JP2000211437A - 車両用収納箱 - Google Patents

車両用収納箱

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JP2000211437A
JP2000211437A JP11013230A JP1323099A JP2000211437A JP 2000211437 A JP2000211437 A JP 2000211437A JP 11013230 A JP11013230 A JP 11013230A JP 1323099 A JP1323099 A JP 1323099A JP 2000211437 A JP2000211437 A JP 2000211437A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
tray
rear lid
vehicle
held
Prior art date
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Pending
Application number
JP11013230A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitaka Ito
善孝 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kojima Industries Corp
Original Assignee
Kojima Press Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kojima Press Industry Co Ltd filed Critical Kojima Press Industry Co Ltd
Priority to JP11013230A priority Critical patent/JP2000211437A/ja
Publication of JP2000211437A publication Critical patent/JP2000211437A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は車両用収納箱に関し、運転席側から
も使用する場合の操作性が良く、且つB4ビジネスバッ
グ、パソコンケースまでの大きさのバッグ類を支持する
ことができ、さらに足元の邪魔にならない車両用収納箱
を実現することを目的とする。 【解決手段】 収納部11を有する収納体10と、前記
収納体10に開閉自在に設けられたトレー12と、前記
トレー12の前部に、前部を回動自在に支持され、且つ
ばね19により閉鎖方向に付勢された前部リッド16
と、前記トレー12の後部に、後部を回動自在に支持さ
れ、且つチェックアーム21を有して所定角度に保持さ
れる後部リッド17と、を具備し、前記前部リッド16
と後部リッド17をトレー12より開放して、該前後部
リッド16,17により物品を挟持できるように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用収納箱に関す
る。詳しくは、車両内に持ち込んだハンドバッグ類を運
転操作の邪魔にならないように支持する機構を備えた車
両用収納箱に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両内にハンドバッグ類を持ち込
んだ場合、そのハンドバッグ類1の置き場所は、図4
(a)の如くシート2の上面に置くか、或いは、車両用
収納箱(以下コンソールボックスと称する)の助手席側
に別体のケースを設けたり、または図4(b)の如きネ
ット3で収納部を設け、比較的小型のセカンドバッグを
収容するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のようなハン
ドバッグ類の置き場所において、ハンドバッグ類をシー
ト上面に置く場合は、ハンドルを切ったり、あるいは急
発進、急ブレーキ時にハンドバッグ類がシートからずり
落ちることがある。またコンソールボックスにケースを
設けた場合は未使用時でも足元を圧迫する。またケー
ス、ネット等の収納部を助手席側に設けた場合は運転席
側からの使用が不便であるり、且つ小型のバッグしか収
容できない。等の問題があった。
【0004】本発明は上記従来の問題点に鑑み、運転席
側から使用する場合でも操作性が良く、且つB4ビジネ
スバッグ、パソコンケースまでの大きさのバッグ類を支
持することができ、さらに足元の邪魔にならない車両用
収納箱を実現することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の車両
用収納箱は、収納部11を有する収納体10と、前記収
納体10に開閉自在に設けられたトレー12と、前記ト
レー12の前部に、前部を回動自在に支持され、且つば
ね19により閉鎖方向に付勢された前部リッド16と、
前記トレー12の後部に、後部を回動自在に支持され、
且つチェックアーム21を有して所定角度に保持される
