JP4357462B2 - 車両用コンソール装置 - Google Patents

車両用コンソール装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4357462B2
JP4357462B2 JP2005208268A JP2005208268A JP4357462B2 JP 4357462 B2 JP4357462 B2 JP 4357462B2 JP 2005208268 A JP2005208268 A JP 2005208268A JP 2005208268 A JP2005208268 A JP 2005208268A JP 4357462 B2 JP4357462 B2 JP 4357462B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
hinge arm
lock
console
console device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005208268A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006232254A (ja
Inventor
善孝 伊藤
基裕 小嶋
紀彦 任田
敏雄 中根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kojima Industries Corp
Original Assignee
Kojima Industries Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kojima Industries Corp filed Critical Kojima Industries Corp
Priority to JP2005208268A priority Critical patent/JP4357462B2/ja
Publication of JP2006232254A publication Critical patent/JP2006232254A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4357462B2 publication Critical patent/JP4357462B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、車両用コンソール装置に関する。
特開2001−164827号公報、特開2001−180385号公報は、第1、第2のドアを備え、第1のドアがコンソール装置本体に対して前後方向にスライドし、第2のドアがコンソール装置本体に対して前後方向に回動する、車両用コンソール装置を開示している。
しかし、上記公報に開示された車両用コンソール装置では、図示略のシート(座席)があるために、車両後方に移動している(開いている)第1のドアを車両前方にスライドさせて閉じる時に第1のドアまで手をもっていくことが困難である。また、体をねじる必要も生じる。特にシートを車両前方に移動させているときには、車両後方に移動している第1のドアまで手をもっていくことはきわめて困難である。
特開2001−164827号公報 特開2001−180385号公報
本発明が解決しようとする問題点は、ドア閉操作が困難なことである。
本発明の目的は、乗員が楽な姿勢でドアを閉じることができる車両用コンソール装置を提供することにある。
上記目的を達成する本発明はつぎの通りである。
(1) 収納部を備えるコンソール装置本体と、
前記コンソール装置本体の収納部の開口を開閉するドアと、
前記コンソール装置本体に設けられ前記ドアを閉めるための操作部材と、
前記ドアと前記操作部材とを連結する連結部材と、
を有し、
前記連結部材は、ヒンジアームを介して前記ドアと連結されており、
前記ヒンジアームは、前記コンソール装置本体にヒンジアーム回動軸芯まわりに回動可能に連結されており、前記ドアと延び方向先端部で回動可能に連結されるアーム部を備えており、前記ヒンジアーム回動軸芯および前記アーム部の延び方向先端部とは異なる位置で前記連結部材と回動可能に連結されており、
前記ヒンジアームと前記ドアとの連結位置と、前記ヒンジアーム回動軸芯との間の距離は、前記ヒンジアームと前記連結部材との連結位置と、前記ヒンジアーム回動軸芯との間の距離より、大とされており、
前記操作部材は、前記コンソール装置本体にスライド可能に設けられるスライドノブを備える、車両用コンソール装置
上記(1)の車両用コンソール装置では、ドアを閉めるための操作部材が設けられているので、操作部材を操作することでドアを閉めることができる。また、操作部材がコンソール装置本体に設けられているので、操作部材はドアの開閉によらず同位置にある。そのため、操作部材を操作し易い位置に配置することで、乗員は楽な姿勢でドアの閉操作を行うことができる。
また、スライドノブを操作することでドアを閉めることができる。
図1〜図6は、本発明実施例1の車両用コンソール装置を示しており、図7〜図11は、本発明実施例2の車両用コンソール装置を示している。ただし、図1〜図4、図6は、本発明実施例2の車両用コンソール装置にも適用可能である。
