JP2009083667A - スイングスライドドアのカバー構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドア荷重支持アームや平行リンクの変位に追従して、これら部材を覆い、安全性や美観の向上を図れるスイングスライドドアのカバー構造を提供する。
【解決手段】リアドア4を車体前方の閉鎖位置D1と突出し位置D2と車体後方の全開位置D3との間で移動させるドア開閉装置と、車体側に枢支される第1搖動アーム44と第1搖動アームの搖動端442に枢支される第2搖動アーム61と第2搖動アームの他の搖動端にドア側枢支部37を枢支するドア荷重支持アーム18と、ドア側枢支部37及び第2搖動アーム61との干渉を避ける取付け穴90が形成されたドアトリム80と、取付け穴の車体前方周縁近傍に基端部911が搖動可能に枢着され、同基端部911より伸びる主部912が少なくとも第2搖動アーム61を覆うと共に同車体前方対向面に向けて回動付勢されてなるアームカバー91と、を具備したことを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両の側壁に設けられた乗降口を開閉するスイングスライドドアのカバー構造、特に、スイングスライドドアを開閉可能に車体側に取り付けるリンク部材に設けられたカバー構造に関する。
車両に設置されているスイングスライドドアは、乗降口を閉鎖する状態より外方に突出るように搖動し、その上で後方にスライドして乗降口を開閉することができる。このようなスイングスライドドアはスイングスライドユニットにより支持されており、例えば、図14に示すように、車体基部であるキャブ床部100の乗降口近傍に平行リンクユニットRU側のべ一ス110を取付け、スイングスライドドア120の内壁面にスライドレール130及び同レールに摺動自在に不図示のスライダーを取付け、揺動端側のスライダーと車体基部側のべース110とを前後一対のアーム150,160を介し水平回動可能にそれぞれピン結合してドアの移動位置を規制する。更に、互いに水平方向に回動可能にピン結合された一組の支持アーム170、180を用いドア120の重心近傍位置とべ一ス110とをそれぞれピン連結し、ドア荷重を支持するというドア荷重支持アーム190を装備している。
その一例が特開2003−320964号公報(特許文献1)や特開平10−175444号公報(特許文献2)に開示される。
このようなスイングスライドドア120に取付けられる平行リンクユニットRU及びドア荷重支持アーム190はドアの開閉に応じて前方に突き出す状態と、車外に突き出す状態とを繰り返す。このため、ドア開閉操作時にスイングスライドユニットに乗員や物体が直接当接することがないように、隔壁となるカバーが設けられていた。
例えば、蛇腹状の覆い部材で平行リンクユニットRUやドア荷重支持アーム190の車体前方側面Ffを覆うこと、あるいは、平行リンクの車体前方側に設けたカバーを連結部材を用いて平行リンクに連動するよう構成したものが考えられている。
特開2003−320964号公報 特開平10−175444号公報
しかし、ドア荷重支持アーム190を覆う蛇腹状の覆い部材を用いた場合、その耐久性を十分には確保できず、平行リンクの車体前方側に設けたカバーを連結部材を用いて平行リンクに連動させる構成をとる場合には、連結部材やカバーの精度確保や、取り付けスペースの確保や、形状に制約を受けるといった問題が生じやすく、改善が望まれている。
本発明は以上のような課題に基づきなされたもので、目的とするところは、ドア荷重支持アームや平行リンクの変位に追従でき、これら部材を確実に覆い、安全性や美観の向上を図れるスイングスライドドアのカバー構造を提供することにある。
この発明の請求項1に係る発明は、車体のドア開口を開閉するスイングスライドドアを車体前方の閉鎖位置と同位置より外側に搖動させた突出し位置と同突出し位置より車体後側の全開位置との間で移動させるドア開閉装置と、前記車体側に枢支される第1搖動アームと同第1搖動アームの搖動端に枢支される第2搖動アームと同第2搖動アームの他の搖動端にドア側枢支部を枢支するドア荷重支持アームと、上記ドアの内壁を覆うと共に上記ドア側枢支部及び第2搖動アームとの干渉を避ける取付け穴が形成されたドアトリムと、上記取付け穴の車体前方周縁近傍に基端部が縦中心線回りに搖動可能に枢着され、同基端部より伸びる主部が少なくとも上記第2搖動アームを覆うと共に同第2搖動アームの車体前方対向面に向けて弾性的に回動付勢されてなるアームカバーと、を具備したことを特徴とする。
