JP2010064596A - スライドドアのカバー構造 - Google Patents

スライドドアのカバー構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2010064596A
JP2010064596A JP2008232427A JP2008232427A JP2010064596A JP 2010064596 A JP2010064596 A JP 2010064596A JP 2008232427 A JP2008232427 A JP 2008232427A JP 2008232427 A JP2008232427 A JP 2008232427A JP 2010064596 A JP2010064596 A JP 2010064596A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
cover
wall
vehicle body
cover structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008232427A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4985596B2 (ja
Inventor
Toru Arao
透 荒尾
Toshiaki Uchigata
敏明 内潟
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP2008232427A priority Critical patent/JP4985596B2/ja
Publication of JP2010064596A publication Critical patent/JP2010064596A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4985596B2 publication Critical patent/JP4985596B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)

Abstract

【課題】スライドドアの全開時にアームカバーがドアと車体外側壁間の隙間を前方から覆う覆い位置より離脱することを確実に防止でき、安全性の向上を図れるスライドドアのカバー構造を提供する。
【解決手段】ドア開口を開閉するスライドドア4を閉鎖位置D1と同位置より車幅方向外側の突出し位置D2と突出し位置より車体後方または前方の全開位置D3との間で移動させるドア開閉装置と、車体に縦中心線Lh回りに揺動可能に枢支され、突出し位置および全開位置に達したドアの内壁と車体の外側壁との隙間を側方より覆う覆い位置K2と閉鎖位置D1に達したドアの内壁に沿うよう重なる重ね位置K1との間で揺動すると共に覆い位置に向けて弾性的に回動付勢されてなる側方カバー75と、覆い位置に達した側方カバー75が重ね位置に揺動するのを阻止するようにドア4の内壁に突設される回動規制部材56とを具備した。
【選択図】図7

