JP5027565B2 - 家庭用薄葉紙収納容器 - Google Patents
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Description
内側に家庭用薄葉紙を収納するとともに、上面に前記家庭用薄葉紙の取出口を有し底面に底面開口部を有する容器本体と、前記容器本体に設けられ前記取出口を開閉する上蓋と、前記容器本体の底面開口部を塞ぐ底蓋と、を備える家庭用薄葉紙収納容器であって、
前記底蓋は、その周縁の少なくとも一部に前記容器本体に対する当該底蓋の取り付け位置をガイドするガイド部と、前記容器本体の底面開口部と嵌合する嵌合溝を備え、
前記容器本体は、前記底面開口部の周縁に設けられ、前記ガイド部に設けられた係合部に係合される被係合部を備え、
前記底面開口部は、略楕円形状であり、
前記係合部及び被係合部は、何れか一方が凸部を備え、他方が前記凸部と係合する凹部を備え、前記係合部に前記被係合部が合致するように係合させることにより、前記底面開口部と前記嵌合溝とが、隙間なく密閉される取り付け位置で係合することを特徴としている。
前記係合部は、前記容器本体側に向けて突設された凸部を備え、
前記被係合部は、前記凸部が係合される凹部を備えてなることを特徴としている。
前記被係合部は、前記底面開口部の周縁に前記容器本体と前記底蓋との係合方向と直交する前記容器本体の外側に向け突設された凸部を備え、
前記係合部は、前記凸部と係合する凹部を備えてなることを特徴としている。
前記凸部を備えた被係合部における前記容器本体の周方向に沿う幅が、前記凹部を備えた係合部における前記底蓋の周方向に沿う幅の3分の1以下であることを特徴としている。
前記容器本体は、前記底面開口部の周縁に前記容器本体と前記底蓋との係合方向と直交する前記容器本体の外側に向け周方向に沿って帯状に突設された帯状突設部を備え、
前記被係合部は、前記帯状突設部の一部を切り欠くように形成された凹部を備え、
前記係合部は、前記容器本体側に向けて突設され、前記凹部と係合する凸部を備えてなることを特徴としている。
前記ガイド部は、前記底蓋の周縁において前記容器本体との係合方向と直交する外側に向けて突設され、
前記容器本体は、前記底面開口部の周縁に前記容器本体と前記底蓋との係合方向と直交する前記容器本体の外側に向け突設された前記ガイド部と同一形状の突設部を備え、
前記突設部に前記被係合部を備えてなることを特徴としている。
前記係合部は、前記底蓋と一体に成形され、
前記被係合部は、前記容器本体と一体に成形されてなることを特徴としている。
また、容器本体の底面開口部が略楕円形状であっても、容器本体と蓋体とを正しい位置に位置決めして容器本体の気密性を確保することができる。これにより、例えば、底面開口部の形状が略楕円形状となるように容器本体を形成することができ、容器本体のデザインを選択する際の自由度を向上させることができる。
また、容器本体と蓋体とは、何れか一方が凸部を備え他方が前記凸部と係合する凹部を備えた係合部及び被係合部により互いが正しい位置にガイドされる。つまり、請求項1に記載の発明によれば、家庭用薄葉紙収納容器は、簡易な構成で、容器本体と蓋体とを容易に正しい位置に位置決めすることができる。
図1は、本発明を適用した好適な実施形態1として例示する家庭用薄葉紙収納容器100を示す斜視図であり、図2は、家庭用薄葉紙収納容器100を示す正面図である。図3及び図4は、家庭用薄葉紙収納容器100を示す平面図であり、図5は、図3のVI−VI線における家庭用薄葉紙収納容器100の断面図である。図6は、本実施形態における底蓋2を示す平面図であり、図7は、本実施形態の家庭用薄葉紙収納容器100における容器本体1と蓋体2との係合状態を示す説明図である。