この発明の請求項2に係る発明は、請求項1に記載のスイングスライドドアのカバー構造において、上記車体側のブラケットに基端部が枢支され前記第1搖動アームの車体前方対向面に向けて弾性的に回動付勢されてなる車体側カバーを備え、上記車体側カバーと上記アームカバーとが共同して上記ドア荷重支持アームを車体前方視において覆うことを特徴とする。
この発明の請求項3に係る発明は、請求項2に記載のスイングスライドドアのカバー構造において、前記スイングスライドドアが閉鎖位置および突出し位置側に搖動する際には上記車体側カバーに上記アームカバーの搖動端が重なることで両カバーの車体前方対向面が上記第1搖動アーム及び上記第2搖動アームを覆い、前記スイングスライドドアが全開位置に移動した際には上記アームカバーの車体前方対向面が反転してドアトリムに重なると共に同アームカバーの搖動端及び上記第1搖動アームの枢支端側が上記車体側カバーの車体前方対向面で覆われることを特徴とする。
この発明の請求項4に係る発明は、請求項1に記載のスイングスライドドアのカバー構造において、上記ドア開閉装置はスイングスライドドアと車体とを一対のアームからなる平行リンクで連結し、上記車体側カバーがその上部で第1搖動アームを下部で上記平行リンクを車体前方視において覆うことを特徴とする。
請求項1の発明は、取付け穴の車体前方周縁近傍に基端部が縦中心線回りに搖動可能に枢着されたアームカバーが、少なくとも第2搖動アームの移動に追従した状態でその車体前方対向面を常に覆うことが出来、ドア荷重支持アームに乗員が直接接触することを防止でき、安全性が向上し、美観を向上させることが出来る。
請求項2の発明は、第1搖動アームの車体前方対向面に向けて弾性的に回動付勢されてなる車体側カバーが同アームを覆い、アームカバーが第2搖動アームを車体前方視において覆うので、平行リンクに乗員が直接接触することを防止でき、安全性が向上し、美観を向上させることが出来る。
請求項3の発明は、スイングスライドドアが閉鎖位置および突出し位置側で搖動する際には車体側カバーにアームカバーの搖動端が重なる状態で第1搖動アーム及び第2搖動アームを覆い、車体側カバーとアームカバーが連続したカバー面を確実に形成でき、安全性が向上し、美観をより向上させることが出来る。一方、スイングスライドドアが全開位置に移動した際にはアームカバーの車体前方対向面が反転してドアトリムに重なると共に同アームカバーの搖動端及び第1搖動アームの枢支端側を車体側カバーの車体前方対向面が覆うので、車体側カバーがカバー面を確実に形成でき、安全性が向上する。しかも、アームカバーの主要部は変形することがないのでので、比較的剛性を保持することが出来、この点でもカバー面を確実に形成して安全性が向上する。
請求項4の発明は、上記車体側カバーがその上部で第1搖動アームを下部で平行リンクを車体前方視において覆うことより、平行リンクに乗員が直接接触することを防止でき、安全性が向上し、美観を向上させることが出来る。
図1にはこの発明の一実施形態としてのスイングスライドドアのカバー構造を示した。ここでのスイングスライドドアは4ドアのハッチバックタイプの自動車(以後単に車両と記す)Bのリアドア4を成している。
車両Bは左右の各前乗降口1を開閉するフロントドア2と、左右の各後乗降口3を開閉するリアドア4を備える。各フロントドア2は前端上下2箇所h1、h2がヒンジ結合され、回動端がセンタピラ5の上下中ほどの後ロック部Jfに不図示のラッチとストライカを用いて離脱可能にロックされる。
一方、リアドア4は後述のスイングスライドユニットUに支持され、後乗降口3を閉鎖するドア閉鎖位置D1と、そのドア閉鎖位置D1より車外に突出た突出し位置D2と、突出し位置D2より後方に移動した全開位置D3とに移動可能に支持される。ドア閉鎖位置D1においてリアドア4はその前端上下ロック部J1,J2が不図示の電動機器であるパワーラッチとストライカを用いてセンタピラ5に2点位置で離脱可能にロックされ、後端上下中ほどの後端ロック部J3が不図示の電動機器であるパワーラッチとストライカを用いてリアピラー60に離脱可能にロックされる。
リアドア4の外周縁部には不図示のウエザーストリップが取付けられ、このウエザーストリップによりリアドア4がドア閉鎖位置D1に保持された際に、後乗降口3の周縁壁面に対して密に圧接でき、シール性を確保できるようにしている。
図1、2に示すように、リアドア4のドア開閉装置の要部を成すスイングスライドユニットUは車体の後乗降口3に沿って配備されたリアピラー60における上下方向での中間部近傍に取付けられる。