Description

本発明は、車両の側壁に設けられた乗降口を開閉するスライドドアと車体外側壁の間の隙間を覆う側方カバーの回動規制を行うスライドドアのカバー構造、特に、側方カバーがその揺動端をドアの内壁に接近対向するよう弾性的に回動付勢されているスライドドアのカバー構造に関する。
車両の側壁に設けられた乗降口を開閉するドアとしてスライドドアが知られている。
このスライドドアとしては、乗降口の上下部位にスライドレールを設け、ドアの上下にスライドアームの基端を取り付け、各スライドアームの摺動端をスライドレールにローラを介して嵌合させ、しかも、ドアの後端中央部を車体外側壁後方中央部に取り付けた3本目のレールにスライド可能に支持させた3点支持式のスライドドアが使用されている。
一方、スライドドアの上下方向での中央部にスライドレールを設け、スライドレールにスライド可能に嵌合するスライダーと車体側基枠とを平行リンクで連結し、これにより、ドアを閉鎖位置と同位置より外側に揺動させた突出し位置と同突出し位置より車体後側の全開位置との間でスライド移動させるスイングスライドドアが知られている。なお、ドア開閉装置であるスイングスライドユニットを備えたスイングスライドドアの一例が特許文献1や特許文献2に開示される。
このような3点支持式スライドドアやスイングスライドドアでは、ドアの全開時にドアと車体側壁部との間の車幅方向域に所定幅の隙間が形成され、この隙間が美観を低減させるし、隙間に異物が進入する可能性があると推測され、これを防止する必要がある。
特に、スイングスライドドアでは、スライドレールに摺動可能に嵌合するスライダーと車体側基枠とを平行リンクで連結し、そこに所定の開閉駆動機構を付設したドア開閉装置が採用される。このドア開閉装置は車体側基枠やこれに連結する平行リンクがドアと車体側壁部との隙間に変位可能に配備されることより、このドア開閉装置が美観を低減させるし、隙間の開放中に異物や乗員の手が進入する可能性があると推測され、これを防止する必要がある。
そこで、例えば、本出願人により先に提案されている特願2007−256378号に開示され、図10に示すように、ドアDrの全開時において、ドアDrと車体外側壁Ps間の隙間Eとそこに配備されるドア開閉装置の要部を成すスイングスライドユニットUの車体側取り付け枠K及び不図示の複数のリンク部材に対して、それらの前方をアームカバーC1により覆うことが提案されている。この場合、アームカバーC1は車体側取り付け枠Kに基端部側が枢支され、揺動端側がスイングスライドユニットUの揺動アームAMやドア側のトリムTmの動きに連動するよう形成される。なお、アームカバーC1はドアDrが不図示の閉鎖位置にあると重ね位置q2に保持されている。しかも、アームカバーC1はドアと車体外側壁間の隙間EやスイングスライドユニットUを前方Frから覆う覆い位置q1に向けて不図示のばねで弾性付勢され、確実に覆い位置q1に保持されている。
特開2003−320964号公報 特開平10−175444号公報
しかし、図10に示すアームカバーC1は、隙間EやスイングスライドユニットUを前方から覆う覆い位置q1に対して弾性的に回動付勢状態で保持されるため、故意にアームカバーC1をドアDrの前後方向に沿う方向である重ね位置q2側に向けて引っ張り、揺動させると、容易に揺動してしまう。するとアームカバーC1がドアと車体外側壁間の隙間EやスイングスライドユニットUの前方から離脱する。この状態になると、隙間の前方Fr側が開放し、開放中に異物や乗員の手などを進入させることが可能となってしまう。このため、スイングスライドドアの全開時に、アームカバーC1が隙間Eの前方Frを覆う覆い位置q1より故意に引っ張られ、離脱することを防止することが安全性の向上を図るために望ましい。
本発明は以上のような課題に基づきなされたもので、目的とするところは、スイングスライドドアの全開時にアームカバーがドアと車体外側壁間の隙間を前方から覆う覆い位置より離脱することを確実に防止でき、安全性の向上を図れるスライドドアのカバー構造を提供することにある。
前記課題を達成するため請求項1に係る発明は、車体のドア開口を開閉するスライドドアを閉鎖位置と前記閉鎖位置より車幅方向外側の突出し位置と前記突出し位置より車体後方または前方の全開位置との間で移動させるドア開閉装置と、前記車体に縦中心線回りに揺動可能に枢支され、前記突出し位置および前記全開位置に達した前記ドアの内壁と車体の外側壁との隙間を側方より覆う覆い位置と前記閉鎖位置に達した前記ドアの内壁に沿うよう重なる重ね位置との間で揺動すると共に前記覆い位置に向けて弾性的に回動付勢されてなる側方カバーと、前記ドアが前記全開位置に達した際に、前記覆い位置に達した側方カバーが前記重ね位置に揺動するのを阻止するように前記ドアの内壁に突設される回動規制部材と、を具備したことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のスライドドアのカバー構造において、前記ドア開閉装置は、前記ドアの上下方向での略中央部に配置され、前記ドアと車体側とをリンク機構で連結するとともに前記ドアを車体後方または車体前方へスライド移動させるスイングスライドユニットである、ことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載のスライドドアのカバー構造において、前記回動規制部材は前記ドアに開閉操作力を加えるノブである、ことを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1または請求項2に記載のスライドドアのカバー構造において、前記回動規制部材は前記ドアの内壁に取り付けられたカップホルダーである、ことを特徴とする。
請求項1の発明は、ドアが突出し位置および全開位置に達した際に、これに連動して覆い位置に達した側方カバーが、故意に覆い位置より重ね位置側に向かう方向に引っ張り力を受けたとしても、ドアの内壁に突設される回動規制部材が側方カバーの重ね位置側への移動を阻止するので、ドアの内壁と車体の外側壁との隙間を前方より安定して覆うことができ、隙間の故意の引っ張り操作による異物の進入を防止でき、美観を確保できる。
請求項2の発明は、ドア開閉装置がスイングスライドユニットの一部を構成し、ドアが突出し位置および全開位置に達した際に連動して覆い位置に達した側方カバーが、故意に覆い位置より重ね位置側に引かれても、ドアの内壁に突設される回動規制部材が側方カバーの重ね位置側への移動を阻止するので、前記隙間やドア開閉装置を側方より安定して覆うことができ、隙間やスイングスライドユニットに向かう異物や乗員の手の進入を防止でき、安全を確保できる。