なお、以下の説明では、家庭用薄葉紙収納容器100の前後方向をX軸方向として、操作部4が設けられている側を前側とし、操作部4と反対側を後側とする。さらに、左右方向(幅方向)をY軸方向とし、上下方向をZ軸方向とする。
具体的に、家庭用薄葉紙収納容器100は、例えば、内側にウェットシートやウェットティシュー等の家庭用薄葉紙Pを収納するとともに、上面に家庭用薄葉紙Pの取出口11を有し底面に底面開口部15を有する容器本体1と、容器本体1の上部に回動自在に設けられ取出口11を開閉する上蓋3と、容器本体1の底面開口部15を塞ぐ底蓋2と、取出口11を開状態とするために操作される操作部4等を備えて構成されている。
容器本体1は、例えば、PP(ポリプロピレン)等の熱可塑性樹脂を射出成形することにより製造され、上下両側に開口部を有し、周面が曲面形状に形成されている。この容器本体1は、底面開口部15を塞ぐように底蓋2が取り付けられることで、該底蓋2と共に家庭用薄葉紙Pを収納する収納部5を構成するものである。
具体的に、容器本体1は、例えば、図3〜図5に示すように、下端部に平面視にて略楕円形状の底面開口部15を有し、上部側ほど小径となるように湾曲して形成された周面部13と、この周面部13の上端に連続して形成された上面部12と、この上面部12に設けられ、収納部5に収納された家庭用薄葉紙Pを取り出すための取出口11を具備する上面開口部14等を備えている。
回動取付部16は、例えば、上蓋3を開く方向に付勢するねじりコイルバネ等の付勢部材161を備えている。そして、後述する回動規制部による上蓋3の回動の規制が解除された状態では、上蓋3が回動して開状態に配置されることにより、取出口11が露出されるようになっている。なお、付勢部材161は、ねじりコイルバネに限らず、上蓋3を開く方向に付勢可能なものであれば、例えば、板バネ等を適用しても良い。
本体側気密部61は、例えば、図5に示すように、取出口11の延在方向(水平方向)に対して略垂直となるように設けられ、径方向外側に突出した凸部が上面開口部14の内縁部に沿って形成された凹部に嵌め合わされることにより、上面開口部14に取り付けられるようになっている。
そして、本体側凸部155,155は、後述する底蓋2の把持部21,21(ガイド部)に設けられた係合部としての底蓋側凹部211,211と係合する本発明の被係合部として機能する。
上蓋3は、例えば、平面視にて略楕円形状をなし、取出口11を閉塞するように容器本体1に取り付けられた状態で容器本体1の外面部とともに半球状をなすように形成されている。具体的には、上蓋3は、例えば、容器本体1の回動取付部16に取り付けられる回動軸を有する軸部分31と、この軸部分31から前方及び側方に延出され、容器本体1の外面部の曲率に合わせて所定の曲率を有する湾曲部32と、この湾曲部32の前端部から略真下に延出された前端面部33等を備えている。
一方、上面部12の取出口11よりも前側であって、前端面部33に対向する対向面部13には、X軸方向前側に向けて所定の長さ突出された本体側凸部131が形成されている。
そして、取出口11を閉塞するように上蓋3をX軸方向前側に回動させると、当該上蓋3の上蓋側凸部331が対向面部13の本体側凸部131に係止した状態となって、上蓋3の取出口11を開放するようなX軸方向後側に対する回動が規制される(図5参照)。
なお、上蓋側凸部331と本体側凸部131により、上蓋3の回動を規制する回動規制部が構成されている。
被係合部14は、例えば、対向面部13の表面からX軸方向の後側に所定の深さ座刳られ、且つ、Y軸方向に沿って延在するように溝状に形成されている。そして、被係合部14に接触部423が係合することにより、上摘み部42の回動軸部422(後述)を中心とする回動を規制するようになっている。
即ち、上摘み部42は、例えば、操作レバー部421と、この操作レバー部421の後側の端部に連続して設けられ、Y軸方向側の両端面に回動軸部422が形成された中央軸部424と、この中央軸部424の後側の下端部に連続して設けられ、中央軸部424よりも厚さが薄く形成された接触部423等を備えている。