リアピラー60は車体の後部のアウタパネル(クオーターパネル)30bの前端部分とその車内側のインナパネル29(図4に2点鎖線でアウタパネル30bと重なる状態で示した)の前端部分と、不図示のリンフォースとで形成される。リアピラー60の上下方向での中間部近傍は、平らな縦壁を成すインナパネル29とこのインナパネル29の車外側に接合されたアウタパネル30bとを互いに溶着させてなる乗降口後方フランジ部(以後単に後方フランジ部)f1を形成される。この後方フランジ部f1には車外側に突き出すように延びるアウタパネル30b側の前向段状部301が形成され、その上下方向での中間部には図1に示すように、取付け凹部Tが形成されている。
取付け凹部Tは車外側に向けて開放された凹状部で、後端ロック部J3の下方に位置し、上述のスイングスライドユニットUを取付け可能に形成される。
図1、4に示すように、スイングスライドユニットUは、車体の取付け凹部Tに固着されたベース部材15を備える。ベース部材15に平行リンク16と、ドア荷重支持アーム18と、開閉駆動機構19のケーブルエンドpoe、pce(図10参照)及び後述する複数の中間ローラ等が取付けられる。これに関連し、リアドア4(スイングスライドドア)側には開閉駆動機構19の駆動源Mを成すモータ101及び巻き取りドラム46(図1参照)と複数の中間ローラ(図10参照)が配備される。
図4に示すように、ベース部材15は剛性を保持した形状を有し、前後一対の平行リンク16を枢支する下部取付け部151とそれより上方に延びドア荷重支持アーム18を枢支する上部縦柱部152とを備える。
図4に示すように、下部取付け部151は前後一対の平行リンク16を枢支した前後横向きフランジ部15fa、15fbと、横向きフランジ部部15fa、15fbを補強するよう溶着され下方に斜めに延びる下方傾斜延出部15bと、下方傾斜延出部15bより屈曲して延出し、取付け凹部Tの一部をなす前向段状部301に対してボルト止めされる締結フランジ15cとを備える。
上部縦柱部152はドア荷重支持アーム18の基端を縦ピン43を介して枢支する基端ボス部41を溶着し、同基端ボス部41はコ字型締結ブラケット53で覆われるように重ねられ、相互に溶着されている。更に、コ字型締結ブラケット53は基端より離れて延出する縦壁面が車体側の取付け凹部Tに重ねられ、両部材がボルト止めされる。
このようにベース部材15はその基端ボス部41と一体化されたコ字型締結ブラケット53が取付け凹部T側の外側壁面にボルト止めされ、下方の下方傾斜延出部15bが締結フランジ15cを介して前向段状部301にボルト止めされるので、車体側に確実に一体結合され、しかも、取付け凹部Tの車内側壁を成すインナパネル402に対してベース部材15の取付けのために車内側に向かうような凸部を形成する必要も無い。
取付け凹部Tに支持されたベース部材15は、図4に示すように、その前方側の突き出し端である前端部の上下フランジJu、Jd部分に上下屈曲片94,95の基端が一体接合されている。
上屈曲片94は上フランジJuより更に斜め上方に延出し、下屈曲片95は下フランジJdより更に斜め下方に延出する。
これら上下屈曲片94,95の上下延出端には略L字形状を成す縦板状のリンクカバー(車体側カバー)96の基端部が回転中心線Lc回りに搖動可能に枢着される。即ち、図8,9に示すように、リンクカバー96は、板状の上主部961と、その下方に連続形成された拡大主部962と、それらの上下の屈曲フランジ963,964からなる。上主部961は、図8に示すように、荷重支持アーム18と対向すると共にアームカバー91の搖動端mと当接可能な対向面を形成される。拡大主部962は平行リンク16、特に、前アーム31と対向すると共に、前アーム31の平行リンク対向面Fhに摺接可能に形成される。
リンクカバー96はその上下フランジ963,964の基端側が、上下屈曲片94,95の上下延出端と対向するよう形成され、互いが共通の回転中心線Lc回りに回動可能に留め金具c1、c2で夫々連結される。しかも、リンクカバー96は不図示のコイルバネによって搖動端側が後述のドア荷重支持アーム18及び平行リンク16の車体前方対向面Ffに向けて回動付勢されている。
なお、回転中心線Lcはドア荷重支持アーム18が前方突出し位置(図7(a),(b)参照)に保持される際に、ドア荷重支持アーム18の第1搖動端(回動端)442と同一中心線上に枢着されるよう形成されている。
このようなリンクカバー96は、常時、後述のドア荷重支持アーム18及び平行リンク16側に向け回動付勢され、それらのいずれかの部位に当接する。しかも、リンクカバー96は後述するドア荷重支持アーム18に追従するアームカバー91の搖動端m側に重なり、あるいは当接した際は、アームカバー91と協働し、ドア荷重支持アーム18及び平行リンク16側を車内の乗員側と区画する隔壁の機能を備え、乗員の安全性を確保すると共に、乗員の目線から、ドア荷重支持アーム18及び平行リンク16側を覆い、美観を保持するように機能することが出来る。