請求項3の発明は、回動規制部材がドアに開閉操作力を加えるノブであり、これが側方カバーの重ね位置側への移動を阻止するストッパーとしても機能し、隙間やドア開閉装置に向かう異物や乗員の手の進入を防止でき、安全を確保でき、部品数の低減を図れる。
請求項4の発明は、回動規制部材がカップホルダーであり、これが側方カバーの重ね位置側への移動を阻止するストッパーとしても機能し、隙間やドア開閉装置に向かう異物や乗員の手の進入を防止でき、安全を確保でき、部品数の低減を図れる。
図1にはこの発明の一実施形態としてのスライドドアのカバー構造が適用されたスイングスライドドアを備える4ドアの車両Cを示した。まず、ここではスライドドアのカバー構造に先立ち車両Cの説明を行う。
車両Cはセンターピラ5のある自動車であり、前乗降口1を開閉するフロントドア2と、後乗降口3を開閉するスイングスライドドア(以後単にリヤドアと記す)4とを備える。
フロントドア2は前端上下2箇所h1、h2がヒンジ結合され、揺動端がセンターピラ5の上下中ほどの後ロック部Jfに不図示のラッチとストライカを用いて離脱可能にロックされる。
一方、リヤドア4は後述のドア開閉装置であるスイングスライドユニットUに支持され、後乗降口3を閉鎖する閉鎖位置D1と、その閉鎖位置D1より車外に突出た突出し位置D2と、突出し位置D2より後方に移動した全開位置D3とに移動可能である。閉鎖位置D1にあるリヤドア4は、その前端上下ロック部J1、J2が不図示のパワーラッチとストライカを用いてセンターピラ5に2点位置で離脱可能にロックされ、後端上下中ほどの後端ロック部J3が不図示のパワーラッチとストライカを用いてリヤピラー60に離脱可能にロックされる。
更に、リヤドア4を具体的に説明する。
図4に示すように、リヤドア4はそのアウタパネル401とドア内空間を介して配備されるインナパネル402とが互いの前後及び下部の外周縁部を相互に一体接合処理され、しかも、両パネルの上方周縁部には開口が形成される。この開口は不図示のドアガラスの昇降作動域及びその支持部材のサッシュ55を装着可能なように形成される。
図3、6に示すように、ドア内空間にはスイングスライドユニットUのドア側駆動機構19(図3、4、6参照)や、制御手段としてのコントローラ30が配備される。
ここでドア側駆動機構19を制御する開閉制御部301(図3参照)はコントローラ30の制御機能の一つとして備えられる(図1、3参照)。即ち、不図示の車外側のドア開閉スイッチや、図3、4に示す車内側のドア開閉スイッチSW1の各入力信号を受け取り、開閉制御部301としてドアの摺動操作を制御する。なお、コントローラ30は不図示のハーフラッチセンサやフルラッチセンサよりラッチ位置検出信号を受け取り、図3に示すラッチ駆動手段191内の不図示のモータをラッチ駆動制御部302とし駆動制御する。更に、コントローラ30はラッチ解除駆動手段192の不図示のソレノイドをラッチ解除制御部303として駆動し、ラッチの噛み合い、解除を制御する。
次に、図4に示すように、リヤドア4の内壁を成すインナパネル402はドアトリム80により覆われる。図2乃至図4に示すように、ドアトリム80は後述する平行リンク16の前後アーム31、32を嵌挿するスリット81を前後方向Xに長く形成され、全体は上下に分割形成され、インナパネル402の車内側面に対して、不図示の係止手段で取り付けられる。
図2、図3、図5に示すようにここで、ドアトリム80の前端縁の上下中間部にはドアノブ56が重ねて取り付けられ、このドアノブ56は後述する側方カバー75の揺動端に当接可能で回動規制部材としても機能する。
ここで、ドアノブ56は縦に長い握り部561とその上下端より屈曲して延びた突端に一体形成される上下締結端562、563とを備える。上下締結端562、563はドアトリム80を介してインナパネル402にボルト止めされる。ここで、リヤドア4の前後のロック部J1、J2、J3がロック解除され、ドア側駆動機構19が非作動の状態にあるような場合において、握り部561に車内の乗員が手を掛け、前後方向Xにリヤドア4の摺動抵抗を上回る操作力を加えた場合、リヤドア4を前後方向Xに摺動可能である。
図4に示すように、ドアトリム80の中央には取り付け穴90が形成される。一方、リヤドア4のインナパネル402の上部中央にはドア側枢支部37が一体的に取り付けられる。このドア側枢支部37はドアトリム80の取り付け穴90に貫通状態で嵌合し、そこには後述するドア荷重支持アーム18の揺動端側がピン結合される。
更に、図7に示すように、ドアトリム80の取り付け穴90の車体前方側(図7(a)〜(c)で右側)の周縁近傍には揺動する長板状で取り付け穴90を車内側から覆う厚板状に形成されたアームカバー91の基端部911が樹脂ヒンジを介して枢着される。
アームカバー91の主部912は長板状をなし、ドア閉鎖時に取り付け穴90とそこに一部が嵌合する第2揺動アーム61及びドア側枢支部37を覆うように形成される。
なお、アームカバー91には不図示のコイルバネが係止され、そのコイルバネの弾性力を受けて主部912が基端部911回りに弾性的に回動付勢されており、アームカバー91の主部912が第2揺動アーム61に当接しつつその揺動作動に連動する。
このため、図7(a)〜(c)に示すように、アームカバー91の主部912が少なくとも第2揺動アーム61の移動に追従し、その前側を側方カバー75が覆う状態で第2揺動アーム61側の前側対向面を覆うことが出来、ドア荷重支持アーム18側に乗員が直接接触することを防止でき、安全性が向上し、美観を向上させることが出来る。
次に、図1に示すように、後乗降口3の後部縦縁部はリヤピラー60により形成される。 リヤピラー60は車体の後部のアウタパネル(クオーターパネル)60bの前端部分とその車内側のインナパネル29(図4にクオーターパネル60bと重なる状態で示した)の前端部分と、不図示のリンフォースとで形成される。
特に、リヤピラー60の上下方向での中間部近傍に取り付け凹部Tが形成される。なお、リヤピラー60の乗降口後方フランジ部(以後単に後縦向きフランジ)f1は、平らな縦壁を成すインナパネル29とこのインナパネル29の車外側に接合されたアウタパネル60bの各乗降口縁部60f(図4参照)とが重合することで、図1に示すように形成される。
特に、後縦向きフランジf1の上下方向での中間部には、図1、4に示すような取り付け凹部Tが形成される。この取り付け凹部Tは車外側に向けて開放された凹状部をなし、上側に後端ロック部J3を取り付けると共に下側にスイングスライドユニットUの車体側基部であるベース部材15を取り付けている。
