JP3904277B2 - 車両の幌に用いられるクロージャ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両ボディの定置のフレームに対して張設される、乗用車のような車両の幌に用いられるクロージャであって、該クロージャが、操作エレメントを備えた、幌側に配置されたケーシングと、旋回可能な閉鎖フックとを有しており、該閉鎖フックが、前記フレームに取り付けられた滑子案内と協働する形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】
このような形式の公知のクロージャ(ドイツ連邦共和国実用新案第9302292号明細書)は操作エレメントを備えた、幌側に配置されたケーシングと、旋回可能な閉鎖フックとを有している。この閉鎖フックはクロージャのロック位置において、前置されたフロントウインドガラスフレームに取り付けられた滑子案内と協働する。それに対して、細長いハンドグリップによって形成された操作エレメントはその自由端部でフロントウインドガラスフレームから離れる方向で後方に向かって延びている。
【0003】
このような公知の構成には次のような欠点がある。すなわち、操作エレメントの自由端部を背後から把持するために、幌の下面と操作エレメントとの間に比較的大きな高さギャップが設定されており、これにより操作エレメントは下方に向かって比較的大きく車室の方向へ突入してしまう。
【0004】
したがって身体の大きな乗客の場合には、操作エレメントが頭部衝突範囲に突入してしまう危険が生じる。さらに、クロージャの閉鎖位置においては、細長いハンドグリップの他にさらにケーシングと閉鎖フックとが車室から目に見えてしまう。このことは外観上の理由から、不快であると感じられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、幌を隣接するボディ側のフレームに位置固定するためのクロージャを改良して、クロージャがその閉鎖位置で、車室に面した隣接する幌輪郭を下方に向かって越えて延びず、クロージャがこの位置で目立たない外観を有しており、しかも操作エレメントがクロージャの開放過程時にグリップに好都合な位置をとるようなクロージャを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために本発明の構成では、冒頭で述べた形式のクロージャにおいて、クロージャの閉鎖位置でクロージャの第1の操作エレメントと第2の操作エレメントとが、幌フレームに設けられた切欠き内に格納されて配置されており、しかも第1の操作エレメントが操作された後でしか第2の操作エレメントが、降下させられたグリップ位置へ運動させられないように両操作エレメントが互いに協働するようにした。
【0007】
【発明の効果】
本発明により主として得られる利点は次の点に認められる。すなわち、クロージャの閉鎖位置において幌フレームの切欠きに、2つの操作エレメントを有するクロージャを格納した状態で配置することに基づき、幌フレームに対して突出して、乗客の頭部衝突範囲に突入する部分が存在していない。
【0008】
第1の操作エレメントを操作することにより、第2の操作エレメントは降下させられたグリップ位置へ運動させられるので、開放過程または閉鎖過程において良好なハンドリングが保証されている。第1の操作エレメントはプッシュボタンとして形成されており、このプッシュボタンは、第2の操作エレメントを形成するU字形グリップのプレート状のU字形区分によって取り囲まれている。
【0009】
閉鎖位置における過死点位置(Uebertotpunktlage)の他に、閉鎖フックは、単純な構造を有する係止装置を介して付加的にロックされている。この付加的なロックはプッシュボタンの操作によってしか解除することができない。
【0010】
さらに、U字形グリップはその戻し旋回された開放位置においてもロックされているので、このU字形グリップは幌をリヤ側の格納位置へ手で変位させるための引張グリップとして使用可能である。真ん中のクロージャは簡単な片手操作を保証する。U字形グリップのグリップ位置では、滑子案内と閉鎖フックとの間のロックがまだ十分に働いている。
【0011】