また、図12〜図15は、本発明実施例3の車両用コンソール装置を示しており、図16、図17は、本発明実施例4の車両用コンソール装置を示している。
本発明全実施例にわたって共通する部分には、本発明全実施例にわたって同じ符号を付してある。
まず、本発明全実施例にわたって共通する部分を、たとえば、図3、図6を参照して、説明する。
本発明実施例の車両用コンソール装置10は、収納部21を備えるコンソール装置本体20と、収納部21の開口22を開閉するドア30と、コンソール装置本体20に設けられドア30を閉めるための操作部材40と、ドア30と操作部材40とを連結する連結部材50と、を有する。車両用コンソール装置10は、さらに、ヒンジアーム60を有する。
コンソール装置本体20は、車両の内装部材であるコンソールパネル自体であってもよく、コンソールパネルと別体に形成されてコンソールパネルに固定して取付けられていてもよい。
コンソール装置本体20は、図6に示すように、車両左右方向両側壁の上端部にガイドレール23を備えている。ガイドレール23には、ドア30の後述のガイド突起31が入り込んでいる。
ガイドレール23は、車両前後方向に延びている。ガイドレール23の中心線は、1つの直線であってもよく、1つまたは複数の曲率の曲線、または該曲線と直線との合成線、または傾きの異なる複数の直線であってもよい。ガイドレール23の少なくとも一部は、車両後方かつ上方に傾斜して延びている。
ドア30は、コンソール装置本体20の上側に配置されている。ドア30は、コンソール装置本体20に対し車両前後方向に可動である。ドア30は、コンソール装置本体20に対しスライド可能とされていてもよく、回動可能とされていてもよい。ドア30の開操作は、閉状態にあるドア30を開状態まで手で動かすことにより行われてもよく、ロック解除して付勢部材の付勢力でドア30を開状態まで動かすことにより行われていてもよい。また、ドア30の閉操作は、ドア30が閉状態になるまで操作部材40を手で動かすことにより行われてもよく、操作部材40を若干量動かすことでロック解除して付勢部材の付勢力でドア30を閉状態まで動かすことにより行われていてもよい。
ドア30は、ドア30の車両前後方向前端部またはその近傍に、ガイド突起31を有する。ガイド突起31は、ドア30の左右両側壁の内側面からドア30の車両左右方向中央側に向って突出して設けられている。ガイド突起31は、ガイドレール23に入り込んで(嵌って)おり、ガイドレール23に沿ってスライドする。
ドア30は、図3に示すように、車両前後方向後端部またはその近傍で、ヒンジアーム60と回動可能に連結されている。ドア30は、ヒンジアーム60と、ヒンジアーム60のアーム部62の延び方向先端部で回動可能に連結されている。
ドア30は、車両前後方向前端部またはその近傍に設けられたガイド突起31がガイドレール23に沿って可動であり、車両前後方向後端部またはその近傍でヒンジアーム60と回動可能に連結されているので、ヒンジアーム60がコンソール装置本体20に対して回動したとき、コンソール装置本体20に対し前後動する。
操作部材40は、ドア30が収納部21の開口22の一部を開閉する場合にドア30が開閉しない開口部分を開閉する第2のドアからなっていてもよく(実施例1、2)、コンソール装置本体20にスライド可能に設けられるスライドノブからなっていてもよく(実施例3)、コンソール装置本体20に回動可能に設けられる回転ノブからなっていてもよい(実施例4)。
操作部材40は、車両前後方向で、閉状態にあるドア30の車両前方側端の直前に設けられている。ここで、「直前」とは、閉状態にあるドア30の車両前後方向長さの1/2以内にあることをいう。ただし、操作部材40は、コンソール装置本体20の車両左右方向側壁(側壁)のうち閉状態にあるドア30の車両前方側1/3の部分の下側に設けられていてもよい。
連結部材50は、操作部材40の動きをドア30に伝えるために設けられている。連結部材50は、リンクからなっていてもよく、ワイヤからなっていてもよく、ギヤからなっていてもよい。連結部材50は、ヒンジアーム60と連結(噛合含む)される。
ヒンジアーム60は、コンソール装置本体20にヒンジアーム回動軸芯61まわりに回動可能に連結される。ヒンジアーム60は、湾曲するアーム部62を有する。
本発明全実施例にわたって共通する部分の作用を説明する。
本発明実施例では、ドア30を閉めるための操作部材40が設けられているので、操作部材40を操作することでドア30を閉めることができる。また、操作部材40がコンソール装置本体20に設けられているので、操作部材40はドア30の開閉によらず同位置にある。そのため、操作部材40を操作し易い位置に配置することで、乗員は楽な姿勢でドアの閉操作を行うことができる。
連結部材50がヒンジアーム60を介してドア30と連結されているので、連結部材50の動き量が小であってもヒンジアーム60で増幅させてドア30の動き量を大にすることができる。
つぎに、本発明実施例1と本発明実施例2にわたって共通する部分を、たとえば図1〜図6を参照して、説明する。
本発明実施例1、2では、ドア30がコンソール装置本体20に対しスライド可能とされている。ドア30は収納部21の開口22の一部のみを開閉する。操作部材40は開口22のうちドア30が開閉しない部分を開閉する第2のドア40aを備える。連結部材50は、リンク51を備える。