図4、図6、図8に示すように、スイングスライドユニットUの基部であるベース部材15は取り付け凹部Tに取り付けられ、このベース部材15に対し、平行リンク16の基端部と、ドア荷重支持アーム18の基端部と、ドア側駆動機構19のケーブルエンドpoe、pceと、不図示のワイヤーハーネス等が取り付けられる。
スイングスライドユニットUの一部である平行リンク16は、図6に示すように、リヤドア4の移動を規制し、各位置D1〜D3を位置決めする機能を備える。この平行リンク16は、その前アーム31及び後アーム32の揺動端が前、後連結ピン246、245を介してスライダー24の前後端にそれぞれピン結合される。
図4、6、8に示すように、平行リンク16の上方に取り付けられるドア荷重支持アーム18は、車体側のベース部材15に形成された基端ボス部41にピン結合される第1支持アーム44と、その枢支端(基端)にピン結合された第2支持アーム61と、第2支持アーム61の揺動端がピン結合されるドア側枢支部37とで構成される。このドア荷重支持アーム18によって、リヤドア4の重心部の荷重を常にベース部材15に伝達し、支持している。
図4に示すように、リヤドア4のドア支持レール22はその内部に主、従レール溝を前後方向X(紙面垂直方向)に長く形成され、このドア支持レール22の内部に不図示の複数のローラを介してスライダー24が摺動自在に嵌着される。ここで、スライダー24は並行リンク16により揺動すると共にスライダー24の複数のローラに対してドア支持レール22側が前後方向Xに相対移動できる。
次に、リヤドア4に配備されるスイングスライドユニットUを説明する。
図6(a)〜(c)に示すように、スイングスライドユニットUのドア側駆動機構19は、リヤドア4内部に配設されたモータMと、モータMに巻取り、巻戻し可能に駆動される巻き取りドラム46と、巻き取りドラム46に引き出し自在に巻き取られる開ケーブル49及び閉ケーブル51(図6(c)参照)と、開ケーブル49を巻きがけるドア支持レール22前端の端部プーリPo1と、閉ケーブル51を巻きがけるドア支持レール22後端の端部プーリPc1と、スライダー24の前側の第1プーリ23fと、前アーム31上の第2プーリpo2(前中間プーリ)と、ベース部材15に支持され開ケーブル49のアンカー部を連結したケーブルエンドpoeと、スライダー24の後側の第1プーリ23rと、後アーム32上の第2プーリpc2(後中間プーリ)と、ベース部材15に支持され閉ケーブル51のアンカー部を連結したケーブルエンドpceと、を備える。
次に、本発明のスライドドアのカバー構造の要部を成す縦向き板状の側方カバー75及びその枢支関連部材と回動規制部材であるドアノブ56とを順次説明する。
図4に示すように、スイングスライドユニットUのベース部材15を装着するリヤピラー60の取り付け凹部Tの近傍域であって、車内側(図4でYo側)のインナパネル29の前端部分とリヤピラー60の後方フランジ部60fとが重なる部位には後述の側方カバー75を枢支するヒンジ部76が取り付けられる。このヒンジ部76は後述の側方カバー75を枢支するもので、図3、図5に示すように、そのヒンジ部76の外周側には、これを車内側より覆うピラートリム74が装着される。
図3に示すように、ヒンジ部76は上下に所定間隔を隔てて配備されると共に基端が後方フランジ部60fに溶着され突端に枢軸S1を枢支する上下枢支部761と、この上下枢支部761間に同軸的に配備されると共に枢軸S1および同枢軸S1と一体で拡径化された基端枢支部762とを備える。この基端枢支部762は側方カバー75の基端部752側と一体結合される。
ここで、上下枢支部761に対して枢軸S1及び基端軸部762(側方カバー75側)が縦向きの縦中心線Lh回りに回転可能に枢支されている。なお、縦中心線Lh回りに不図示のつる巻きバネが巻き付け配備され、このつる巻きバネの一端が上下枢支部761の一方に、他端が側方カバー75の基端部752近傍にそれぞれ係止されており、これにより側方カバー75がその揺動端部側を弾性的に車外方向(図3で紙面裏側)に回動付勢されている。これにより、側方カバー75は確実にスイングスライドユニットU側のドア荷重支持アーム18や平行リンク16の突端部に当接しつつドアトリム80側に回動付勢された状態で揺動できる。
図3に示すように、縦向き板状の側方カバー75は、縦中心線Lh回りに揺動可能で縦方向に長い基端部752と、同基端部752と一体で縦向きの板状を成して延出する板状主部751と、同板状主部の上端であって、リヤドア4のドアトリム80のベルトライン位置に形成される上向き壁面fuに対向するように延出形成された上端部から屈曲延出してなる横向き延出部754とを備える。このうち、板状主部751と横向き延出部754は共に厚板状で両者の連続部分はカギ型断面をなし、全体は基端部752を含め樹脂成形され、所定の保形性が確保されている。
板状主部751の上下幅b1は、上向き壁面fuとベース部材15より更に所定量下方位置との間隔にほぼ設定され、横幅b2は、全開位置D3に達したリヤドア4のドアトリム80とベース部材15側の車内側のヒンジ部76との間隔にほぼ設定される。
これにより、リヤドア4が全開位置D3に達した際に、側方カバー75は縦中心線Lh回りに弾性付勢されて、平行リンク16やドア荷重支持アーム18の前側突端に相対変位可能に当接する。この際、図3、図5(b)に示すように、車幅方向Yに向かう位置、即ち、覆い位置K2に保持される。この場合、リヤドア4の内壁と車体外側壁間の空間Eと、そこに配備されるスイングスライドユニットUと、アームカバー91とを側方カバー75が前方側から覆うことができるように形成される。なお、覆い位置K2に保持される板状主部751の上端部には、ドアトリム80に取り付けられたドア開閉スイッチ(ドア開閉操作手段)SW1の操作を可能とするための切欠部cが形成されている。
このように、全開位置D3にあるリヤドア4に対して側方カバー75が覆い位置K2に保持されるという状態において、図5(b)、図7(c)に示すように、リヤドア4の前端部のドアトリム80の内壁面にはドアノブ56が突き出し状態で締結されている。
ここで、全開位置D3にあるリヤドア4と一体のドアノブ56は、その後方に覆い位置K2に保持される側方カバー75の揺動端が対向し、相互に接近、あるいは当接状態を保持している。
このように、全開位置D3にリヤドア4が達すると、ドアノブ56が覆い位置K2に保持される側方カバー75の揺動端を係止し、側方カバー75の前側である、図5に示す重合位置K1の方向への揺動を阻止できる。この状態で、乗員が故意に側方カバー75を前側に引張るとしても、ドアノブ56がストッパーとして機能し、覆い位置K2よりずれることを防止できる。このため、弾性的に覆い位置K2に向けて回動付勢されるだけの側方カバー75が前側に引張られても、ドアノブ56が側方カバー75のストッパーとして機能し、ドアの内壁と車体の外側壁との隙間Eを前方より確実に安定して覆うことができ、美観を確保でき、しかも、隙間Eや、スイングスライドユニットUに向かう異物や乗員の手の進入を防止でき、安全性を向上できる。
