JPH10203169A - スライドドア支持装置 - Google Patents

スライドドア支持装置

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JPH10203169A
JPH10203169A JP9015555A JP1555597A JPH10203169A JP H10203169 A JPH10203169 A JP H10203169A JP 9015555 A JP9015555 A JP 9015555A JP 1555597 A JP1555597 A JP 1555597A JP H10203169 A JPH10203169 A JP H10203169A
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door
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center
roller
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健造 川口
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久佳 加藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】車体に支持されるスライドドアが全開時にあっ
ても、スライドドアのがたを確実に排除できるようにす
る。 【解決手段】 第1のレール34とそれに係合する第1
のローラ35とを有する第1のガイド機構R1と、第2
のレール24とそれに係合する第2のローラ25とを有
する第2のガイド機構R2と、第3のレール27とそれ
に係合する第3のローラ28とを有する第3のガイド機
構R3とを備え、ドア開放時に、第1のローラ35とそ
のレール34との転がり接触位置P5に対し、第2、第
3の各ローラ25,28とそれらのレール24,27と
の各転がり接触位置P2,P3が接近する装置におい
て、少なくとも第3のガイド機構と第2又は第1のガイ
ド機構のいずれか一方のガイド機構R1との各一部にチ
ェック機構41,50をそれぞれ配設し、第1のローラ
の支持部材55に抑止機構Mを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の側部開口に
対し同側部開口を開閉するスライドドアを取り付けるス
ライドドア支持装置、特に、全開状態にあるスライドド
アのずれを防止するチェック機構を備えたスライドドア
支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両、特にワンボックスカーは車体側壁
に乗員が乗降する側部開口を形成され、同側部開口の開
閉にはスライドドアが使用されることが多い。この種の
スライドドアは、通常、車体の側部開口の上下方向にお
ける3ヵ所に設けられる上部、中間部及び下部の各ガイ
ド機構により支持される。これら3組の各ガイド機構
は、通常、車体側に取り付けられる各レールと、スライ
ドドア側に取り付けられ、各レールにそれぞれ係合する
各ローラとから構成される。
【0003】この場合、3組のガイド機構は各ガイドレ
ールと各ローラとの転がり接触位置でドア荷重を授受し
ており、この上部、中間部及び下部の3ヵ所の各転がり
接触位置のほぼ中央部にドア重心が位置する。このよう
な位置関係はスライドドアの開閉操作時にも変化せず、
スライドドアは常に安定して車体側に支持される。処
で、車体側にアッパ、センタ、ロアの各レールを取付
け、スライドドア側に各レールにそれぞれ係合するロー
ラをそれぞれ取り付けて3組のガイド機構を構成したタ
イプのスライドドア支持装置では、センタレールが車体
の後部外側壁に装着されることより、車体の美観を損ね
る場合がある。
【0004】そこで、センタレールを車体の後部外側壁
より排除しスライドドア側に設けたタイプのスライドド
ア支持装置が知られている。例えば、図21,図22に
示すスライドドア支持装置は、車体1側の側部開口2
(図21参照)の上下縁部にアッパ、ロアの各レール
3,4を取り付け、スライドドア5の内側面にセンタレ
ール6を取り付ける。しかも、アッパ、ロアの各レール
3,4に係合するアッパ、ロアの各ローラ7,8をスラ
イドドア5側に取付け、センタレール6に係合するセン
タローラ9を車体側に取り付けることとなる。
【0005】ここで、車体の上下方向に分離して配備さ
れた3組のガイド機構には、各ガイドレール3,6,4
と各ローラ7,9,8とがドア荷重を授受するアッパ、
センタ、ロアの各転がり接触位置p1,p2,p3を備
え、特に、これらの転がり接触位置の内、センタ転がり
接触位置p2はスライドドア5の開放行程中においてス
ライド方向である前後方向Xにほとんど移動しない。こ
のようなスライドドア5が全閉位置に保持されると、図
21に示すように、アッパ、ロアの両転がり接触位置p