両操作エレメントは閉鎖位置において互いに面一にかつ幌フレームと滑子案内との、隣接した内輪郭に対しても面一に延びている。クロージャの閉鎖位置において、幌の内側では突出した部分が存在せず、両操作エレメントはいわば所定の区分で内側ライニングを形成している。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図面につき詳しく説明する。
【0013】
図1には、乗用車1の部分範囲が示されている。この乗用車1はベルトライン2の上方に幌3を有している。幌3はこの実施例では閉鎖位置Aにおいて、フロントウインドガラスフレームによって形成されたボディ側のフレーム4と、リヤ範囲5との間に延びている。ボディ側のフレーム4はロールバーによって形成することもできる。リヤ範囲5には幌ボックス6が設けられている。この幌ボックス6は少なくとも所定の範囲で幌ボックスカバー7によって上方に対してカバーされている。閉鎖位置Aとリヤ側の格納位置B(図示しない)との間で変位可能な幌3は、この実施例では折畳み式幌によって形成される。この折畳み式幌は、ボディに旋回可能に枢着された幌フレーム8と、この幌フレーム8に位置固定された弾性的な幌布9とから構成されている。幌布9の後側の範囲には、覗きガラス10が設けられている。この覗きガラス10はフレキシブルまたは剛性的なリヤウインドガラスによって形成される。
【0014】
幌3は、ボディ側のフレーム4の、横方向に延びる上側の範囲12に着脱可能に設けられたロック装置11によって、閉鎖位置Aに位置固定されている。
【0015】
ロック装置11はこの実施例では、車両長手方向中心平面C―Cの範囲に配置された単に1つのクロージャ13と、両外側に位置する2つのセンタリング装置14とを有している。しかし、互いに間隔を置いて配置された2つのクロージャ13を設けることもできる。両センタリング装置14を用いて、幌3は車両横方向および車両高さ方向において位置固定される(図2)。各センタリング装置14は、形状剛性的な前側の幌フレーム15に突設されたセンタリングエレメント16を有している。このセンタリングエレメント16は幌3の閉鎖位置Aにおいて、ボディ側のフレーム4に設けられた対応する収容部17と協働する。センタリングエレメント16は幌フレーム15に固定されている。形状剛性的な前側の幌フレーム15は、軽金属合金から成る大面積の鋳造部分によって形成される。
【0016】
トグルレバークロージャとして形成されて中央に配置されたクロージャ13は主として、形状剛性的な前側の幌フレーム15の下面に固定されたケーシング18と、ロック位置Dにおいてボディ側のフレーム4に配置された滑子案内19に作用結合された閉鎖フック20と、第1の操作エレメント21と、第2の操作エレメント22とを有している。クロージャ13によって幌3は、位置固定的なボディ側のフレーム4に対して長手方向で張設される。
【0017】
クロージャ13の閉鎖位置Eにおいて、両操作エレメント21,22は、形状剛性的な前側の幌フレーム15の凹所状の切欠き23内に格納されて配置されている(図7)。両操作エレメント21,22は、第1の操作エレメント21を操作した後でしか第2の操作エレメント22が、降下させられたグリップ位置Fへ移動させられないように互いに協働する(図4)。
【0018】
両操作エレメント21,22はクロージャ13の閉鎖位置Eにおいて互いに面一に、つまり表面が互いに整合するように延びていて、しかも幌フレーム15と滑子案内19との、車室28に面した隣接する輪郭に対しても面一に延びている。第1の操作エレメント21はばね負荷されたプッシュボタン24として形成されており、第2の操作エレメント22はこの実施例では、ばね負荷されたU字形グリップ25によって形成される。しかし第2の操作エレメント22はT字形グリップまたは細長いグリップとして形成されていてもよい。1つ以上の脚ばねは、U字形グリップ25がグリップ位置Fの方向に移動させられるようにU字形グリップ25を負荷している。
【0019】
