JP5027565B2 - 家庭用薄葉紙収納容器 - Google Patents

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Description

本発明は、ウェットシートやウェットティシュー等の家庭用薄葉紙を収納する家庭用薄葉紙収納容器に関する。
従来、家屋の床やトイレ、或いは人体などを拭くための家庭用薄葉紙を収納する家庭用薄葉紙収納容器が知られている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献文献1に開示される家庭用薄葉紙収納容器は、家庭用薄葉紙の取出口を有する容器本体と、この容器本体に回動自在に設けられて取出口を開放及び閉塞する蓋体と、この蓋体を回動させて取出口を開放させる操作を行う操作ボタンと、を備えて構成されている。
上記容器本体は、下面部が開放されてなり、その下端周縁には外方に向け凸条が形成されている。また、当該下面部を閉塞する下蓋の周縁には底周壁が立設されており、底周壁の先端部から下方に向けては第2底周壁が吊設されている。さらに、第2底周壁の先端縁から上方に向けて第3底周壁が立設されており、第2底周壁と第3底周壁により断面形状U字状の嵌合溝が形成されている。そして、下蓋の嵌合溝と容器本体の凸条とが嵌合することで、容器本体が密閉されるようになっている。すなわち、容器本体は、例えば、水やアルコール等を含浸させた家庭用薄葉紙の乾燥を防止する必要があるため、内部空間を密閉して気密性を確保する構造となっている。
特開2002−302170号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示される家庭用薄葉紙収納容器の場合、容器本体や下蓋が、例えば、PP(ポリプロピレン)等の熱可塑性樹脂を射出成形することで形成されるため、容器本体及び下蓋ともに可撓性を有している。このため、例えば、容器本体と下蓋とが正しい位置に配置されず僅かにずれた状態であっても、互いを無理やり押し込むことで容器本体の凸状と下蓋の嵌合溝とが嵌合され、容器本体が歪んだ状態で保持される場合がある。そして、容器本体と下蓋とがずれた状態で嵌合されると、該容器本体と下蓋との間の気密性が低下する他、容器本体が歪んだ状態で保持されることに伴い、操作ボタンを操作せずとも蓋体(上蓋)が勝手に開いてしまい、容器本体の気密性を確保することができないという問題があった。特に、容器本体の形状が楕円形状の場合には、角部がないため、正しい位置で容器本体に蓋体を取り付けることが難しい。
そこで、本発明の課題は、容器本体に蓋体を正しい位置で取付やすくすることにより容器本体の気密性を確保することができる家庭用薄葉紙収納容器を提供することである。
請求項1に記載の発明は、
内側に家庭用薄葉紙を収納するとともに、上面に前記家庭用薄葉紙の取出口を有し底面に底面開口部を有する容器本体と、前記容器本体に設けられ前記取出口を開閉する上蓋と、前記容器本体の底面開口部を塞ぐ底蓋と、を備える家庭用薄葉紙収納容器であって、
前記底蓋は、その周縁の少なくとも一部に前記容器本体に対する当該底蓋の取り付け位置をガイドするガイド部と、前記容器本体の底面開口部と嵌合する嵌合溝を備え、
前記容器本体は、前記底面開口部の周縁に設けられ、前記ガイド部に設けられた係合部に係合される被係合部を備え
前記底面開口部は、略楕円形状であり、
前記係合部及び被係合部は、何れか一方が凸部を備え、他方が前記凸部と係合する凹部を備え、前記係合部に前記被係合部が合致するように係合させることにより、前記底面開口部と前記嵌合溝とが、隙間なく密閉される取り付け位置で係合することを特徴としている。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の家庭用薄葉紙収納容器において、
前記係合部は、前記容器本体側に向けて突設された凸部を備え、
前記被係合部は、前記凸部が係合される凹部を備えてなることを特徴としている。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の家庭用薄葉紙収納容器において、
前記被係合部は、前記底面開口部の周縁に前記容器本体と前記底蓋との係合方向と直交する前記容器本体の外側に向け突設された凸部を備え、
前記係合部は、前記凸部と係合する凹部を備えてなることを特徴としている。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、
前記凸部を備えた被係合部における前記容器本体の周方向に沿う幅が、前記凹部を備えた係合部における前記底蓋の周方向に沿う幅の3分の1以下であることを特徴としている。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の家庭用薄葉紙収納容器において、
前記容器本体は、前記底面開口部の周縁に前記容器本体と前記底蓋との係合方向と直交する前記容器本体の外側に向け周方向に沿って帯状に突設された帯状突設部を備え、
前記被係合部は、前記帯状突設部の一部を切り欠くように形成された凹部を備え、
前記係合部は、前記容器本体側に向けて突設され、前記凹部と係合する凸部を備えてなることを特徴としている。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の家庭用薄葉紙収納容器において、
前記ガイド部は、前記底蓋の周縁において前記容器本体との係合方向と直交する外側に向けて突設され、
前記容器本体は、前記底面開口部の周縁に前記容器本体と前記底蓋との係合方向と直交する前記容器本体の外側に向け突設された前記ガイド部と同一形状の突設部を備え、