本発明実施例1,2の車両用コンソール装置は、図5に示すように、さらに、ドア30を開方向に付勢する付勢部材70と、付勢部材70の付勢力に抗してドア30を閉位置に保持するロック装置80を、有する。ただし、付勢部材70とロック装置80は、必須の構成要件ではない。
コンソール装置本体20の車両後方側面には、図1に示すように、エアコンの吹出口1が設けられている。
収納部21は、図2に示すように、鉛直方向上方に、および斜め車両前方に向って上方に、開放している。
ドア30は、収納部21の開口22のうち、収納部21の鉛直方向上方に開口する開口22aを開閉する。
ドア30は、図6に示すように、ドアアウター30aとドアインナー30bを備える。ドアアウター30aは、一部品構成であってもよく、複数部品構成であってもよい。ドアインナー30bは、一部品構成であってもよく、複数部品構成であってもよい。図6では、ドアアウター30aが一部品構成であり、ドアインナー30bが2部品構成である場合を示している。
第2のドア40aは、図3に示すように、コンソール装置本体20に対し回動軸芯42まわりに車両前後方向に回動可能である。第2のドア40aは、収納部21の開口22のうち、収納部21の斜め車両前方に向って上方に開口する開口22bを開閉する。
操作部材40は、図3に示すように、ブラケット41を有する。
リンク51は、車両前後方向に延びている。リンク51は、直線リンクであってもよく、障害物がある場合には該障害物を避けるために湾曲リンクであってもよい。
リンク51の車両前後方向後端部は、ヒンジアーム60と回動可能に連結されている。リンク51は、ヒンジアーム60のヒンジアーム回動軸芯61とは異なる位置で、ヒンジアーム60と回動可能に連結されている。リンク51がヒンジアーム回動軸芯61とは異なる位置でヒンジアーム60と回動可能に連結されているので、リンク51が車両前後方向に動くとヒンジアーム60がヒンジアーム回動軸芯61まわりにコンソール装置本体20に対して回動する。リンク51は、ヒンジアーム60のドア30との連結部とは異なる位置で、ヒンジアーム60と回動可能に連結されている。
リンク51の車両前後方向前端部は、操作部材40のブラケット41と回動可能に連結されている。リンク51は、操作部材40の回動軸芯42とは異なる位置で、ブラケット41と回動可能に連結されている。リンク51が回動軸芯42とは異なる位置でブラケット41と回動可能に連結されているので、操作部材40が回動軸芯42まわりにコンソール装置本体20に対して回動したとき、リンク51が車両前後方向に動く。
付勢部材70は、たとえばコイルスプリングからなる。付勢部材70は、ヒンジアーム60をコンソール装置本体20に対して図5のA方向(ドア30を開く方向)に回動付勢する。ただし、付勢部材70は、コンソール装置本体20に対し連結部材50を車両後方に付勢していてもよく、コンソール装置本体20に対し操作部材40を回動付勢していてもよく、ドア30をコンソール装置本体20に対し車両後方に付勢していてもよい。
ロック装置80は、ドア30または操作部材40を閉位置でロック、ロック解除する。ロック装置80がドア30と操作部材40一方をロックしているとき、ドア30と操作部材40の他方も閉位置でロックされ、ロック装置80がドア30と操作部材40の一方をロック解除したとき、ドア30と操作部材40の他方もロック解除される。
ここで、本発明実施例1と本発明実施例2にわたって共通する部分の作動を説明する。
(i)閉じているドア30を開くとき
ロック装置80のロックを解除すると、付勢部材70の付勢力により、ヒンジアーム60がコンソール装置本体20に対しA方向に回動する。なお、ヒンジアーム60のコンソール装置本体20に対する回動スピードは、ダンパ90を用いて調節されることが望ましい。
ヒンジアーム60が回動するので、ヒンジアーム60と連結しているドア30がコンソール装置本体20に対し車両後方に移動して開く。また、連結部材50はヒンジアーム60と連結されているので、連結部材50が車両後方に移動する。連結部材50が車両後方に移動するので、連結部材50と連結している操作部材40がコンソール装置本体20に対し車両前方に回動する(第2のドア40aが開く)。
(ii)開いているドア30を閉じるとき
付勢部材70の付勢力に抗して操作部材40をコンソール装置本体20に対し車両後方に回動して閉じると、操作部材40と連結している連結部材50が車両前方に移動する。連結部材50が車両前方に移動するので、連結部材50と連結しているヒンジアーム60がコンソール装置本体20に対し反A方向に回動し、ヒンジアーム60と連結しているドア30がコンソール装置本体20に対し車両前方に移動して閉じる。
本発明実施例1と本発明実施例2にわたって共通する部分の作用、効果を説明する。
操作部材40が第2のドア40aを備えているので、収納部21の開口22が広い。そのため、収納部21に収納物を容易に出し入れできる。
ドア30がガイドレール23に沿って動くので、ドア30の開閉動を平行動またはほぼ平行動にすることができる。したがって、ドア30を開けたときにドア30の裏面が見えることを防止できる。
ガイドレール23の形状とヒンジアーム60の形状を工夫してドア30の開姿勢を「尻上がり」にすることにより、コンソール装置本体20に設けられたエアコンの吹出口1から出る風の流れをドア30が邪魔することを防止できる。