次に、図5(a)、図7(a)に示すように、リヤドア4が閉鎖位置D1に達し、側方カバー75が前後方向Xに向かう重合位置K1に達した際に、側方カバー75の板状主部751はドアトリム80に接近状態で重なり、同時に、上端部より延出する横向き延出部754はドアトリム80のベルトライン位置の上向き壁面fuに重合する。
なお、図4には2点差線で側方カバー75が車幅方向Yに沿うような向きに達して、即ち、覆い位置K2に達している場合と、1点差線で側方カバー75がトリムに重合する状態(閉鎖位置D1における状態にあたる)である、重合位置K1に達している場合を便宜上、併記した。
ここで、側方カバー75がトリムに重合する1点差線で示す重合位置K1において、側方カバー75の横向き延出部754は上向き壁面fuに重合し、サッシュ55側に当接することがないよう形成される。
更に、図3に示すように、リヤドア4が全閉位置D1に達し、側方カバー75が前後方向Xに向かう位置に達した際に、板状主部751はその全体がドアトリム80の車内側壁面に重合し、弾性的に同車内側壁面に押圧され、同時に、横向き延出部754(図5(a)参照)はドアトリム80の上向き壁面fuに重合し、見栄えを確保している。
次に、図3、4に示すように、ピラートリム74は、リヤピラー60の取り付け凹部Tが形成されている部位近傍のインナパネル29の内壁側に重なるように取り付けられる。即ち、ピラートリム74はインナパネル29の車内側壁面に固着される縦壁部740と、縦壁部740の前端縁で縦長のカバー嵌合部741と、縦壁部740の上端縁で前端部より車外側に延出する横向き縁部742と、横向き縁部742よりリヤピラー60の後方フランジ部f1(インナパネル29とアウタパネル60bの乗降口縁部60fとの重合部)に沿って所定量斜め後上方に延びるフランジ嵌合部743とを備える。
このピラートリム74は、フランジ嵌合部743の内側の不図示の縦嵌合長溝が後方フランジ部f1に嵌着され、カバー嵌合部741とその上の横向き縁部742とは側方カバー75の基端部752及びヒンジ部76を車内側及び上部より覆うように形成される。その上で、縦壁部740が不図示の締結手段によりインナパネル29の車内側壁面に固着されることで取り付けが成されている。
次に、ドアのカバー構造の作動をリヤドア4の作動と共に説明する。
コントローラ30がドア開指令を受ける前において、リヤドア4が閉鎖位置D1に保持されているとする。この状態において、リヤドア4側の前端上ロック部J1と前端下ロック部J2と後端ロック部J3はロック状態を保持したまま非通電状態に保持されている。
この際、後アーム32と前アーム31の揺動端は車内側(図5(a)において下方側)に引き込まれ、両アームの揺動端のスライダー24と共にドア支持レール22が図1に示すリヤドア4を閉鎖位置D1に保持する。
この状態において、図7(a)に示すように、側方カバー75がドアトリム80の車内側壁面に弾性的に押圧され、側方カバー75の揺動端より前方にアームカバー91の主部912の一部が位置する。主部912の内側には、第2揺動アーム61の一部及びドア側枢支部37が位置する。このように側方カバー75及びアームカバー91が協働してドア荷重支持アーム18に乗員が接触することを防止でき、安全性、美観を向上させることが出来る。
この状態において、リヤドア4に取り付けられているノブ56はドアトリム80の前端縁側に位置し、乗員の通常の挙動域より外れ、邪魔となることもない。更に、手動操作でドアの開閉を行うような場合には、リヤドア4の前後のロック部J1、J2、J3がロック解除された上で、ノブ56に車内の乗員が手を掛け、後方向Xにリヤドア4の摺動抵抗を上回る操作力を加えて、リヤドア4を開放方向に摺動可能である。
次に、ドア開指令をコントローラ30が受けたとする。
この場合、コントローラ30のラッチ解除制御部303は、ラッチ解除駆動手段192の不図示のソレノイドを駆動し、閉鎖位置D1のリヤドア4の前端上ロック部J1と前端下ロック部J2と後端ロック部J3をロック解除作動させる。
次いで、開閉制御部301がドア側駆動機構19のモータMを駆動する。この際、図6(a)〜(c)に示すように、開作動ケーブル49のアンカー部を連結したケーブルエンドpoeと、ドア支持レール22上の固定プーリpo1との間に張設されたケーブルが巻き取りドラム46に巻き取られる。
これによって、前アーム31とこれに連動する後アーム32とを閉鎖位置D1より図6(b)、図8に示す突出し位置D2に揺動変位させる。この際、前アーム31が前アーム揺動基点pcfまわりに揺動し、この際、下部の主下向きレール溝33lのストッパ壁部rsに前アーム31の揺動端の前ローラPrfが当接した状態を保ち、更に、前ローラPrf近傍の従前ローラPrfsがストッパ壁部rsの外側にコロ接触状態を保持するので、前ローラ23fの中心線は前後方向Xにずれることを阻止され、確実に平行リンクの揺動変位が成される。
この際、図6(b)、図7(b)に示すように、リヤドア4が突出し位置D2を保持するまで側方カバー75が車外方向に揺動し、この側方カバー75とアームカバー91の揺動端近傍とが当接する状態を保持する。この状態においても、これらカバー75、91が乗員の安全性を確保でき、美観確保を図れる。
更に、突出し位置D2を経て平行リンク16の揺動は止まり、平行リンク16の揺動端のスライダー24に対して相対的にドア支持レール22側を図6(c)に示す全開位置D3にまで摺動操作する。この状態において、図7(c)に示すように、アームカバー91は荷重支持アーム18に当接し、揺動端を前方に振り、その揺動端の前側が側方カバー75で覆われる。この際、側方カバー75の揺動端756はドアトリム80に当接あるいは、接近し、その揺動端756の一部にリヤドア4の内壁面から突き出し状態のドアノブ56が接近あるいは当接する。
この状態で、隙間EやスイングスライドユニットUを前方より安定して覆うことができ、隙間EやスイングスライドユニットUに向かう異物や乗員の手の進入を防止でき、安全を確保できる。
更に、この状態で、乗員が故意に側方カバー75を前側に引張るとしても、ドアノブ56がストッパーとして機能し、覆い位置K2より前側に揺動し、ずれることが防止される。このように、弾性的に覆い位置K2に向けて回動付勢されるだけの側方カバー75が故意に前側に引張られても、ドアノブ56が側方カバー75のストッパーとして機能し、ドアの内壁と車体の外側壁との隙間Eを前方より安定して確実に覆うことができ、美観を確保でき、しかも、隙間EやスイングスライドユニットUに向かう異物や乗員の手の進入を確実に防止でき、安全を確保できる。