クロージャ13の閉鎖位置Eにおいては、プッシュボタン24がU字形グリップ25のプレート状のグリップ区分26によって取り囲まれ、この場合、グリップ区分26と、内側に位置するプッシュボタン24との間には、環状のギャップ27が延びている(図11)。両操作エレメント21,22はクロージャ13の閉鎖位置Eにおいて、ケーシング18と、閉鎖フック20と、クロージャ13の別の機能構成部材とを、車室28に対してほぼ完全に遮蔽している。両操作エレメント21,22の下面は、閉鎖位置Eにおいていわば内室ライニングを形成している。下側のプレート状の区分29と、上方へ突出した2つの直立したウェブ30とから構成されたプッシュボタン24は、ケーシング18に設けられた、横方向に延びかつほぼ水平方向に位置調整された第1の旋回軸線31を中心にして旋回可能に支承されている(図13)。プレート状の区分29は車室28に面した側で長手方向および横方向において、円弧状の形状を有している。位置固定的な第1の旋回軸線31は、この実施例では互いに整合する2つのピン32,32′から成っている。両ピン32,32′はケーシング18の、互いに間隔を置いて配置された壁33,33′に位置固定されている。両ピン32,32′は閉鎖フック20の方向で内側の壁33,33′を越えて延びている。両壁33,33′の間では各ピン32,32′に、揺動体65に設けられた各1つの側方のアーム66が旋回可能に支承されている。プッシュボタン24に設けられた、直立したウェブ30はケーシング18に設けられた開口を通って案内されて、両ピン32,32′の内端部に旋回可能に結合されている。第1の旋回軸線31は長手方向で見てケーシング18の長手方向長さのほぼ真ん中の範囲に延びている。プッシュボタン24は係止装置35を介してU字形グリップ25に作用結合されている。
【0020】
この係止装置35は、プッシュボタン24に固定された外側の少なくとも1つの係止つめ36を有している。この係止つめ36は、U字形グリップ25に位置固定された機能ディスク37と協働する。この実施例では、係止装置35が2つの係止つめ36と2つの機能ディスク37とから構成されている。
【0021】
外側の各係止つめ36は、内側の壁33とウェブ30との間で第1の旋回軸線31のピン32,32′を中心にして旋回可能に支承されている。外側の係止つめ36の、下方に向けられた第1の脚部38は、第1の旋回軸線31の下方で符号34で示した結合範囲で、プッシュボタン24のウェブ30に固く結合されている(リベット、ねじ、溶接、釘またはこれに類するものによる)。各外側の係止つめ36の、車両長手方向に延びる第2の脚部39の後端部には、上方に向けられた突起状の折曲げ部(Abstellung)40が設けられており、この折曲げ部40は、U字形グリップ25の終端位置(閉鎖位置Eまたは開放位置G)に応じて、機能ディスク37に設けられた2つの係止部41,42のうちの一方と協働する。両係止部41,42の間では、機能ディスク37に円弧状の接触面43が設けられている(図17)。
【0022】
U字形グリップ25の閉鎖位置Eでは、折曲げ部40が機能ディスク37の一方の係止部41と協働し、U字形グリップ25はこの位置でロックされる。この場合、この係止部41を手でオーバプッシュ(Ueberdruecken)することはできない。図3に示したロックはプッシュボタン24の操作によってしか解除することができない。なぜならば、プッシュボタン24の旋回によって外側の係止つめ36が係止部41から旋回させられてロック解除されるからである(図4のグリップ位置F参照)。
【0023】
U字形グリップの開放位置(図5)では、折曲げ部40が他方の係止部42に作用結合される。この場合、U字形グリップ25はケーシング18に対して相対的にロックされている。これにより、U字形グリップ25は、幌3を格納位置Bへ手で変位させるための引張グリップとして使用することができる。U字形グリップ25は少なくとも1つの駆動レバー44を介して閉鎖フック20と協働する。このU字形グリップ25は、ほぼ水平方向に向けられた、横方向に延びる第2の旋回軸線45を中心にして旋回可能にケーシング18に結合されている。
【0024】
第2の旋回軸線45は走行方向Hで見て第1の旋回軸線31よりもさらに後方で、かつ第1の旋回軸線31よりも高く位置している。図9に示したように、第2の旋回軸線45は2つの互いに整合したピン46,46′によって形成される。両ピン46,46′は真ん中の閉鎖フック20の両側に延びていて、ケーシング18の直立した壁に位置固定されている。両ピン46,46′には外方から内方に向かって見て、駆動レバー44の各1つの端部と、機能ディスク37と、U字形グリップ25に突設された直立のラグ47とが旋回可能に支承されている。各機能ディスク37は第2の旋回軸線45から遠ざけられた側で、横方向に延びる別のピン48を介してU字形グリップ25に固定されている。このピン48はラグ47に設けられた円形の開口を通って案内されていて、横方向で駆動レバー44の突起によって軸方向のずれを防止されている。