付勢部材70が設けられているので、閉位置にあるドア30を、ロック解除するだけで開けることができる。
つぎに、本発明実施例1に特有な部分を説明する。
[実施例1](図1〜図6)
本発明実施例1は、図5に示すように、ロック装置80が操作部材40をロック、ロック解除する場合を示している。
ロック装置80は、ロック爪81と、ロック解除ノブ82を有する。
ロック爪81は、第2のドア40aに設けられる。ロック爪81は、第2のドア40aが閉位置に位置するときコンソール装置本体20に引っ掛かる。
ロック解除ノブ82は、第2のドア40aに設けられる。ロック解除ノブ82を操作することにより、ロック爪81をコンソール装置本体20との引っ掛かり(係合)が外れる方向に移動させることができる。
ロック解除ノブ82を操作して収納装置本体20に引っ掛かっているロック爪81を外すことにより、ロック装置80のロックが解除される。
つぎに、本発明実施例2に特有な部分を説明する。
[実施例2](図7〜図11)
本発明実施例2は、ロック装置80がドア30を閉位置でロック、ロック解除する場合を示している。
ロック装置80は、図7に示すように、ロック爪81と、ロック解除ノブ82と、ロック爪81が係脱可能なロック爪受け部83と、ロック解除ノブ82の動きをロック爪81に伝達するロックリンク84と、ロック爪付勢スプリング85と、ロックリンク付勢スプリング86と、を有する。
ロック爪81は、図10に示すように、ロックケース81aに回動可能に取付けられておりロックケース81aをコンソール装置本体20に取付けることにより、コンソール装置本体20に対して回動可能とされている。ただし、ロック爪81は、コンソール装置本体20に直接回動可能に取付けられていてもよい。ロック爪81は、ドア30が閉位置に位置するときロック爪受け部83に係脱可能である。
ロック解除ノブ82は、図9に示すように、ロックノブベゼル82aに回動可能に取付けられておりロックノブベゼル82aをドア30の車両前後方向前端部に取付けることにより、ドア30に対して回動可能とされている。ただし、ロック解除ノブ82は、ドア30に直接回動可能に取付けられていてもよい。
ロック爪受け部83は、第1のドア30のドアアウター30aまたはドアインナー30bに設けられる。
ロックリンク84は、図7に示すように、前後方向に延びている。ロックリンク84は、延び方向中間部に少なくとも1箇所(図示例では、3箇所)、突起部84aを備える。
突起部84aは、図8に示すように、ドアアウター30aまたはドアインナー30bに設けられる、穴または凹部からなるガイド部30cに入り込んで(嵌って)いる。なお、突起部84aとガイド部30cは、突起部84aをドアアウター30aまたはドアインナー30bに設けガイド部30cをロックリンク84に設けてもよい。突起部84aは、ガイド部30cに沿ってスライドする。ガイド部30cは、図7に示すように、前後方向に延びている。
ロックリンク84の前端部は、ロック解除ノブ82と当接可能である。ただし、ロックリンク84の前端部は、ロック解除ノブ82に回動可能に連結されていてもよい。ロックリンク84の後端部は、ドア30が閉位置にある状態でロック解除ノブ82を操作したときに、ロック爪81と当接する。
ロック爪付勢スプリング85は、ロック爪81をロックケース81aまたはコンソール装置本体20に対し回動付勢する。ロック爪付勢スプリング85は、ドア30が閉位置にあるときにロック爪81がロック爪受け部83に係合する方向に、ロック爪81を回動付勢する。ロック爪付勢スプリング85は、コイルスプリングであってもよく、板スプリングであってもよく、樹脂弾性等であってもよい。
ロックリンク付勢スプリング86は、ロックリンク84をドアインナー30bに対して前方に付勢する。ロックリンク付勢スプリング86は、コイルスプリングであってもよく、板スプリングであってもよく、樹脂弾性等であってもよい。
本発明実施例2に特有な部分の作動を説明する。
(a)ロック装置80のロックを解除するとき
ロック解除ノブ82を操作すると(下方に押すと)、ロック解除ノブ82がノブ回動軸芯82bまわりに回転する。ロック解除ノブ82が回転すると、ロックリンク84はロック解除ノブ82によってロックリンク付勢スプリング86の付勢力に抗して押され、ガイド部30cに沿って後方に移動する。ロックリンク84が移動するので、ロック爪81がロックリンク84により押され、ロック爪81とロック爪受け部83との係合が外れる(ロック装置80のロックが解除される)。
ロック装置80のロックを解除した後にロック解除ノブ82の操作を止めると、ロックリンク84はロックリンク付勢スプリング86の付勢力でロック解除ノブ82によって押される前の状態に戻り、ロック解除ノブ82はロックリンク84により操作前の状態に押し戻される。また、ロック爪81は、ロック爪付勢スプリング85の付勢力により、ロックリンク84により押される前の状態に戻る。
(b)ロック装置80のロックをかけるとき
ドア30が閉じてくると、ロック爪81がドアインナー30bによりロック爪付勢スプリング85の付勢力に抗して押される。さらにドア30が閉じてくると、図11に示すように、ロック爪81がドアインナー30bを乗り越えてロック爪受け部83に係合する。ロック爪81がロック爪受け部83に係合したとき、ロック装置80のロックがかかる。