前記突設部に前記被係合部を備えてなることを特徴としている。
請求項に記載の発明は、請求項1〜の何れか一項に記載の家庭用薄葉紙収納容器において、
前記係合部は、前記底蓋と一体に成形され、
前記被係合部は、前記容器本体と一体に成形されてなることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、家庭用薄葉紙収納容器は、ガイド部に設けられた係合部に容器本体の底面開口部の周縁に設けられた被係合部を係合させるようにして容器本体と蓋体とを位置決めすることにより、容器本体に対して蓋体を正しい位置で容易に嵌合させることができる。すなわち、容器本体に蓋体を正しい位置で取り付けやすくすることができるため、容器本体と蓋体とが歪んだ状態で嵌合されることを防止することができる。従って、容器本体の気密性を確保することができる。
また、容器本体の底面開口部が略楕円形状であっても、容器本体と蓋体とを正しい位置に位置決めして容器本体の気密性を確保することができる。これにより、例えば、底面開口部の形状が略楕円形状となるように容器本体を形成することができ、容器本体のデザインを選択する際の自由度を向上させることができる。
また、容器本体と蓋体とは、何れか一方が凸部を備え他方が前記凸部と係合する凹部を備えた係合部及び被係合部により互いが正しい位置にガイドされる。つまり、請求項1に記載の発明によれば、家庭用薄葉紙収納容器は、簡易な構成で、容器本体と蓋体とを容易に正しい位置に位置決めすることができる。
請求項に記載の発明によれば、請求項に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、特に、容器本体と蓋体とは、容器本体側に向けて突設された凸部を備える係合部と、この凸部が係合される凹部を備えてなる被係合部とにより、簡易な構成でありながら、正しい取り付け位置に容易に位置決めすることができる。
請求項に記載の発明によれば、請求項に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、特に、容器本体と蓋体とは、底面開口部の周縁に、容器本体と蓋体との係合方向と直交する容器本体の外側にむけ突設された凸部を備えた被係合部と、前記凸部と係合する凹部とを備えた係合部とにより、簡易な構成でありながら、正しい取り付け位置に容易に位置決めすることができる。
請求項に記載の発明よれば、請求項に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、特に、凸部を備えた被係合部における容器本体の周方向に沿う幅を、凹部を備えた係合部における底蓋の周方向に沿う幅の3分の1以下としたことにより、凸部及び該凸部と係合する凹部の幅を小さくして、残りの部分すなわち係合部における凹部を除いた部分の幅を大きく確保することができる。その結果、例えば、容器本体から底蓋を取り外す際に、ユーザが指等を引っ掛ける部分を大きく確保することができるため、容器本体から底蓋を取り外す際の操作性の向上が図られ、使い勝手のよい家庭用薄葉紙収納容器となる。
請求項に記載の発明によれば、請求項に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、特に、容器本体と蓋体とは、底面開口部の周縁に帯状に突設された帯状突設部の一部を切欠くように形成された凹部を備えた被係合部と、容器本体側に向けて突設され、前記凹部と係合する凸部とにより、簡易な構成でありながら、正しい取り付け位置に容易に位置決めすることができる。
請求項に記載の発明によれば、請求項に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、特に、容器本体と蓋体とに、同一形状のガイド部と突設部とを設けたことにより、ガイド部と突設部とが重なるようにして容器本体と蓋体とを容易に正しい取り付け位置に位置決めすることができる。つまり、同一形状のガイド部と突設部とを備えることにより、ユーザは直感的にこれらガイド部と突設部とを重ね合わせるようにして容器本体と蓋体とを位置決めすることができるものである。
請求項に記載の発明によれば、請求項1〜の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、特に、係合部が蓋体と一体に成形されるとともに、被係合部が容器本体と一体に成形されてなることにより、これら係合部及び被係合部を、容易且つ低コストで成形することができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について、図面を用いて具体的に説明する。ただし、発明の範囲は、以下の説明及び図示例に限定されない。
[実施形態1]
図1は、本発明を適用した好適な実施形態1として例示する家庭用薄葉紙収納容器100を示す斜視図であり、図2は、家庭用薄葉紙収納容器100を示す正面図である。図3及び図4は、家庭用薄葉紙収納容器100を示す平面図であり、図5は、図3のVI−VI線における家庭用薄葉紙収納容器100の断面図である。図6は、本実施形態における底蓋2を示す平面図であり、図7は、本実施形態の家庭用薄葉紙収納容器100における容器本体1と蓋体2との係合状態を示す説明図である。
なお、以下の説明では、家庭用薄葉紙収納容器100の前後方向をX軸方向として、操作部4が設けられている側を前側とし、操作部4と反対側を後側とする。さらに、左右方向(幅方向)をY軸方向とし、上下方向をZ軸方向とする。
