JP2002264657A - リトラクタブルルーフ - Google Patents

リトラクタブルルーフ

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JP2002264657A JP2001071173A JP2001071173A JP2002264657A JP 2002264657 A JP2002264657 A JP 2002264657A JP 2001071173 A JP2001071173 A JP 2001071173A JP 2001071173 A JP2001071173 A JP 2001071173A JP 2002264657 A JP2002264657 A JP 2002264657A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 全閉状態にあるルーフパネルの車両走行空力
による上方移動量がシールアウト限界を超えないように
したリトラクタブルルーフを提供する。 【解決手段】 ルーフパネル31に設けた掛け止め部材
(フック42)とフロントウインドフレーム33に設け
た被掛け止め部材(ピン52)が非係合状態であるとき
の被掛け止め部材52の前後方向位置P1と、ルーフパ
ネル31とバックウインドパネル32を四リンク機構2
0にて閉止位置に移動した状態で掛け止め部材42を被
掛け止め部材52に係合させることなく係合位置に移動
させたと仮定したときの掛け止め部材42における係合
部の前後方向位置P2とが、前後方向にて所定量L離間
するように設定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車体に四リンク機
構を介して支持されたルーフパネルとバックウインドパ
ネルが前記四リンク機構の作動によって車室空間を開閉
可能なリトラクタブルルーフに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のリトラクタブルルーフは、例え
ば、特開平10−114225号公報に示されていて、
同公報に示されているリトラクタブルルーフにおいて
は、車体に四リンク機構を介して支持されたルーフパネ
ルとバックウインドパネルが四リンク機構の作動によっ
て車室空間を開閉可能であり、開放時には車両の後部収
容室にルーフパネルとバックウインドパネルを折り畳ん
で収納可能で、閉止時にはルーフパネルの前端部に設け
られて駆動機構にて駆動される掛け止め部材の係合部を
フロントウインドフレームの上端部に設けた被掛け止め
部材に係合可能となっている。
【0003】
【発明が解決するための課題】上記した公報のリトラク
タブルルーフにおいては、車両の走行時にルーフパネル
が空力で上方に引き上げられる姿勢変化を抑制するため
に、四リンク機構にロック機構が設けられている。この
ロック機構は、ピンとフックと、これらを弾撥的に係合
させる戻しばねを備える構成であって、閉止状態の四リ
ンク機構の形態を戻しばねの戻し力でロック保持するよ
うになっている。
【0004】ところで、このロック機構は、ルーフパネ
ルとバックウインドパネルを開放する際に、戻しばねの
戻し力に抗してフックを移動させてアンロック開放する
必要があって、戻しばねの戻し力を大きくするにも限界
がある。このため、車両の最高速走行時には、ルーフパ
ネルに作用する上方への空力が戻しばねの戻し力より過
大となって、ルーフパネルの上方移動量がシールアウト
限界を超えるおそれがあり、気密性が損なわれて不快な
吸い出され音が発生するおそれがある。
【0005】故に、本発明は、全閉状態にあるルーフパ
ネルの車両走行空力による上方移動量がシールアウト限
界を超えないようにしたリトラクタブルルーフを提供す
ることを、その技術的課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した課題
を解決するために、車体に四リンク機構を介して支持さ
れたルーフパネルとバックウインドパネルが前記四リン
ク機構の作動によって車室空間を開閉可能であり、開放
時には車両の後部収容室に前記ルーフパネルと前記バッ
クウインドパネルを折り畳んで収納可能で、閉止時には