本発明実施例2では、ロック爪受け部83がドア30に設けられているので、ドア30が閉位置にあるときにドア30が収納装置本体20から浮き上がることを防止することができる。
つぎに、本発明実施例3と本発明実施例4にわたって共通する部分を、たとえば図12〜15を参照して、説明する。
本発明実施例3、4では、ドア30がコンソール装置本体20に対し回動可能とされている。ドア30は収納部21の開口22の全部を開閉する。
収納部21は、鉛直方向上方に開放している。
ここで、本発明実施例3と本発明実施例4にわたって共通する部分の作動を説明する。
(i)閉じているドア30を開くとき
操作部材40を操作することにより、連結部材50を介してヒンジアーム60がコンソール装置本体20に対しA方向に回動する。
ヒンジアーム60が回動するので、ヒンジアーム60と連結しているドア30がコンソール装置本体20に対し車両後方に移動して開く。
(ii)開いているドア30を閉じるとき
操作部材40を操作することにより、連結部材50を介してヒンジアーム60がコンソール装置本体20に対し反A方向に回動し、ヒンジアーム60と連結しているドア30がコンソール装置本体20に対し車両前方に移動して閉じる。
つぎに、本発明実施例3に特有な部分を説明する。
[実施例3](図12〜図15)
本発明実施例3では、操作部材40がスライドノブ40bを備えており、連結部材50がワイヤ52を備える場合を示している。
操作部材40は、さらに、操作部材40の動き量を増幅させて操作部材40の動きを連結部材50に伝える動き量増幅部40d、を備える。動き量増幅部40dは、ギヤ40eと、ギヤ40eに対して固定のギヤアーム40fからなる。
ワイヤ52は、車両前後方向に延びている。ワイヤ52の車両前後方向後端部は、ヒンジアーム60に連結されている。ワイヤ52は、ヒンジアーム60のヒンジアーム回動軸芯61とは異なる位置で、ヒンジアーム60と回動可能に連結されている。ワイヤ52がヒンジアーム回動軸芯61とは異なる位置でヒンジアーム60に連結されているので、ワイヤ52が車両前後方向に動くとヒンジアーム60がヒンジアーム回動軸芯61まわりにコンソール装置本体20に対して回動する。ワイヤ52は、ヒンジアーム60のドア30との連結部とは異なる位置で、ヒンジアーム60と回動可能に連結されている。
ワイヤ52の車両前後方向前端部は、操作部材40のギヤアーム40fに連結されている。ワイヤ52は、操作部材40を操作したとき、車両前後方向に動く。
つぎに、本発明実施例4に特有な部分を説明する。
[実施例4](図16、図17)
本発明実施例4では、操作部材40が回転ノブ40cを備えており、連結部材50が少なくとも1個以上(図示例では2個)のギヤ53を備える場合を示している。
操作部材40は、コンソール装置本体20に回動可能に取付けられている。操作部材40はギヤ53と噛み合うギヤ部40gを備えている。
ギヤ53は、ヒンジアーム60に設けられるギヤ部60aと噛み合っている。
本発明実施例1の車両用コンソール装置の、ドアが閉位置にあるときの斜視図である。 本発明実施例1の車両用コンソール装置の、ドアが開位置にあるときの斜視図である。 本発明実施例1の車両用コンソール装置の、ドアが閉位置にあるときの概略透視側面図である。 本発明実施例1の車両用コンソール装置の、ドアが開位置にあるときの概略透視側面図である。 本発明実施例1の車両用コンソール装置の、ドアの作動状態を示す透視側面図である。 図5のB−B線断面図である。 本発明実施例2の車両用コンソール装置の、ドアが閉位置にあるときの透視側面図である。 本発明実施例2の車両用コンソール装置の、ロックリンクの突起部がガイド部に入り込んでいる状態を示す部分拡大断面図である。 図7のC部拡大図である。 図7のD部拡大図である。 本発明実施例2の車両用コンソール装置の、開位置にあるドアが閉じてきたときの、ロック爪とその近傍を示す部分拡大透視図である。 本発明実施例3の車両用コンソール装置の、ドアが閉位置にあるときの斜視図である。 本発明実施例3の車両用コンソール装置の、ドアが開位置にあるときの斜視図である。 本発明実施例3の車両用コンソール装置の、ドアが閉位置にあるときの概略断面図である。 本発明実施例3の車両用コンソール装置の、ドアが開位置にあるときの概略断面図である。 本発明実施例4の車両用コンソール装置の、ドアが閉位置にあるときの概略断面図である。 本発明実施例4の車両用コンソール装置の、ドアが開位置にあるときの概略断面図である。
符号の説明
1 エアコンの吹出口
10 車両用コンソール装置
20 コンソール装置本体
21 収納部
22、22a、22b 開口
23 ガイドレール
30 ドア
31 ガイド突起
40 操作部材
40a 第2のドア
40b スライドノブ
40c 回転ノブ
41 ブラケット
42 第2のドアの回動軸芯
50 連結部材
51 リンク
52 ワイヤ
53 ギヤ
60 ヒンジアーム
61 ヒンジアーム回動軸芯
62 アーム部
70 付勢部材
80 ロック装置
81 ロック爪
82 ロック解除ノブ
83 ロック爪受け部
84 ロックリンク
85 ロック爪付勢スプリング
86 ロックリンク付勢スプリング
90 ダンパ