本実施形態の家庭用薄葉紙収納容器100は、例えば、図1〜図4に示すように、平面視にて略楕円形状をなし全体として半球状に形成されている。
具体的に、家庭用薄葉紙収納容器100は、例えば、内側にウェットシートやウェットティシュー等の家庭用薄葉紙Pを収納するとともに、上面に家庭用薄葉紙Pの取出口11を有し底面に底面開口部15を有する容器本体1と、容器本体1の上部に回動自在に設けられ取出口11を開閉する上蓋3と、容器本体1の底面開口部15を塞ぐ底蓋2と、取出口11を開状態とするために操作される操作部4等を備えて構成されている。
まず、図1〜5を参照しながら、容器本体1の構成について説明する。
容器本体1は、例えば、PP(ポリプロピレン)等の熱可塑性樹脂を射出成形することにより製造され、上下両側に開口部を有し、周面が曲面形状に形成されている。この容器本体1は、底面開口部15を塞ぐように底蓋2が取り付けられることで、該底蓋2と共に家庭用薄葉紙Pを収納する収納部5を構成するものである。
具体的に、容器本体1は、例えば、図3〜図5に示すように、下端部に平面視にて略楕円形状の底面開口部15を有し、上部側ほど小径となるように湾曲して形成された周面部13と、この周面部13の上端に連続して形成された上面部12と、この上面部12に設けられ、収納部5に収納された家庭用薄葉紙Pを取り出すための取出口11を具備する上面開口部14等を備えている。
上面部12の略中央には、例えば、収納部5に収納された家庭用薄葉紙Pを取り出すための取出口11が形成されている。この取出口11は、例えば、不使用状態にて、収納部5の密閉性を確保するために上蓋3の内面側に設けられた閉塞部材3aにより閉塞されるようになっている(図5参照)。また、上面部12における取出口11の後側には、例えば、上蓋3をY軸方向に沿う回動軸311(後述)に沿って回動自在に取り付けるための回動取付部16が設けられている。
回動取付部16は、例えば、上蓋3を開く方向に付勢するねじりコイルバネ等の付勢部材161を備えている。そして、後述する回動規制部による上蓋3の回動の規制が解除された状態では、上蓋3が回動して開状態に配置されることにより、取出口11が露出されるようになっている。なお、付勢部材161は、ねじりコイルバネに限らず、上蓋3を開く方向に付勢可能なものであれば、例えば、板バネ等を適用しても良い。
上面開口部14は、例えば、平面視にて略楕円形状をなし、その略中央部に水平方向に延在する取出口11が形成され、取出口11よりもX軸方向後側に上蓋3を回動自在に取り付けるためのヒンジ取付部162が設けられている。
取出口11は、例えば、図4及び図5に示すように、上面開口部14の略中央部に取り付けられた気密部6を構成する環状の本体側気密部61の内縁部によって構成されている。
本体側気密部61は、例えば、図5に示すように、取出口11の延在方向(水平方向)に対して略垂直となるように設けられ、径方向外側に突出した凸部が上面開口部14の内縁部に沿って形成された凹部に嵌め合わされることにより、上面開口部14に取り付けられるようになっている。
ヒンジ取付部162は、例えば、上蓋3をY軸方向に沿う回動軸311に沿って回動自在に取り付けるためのものであり、Y軸方向に沿って形成された凹型の軸受部164(図3〜5参照)と、上蓋3を開く方向に付勢するねじりコイルバネ等の付勢部材161等を備えている。
軸受部164は、例えば、図3〜図4に示すように、2つの回動軸311、311に対応させてY軸方向に並んで設けられていて、上面開口部14の外縁よりも内側であって、取出口11と略等しい高さに設けられている。ここで、軸受部164は、回動軸311とともに回動軸部を構成している。
そして、容器本体1は、周面部13の下端部である底面開口部15と底蓋2の上端部とが係合することにより、底面開口部15を塞ぐことができる一方で、当該係合を解除することにより、当該容器本体1の内側を開放(露出)させるようになっている。つまり、収納部5に家庭用薄葉紙Pを収納する場合には、底蓋2を周面部13から取り外して当該容器本体1の内側を開放して家庭用薄葉紙Pを収納し、その後、周面部13に底蓋2を取り付けることで、底面開口部15が閉塞されるようになっている。
また、収納部5には、例えば、複数枚の家庭用薄葉紙P、…が積層された状態で収納されるようになっており、継続して当該収納容器から取り出せるように交互に折り重ねられている。即ち、家庭用薄葉紙Pを取出口11から容器本体1の外側へ引き出したときに、次の家庭用薄葉紙Pの上端が取出口11よりも突出する位置まで収納部5から引き出されるようになっている(図5参照)。
さらに、本実施形態における容器本体1は、底面開口部15の周縁に、当該容器本体1と底蓋2との係合方向と直交する該容器本体1の外側に向けて突設された2つの本体側凸部(凸部)155,155を備えている。各本体側凸部155,155は、例えば、PP等の熱可塑性樹脂を射出成形することにより、容器本体1と一体に成形されている。
そして、本体側凸部155,155は、後述する底蓋2の把持部21,21(ガイド部)に設けられた係合部としての底蓋側凹部211,211と係合する本発明の被係合部として機能する。
次に、本実施形態における上蓋3について説明する。
上蓋3は、例えば、平面視にて略楕円形状をなし、取出口11を閉塞するように容器本体1に取り付けられた状態で容器本体1の外面部とともに半球状をなすように形成されている。具体的には、上蓋3は、例えば、容器本体1の回動取付部16に取り付けられる回動軸を有する軸部分31と、この軸部分31から前方及び側方に延出され、容器本体1の外面部の曲率に合わせて所定の曲率を有する湾曲部32と、この湾曲部32の前端部から略真下に延出された前端面部33等を備えている。