図4、10に示すように、平行リンク16は搖動及びスライドするリアドア4の各位置を位置決めする機能を備え、前アーム31及び後アーム32を備える。
図10〜図12に示すように、前アーム31の基端は上下2重壁を備えた横向きフランジ部15faの前部に縦ピン26fを介して水平に回動自在に枢支され、後アーム32の基端は基端ボス321を備え、同基端ボスが上部縦柱部152に支持された後横向きフランジ部15fbに縦ピン43を介して枢支されている。このため、後アーム32とドア荷重支持アーム18とは共通の回転中心線Lrr回りに回動するので、前方突出し位置に保持されるドア荷重支持アーム18の第1搖動端442とリンクカバー96とが同一中心線上に枢着されるので、両者がスムーズに回動できる。
図4、5に示すように、前アーム31及び後アーム32の各揺動端はリアドア4のインナパネル402に取付けブラケット35を介しドア支持レール22を一体結合する。なお、取付けブラケット35はインナパネル402の内壁の中央主要部を覆うような形状の屈曲板材で、ドア重心位置近傍に後述のドア側枢支部37を一体的に取付けている。
ドア支持レール22はその内部に前後方向Xに長く形成したドア支持レール22の上下の下向きレール溝33u,33lに前後方向に摺動可能に前後ローラ23f、23rを介して嵌着される。
ここで前アーム31及び後アーム32は前後及び上下に所定間隔を保ったままで揺動でき、両アーム相互の干渉を防止できるよう形成される。なお、前アーム31及び後アーム32の各揺動端近傍はスライダー24(図10の破線参照)の前後端とそれぞれピン結合され、相対間隔を所定値に保持するように形成される。
図2、図5に示すように、アウタパネル401とドア内空間を介して配備されるインナパネル402とは互いの前後左右の外周縁部が相互に一体接合処理され、両パネルの上方周縁部のうち、不図示のドアガラスの昇降作動域及びその支持部材のサッシュ55を装着可能なように形成される。
なお、ドア内空間にはドアガラスの他に、開閉駆動機構19とワイヤハーネスWと、制御手段としてのコントローラ30とが装着されている。なお、図10に2点鎖線で示すように、コントローラ30と車体側の電源(不図示)及びメインコントローラ300とがワイヤハーネスWによって連結される。
このようなインナパネル402の車内側面はドアトリム80により覆われる。図2,3に示すようにドアトリム80は平行リンクユニットRUの前後アーム31,32を嵌挿するスリット81を車幅方向に長く形成されることで、上半部80uと下半部80dを分割可能に形成され、全体はインナパネル402の車内側面全体に対して、不図示の係合手段でインナパネル402側に係止される。
ドアトリム80の上半部80uの中央には後述するドア荷重支持アーム18側とピン結合されるインナパネル402と一体のドア側枢支部37が嵌合される取付け穴90が形成される。
取付け穴90は上半部80uの取付け穴90の周縁部が後述の第2搖動アーム61や第1搖動アーム44と干渉することがないように、横長矩形孔に形成される。
更に、上半部80uの取付け穴90の車体前方側の周縁近傍には搖動する長板状のアームカバー91の基端部911が縦中心線Lkの回りに搖動可能に枢着される。この基端部911よりヒンジ部913を介して伸びる主部912は長板状をなし、ドア閉鎖時に取付け穴90に一部が嵌合する第2搖動アーム61及びドア側枢支部37を側面視で確実に覆うような形状に形成される。なお、アームカバー91の主部912及び基部911は厚板状に形成され、ヒンジ部913は薄膜状の樹脂ヒンジとして形成されている。ここで、基部911には不図示のコイルバネの基端が係止され、主部912にはコイルバネの可動端が係止される。このコイルバネは、アームカバー91の主部912を第2搖動アーム61の車体前方対向面Ffの方向に向けて縦中心線Lkの回りに回動付勢するよう設けられ、常時第2搖動アーム61に当接するように回動付勢している。
このため、アームカバー91の主部912が縦中心線Lk回りに搖動して、少なくとも第2搖動アーム61の移動に追従した状態で同アームの車体前方対向面Ffを覆うことが出来、ドア荷重支持アームに乗員が直接接触することを防止でき、安全性が向上し、美観を向上させることが出来る。
