JP2008155822A - スライドドア装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】レールカバーの巻取装置が不要で構成が単純なスライドドア装置及びスライドドア装置を備えた車輌を提供する。
【解決手段】スライドドア装置1は、車体10開口部11の近傍に配置され、車体内外方向における移動及び車体に沿うスライド移動により該開口部を開閉可能な扉部材20を備えている。扉部材20のスライド案内部材23と、このスライド案内部材23を支持するスライド支持部材34とは、車体内部側から固定カバー50及び可動カバー60で覆われている。一端部が可動カバー60に回動可能に接続され、他端部が前記扉部材20に回動可能に接続され、前記扉部材が前記車体内外方向に移動する内外運動に伴って回動し、扉部材20の車体に沿うスライド移動に伴って前記可動カバー50を前記扉部材20に追従移動させる回動カバー64を備えている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えば車輌の開口部分を開閉するスライドドア装置に係り、特に、スライド方向を案内するレール部材を備えたものに関する。
車体に沿って扉部材がスライド開閉するスライドドア装置において、扉部材がリンク機構を介して車体にスライド可能に支持されるとともに、この扉部材の車体内部側にスライド案内のためのレール部材を有するスライドドア装置が知られている。この種のスライドドア装置において、車体内側の美観性及び安全性を確保するために、レール部材を車体内部側から覆うレールカバーを備えたものが提供されている(例えば特許文献1参照)。ここではレールカバーはレール部材よりも車体内方側、かつ、レール部材を支持する支持部材よりも車体外方側に設けられている。このため、レール部材と支持部材との係合を可能にするため、支持部材とレール部材との係合部分よりもスライド方向後ろ側においてレールカバーを巻き取る巻取装置が設けられている。
実開平5−18927号公報
しかしながら、上述したスライドドア装置では、次のような問題があった。すなわち、支持部材等を覆うたのカバー部材に加え、レール部材を覆うためのカバー、レールカバーをスライドに応じて巻き取るための巻取運動や巻取装置が必要となり、スライドドア装置の構成が複雑となる。
そこで、本発明は、レールカバーの巻取装置が不要で構成が単純なスライドドア装置及びスライドドア装置を備えた車輌を提供することを目的とする。
本発明の一例にかかるスライドドア装置は、車体に形成された開口部の近傍に配置され、車体内外方向における移動及び車体に沿うスライド移動により該開口部を開閉可能な扉部材と、上記扉部材の車体内部側に設けられ、前記スライド方向に延びるスライド案内部材と、車体側に設けられ、上記スライド案内部材を上記前後方向にスライド可能に支持するスライド支持部材と、前記スライド方向に延び、前記スライド案内部材及び前記スライド支持部材を車体内部側から覆うとともに、前記扉部材の前記スライド方向の移動に伴って前記スライド方向に移動するように前記車体側に支持される可動カバーと、その一端部分が前記可動カバーに、前記スライド方向及び前記内外方向に直交する直交軸を中心として回動可能に接続され、その他端部分が前記扉部材に回動可能に接続され、前記扉部材が前記開口部を閉止している閉止状態において前記スライド方向に延び、少なくとも前記スライド案内部材を車体内部側から覆うとともに、前記扉部材が前記車体内外方向に移動する内外運動に伴って回動し、前記扉部材の車体に沿うスライド移動に伴って前記可動カバーを前記扉部材に追従移動させる回動カバーと、
備えたことを特徴とする。
この構成によれば、扉部材のスライド移動に連動して可動カバーを移動可能としたため、簡単な構造でスライド案内部材又はスライド支持部材を覆うことができる。
本発明の一例にかかるスライドドア装置は、前記車体の開口部近傍に一端側が取り付けられ、前記扉部材が開く際に車体外方側に回動し、扉部材が閉まる際に車体内方側に回動するとともに、他端側に前記スライド支持部を備えるリンク部材を有するスライドリンク機構と、前記車体の開口部近傍と前記扉部材との間を、少なくとも3箇所において回動可能に連結する回動リンク機構と、前記扉部材が車体内外方向へ移動する間は、前記スライドリンク機構、前記回動リンク機構および前記回動カバーが回動し、前記扉部材が車体前後方向にスライド移動する間は、前記回動リンク機構が回動するとともに、前記スライド案内部材が前記スライド支持部材に対してスライド移動することを特徴とする。