前端面部33の下端部には、例えば、X軸方向後側に向けて所定の長さ突出された上蓋側凸部331が形成されている。
一方、上面部12の取出口11よりも前側であって、前端面部33に対向する対向面部13には、X軸方向前側に向けて所定の長さ突出された本体側凸部131が形成されている。
そして、取出口11を閉塞するように上蓋3をX軸方向前側に回動させると、当該上蓋3の上蓋側凸部331が対向面部13の本体側凸部131に係止した状態となって、上蓋3の取出口11を開放するようなX軸方向後側に対する回動が規制される(図5参照)。
なお、上蓋側凸部331と本体側凸部131により、上蓋3の回動を規制する回動規制部が構成されている。
また、対向面部13の下側には、例えば、後述する上摘み部42の接触部423が係合する被係合部14が形成されている。
被係合部14は、例えば、対向面部13の表面からX軸方向の後側に所定の深さ座刳られ、且つ、Y軸方向に沿って延在するように溝状に形成されている。そして、被係合部14に接触部423が係合することにより、上摘み部42の回動軸部422(後述)を中心とする回動を規制するようになっている。
また、容器本体1における上面部12の取出口11よりも前側には、例えば、操作部4を取り付けるための操作部取付部156が設けられている。
操作部4は、例えば、操作部取付部156の所定位置に取付固定された下摘み部41と、この下摘み部41の上側に設けられた樹脂製の上摘み部42等を備えて構成されている。
下摘み部41は、例えば、断面略L字状に形成され、先端部がX軸方向前側に向けて突出するように配設されている。また、下摘み部41の先端部は、例えば、家庭用薄葉紙収納容器100の外面部の曲率に合わせるように所定の曲率をもって湾曲して形成されている。
上摘み部42は、例えば、取出口11を閉塞するように上蓋3を閉じた状態で、ユーザにより操作される操作レバー部421がX軸方向前側であって斜め上向きに突出するように配設されている。また、上摘み部42は、例えば、容器本体1の操作部取付部156に回動自在に取り付けられ、容器本体1に対する回動の中心軸を構成する回動軸部422と、上蓋3の前端面部33の下端部(一端部)に接触して当該上蓋3を跳ね上げる接触部423とを有している。
即ち、上摘み部42は、例えば、操作レバー部421と、この操作レバー部421の後側の端部に連続して設けられ、Y軸方向側の両端面に回動軸部422が形成された中央軸部424と、この中央軸部424の後側の下端部に連続して設けられ、中央軸部424よりも厚さが薄く形成された接触部423等を備えている。
接触部423は、例えば、図3に示すように、Y軸方向に並んで所定間隔を空けて2つ設けられている。
また、上摘み部42の操作レバー部421の先端部は、例えば、家庭用薄葉紙収納容器100の外面部の曲率に合わせるように所定の曲率をもって湾曲して形成されている。
操作部取付部156は、例えば、容器本体1の取出口11よりも前方の左右両側であって、収納部5の外側となる位置に形成された左右の壁部151に設けられている。
左右の壁部151の各々には、例えば、上摘み部42の回動軸部422が取り付けられる取付穴部152が設けられ、取付穴部152の位置規制凸部153(後述)の下側に、当該壁部151を貫通する貫通穴154が形成されている。
取付穴部152は、例えば、壁部151の起立面151aからY軸方向に所定の深さ座刳られてなり、X軸方向に沿って延在するように長円形状に形成されている。
取付穴部152のX軸方向の長さは、例えば、上摘み部42をX軸方向にスライドさせて、操作部4による取出口11を開状態とするための操作をロックするロック位置とアンロックするアンロック位置に配置することができる程度となっている。
ここで、上摘み部42のロック位置とは、接触部423が被係合部14に係合されることで回動軸部422を中心とする上摘み部42の回動を規制する位置であり、アンロック位置とは、接触部423と被係合部14の係合が解除されて上蓋3を跳ね上げ可能となるように前端面部33の下端部の下側に接触部423が配置された位置(接触位置)のことである。即ち、上摘み部42がアンロック位置に配された状態では(図5参照)、取付穴部152の内周面の前側部分に上摘み部42の回動軸部422の外面が接触した状態となる一方で、上摘み部42がロック位置に配された状態では、取付穴部152の内周面の後側部分に上摘み部42の回動軸部422の外面が接触した状態となる。
また、取付穴部152の内周面のうち、X軸方向の略中央となる下側部分には、例えば、位置規制凸部153が上向きに突設されている。
位置規制凸部153は、例えば、取付穴部152の内周面の前側部分或いは後側部分に接触する位置にスライド移動した回動軸部422のX軸方向の位置を規制するものである。即ち、上摘み部42をロック位置とアンロック位置との間で移動する場合には、回動軸部422が位置規制凸部153を乗り越えるようにしてX軸方向に移動することとなり、上摘み部42がロック位置若しくはアンロック位置に配された状態では、位置規制凸部153により回動軸部422が取付穴部152内にてX軸方向に自由に移動することが規制されるようになっている。
貫通穴154は、例えば、位置規制凸部153を挟むように取付穴部152に対向する位置に設けられている。これにより、取付穴部152内を回動軸部422がX軸方向に移動する際に、回動軸部422により位置規制凸部153が貫通穴154側に押し込まれて取付穴部152が弾性変形することとなる。
ここで、本実施形態における底蓋2について詳しく説明する。