【0025】
車両長手方向に延びる閉鎖フック20は、その一方の端部でピン49に旋回可能に支承されており、この場合、ピン49は互いに間隔を置いて配置された駆動レバー44の後側の端部50に固く結合されていて、U字形グリップ25のラグ47,47′に設けられたスリット開口51,51′を貫通している(図10)。スリット開口51,51′の幅はピン49の直径よりも少しだけ大きく形成されている。しかしスリット開口51,51′はピン49の直径よりも著しく大きな高さを有しているので、U字形グリップ25と閉鎖フック20との間の相対運動が可能となる。スリット開口51,51′を側方で制限する制限部は円弧区分によって形成される。ピン49は、真ん中の係止つめ52に面した側で、少なくとも局所的に平らな面取り部53を有している。この面取り部53には、クロージャ13の閉鎖位置Eで、係止つめ52に設けられた突起54が支持される。
【0026】
真ん中の係止つめ52は、U字形グリップ25の横方向に延びるピン48に旋回可能に支承されていて、所定の区分で閉鎖フック20の、互いに小さな間隔を置いて延びるプレート状の両部分55,56の間に延びており、さらに両部分55,56を通って横方向に案内される(図14)。操作時、つまりプッシュボタン24が上方へプッシュされると、ピン49は、突起54に続くほぼU字形の切欠き57によって取り囲まれるので、U字形グリップ25は、スリット開口51,51′に基づき閉鎖フック20が一緒に運動することなしに閉鎖位置Eとグリップ位置Fとの間で変位可能となる。真ん中の係止つめ52の下側の脚部58は、開放過程および閉鎖過程において、その自由端部で、ケーシング側のガイド軌道59と協働する。U字形グリップ25の閉鎖位置Eでは、ピン49はスリット開口51,51′の上側の縁部60に延びており、係止つめ52の突起54は平らな面取り部53に支持される。プッシュボタン24の操作時に、外側の係止つめ36は時計回り方向で旋回させられるので、U字形グリップ25は機能ディスク37と共に逆時計回り方向の運動を実施する。これにより、ピン49は真ん中の係止つめ52の、その下側の位置する切欠き57に突入する。重量および場合によってはばねの助成、たとえばトーションばねによって、U字形グリップ25は下方に向かってグリップ位置Fへ変位する。この位置において、ピン49はスリット開口51,51′の下側の縁部61に接触する。引き続きU字形グリップ25の開放運動が行われると、突起54はピン49を取り囲むように係合し、係止つめ52によって、ピン49を介して第2の操作エレメント22に閉鎖トルクを重畳する。
【0027】
閉鎖フック20のプレート状の両部分55,56はその長手方向延在方向で見て前側の範囲および真ん中の範囲において局所的に互いに結合されている(スライドエレメント63、スペーサ74)。ノイズを回避するためには、閉鎖フック20の、滑子案内19に面した端範囲62が、滑動性のプラスチックから成るスライドエレメント63を備えている(図14)。
【0028】
スライドエレメント63に隣接してプレート状の両部分55,56の両側には発泡材料部分またはゴム部分64が締付け固定されている。この発泡材料部分またはゴム部分64は下方に向かって突出している(図3)。これによって、閉鎖フック20がプレート状のグリップ区分26の上面と接触する場合に、ノイズは回避される。こうして、閉鎖フック20が滑子案内から下方に向かって変位することが形状接続的に阻止される。ケーシング18の前側の範囲では、閉鎖フック20が、ばね負荷された揺動体65によって上方に向かって負荷されている。ばね負荷された揺動体65は、側方で外側に位置する2つのアーム66と、結合ロッド67とから構成されており、この場合、アーム66はケーシング18の2つの壁33,33′の間で第1の旋回軸線31に旋回可能に支承されている。結合ロッド67には、少なくとも1つの引張ばね68が作用している。この引張ばね68の一方の端部69は、その上に位置して横方向に延びるピン70に懸吊されている。