1,p3はセンタ転がり接触位置p2と前後方向(スラ
イド方向)Xにおいて所要距離L1だけ離れ、スライド
ドア5の重心Gが3つの転がり接触位置の中央部に位置
するので、スライドドア5は安定して支持される。
【0006】一方、スライドドア5が全開位置に達っす
ると、図21に示すように、ドア5側のアッパチェック
部材13が車体側のストライカ14に係止され、センタ
チェック部材10が車体側のストライカ12に係止さ
れ、スライドドア5が全開位置に保持される。この時、
アッパ、ロアの両転がり接触位置p1,p3は前後方向
Xにおいてセンタ転がり接触位置p2と極接近し、所要
距離L1’(<L1)が短くなり、3つの転がり接触位
置p1,p2,p3はドア前部近傍に集まってしまう。
このため、スライドドア5の重心Gが3ヵ所の転がり接
触位置p1,p2,p3の後方に位置するようになり、
スライドドア5はその上下方向A、前後方向X及び車幅
方向(図21での紙面垂直方向)にずれを生じるように
成る。
【0007】この時、スライドドア5側のアッパチェッ
ク部材13及びセンタチェック部材10は、車体側のス
トライカ14、12にそれぞれ係止されることより、ス
ライドドア5の上下方向A、前後方向Xのずれを規制で
きる。なお、実公平7−51386号公報には、スライ
ドドア側にセンタレールを配備し、同センタレールに係
合するローラを車体の側部開口の後端縁に枢支したタイ
プのスライドドア支持装置が開示される。ここでは、セ
ンタレールに係合するローラの枢軸の一部をストライカ
として利用し、同枢軸にドア側のチェック部材が係止す
ることによりドアを全開位置に保持するようにしてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、実公平7−5
1386号公報のスライドドア支持装置の場合、センタ
のガイド機構の一部に設けたチェック機構のみしか備え
ず、スライドドア5の上下方向A、前後方向X及び車幅
方向のずれを確実には規制出来なかった。更に、上述の
図21、図22に開示されるスライドドア支持装置の場
合、全開位置のスライドドア5の上下方向A、前後方向
Xのずれをアッパ及びセンタのガイド機構の各一部に設
けたアッパ及びセンタのチェック機構により規制してい
るが、両ガイド機構が最も大きくずれの生じ易いスライ
ドドア5の下端側より比較的離れ、スライドドア5の上
下方向A、前後方向Xのずれをより確実には規制出来な
かった。しかも、スライドドア5の車幅方向(紙面垂直
方向)のずれ、特に後端側のずれを確実には規制するこ
とも出来なかった。
【0009】このように、ドア全開時にスライド方向に
おいて、上部、下部のガイド機構の転がり接触位置p
1,p3が、中間部のガイド機構の転がり接触位置p2
に接近し、車体に対し全開時のドアを安定して支持する
ことが難しくなるタイプのガイド機構を備えた場合、全
開時におけるスライドドア5のがたをより確実に規制す
る必要が生じている。そこで、本発明の目的は、ドア全
開時に車体に対しドアを安定して支持することが難しく
なるタイプのガイド機構を用いた場合であっても、全開
時のスライドドアのがたをより確実に防止できるように
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
車体の側部開口を開閉するスライドドアの上下方向中間
部分に設けられた第1のレールと同レールに係合し上記
車体側に支持された第1のローラとを有する第1のガイ
ド機構と、上記側部開口の上部に設けられた第2のレー
ルと同レールに係合し上記スライドドア側に支持された
第2のローラとを有する第2のガイド機構と、上記側部
開口の下部に設けられた第3のレールと同レールに係合
し上記スライドドア側に支持された第3のローラとを有
する第3のガイド機構とを具備し、上記スライドドアの
開放行程中に、第1のローラとそのレールとの転がり接
触位置に対し、第2、第3の各ローラとそれらのレール
との各転がり接触位置が接近する向きに移動するように
構成されたスライドドア支持装置において、少なくとも
上記第3のガイド機構と上記第2又は上記第1のガイド
機構のいずれか一方に上記スライドドアを全開位置に保
持するチェック機構をそれぞれ配設し、上記第1のガイ
ド機構の第1のローラの支持部材に上記スライドドアの
車幅方向への変位を抑止する抑止機構を設けたことを特
徴とする。
【0011】従って、第3のガイド機構と上記第2又は
上記第1のガイド機構のいずれか一方に設けられた2つ
のチェック機構により、全開時のスライドドアの上下2
カ所を車体側に拘束し、これによりスライドドアの上下
及び前後方向へのずれを規制し、更に、少なくとも第1
のガイド機構の第1のローラの支持部材に装着された抑
止機構によりスライドドアの車幅方向への変位を規制す
ることとなる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1乃至図3には本発明の適用さ
