形態における係合部(第1係合部)としても機能するようになっている。
また、上摘み部42の操作レバー部421の先端部は、例えば、家庭用薄葉紙収納容器100の外面部の曲率に合わせるように所定の曲率をもって湾曲して形成されている。
操作部取付部15は、例えば、容器本体1の取出口11よりも前方の左右両側であって、収納部5の外側となる位置に形成された左右の壁部151に設けられている。
左右の壁部151の各々は、例えば、Y軸方向に沿うように略垂直に、且つ、X軸方向に沿って延在する起立面151aを具備している。また、左右の壁部151の各々には、例えば、上摘み部42の回動軸部422が取り付けられる取付穴部152が設けられ、取付穴部152の位置規制凸部153(後述)の下側に、当該壁部151から内側に窪んだ内部に貫通しない逃げ穴154が形成されている。
取付穴部152は、例えば、壁部151の起立面151aからY軸方向に所定の深さ座刳られてなり、X軸方向に沿って延在するように長穴状(長円形状)に形成されている。
取付穴部152のX軸方向の長さは、例えば、上摘み部42をX軸方向にスライドさせて、操作部4による取出口11を開状態とするための操作をロックするロック位置とアンロックするアンロック位置とに配置することができる程度となっている。
ここで、上摘み部42のロック位置とは、回動軸部422が取付穴部152に沿って移動するように操作部4を後方に押し込むことで接触部423が被係合部14に係合されて回動軸部422を中心とする上摘み部42の回動を規制する位置であり、アンロック位置とは、回動軸部422が取付穴部152に沿って移動するように操作部4を前方に引き出すことで接触部423と被係合部14の係合が解除されて接触部423が前端面部33の下端部(一端部)に接触可能な位置、つまり、上蓋3を跳ね上げ可能となるように前端面部33の下端部の下側に接触部423が配置された位置(接触位置)のことである。即ち、上摘み部42がアンロック位置に配された状態では(図5参照)、取付穴部152の内周面の前側部分に上摘み部42の回動軸部422の外面が接触した状態となる一方で、上摘み部42がロック位置に配された状態では(図7参照)、取付穴部152の内周面の後側部分に上摘み部42の回動軸部422の外面が接触した状態となる。
また、取付穴部152の内周面のうち、X軸方向の略中央となる下側部分には、例えば、位置規制凸部153が上向きに突設されている。
位置規制凸部153は、例えば、取付穴部152の内周面の前側部分或いは後側部分に接触する位置にスライド移動した回動軸部422のX軸方向の位置を規制するものである。即ち、上摘み部42をロック位置とアンロック位置との間で移動する場合には、回動軸部422が位置規制凸部153を乗り越えるようにしてX軸方向に移動することとなり、上摘み部42がロック位置若しくはアンロック位置に配された状態では、位置規制凸部153により回動軸部422が取付穴部152内にてX軸方向に自由に移動することが規制されるようになっている。
逃げ穴154は、例えば、位置規制凸部153を挟むように取付穴部152に対向する位置に設けられている。これにより、取付穴部152内を回動軸部422がX軸方向に移動する際に、回動軸部422により位置規制凸部153が逃げ穴154側に押し込まれて取付穴部152が弾性変形して逃げることとなる。
さらに、本実施形態における操作部4は、第2係合部(係合部)としての操作部側凸部(凸部)425を有しており、この操作部側凸部425と対向する上蓋3の前端面部33には、第2被係合部(被係合部)としての蓋体側凸部(凸部)332が設けられている。
つまり、本実施形態における家庭用薄葉紙収納容器100は、第1係合部としての接触部423と第2係合部としての操作部側凸部425とからなる二つの係合部を備えるとともに、第1被係合部としての被係合部14と第2被係合部としての蓋体側凸部332とからなる二つの被係合部とを備えている。