後部リッド17と、を具備し、前記前部リッド16及び
後部リッド17をトレー12より開放して、該前部リッ
ド16と後部リッド17とにより物品を挟持できること
を特徴とする。
【0006】この構成を採ることにより、運転席側から
使用する場合でも操作性が良く、且つB4ビジネスバッ
グ、パソコンケースまでの大きさのバッグ類を支持する
ことができ、さらに足元の邪魔にならない車両用収納箱
が得られる。
【0007】また、請求項2は、収納部11を有する収
納体10と、前記収納体10に開閉自在に設けられたト
レー12と、前記トレー12の前部に、前部を回動自在
に支持され、且つばね19により閉鎖方向に付勢された
前部リッド16と、前記トレー12の後部に、後部を回
動自在に支持された後部リッド17と、前記前部リッド
16と後部リッド17とを互いに反対方向に連動して回
動させる連動手段と、を具備し、前記前部リッド16及
び後部リッド17をトレー12より開放して、該前部リ
ッド16と後部リッド17とにより物品を挟持できるこ
とを特徴とする。
【0008】また、請求項3は、前記連動手段は、リン
ク25の一端を前部リッド16の回動中心近傍に軸支
し、他端を後部リッド17の回動中心近傍に軸支したこ
とを特徴とする。この構成を採ることにより、請求項1
と同様な作用効果を有する上、前部リッドと後部リッド
をリンクを用いて連動するようにしたことにより、操作
性が向上する。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施の形態
を示す斜視図である。同図において、10はコラムシャ
フト用大型コンソールボックス本体であり、物品を収納
できる収納部11を有している。そして収納部11の上
部には該収納部11を閉鎖することができ、且つ小物を
置くことができるトレー12が設けられている。そして
該トレー12はコンソールボックス本体10の後部にヒ
ンジ13で開閉自在に結合され、且つ、前部にフックレ
バー14が回動可能に設けられ、コンソールボックス本
体10に設けられた係合孔15に係合できるようになっ
ている。
【0010】また、トレー12の上部には該トレーを開
閉自在にカバーするリッドが設けられている。そして該
リッドは前後の中間部で前部リッド16と後部リッド1
7に2分割されている。そして、前部リッド16は、そ
の前部をトレー12の前部にヒンジ18により回動自在
に支持され、且つ、トーションばね19によりトレー1
2をカバーする方向(矢印A方向)に付勢されている。
また後部リッド17は、その後部をトレー12の後部に
ヒンジ20により回動自在に支持され、且つ、チェック
アーム21により一定角度で保持されるようになってい
る。
【0011】このように構成された本実施の形態のコン
ソールボックスは図1の如く運転席22と助手席23と
の間に設置される。次に、本実施の形態の作用を図2に
より説明する。同図(a)は前後のリッド16,17が
閉じた状態であり、トレー12はフックレバー14がコ
ンソールボックス本体10に設けられた係合孔15に係
合してロックされている。
【0012】図2(b)はトレー上にバッグ類を載置す
る場合の第1段階で、トレー12に取り付けられた後部
リッド17を後方(矢印B方向)に回動し開放した状態
である。この場合、後部リッド17はチェックアーム2
1がトレー側にロックされることにより、一定角度で保
持される。
【0013】図2(c)はトレー上にバッグ類を載置し
た状態を示す図で、後部リッド17を後方に開放した状
態を維持したまま、前部リッド16を前方(矢印C方
向)に回動して引き上げ、その状態を保持した状態でバ
ッグ24をトレー12上に置き、前部リッド16より手
を放せば、前部リッド16はトーションばね19の付勢
力により矢印Cと反対の方向に回動してバッグ24を後
部リッド17との間に挟持し同図の如き状態となる。
【0014】このように、本実施の形態はバッグ類をコ
ンソールボックス本体上部のトレー12上に載置して前
部リッド16と後部リッド17で保持するようになって
いるため、運転席側から使用する場合でも操作性が良
く、且つB4ビジネスバッグ、パソコンケースまでの大
きさのバッグ類を支持することができ、さらに足元の邪
魔にならない。またバッグを前部リッド16と後部リッ
ド17とで挟持するため、急ハンドル、急発進、急ブレ
ーキを行ってもバッグが落下するようなことはなく安全
である。
【0015】図3は本発明の第2の実施の形態のを示す
図であり、前実施の形態と異なる要部のみを示し他は省
略した。また図は実線でリッド16、17の開放状態を
示し、破線で閉鎖状態を示している。本実施の形態が前
実施の形態と異なるところは、後部リッドのチェックア
ームを廃止し、且つ、前部リッド16と後部リッド17
をリンク26により連動させたことであり他は同様であ
る。即ちリンク26はその一方の端部を前部リッド16
のヒンジ軸25の近傍にピン27により軸支され、他方
の端部を後部リッド17のヒンジ軸25′の近傍で、且
つ該後部リッド17が前部リッド16と互いに反対方向
に回動できるようにピン27′により軸支されている。