れたスライドドア支持装置を示した。このスライドドア
支持装置はワンボックスカーCの側部の乗降口20及び
同乗降口を開閉するスライドドア21との間に装着され
ている。乗降口20の内周壁は、その前縁部がセンタピ
ラの後壁66により、その後端縁部がリアピラ64(図
3,図9参照)の前向壁により、その上縁部がルーフサ
イドレール22(図5参照)により、その下縁部がサイ
ドシル23(図5参照)によりそれぞれ形成されてい
る。
【0013】ここでサイドシル23は、図5に示すよう
に、インナ及びアウタパネル231,232を一体的に
重ね合わせて形成され、インナパネル231の上端部に
はフロアパネル46が接続される。乗降口20と対向す
る部位にあるアウタパネル232は、その上下方向のほ
ぼ中間部に平面を成す段部233を形成され、その段部
233の内側端より内側縦部234を延出させ、その内
側縦部234の上端がインナパネル231の上部に接合
されている。
【0014】図5に示すスライドドア21はアウタパネ
ル30とインナパネル31との各周縁部を互いに一体的
に接合して成り、その上側部分には窓33が形成され
る。
【0015】なお、図4はスライドドア21の構成を判
り易くするためにドアトリム等の一部の部材を排除した
状態で示している。このドアのインナパネル31は多数
の開口部を形成された主部311と、その主部の中央に
一体接合される補強板312と、この補強板312の中
央と主部311とに亘りボルト止めされるブラケット3
13とで構成される。インナパネルの主部311の外周
縁部は、乗降口20の内周壁と所定間隔を介し対向する
ような形状を採り、その外周縁にはシール部材g(図5
参照)が接合され、これにより、ドア閉鎖時における乗
降口20の内周壁との間の隙間を閉鎖するようにしてい
る。
【0016】このようなスライドドア21は第1ガイド
機構としての中間部ガイド機構R1、第2ガイド機構と
しての上部ガイド機構R2及び第3ガイド機構としての
下部ガイド機構R3を介し車体に摺動可能に支持され
る。図3乃至図5に示すように、中間部ガイド機構R1
はスライドドア21側に取り付けられるセンタレール3
4と、車体側の後端縁部64に取り付けられると共にセ
ンタレール34に係合するセンタローラ35とを備え
る。一方、上部及び下部ガイド機構R2、R3は車体側
に取り付けられるアッパ、ロアの各レール24,27
と、各レールにそれぞれ係合すると共にスライドドア2
1側に取り付けられるアッパ、ロアの各ローラ25,2
8とを備える。
【0017】図4乃至図6に示すように、中間部ガイド
機構R1の一部を成すセンタレール34はインナパネル
31側の補強板312の中央に形成された横向き凹部3
15に埋め込まれた状態で一体結合されており、車体の
前後方向Xに延びる直状部341とその後端の外側に湾
曲する湾曲部342(図6参照)とを備える。ここで直
状部341に対し湾曲部342がL5だけ車体外側に偏
るように形成され、これによりスライドドア21が全閉
位置E1に達した際に、このスライドドア21の後部側
の外壁面が乗降口20の後部側周辺の他の外壁面と連続
するように案内することができる。センタレール34
は、図14に示すように、基本的には下方切欠部d1を
有する上矩形断面s4とその矩形断面s4の一部より延
びる下延出断面部s5及びそれに続く横延出断面部s6
とを備える。
【0018】上矩形断面s4で囲まれた内側部分には後
述の前後する2つの外挟持ローラ53が転動可能に装着
され、この2つの外挟持ローラ53と対を成す2つの内
挟持ローラ54が上矩形断面s4の内側縦断面部s4−
1に内側より当接する。このように、2つの外挟持ロー
ラ53と2つの内挟持ローラ54とにより内側縦断面部
s4−1の両側面の2ヵ所をそれぞれ車幅方向Yに向け
て挟持し、これによりスライドドアの車幅方向Yへの変
位を抑制する抑止機構Mが構成される。この抑止機構M
によりスライドドア21の車幅方向Yのがたを確実に吸
収できると共にスライドドア21をスライド方向(前後
方向)Xにスムーズに案内出来る。横延出断面部s6の
下面には車体側のセンタアーム55に枢支されたセンタ
ローラ35が当接し、この車体側のセンタローラ35に
よりスライドドア21を摺動自在に支持すると共にドア
荷重の一部を支持している。ここで、センタアーム55
はセンタローラ35の枢支部材として機能する。
【0019】中間部ガイド機構R1の一部を成すセンタ
アーム55は、車体側のセンタローラ35の枢支部材を
成し、図14に示すように、縦ピン56及び基部57を
介し乗降口20の後縁部を成すリアピラ64の中央にボ
ルト止めされ、回動端側がセンタレール34と対設され
る。このセンタアーム55は、回動端側の縦片部551
と、その上端から外側に延びる横向き片部552と、縦
片部551に下端がボルト止めされた上片部554と、
同上片部の上端より外側に延びる上横向き片部553と
で構成されている。図13乃至図15に示すように、セ
ンタアーム55の横向き片部552はその先端側をセン