そして、回動軸部422が取付穴部152に沿って移動するように操作部4が後方に押し込まれることで、操作部側凸部425が蓋体側凸部332の上側に位置することとなり、接触部423(第1係合部)が被係合部14(第1被係合部)に係合して回動軸部422を中心とする操作部4の回動を規制するとともに、操作部側凸部425(第2係合部)が蓋体側凸部332(第2被係合部)に係合して上蓋3(蓋体)の回動を規制する回動規制機構が構成されている。
かかる回動規制機構は、回動軸部422が取付穴部152に沿って移動するように操作部4を後方に押し込むことで、操作部4に設けられた接触部423(係合部)が容器本体1に設けられた被係合部14(被係合部)に係合して、回動軸部422を中心とする操作部4の回動と上蓋3(蓋体)の回動とをともに規制するものである。
また、本実施形態では、第2係合部及び第2被係合部がともに凸部であり、上記回動規制機構は、第2係合部である操作部側凸部425と第2被係合部である蓋体側凸部332とが係合することで上蓋3の回動を規制するように構成されている。
具体的には、回動軸部422が取付穴部152に沿って移動するように操作部4を後方に押し込むことで、接触部423を被係合部14と係合させて操作部4をロック位置に配置した状態(図7参照)において、操作部側凸部425が蓋体側凸部332の上端部に当接されるようになっている。
次に、取出口11を開放状態とするための操作部4の操作及び当該操作のロック機構について図5〜図7を参照して説明する。
ここで、図5〜図7は、図4の領域Aの要部拡大断面図であり、図5は、上摘み部42がアンロック位置に配された状態を表し、図6は、取出口11を開放状態とするために上摘み部42が操作された状態を表し、図7は、上摘み部42がロック位置に配された状態を表している。
先ず、上蓋3が閉じられた状態から取出口11を開放状態とする場合、回動軸部422が取付穴部152に沿ってスライドするように前方に引き出して上摘み部42をアンロック位置に配設する(図4、図5参照)。このとき、回動軸部422がX軸方向前側に移動して位置規制凸部153を乗り越える際には、位置規制凸部153の下側に逃げ穴154が設けられているため、取付穴部152が弾性変形することとなり、上摘み部42をスムーズに移動させることができる。
これにより、上摘み部42は、接触部423が上蓋3の前端面部33の下端部の下側となる接触位置、即ち、アンロック位置に配置される。そして、接触部423と被係合部14との係合が解除されるとともに、操作部側凸部425と蓋体側凸部332との係合も解除される。
この状態で、上摘み部42の操作レバー部421が下側に移動するように操作されると、上摘み部42は回動軸部422を中心として接触部423が上側に移動するように回動して、当該接触部423が前端面部33の下端部に接触する。このとき、前端面部33の下端部に回動規制部の規制力より大きな力が加わることで上蓋3が跳ね上げられることとなる(図6参照)。そして、付勢部材161により付勢される上蓋3は、X軸方向の後側に回動して取出口11を開放状態となる。
次に、上摘み部42をロック位置に配設する場合について説明する。
例えば、アンロック位置に配設された上摘み部42をロック位置に移動させる場合、回動軸部422が取付穴部152に沿ってスライドするように上摘み部42を押し込む。このとき、回動軸部422がX軸方向後側に移動する際には、アンロック位置に配設する場合と同様に、逃げ穴154により取付穴部152が弾性変形することで回動軸部422が位置規制凸部153を乗り越えて上摘み部42をスムーズに移動させることができる。
そして、X軸方向後側に移動する接触部423は、被係合部14に係合してY軸方向を軸心とする回動が規制された状態となり、当該接触部423を前端面部33の下端部に接触不可能な接触不可位置、即ち、ロック位置に配置される。また、これと同時に、操作部側凸部425が蓋体側凸部332の上部に当接されることにより、上蓋3の開放動作も規制されることとなる。