引張ばね68の他方の端部は、結合ロッド67を取り囲んでいる。この結合ロッド67は閉鎖フック20の下面に接触している。横方向において、閉鎖フック20は、横方向に延びる前側のケーシング壁71に設けられたスリット状の切欠き73によって案内される。内側のプッシュボタン24に隣接して設けられた固定ねじ72は、クロージャ13の閉鎖位置において、上方旋回させられたU字形グリップ25によって遮蔽される(図7)。ばね負荷されたプッシュボタン24は2つの圧縮ばね75によって下方に押圧される。各圧縮ばね75はその一方の端部で、プッシュボタン24に設けられた円筒状の収容部76に挿入されており、それに対して他方の端部はケーシング18の底部に支持されている(図13)。
【0029】
図3に示した閉鎖位置Eをとるクロージャ13の開放は、以下に説明するようにして行われる:まず、プッシュボタン24が上方に向かってプッシュされる。その結果、一方では外側の係止つめ36が時計回りの方向で旋回運動を実施するので、突起状の折曲げ部40は機能ディスク37の係止部41から係止解除方向で旋回させられて、逆時計回りの方向で運動する。他方において、真ん中の係止つめ52の上側の突起54が、ピン49の平らな面取り部53によってピン49の上面を巡るように案内され、ピン49は係止つめ52のU字形の切欠き57に進入する。U字形グリップ25の重量および場合によってはばね助成(たとえばトーションばね)によって、U字形グリップ25は下方に向かってグリップ位置Fにまで降下させられ、この場合、ラグ47に設けられたスリット開口51,51′に基づき、U字形グリップ25はケーシング18に対して相対的に運動する。降下させられたグリップ位置Fにおいて、滑子案内19と閉鎖フック20との間のロックはまだ十分に働いている。U字形グリップ25を手で上方から把持し、引き続きU字形グリップ25を逆時計回りの方向で後方に向かって旋回させることにより、閉鎖フック20は滑子案内19との係合から解除される。
【0030】
開放位置G(図5)において、U字形グリップ25はロックされている。なぜならば、外側の係止つめ36が機能ディスク37の第2の係止部42に作用結合されているからである。しかしこのロックは手でオーバプッシュすることができる。U字形グリップ25は両終端位置E,Gにおいて耳に聞こえるように係止される。閉鎖フック20の運動曲線77は図5に一点鎖線により示されている。ボディ側のフレーム4における幌3のロック解除は逆の順序で行われる。
【0031】
図4に示した線78は、クロージャ13の過死点位置(Uebertotpunktlage)を表している。この過死点位置は既にグリップ位置Fにおいて存在していて、引き続きグリップが閉鎖位置Eへ旋回させられる間、維持されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】閉鎖位置をとる幌を備えた車両を斜め後方から見た部分的斜視図である。
【図2】図1のII―II線に沿った、側方のセンタリング装置の断面図である。
【図3】図1のIII―III線に沿った、閉鎖位置Eをとる真ん中のクロージャを示す断面図である。
【図4】図3に示したクロージャの第2の操作エレメントがグリップ位置Fをとる状態で示す断面図である。
【図5】図3に示したクロージャを開放位置Gで示す断面図である。
【図6】鏡像対称的に形成されたクロージャの半部を示す平面図である。
【図7】図6のVII―VII線に沿った断面図である。
【図8】図3のVIII―VIII線に沿った断面図である。
【図9】図3のIX―IX線に沿った部分断面図である。
【図10】図3のX―X線に沿った部分断面図である。
【図11】閉鎖位置をとるクロージャの両操作エレメントを下から見た図である。
【図12】U字形グリップとクロージャの機能エレメントの斜視図である。
【図13】プッシュボタンとクロージャの機能エレメントの斜視図である。
【図14】閉鎖フックの構成部分の斜視図である。
【図15】機能エレメントを備えたクロージャのケーシングの斜視図である。
【図16】クロージャのばね負荷された揺動体の斜視図である。
【図17】図5の一部Xの拡大図である。
【図18】図3に示したクロージャの主要機能エレメントをケーシングおよびU字形グリップなしで示す断面図である。