次いで、コントローラ30がドア閉鎖指令を受けるとする。
この場合、ドア側駆動機構19のモータMが駆動され、図6(b)、図6(a)の状態に逆作動し、この閉鎖作動の場合に、側方カバー75やアームカバー91が開作動時と逆にそれぞれ揺動する。更に、リヤドア4が閉鎖位置D1の直前のハーフラッチ位置に達すると、開閉制御部301がドア側駆動機構19のモータMを停止させる。
次いで、ラッチ駆動制御部302がラッチ駆動手段191の不図示のモータを駆動し、リヤドア4の前端上ロック部J1と前端下ロック部J2と後端ロック部J3をフルラッチ作動させ、リヤドア4を閉鎖位置D1に保持する。
これにより、リヤドア4が閉鎖位置D1を保持し、側方カバー75が重合位置K1に保持され、側方カバー75やアームカバー91はドアトリム80に重なり、車室幅を狭めることなく、違和感を排除でき、美観の確保を図れる。
上述のところにおいて、側方カバー75の揺動端に当接し、側方カバー75を覆い位置K2に保持する回動規制部材としてドアノブ56を説明したが、これに代えて、図9(a)、(b)に示すように、ドアトリム80の前端縁の上下中間部にドアハンドル58や、カップホルダー59を取り付け回動規制部材として用いても良い。
ここで、図9(a)に示すように、ドアハンドル58を用いた場合、ドアハンドル58はハンドル基板部581と、同ハンドル基板部581に上下に長く正面視でI字型に突き出し形成される突き出しカバー部582と、突き出しカバー部582の左右側壁より後退変位可能に開把持部583と閉鎖用把持部584が互いに左右対向状態で組み付けられる。開把持部583と閉鎖用把持部584はそれぞれ突き出しカバー部582の中央側に押し込まれることで開閉スイッチ部585、586がオフ状態よりオン状態に切換え作動可能に形成される。なお、ハンドル基板部581が側方カバー75の揺動端に当接し、側方カバー75を覆い位置K2に保持する回動規制部材としての機能を備える。
ここで開閉スイッチ部585、586の開閉信号は、図1のリヤドア4に装備されるドア開閉スイッチ(ドア開閉操作手段)SW1の開閉信号と同様にコントローラ30に出力され、図3に示したと同様に、開閉制御部301と、ラッチ駆動制御部302とラッチ解除制御部303とが制御機能を発揮し、図1のリヤドアと同様の開閉制御が成される。しかも、開閉制御部301の非制御時においては、乗員が開把持部583に押圧力Foを加えると共に後方向にリヤドア4の摺動抵抗を上回る操作力を加えた場合、リヤドア4はロック解除と共に後方向、即ち、開放方向に摺動でき、車内の乗員が閉鎖用把持部584に押圧力Fcを加えると共に前方向にリヤドア4の摺動抵抗を上回る操作力を加えた場合、リヤドア4はロック解除と共に前方向、即ち、閉鎖方向に摺動できる。
しかも、リヤドア4(ドアトリム80と同様)が全開位置D3に達し、側方カバー75が覆い位置K2に保持された際にドアハンドル58が側方カバー75の揺動端に当接し、ストッパーとして機能でき、側方カバー75を故意に引張り、覆い位置K2より離脱することを確実に規制でき、しかも、部品数の低減を図れる。
図9(b)に示すように、カップホルダー59を用いた場合、カップホルダー59は不図示のインナパネルにドアトリム80を介して締結される基板部591と、同基板部591に収納可能に突設されるカップ受け部592とを備える。
この場合も、リヤドア4が全開位置D3に達し、側方カバー75が覆い位置K2に保持した際に収納状態(2点鎖線の状態)に保持されたカップ受け部592が側方カバー75の揺動端に当接し、ストッパーとして機能し、側方カバー75を故意に引張り、覆い位置K2より離脱することを確実に回動規制部材として阻止でき、しかも、部品数の低減を図れる。
なお、上述のところにおいて、リヤドア4はスイングスライドユニットUにより前側の閉鎖位置より揺動して突出し位置に達した後、後方の全開位置にスライドするものとして説明したが、これに代えて、不図示のスイングスライドドアが閉鎖位置よりその前方の突出し位置、更に前方の全開位置に達するような構成を採るものにも本願発明を適用でき、その場合も図1のスイングスライドドアとほぼ同様の作用効果が得られる。
上述のところにおいて、スイングスライドドアであるリヤドア4に本発明を適用するとして説明したが、本発明はドアの上下に取り付けた2本のレールと、車体外側壁後方中央部に3本目のレールを取り付けた3点支持式のスライドドアに対しても、本願発明を同様に適用でき、同様の作用効果が得られる。
本発明の一実施形態としてのスライドドアのカバー構造を備えた車両の概略側面図である。 図1の車両に搭載されるスライドドアであるリヤドアの車内側の要部斜視図である。 図1のリヤドアに用いられるドアトリムとそこに重合する側方カバーの重合状態の説明図である。 図1のリヤドアとスイングスライドユニットと側方カバーの相対位置関係を説明する要部断面図である。 図1のリヤドアと側方カバーの相対位置を考慮した斜視図で、(a)は側方カバーが重合位置に達した時の要部斜視図、(b)は覆い位置に達した時の斜視図である。 図1のリヤドアに用いられるドア荷重支持アーム及び側方カバーの挙動説明図で、(a)はドアが閉鎖位置に達した時の説明図、(b)はドア揺動位置に達した時の説明図、(c)はドア全開位置に達した時の説明図である。 図1のリヤドアに用いられる側方カバー、アームカバー及びドアノブの挙動説明図で、(a)はドアが閉鎖位置に達した時の説明図、(b)はドア揺動位置に達した時の説明図、(c)はドア全開位置に達した時の説明図である。 図1のリヤドアに用いられるスイングスライドユニットの突き出し位置を示す作動説明図である。 図2、3のドアトリムに設けられたドアノブに代えて用いられる回動規制部材の説明図で、(a)はドアハンドルを、(b)はカップホルダーを示す。 従来のスライドドアのアームカバーの概略要部斜視図である。
符号の説明
3 後乗降口
4 リヤドア
402 インナパネル
15 車体側基部であるベース部材
16 平行リンク
19 開閉駆動機構(ドア開閉装置)
30 コントローラ
301 開閉制御部
302 ラッチ駆動制御部
303 ラッチ解除制御部
56 ドアノブ(回動規制部材)
58 ドアハンドル(回動規制部材)
59 カップホルダー(回動規制部材)
80 ドアトリム
75 側方カバー
751 板状主部
752 基端部
753 上端部位
754 横向き延出部
C 自動車(車体)
D1 閉鎖位置
D2 突出し位置
D3 全開位置
K1 重ね位置
K2 覆い位置
Lh 縦中心線
M モータ
U スイングスライドユニット
X 前後方向
Y 車幅方向