以上のように、本実施形態の家庭用薄葉紙収納容器100によれば、取出口11を開放状態とするために上蓋3の前端面部33の下端部を接触部423により跳ね上げる上摘み部42が、上蓋3の前端面部33の下端部に接触部423を接触不可能な接触不可位置(ロック位置)に配置されることで上摘み部42の上蓋3の回動に係る操作を禁止することができるとともに、この上摘み部42に設けられた操作部側凸部425が蓋体側凸部332の上部に当接されることにより、上蓋3の開放動作を確実に防止することができる。
即ち、従来のように、上摘み部42により上蓋3を回動させる操作をロックするロック部材を別に設けることなく、上摘み部42を接触部423が上蓋3の前端面部33の下端部に接触可能な接触位置(アンロック位置)と接触不可能な接触不可位置(ロック位置)との間で移動させるだけで、具体的には、上摘み部42を回動軸部422が取付穴部152に沿ってスライドするように押し込んだり引き出したりするだけで、接触部423を接触不可位置や接触位置に配置することができ、これにより、上摘み部42の上蓋3の回動に係る操作を禁止したり当該禁止を解除することができるとともに、例えば、ロック状態において上蓋3を無理やりこじ開けようとした場合であっても、当該上蓋3が開放されることを確実に防止することができる。このように、より簡略な構造で上摘み部42の上蓋3の回動に係る操作を禁止することができる。
すなわち、回動軸部422が取付穴部152に沿って移動するように上摘み部42を押し込むという簡略な構造で、操作部4の回動に係る操作を禁止することができるとともに上蓋3の開放動作を防止することができる。換言すれば、上摘み部42という一つの部材を押し込むという簡略な構造により、一度の操作をもって、上摘み部42の回動と上蓋3の開放動作とを同時に規制することができる。また、その結果、接触部423による上蓋3の跳ね上げ動作を規制することができるため、上蓋3の開放による容器本体1内部の気密性の低下を防止することができ、ウェットシートやウェットティシュー等の家庭用薄葉紙Pからの水分の蒸発を防止して、当該家庭用薄葉紙Pの乾燥を適正に防止することができる。
また、上摘み部42という一つの部材を押し込むという簡易な構造により、一度の操作をもって接触部423と被係合部14、及び、操作部側凸部425と蓋体側凸部332とを同時に係合させることができる。従って、回動軸部422を中心とする上摘み部42の回動に係る操作と上蓋3の開放動作とを、一つの係合部と被係合部とで規制する場合に比べてより確実に防止することができる。
また、第1係合部を構成する接触部423が容器本体1に設けられた第1被係合部としての被係合部14(凹部)と係合することで、回動軸部422を中心とする上摘み部42の回動を確実に規制することができるとともに、この上摘み部42に第2係合部としての操作部側凸部425が設けられていて、接触部423及び被係合部14が係合するのと同時にこれら操作部側凸部425と蓋体側凸部332とが係合することにより、上蓋3の開放動作も確実に規制することができる。従って、容器本体1の気密性が阻害されることをより確実に防止することができる。
さらに、接触部423を容器本体1の被係合部(凹部)14と係合させる構成として、上摘み部42の回動と上蓋3の開放動作とを確実に防止できる構成としたことにより、例えば、回動軸部422が取付穴部152に沿って移動するように上摘み部42を押し込んだり引き出したりする距離(ストローク)を短縮することができる。従って、操作性の向上を図ることができ、使い勝手のよい家庭用薄葉紙収納容器100を提供することができる。
なお、上記実施形態では、蓋体側凸部332の上部に操作部側凸部425が当接するように係合させることで上摘み部42(操作部4)の回動を規制するようにしたが、例えば、図8に示すように、操作部4における操作部側凸部425の下部に蓋体側凸部332が係合する凹部を設けるとともに、上蓋3の前端面部33における蓋体側凸部332の上部に操作部側凸部425が係合する凹部を設けることにより、上摘み部42の回動を規制するようにしても良い。また、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
[実施形態2]
次に、本発明を適用した実施形態2に係る家庭用薄葉紙収納容器1000について、図9〜図11を参照して説明する。