【符号の説明】
1 乗用車、 2 ベルトライン、 3 幌、 4 ボディ側のフレーム、 5 リヤ範囲、 6 幌ボックス、 7 幌ボックスカバー、 8 幌フレーム、 9 幌布、 10 覗きガラス、 11 ロック装置、 12 上側の範囲、 13 クロージャ、 14 センタリング装置、 15 幌フレーム、 16 センタリングエレメント、 17 収容部、 18 ケーシング、 19 滑子案内、 20 閉鎖フック、 21 第1の操作エレメント、 22 第2の操作エレメント、 23 切欠き、 24 プッシュボタン、 25 U字形グリップ、 26 グリップ区分、 27 ギャップ、 28 車室、 29 プレート状の区分、 30 ウェブ、 31 第1の旋回軸線、 32,32′ピン、 33,33′ 壁、 34 結合範囲、 35 係止装置、 36 係止つめ、 37 機能ディスク、 38 第1の脚部、 39 第2の脚部、40 折曲げ部、 41,42 係止部、 43 接触面、 44 駆動レバー、 45 第2の旋回軸線、 46,46′ ピン、 47,47′ ラグ、48 ピン、 49 ピン、 50 端部、 51,51′ スリット開口、52 係止つめ、 53 平らな面取り部、 54 突起、 55,56 部分、 57 切欠き、 58 下側の脚部、 59 ガイド軌道、 60 上側の縁部、 61 下側の縁部、 62 端範囲、 63 スライドエレメント、64 ゴム部分、 65 揺動体、 66 アーム、 67 結合ロッド、 68 引張ばね、 69 端部、 70 ピン、 71 ケーシング壁、 72固定ねじ、 73 切欠き、 74 スペーサ、 75 圧縮ばね、 76 収容部、 77 運動曲線、 78 線、 A 閉鎖位置、 B 格納位置、 C―C線 車両長手方向中心平面、 D ロック位置、 E 閉鎖位置、 F グリップ位置、 G 開放位置、 H 走行方向

Claims (18)

  1. 車両ボディの定置のフレームに対して張設される、乗用車のような車両の幌に用いられるクロージャであって、該クロージャが、操作エレメントを備えた、幌側に配置されたケーシングと、旋回可能な閉鎖フックとを有しており、該閉鎖フックが、前記フレームに取り付けられた滑子案内と協働する形式のものにおいて、クロージャ(13)の閉鎖位置(E)でクロージャ(13)の第1の操作エレメント(21)と第2の操作エレメント(22)とが、幌フレーム(15)に設けられた切欠き(23)内に格納されて配置されており、しかも第1の操作エレメント(21)が操作された後ではじめて第2の操作エレメント(22)が、降下させられたグリップ位置(F)へ自動的に運動させられるように両操作エレメント(21,22)が互いに協働するようになっており、第1の操作エレメント(21)が、前記ケーシング(18)に旋回可能に支承された、ばね負荷されたプッシュボタン(24)によって形成されており、第2の操作エレメント(22)が、前記ケーシング(18)に旋回可能に支承されたU字形グリップ(25)によって形成されており、前記プッシュボタン(24)が、周面側で前記U字形グリップ(25)のプレート状のグリップ区分(26)によって取り囲まれていることを特徴とする、車両の幌に用いられるクロージャ。
  2. 両操作エレメント(21,22)が、閉鎖位置(E)で互いにほぼ面一に、つまり表面で整合するように延びていて、さらに幌フレーム(15)と滑子案内(19)との、車室(28)に面した隣接する輪郭に対しても、ほぼ面一に延びている、請求項1記載のクロージャ。
  3. 両操作エレメント(21,22)が、クロージャ(13)の閉鎖位置(E)でケーシング(18)と、閉鎖フック(20)と、クロージャ(13)の別の機能構成部分とを車室(28)に対してほぼ完全に遮蔽している、請求項1または2記載のクロージャ。
  4. 前記プッシュボタン(24)が、前記ケーシング(18)に設けられた、横方向に延びかつほぼ水平方向に向けられた第1の旋回軸線(31)を中心にして旋回可能に支承されており、該第1の旋回軸線(31)が、互いに間隔を置いて配置されかつ互いに整合する2つのピン(32,32′)によって形成されている、請求項1からまでのいずれか1項記載のクロージャ。