この構成によれば、扉部材と可動カバーとが回動カバーで連結されているので、スライドリンク機構を備えたものでも確実に可動カバーを移動させることができる。
本発明の一例にかかるスライドドア装置は、前記扉部材が車体外側に位置するとき前記車体内外方向に延びて前記スライド案内部材及び前記スライド支持部材のスライド方向の閉止状態側に位置するを特徴とする。
この構成によれば、扉部材が車体外側に位置する開放時に、乗員からスライド案内部材及びスライド支持部材を隠すことがきる。
本発明の一例にかかるスライドドア装置は、前記扉部材の車体内側に前記スライドリンク機構及び前記回動リンク機構が挿入する開口を備えたパネル部材を設け、前記可動カバーは、前記扉部材の閉鎖時に前記パネル部材の開口に挿入されることを特徴とする。
この構成によれば、扉部材の閉止状態時にパネル部材の開口に挿入されるため、扉部材の閉鎖時に可動カバーが車体内側に突出することを抑制できる。
本発明の一例にかかるスライドドア装置は、前記車体側に取り付けられて少なくとも前記スライドリンク機構の一端側を車体内部側から覆う固定カバーを備え、前記可動カバーは、前記扉部材の開放時に前記固定カバーの車体外部側に収納されることを特徴とする。
この構成によれば、扉部材の開放時に可動カバーを収納でき見栄えが良い。
本発明は、上記構成により、レール部材のみカバーするためのレールカバーを省略することができる。また、巻取運動及び巻取装置も不要となる。したがって、スライドドア装置の構成を単純化することができる。
以下に本発明の一実施形態にかかるスライドドア装置1について、図1乃至図8を参照して説明する。なお、各図において適宜構成を拡大、縮小、省略して描いている。各図中の矢印X、Y、Zは互いに直交する三方向を示している。Xは車体後方及び扉部材20が開く際のスライド方向を示し、Zは車体内部側の方向を示している。
図1及び図4に示すスライドドア装置1は、スイングスライド型のドア装置であり、車体10の開口部11(図6に示す)を開閉する扉部材20、扉部材20を車体10に対して連結するスライドリンク機構30、回動リンク機構40、これらを車体内側から覆う固定カバー50、及び可動カバー60を備えている。
扉部材20は、例えばトラック、バス、乗用車などの車体10の側面に形成された車体開口部11に設けられ、車体内外方向及び車体前後方向に移動することにより、この車体開口部11を開閉する機能を有する。この扉部材20は、外面及び内面を形成するパネル部材21と、これらの内部に配された可動側ベース22等を備え、スライドリンク機構30及び回動リンク機構40を介して車体10に支持されている。
扉部材20の内側にはレール部材(スライド案内部材)23が設けられている。レール部材23は可動側ベース22に取り付けられ、車体前後方向に延びている。レール部材23は後述するスライドリンク機構30の先端に設けられたガイド部材(スライド支持部材)34に対して摺動可能に係合している。
扉部材20の内側は、パネル部材21によって覆われている。このパネル部材21には開口21aが形成されている。パネル部材21はこれらの開口21aからレール部材23等を露出させるとともに可動側ベース22等を車体内部側から覆っている。
スライドリンク機構30は、車体10側に固定される固定側ベース12に回動可能に設けられた上下のリンク部材31,32を備えている。上リンク部材31は下リンク部材32よりも後方に配置されている。固定側ベース12と上下のリンク部材31,32とは、上下方向に延びる軸部材33によって、回動可能に連結されている。上下のリンク部材31,32の扉部材20側の端部にはガイド部材34が設けられている。このガイド部材34は、開口21aにおいてレール部材23に対して摺動可能に係合している。上下のリンク部材31,32とガイド部材34とは上下方向に延びる軸部材35によって回動可能に連結されている。すなわち、上下のリンク部材31,32は、扉部材20と車体10との間に掛け渡されて平行リンクを構成する。
回動リンク機構40は、互いに回動可能に連結された第1アーム41及び第2アーム42を備え、固定側ベース12と可動側ベース22との間に掛け渡されている。第1アーム41の一端41aは固定側ベース12に軸部材33を中心に回動可能に取り付けられている。第1アーム41の他端41bは第2アーム42の一端42aに軸部材44を中心として回動可能に連結されている。第2アーム42の他端42bはゴム等の弾性材から半円柱状に構成された伸縮可能なブーツ45を介して可動側ベース22に回動可能に取り付けられている。すなわち、回動リンク機構40は計3ヵ所において回動可能な構造となっている。第1アーム41及び第2アーム42は上リンク部材31よりも後方かつ上方において、それぞれ固定側ベース12及び可動側ベース22に取り付けられている。