図9は、実施形態2に係る家庭用薄葉紙収納容器1000の上摘み部142を引き出した状態を示す要部拡大断面図であり、図10は、上摘み部142を押し込んだ状態を示す要部拡大断面図であり、図11は、本発明を適用した好適な実施形態2として例示する家庭用薄葉紙収納容器1000を示す斜視図である。
なお、以下の実施形態2〜4において、上記実施形態1と同一の構成については同一の符号を付し、重複する説明は省略するものとする。
本実施形態の家庭用薄葉紙収納容器1000は、例えば、図9〜図11に示すように、係合部(第2係合部)として、操作部側凸部425に代えて上摘み部142の上端部に操作部上端凸部426を有するとともに、被係合部(第2被係合部)として、蓋体側凸部332に代えて上蓋3における上摘み部142側の上縁部に段部333を備えているという点において上記実施形態1と異なっている。
具体的には、操作部上端凸部426は、上摘み部142における上蓋3と対向する面の上端部に設けられ、上蓋3側に向けて突設されている。一方、この操作部上端凸部426と対向する上蓋3における前端面部33の上縁部には、上摘み部142がロック位置に配置された際に操作部上端凸部426と係合する段部333が設けられている。そして、回動軸部422が取付穴部152に沿って移動するように上摘み部142を後方に押し込むことで、上摘み部142をロック位置に配置した際に、操作部上端凸部426と段部333とが係合し、操作部上端凸部426が上蓋3と同一の曲面を形成するようになっている。なお、操作部上端凸部426は、例えば、図11(a)に示すように、上摘み部142に別部材を連結して設けてもよいし、図11(b)に示すように、上摘み部142と一体に成形して設けてもよい。また、本実施形態では、上摘み部142をロック位置に配置した状態で操作部上端凸部426により上蓋3を上方から係止することができればよく、例えば、段部333を省略して上蓋3の上面を操作部上端凸部426で押さえる構成としてもよい。
さらに、上摘み部142の下部には係合部(第1係合部)としての接触部423が設けられ、容器本体1には被係合部14(第1被係合部)が設けられている。
そして、回動軸部422が取付穴部152に沿って移動するように上摘み部142をアンロック位置に配置した状態(図9参照)においては、接触部423と被係合部14との係合が解除されるとともに、操作部上端凸部426と段部333との係合も解除される。そして、この状態において、回動軸部422を中心とする上摘み部142の回動により、接触部423が上蓋3の一端部を跳ね上げることが可能となる
また、回動軸部422が取付穴部152に沿って移動するように上摘み部142を後方に押し込み、該上摘み部142をロック位置に配置した状態(図10参照)においては、接触部423が被係合部14に係合されるとともに、操作部上端凸部426が段部333に係合されるようになっている。
つまり、これら第1係合部及び第2係合部からなる係合部と、第1被係合部及び第2被係合部からなる被係合部とにより、回動規制機構が構成されている。
以上述べた実施形態2に係る家庭用薄葉紙収納容器1000によれば、回動規制機構は、第2係合部である操作部上端凸部426と第2被係合部である段部333とが係合することで上蓋3の回動が規制される。従って、簡易な構造で上摘み部142の回動に係る操作を確実に禁止することができるとともに、該上摘み部142の開放動作を確実に防止することができる。
[実施形態3]
次に、本発明を適用した実施形態3に係る家庭用薄葉紙収納容器2000の構成について図12及び図13を参照しながら詳しく説明する。
本実施形態に係る家庭用薄葉紙収納容器2000は、例えば、図12及び図13に示すように、係合部(第2係合部)として、操作部側凸部425に代えて上摘み部242における上蓋3側の対向面部に凹部427を有するとともに、被係合部(第2被係合部)として、蓋体側凸部332に代えて上蓋3における上摘み部242側の対向面部33に、前記凹部427と係合する凸部334を備えているという点において上記実施形態1〜2と異なっている。
