JP2005104173A - アームレスト装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スライドドアの開閉両動作を利用して、自動的にアームレスト本体を使用状態及び非使用状態にすると共に、リンク機構等のコスト的に有利な機構により構成する。
【解決手段】車体1の側面前後方向に延在するスライドガイドレール3に沿って、車体外側面より若干外方に突出させて開閉動させるスライドドア2に装備したアームレスト装置であって、アームレスト本体7を、スライドドア2に対して突出させた使用状態及び引っ込めた非使用状態に選択的に操作すべく、スライドドア2に回動軸8,9を介して回転可能に装着し、回動軸8にリンク機構11を装着し、リンク機構11を構成するスイングリンク14をスライドドア2の開閉動作に従って揺動させることにより、アームレスト本体7を使用状態と非使用状態とに選択的に操作可能に構成した。
【選択図】図3

Description

本発明は、車体の側面前後方向に延在するスライドガイドレールに沿って、車体外側面より若干外方に突出させて開閉動させるスライドドアに装備したアームレスト装置に関する。
通常のアームレスト装置は、車室開口部を開閉するドアに対してアームレスト本体を車室側に突出することによって、乗員の腕部等を支え保持するように構成されている。
しかし、前記ドアがスライドドアの場合には、当該スライドドアは、車体側部外方に僅かに引き出されてから車体外側部に沿って後方へ摺動されるように構成されており、スライドドアの開時におけるスライドドアの車体側部外方への突出を少なくするために、スライドドアは車体外側部にできるだけ接近した位置で摺動されるように構成されている。
従って、スライドドアの車室内側面にアームレスト本体を設ける場合には、スライドドアの開時に、アームレスト本体が車体側部にぶつからないように構成する必要がある。
そこで、従来のこの種のアームレスト装置としては、特許文献1及び特許文献2に記載されたものが知られている。
実開平1-136034号公報 実開平5- 82650号公報。
先ず、特許文献1に記載のものは、スライドドアの車室内側面に対しほぼ平行な収納位置からほぼ直角な突出位置まで回動可能に枢支されたアームレストと、アームレストをその回動位置に応じて収納方向または突出方向に選択的に回動付勢するトグルスプリングと、トグルスプリングよりも大きなばね定数を有するリターンスプリングが装着され、且つ、スライドドアの閉時にリターンスプリングの付勢力に抗して押圧作動されるように配設されたプッシュロッドと、ブッシュロッドとアームレストとの間に配設されたリンク機構と、をそれぞれ具備し、スライドドアの閉時にはトグルスプリングの付勢力のみがアームレストの保持力として作用し、スライドドアの半開時及び全開時にはトグルスプリング及びリターンスプリングの双方の付勢力がアームレストの保持力として作用するように構成した自動車用スライドドアのアームレスト装置であります。
次に、特許文献2に記載のものは、スライドドアの車室内面側に、逆台形の平板部を有するアームレストが、同平板部の上辺前後端に備えられた回転軸を支点として回動可能に備えられ、平板部の上辺にはスライドドア内部に向けてステーが延設されており、同ステーの前方側側面にはピン部が備えられ、ステーの先端には回動自在なガイドロッドが接続され、同ガイドロッドの下端はモータにて下方に押し下げ可能になっており、スライドドアを閉じるとモータが回転子し、ガイドロッドにてステーが押し下げられ平板部を車室内に起し、ピン部がフックに係合することになり、スライドドアを開けるとソレノイドにてフックとピン部の係合が解除され、コイルバネの作用で平板部を収容するように構成された車両の置き台に関するものである。
しかしながら、上記のように構成する従来の技術のうち特許文献1に記載の技術においては、スライドドアの開動動作によってプッシュロッドを介してリンク機構を働かせて、突出方向に選択されていたアームレストを収納方向に移動させることができるが、この状態より再びスライドドアを閉動させたとしても、アームレストは収納部内に収納されたままとなり、使用するには、乗員がトグルスプリングに抗して回動させて、突出状態にする必要があり、面倒である。
また、特許文献2に記載の技術においては、モータの働きによりスライドドアを閉動させると自動的に収納状態のアームレストが車室側に突出して使用状態にすることができるが、モータ等を使用するために装置コストがアップする欠点がある。