更に、取付け穴90の上部周縁部及びその前後延長部分には横長凸状部92が連続形成される。この横長凸状部92はアームカバー91と協働し、ドア閉鎖時に取付け穴90及び第2搖動アーム61に向かう車内よりの視線を確実に遮り、美観確保を図れるようにしている。
また、リアドア4の閉鎖位置D1状態においてアームカバー91の搖動端m側にリンクカバー96は重なっており、その状態でリンクカバー96の上側の屈曲フランジ963は取付け穴90に入り込む。この点からもリンクカバー96の上主部961および拡大主部962がトリム80と略面一となり美観確保を図っている。
図4、図10に示すように、平行リンク16の上側近傍にはドア荷重支持アーム18が取付けられる。
ドア荷重支持アーム18は車体側に枢支されたベース部材15の上部の上部縦柱部152に形成された基端ボス部41に第1縦ピン43を介して第1搖動アーム44の基端部441が枢支される。第1搖動アーム44の回動端には第2縦ピン62を介して第2搖動アーム61の基端部611が枢支され、その他端である揺動端612がリアドア4の重心位置近傍のドア側枢支部37を第3縦ピン36を介して枢支している。
このようなドア荷重支持アーム18を成す第1搖動アーム44と第2搖動アーム61とは縦長断面のバー状部材として剛性材で形成される。これによって、ドア荷重支持アーム18は上下方向のドア荷重を受けても変形を抑え、剛性を十分に確保できるように形成されている。このためドア荷重支持アーム18はリアドア4の重心部の荷重を常にベース部材15に伝達できる。この際、図10乃至図12に示すように、ドア荷重支持アーム18はリアドア4のドア荷重を閉鎖位置D1より突出し位置D2、全開位置D3と移動する何れの位置においても確実に支持し、リアドア4の傾きを規制することができる。
このようなドア荷重支持アーム18には、ワイヤハーネスWの要部が支持される。即ち、図10に2点鎖線で示すように、ワイヤハーネスWはリアドア4内の電装機器、例えば、不図示の電動ウインドウレギュレータ、前、後端ロック部J1,J2、J3のパワーラッチ6、8や、不図示のラッチセンサ及びコントローラ30等の各配線を束ねてワイヤハーネスWを形成し、そのワイヤハーネスWを車体側の電源(不図示)及びメインコントローラ300に連結する。ここでワイヤハーネスWは車体側より延出し、ドア荷重支持アーム18の基端部441、第1搖動アーム44、第2搖動アーム61、揺動端612、ドア側枢支部37の各側壁に不図示の樹脂等で形成されたクリップを用いて順次締結され、リアドア4の内部空間側に達し、制御機器であるコントローラ30等に接続されている。
次に、図4、5、10に示すように、ドア支持レール22は上部の下向き主、従レール溝33u1,33u2と下部の主下向きレール溝33l1、従上向きレール溝33l2とを形成され、この内部に複数のローラrを介してスライダー24が摺動可能に嵌挿される。
スライダー24は前後方向Xに長い板状の基板241と、その基板の上面より突き出す前後方向Xに長い一対の並列状の縦長壁242,243と、基板241の後よりの下向き壁より下向きで突設され後アーム32の揺動端とピン結合される後連結ピン245と、基板241の前よりの下向き壁より下方に延びる柱状の下向き突状部244と、下向き突状部244より下向きで突設され前アーム31の揺動端とピン結合される前連結ピン246とを備える。
ここで、後連結ピン245と後ローラ23rの枢支ピンは同一中心線Lrr上に配備され、前連結ピン246と前ローラ23fの枢支ピンは同一中心線Lrf上に配備され、これによってドア支持レール22の上下の下向きレール溝33u1,33l1に沿って摺動可能な前後ローラ23f、23rが、平行リンクの外側搖動中心点prf、prr(図10参照)にも配備された構成を採り、平行リンク16の搖動変位を容易化している。
ここでドア支持レール22の上部の下向きレール溝33u1,33u2は前後方向Xに長く形成される。一方、下部の主下向きレール溝33l1、従上向きレール溝33l2は、図5,図10に示すように、ドア支持レール22の長手方向のほぼ中間部まで形成され、その後方には形成されていない。下部の主下向きレール溝33l1、従上向きレール溝33l2はこれに嵌合する前アーム31の搖動端の前ローラ23f及びその近傍の従前ローラ23fsを嵌挿する。特に、前ローラ23fが下部の主下向きレール溝33l1のストッパ壁部rs0に当接することで、相対的なドア支持レール22(リアドア4)の更なる前摺動を阻止し、ドア支持レール22(リアドア4)の突出し位置D2を規制する。