回動リンク機構40、上リンク部材31及び下リンク部材32は、順番に後上側から前下側に向かって並んでいる。扉部材20は、リンク部材31,32及び第1アーム41および第2アーム42の回動動作に伴って、車体内外方向に移動可能であり、レール部材23及びガイド部材34による摺動運動に伴って、車体前後方向にスライド移動可能である。
図1及び図2に示すように、固定側ベース12には、固定カバー50が設けられている。固定カバー50は固定側ベース12よりも車体内部側に設けられ、パネル部材21の開口21aの後部を覆うように車体前後方向に延びている。この固定カバー50は、回動リンク機構40やスライドリンク機構30等、車体10と扉部材20の間に設けられた部材を、車体内部側から覆うことにより車体内部の美観を確保する機能を有する。
固定カバー50は、上壁部51、側壁部52及び下壁部53を備える断面コの字状に形成され、車体外部側を凹にして固定側ベース12に固定されている。固定カバー50の裏側、すなわち車体外部側には、可動カバー60が配設されている。
可動カバー60は、上壁部61、側壁部62及び下壁部63を有する断面コの字状に形成され、車体前後方向に沿って延設されている。可動カバー60は、固定カバー50の上壁部51及び下壁部53によって、固定カバー50に対して車体前後方向に摺動可能に支持されている。可動カバー60の車体前方側の端部60aには、回動カバー64が設けられている。
回動カバー64はその一端部64aにおいて可動カバー60に対して軸部材を中心として回動可能に取り付けられている。図5に示すように、回動カバー64の他端部64bは、ブラケット26を介して扉部材20に回動可能に取り付けられている。この回動カバー64は扉部材20が車体の開口部11を閉止している閉止状態においては可動カバー60と連続して車体前後方向に延び、パネル部材21の開口21aの前部を車体内部側から覆っている。回動カバー64は、扉部材20が車体内外方に移動する際に、他端部が外側に引っ張られることにより、軸部材を中心に回動する。回動カバー64は、扉部材20が車体外方に位置する間は、車体内外方向に延びてスライドリンク機構30、回動リンク機構40、及びレール部材23等の各部材を車体内部側かつ車体前方側から覆う。さらに、回動カバー64は、扉部材20が車体前後方向にスライドする際には、扉部材20に引っ張られて車体前後方向に移動するとともに、一端部に連結された可動カバー60を引っ張ることにより扉部材20に追従移動させる。すなわち、回動カバー64は、各部材を覆う機能と、可動カバー60を扉部材20に追従して移動させる機能とを兼ね備えている。
可動カバー60の裏側すなわち車体外方側の面には、車体前後方向に延びる2本のレール部69が可動カバー60に一体形成されている。このレール部69に支持されて、断面視コ字状の可動側ガイド部70が設けられている。可動側ガイド部70は、車体前後方向に延び、車体外側に突出している。
一方、固定側ベース12には、車体前後方向に延びる固定側ガイド部80が設けられている。固定側ガイド部80は、上壁部81、側壁部82及び下壁部83を備えて断面コの字状に形成され、車体内部側に開口している。車体内部側に突出する上壁部81及び下壁部83に、上記可動側ガイド部70の突出部分が車体前後方向に摺動可能に係合している。
スライドリンク機構30や回動リンク機構40によって扉部材20が車体前後方向にスライド移動すると、回動カバー64を介して可動カバー60も同様に前後方向に移動する。このとき、可動側ガイド部70が固定側ガイド部80に対して摺動することで、可動カバー60の移動方向が車体前後方向に案内される。
次に本実施形態にかかるスライドドア装置1の開閉動作について図3乃至図8を参照して説明する。
図3及び図4に示される閉止状態におけるスライドドア装置1は、扉部材20によって開口部11が閉止されている。この閉止状態において、扉部材20は、開口部11に位置し、車体10と扉部材20との外面が連続するように配置されている。このとき、リンク部材31,32、第1アーム41、及び第2アーム42は車体前後方向に延びている。さらに、図示しないロック機構により扉部材20の閉止状態が維持されている。