本発明は、かかる点に鑑み、スライドドアの開閉両動作を利用してスライドドア開時には自動的にアームレストを収納状態にして、この状態よりスライドドアを閉動させた場合には自動的にアームレストを車室側に突出させる使用状態に復帰させるように構成し、しかもリンク機構等のコスト的に有利な機構により構成することによりコスト低減を図ったアームレスト装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の本発明は、車体の側面前後方向に延在するスライドガイドレールに沿って、車体外側面より若干外方に突出させて開閉動させるスライドドアに装備したアームレスト装置であって、アームレスト本体を、前記スライドドアに対して突出させた使用状態及び引っ込めた非使用状態に選択的に操作すべく、前記スライドドアに回動軸を介して回転可能に装着し、前記回動軸にリンク機構を装着し、該リンク機構を構成するスイングリンクを前記スライドドアの開閉動作に従って揺動させることにより、前記アームレスト本体を使用状態と非使用状態とに選択的に操作可能に構成したことを特徴とするものである。
また、上記目的を達成するために、請求項2に記載の本発明は、前記スイングリンクにガイドローラを装着すると共に、該ガイドローラが前記スライドドアの開閉動に応じて前記車体側面に略平行に摺動ガイドするローラガイドレールを、前記車体に装着して、前記ローラガイドレールに対する前記ガイドローラの車体側面に略平行に摺動する動作と前記スライドガイドレールによる前記スライドドアの前記車体外側面より若干外方に突出して開閉動する動作とによって前記スイングリンクを揺動させるように構成したことを特徴とするものである。
更にまた、前記目的を達成するために、請求項3に記載の本発明は、前記スライドドアに前記アームレストの回動を阻止するロック機構を備え、該ロック機構のロック片を前記リンク機構の動作に応じて施錠及び解錠動作を行うように構成したことを特徴とするものである。
上記のように構成する本発明は、アームレスト本体を回動軸を介してリンク機構に装着し、リンク機構を構成するスイングリンクをスライドドアの開閉動作を利用して揺動させて、アームレストをスライドドアに対して突出させた使用状態及び引っ込めた非使用状態に選択的に操作するように構成していることから、アームレストがスライドドアの開動作によって自動的に非使用状態になるばかりかスライドドアの開動作によって自動的に使用状態にすべく復帰させることができ、しかもリンク機構を主体として構成し従来のようなモータ等を使用しないことから、装置コストを低減することができる。
また、本発明は、スライドドアにアームレストの回動を阻止するロック機構を備えたことから、使用状態及び非使用状態のアームレストを確実にスライドドアに対して保持することができ、しかも、ロック機構のロック片をリンク機構の動作に応じて施錠及び解錠動作を行うように構成したことから、やはり機構簡易でしかもコスト的に有利な装置を提供できることになる。
以下、図を用いて、本発明における実施の形態について説明する。
図1は、本発明に係る一の実施の形態を採用した自動車のスライドドア付近を車室内側から描画したスライドドア閉時状態の斜視図、図2は同じく開時初期状態の斜視図、図3は図1におけるアームレスト装置の構成を描画した斜視図、図4は図2におけるアームレスト装置の構成を描画した斜視図、図5は図1におけるアームレスト装置の構成を描画した平面図、図6は図2におけるアームレスト装置の構成を描画した平面図、図7はスライドドアの全開に向けた回動中途状態におけるアームレスト装置の平面図、図8は同じくアームレスト装置のロック機構の施錠状態を描画した要部断面図、図9は同じくロック機構の解錠状態を描画した要部断面図である。
図1及び図2によれば、車体1の側面開口部1aは、スライドドア2によって開閉されるように構成しており、スライドドア2は、側面開口部1aを開閉すべく、図3及び図4に明示するように、スライドドア2の前方上下端部にスライドガイドアーム3の一端部を取着し、スライドガイドアーム3の他端を略三角形状の揺動アーム4の一端に連結し、揺動アーム4の他端部に設けた一対のローラ5を側面開口部1aの上下縁に車体1の側面前後方向に延在するようにそれぞれ設けたチャンネル状のスライドガイドレール6内に摺動可能に嵌合して構成している。
そしてスライドガイドレール6は、前端部が車室1b側から一旦車体1の外側面外方に延在させた後、折曲して車体1bの車体1の外側面に沿って平行になるように車体1の後方に延在設置されている。