タレール34の下方切欠部d1の下側に位置させ、前後
2つの縦ピン62を介し2つの外挟持ローラ53を枢支
する。上横向き片部553は内側縦断面部s4−1と対
向するように配設され、その先端側に前後2つの下向き
ピン63を介し2つの内挟持ローラ54を枢支する。
【0020】縦片部551は横延出断面部s6と対向し
ており、同部s6の直下に位置するようにセンタローラ
35を突出状に支持する。このセンタローラ35は横向
きピン68を介し縦片部551に固着され、これによ
り、センタローラ35が受けたドア荷重を縦片部551
を介し車体基部側に支持させることが出来る。図7、図
9乃至図12に示すように、上部ガイド機構R2のアッ
パレール24はその中央及び後側部分(図7において右
側)が車体の前後方向Xに延び、その前側部分が前後方
向Xに対し傾斜するように延びており、ルーフサイドレ
ール22の下向き壁221(図12参照)に対し複数ヵ
所でブラケット241等を介しボルト35により締付け
固定される。なお、アッパレール24は後側部分に対し
前端部がL3(図7参照)だけ車体中央側(図7におい
て上側)に偏るように形成される。これにより、スライ
ドドア21が車体後部外壁より突出して保持される全開
位置E2(図1参照)より、全閉位置E1(図2参照)
に達した際に、スライドドアの上部側の外壁面が乗降口
20の周辺の他の側部外壁面と連続するように案内する
ことができる。
【0021】アッパレール24は、図11に示すよう
に、下方切欠部c1を有する矩形断面s1を成し、その
矩形断面s1で囲まれた内側部分にはアッパローラ25
が転動自在に嵌着される。このレール24の後部側は、
特に、その矩形断面s1の内側(図11において右側)
の一部が下向き延出部s11を延出させた形状を採る。
このアッパレール24の後端部側(図10参照)には、
ブラケット36を介しU字型のアッパストライカ37が
垂下するように装着される。ここで、ブラケット36は
アッパストライカ37をアッパレール24の内壁に固定
する基部361と、同基部の前縁より上方に延びてアッ
パレール24の上壁に固定されると共にストッパゴム3
8を支持する縦壁部362とを備える。ストッパゴム3
8はアッパローラ25と当接し、スライドドア21の全
開位置E2(図1参照)への摺動時のショックを低減す
る。
【0022】図4及び図7に示すように、スライドドア
21の前端上部にはアッパアーム39の基部が固着され
る。このアッパアーム39の先端側には縦ピン40(図
10参照)を介し上部ガイド機構R2の一部を成すアッ
パローラ25が枢支され、同ローラはアッパレール24
に転動自在に装着される。更に、図9及び図12に示す
ように、アッパアーム39の先端近傍にはアッパストラ
イカ37に噛み合い可能なアッパチェック部材41が装
着される。なお、アッパストライカ37及びアッパチェ
ック部材41が上部ガイド機構R2の一部に配設される
アッパチェック機構を成す。図7及び図9に示すよう
に、このアッパチェック部材41はピン411を介しブ
ラケット412に枢支される。更にアッパチェック部材
41は図示しないバネで係止方向に弾性的に回動付勢さ
れ、しかも、同チェック部材41はアッパストライカ3
7への噛み合い時(図9参照)にその回動を解除可能な
爪413に係止される。爪413を解除操作する同軸ケ
ーブル42はその他端を、図4に示すように、インナパ
ネル31の中央前側部に装着されるチェック解除操作機
構43に連結されている。
【0023】このチェック解除操作機構43は同軸ケー
ブル42および後述のロアチェック部材50からの同軸
ケーブル52に連結される回動レバー431と、回動レ
バー431に回転軸432を介し一体的に連結される解
除ハンドル433と、回転軸432を枢支すると共にイ
ンナパネル31にボルト止めされる基部としてのブラケ
ット313とで構成される。なお、ブラケット313は
その前部をチェック解除操作機構43の基部として使用
され、後部を図示しないドア全閉時のロック機構の解除
操作機構の基部として使用される。
【0024】次に、下部ガイド機構R3の一部を成すロ
アレール27は、図8に示すように、その後側部分が車
体の前後方向Xに延び、その前側部分が前後方向Xに対
し傾斜するように延出形成されており、サイドシル23
の内側縦壁234(図16,図17参照)に対し複数ヵ
所でボルト44により締付け固定される。図8に示すよ
うに、ロアレール27はその前側部分が前後方向Xに対
し傾斜するように延出形成され、後部に対し前端部がL
4だけ車体中央側(図8における上側)に偏るように形
成される。これによりスライドドア21が車体後部外壁
より突出して保持される全開位置E2(図1参照)より
全閉位置E1(図2参照)に達した際に、このスライド
ドアの下部側の外壁面が乗降口20の周辺の他の側部外
壁面と連続するように案内できる。
【0025】ロアレール27は、図17に示すように、
側方切欠部c2を有する上矩形断面s2と下方切欠部c