底蓋2は、例えば、PP(ポリプロピレン)等の熱可塑性樹脂を射出成形することにより製造され、平面視にて容器本体1の底面開口部15と合致する略楕円形状をなし、全体として平板状に形成されている。
図5、図6に示すように、底蓋2の周縁には底周壁22が立設されており、底周壁22の先端部から下方に向けては第2底周壁23が吊設されている。さらに、第2底周壁23の先端縁から上方に向けて第3底周壁24が立設されており、第2底周壁23と第3底周壁24により断面形状U字状の嵌合溝25が形成されている。そして、底蓋2の嵌合溝25と容器本体1の底面開口部15とが嵌合することで、容器本体1が密閉されるようになっている。
また、本実施形態における底蓋2には、例えば、図1〜4、図6及び図7に示すように、当該底蓋2の着脱動作の際に把持される2つの把持部21,21が設けられている。
各把持部21は、第3底周壁25の前側であって、正面視にて上記操作部4の左右両側にそれぞれ配設されている(図1〜5参照)。この把持部21は、底蓋2の周縁である第3底周壁25において容器本体1に対する底蓋2の係合方向と直交する水平方向の外側に向けて突設されている。かかる把持部21は、容器本体1に対する底蓋2の取り付け位置をガイドする本発明のガイド部として機能する。
さらに、本実施形態では、把持部21の上面における基端部側の中央に、上述した容器本体1の底面開口部15の周縁に設けられた本体側凸部155,155と係合する底蓋側凹部211,211が設けられている。この底蓋側凹部211,211は、ガイド部たる把持部21に設けられた本発明の係合部として機能する。すなわち、この係合部としての底蓋側凹部211,211に、被係合部としての本体側凸部155,155が合致するように係合させることにより、何れも平面視にて同一の略楕円形状をなす容器本体1の底面開口部15と底蓋2の嵌合溝25とが、正しい位置で係合されるようになっている。
ここで、容器本体1と底蓋2とが係合される正しい位置とは、互いに同一の略楕円形状からなる容器本体1の底面開口部15と底蓋2の嵌合溝25とが係合した際に、例えば、一方(容器本体1)と他方(底蓋2)の楕円の長軸方向と短軸方向とが一致することにより容器本体1や底蓋2に歪みを生じることがなく、容器本体1と蓋体2とが隙間無く密閉されて気密性を損なうことがない取り付け位置のことである。
なお、本実施形態における底蓋側凹部211,211(係合部)は、熱可塑性樹脂の射出成形等により底蓋2と一体に成形されているが、例えば、別部材からなる底蓋側凹部211,211又は把持部21,21を接着剤等により蓋体2に取り付ける構造でもよい。
また、本実施形態では、特に、本体側凸部155(被係合部)における容器本体の周方向に沿う幅、及び、この本体側凸部155と係合する底蓋側凹部211の幅が、把持部21(係合部)における底蓋2の周方向に沿う幅の3分の1以下となっている。
次に、蓋体2を容器本体1に取り付けて底面開口部15を閉塞するための取り付け動作について図5〜図7を参照して説明する。
先ず、底蓋2が容器本体1から取り外された状態で、容器本体1の内部(収納部5)に家庭用薄葉紙Pを収納した後、図7(a)に示すように、容器本体1と底蓋2との取り付け位置の位置決めを行う。その際、底面開口部15の周縁に設けた本体側凸部155,155を被係合部とし、底蓋2の周縁に設けた底蓋側凹部211,211を係合部として、両者が合致するようにして蓋体2を容器本体1に取り付ける(図7(b)参照)。これにより、容器本体1と底蓋2とが、何れも歪むことのない正しい位置で取り付けられ、容器本体1の内部が密閉された状態となる。
以上のように、本実施形態の家庭用薄葉紙収納容器100によれば、把持部21に設けられた底蓋側凹部211に容器本体1の底面開口部15の周縁に設けられた本体側凸部155を係合させるようにして容器本体1と蓋体2とを位置決めすることにより、容器本体1に対して蓋体2を正しい位置で容易に嵌合させることができる。
すなわち、容器本体1に蓋体2を正しい位置で取り付けやすくすることができるため、容器本体1と蓋体2とが歪んだ状態で嵌合されることを防止することができる。従って、容器本体1の気密性を確保することができる。
また、容器本体1の底面開口部15が略楕円形状であっても、容器本体1と蓋体2とを正しい位置に位置決めして容器本体1の気密性を確保することができるため、容器本体1のデザインを選択する際の自由度を向上させることができる。
また、容器本体1と蓋体2とは、一方の容器本体1が本体側凸部155を備え他方の底蓋2が前記本体側凸部155と係合する底蓋側凹部211を備えた係合部及び被係合部により互いが正しい位置にガイドされるため、簡易な構成で、容器本体1と蓋体2とを容易に正しい位置に位置決めすることができる。
さらに、係合部としての底蓋側凹部211が蓋体2と一体に成形されるとともに、被係合部としての本体側凸部155が容器本体1と一体に成形されてなることにより、これら係合部及び被係合部を、容易且つ低コストで成形することができる。
また、本実施形態では、把持部21に形成する底蓋側凹部211を当該把持部21の中央付近に小さく形成し、ユーザが把持部21を操作して容器本体1から底蓋2を取り外す際に、指等を引っ掛けるための面積を十分に確保しているため、底蓋2を取り外す際の操作性を損なうことがない。すなわち、本体側凸部155(被係合部)における容器本体1の周方向に沿う幅を、底蓋側凹部211を備えた把持部21(係合部)における底蓋2の周方向に沿う幅の3分の1以下としたことにより、本体側凸部155及び該本体側凸部155と係合する底蓋側凹部211の幅を小さくして、残りの部分すなわち把持部21における底蓋側凹部211を除いた部分の幅を大きく確保することができる。その結果、例えば、容器本体1から底蓋2を取り外す際に、ユーザが指等を引っ掛ける部分を大きく確保することができるため、容器本体1から底蓋2を取り外す際の操作性の向上が図られ、使い勝手のよい家庭用薄葉紙収納容器100となる。