Claims (1)

  1. 収納部を備えるコンソール装置本体と、
    前記コンソール装置本体の収納部の開口を開閉するドアと、
    前記コンソール装置本体に設けられ前記ドアを閉めるための操作部材と、
    前記ドアと前記操作部材とを連結する連結部材と、
    を有し、
    前記連結部材は、ヒンジアームを介して前記ドアと連結されており、
    前記ヒンジアームは、前記コンソール装置本体にヒンジアーム回動軸芯まわりに回動可能に連結されており、前記ドアと延び方向先端部で回動可能に連結されるアーム部を備えており、前記ヒンジアーム回動軸芯および前記アーム部の延び方向先端部とは異なる位置で前記連結部材と回動可能に連結されており、
    前記ヒンジアームと前記ドアとの連結位置と、前記ヒンジアーム回動軸芯との間の距離は、前記ヒンジアームと前記連結部材との連結位置と、前記ヒンジアーム回動軸芯との間の距離より、大とされており、
    前記操作部材は、前記コンソール装置本体にスライド可能に設けられるスライドノブを備える、車両用コンソール装置
JP2005208268A 2004-08-05 2005-07-19 車両用コンソール装置 Expired - Fee Related JP4357462B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005208268A JP4357462B2 (ja) 2004-08-05 2005-07-19 車両用コンソール装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004229088 2004-08-05
JP2005017883 2005-01-26
JP2005208268A JP4357462B2 (ja) 2004-08-05 2005-07-19 車両用コンソール装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006232254A JP2006232254A (ja) 2006-09-07
JP4357462B2 true JP4357462B2 (ja) 2009-11-04