3を有する下矩形断面s3とを上下に一体的に重ねた断
面形状を成す。上矩形断面s2で囲まれた内側部分には
スライドドア側のロアローラ28が転動自在に装着され
る。下矩形断面s3で囲まれた内側部分にはスライドド
ア側の後述する縦ガイドローラ29及び横ロアガイドロ
ーラ516が転動自在に装着される。
【0026】図16に示すように、ロアレール27はそ
の後端部に板金製のブラケット47を介しU字型のロア
ストライカ48(図3参照)を垂下するように固着す
る。ここで、ブラケット47は垂下した状態のロアスト
ライカ48を固定する基部471と、同基部の前縁より
上方に延びてロアレール27の上壁に固着されると共に
ストッパゴム49を支持する折曲部472とを備える。
なお、ブラケット47に対してロアストライカ48及び
ストッパゴム49は、図16に示すようにロアレール2
7の外側、即ち車外側に偏位した位置に配備され、この
ロアストライカ48に後述のロアチェック部材50が噛
み合い可能に配備され、ストッパゴム49に後述のロア
アーム51の先端が当接可能に設定さている。図8に示
すように、スライドドア21の前端下部にはロアアーム
51が固着される。このロアアーム51はスライドドア
21にボルト止めされるアーム部511と、このアーム
部511の先端に縦向きピン512を介し回動自在にピ
ン結合される回動ブラケット513と、回動ブラケット
513にボルトにより一体結合される回動板514(図
18参照)とで構成される。
【0027】図16及び図17に示すように、回動ブラ
ケット513の縦壁からは横向きピン518が延出し、
同ピンの先端に下部ガイド機構R3の一部を成すロアロ
ーラ28が枢着される。同ロアローラ28はロアレール
27の上矩形断面s2の内側部分に転動自在に装着され
る。図16乃至図18に示すように、回動板514はそ
の車体中央側(図18での上側)の端部に一対の縦ピン
515を介し各横ロアガイドローラ516を枢支し、両
ローラ間に横ピン517を介し縦ガイドローラ29を枢
支し、しかも後端側(図18での右側)にロアチェック
部材50を装着する。図17に示すように、ここでは、
特に、ロアローラ28と縦ガイドローラ29とでロアレ
ール27の断面中央部を挟持してドア下部側の上下変位
を規制し、下矩形断面s3の内側部分に配備される一対
の横ロアガイドローラ516でドア下部の車幅方向Yの
変位を規制している。
【0028】図8及び図18に示すように、ロアチェッ
ク部材50はピン501を介し回動板514に枢支され
る。更にロアチェック部材50は図示しないバネで係止
方向に弾性的に回動付勢され、しかも、同ロアチェック
部材50はロアストライカ48への噛み合い時にその回
動を解除可能な爪502に係止される。爪502は支持
軸503に枢支され、爪502と一体的に結合されるレ
バー504を介し同軸ケーブル52に連結される。この
同軸ケーブル52は、図4に示すように、スライドドア
21の内室32に導かれ、その他端は上述のチェック解
除操作機構43の回動レバー431に連結される。な
お、このロアストライカ48及びロアチェック部材50
が下部ガイド機構R3の配設部位に配備されるロアチェ
ック機構を成す。
【0029】このようにスライドドア21を中間部、上
部及び下部のガイド機構R1、R2、R3を介し支持
し、上部、下部の各ガイド機構R2、R3の配設部位に
それぞれ配備されたアッパ及びロアチェック機構を用い
て全開時のスライドドアの位置規制をするスライドドア
支持装置の作動を説明する。全閉時において、スライド
ドア21は中間部、上部及び下部のガイド機構R1、R
2、R3を介し乗降口20を閉鎖し、図示しないロック
機構がスライドドア21を全閉位置E1にロックする。
【0030】この場合、スライドドア21の中間部のセ
ンタレール34は、図13に実線で示すように、その後
端の湾曲部342を車体側のセンタアーム55に枢支さ
れたセンタローラ35(図14参照)に転がり接触位置
p5(図2参照)で係止され、ドア荷重をローラ側に伝
達し、しかも同位置で内外挟持ローラ53,54から成
る抑止機構Mが車幅方向Yの変位を規制する。更に、ス
ライドドア21の上部はドア側のアッパローラ25を介
し車体側のアッパレール24に転がり接触位置p4(図
2参照)で係止され、ドア上部の車幅方向Yの変位を規
制される。更に、スライドドア21の下部はドア側のロ
アローラ28を介し車体側のロアレール27に転がり接
触位置p6(図2参照)で係止され、ドア荷重を支持し
ており、しかも同位置で、ドア側の横ガイドローラ2
9,516が車体側のロアレール27に係止されて、ド
アの車幅方向Yの変位をも規制する。
【0031】この場合、スライドドア21を車体側に支
持する3ヵ所のローラの転がり接触位置の内、上下部の
転がり接触位置p4,p6と中間部の転がり接触位置p
5とはスライド方向である前後方向Xにおいて比較的大
きな所定距離L3を保ち、ドア重心Gは3ヵ所のローラ