前記ルーフパネルの前端部に設けられて駆動機構にて駆
動される掛け止め部材の係合部をフロントウインドフレ
ームの上端部に設けた被掛け止め部材に係合可能なリト
ラクタブルルーフにおいて、前記掛け止め部材(例えば
フック)と前記被掛け止め部材(例えばピン)が非係合
状態であるときの前記被掛け止め部材の前後方向位置
と、前記ルーフパネルと前記バックウインドパネルを前
記四リンク機構にて閉止位置に移動した状態で前記掛け
止め部材を前記被掛け止め部材に係合させることなく係
合位置に移動させたと仮定したときの前記掛け止め部材
における前記係合部の前後方向位置とが、前後方向にて
所定量離間するように設定したこと(請求項1に係る発
明)に特徴がある。
【0007】この場合において、前記ルーフパネルと前
記バックウインドパネルの前記四リンク機構による閉止
位置を前記四リンク機構に組み込んだストッパにて規定
するようにすること(請求項2に係る発明)が望まし
く、前記ストッパの位置を調整可能として、前記ルーフ
パネルと前記バックウインドパネルの前記四リンク機構
による閉止位置を調整可能とすること(請求項3に係る
発明)が望ましい。
【0008】
【発明の作用・効果】本発明によるリトラクタブルルー
フ(請求項1に係る発明)においては、掛け止め部材を
被掛け止め部材に係合させることで、フロントウインド
フレームを後方に撓ませることができるとともに、ルー
フパネル、バックウインドパネルおよび四リンク機構を
一体で前方に撓ませることができて、フロントウインド
フレーム、ルーフパネル、バックウインドパネルおよび
四リンク機構に所定の引っ張り荷重を与えることができ
る。したがって、最高速走行時にルーフパネルに上方へ
の空力が作用しても、ルーフパネルの上方移動量をシー
ルアウト限界内に抑えることができる。
【0009】また、本発明の実施に際して、前記ルーフ
パネルと前記バックウインドパネルの前記四リンク機構
による閉止位置を前記四リンク機構に組み込んだストッ
パにて規定するようにした場合(請求項2に係る発明の
場合)には、シンプルかつ安価な構成のストッパにて、
前記掛け止め部材を前記被掛け止め部材に係合させるこ
とにより生じる前後方向の荷重を受けることができて、
フロントウインドフレームおよび四リンク機構以外の構
成部材に無用な荷重が作用するのを抑制することができ
る。
【0010】また、前記ストッパの位置を調整可能とし
て、前記ルーフパネルと前記バックウインドパネルの前
記四リンク機構による閉止位置を調整可能とした場合
(請求項3に係る発明の場合)には、ストッパの位置調
整にて当該車両の製作誤差を吸収することができて、全
ての車両において所期の機能を同等に得ることができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施形態を図
面に基づいて説明する。図1はリトラクタブルルーフが
全閉状態から半開状態に移行したときの動作状態を示
し、図2はリトラクタブルルーフが半開状態から全開状
態に移行したときの動作状態を示していて、リトラクタ
ブルルーフが全閉状態にあるときには、図3に示したよ
うに、車体10に左右一対のリンク機構20を介して支
持されたルーフパネル31とバックウインドパネル32
が直線状に延びていて、図1の仮想線にて示したよう
に、ルーフパネル31の先端がフロントウインドフレー
ム33の上端にシール部材(図示省略)を介して接続さ
れるように構成されている。また、この状態では、ルー
フパネル31の後端とバックウインドパネル32の先端
がシール部材(図示省略)を介して接続される。
【0012】また、リトラクタブルルーフが半開状態に
あるときには、図1の実線および図4に示したように、
ルーフパネル31とバックウインドパネル32がL字状
に折れ曲がっており、車両の後部収容室R1を開閉する
リヤパッケージトレイ34とラゲージリッド35が図1
の実線で示したように所要量上方に回動していて(ルー
フパネル31とバックウインドパネル32の移動軌跡外
に退避していて)、ルーフパネル31とバックウインド
パネル32の後部収容室R1への収納を可能としてい
る。
【0013】また、リトラクタブルルーフが全開状態に
あるときには、図2の破線および図5に示したように、