このため、前アーム31が前アーム搖動基点pcfまわりに搖動した際、即ち、突出し位置D2における前ローラ23fの中心線回り(外側搖動中心点prf回り)に前アーム31が相対的に搖動すると、前ローラ23fの近傍の従前ローラ23fs側が前ローラ23fの中心線回りに円弧(図10の2点差線の矢示参照)q1を描くように回動する。この状態において、従前ローラ23fsはストッパ壁部rs0の外側にコロ接触状態を保持して変位し、前ローラ23fの中心線は前後方向Xにずれることを阻止することが出来る。この前ローラ23fの中心線回りに前アーム31が相対的に搖動することで、ドア支持レール22(リアドア4)が突出し位置D2より、図12に示す閉鎖位置D1にまで搖動可能であり、この際、従前ローラ23fsは、図12に示すように、従上向きレール溝33l2の湾曲最深部に達する。
一方、前アーム31が前アーム搖動基点pcfまわりに搖動し、前ローラ23fが主下向きレール溝33l1のストッパ壁部rs0に当接し、ドア支持レール22(リアドア4)が突出し位置D2に達し、ドア支持レール22(リアドア4)が全開位置D3に向けて後方にスライドする場合、図10に示すように、近傍の従前ローラ23fsは従上向きレール溝33l2の湾曲部より直状部に対向しており、前ローラ23f、従前ローラ23fsはスムーズに主下向きレール溝33l1、従上向きレール溝33l2に沿って相対的に摺動し、図11に示すように、ドア支持レール22(リアドア4)を全開位置D3に移動させることが出来る。
なお、図5に示すように、平行リンク16はリアドア4のドア支持レール22に嵌合するスライダー24とベース部材15間を連結することより、両アームの中間部はドアトリム80に設けた前後方向Xに長いスリット81に嵌挿される。なお、スリット81の開口上部は後アーム32と干渉する弾性材からなる上リップ82で覆われ、開口下部は前アーム31と干渉する弾性材からなる下リップ83で覆われる。
リアドア4には開閉駆動機構19が配備される。
図1、図10乃至図12に示すように、開閉駆動機構19はリアドア4を駆動源を成すモータ101、巻き取りドラム46の回転力で閉鎖載置より全開位置へと移動する機能を備える。即ち、開閉駆動機構19はリアドア4内部に配設されたモータ101と、モータ101に巻取り、巻き戻し可能に駆動される巻き取りドラム46と、巻き取りドラム46に引き出し自在に巻き取られる開作動ケーブル49及び閉作動ケーブル51と、開作動ケーブル49を巻きがけるドア支持レール22前端の端部プーリpo1と、閉作動ケーブル51を巻きがけるドア支持レール22後端の端部プーリpc1と、前アーム31上の開1プーリpo2と、第2プーリpo3と、後アーム32上の第1プーリpc2と、第2プーリpc3と、横向きフランジ部15faに枢支された開作動ケーブル49のアンカー部を連結したケーブルエンドpoeと、閉作動ケーブル51のアンカー部を連結したケーブルエンドpceと、を備える。
次に、リアドア4の作動を説明する。
コントローラ30がドア開指令を受ける前において、リアドア4が閉鎖位置D1に保持されているとする。
その際、リアドア4側の前端上ロック部J1と前端下ロック部J2と後端ロック部J3の各パワーラッチ6、8がロック状態を保持したまま非通電状態に保持されている。
この場合、図12に示すように、後アーム32と前アーム31の搖動端は車内側に引き込まれ、両アームの搖動端のスライダー24と共にドア支持レール22が図1に示すリアドア4を閉鎖位置(図1参照)D1を保持する状態を保つ。
リアドア4が閉鎖位置D1を保持する状態において、図7(a)に示すように、リンクカバー96は平行リンク16の車体前方対向面Ffに当接して前方に大きく回動し、アームカバー91はその搖動端mが第2搖動アーム61の車体前方対向面Ffに当接して後方に向けて回動する。この場合、リンクカバー96とアームカバー91とがトリム側に再接近して重なり、横長凸状部92の下方に嵌合し、平行リンク16及びドア荷重支持アーム18が完全に車内の乗員の視線から覆われ、乗員の安全性を確保すると共に美観確保を図れる。
次に、コントローラ30がドア開指令を受けると、ワイヤハーネスWを介して閉鎖位置D1のリアドア4の前端上ロック部J1と前端下ロック部J2と後端ロック部J3の各パワーラッチ6、8にロック解除の出力を発する。
次いで、駆動源Mのモータ101が駆動され、図10に太い2点差線で示すように、開作動ケーブル49のアンカー部を連結したケーブルエンドpoeと、ドア支持レール22上の固定プーリpo1との間に張設されたケーブルを巻き取りドラム46の不図示の開き巻き取り部が巻き取る。この際、閉作動ケーブル51の緩み側は不図示の閉き巻き取り部に巻き戻される。