左右の壁部151の各々には、例えば、上摘み部42の回動軸部422が取り付けられる取付穴部152が設けられ、取付穴部152の位置規制凸部153(後述)の下側に、当該壁部151を貫通する貫通穴154が形成されている。
取付穴部152のX軸方向の長さは、例えば、上摘み部42をX軸方向にスライドさせて、操作部4による取出口11を開状態とするための操作をロックするロック位置とアンロックするアンロック位置に配置することができる程度となっている。
ここで、上摘み部42のロック位置とは、接触部423が被係合部14に係合されることで回動軸部422を中心とする上摘み部42の回動を規制する位置であり、アンロック位置とは、接触部423と被係合部14の係合が解除されて上蓋3を跳ね上げ可能となるように前端面部33の下端部の下側に接触部423が配置された位置(接触位置)のことである。即ち、上摘み部42がアンロック位置に配された状態では(図5参照)、取付穴部152の内周面の前側部分に上摘み部42の回動軸部422の外面が接触した状態となる一方で、上摘み部42がロック位置に配された状態では、取付穴部152の内周面の後側部分に上摘み部42の回動軸部422の外面が接触した状態となる。
位置規制凸部153は、例えば、取付穴部152の内周面の前側部分或いは後側部分に接触する位置にスライド移動した回動軸部422のX軸方向の位置を規制するものである。即ち、上摘み部42をロック位置とアンロック位置との間で移動する場合には、回動軸部422が位置規制凸部153を乗り越えるようにしてX軸方向に移動することとなり、上摘み部42がロック位置若しくはアンロック位置に配された状態では、位置規制凸部153により回動軸部422が取付穴部152内にてX軸方向に自由に移動することが規制されるようになっている。
底蓋2は、例えば、PP(ポリプロピレン)等の熱可塑性樹脂を射出成形することにより製造され、平面視にて容器本体1の底面開口部15と合致する略楕円形状をなし、全体として平板状に形成されている。
図5、図6に示すように、底蓋2の周縁には底周壁22が立設されており、底周壁22の先端部から下方に向けては第2底周壁23が吊設されている。さらに、第2底周壁23の先端縁から上方に向けて第3底周壁24が立設されており、第2底周壁23と第3底周壁24により断面形状U字状の嵌合溝25が形成されている。そして、底蓋2の嵌合溝25と容器本体1の底面開口部15とが嵌合することで、容器本体1が密閉されるようになっている。
各把持部21は、第3底周壁25の前側であって、正面視にて上記操作部4の左右両側にそれぞれ配設されている(図1〜5参照)。この把持部21は、底蓋2の周縁である第3底周壁25において容器本体1に対する底蓋2の係合方向と直交する水平方向の外側に向けて突設されている。かかる把持部21は、容器本体1に対する底蓋2の取り付け位置をガイドする本発明のガイド部として機能する。
ここで、容器本体1と底蓋2とが係合される正しい位置とは、互いに同一の略楕円形状からなる容器本体1の底面開口部15と底蓋2の嵌合溝25とが係合した際に、例えば、一方(容器本体1)と他方(底蓋2)の楕円の長軸方向と短軸方向とが一致することにより容器本体1や底蓋2に歪みを生じることがなく、容器本体1と蓋体2とが隙間無く密閉されて気密性を損なうことがない取り付け位置のことである。
なお、本実施形態における底蓋側凹部211,211(係合部)は、熱可塑性樹脂の射出成形等により底蓋2と一体に成形されているが、例えば、別部材からなる底蓋側凹部211,211又は把持部21,21を接着剤等により蓋体2に取り付ける構造でもよい。
また、本実施形態では、特に、本体側凸部155(被係合部)における容器本体の周方向に沿う幅、及び、この本体側凸部155と係合する底蓋側凹部211の幅が、把持部21(係合部)における底蓋2の周方向に沿う幅の3分の1以下となっている。
