JPH0418897Y2 - - Google Patents

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JPH0418897Y2
JPH0418897Y2 JP13405087U JP13405087U JPH0418897Y2 JP H0418897 Y2 JPH0418897 Y2 JP H0418897Y2 JP 13405087 U JP13405087 U JP 13405087U JP 13405087 U JP13405087 U JP 13405087U JP H0418897 Y2 JPH0418897 Y2 JP H0418897Y2
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JP
Japan
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blade
wind deflector
roof
opening
arm
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JP13405087U
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JPS6437728U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はウインドデイフレクターの格納構造に
関し、更に詳細には、ブレードのがたつき音を防
止し、ヘツドクリアランスを大きく確保できるウ
インドデイフレクターの格納構造に関する。
(従来の技術) 屋根に開口部を設け、この開口部の開閉を行う
屋根板を設けた車両では、開口部の開放時に開口
部から車室内に走行風が乱入するのを防止するた
め、多くは開口部にウインドデイフレクターを設
けている。
ウインドデイフレクターは開口部の左右両側に
配設された左右のアームと、左右のアームの前端
間に設けられたブレードから構成され、開口部の
開放時にブレードが開口部前縁から上方に突出
し、前方からの走行風を僅かに上方にそらすよう
にしている。
実公昭55−47696号公報や実開昭58−41618号公
報では、ブレード前端を屋根の内側部材に枢着
し、ブレード後端をアームの前端に枢着させたウ
インドデイフレクターが開示されている。
(考案が解決しようとする問題点) 斯かるウインドデイフレクターによれば、ブレ
ードの前後端が夫々支持されるため、格納時のブ
レードのがたつきを抑制できるものの、ブレード
前端を支点としてブレード後端を上方に揺動させ
る構造であるため、使用時のアームの屋根上方へ
の突出量が大きくなり、外観上好ましくない不具
合がある。
そこで使用時のアームの突出量を小さくするた
め、第4図に示すように、左右のアーム71の前
端間にアーム71と一体的に上下揺動するブレー
ド73を設けたウインドデイフレクター75が提
供されている。
しかしながら斯かる構造では、格納時、ブレー
ド73前縁のシール材77が屋根79の内側部材
81上に弾接し、ブレード73後端はその両端が
アーム71の前端に結合されているのみであり、
ブレード73及びアーム71は夫々所要長さを有
するため、ブレードは捩れ易い等ブレード73の
支持が不安定にならざるを得ない。
そのため、格納時にブレード73は振動し易
く、屋根79の内側部材81とのがたつき音を防
止するためブレード73後端と屋根79の内側部
材81との間に隙間Sを確保しなければならず、
その分ヘツドクリアランスは狭くなる不具合があ
つた。
本考案は前記事情に鑑み案出されたものであつ
て、本考案の目的は、左右のアームの前端間に設
けられアームと一体的に上下揺動するブレードを
備えたウインドデイフレクターにおいて、格納時
のブレードのがたつき音を防止し、ヘツドクリア
ランスを大きく確保できるウインドデイフレクタ
ーの格納構造を提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 前記目的を達成するため本考案では、 ウインドデイフレクター11が格納された状態
において、ブレード23の前端と後端を夫々弾性
体35,61を介して屋根5の内側部材19上に
弾接するようにした。
(作用) ブレード23は前端と後端が屋根5の内側部材
19上に弾接されるので、屋根5の内側部材19
に衝当して生じるブレード23のがたつき音を防
止できる。
ブレード23と屋根5の内側部材19との間に
隙間Sを設ける必要はなくなり、ウインドデイフ
レクター11の格納に要する空間の上下方向の高
さを短縮し、ヘツドクリアランスを大きくでき
る。
(実施例) 以下、本考案の好適一実施例を添付図面に従つ
て説明する。
第1図は開口部を開放した状態の車両の平面
図、第2図及び第3図は夫々第1図のA−A線断
面図で、第2図はウインドデイフレクターの作用
状態を示し、第3図は格納状態を示す。
1はフロントガラス、3はドアガラス、5はル
ーフ、7はルーフの前部に形成した開口部、9は
摺動式屋根板、11はウインドデイフレクター
で、開口部7は摺動式屋根板9の前後動により開
閉される。
開口部7はルーフパネル13に形成し、開口部
7とライング15に形成した開口17により車室
内と大気は連通される。
ウインドデイフレクター11は、開口部7の左
右両側のルーフフレーム19上に夫々上下揺動自
在に配設した左右のアーム21と、左右のアーム
21の前端に両端が取着されアーム21と一体的
に上下揺動するブレード23から構成する。
アーム21はその後部をルーフフレーム19上