【0016】このように構成された本実施の形態は、一
方のリッドを開放方向に回動させれば、他方のリッドも
リンク25により連動して図の如く開放することができ
る。従って前実施の形態と同様な作用効果を有する上、
操作がより一層便利となる。
【0017】
【発明の効果】本発明の車両用収納箱に依れば、バッグ
類をコンソールボックスの上部に載置して前後リッドで
保持するようになっているため、足元の邪魔にならず、
運転席側から使用する場合でも操作性が良く、且つB4
ビジネスバッグ、パソコンケースまでの大きさのバッグ
類を支持することができる。またバッグを前後部リッド
で挟持するため、急ハンドル、急発進、急ブレーキを行
ってもバッグが落下することはなく安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す斜視図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施の形態の作用を説明するた
めの図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態の要部を示す断面図
である。
【図4】従来の車両内におけるバッグ類の置き場所を示
す図である。
【符号の説明】
10…コンソールボックス本体 11…物品収納部 12…トレー 13,18,20…ヒンジ 14…フックレバー 15…係合孔 16…前部リッド 17…後部リッド 19…トーションばね 21…チェックアーム 22…運転席 23…助手席 24…バッグ 25,25′…ヒンジ軸 26…リンク 27,27′…ピン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納部(11)を有する収納体(10)
    と、 前記収納体(10)に開閉自在に設けられたトレー(1
    2)と、 前記トレー(12)の前部に、前部を回動自在に支持さ
    れ、且つばね(19)により閉鎖方向に付勢された前部
    リッド(16)と、 前記トレー(12)の後部に、後部を回動自在に支持さ
    れ、且つチェックアーム(21)を有して所定角度に保
    持される後部リッド(17)と、 を具備し、前記前部リッド(16)及び後部リッド(1
    7)をトレー(12)より開放して、該前部リッド(1
    6)と後部リッド(17)とにより物品を挟持できるこ
    とを特徴とする車両用収納箱。
  2. 【請求項2】 収納部(11)を有する収納体(10)
    と、 前記収納体(10)に開閉自在に設けられたトレー(1
    2)と、 前記トレー(12)の前部に、前部を回動自在に支持さ
    れ、且つばね(19)により閉鎖方向に付勢された前部
    リッド(16)と、 前記トレー(12)の後部に、後部を回動自在に支持さ
    れた後部リッド(17)と、 前記前部リッド(16)と後部リッド(17)とを互い
    に反対方向に連動して回動させる連動手段と、 を具備し、前記前部リッド(16)及び後部リッド(1
    7)をトレー(12)より開放して、該前部リッド(1
    6)と後部リッド(17)とにより物品を挟持できるこ
    とを特徴とする車両用収納箱。
  3. 【請求項3】 前記連動手段は、リンク(25)の一端
    を前部リッド(16)の回動中心近傍に軸支し、他端を
    後部リッド(17)の回動中心近傍に軸支したことを特
    徴とする請求項2記載の車両用収納箱。
JP11013230A 1999-01-21 1999-01-21 車両用収納箱 Pending JP2000211437A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003291736A (ja) * 2002-04-02 2003-10-15 Nissan Motor Co Ltd 車両用物入れ構造
JP2005538885A (ja) * 2002-09-12 2005-12-22 ジョンソン コントロールズ テクノロジー カンパニー フロアコンソール本発明は、発明の名称“フロアコンソール”、2002年9月12日出願(代理人明細No.026032−4017)の米国仮出願No.60/410,226に基づく優先権を主張し、この仮出願の全ての開示は、ここにおいて参照用に取り込まれる。
JP2006232254A (ja) * 2004-08-05 2006-09-07 Kojima Press Co Ltd 車両用コンソール装置
JP2008001213A (ja) * 2006-06-22 2008-01-10 Nissan Motor Co Ltd 車両用収納箱
JP2009202843A (ja) * 2008-02-29 2009-09-10 Kojima Press Co Ltd 自動車用コンソールボックス
CN111152727A (zh) * 2020-01-09 2020-05-15 吉利汽车研究院(宁波)有限公司 一种汽车副仪表板

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