先ず、底蓋2が容器本体1から取り外された状態で、容器本体1の内部(収納部5)に家庭用薄葉紙Pを収納した後、図7(a)に示すように、容器本体1と底蓋2との取り付け位置の位置決めを行う。その際、底面開口部15の周縁に設けた本体側凸部155,155を被係合部とし、底蓋2の周縁に設けた底蓋側凹部211,211を係合部として、両者が合致するようにして蓋体2を容器本体1に取り付ける(図7(b)参照)。これにより、容器本体1と底蓋2とが、何れも歪むことのない正しい位置で取り付けられ、容器本体1の内部が密閉された状態となる。
すなわち、容器本体1に蓋体2を正しい位置で取り付けやすくすることができるため、容器本体1と蓋体2とが歪んだ状態で嵌合されることを防止することができる。従って、容器本体1の気密性を確保することができる。
次に、変形例1の家庭用薄葉紙収納容器について図8を参照して説明する。
なお、以下の変形例1及び実施形態2〜4の説明中において、上述した実施形態1と同一の構成については同一の符号を付し、重複する説明は省略するものとする。
ここで、図8は、変形例1の家庭用薄葉紙収納容器1000における容器本体と底蓋との係合状態を示す説明図である。
かかる本体側凸部155aを有する容器本体1に底蓋側凹部211aを有する底蓋2を取り付ける場合、先ず、底蓋2が容器本体1から取り外された状態で、容器本体1の内部(収納部5)に家庭用薄葉紙Pを収納した後、容器本体1と底蓋2との取り付け位置の位置決めを行う際(図8(a)参照)には、底面開口部15の周縁に設けた本体側凸部155a,155aを被係合部とし、底蓋2の周縁に設けた底蓋側凹部211a,211aを係合部として、両者が合致するようにして蓋体2を容器本体1に取り付ける(図8(b)参照)。これにより、容器本体1と底蓋2とが、何れも歪むことのない正しい位置で取り付けられ、容器本体1の内部が密閉された状態となる。
次に、本発明を適用した実施形態2の家庭用薄葉紙収納容器について説明する。
図9は、本発明を適用した好適な実施形態2として例示する家庭用薄葉紙収納容器2000を示す斜視図である。
本実施形態の家庭用薄葉紙収納容器2000は、例えば、図9に示すように、底蓋2の把持部21の略中央において容器本体1側(上側)に向けて突設された係合部としての底蓋側凸部211b(凸部)と、容器本体1の底面開口部15の周縁において該容器本体1の外側に向けて突設され、上記底蓋側凸部211bが係合される被係合部としての二股状の本体側凹部155b(凹部)とをそれぞれ2対、備えて構成されている。
具体的には、底蓋側凸部211bが係合する本体側凹部155b,155b間の隙間距離が、該底蓋側凸部211bが係合可能な距離となっている。
さらに、把持部21の略中央に底蓋側凸部211bを形成し、両側に本体側凹部155bが配置された状態で容器本体1と底蓋2とが閉塞される構成としたことにより、例えば、ユーザが誤って把持部21を操作した際に、底蓋2を取り外すための操作部となる底蓋側凸部211bが容易に操作されることを防止することができるため、容器本体1から底蓋2が容易に取り外されることを防止することができる。これにより、容器本体1内部の気密性が不用意に阻害されることを防止することができるものである。
次に、本発明を適用した実施形態3の家庭用薄葉紙収納容器について説明する。
図10は、本発明を適用した好適な実施形態3として例示する家庭用薄葉紙収納容器3000を示す斜視図である。
本実施形態の家庭用薄葉紙収納容器3000は、例えば、図10に示すように、容器本体1の底面開口部15の周縁において、容器本体1と底蓋2との係合方向と直交する該容器本体1の外側に向け周方向に沿って概略帯状に突設された帯状突設部155cを備えており、この帯状突設部155cの一部を切り欠くように形成された被係合部としての本体側凹部1550を2つ備えている。また、底蓋2の把持部21の略中央には、容器本体1側(上側)に向けて突設され、本体側凹部1550と係合する係合部としての2つの底蓋側凸部211c(凸部)とを備えて構成されている。