Claims (4)

  1. 車体のドア開口を開閉するスライドドアを閉鎖位置と前記閉鎖位置より車幅方向外側の突出し位置と前記突出し位置より車体後方または前方の全開位置との間で移動させるドア開閉装置と、
    前記車体に縦中心線回りに揺動可能に枢支され、前記突出し位置および前記全開位置に達した前記ドアの内壁と車体の外側壁との隙間を側方より覆う覆い位置と前記閉鎖位置に達した前記ドアの内壁に沿うよう重なる重ね位置との間で揺動すると共に前記覆い位置に向けて弾性的に回動付勢されてなる側方カバーと、
    前記ドアが前記全開位置に達した際に、前記覆い位置に達した側方カバーが前記重ね位置に揺動するのを阻止するように前記ドアの内壁に突設される回動規制部材と、
    を具備したことを特徴とするスライドドアのカバー構造。
  2. 請求項1に記載のスライドドアのカバー構造において、
    前記ドア開閉装置は、前記ドアの上下方向での略中央部に配置され、前記ドアと車体側とをリンク機構で連結するとともに前記ドアを車体後方または車体前方へスライド移動させるスイングスライドユニットである、ことを特徴とするスライドドアのカバー構造。
  3. 請求項1または請求項2に記載のスライドドアのカバー構造において、
    前記回動規制部材は前記ドアに開閉操作力を加えるノブである、ことを特徴とするスライドドアのカバー構造。
  4. 請求項1または請求項2に記載のスライドドアのカバー構造において、
    前記回動規制部材は前記ドアの内壁に取り付けられたカップホルダーである、ことを特徴とするスライドドアのカバー構造。
JP2008232427A 2008-09-10 2008-09-10 スライドドアのカバー構造 Expired - Fee Related JP4985596B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008232427A JP4985596B2 (ja) 2008-09-10 2008-09-10 スライドドアのカバー構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008232427A JP4985596B2 (ja) 2008-09-10 2008-09-10 スライドドアのカバー構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010064596A true JP2010064596A (ja) 2010-03-25
JP4985596B2 JP4985596B2 (ja) 2012-07-25