従って、スライドドア2は、図1に示す閉状態から側面開口部1aを開口すべく開動させた場合、揺動アーム4がローラ5を介してスライドガイドレール6に沿って車体1の後方に移動し、車体1の外側面より若干外方に突出した後(図2に示す状態)、車体1の外側面に沿って開動することになり、また、この開状態より閉動させると、車体1の外側面に沿ってスライドした後車室1b側に移動して、図1の閉状態に復帰することになる。
このように構成するスライドドア2は、その略中央部にアームレスト本体7を装備している。
アームレスト本体7は、その前後方向側面内部において突出設置した回動軸8,9によりスライドドア6に回転可能に装着されており、図1に示すスライドドア2に対して車室1b側に突出する使用状態及び図2に示すスライドドア2に凹設した収納部2aに引っ込めて収容した非使用状態に選択的に操作可能に構成している。
従って、図3及び図4に明確に示すように、車体1の前方側に存する回動軸8の先端には第1の傘歯車10が装着されており、第1傘歯車10は駆動軸12の上端部に装着した第2の傘歯車13に噛合している。
駆動軸12の下端部には、スイングリンク14の一端部が一体的に固着され、スイングリンク14の他端部がローラ支持片15の一端部が固着されて、ローラ支持片の他端部が上方に折曲された状態で車室1b側に突出した状態のガイドローラ16を枢着しており、更に、ガイドローラ16を車体1の外側面の前後方向に平行に延在設置したローラガイドレール17内に摺動可能に嵌合することにより、リンク機構11を構成している。
ローラガイドレール17は、車室1b側に突出状態のガイドローラ16を嵌合すべく、上面部が開口したチャンネル形状を採っている。
更に、スライドドア2における車室1b側側面には、アームレスト本体7の使用状態及び非使用状態を保持するロック機構18が装着されている。
スライドドア2における車室1b側側面にケース体19を形成し、ケース体19内に車体1の前後方向に摺動可能に収容されたロック片20を有し、ロック片20における車体1の後端側がアームレスト本体7における車体1の前側面に形成したロック穴21に嵌合可能に構成すると共に、ロック片20における車体1の前端側に指向した段部20a及びケース体19の側面壁19aの間にスプリング22を縮設し、更に、ロック片20の段部20aに突出形成した縮径部20bにリンクワイヤ23の一端を止着し、リンクワイヤ23の他端を駆動軸12の上端側に一端が固着されたロック駆動片24の他端を止着して、ロック機構18を構成している。
上記のように構成する実施の形態1においては、スライドドア2が車体1の側面開口部1aを閉状態にしている場合には(図1及び図3に示す状態)、アームレスト本体7は、収納部2aから突出して、乗員の腕等を保持するように待機している。
この状態では、図5に示すように揺動アーム4を介して設けられたガイドローラ16がスライドガイドレール6における車体1の前端側に位置すると共に、スイングリンク14にローラ支持片15を介して設けられたガイドローラ16がローラガイドレール17における車体1の前端側に位置しており、また、図8に示すように、ロック機構18のロック片20は、スプリング22の付勢力により、ロック穴21に嵌合して、アームレスト本体7を車室1b側に突出させた使用状態に保持している。
かかる状態より、車体1の側面開口部1aを開口すべく、スライドドア2をドアハンドル2bを持って乗員が車体1の後方に力を加えた場合、スライドドア2は、図6に示すように、スライドガイドレール6における車室1b側に折曲延在された折曲部6aに沿ってローラ5がA矢印方向に向かって摺動し、スライドガイドアーム3が車体1の外方向(B矢印方向)に突出することにより、斜体1の外側面より若干外方に突出した状態で回動初期の状態となる(図6に示す状態)。
そして、これに関連して、ガイドローラ16はローラガイドレール17によって車体1の外側面に沿って車体1後方であるC矢印方向に移動することになり、スライドドア2の車体1の外側面方向の移動と相俟って、ローラ支持片15を介してスイングリンク14をD方向に揺動させることになる。
この結果、駆動軸12を図4のE矢印方向に回転させ、ロック駆動片24を介してリンクワイヤ23を矢印F方向に引っ張って、ロック片20とロック穴21との係合を離脱させると共に(図9に示す状態)、傘歯車10,13を介して回動軸8を介してアームレスト本体7を回動軸9に支えながらG矢印方向に開動させて、アームレスト本体7が収納部2内に収納された非使用状態にする。