ついで、扉部材20に車体10外側方向の力が加わると、リンク部材31,32、第1アーム41及び第2アーム42がそれぞれ軸部材を中心に回動するとともに、ガイド部材34及び扉部材20が外側後方に移動する。このとき、扉部材20に引っ張られ回動カバー64が回動する。
リンク部材31,32が所定角度回動して扉部材20が十分に外側に移動すると、図5及び図6に示すフルスイング状態となる。このとき、リンク31に形成された回動規制機構31a(図7に示す)によって回動が停止されるとともにロック機構(不図示)が解除されてスライド運動可能となる。
フルスイング状態においては、第1アーム41、固定カバー50及び可動カバー60は車体前後方向に伸び、第2アーム42及びリンク部材31,32は車幅方向に延びている。このフルスイング状態では、図6に示されるように扉部材20と可動カバー60とは離間している。
このとき、スライドリンク機構30、回動リンク機構40、レール部材23等の各部材の上方は固定カバー50の上壁部51及び可動カバー60の上壁部61によって車体内部側から覆われている。各部材の側方すなわち車体内部側は固定カバー50の側壁部52及び可動カバー60の側壁部62によって車体内部側から覆われている。さらに各部材の前方は回動カバー64によって車体内部側から覆われている。
このフルスイング状態において扉部材20に後方向の力が加わると、レール部材23がガイド部材34に案内されて扉部材20が後方にスライド移動する。このとき、リンク部材31,32及び可動カバー60は回動せずにフルスイング状態のまま維持されている。またこの間、回動リンク機構40においては第1アーム41及び第2アーム42が回動し、扉部材20に設けられた第2アーム42の他端部が後方に移動する。
この扉部材20の後方へのスライド移動に伴って、回動カバー64及び可動カバー60が後方に引っ張られる。このとき、可動カバー60に設けられた可動側ガイド部70と固定側ベース12に取り付けられた固定側ガイド部80との摺動によって可動カバー60のスライド方向が車体前後方向に案内される。この結果、扉部材20が移動してもこれに対応して可動カバー60が移動することになるため、パネル部材21の開口21aから露出するレール部材23等の各部材は常時車体内部側から覆われた状態を維持している。したがって、レール部材23、リンク機構30,40、ガイド部材34等の各部材は、扉部材20の開閉に伴って車体内部側から隠れた状態で、それぞれ運動することが可能となる。
扉部材20が開口部11から後方向に所定距離移動することで、開口部11が開放され、図6及び図7に示す開放状態となる。ここで、図8に示すように、車体開口部11よりも後方側ではパネル部材21の開口21aから露出するレール部材23などの部材は車体10によって覆われているため、車体内部側には露出されない。なお、以上の動作を逆に行うことで、開口部11を閉止することができる。
本実施形態にかかるスライドドア装置1は以下に掲げる効果を奏する。
扉部材20に伴って移動可能な可動カバー60を設けたことにより、各部材を常時車体内部側から覆うことができる。また、開閉動作の際に車体内部から見える運動は、可動カバー60のスライド移動のみであるため、車体内部側の美観を確保することができる。
また、固定カバー50、可動カバー60、回動カバー64により、レール部材23を含めて開口21a全体を覆うため、レールカバーが不要とな、可動カバー60が開口21aに挿入されることにより扉部材20の閉鎖時に可動カバー60がパネル部材21から突出することを抑制できる。さらに、固定カバー50、可動カバー60及び回動カバーは固定側ベース12よりも車体内部側に位置するため、レール部材23とガイド部材34との係合を妨げることがない。したがって巻取装置が不要となる。この結果、装置全体の単純化及び製造コストの低減が可能となる。
回動カバー64を設けたことにより、扉部材20と可動カバー60とを連結するとともに各部材を車体内部前方側から覆うため、部品数を減らすことができる。
また、回動カバー64は、扉部材20が閉まる閉止状態においては車体前後方向に延びて各部材を車体内部側から覆い、扉部材20が外方向に移動する際に回動することにより、フルスイング状態から開放状態への移動の際のみスライドするためスライド量を少なく抑えることができる。
さらに、可動カバー60は、固定カバー50の車体外部側に形成される断面コの字状の凹部に重なり合って摺動可能に収納されるため、可動カバー60をコンパクトに収納でき、また、固定側ベース12,可動カバー60,固定カバー50をユニットとして取り扱うことができるため、上記従来技術を含む多様な形態のスライドドア装置にそのまま適用することができる。