ルーフパネル31とバックウインドパネル32が上下二
つに折り畳まれて後部収容室R1に収納されるようにな
っていて、後部収容室R1の上方開口はリヤパッケージ
トレイ34とラゲージリッド35によって図2の実線で
示したように閉じられている。
【0014】各リンク機構20は、四リンク機構であ
り、図3〜図5に示したように、車体10に固定された
リンクベース21と、このリンクベース21の前端部に
基端にて回動可能に組付けたコントロールリンク22
と、リンクベース21の後端部に基端にて回動可能に組
付けられてバックウインドパネル32を支持するレール
リンク23と、コントロールリンク22の回動端に先端
にて回動可能に組付けられるとともにレールリンク23
の回動端に後端にて回動可能に組付けられてルーフパネ
ル31を支持するブラケットリンク24を備えている。
【0015】このリンク機構20では、コントロールリ
ンク22がリンクベース21に組付けたリンクモータ2
5によってギヤ26を介して回動(傾動)されることに
より、各リンクが傾動して、ルーフパネル31とバック
ウインドパネル32を図3の全閉状態から図5の全開状
態に、またはその逆に移動させる。これによって、ルー
フパネル31とバックウインドパネル32が車室空間R
oを開閉する(図1および図2参照)。
【0016】ルーフパネル31とバックウインドパネル
32が図4の半開状態から図3の全閉状態に移行すると
きには、図6に示したように、ルーフパネル31の前端
部に設けた心出しピン41がフロントウインドフレーム
33の上端部に設けた心出し筒51に嵌合するととも
に、ルーフパネル31の前端部下面に設けたフック(掛
け止め部材)42がフロントウインドフレーム33の上
端部に設けた被掛け止めピン(被掛け止め部材)52に
係合して、ルーフパネル31とフロントウインドフレー
ム33が位置合わせされた状態で一体的に連結されるよ
うになっている。
【0017】図6に示した心出しピン41とフック42
は、図7に示したように、ルーフパネル31の前端部に
左右一対設けられていて、これらに合わせて心出し筒5
1と被掛け止めピン52もフロントウインドフレーム3
3の上端部に左右一対設けられている。また、フロント
ウインドフレーム33の上端部には、心出しピン41が
心出し筒51に所要量嵌合したことを検出するスイッチ
S1が設けられている。
【0018】各フック42は、図6に示したように、そ
れぞれ回動可能に連結した駆動レバー43とリンク44
を介してブラケット45に移動可能に支持されていて、
駆動レバー43がコネクティングロッド46によって押
し引きされて回動することにより、被掛け止めピン52
に係合する係合位置または被掛け止めピン52から離脱
する解除位置に移動するようになっている。
【0019】各駆動レバー43は、図6に示したよう
に、一対のストッパ43a,43bを有してブラケット
45に回動可能に組付けられており、フック42が解除
位置に移動したときにはストッパ43aがブラケット4
5のストッパ部45aに当接し、フック42が係合位置
に移動したときにはストッパ43bがブラケット45の
ストッパ45bに当接するようになっている。ストッパ
43bがブラケット45のストッパ部45bに当接した
こと(フック42が係合位置に移動したこと)は、ブラ
ケット45に組付けたスイッチS2をストッパ43bが
作動させることによって検出されるようになっている。
なお、スイッチS2の作動は、ストッパ43bがストッ
パ部45bに当接する直前になされる。
【0020】各コネクティングロッド46は、図6およ
び図7に示したように、左右方向に延びていて、先端
(外端)にて駆動レバー43に回動可能に連結されてお
り、ルーフパネル31の中央部下面にブラケット47を
介して組付けた電動モータ48によって左右動(押し引
き)されるように構成されている。なお、電動モータ4
8に代えて油圧シリンダを採用することも可能である。
【0021】ところで、本実施形態においては、図8〜
図11にて示したように、四リンク機構20に閉止ロッ
ク装置Eとストッパピン81が設けられている。閉止ロ
ック装置Eは、コントロールリンク22に固着された偏
心ピン71と、レールリンク23にその長手方向に沿っ
て所定量移動可能に組付けられたフック72と、このフ