Family

ID=42190563

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008232427A Expired - Fee Related JP4985596B2 (ja) 2008-09-10 2008-09-10 スライドドアのカバー構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4985596B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114537282A (zh) * 2020-11-19 2022-05-27 丰田车体株式会社 车辆结构

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10175444A (ja) * 1996-12-18 1998-06-30 Hino Motors Ltd 車両用スライドドア
JP2003320964A (ja) * 2002-05-01 2003-11-11 Mitsubishi Automob Eng Co Ltd スイングスライドドア取付部の床構造
JP2007137269A (ja) * 2005-11-18 2007-06-07 Mitsubishi Motors Corp スイングスライドユニットカバー
JP2008155822A (ja) * 2006-12-25 2008-07-10 Mitsubishi Motors Corp スライドドア装置
JP2009083667A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Mitsubishi Motors Corp スイングスライドドアのカバー構造

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10175444A (ja) * 1996-12-18 1998-06-30 Hino Motors Ltd 車両用スライドドア
JP2003320964A (ja) * 2002-05-01 2003-11-11 Mitsubishi Automob Eng Co Ltd スイングスライドドア取付部の床構造
JP2007137269A (ja) * 2005-11-18 2007-06-07 Mitsubishi Motors Corp スイングスライドユニットカバー
JP2008155822A (ja) * 2006-12-25 2008-07-10 Mitsubishi Motors Corp スライドドア装置
JP2009083667A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Mitsubishi Motors Corp スイングスライドドアのカバー構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114537282A (zh) * 2020-11-19 2022-05-27 丰田车体株式会社 车辆结构
CN114537282B (zh) * 2020-11-19 2024-03-29 丰田车体株式会社 车辆结构

Also Published As

Publication number Publication date
JP4985596B2 (ja) 2012-07-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100976315B1 (ko) 스윙 슬라이드 도어의 개폐 장치
JP5020853B2 (ja) スイングスライドドアの開閉装置
EP2090729A2 (en) Door lock system
US4496170A (en) Seat belt device for vehicles
JP5625178B2 (ja) 乗降口開閉装置を備えた車両
CN112840093B (zh) 车辆用车门的操作杆装置
JP4985596B2 (ja) スライドドアのカバー構造
JP6147795B2 (ja) 車両
JP4526359B2 (ja) 車両用ドア
JP2003048510A (ja) 車両の前席用シートベルト構造
US20220316244A1 (en) Mechanical emergency latch release system for vehicle door and method
JP2010167873A (ja) ドア開閉装置のカバー構造
JPWO2015098613A1 (ja) 車両
JP2010064594A (ja) ドア開閉装置のカバー構造
JP7363612B2 (ja) 車両用ドア制御装置
JP2009083666A (ja) スイングスライドドアのカバー構造
JP6071056B2 (ja) 車両用ドアラッチの操作中継装置
JP3727007B2 (ja) 自動車におけるバックドアのロック解除防止機構
JP2010037731A (ja) ドアのロック装置
JP7018861B2 (ja) スライドドア付き車両
JP2003148024A (ja) 自動車のドアロック装置
JP3725757B2 (ja) 自動車におけるバックドアのロック解除防止機構
JP2010037734A (ja) 車両のドアロック解除装置
JP2010064657A (ja) スライドドアのカバー構造
JP2009083669A (ja) スイングスライドドアのカバー構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101108

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120229

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120403

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120416

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4985596

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150511

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees