JP2000052877A - コンソールボックスのドア開閉機構 - Google Patents

コンソールボックスのドア開閉機構

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JP2000052877A
JP2000052877A JP10227017A JP22701798A JP2000052877A JP 2000052877 A JP2000052877 A JP 2000052877A JP 10227017 A JP10227017 A JP 10227017A JP 22701798 A JP22701798 A JP 22701798A JP 2000052877 A JP2000052877 A JP 2000052877A
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真一 平山
Motohiro Kojima
基裕 小嶋
Akihiro Deshimaru
昭宏 弟子丸
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Kojima Industries Corp
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Kojima Press Industry Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、コンソールボックスのドア開閉機
構に関し、ドア開閉の操作性の良いコンソールボックス
のドア開閉機構を実現することを目的とする。 【解決手段】 物品を収納可能な収納部を有するコンソ
ールボックス本体20と、該コンソールボックス本体2
0の上部開口を開閉するドア22と、一端側がコンソー
ルボックス本体20の後部の下部に、他端側がドア22
の後部に夫々回動可能に連結された屈曲した第1のリン
ク23と、一端側がコンソールボックス本体20の後部
の上下部の中間に、他端側がドア22の前後部の中間に
夫々回動可能に連結された屈曲した第2のリンク24
と、から構成され、ドア22を開放した場合にはドア2
2の後部がコンソールボックス本体20の上面より下方
に位置し、且つその開放角度は第2のリンク24により
規制されて成るように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンソールボックス
のドア開閉機構に関する。詳しくは、自動車内に設置さ
れ物入れとして使用されているコンソールボックスの上
部を覆っているドアを操作性よく開閉できるコンソール
ボックスのドア開閉機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より自動車内に設置され物入れとし
て使用されているコンソールボックスの1例を図3
(a)に示す。同図において、1はコンソールボックス
本体、2はインナーボックス、3はコンソールボックス
本体の上部開口を覆うドアである。そしてドア3はコン
ソールボックス本体1の後部上端にヒンジ4により開閉
可能に支持されている。さらにドア3にはその開放角度
を規制するストッパー5が設けられ、該ストッパー5の
先端がコンソールボックス本体の上部の縁部に係合して
ドア3を所定の角度に保持するようになっている。
【0003】また、図3(b)は他の例として実開平7
−31492号に示されたコンソールボックスを示す図
である。このコンソールボックスはコンソールボックス
本体1の後壁6とインナーボックス2の後壁7との間に
図示なきヒンジブラケットが設けられ、該ヒンジブラケ
ットに一端を回動自在に支持されたヒンジアーム8が設
けられ、該ヒンジアーム8の他端にドア3が固定されて
おり、前記ヒンジブラケットにはドア3の開度を規制す
るストッパー9が設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のコンソール
ボックスにおいては、図4に示すように、運転席または
助手席の操作者10が開放されているドア3を閉めよう
とする場合、ドア3が開いた状態では高く後方にあるた
め、ドア3の上部に手を押し当てる動作が必要である。
この動作は元々不自然な動作であり、特に小柄であった
り、体の柔軟性が劣る場合には困難性がさらに大きくな
るという問題がある。
【0005】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、ドア
を閉める場合、なるべく不自然な体型をしないですむよ
うに、ドア開放時の高さをできるだけ低く且つ前方にお
さまるようにしたコンソールボックスのドア開閉機構を
実現することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、物