ック72とレールリンク23間に組付けられてフック7
2を偏心ピン71に弾撥的に係合させる戻しばね(引っ
張りコイルスプリング)73と、フック72を戻しばね
73に抗して移動させて偏心ピン71との係合を解除さ
せるためのワイヤ74を備える構成である。
【0022】この閉止ロック装置Eにおいては、ルーフ
パネル31とバックウインドパネル32が全閉状態にあ
るとき、フック72が偏心ピン71に弾撥的に係合して
いて、閉止状態の四リンク機構20の形態を戻しばね7
3の戻し力でロック保持するようになっている。また、
ルーフパネル31とバックウインドパネル32が全閉状
態から全開状態に移行する際に、四リンク機構20の開
放動作に先立ってラゲージリッド35が開動作するのに
伴って、ワイヤ74が引っ張られてフック72と偏心ピ
ン71の弾撥的な係合が解除されるようになっている。
【0023】ストッパピン81は、レールリンク23に
固着したスリーブ82に位置調整可能に螺着されてい
て、頂部にてブラケットリンク24の後端下面に当接す
ることにより、ルーフパネル31とバックウインドパネ
ル32の四リンク機構20による閉止位置を調整可能に
規定している。なお、ストッパピン81の調整後の位置
は、スリーブ82にねじ込まれてストッパピン81と係
合する固定ねじ83によって保持されるようになってい
る。
【0024】このため、図8にて概略的に示したよう
に、ルーフパネル31の前端部下面に設けたフック42
とフロントウインドフレーム33の上端部に設けた被掛
け止めピン52が非係合状態であるときの被掛け止めピ
ン53の前後方向位置P1と、ルーフパネル31とバッ
クウインドパネル32を四リンク機構20にて閉止位置
に移動した状態でフック42を被掛け止めピン52に係
合させることなく係合位置に移動させたと仮定したとき
のフック42における係合部42a(図6に示した被掛
け止めピン52との係合部)の前後方向位置P2とが、
前後方向にて所定量L離間するように設定されている。
【0025】かかる構成では、フック42を被掛け止め
ピン52に係合させることで、フロントウインドフレー
ム33を図8の仮想線位置より実線位置まで後方にδ1
撓ませることができるとともに、ルーフパネル31、バ
ックウインドパネル32および四リンク機構20を一体
で前方にδ2撓ませることができて、フロントウインド
フレーム33、ルーフパネル31、バックウインドパネ
ル32および四リンク機構20に所定の引っ張り荷重f
1,f2を与えることができる。したがって、最高速走
行時にルーフパネル31に上方への空力が作用しても、
ルーフパネル31の上方移動量(図8の仮想線位置に向
けた移動量)をシールアウト限界内に抑えることができ
る。
【0026】また、ルーフパネル31とバックウインド
パネル32の四リンク機構20による閉止位置を四リン
ク機構20に組み込んだストッパピン81(シンプルか
つ安価な構成のストッパ)にて規定するようにしたた
め、フック42を被掛け止めピン52に係合させること
により生じる前後方向の荷重(f1,f2)をストッパ
ピン81にて受けることができて、フロントウインドフ
レーム33および四リンク機構20以外の構成部材に無
用な荷重が作用するのを抑制することができる。また、
ストッパピン81の位置を調整可能として、ルーフパネ
ル31とバックウインドパネル32の四リンク機構20
による閉止位置を調整可能としたため、ストッパピン8
1の位置調整にて当該車両の製作誤差を吸収することが
できて、全ての車両において所期の機能を同等に得るこ
とができる。
【0027】なお、本実施形態においては、ストッパピ
ン81の調整の際の操作性を考慮して、レールリンク2
3とブラケットリンク24との間にストッパピン81を
配設しているが、コントロールリンク22とリンクベー
ス21との間、コントロールリンク22とブラケットリ
ンク24との間、あるいはレールリンク23とリンクベ
ース21との間のいずれにストッパピン81を配設して
もよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ルーフパネルとバックウインドパネルの開放
動作中でルーフパネルとバックウインドパネルが半開状
態の側面図である。