なお本発明を実施するにあたり、各種部材の形態をはじめとして、具体的な形状など、本発明の構成要素を発明の要旨を逸脱しない範囲で種々に変更して実施できることは言うまでもない。例えば上述した例では、車体後方にスライドして開けるスライドドア装置1について説明したが、車体前方にスライドして開ける構成にも同様に適用できる。この他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能であるのは勿論である。
本発明の一実施形態にかかるスライドドア装置を示す斜視図。 本発明の一実施形態にかかる固定カバー及び可動カバーの斜視図。 同スライドドア装置を図1におけるX-X線に沿って矢印方向に見た断面図。 同スライドドア装置の閉止状態における側面図。 同スライドドア装置の閉止状態における平面図。 同スライドドア装置のフルスイング状態における側面図。 同スライドドア装置のフルスイング状態における平面図。 同スライドドア装置の開放状態における側面図。 同スライドドア装置の開放状態における平面図。
符号の説明
1…スライドドア装置、10…車体、11…開口部、12…固定側ベース、20…扉部材、21a…開口、22…可動側ベース、23…レール部材、30…スライドリンク機構、31.32…リンク部材、34…ガイド部材、40…回動リンク機構、50…固定カバー、60…可動カバー、64…回動カバー、70…可動側ガイド部、80…固定側ガイド部。

Claims (5)

  1. 車体に形成された開口部の近傍に配置され、車体内外方向における移動及び車体に沿うスライド移動により該開口部を開閉可能な扉部材と、
    上記扉部材の車体内部側に設けられ、前記スライド方向に延びるスライド案内部材と、
    車体側に設けられ、上記スライド案内部材を上記スライド方向にスライド可能に支持するスライド支持部材と、
    前記スライド方向に延び、前記スライド案内部材及び前記スライド支持部材を車体内部側から覆うとともに、前記扉部材の前記スライド方向の移動に伴って前記スライド方向に移動するように前記車体側に支持される可動カバーと、
    その一端部分が前記可動カバーに、前記スライド方向及び前記内外方向に直交する直交軸を中心として回動可能に接続され、その他端部分が前記扉部材に回動可能に接続され、前記扉部材が前記開口部を閉止している閉止状態において前記スライド方向に延び、少なくとも前記スライド案内部材を車体内部側から覆うとともに、前記扉部材が前記車体内外方向に移動する内外運動に伴って回動し、前記扉部材の車体に沿うスライド移動に伴って前記可動カバーを前記扉部材に追従移動させる回動カバーと、
    備えたことを特徴とするスライドドア装置。
  2. 前記車体の開口部近傍に一端側が取り付けられ、前記扉部材が開く際に車体外方側に回動し、扉部材が閉まる際に車体内方側に回動するとともに、他端側に前記スライド支持部を備えるリンク部材を有するスライドリンク機構と、
    前記車体の開口部近傍と前記扉部材との間を、少なくとも3箇所において回動可能に連結する回動リンク機構と、
    前記扉部材が車体内外方向へ移動する間は、前記スライドリンク機構、前記回動リンク機構および前記回動カバーが回動し、
    前記扉部材が車体前後方向にスライド移動する間は、前記回動リンク機構が回動するとともに、前記スライド案内部材が前記スライド支持部材に対してスライド移動することを特徴とする請求項1記載のスライドドア装置。
  3. 前記回動カバーは、前記扉部材が車体外側に位置するとき前記車体内外方向に延びて前記スライド案内部材及び前記スライド支持部材のスライド方向の閉止状態側に位置するを特徴とする請求項2記載のスライドドア装置。
  4. 前記扉部材の車体内側に前記スライドリンク機構及び前記回動リンク機構が挿入する開口を備えたパネル部材を設け、
    前記可動カバーは、前記扉部材の閉止状態時に前記パネル部材の開口に挿入されることを特徴とする請求項2又は3記載のスライドドア装置。
  5. 前記車体側に取り付けられて少なくとも前記スライドリンク機構の一端側を車体内部側から覆う固定カバーを備え、
    前記可動カバーは、前記扉部材の開放時に前記固定カバーの車体外部側に収納されることを特徴とする請求項2〜4のいずれか記載のスライドドア装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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