具体的には、本体側凹部1550は、例えば、図10(a)に示すように、容器本体1の周縁に設けた帯状突設部155cのうち、該容器本体1と底蓋2とを係合させた際に把持部21,21の上方に位置する箇所をそれぞれ切り欠いた隙間部からなっており、各把持部21,21の上部に設けられた底蓋側凸部211c、211cは、容器本体1と底蓋2とを係合させた際に、本体側凹部1550と係合することによって帯状突設部155cと連続的な一本の縁部を構成するようになっている。
次に、本発明を適用した実施形態4の家庭用薄葉紙収納容器について説明する。
図11は、本発明を適用した好適な実施形態4として例示する家庭用薄葉紙収納容器4000を示す斜視図である。
本実施形態の家庭用薄葉紙収納容器4000は、例えば、図11に示すように、底蓋2の周縁において容器本体1との係合方向と直交する外側に向けて突設されたガイド部としての把持部21,21と、容器本体1の底面開口部15の周縁に、該容器本体1と底蓋2との係合方向と直交する容器本体1の外側に向け突設された、把持部21,21(ガイド部)と同一形状の突設部1551,1551とを備えている。
突設部1551,1551は、容器本体1と底蓋2とが互いに正しい位置に配置されるようにして取り付けられた際に、把持部21,21とそれぞれ上下に重ねて配置されるようになっている。
そして、把持部21の略中央には容器本体1側(上側)に向けて突設された係合部としての底蓋側凸部211d(凸部)が設けられており、容器本体1の底面開口部15の周縁において該容器本体1の外側に向けて突設された突設部1551,1551には、上記底蓋側凸部211dが係合される被係合部としての本体側凹部155d(凹部)とを備えて構成されている。
具体的に、本体側凹部155dは、底蓋側凸部211dが係合する貫通穴(穴部)となっている。なお、本実施形態のように、容器本体1の底面開口部15の周縁に、把持部21,21と同一形状の突設部1551,1551を設けた場合、例えば、本体側凹部155dと底蓋側凸部211dとは、互いが上下逆に配置されていてもよい。すなわち、容器本体1の突設部1551,1551の下面に、底蓋2側に向けて突設する凸部を設けるとともに、底蓋2の把持部21,21に上記凸部と係合する凹部(又は穴部)を設ける構成としてもよい。
なお、家庭用薄葉紙収納容器100、1000、2000、3000、4000の構成や各部の形状等は、上記実施形態に例示したものは一例であり、これらに限られるものではない。
例えば、係合部及び被係合部は、少なくとも何れか一方に凸部を備え、他方にこの凸部と係合する凹部を備えていれば良い。
また、ガイド部としての把持部21は、上記実施形態1〜4及び変形例1においては、各二つ備える構成としたが、これに限定されるものではなく、例えば、図12に示すように、一つの把持部21eを設けてこの把持部21eに設けた底蓋側凹部211eに、容器本体1に設けた本体側凸部155eを嵌め込んで係合させることにより、容器本体1と底蓋2との位置決めを行っても良い。
また、係合部と被係合部とはそれぞれ3つ以上設けてもよい。また、係合部と被係合部とを、互いが対応するようにそれぞれ同数づつ設ける他に、底蓋2を取り外すために用いるための把持部をさらに底蓋2に設ける構成としてもよい。
また、上記実施形態1〜4及び変形例1に示す家庭用薄葉紙収納容器100、1000,2000、3000、4000は、何れも平面視にて略楕円形状の場合を例に説明したが、例えば、平面視による断面が、多角形の角部を切り落として略円弧状とした形状とした家庭用薄葉紙収納容器にも適用可能である。