これによって、前アーム31とこれに連動する後アーム32とを閉鎖位置D1より図10に示す突出し位置D2に揺動変位させる。この際、前アーム31が前アーム搖動基点pcfまわりに搖動し、この際、下部の主下向きレール溝33l1のストッパ壁部rs0に前アーム31の搖動端の前ローラ23fが当接した状態を保ち、更に、前ローラ23f近傍の従前ローラ23fsがストッパ壁部rsの外側にコロ接触状態を保持するので、前ローラ23fの中心線は前後方向Xにずれることを阻止され、確実に平行リンクの揺動変位が成される。
リアドア4が突出し位置D2を保持するまで、平行リンク16及びドア荷重支持アーム18に追従してリンクカバー96及びアームカバー91が搖動する。この状態において、図7(b)に示すように、リンクカバー96及びアームカバー91の搖動端mは共にドア荷重支持アーム18の中間ジョイントである第1搖動アーム44の回動端の第2縦ピン62近傍に当接する。この際、リンクカバー96の搖動端近傍とアームカバー91の搖動端mとが重なる状態を保持することより、これらが隔壁として働き、平行リンク16及びドア荷重支持アーム18と車内の乗員とを区画でき、乗員の安全性を確保でき、美観確保を図れる。
更に、突出し位置D2を経て平行リンク16の搖動は止まり、開閉駆動機構19とワイヤハーネスWの働きで、リアドア4が突出し位置D2を通過し、平行リンク16の揺動端のスライダー24に対して相対的にドア支持レール22側を図11に示す全開位置にまで摺動操作されたとする。
リアドア4が全開位置D3を保持するまでドア荷重支持アーム18に追従してリンクカバー96及びアームカバー91が搖動する。この状態において、図7(c)に示すように、リンクカバー96は平行リンク16に当接し、アームカバー91の主要部が第2搖動アーム61の車体前方対向面Ffに押圧され、アームカバー91の車体前方対向面Ffが反転してドアトリム80に重なる。即ち、前側に反転したアームカバー91が長板形状を保持したまま荷重支持アーム18とドアトリム80により挟持される状態となる。挟持状態から抜け出た搖動端mは前方側に突き出し、その搖動端mがリンクカバー96に接近して対向する。なお、リアドア4の全開位置をさらに後方に設定した場合、アームカバー91とリンクカバー96は離隔した状態で対向することとなる。この場合、アームカバー91の搖動端mが確実にリンクカバー96の裏面に当接するように、搖動端mを図7(c)中の2点鎖線で示すように、時計周りに反らした形状とすることが好ましい。
このように、前側に反転したアームカバー91の搖動端は第1搖動アーム44の枢支端と共にリンクカバー96により車体前方対向面Ffが覆われる。この際、アームカバー91の主要部は変形することがないので、比較的剛性を保持することが出来、リンクカバー96がカバー面を確実に形成でき、安全性が向上し、美観を向上させることが出来る。
なお、コントローラ30がドア閉鎖指令を受けると、駆動源のモータ101が駆動され、図7(b),図7(a)の状態に逆作動し、この閉鎖作動の場合も、開作動時と同様の作用効果が得られる。
上述のところにおいて、ドアトリム80はドア荷重支持アーム18に追従するアームカバー91と、平行リンク16に追従するリンクカバー96とを備え、平行リンクの車体前方対向面Ffに向けて縦中心線Lc回りに回動付勢されて枢支されたリンクカバー96の搖動端がカバー壁面に摺動可能に係合する。これにより、アームカバー91とリンクカバー96とが連続したカバー面を形成して車体側とリアドア4のドア内壁面の隙間に隔壁を形成して、乗員の安全性を確保し、美観を向上させている。
しかし、場合により、リンクカバー96を排除し、ドア荷重支持アーム18に追従するアームカバー91のみを採用して構成の簡素化を図っても良い。
更に、リンクカバー96を排除し、ドア荷重支持アーム18に追従するアームカバー91の搖動端に、図13に示すように、多少湾曲部91uを延出形成し、その先端部とベース部材15、あるいは車体側部材140との間を蛇腹状覆い150で連結して構成の簡素化を図っても良い。
この場合も、アームカバー91が、少なくとも第2搖動アーム61の移動に追従した状態でその車体前方対向面Ffを覆うことが出来、ドア荷重支持アーム18に乗員が直接接触することを防止でき、安全性が向上し、美観を向上させることが出来る。