具体的には、凹部427は、回動軸部422が取付穴部152に沿って移動するように引き出されることで、接触部423が上蓋3の前端面部33の下端部と接触可能であって上蓋3を跳ね上げることが可能な位置に配置された状態(図12参照)において、凸部334との係合が解除されるとともに、上摘み部242がロック位置(図13参照)に配置された状態においては凸部334と係合され、回動軸部422を中心とする上摘み部242の回動及び上蓋3の開放動作をともに規制することができるようになっている。
以上述べた実施形態3に係る家庭用薄葉紙収納容器2000によれば、回動規制機構は、係合部である凹部427が被係合部である凸部334に係合することで、回動軸部422を中心とする上摘み部242の回動と上蓋3の回動とをともに規制することができる。すなわち、凹部427と凸部334とを係合させるという簡略な構造で、上摘み部242の回動に係る操作を禁止することができるとともに上蓋3の開放動作を防止することができる。さらに、本実施形態に係る家庭用薄葉紙収納容器2000によれば、凹部427と凸部334を係合させるだけで、例えば、接触部423を設けなくとも上摘み部242の回動と上蓋3の開放動作とを何れも規制することができる。従って、例えば、接触部423を省略することができるというメリットを得ることができる。また、上摘み部242側に凹部427を設け、上蓋3側に凸部334を設けることにより、容器本体1内部の収納スペースを害することがなく、また、該容器本体1内部の気密性を損なうことがない。
[実施形態4]
次に、本発明を適用した実施形態4に係る家庭用薄葉紙収納容器3000の構成について図面を参照しながら詳しく説明する。
本実施形態に係る家庭用薄葉紙収納容器3000は、例えば、図14に示すように、係合部(第2係合部)として、操作部側凸部425に代えて上摘み部342における上蓋3側の対向面部に凸部428を有するとともに、被係合部(第2被係合部)として、蓋体側凸部332に代えて上蓋3における上摘み部342側の対向面部33に、前記凸部428と係合する凹部335を備えているという点において上記実施形態1〜3と異なっている。
具体的には、凸部428は、回動軸部422が取付穴部152に沿って移動するように引き出されることで、接触部423が上蓋3の前端面部33の下端部と接触可能であって上蓋3を跳ね上げることが可能な位置に配置された状態において、凹部335との係合が解除されるとともに、上摘み部342がロック位置(図14参照)に配置された状態においては凹部335と係合され、回動軸部422を中心とする上摘み部342の回動及び上蓋3の開放動作をともに規制することができるようになっている。
以上述べた実施形態4に係る家庭用薄葉紙収納容器3000によれば、回動規制機構は、係合部である凸部428が被係合部である凹部335に係合することで、回動軸部422を中心とする上摘み部342の回動と上蓋3の回動とをともに規制することができる。すなわち、凸部428と凹部335とを係合させるという簡略な構造で、上摘み部342の回動に係る操作を禁止することができるとともに上蓋3の開放動作を防止することができる。さらに、本実施形態に係る家庭用薄葉紙収納容器3000によれば、凸部428と凹部335を係合させるだけで、例えば、接触部423を設けなくとも上摘み部342の回動と上蓋3の開放動作とを何れも規制することができる。従って、接触部423を省略することができるというメリットを得ることができる。
なお、係合部及び被係合部は、何れを凸部としてもよく、一方を凸部とした場合に他方をこの凸部と係合する凹部又は凸部とすればよい。
また、これら係合部及び被係合部からなる回動規制機構は、1対又は2対に限定されるものではなく、3対以上設けることとしてもよい。