の転がり接触位置p1,p2,p3の内側に位置し、こ
のため、比較的安定してスライドドア21が車体側に支
持される。次に、車室内の図示しないロック解除ハンド
ルあるいは車外のドアハンドル65が乗員により解除操
作されると、図示しないロック機構が解除され、スライ
ドドア21が全閉位置E1より全開位置側E2(図1、
図3参照)に向け、即ち、後方に向け開放操作される。
【0032】スライドドア21が全開位置E2側に摺動
する開放行程中、アッパローラ25の転がり接触位置p
4とロアローラ28の転がり接触位置p6とは前後方向
Xに移動し、前後方向Xの変位がほとんど無い車体側の
センタローラ35の転がり接触位置p5に接近する向き
に移動する。この時、スライドドア21はセンタレール
34を介し車体側のセンタローラ35に、ロアローラ2
8を介し車体側のロアアーム51にそれぞれドア荷重を
支持されつつ摺動する。同時に、アッパローラ25が車
体側のアッパレール24に、センタレール34が車体側
の前後2組の内外挟持ローラ53,54に、縦、横ガイ
ドローラ29,516が車体側のロアレール27にそれ
ぞれガイドされるので、スライドドア21が上下方向A
や車幅方向Yのがたを抑制されつつスムーズに開放作動
出来る。
【0033】スライドドア21が全開位置E2に達する
と、上部、下部の各ガイド機構R2、R3の配設部位に
それぞれ配備されたアッパ及びロアチェック機構が作動
する。即ち、スライドドア21はその前端側の上位置の
アッパチェック部材41がアッパストライカ37に噛み
合い、下位置のロアチェック部材50がロアストライカ
48に噛み合い、これによりスライドドア21の前端側
は比較的大きな間隔を保持した上下2位置で確実に車体
側に結合される。このため、3つのローラの転がり接触
位置p4,p5,p6がスライドドア21の前部側に集
まり、これらの後方にスライドドア21の重心Gが位置
するにもかかわらず、スライドドア21の後端側の上下
方向Aのずれ及び前後方向Xのずれは確実に排除され
る。
【0034】なお、スライドドア21の全開位置E2を
位置決めする場合、このロアチェック部材50がロアス
トライカ48に噛み合う位置がドア全開位置E2を設定
する基準位置として利用され、その後アッパチェック部
材41がアッパストライカ37に容易に噛み合うように
セットされることとなる。更に、この全開時には、車体
側のセンタアーム55に支持された内外挟持ローラ5
3,54(図16参照)から成る抑止機構Mによりセン
タレール34が車幅方向Xにおいて挟持され、これによ
りスライドドア21の車幅方向Xの変位も確実に抑止さ
れる。このように、図1のスライドドア21はこれが全
開位置にある場合、確実にその上下方向A、前後方向X
及び車幅方向Yの各ずれを防止された上で支持される。
【0035】この後、乗員が車室内のチェック解除操作
機構43の解除ハンドル433を回動操作すると、同軸
ケーブル42,52を介し連動するアッパチェック部材
41及びロアチェック部材50の各爪が解除作動してス
ライドドア21がアッパストライカ37及びロアストラ
イカ48より離脱する。次いで、スライドドア21が前
方に向け閉鎖操作力を受け全閉位置E1に達すると、そ
の時点で図示しないロック機構がロック作動し、スライ
ドドア21が全閉位置E1でロックされる。
【0036】以上のように、スライドドア21の全開位
置E2時に、スライドドア21の重心Gが3つの転がり
接触位置p4、p5、p6の後方に位置し、車体に対し
ドアを安定して支持することが難しくなるタイプのガイ
ド機構R1,R2,R3を用いた場合であっても、図1
のスライドドア支持装置は、特に、スライドドア21の
上部、下部の両ガイド機構R2、R3の配設部位にそれ
ぞれ配備されたアッパ及びロアチェック機構によりドア
を確実に支持し、しかも、センタレール34が抑止機構
Mにより車幅方向Yにおいて挟持され、スライドドア2
1の後端側の上下方向Aのずれ、前後方向Xのずれ及び
車幅方向Yのずれを確実に排除出来る。
【0037】図1のスライドドア支持装置は、スライド
ドア21の上部、下部の両ガイド機構R2、R3の各一
部に設けたアッパ及びロアチェック機構により全開時の
ドアのずれを規制しているが、これに代え、図19及び
図20に示すようなスライドドア支持装置を構成するこ
とも出来る。このスライドドア支持装置は、図1の装置
と比べると、上部ガイド機構R2の一部に配備されたア
ッパチェック機構に代えて、中間部のガイド機構R1の
一部に配備されたセンタチェック機構を用いた点のみが
相違し、中間部、上部及び下部のガイド機構R1,R
2,R3やその他の構成はほぼ同様のため、ここでは同
一部材には同一符号を付し、重複説明を略す。
【0038】図19及び図20に示すスライドドア支持
装置は、スライドドア21aを中間部、上部及び下部の
各ガイド機構R1,R2,R3を介し車体に支持し、特
に、中間部ガイド機構R1と下部ガイド機構R3の各一
部にチェック機構を配備する。中間部ガイド機構R2の