【図2】 ルーフパネルとバックウインドパネルが全開
状態の側面図である。
【図3】 ルーフパネルとバックウインドパネルが全閉
状態であるときのリンク機構の側面図である。
【図4】 ルーフパネルとバックウインドパネルが半開
状態であるときのリンク機構の側面図である。
【図5】 ルーフパネルとバックウインドパネルが全開
状態であるときのリンク機構の側面図である。
【図6】 ルーフパネルとバックウインドパネルが全閉
状態であるときのフックと被掛け止めピンの関係を示す
平面図である。
【図7】 両フックとこれらを駆動する駆動機構の関係
を示す斜視図である。
【図8】 ストッパピンの機能を説明するための概略構
成図である。
【図9】 図8に示したストッパピンの取付部分の詳細
な拡大図である。
【図10】 図9のG−G線に沿った断面図である。
【図11】 図9のH−H線に沿った断面図である。
【符号の説明】
10…車体、20…四リンク機構、31…ルーフパネ
ル、32…バックウインドパネル、33…フロントウイ
ンドフレーム、41…心出しピン、42…フック、42
a…フックの係合部、43…駆動レバー、44…リン
ク、45…ブラケット、46…コネクティングロッド、
47…ブラケット、48…電動モータ、51…心出し
筒、52…被掛け止めピン、71…偏心ピン、72…フ
ック、73…戻しばね、74…ワイヤ、81…ストッパ
ピン、82…スリーブ、83…固定ねじ、E…閉止ロッ
ク装置、Ro…車室空間、R1…後部収容室、S1,S
2…スイッチ、L…前後方向の離間量。
フロントページの続き (72)発明者 井田 博之 愛知県刈谷市昭和町2丁目3番地 アイシ ン・エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 加藤 勝敏 愛知県刈谷市昭和町2丁目3番地 アイシ ン・エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 中富 教明 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に四リンク機構を介して支持された
    ルーフパネルとバックウインドパネルが前記四リンク機
    構の作動によって車室空間を開閉可能であり、開放時に
    は車両の後部収容室に前記ルーフパネルと前記バックウ
    インドパネルを折り畳んで収納可能で、閉止時には前記
    ルーフパネルの前端部に設けられて駆動機構にて駆動さ
    れる掛け止め部材の係合部をフロントウインドフレーム
    の上端部に設けた被掛け止め部材に係合可能なリトラク
    タブルルーフにおいて、前記掛け止め部材と前記被掛け
    止め部材が非係合状態であるときの前記被掛け止め部材
    の前後方向位置と、前記ルーフパネルと前記バックウイ
    ンドパネルを前記四リンク機構にて閉止位置に移動した
    状態で前記掛け止め部材を前記被掛け止め部材に係合さ
    せることなく係合位置に移動させたと仮定したときの前
    記掛け止め部材における前記係合部の前後方向位置と
    が、前後方向にて所定量離間するように設定したことを
    特徴とするリトラクタブルルーフ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のリトラクタブルルーフ
    において、前記ルーフパネルと前記バックウインドパネ
    ルの前記四リンク機構による閉止位置を前記四リンク機
    構に組み込んだストッパにて規定するようにしたことを
    特徴とするリトラクタブルルーフ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のリトラクタブルルーフ
    において、前記ストッパの位置を調整可能として、前記
    ルーフパネルと前記バックウインドパネルの前記四リン
    ク機構による閉止位置を調整可能としたことを特徴とす
    るリトラクタブルルーフ。
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Cited By (5)

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