そして、この状態より、更にスライドドア7を車体1の後方に移動させることによって、ローラ5がスライドガイドレール6の車体1の外側面に平行な直線部6bに沿って摺動し、スライドドア7を全開に向けてスライドさせる。
この過程において、スイングリンク14は、スライドドア2が車体1の外側面に平行にスライドすることにより、ガイドローラ16がローラガイドレール17に沿って車体1の後方に摺動したとしても、揺動しないことになり、アームレスト本体7の非使用状態を保持して、アームレスト本体7が車体1の外側面に当接することを防止して、スライドドア2の開動動作を円滑にさせ、スライドドア2を総じて図2及び図4の矢印H方向に移動させて全開位置までガイドすることになる。
このようなスライドドア2の全開位置から、車体1の側面開口部1aを閉塞すべく、スライドドア2をドアハンドル2bをもって閉動方向に力を加えた場合、スライドドア2は、図2に示す開動初期状態になるまでは、車体1の外側面に沿って平行にスライドしながら閉動するのであるが、ローラ5がスライドレール6の折曲部6aに到達すると、図2及び図4野矢印H方向とが逆方向すなわち車室1b方向にスライドすることになる。
この結果、スイングアーム14を介して駆動軸12が、図4の矢印E方向とは逆方向に回転して、両傘歯車10,13及び回転軸8を介してアームレスト本体7を図4の矢印G方向とは逆方向の上方に揺動させて収納部2aから出してスライドドア2に対して車室1b側に突出させる。
そして、駆動軸12の回転に伴い、ロック駆動片24を作用させて、リンクワイヤ23を介してロック片20をロック穴21に挿入して、アームレスト本体7を車室1b側に突出した使用状態(図1及び図3の状態)に復帰させ保持させることになる。
次に、本発明に係る他の実施の形態を図10乃至図12を用いて説明する。なお、上記一の実施の形態に対応する構成には、同一符号を付して詳細説明を割愛する。
図10は自動車のスライドドア付近を車室内側から描画したスライドドア閉状態の斜視図、図11は図10におけるアームレスト装置の構成を描画した一部省略側面図、図12は同じくスライドドアの全開に向けた開動途中状態におけるアームレスト装置の構成を描画した一部省略側面図である。
図10によれば、前記一の実施の形態と同様に、スライドドア2は、閉状態では、ローラ5がスライドガイドレール6の折曲部6aに位置して、側面開口部1aを閉塞している。
この状態より、スライドドア2を側面開口部1aを開口すべく開動させた場合、揺動アーム4がローラ5を介してスライドレール6に沿って車体の後方に移動し、車体1の外側面より若干外方に突出した後、車体1の外側面に沿って開動することになり、また、この開状態よりスライドドア2を閉動させると、スライドドア2は車体の外側面に沿ってスライドした後、車室側に移動して、図10の状態に復帰することになる。
そして、上記スライドドア2の閉動動作に関連して、ガイドローラ16はローラガイドレール17によって車体1の外側面に沿って車体1の後方に移動することになり、スライドドア2の車体1の外側面方向の移動と相俟って、ローラ支持片15を介してスイングリンク14を揺動させ、この結果、駆動軸12を回転させて傘歯車13,10および回転軸8を介してアームレスト本体7を収納部2a内に収納した非使用状態にする。
この他の実施の形態は、上記一の実施の形態に比較して、ロック機構18の機構を一部変形している。
すなわち、ロックガイドレール17は、車体1の後端部において、車体1の上方に持上げ折曲されており、折曲部17aによってガイドローラ16をスライドドア2の開状態から閉状態に移行する際に、車体1の上方にガイドするように構成され、また、上記一の実施の形態においては駆動軸12に固着したロック駆動片24を、スイングリンク14に一体に形成し、車体後方に延在させている。
更に、ロック駆動片24に一端を止着されたリンクワイヤ23の他端が中継ローラ25を経由した後、ロック片20に連結している。
従って、ロック片20は、スライドドア2の閉状態において、スプリング22に付勢されてアームレスト本体7側のロック穴21に嵌合し、アームレスト本体7を車室側に突出させた使用状態に保持している(図11の状態)。
この状態より、スライドドア2を開動させると、スイングリンク14はローラガイド16を介して駆動軸12を回動させる。
この過程で、ローラガイド16は折曲部17aから離脱して駆動軸12を下方に落とし込む(図12の状態)。このために、駆動軸12は、車体の上下方向にスライド可能な二段構造の構成を採っている。