  5. 前記プッシュボタン(24)が、係止装置(35)を介して前記U字形グリップ(25)に作用結合されており、該係止装置(35)によって前記U字形グリップ(25)が両終端位置(E,G)にロックされている、請求項1からまでのいずれか1項記載のクロージャ。
  6. 前記係止装置(35)が、前記プッシュボタン(24)に固く結合された少なくとも1つの外側の係止つめ(36)を有しており、該外側の係止つめ(36)が、前記U字形グリップ(25)に取り付けられた機能ディスク(37)と協働する、請求項記載のクロージャ。
  7. 前記機能ディスク(37)に、互いに間隔を置いて配置された2つの係止部(41,42)が形成されており、クロージャ(13)の各終端位置(E,G)で前記係止つめ(36)に設けられた突起状の折曲げ部(40)が、前記両係止部(41,42)のうちのそれぞれ一方に作用結合されている、請求項または記載のクロージャ。
  8. 前記U字形グリップ(25)が、横方向に延びかつほぼ水平方向に向けられた第2の旋回軸線(45)を中心にして前記ケーシング(18)に旋回可能に結合されており、該第2の旋回軸線(45)が、真ん中に延びる閉鎖フック(20)の両側に配置された、互いに整合する2つのピン(46,46′)によって形成されている、請求項1からまでのいずれか1項記載のクロージャ。
  9. 前記閉鎖フック(20)が、少なくとも1つの駆動レバー(44)を介して前記U字形グリップ(25)に結合されている、請求項1からまでのいずれか1項記載のクロージャ。
  10. 前記両ピン(46,46′)に各1つの駆動レバー(44)が支承されており、両駆動レバー(44)が、一貫して延びるピン(49)を介して互いに固く結合されており、該ピン(49)が、前記U字形グリップ(25)に互いに間隔を置いて配置されたラグ(47)に設けられた細長いスリット開口(51,51′)を通って案内されており、さらに前記ピン(49)が、その横方向の長さの真ん中の範囲で、前記閉鎖フック(20)の後端部に回転可能に結合されている、請求項または記載のクロージャ。
  11. 前記閉鎖フック(20)が、互いに小さな間隔を置いて延びる2つのプレート状の部分(55,56)から構成されており、両部分(55,56)が、局所的に互いに固く結合されている、請求項10記載のクロージャ。
  12. 前記U字形グリップ(25)に真ん中の係止つめ(52)が旋回可能に支承されており、該係止つめ(52)が、前記閉鎖フック(20)の両プレート状の部分(55,56)の間に所定の区分にわたって延びている、請求項11記載のクロージャ。
  13. 前記真ん中の係止つめ(52)が、上側の脚部にU字形の切欠き(57)と、該切欠きに続く突起(54)とを有しており、前記U字形グリップ(25)の位置に応じて前記突起(54)または前記切欠き(57)が、前記両駆動レバー(44)を互いに結合するピン(49)と協働する、請求項12記載のクロージャ。
  14. 前記真ん中の係止つめ(52)の下側の、曲げられた脚部(58)が、その自由端部で、前記ケーシング(18)に設けられたガイド軌道(59)と協働する、請求項12記載のクロージャ。
  15. 前記閉鎖フック(20)が、前記ケーシング(18)の前側の範囲で、ばね負荷された揺動体(65)によって上方に向かって負荷されている、請求項1から14までのいずれか1項記載のクロージャ。
  16. 前記揺動体(65)が、側方の2つのアーム(66)と、結合ロッド(67)とから構成されており、前記アーム(66)が第1の旋回軸線(31)を中心にして旋回可能に支承されており、前記結合ロッド(67)に引張ばね(68)が作用しており、該引張ばね(68)の他方の端部(69)が、その上に位置する軸線(70)に支持されている、請求項15記載のクロージャ。
  17. クロージャ(13)の閉鎖位置(E)で前記ケーシング(18)をその上に位置する幌フレーム(15)に位置固定するための固定ねじ(72)が、前記U字形グリップ(25)によって車室(28)に対して遮蔽されている、請求項1から16までのいずれか1項記載のクロージャ。
  18. 第2の操作エレメント(22)のグリップ位置(F)で、前記閉鎖フック(20)と前記滑子案内(19)との間のロックがまだ完全に働いている、請求項1記載のクロージャ。
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