の取付片25にピン27で枢着し、不図示のスプ
リングによりアーム21の前端が上方に揺動する
方向に付勢する。
アーム21の後端にはアーム21の上方への揺
動限界を規制するストツパ片29を形成する。
ブレード23は前片31と、前片31の上端か
ら後方に延出する上片33とを備える。
前片31の下端には弾性を有するシール材35
を取着し、上片33の後端にはカール部37を形
成する。
ブレード23の左右両端は各アーム21の前端
にピン39で枢着し、ピン39に巻装した不図示
の捩りスプリングによりブレード23を反時計回
り方向に付勢する。
ブレード23の左右両端からはストツパ部41
を後方に延出形成する。
ブレード23は開口部7を開放した状態におい
て、アーム21と一体的に上方に揺動し、開口部
23の前縁から上方に突出する。該状態におい
て、ブレード23のストツパ部41はアーム21
の上片43に当接しており、開口部7の前縁を画
成するルーフパネル部分13Aとブレード23の
前片31下端との間の隙間はシール材35により
閉塞される。
開口部7の前縁下方のルーフフレーム19に
は、前起立壁51と底壁53と後起立壁55から
なる雨水排出用の凹部57を形成する。
後起立壁55の上端からは上片59を後方に延
出させ、上片59の左右方向の中間部には弾性体
61を嵌着する。
ブレード23は開口部7を閉塞した状態におい
て、アーム21と一体的に下方に揺動し、摺動式
屋根板9の下方でルーフフレーム19上に格納さ
れる。該状態において、ブレード23を反時計回
り方向に付勢する捩りスプリングは圧縮されてお
り、シール材35はルーフフレーム19の凹部5
7の底壁53上に弾接し、且つカール部37は弾
性体61に弾接している。
本実施例は前記のように構成したので、ウイン
ドデイフレクター11の格納状態において、ブレ
ード23は前後の2箇所がルーフフレーム19上
に弾接して安定して支持され、ブレード23後端
がルーフフレーム19等の内側部材に衝当して生
じるがたつき音を防止できる。
また、ブレード23は前端と後端がルーフフレ
ーム19上に弾接されるので、ブレード23とル
ーフフレーム19との間に隙間を設ける必要はな
くなり、ウインドデイフレクター11の格納に要
する空間の上下方向の高さを短縮でき、ヘツドク
リアランスを大きくできる。
また、実施例の如くブレード23前端にシール
材35を備えるものでは、ブレード23後端に弾
接する弾性体61を設けるのみでよく、部品点数
を大幅に増加することなく前記効果を達成でき
る。
(考案の効果) 以上の説明で明らかなように、本考案によれ
ば、左右のアームの前端間に設けられアームと一
体的に上下揺動するブレードを備えたウインドデ
イフレクターにおいて、格納時のブレードのがた
つき音を防止し、ヘツドクリアランスを大きく確
保できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は開口部を開放した状態の車両の平面
図、第2図及び第3図は夫々第1図のA−A線断
面図で、第2図はウインドデイフレクターの使用
状態を示し、第3図は格納状態を示し、第4図は
従来のウインドデイフレクターの格納状態を示す
要部断面図である。 尚図面中1はフロントガラス、3はルーフ、7
は開口部、9は摺動式屋根板、11はウインドデ
イフレクター、21はアーム、23はブレード、
35はシール材、61は弾性体である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車両の屋根に設けられた開口部と、 前記開口部の開閉を行う屋根板と、 前記開口部に配設されたウインドデイフレクタ
    ーとを備え、 前記ウインドデイフレクターは、開口部の左右
    両側に夫々上下揺動自在に配設された左右のアー
    ムと、左右のアームの前端間に設けられアームと
    一体的に上下揺動するブレードから構成され、 前記ウインドデイフレクターは、屋根板により
    開口部を閉塞した状態において、ブレードが屋根
    板の下方で屋根の内側部材上に格納されるウイン
    ドデイフレクターの格納構造において、 ウインドデイフレクターが格納された状態にお
    いて、ブレードの前端と後端を夫々弾性体を介し
    て前記屋根の内側部材上に弾接するようにした、 ことを特徴とするウインドデイフレクターの格納
    構造。
JP13405087U 1987-09-02 1987-09-02 Expired JPH0418897Y2 (ja)

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JP13405087U JPH0418897Y2 (ja) 1987-09-02 1987-09-02

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JPS6437728U JPS6437728U (ja) 1989-03-07
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JP4070899B2 (ja) * 1998-11-27 2008-04-02 ベバスト ジャパン株式会社 スライドルーフ装置のデフレクタ及びスライドルーフ装置

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JPS6437728U (ja) 1989-03-07

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