また、上記実施形態1〜4及び変形例1においては、係合部と被係合部とにより、容器本体1と底蓋2とが正しい位置に配置されない場合は容器本体1と底蓋2とを適切に取り付けることができない構成としたが、さらに、これら係合部と被係合部とに、例えば、マーク等を付して正しい位置を識別できるようにしてもよいし、或いは、係合部と被係合部との着色により正しい位置を識別できるようにしてもよい。
1 容器本体
11 取出口
12 上面部
13 周面部
14 上面開口部
15 底面開口部
155 本体側凸部(被係合部)
151 壁部
152 取付穴部
153 位置規制凸部
154 貫通穴
155,155a,155b,155c,155d,155e 被嵌合部
2 底蓋
21 把持部(ガイド部)
211,211a,211b,211c,211d,211e 底蓋側凹部(係合部)
3 上蓋
3a 閉塞部材
4 操作部
41 下摘み部
42 上摘み部
422 回動軸部
423 接触部
5 収納部
P 家庭用薄葉紙
Claims (7)
- 内側に家庭用薄葉紙を収納するとともに、上面に前記家庭用薄葉紙の取出口を有し底面に底面開口部を有する容器本体と、前記容器本体に設けられ前記取出口を開閉する上蓋と、前記容器本体の底面開口部を塞ぐ底蓋と、を備える家庭用薄葉紙収納容器であって、
前記底蓋は、その周縁の少なくとも一部に前記容器本体に対する当該底蓋の取り付け位置をガイドするガイド部と、前記容器本体の底面開口部と嵌合する嵌合溝を備え、
前記容器本体は、前記底面開口部の周縁に設けられ、前記ガイド部に設けられた係合部に係合される被係合部を備え、
前記底面開口部は、略楕円形状であり、
前記係合部及び被係合部は、何れか一方が凸部を備え、他方が前記凸部と係合する凹部を備え、前記係合部に前記被係合部が合致するように係合させることにより、前記底面開口部と前記嵌合溝とが、隙間なく密閉される取り付け位置で係合することを特徴とする家庭用薄葉紙収納容器。 - 前記係合部は、前記容器本体側に向けて突設された凸部を備え、
前記被係合部は、前記凸部が係合される凹部を備えてなる
ことを特徴とする請求項1に記載の家庭用薄葉紙収納容器。 - 前記被係合部は、前記底面開口部の周縁に前記容器本体と前記底蓋との係合方向と直交する前記容器本体の外側に向け突設された凸部を備え、
前記係合部は、前記凸部と係合する凹部を備えてなる
ことを特徴とする請求項1に記載の家庭用薄葉紙収納容器。 - 前記凸部を備えた被係合部における前記容器本体の周方向に沿う幅が、前記凹部を備えた係合部における前記底蓋の周方向に沿う幅の3分の1以下である
ことを特徴とする請求項3に記載の家庭用薄葉紙収納容器。 - 前記容器本体は、前記底面開口部の周縁に前記容器本体と前記底蓋との係合方向と直交する前記容器本体の外側に向け周方向に沿って帯状に突設された帯状突設部を備え、
前記被係合部は、前記帯状突設部の一部を切り欠くように形成された凹部を備え、
前記係合部は、前記容器本体側に向けて突設され、前記凹部と係合する凸部を備えてなることを特徴とする請求項1に記載の家庭用薄葉紙収納容器。 - 前記ガイド部は、前記底蓋の周縁において前記容器本体との係合方向と直交する外側に向けて突設され、
前記容器本体は、前記底面開口部の周縁に前記容器本体と前記底蓋との係合方向と直交する前記容器本体の外側に向け突設された前記ガイド部と同一形状の突設部を備え、
前記突設部に前記被係合部を備えてなることを特徴とする請求項1に記載の家庭用薄葉紙収納容器。 - 前記係合部は、前記底蓋と一体に成形され、
前記被係合部は、前記容器本体と一体に成形されてなる
ことを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の家庭用薄葉紙収納容器。
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