一部を成すセンタアーム55は、図14,図19に示す
ように、基部がリアピラ64側に枢着され、その回動端
側がセンタレール34と対設される。このセンタアーム
55は、回動端側の縦片部551と、2つの外挟持ロー
ラ53を枢支する横向き片部552と、上片部554
と、2つの内挟持ローラ54を枢支する上横向き片部5
53とを備える。特に、縦片部551は横延出断面部s
6(図14参照)と対向しており、同部s6の直下に位
置するようにセンタストライカ58及びセンタローラ3
5を突出状に支持する。
【0039】このセンタストライカ58と係合可能なセ
ンタチェック部材59はスライドドア21a側のセンタ
レール34の前端下方部(図20参照)に設けられ、こ
れらが中間部ガイド機構R2の一部に配備されたセンタ
チェック機構を成す。図14,図15に2点鎖線で示す
ように、センタチェック部材59はピン67を介し基板
591に枢支され、基板591はインナパネル側の補強
板312にボルト止めされる。
【0040】ここで、センタチェック部材59は図示し
ないバネで係止方向に弾性的に回動付勢され、この弾性
力に抗してセンタチェック部材59がセンタストライカ
58へ噛み合った場合において、図15に2点鎖線で示
すように、センタチェック部材59の切り込みに爪59
2が噛み合い係止される。この爪592と一体の解除レ
バー593には同軸ケーブル42aが連結され、その同
軸ケーブルの他端は、図20に示すように、チェック解
除操作機構43aの回動レバー431に連結される。な
お、回動レバー431にはロアチェック部材50(図1
9参照)側より延出する同軸ケーブル52の端部も連結
される。図20中のチェック解除操作機構43aは図4
のチェック解除操作機構43と比較し、回動レバー43
1に2つの同軸ケーブル52,42aを連結した点のみ
が相違し、他は同様の構成を採るので、重複説明を略
す。
【0041】このように図19、図20に示したスライ
ドドア21aは図1のスライドドア支持装置とほぼ同様
に作動し、ドア全開時に中間部、下部の各ガイド機構R
1、R3の各一部にそれぞれ配備されたセンタ及びロア
チェック機構がスライドドア21aを全開位置E2に保
持する。
【0042】即ち、ドア全開時において、中間部、下部
の両ガイド機構R1、R3の各一部にそれぞれ配備され
たセンタ及びロアチェック機構が作動する。この時、全
開位置E2のスライドドア21aのセンタレール34は
図13に2点鎖線で示すように、後端部がセンタアーム
55と対向する。しかも、図15に2点鎖線で示すよう
に、センタチェック部材59はセンタアーム55上のセ
ンタストライカ58に噛み合う。更に、図16、図19
に示すように、ロアチェック部材50がロアストライカ
48に噛み合い、これによりスライドドア21の前端側
は中間部及び下部の2位置で確実に車体側に結合され
る。これにより、スライドドア21aの後端側の上下方
向Aのずれ及び前後方向Xのずれが排除され、しかも、
センタアーム55に支持された内外挟持ローラ53,5
4(図16参照)から成る抑止機構Mによりスライドド
ア21aの車幅方向Xの変位も抑制される。
【0043】このように、図19,図20のスライドド
ア支持装置は、図1のスライドドア支持装置と同様の作
用効果を得られ、特に、スライドドア21aの後端部の
がたを中間部、下部の両ガイド機構R1、R3の各一部
にそれぞれ配備されたセンタ及びロアチェック機構によ
りより確実に排除出来る。
【0044】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明は、スラ
イドドアはその全開時において、第3のガイド機構と第
2又は第1のガイド機構のいずれか一方に設けられた上
下2ヵ所のチェック機構により車体側に拘束されること
より、スライドドアのスライド方向及び上下方向のずれ
を排除でき、特に、下部の第3のガイド機構がより確実
にスライドドアの下端部のずれを排除でき、しかも、中
間部の第1のガイド機構の第1のローラの支持部材に装
着された抑止機構がスライドドアの車幅方向へのずれを
排除できる。このため、スライドドアの全開時に車体に
対しドアを安定して支持することが難しくなるタイプの
ガイド機構を用いた場合であっても、上記2ヵ所のチェ
ック機構及び中間部の抑止機構によって、スライドドア
のがた、特にスライドドアの下端部のがたをより確実に
防止出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用されたスライドドア支持装置が装
備された車両のドア開時の要部切欠斜視図である。
【図2】図1のスライドドア支持装置が装備された車両
のドア閉時の要部切欠斜視図である。
【図3】図1のスライドドア支持装置が装備された車両
のドア開時の概略側面図である。
【図4】図1のスライドドア支持装置により支持される
スライドドアのアウタパネルを除いた状態での拡大側面
図である。
【図5】図4のスライドドアの要部概略断面図である。