<変形例1>
次に、変形例1の家庭用薄葉紙収納容器について図8を参照して説明する。
なお、以下の変形例1及び実施形態2〜4の説明中において、上述した実施形態1と同一の構成については同一の符号を付し、重複する説明は省略するものとする。
ここで、図8は、変形例1の家庭用薄葉紙収納容器1000における容器本体と底蓋との係合状態を示す説明図である。
変形例1の家庭用薄葉紙収納容器1000は、例えば、図8に示すように、底蓋2の把持部21に設けた底蓋側凹部211aが平面視にて略半円形状をなしており、また、容器本体1に設けた本体側凸部155aが、底蓋側凹部211aと係合するように、平面視にて略半円形状をなしている。
かかる本体側凸部155aを有する容器本体1に底蓋側凹部211aを有する底蓋2を取り付ける場合、先ず、底蓋2が容器本体1から取り外された状態で、容器本体1の内部(収納部5)に家庭用薄葉紙Pを収納した後、容器本体1と底蓋2との取り付け位置の位置決めを行う際(図8(a)参照)には、底面開口部15の周縁に設けた本体側凸部155a,155aを被係合部とし、底蓋2の周縁に設けた底蓋側凹部211a,211aを係合部として、両者が合致するようにして蓋体2を容器本体1に取り付ける(図8(b)参照)。これにより、容器本体1と底蓋2とが、何れも歪むことのない正しい位置で取り付けられ、容器本体1の内部が密閉された状態となる。
従って、変形例1の家庭用薄葉紙収納容器1000によれば、簡易な構成でありながら、容器本体1と蓋体2とを容易に正しい位置に位置決めすることができる。また、本体側凸部155aを略半円形状としたことにより、例えば、ユーザが容器本体1と底蓋2とを取り外した状態で取り扱う際に、角部に触れることがなく取り扱いが容易である。さらに、例えば、図8に示すように、底蓋2に設けた把持部21の縁部形状を平面視にて円弧を連ねた形状とした場合、この円弧と調和するデザインとすることができるため、デザイン性の向上及びデザイン選択の自由度を向上させることができるものである。
[実施形態2]
次に、本発明を適用した実施形態2の家庭用薄葉紙収納容器について説明する。
図9は、本発明を適用した好適な実施形態2として例示する家庭用薄葉紙収納容器2000を示す斜視図である。
本実施形態の家庭用薄葉紙収納容器2000は、例えば、図9に示すように、底蓋2の把持部21の略中央において容器本体1側(上側)に向けて突設された係合部としての底蓋側凸部211b(凸部)と、容器本体1の底面開口部15の周縁において該容器本体1の外側に向けて突設され、上記底蓋側凸部211bが係合される被係合部としての二股状の本体側凹部155b(凹部)とをそれぞれ2対、備えて構成されている。
具体的には、底蓋側凸部211bが係合する本体側凹部155b,155b間の隙間距離が、該底蓋側凸部211bが係合可能な距離となっている。
かかる本体側凹部155bを有する容器本体1に底蓋側凸部211bを有する底蓋2を取り付ける場合、先ず、底蓋2が容器本体1から取り外された状態で、容器本体1の内部(収納部5)に家庭用薄葉紙Pを収納した後、容器本体1と底蓋2との取り付け位置の位置決めを行う際(図9(a)参照)には、底面開口部15の周縁に設けた本体側凹部155b,155bを被係合部とし、底蓋2の周縁に設けた底蓋側凹部211b,211bを係合部として、両者が合致するようにして蓋体2を容器本体1に取り付ける(図9(b)参照)。これにより、容器本体1と底蓋2とが、何れも歪むことのない正しい位置で取り付けられ、容器本体1の内部が密閉された状態となる。
以上のように、本実施形態2の家庭用薄葉紙収納容器2000によれば、容器本体1と蓋体2とは、容器本体1側に向けて突設された底蓋側凸部211bを備える係合部と、この底蓋側凸部211bが係合される本体側凹部155bを備えてなる被係合部とにより、簡易な構成でありながら、容器本体1に対して底蓋2を正しい取り付け位置に容易に位置決めすることができる。
さらに、把持部21の略中央に底蓋側凸部211bを形成し、両側に本体側凹部155bが配置された状態で容器本体1と底蓋2とが閉塞される構成としたことにより、例えば、ユーザが誤って把持部21を操作した際に、底蓋2を取り外すための操作部となる底蓋側凸部211bが容易に操作されることを防止することができるため、容器本体1から底蓋2が容易に取り外されることを防止することができる。これにより、容器本体1内部の気密性が不用意に阻害されることを防止することができるものである。
[実施形態3]
次に、本発明を適用した実施形態3の家庭用薄葉紙収納容器について説明する。
図10は、本発明を適用した好適な実施形態3として例示する家庭用薄葉紙収納容器3000を示す斜視図である。
本実施形態の家庭用薄葉紙収納容器3000は、例えば、図10に示すように、容器本体1の底面開口部15の周縁において、容器本体1と底蓋2との係合方向と直交する該容器本体1の外側に向け周方向に沿って概略帯状に突設された帯状突設部155cを備えており、この帯状突設部155cの一部を切り欠くように形成された被係合部としての本体側凹部1550を2つ備えている。また、底蓋2の把持部21の略中央には、容器本体1側(上側)に向けて突設され、本体側凹部1550と係合する係合部としての2つの底蓋側凸部211c(凸部)とを備えて構成されている。