本発明を適用した好適な実施形態1として例示する家庭用薄葉紙収納容器を示す平面図である。 図1の家庭用薄葉紙収納容器を示す正面図である。 図1の家庭用薄葉紙収納容器を示す底面図である。 図1のIV−IV線における家庭用薄葉紙収納容器の断面図である。 図4の領域Aの要部拡大断面図である。 図4の領域Aの要部拡大断面図である。 図4の領域Aの要部拡大断面図である。 家庭用薄葉紙収納容器の操作部の要部拡大断面図である。 実施形態2に係る家庭用薄葉紙収納容器の操作部の要部拡大断面図である。 実施形態2に係る家庭用薄葉紙収納容器の操作部の要部拡大断面図である。 実施形態2の家庭用薄葉紙収納容器を示す斜視図である。 実施形態3に係る家庭用薄葉紙収納容器の操作部の要部拡大断面図である。 実施形態3に係る家庭用薄葉紙収納容器の操作部の要部拡大断面図である。 実施形態4に係る家庭用薄葉紙収納容器の操作部の要部拡大断面図である。
符号の説明
100、1000、2000、3000 家庭用薄葉紙収納容器
1 容器本体
11 取出口
14 被係合部
13 周面部
151 壁部
152 取付穴部
153 位置規制凸部
154 貫通穴
2 底蓋
3 上蓋(蓋体)
33 前端面部
332 蓋体側凸部
4 操作部
41 下摘み部
42、142、242 上摘み部
422 回動軸部
423 接触部
425 操作部側凸部(凸部、第2係合部、係合部)
5 収納部
P 家庭用薄葉紙

Claims (4)

  1. 内側に家庭用薄葉紙を収納するとともに、前記家庭用薄葉紙の取出口を具備する容器本体と、前記容器本体に前記取出口を開閉するように回動自在に取り付けられた蓋体と、前記取出口を開状態とするために前記蓋体の一端部を跳ね上げる動作を行う操作部とを備える家庭用薄葉紙収納容器であって、
    前記操作部は、
    前記容器本体に対して回動自在に取り付けられ、当該回動の中心軸をなす回動軸部と、
    前記回動軸部を中心とする当該操作部の回動により前記蓋体の一端部に接触して前記蓋体を跳ね上げる接触部とを有し、
    前記容器本体は、前記回動軸部が取り付けられる長穴状の取付穴部を備え、
    前記操作部は、前記回動軸部が前記取付穴部に沿って移動するように引き出されることで前記接触部が前記一端部に接触可能な接触位置に配置されるように構成され、
    前記回動軸部が前記取付穴部に沿って移動するように前記操作部を押し込むことで、前記操作部又は容器本体の一方に設けられた係合部が、当該操作部又は容器本体の他方に設けられた被係合部に係合して前記回動軸部を中心とする前記操作部の回動と前記蓋体の回動とをともに規制する回動規制機構を備え、
    前記係合部は、第1係合部と第2係合部とを備えるとともに、前記被係合部は、第1被係合部と第2被係合部とを備え、
    前記回動規制機構は、
    前記回動軸部が前記取付穴部に沿って移動するように押し込まれることで、前記第1係合部が前記第1被係合部に係合して前記回動軸部を中心とする前記操作部の回動を規制するとともに前記第2係合部が前記第2被係合部に係合して前記蓋体の回動を規制するように構成されていることを特徴とする家庭用薄葉紙収納容器。
  2. 前記接触部が、前記第1係合部を構成し、
    前記容器本体に、
    前記接触部を係合する前記第1被係合部としての凹部が設けられていることを特徴とする請求項に記載の家庭用薄葉紙収納容器。
  3. 前記第2係合部及び前記第2被係合部はともに凸部であり、
    前記回動規制機構は、
    前記第2係合部である操作部側凸部と前記第2被係合部である蓋体側凸部とが係合することで前記蓋体の回動を規制するように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の家庭用薄葉紙収納容器。
  4. 前記第2係合部は、前記操作部の上端部に設けられた操作部上端凸部であり、
    前記第2被係合部は、
    前記蓋体における前記操作部側の上縁部に設けられた段部であり、
    前記回動規制機構は、
    前記第2係合部である操作部上端凸部と前記第2被係合部である段部とが係合することで前記蓋体の回動を規制するように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の家庭用薄葉紙収納容器。
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