品を収納可能な収納部を有するコンソールボックス本体
20と、該コンソールボックス本体20の上部開口を開
閉するドア22と、一端側がコンソールボックス本体2
0の後部の下部に、他端側がドア22の後部に夫々回動
可能に連結された屈曲した第1のリンク23と、一端側
がコンソールボックス本体20の後部の上下部の中間
に、他端側がドア22の前後部の中間に夫々回動可能に
連結された屈曲した第2のリンク24と、から構成さ
れ、ドア22を開放した場合にはドア22の後部がコン
ソールボックス本体20の上面より下方に位置し、且つ
その開放角度は第2のリンク24により規制されること
を特徴とする。また、請求項2は、上記第1のリンク2
3のコンソールボックス本体20に連結された位置は、
該第1のリンク23がドア22に連結された位置よりも
前方に位置していることを特徴とする。
【0007】この構成を採ることにより、ドアの左右を
それぞれ交差させた2本のリンクにより支持させたこと
によりドアの開放位置を低く、且つ傾斜角度を所定の角
度とすることができるため、操作性のよいコンソールボ
ックスのドア開閉機構が得られる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態を示す
断面図である。同図において、20はコンソールボック
ス本体、21はコンソールボックス本体20の中に設け
られたインナーボックス、22はインナーボックスの上
部開口を覆うドア、23はドアを支持する第1のリン
ク、24はドアを支持する第2のリンクであり、該第1
のリンク23、及び第2のリンク24はそれぞれ左右1
対が設けられている。
【0009】そして、前記コンソールボックス本体20
はインナーボックス21が取り付けられる開口部20a
と、第1のリンク23及び第2のリンク24の一端側が
回動自在に取り付けられる取付け部20b及び20cが
設けられ、さらに、第1のリンク23及び第2のリンク
24が上方に挿通する孔20d、およびロックレバーの
フックが係合する係合部20eが形成されている。
【0010】また、インナーボックス21は、物品を収
容可能な収納部21aを備え、コンソールボックス本体
20の開口部20aに取り付けられている。また、ドア
22は、その後部内側部側面に第1のリンク23が回動
自在に取り付けられるボス22aが設けられると共に、
前後部の中間の内側部側面に第2のリンク24が回動自
在に取り付けられるボス22bが設けられ、さらに、前
方にロックレバー25が設けられている。
【0011】該ロックレバー25はコンソールボックス
本体20に設けられた係合部20eに係合可能なフック
25aを一端に有し、他端に操作レバー25bが形成さ
れている。そして常時ばね26により矢印A方向に回動
するように付勢されている。
【0012】また、第1のリンク23は、略L字状をな
し、一端側をコンソールボックス本体20の後部の下部
に設けられた取付け部20bに軸部材27を用いて回動
自在に取り付けられ、他端側をドア22の後部に形成さ
れたボス22aに設けられた軸部材28に挿通されてワ
ッシャ等の抜止め部材により抜け出さないように且つ回
転可能に取り付けられている。
【0013】また、第2のリンク24は、略Z字状をな
し、一端側を軸部材29によりコンソールボックス本体
20の後部の上下中間部に設けられた取付け部20cに
回動自在に取り付けられ、他端側をドア22の前後部の
中間に形成されたボス22bに設けられた軸部材30に
挿通されてワッシャ等の抜止め部材により抜け出さない
ように且つ回転可能に取り付けられている。
【0014】なお、ドア22の開放時の位置を下げるた
めに、コンソールボックス本体20の第1のリンク23
を取付ける取付け部20bの位置は、ドア22が閉位置
にある時のボス22aの位置よりも前方にあることが好
ましく、図においては取付け部20bはボス22aより
L寸法前方に位置している。また、コンソールボックス
本体20の第2のリンク24を取付ける取付け部20c
の位置は、コンソールボックス本体20の上面よりある
程度下がった(図においてL′)位置にあることが好ま
しい。
【0015】このように構成された本実施の形態の作用
を図2により説明する。同図(a)はドアを閉止した状
態を示す概略断面図、同図(b)はドアを開放した状態
を示す概略断面図である。先ず、ドアを開放する場合に
はドア22に設けられたロックレバー25の操作レバー
25bを引き上げフック22aをコンソールボックス本
体の係合部より離脱させてロックを解除し、ドア22の
前部に手をかけて上方に引き上げる。
【0016】これにより、第1のリンク23は軸部材2
7を中心にして回動し、第2のリンク24は軸部材29
を中心にして回動して、ドア22を(b)図の如くなだ
らかな円弧を描きながら車両後方向きに移動させる。
【0017】そしてドア22は、第2のリンク24がコ
ンソールボックス本体に設けられた孔20dの車両後方
向側の孔縁部に当接することにより、それ以上の開放運
動が規制される。この時同図の如く、ドアの重心は該ド
アを支持する第1、第2のリンク23,24の支点2
7,29よりも後方にあるため、自重で前方に倒れるこ
とはなく開放状態が維持される。
【0018】また、この場合ドア22は、その後方が第
1、第2のリンク23,24により下方に下がり、その
傾斜角度は第2のリンク24により所定の角度に保たれ
る。図2(b)には従来のヒンジで結合されたドアを開
放した状態を破線で示したが、その開放状態は本実施の
形態よりも高さが高く、且つ角度も直立している。これ
により、本実施の形態は従来のヒンジによりドアを結合
したものよりも操作性は良好となることが分かる。な
お、ドア22を閉止する場合は、上記開放操作と逆な操
作を行えばよい。
【0019】
【発明の効果】本発明のコンソールボックスのドア開閉
機構は、ドアの左右をそれぞれ交差させた2本のリンク
により支持させたことによりドアの開放位置を低く、且
つ傾斜角度を所定の角度とすることができるため、操作
性のよいコンソールボックスのドア開閉機構が得られ
る。なお、本発明はコンソールボックスのみでなく、収
納部が設けられ且つ開閉自在に設けられたアームレスト
等にも適用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す断面図である。
【図2】本発明の実施の形態の作用を説明するための図
で、(a)はドア閉止した状態、(b)はドアを開放し
た状態をそれぞれ示した概略断面図である。
【図3】従来のコンソールボックスを示した図である。
【図4】発明が解決しようとする課題を説明するための
図である。
【符号の説明】
20…コンソールボックス本体 20a…開口部 20b,20c…リンク取付け部 20d…リンク挿通孔 21…インナーボックス 21a…物品収納部 22…ドア 22a,22b…ボス 23…第1のリンク 24…第2のリンク 25…ロックレバー 25a…フック 25b…操作レバー 26…ばね 27〜30…軸部材
フロントページの続き (72)発明者 小嶋 基裕 愛知県豊田市下市場町3丁目30番地 小島 プレス工業株式会社内 (72)発明者 弟子丸 昭宏 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 3D022 CA07 CC18 CD13 CD18 CD23 3E084 AA05 AA14 AB10 BA02 CA03 DA03 DB09 DB14 FA06 GA07 GB07 GB17 GB26 KA16

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を収納可能な収納部を有するコンソ
    ールボックス本体(20)と、 該コンソールボックス本体(20)の上部開口を開閉す
    るドア(22)と、 一端側がコンソールボックス本体(20)の後部の下部
    に、他端側がドア(22)の後部に夫々回動可能に連結
    された屈曲した第1のリンク(23)と、 一端側がコンソールボックス本体(20)の後部の上下
    部の中間に、他端側がドア(22)の前後部の中間に夫
    々回動可能に連結された屈曲した第2のリンク(24)
    と、 から構成され、ドア(22)を開放した場合には、ドア
    (22)の後部がコンソールボックス本体(20)の上
    面より下方に位置し、且つその開放角度は第2のリンク
    (24)により規制されることを特徴とするコンソール
    ボックスのドア開閉機構。
  2. 【請求項2】 上記第1のリンク(23)のコンソール
    ボックス本体(20)に連結された位置は、該第1のリ
    ンク(23)がドア(22)に連結された位置よりも前
    方に位置していることを特徴とする請求項1記載のコン
    ソールボックスのドア開閉機構。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008189157A (ja) * 2007-02-05 2008-08-21 Inoac Corp コンソールボックスのリッド開閉機構
JP2008213545A (ja) * 2007-02-28 2008-09-18 Nifco Inc 可動体の動作制御装置及びコンソールボックス
EP2860065A3 (en) * 2010-02-08 2015-07-29 Hubco Automotive Limited Load carrier

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