この結果、リンクワイヤ23は図12の矢印方向に引っ張り込まれ、ロック片20を車体の前後方向に平行移動させてロック穴21から脱出させて解錠状態にし、スライドドア2の開動作と共に駆動軸12が更に回動し、傘歯車12,10を介して回動軸8を回動させて、アームレスト本体7を収納部2a内に収納させることになる。
また、この状態より、スライドドア2を閉動させれば、スイングリンク14は駆動軸12、傘歯車13,10を介して回転軸8を開動させて、アームレスト本体7を収納部2aから出すと共に、ガイドローラ16が折曲部17aを乗り上げることによって駆動軸12を上動させ、スイングリンク14に一体形成されたロック駆動片24がリンクワイヤ23をフリーにして、スプリング22の付勢力でロック片20をロック穴21に嵌合し、アームレスト本体7を車室側に突出した使用状態に保持することになる。
このように構成する他の実施の形態においては、ロック片20を車体の前後方向に直線的に移動させてロック穴21に嵌合脱出させるように構成した点、最も特徴とするところである。
以上説明したように、本発明のアームレスト装置は、アームレスト本体を回動軸を介してリンク機構に装着し、リンク機構を構成するスイングリンクをスライドドアの開閉動作を利用して揺動させて、アームレストをスライドドアに対して突出させた使用状態及び引っ込めた非使用状態に選択的に操作するように構成して、アームレストがスライドドアの開動作によって自動的に非使用状態になるばかりかスライドドアの開動作によって自動的に使用状態にすべく復帰させることができ、しかもリンク機構を主体として構成し従来のようなモータ等を使用しないことから、装置コストを低減することができることから、車体の側面前後方向に延在するスライドガイドレールに沿って、車体外側面より若干外方に突出させて開閉動させるスライドドアに装備したアームレスト装置等に好適である。
本発明に係る一の実施の形態を採用した自動車のスライドドア付近を車室内側から描画したスライドドア閉時状態の斜視図である。 同じく開時初期状態の斜視図である。 図1におけるアームレスト装置の構成を描画した斜視図である。 図2におけるアームレスト装置の構成を描画した斜視図である。 図1におけるアームレスト装置の構成を描画した平面図である。 図2におけるアームレスト装置の構成を描画した平面図である。 スライドドアの全開に向けた回動中途状態におけるアームレスト装置の平面図である。 同じくアームレスト装置のロック機構の施錠状態を描画した要部断面図である。 同じくロック機構の解錠状態を描画した要部断面図である。 本発明の他の実施の形態を採用した自動車のスライドドア付近を車室内側から描画したスライドドア閉状態の斜視図である。 図10におけるアームレスト装置の構成を描画した一部省略側面図である。 同じくスライドドアの全開に向けた開動途中状態におけるアームレスト装置の構成を描画した一部省略側面図である。
符号の説明
1 車体
2 スライドドア
7 アームレスト
8,9 回動軸
11 リンク機構
14 スイングリンク
16 ガイドローラ
18 ロック機構

Claims (3)

  1. 車体の側面前後方向に延在するスライドガイドレールに沿って、車体外側面より若干外方に突出させて開閉動させるスライドドアに装備したアームレスト装置であって、
    アームレスト本体を、前記スライドドアに対して突出させた使用状態及び引っ込めた非使用状態に選択的に操作すべく、前記スライドドアに回動軸を介して回転可能に装着し、
    前記回動軸にリンク機構を装着し、該リンク機構を構成するスイングリンクを前記スライドドアの開閉動作に従って揺動させることにより、前記アームレスト本体を使用状態と非使用状態とに選択的に操作可能に構成したことを特徴とするアームレスト装置。
  2. 前記スイングリンクにガイドローラを装着すると共に、該ガイドローラが前記スライドドアの開閉動に応じて前記車体側面に略平行に摺動ガイドするローラガイドレールを、前記車体に装着して、前記ローラガイドレールに対する前記ガイドローラの車体側面に略平行に摺動する動作と前記スライドガイドレールによる前記スライドドアの前記車体外側面より若干外方に突出して開閉動する動作とによって前記スイングリンクを揺動させるように構成したことを特徴とする請求項1記載のアームレスト装置。
  3. 前記スライドドアに前記アームレストの回動を阻止するロック機構を備え、該ロック機構のロック片を前記リンク機構の動作に応じて施錠及び解錠動作を行うように構成したことを特徴とする請求項1または2記載のアームレスト装置。
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