Family

ID=37040357

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005208268A Expired - Fee Related JP4357462B2 (ja) 2004-08-05 2005-07-19 車両用コンソール装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4357462B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007145135A (ja) * 2005-11-25 2007-06-14 Toyoda Gosei Co Ltd 自動車用収納箱
JP2009184498A (ja) * 2008-02-06 2009-08-20 Kojima Press Co Ltd 車内用物入れ
JP4621269B2 (ja) * 2008-05-14 2011-01-26 小島プレス工業株式会社 車両用内装装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2541126Y2 (ja) * 1990-07-11 1997-07-09 三菱自動車工業株式会社 コンソールリッド構造
JPH0731495U (ja) * 1993-11-25 1995-06-13 西川化成株式会社 自動車の小物入れ
JP2000211437A (ja) * 1999-01-21 2000-08-02 Kojima Press Co Ltd 車両用収納箱
JP4202900B2 (ja) * 2003-12-15 2008-12-24 株式会社イノアックコーポレーション フロアコンソール

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006232254A (ja) 2006-09-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5880480B2 (ja) 車両用ドア構造
US7681955B2 (en) Locking apparatus for folding headrest for vehicles
JP4019010B2 (ja) ドア装置
JP2007238081A (ja) 高さ調整可能な中央のアームレストを有する後部座席背部材
JP2008190199A (ja) 車両用ドア開閉構造
CN104005630A (zh) 用于机动车的滑动门的直线中央导轨链接结构
JP4357462B2 (ja) 車両用コンソール装置
JP2004175199A (ja) 車両のスライドドア構造
JP4376271B2 (ja) オーバーヘッドコンソール装置
KR200391927Y1 (ko) 자동차 암레스트 수납부용 락어셈블리
JP2005104173A (ja) アームレスト装置
JP4553210B2 (ja) 自動車
JP4334398B2 (ja) 車両用内装装置
JP2008162382A (ja) スライドドア装置
JP2008155822A (ja) スライドドア装置
JP4506897B2 (ja) 車両のシート前倒し装置
JP5371281B2 (ja) チャイルドシートの装着構造
JP2008087679A (ja) シートロック装置
JP6252180B2 (ja) 車両用ドア構造
JP2009161179A5 (ja)
JP2008290542A (ja) コンソールリッドの開閉構造
JP5789451B2 (ja) 車両用シート装置
JP4248534B2 (ja) 車両用収納装置
JP4947550B2 (ja) コンソールリッドの開閉構造
JP2522929Y2 (ja) 自動車用ドアのインサイドハンドル機構

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080918

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080924

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081110

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090305

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20090619

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20090619

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090804

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090804

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120814

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4357462

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120814

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130814

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees