JP3752856B2 - コンソールボックスのドア開閉機構 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はコンソールボックスのドア開閉機構に関する。詳しくは、自動車内に設置され物入れとして使用されているコンソールボックスの上部を覆っているドアを操作性よく開閉できるコンソールボックスのドア開閉機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より自動車内に設置され物入れとして使用されているコンソールボックスの1例を図3(a)に示す。同図において、1はコンソールボックス本体、2はインナーボックス、3はコンソールボックス本体の上部開口を覆うドアである。そしてドア3はコンソールボックス本体1の後部上端にヒンジ4により開閉可能に支持されている。さらにドア3にはその開放角度を規制するストッパー5が設けられ、該ストッパー5の先端がコンソールボックス本体の上部の縁部に係合してドア3を所定の角度に保持するようになっている。
【0003】
また、図3(b)は他の例として実開平7−31492号に示されたコンソールボックスを示す図である。このコンソールボックスはコンソールボックス本体1の後壁6とインナーボックス2の後壁7との間に図示なきヒンジブラケットが設けられ、該ヒンジブラケットに一端を回動自在に支持されたヒンジアーム8が設けられ、該ヒンジアーム8の他端にドア3が固定されており、前記ヒンジブラケットにはドア3の開度を規制するストッパー9が設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のコンソールボックスにおいては、図4に示すように、運転席または助手席の操作者10が開放されているドア3を閉めようとする場合、ドア3が開いた状態では高く後方にあるため、ドア3の上部に手を押し当てる動作が必要である。この動作は元々不自然な動作であり、特に小柄であったり、体の柔軟性が劣る場合には困難性がさらに大きくなるという問題がある。
【0005】
本発明は、上記従来の問題点に鑑み、ドアを閉める場合、なるべく不自然な体型をしないですむように、ドア開放時の高さをできるだけ低く且つ前方におさまるようにしたコンソールボックスのドア開閉機構を実現することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1は、物品を収納可能な収納部を有するコンソールボックス本体20と、該コンソールボックス本体20の上部開口を開閉するドア22と、一端側がコンソールボックス本体20の後部の下部に、他端側がドア22の後部に夫々回動可能に連結された屈曲した第1のリンク23と、一端側がコンソールボックス本体20の後部の上下部の中間に、他端側がドア22の前後部の中間に夫々回動可能に連結された屈曲した第2のリンク24と、から構成され、第1のリンクと第2のリンクはそれらが移動する平面に垂直な方向から見たときに互いに交差するようにされておりドア22を開放した場合にはドア22の後部がコンソールボックス本体20の上面より下方に位置し、且つその開放角度は第2のリンク24により規制されることを特徴とする。また、請求項2は、上記第1のリンク23のコンソールボックス本体20に連結された位置は、該第1のリンク23がドア22に連結された位置よりも前方に位置していることを特徴とする。
【0007】
この構成を採ることにより、ドアの左右をそれぞれ交差させた2本のリンクにより支持させたことによりドアの開放位置を低く、且つ傾斜角度を所定の角度とすることができるため、操作性のよいコンソールボックスのドア開閉機構が得られる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施の形態を示す断面図である。同図において、20はコンソールボックス本体、21はコンソールボックス本体20の中に設けられたインナーボックス、22はインナーボックスの上部開口を覆うドア、23はドアを支持する第1のリンク、24はドアを支持する第2のリンクであり、該第1のリンク23、及び第2のリンク24はそれぞれ左右1対が設けられている。
【0009】
そして、前記コンソールボックス本体20はインナーボックス21が取り付けられる開口部20aと、第1のリンク23及び第2のリンク24の一端側が回動自在に取り付けられる取付け部20b及び20cが設けられ、さらに、第1のリンク23及び第2のリンク24が上方に挿通する孔20d、およびロックレバーのフックが係合する係合部20eが形成されている。
【0010】
また、インナーボックス21は、物品を収容可能な収納部21aを備え、コンソールボックス本体20の開口部20aに取り付けられている。また、ドア22は、その後部内側部側面に第1のリンク23が回動自在に取り付けられるボス22aが設けられると共に、前後部の中間の内側部側面に第2のリンク24が回動自在に取り付けられるボス22bが設けられ、さらに、前方にロックレバー25が設けられている。
【0011】
該ロックレバー25はコンソールボックス本体20に設けられた係合部20eに係合可能なフック25aを一端に有し、他端に操作レバー25bが形成されている。そして常時ばね26により矢印A方向に回動するように付勢されている。
【0012】
また、第1のリンク23は、略L字状をなし、一端側をコンソールボックス本体20の後部の下部に設けられた取付け部20bに軸部材27を用いて回動自在に取り付けられ、他端側をドア22の後部に形成されたボス22aに設けられた軸部材28に挿通されてワッシャ等の抜止め部材により抜け出さないように且つ回転可能に取り付けられている。
【0013】
また、第2のリンク24は、略Z字状をなし、一端側を軸部材29によりコンソールボックス本体20の後部の上下中間部に設けられた取付け部20cに回動自在に取り付けられ、他端側をドア22の前後部の中間に形成されたボス22bに設けられた軸部材30に挿通されてワッシャ等の抜止め部材により抜け出さないように且つ回転可能に取り付けられている。
【0014】
なお、ドア22の開放時の位置を下げるために、コンソールボックス本体20の第1のリンク23を取付ける取付け部20bの位置は、ドア22が閉位置にある時のボス22aの位置よりも前方にあることが好ましく、図においては取付け部20bはボス22aよりL寸法前方に位置している。また、コンソールボックス本体20の第2のリンク24を取付ける取付け部20cの位置は、コンソールボックス本体20の上面よりある程度下がった(図においてL′)位置にあることが好ましい。
【0015】
このように構成された本実施の形態の作用を図2により説明する。同図(a)はドアを閉止した状態を示す概略断面図、同図(b)はドアを開放した状態を示す概略断面図である。先ず、ドアを開放する場合にはドア22に設けられたロックレバー25の操作レバー25bを引き上げフック22aをコンソールボックス本体の係合部より離脱させてロックを解除し、ドア22の前部に手をかけて上方に引き上げる。
【0016】
これにより、第1のリンク23は軸部材27を中心にして回動し、第2のリンク24は軸部材29を中心にして回動して、ドア22を(b)図の如くなだらかな円弧を描きながら車両後方向きに移動させる。
【0017】
そしてドア22は、第2のリンク24がコンソールボックス本体に設けられた孔20dの車両後方向側の孔縁部に当接することにより、それ以上の開放運動が規制される。この時同図の如く、ドアの重心は該ドアを支持する第1、第2のリンク23,24の支点27,29よりも後方にあるため、自重で前方に倒れることはなく開放状態が維持される。
【0018】
また、この場合ドア22は、その後方が第1、第2のリンク23,24により下方に下がり、その傾斜角度は第2のリンク24により所定の角度に保たれる。図2(b)には従来のヒンジで結合されたドアを開放した状態を破線で示したが、その開放状態は本実施の形態よりも高さが高く、且つ角度も直立している。これにより、本実施の形態は従来のヒンジによりドアを結合したものよりも操作性は良好となることが分かる。なお、ドア22を閉止する場合は、上記開放操作と逆な操作を行えばよい。
【0019】
【発明の効果】
本発明のコンソールボックスのドア開閉機構は、ドアの左右をそれぞれ交差させた2本のリンクにより支持させたことによりドアの開放位置を低く、且つ傾斜角度を所定の角度とすることができるため、操作性のよいコンソールボックスのドア開閉機構が得られる。なお、本発明はコンソールボックスのみでなく、収納部が設けられ且つ開閉自在に設けられたアームレスト等にも適用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す断面図である。
【図2】本発明の実施の形態の作用を説明するための図で、(a)はドア閉止した状態、(b)はドアを開放した状態をそれぞれ示した概略断面図である。
【図3】従来のコンソールボックスを示した図である。
【図4】発明が解決しようとする課題を説明するための図である。
【符号の説明】
20…コンソールボックス本体
20a…開口部
20b,20c…リンク取付け部
20d…リンク挿通孔
21…インナーボックス
21a…物品収納部
22…ドア
22a,22b…ボス
23…第1のリンク
24…第2のリンク
25…ロックレバー
25a…フック
25b…操作レバー
26…ばね
27〜30…軸部材

Claims (2)

  1. 物品を収納可能な収納部を有するコンソールボックス本体(20)と、
    該コンソールボックス本体(20)の上部開口を開閉するドア(22)と、
    一端側がコンソールボックス本体(20)の後部の下部に、他端側がドア(22)の後部に夫々回動可能に連結された屈曲した第1のリンク(23)と、
    一端側がコンソールボックス本体(20)の後部の上下部の中間に、他端側がドア(22)の前後部の中間に夫々回動可能に連結された屈曲した第2のリンク(24)と、
    から構成され、
    第1のリンク(23)と第2のリンク(24)はそれらが移動する平面に垂直な方向から見たときに互いに交差するようにされており
    ドア(22)を開放した場合には、ドア(22)の後部がコンソールボックス本体(20)の上面より下方に位置し、且つその開放角度は第2のリンク(24)により規制されることを特徴とするコンソールボックスのドア開閉機構。
  2. 上記第1のリンク(23)のコンソールボックス本体(20)に連結された位置は、該第1のリンク(23)がドア(22)に連結された位置よりも前方に位置していることを特徴とする請求項1記載のコンソールボックスのドア開閉機構。
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