【図6】図1のスライドドア支持装置で用いるセンタレ
ールの拡大平面図である。
【図7】図1のスライドドア支持装置で用いるアッパレ
ールの拡大平面図である。
【図8】図1のスライドドア支持装置で用いるロアレー
ルの拡大平面図である。
【図9】図6のアッパレールの要部切欠拡大平面図であ
る。
【図10】図6のアッパレールの要部切欠拡大側断面図
である。
【図11】図6のアッパレールの他の要部切欠拡大端面
図である。
【図12】図6のアッパレールの要部切欠拡大側面図で
ある。
【図13】図7のセンタレールの要部切欠拡大平面図で
ある。
【図14】図7のセンタレール及びセンタアームの要部
切欠拡大断面図である。
【図15】図7のセンタストライカとセンタチェック部
材の噛合い時の切欠拡大側断面図である。
【図16】図8のロアレール及びロアチェック部材の要
部切欠拡大平面図である。
【図17】図8のロアレールの要部切欠拡大断面図であ
る。
【図18】図8のロアチェック部材及び回動板の拡大平
面図である。
【図19】本発明の他の実施形態例のスライドドア支持
装置が装備された車両のドア開時の要部切欠側面図であ
る。
【図20】図19のスライドドア支持装置により支持さ
れるスライドドアのアウタパネルを除いた状態での拡大
側面図である。
【図21】従来のスライドドア支持装置の装着された車
両のドア閉時の要部概略側面図である。
【図22】従来のスライドドア支持装置の装着された車
両のドア開時の要部概略側面図である。
【符号の説明】
20 側部開口 21 スライドドア 24 アッパレール 25 アッパローラ 27 ロアレール 28 ロアローラ 29 縦ガイドローラ 34 ガイドレール 35 センタローラ 39 アッパアーム 41 アッパチェック部材 43 ラッチ解除操作機構 48 ロアストライカ 50 ロアチェック部材 51 ロアアーム 516 横ロアガイドローラ 53 挟持ローラ 54 挟持ローラ 55 センタアーム E1 全閉位置 E2 全開位置 M 抑止機構 R1 中間部ガイド機構 R2 上部ガイド機構 R3 下部ガイド機構 p4 転がり接触位置 p5 転がり接触位置 p6 転がり接触位置 A 上下方向 C 車体 X スライド方向 Y 車幅方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 久佳 東京都大田区下丸子四丁目21番1号・三菱 自動車エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 部谷 周作 東京都港区芝5丁目33番8号・三菱自動車 工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体の側部開口を開閉するスライドドアの
    上下方向中間部分に設けられた第1のレールと同レール
    に係合し上記車体側に支持された第1のローラとを有す
    る第1のガイド機構と、 上記側部開口の上部に設けられた第2のレールと同レー
    ルに係合し上記スライドドア側に支持された第2のロー
    ラとを有する第2のガイド機構と、 上記側部開口の下部に設けられた第3のレールと同レー
    ルに係合し上記スライドドア側に支持された第3のロー
    ラとを有する第3のガイド機構とを具備し、 上記スライドドアの開放行程中に、第1のローラとその
    レールとの転がり接触位置に対し、第2、第3の各ロー
    ラとそれらのレールとの各転がり接触位置が接近する向
    きに移動するように構成されたスライドドア支持装置に
    おいて、 少なくとも上記第3のガイド機構と上記第2又は上記第
    1のガイド機構のいずれか一方に上記スライドドアを全
    開位置に保持するチェック機構をそれぞれ配設し、 上記第1のガイド機構の第1のローラの支持部材に上記
    スライドドアの車幅方向への変位を抑止する抑止機構を
    設けたことを特徴とするスライドドア支持装置。
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EP97105815A EP0800944B1 (en) 1996-04-09 1997-04-08 A sliding door supporting apparatus
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100399186B1 (ko) * 2001-06-23 2003-09-22 기아자동차주식회사 슬라이딩 도어용 엔드 로어레일
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CN112498066A (zh) * 2019-09-16 2021-03-16 现代自动车株式会社 防止对置式滑动门移动的结构

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