具体的には、本体側凹部1550は、例えば、図10(a)に示すように、容器本体1の周縁に設けた帯状突設部155cのうち、該容器本体1と底蓋2とを係合させた際に把持部21,21の上方に位置する箇所をそれぞれ切り欠いた隙間部からなっており、各把持部21,21の上部に設けられた底蓋側凸部211c、211cは、容器本体1と底蓋2とを係合させた際に、本体側凹部1550と係合することによって帯状突設部155cと連続的な一本の縁部を構成するようになっている。
かかる本体側凹部155cを有する容器本体1に底蓋側凸部211cを有する底蓋2を取り付ける場合、先ず、底蓋2が容器本体1から取り外された状態で、容器本体1の内部(収納部5)に家庭用薄葉紙Pを収納した後、図10(a)に示すように、容器本体1と底蓋2との取り付け位置の位置決めを行う際に、底面開口部15の周縁に設けた本体側凹部155c,155cを被係合部とし、底蓋2の周縁に設けた底蓋側凹部211c,211cを係合部として、両者が合致するようにして蓋体2を容器本体1に取り付ける(図10(b)参照)。これにより、容器本体1と底蓋2とが、何れも歪むことのない正しい位置で取り付けられ、容器本体1の内部が密閉された状態となる。
実施形態3に記載の家庭用薄葉紙収納容器3000によれば、容器本体1と蓋体2とは、底面開口部15の周縁に帯状に突設された帯状突設部155cの一部を切欠くように形成された本体側凹部1550を備えた被係合部と、容器本体1側に向けて突設され、前記本体側凹部1550と係合する底蓋側凸部211cとにより、簡易な構成でありながら、正しい取り付け位置に容易且つ確実に位置決めすることができる。
[実施形態4]
次に、本発明を適用した実施形態4の家庭用薄葉紙収納容器について説明する。
図11は、本発明を適用した好適な実施形態4として例示する家庭用薄葉紙収納容器4000を示す斜視図である。
本実施形態の家庭用薄葉紙収納容器4000は、例えば、図11に示すように、底蓋2の周縁において容器本体1との係合方向と直交する外側に向けて突設されたガイド部としての把持部21,21と、容器本体1の底面開口部15の周縁に、該容器本体1と底蓋2との係合方向と直交する容器本体1の外側に向け突設された、把持部21,21(ガイド部)と同一形状の突設部1551,1551とを備えている。
突設部1551,1551は、容器本体1と底蓋2とが互いに正しい位置に配置されるようにして取り付けられた際に、把持部21,21とそれぞれ上下に重ねて配置されるようになっている。
そして、把持部21の略中央には容器本体1側(上側)に向けて突設された係合部としての底蓋側凸部211d(凸部)が設けられており、容器本体1の底面開口部15の周縁において該容器本体1の外側に向けて突設された突設部1551,1551には、上記底蓋側凸部211dが係合される被係合部としての本体側凹部155d(凹部)とを備えて構成されている。
具体的に、本体側凹部155dは、底蓋側凸部211dが係合する貫通穴(穴部)となっている。なお、本実施形態のように、容器本体1の底面開口部15の周縁に、把持部21,21と同一形状の突設部1551,1551を設けた場合、例えば、本体側凹部155dと底蓋側凸部211dとは、互いが上下逆に配置されていてもよい。すなわち、容器本体1の突設部1551,1551の下面に、底蓋2側に向けて突設する凸部を設けるとともに、底蓋2の把持部21,21に上記凸部と係合する凹部(又は穴部)を設ける構成としてもよい。
かかる本体側凹部155dを有する容器本体1に底蓋側凸部211dを有する底蓋2を取り付ける場合、先ず、底蓋2が容器本体1から取り外された状態で、容器本体1の内部(収納部5)に家庭用薄葉紙Pを収納した後、図11(a)に示すように、容器本体1と底蓋2との取り付け位置の位置決めを行う際に、底面開口部15の周縁に設けた本体側凹部155d,155dを被係合部とし、底蓋2の周縁に設けた底蓋側凹部211d,211dを係合部として、両者が合致するようにして蓋体2を容器本体1に取り付ける(図11(b)参照)。これにより、容器本体1と底蓋2とが、何れも歪むことのない正しい位置で取り付けられ、容器本体1の内部が密閉された状態となる。
実施形態4に記載の家庭用薄葉紙収納容器4000によれば、容器本体1と蓋体2とに、同一形状の把持部(ガイド部)21,21と突設部1551,1551とを設けたことにより、把持部21,21と突設部1551,1551とが重なるようにして容器本体1と蓋体2とを容易に正しい取り付け位置に位置決めすることができる。つまり、同一形状の把持部21,21と突設部1551,1551とを備えることにより、ユーザは直感的にこれら把持部21,21と突設部1551,1551とを重ね合わせるようにして容器本体1と蓋体2とを容易且つ確実に正しい位置に位置決めすることができるものである。
(その他)
なお、家庭用薄葉紙収納容器100、1000、2000、3000、4000の構成や各部の形状等は、上記実施形態に例示したものは一例であり、これらに限られるものではない。
例えば、係合部及び被係合部は、少なくとも何れか一方に凸部を備え、他方にこの凸部と係合する凹部を備えていれば良い。
また、ガイド部としての把持部21は、上記実施形態1〜4及び変形例1においては、各二つ備える構成としたが、これに限定されるものではなく、例えば、図12に示すように、一つの把持部21eを設けてこの把持部21eに設けた底蓋側凹部211eに、容器本体1に設けた本体側凸部155eを嵌め込んで係合させることにより、容器本体1と底蓋2との位置決めを行っても良い。