本発明の一実施形態としてのスイングスライドドアのカバー構造を備えた車両の概略側面図である。 図1のリアドアの車内側の要部斜視図である。 図1のリアドアに用いられるトリムの斜視図である。 図1のリアドアに用いられる平行リンクユニットの車内側の側面図である。 図1のリアドア及び同ドアに用いられる平行リンクユニットの概略要部横断面図である。 図1のリアドアに用いられるトリムの上半部及びアームカバーの分解斜視図である。 図1のリアドアに用いられるドア荷重支持アーム及びアームカバーの挙動説明図で、(a)はドアが閉鎖位置に達した時の説明図、(b)はドア搖動位置に達した時の説明図、(c)はドア全開位置に達した時の説明図である。 図1のリアドアに用いられるドア荷重支持アームとアームカバー及びリンクカバーの挙動を説明する1方向からの部分斜視図である。 図1のリアドアに用いられるドア荷重支持アームとアームカバー及びリンクカバーの挙動を説明する他方向からの部分斜視図である。 図1のリアドアに用いられるスイングスライドユニットのドア揺動位置を示す作動説明図である。 図1のリアドアに用いられるスイングスライドユニットのドア全開位置を示す作動説明図である。 図1のリアドアに用いられるスイングスライドユニットのドア閉鎖位置を示す作動説明図である。 本発明の他の実施形態としてのスイングスライドドアのカバー構造で用いるドア荷重支持アームとアームカバー及びリンクカバーの挙動説明図である。 従来のスイングスライドドアの概略要部斜視図である。
符号の説明
3 後乗降口
4 リアドア
8 トリム
16 平行リンク
17 ドア摺動機構
18 ドア荷重支持アーム
19 開閉駆動機構(ドア開閉装置)
22 ドア支持レール
402 インナパネル
43 車体側に第1縦ピン
44 第1搖動アーム
61 第2搖動アーム
611 第2縦ピン
36 第3縦ピン
37 ドア側枢支部
80 トリム
90 取付け穴
91 アームカバー
911 基端部
912 主部
B 自動車(車体)
D1 ドア閉鎖位置
D2 突出し位置
D3 全開位置
Ff 車体前方対向面
U スイングスライドユニット
W ワイヤハーネス
X 前後方向

Claims (4)

  1. 車体のドア開口を開閉するスイングスライドドアを車体前方の閉鎖位置と同位置より外側に搖動させた突出し位置と同突出し位置より車体後側の全開位置との間で移動させるドア開閉装置と、
    前記車体側に枢支される第1搖動アームと同第1搖動アームの搖動端に枢支される第2搖動アームと同第2搖動アームの他の搖動端にドア側枢支部を枢支するドア荷重支持アームと、
    上記ドアの内壁を覆うと共に上記ドア側枢支部及び第2搖動アームとの干渉を避ける取付け穴が形成されたドアトリムと、
    上記取付け穴の車体前方周縁近傍に基端部が縦中心線回りに搖動可能に枢着され、同基端部より伸びる主部が少なくとも上記第2搖動アームを覆うと共に同第2搖動アームの車体前方対向面に向けて弾性的に回動付勢されてなるアームカバーと、
    を具備したことを特徴とするスイングスライドドアのカバー構造。
  2. 請求項1に記載のスイングスライドドアのカバー構造において、
    上記車体側のブラケットに基端部が枢支され前記第1搖動アームの車体前方対向面に向けて弾性的に回動付勢されてなる車体側カバーを備え、
    上記車体側カバーと上記アームカバーとが共同して上記ドア荷重支持アームを車体前方視において覆うことを特徴とするスイングスライドドアのカバー構造。
  3. 請求項2に記載のスイングスライドドアのカバー構造において、
    前記スイングスライドドアが前記閉鎖位置および突出し位置側に搖動する際には上記車体側カバーに上記アームカバーの搖動端が重なることで両カバーの車体前方対向面が上記第1搖動アーム及び上記第2搖動アームを覆い、前記スイングスライドドアが前記全開位置に移動した際には上記アームカバーの車体前方対向面が反転してドアトリムに重なると共に同アームカバーの搖動端及び上記第1搖動アームの枢支端側が上記車体側カバーの車体前方対向面で覆われることを特徴とするスイングスライドドアのカバー構造。
  4. 請求項1に記載のスイングスライドドアのカバー構造において、
    上記ドア開閉装置はスイングスライドドアと車体とを一対のアームからなる平行リンクで連結し、
    上記車体側カバーがその上部で第1搖動アームを下部で上記平行リンクを車体前方視において覆うことを特徴とするスイングスライドドアのカバー構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010064596A (ja) * 2008-09-10 2010-03-25 Mitsubishi Motors Corp スライドドアのカバー構造
CN114909054A (zh) * 2022-05-06 2022-08-16 广东东箭汽车智能系统有限公司 一种滑门机构及汽车

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