また、係合部と被係合部とはそれぞれ3つ以上設けてもよい。また、係合部と被係合部とを、互いが対応するようにそれぞれ同数づつ設ける他に、底蓋2を取り外すために用いるための把持部をさらに底蓋2に設ける構成としてもよい。
また、上記実施形態1〜4及び変形例1に示す家庭用薄葉紙収納容器100、1000,2000、3000、4000は、何れも平面視にて略楕円形状の場合を例に説明したが、例えば、平面視による断面が、多角形の角部を切り落として略円弧状とした形状とした家庭用薄葉紙収納容器にも適用可能である。
また、上記実施形態1〜4及び変形例1においては、係合部と被係合部とにより、容器本体1と底蓋2とが正しい位置に配置されない場合は容器本体1と底蓋2とを適切に取り付けることができない構成としたが、さらに、これら係合部と被係合部とに、例えば、マーク等を付して正しい位置を識別できるようにしてもよいし、或いは、係合部と被係合部との着色により正しい位置を識別できるようにしてもよい。
本発明を適用した好適な実施形態1として例示する家庭用薄葉紙収納容器を示す斜視図である。 図1の家庭用薄葉紙収納容器を示す正面図である。 図1の家庭用薄葉紙収納容器を示す平面図である。 図1の家庭用薄葉紙収納容器を示す平面図である。 VI−VI線における家庭用薄葉紙収納容器の断面図である。 図1の家庭用薄葉紙収納容器における蓋体を示す平面図である。 本実施形態の家庭用薄葉紙収納容器における容器本体と蓋体との係合状態を示す説明図である。 変形例1の家庭用薄葉紙収納容器における容器本体と蓋体との係合状態を示す説明図である。 本発明を適用した好適な実施形態2として例示する家庭用薄葉紙収納容器における容器本体と蓋体との係合状態を示す説明図である。 本発明を適用した好適な実施形態3として例示する家庭用薄葉紙収納容器における容器本体と蓋体との係合状態を示す説明図である。 本発明を適用した好適な実施形態1として例示する家庭用薄葉紙収納容器における容器本体と蓋体との係合状態を示す説明図である。 本発明を適用した家庭用薄葉紙収納容器のその他の例を示す平面図である。
符号の説明
100,1000,2000,3000,4000 家庭用薄葉紙収納容器
1 容器本体
11 取出口
12 上面部
13 周面部
14 上面開口部
15 底面開口部
155 本体側凸部(被係合部)
151 壁部
152 取付穴部
153 位置規制凸部
154 貫通穴
155,155a,155b,155c,155d,155e 被嵌合部
2 底蓋
21 把持部(ガイド部)
211,211a,211b,211c,211d,211e 底蓋側凹部(係合部)
3 上蓋
3a 閉塞部材
4 操作部
41 下摘み部
42 上摘み部
422 回動軸部
423 接触部
5 収納部
P 家庭用薄葉紙

Claims (7)

  1. 内側に家庭用薄葉紙を収納するとともに、上面に前記家庭用薄葉紙の取出口を有し底面に底面開口部を有する容器本体と、前記容器本体に設けられ前記取出口を開閉する上蓋と、前記容器本体の底面開口部を塞ぐ底蓋と、を備える家庭用薄葉紙収納容器であって、
    前記底蓋は、その周縁の少なくとも一部に前記容器本体に対する当該底蓋の取り付け位置をガイドするガイド部と、前記容器本体の底面開口部と嵌合する嵌合溝を備え、
    前記容器本体は、前記底面開口部の周縁に設けられ、前記ガイド部に設けられた係合部に係合される被係合部を備え
    前記底面開口部は、略楕円形状であり、
    前記係合部及び被係合部は、何れか一方が凸部を備え、他方が前記凸部と係合する凹部を備え、前記係合部に前記被係合部が合致するように係合させることにより、前記底面開口部と前記嵌合溝とが、隙間なく密閉される取り付け位置で係合することを特徴とする家庭用薄葉紙収納容器。
  2. 前記係合部は、前記容器本体側に向けて突設された凸部を備え、
    前記被係合部は、前記凸部が係合される凹部を備えてなる
    ことを特徴とする請求項に記載の家庭用薄葉紙収納容器。
  3. 前記被係合部は、前記底面開口部の周縁に前記容器本体と前記底蓋との係合方向と直交する前記容器本体の外側に向け突設された凸部を備え、
    前記係合部は、前記凸部と係合する凹部を備えてなる
    ことを特徴とする請求項に記載の家庭用薄葉紙収納容器。
  4. 前記凸部を備えた被係合部における前記容器本体の周方向に沿う幅が、前記凹部を備えた係合部における前記底蓋の周方向に沿う幅の3分の1以下である
    ことを特徴とする請求項に記載の家庭用薄葉紙収納容器。
  5. 前記容器本体は、前記底面開口部の周縁に前記容器本体と前記底蓋との係合方向と直交する前記容器本体の外側に向け周方向に沿って帯状に突設された帯状突設部を備え、
    前記被係合部は、前記帯状突設部の一部を切り欠くように形成された凹部を備え、
    前記係合部は、前記容器本体側に向けて突設され、前記凹部と係合する凸部を備えてなることを特徴とする請求項に記載の家庭用薄葉紙収納容器。
  6. 前記ガイド部は、前記底蓋の周縁において前記容器本体との係合方向と直交する外側に向けて突設され、
    前記容器本体は、前記底面開口部の周縁に前記容器本体と前記底蓋との係合方向と直交する前記容器本体の外側に向け突設された前記ガイド部と同一形状の突設部を備え、
    前記突設部に前記被係合部を備えてなることを特徴とする請求項に記載の家庭用薄葉紙収納容器。
  7. 前記係合部は、前記底蓋と一体に成形され、
    前記被係合部は、前記容器本体と一体に成形されてなる
    ことを特徴とする請求項1〜の何れか一項に記載の家庭用薄葉紙収納容器。
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