JP2002096663A - 車両用折り畳みシート - Google Patents
車両用折り畳みシートInfo
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Abstract
るための操作性を向上させることである。 【構成】シートバックのバックフレーム(3)にロック
解除用の操作レバー(5)を配設し、該操作レバー
(5)に、前記スライドレール(4)のロック機構によ
るロックと、クッションフレームのフック(25)によ
るロックとを解除するケーブル(60)(61)(6
1)を連結してなることを特徴とする。
Description
り畳みシートに関する。
たロアレールにスライド自在且つロック機構によってロ
ックされるアッパーレールとからなる左右一対のスライ
ドレールと、該スライドレールのアッパーレールに一体
に固定したベースフレームと、該ベースフレームの前端
に前方に反転可能に軸支され後部にスライドレールに設
けたストライカに係合するラッチを有するシートクッシ
ョンのクッションフレームと、前記ベースフレームの後
端に前倒可能に連結したシートバックのバックフレーム
とから構成したものが開示されている(例えば、特開平
11ー278118号公報)。
う。即ち、まず、スライドレールのロックをスライドレ
ールのロック解除用操作レバーを操作して解除した後、
ベースフレーム全体を後方に押動してスライドさせる。
ドレール側のストライカから離脱させてシートクッショ
ンのロック状態を解除させて、シートクッションを前方
に反転させる。
対するロックを解除してシートバックを前倒し、シート
クッション、シートバックをフラット化させてシートバ
ックの背裏、シートクッションの底面を荷台としてい
る。
シートをフラット化させるために、前述の如く、多数の
操作工程が必要になる。従って、使用状態のシートをフ
ラット化するための操作性が頗る悪い不具合があった。
るための操作工程を削減して、簡単且つ容易にフラット
化できるようにすることを目的とする。
めの本発明の請求項1の発明は、シートバック側にロッ
ク解除用の操作レバーを配設し、該操作レバーに前記ス
ライドレールのロック機構によるロックと、クッション
フレームのフックによるロックとを解除するケーブルを
連結してなることを特徴とするものである。
作により、スライドレールのロック状態とシートクッシ
ョンの後部のロック状態を解除することができ、ロック
解除の操作性を向上させることができる。
を、前記操作レバーに連結するケーブルA、分岐ユニッ
トを介してスライドレールのロック機構に連結されるケ
ーブルB、前記シートクッションのフックに連結される
ケーブルCとから構成している。
線が簡単で、ケーブルB、Cが同時に的確に作動する。
を、シートバックの背裏側に設けて前記ベースフレーム
を後方に引っ張るグリップ部を設けることにより、1ケ
の操作レバーで請求項1の発明において両ロック状態を
解除した後、操作レバーのグリップ部を引くことによ
り、シートクッション、シートバックを後方にスライド
でき、シートクッションが反転してシートバックが前倒
可能の状態になる。
面に基づいて説明する。
ームを分解した状態を示し、図中(1)はベースフレー
ム、(2)はシートクッションのクッションフレーム、
(3)はシートバックのバックフレーム、(4)(4)
は左右一対のスライドレールを各々示す。
イドレール(4)のアッパーレール(41)(41)が
一体に固設され、上面における前側の左右には前部ブラ
ケット(11)(11)、後側の左右には、後部ブラケ
ット(12)(12)が各々起立状に溶接されている。
図中(13)は、樹脂製カバーを示す。
に、クッションフレーム(2)の前端に設けた固定プレ
ート(21)(21)が回転自在にピン(21B)(2
1B)によって枢着される。図中(11A)(11A)
はピン(21B)(21B)の挿通孔を示す。
レート(21)(21)と前記前部ブラケット(11)
(11)には、クッションフレーム(3)を反転方向に
付勢するリターンスプリング(うず巻バネ)(不図示)
が設けてある。
は、車床に固設したストライカ(7)に係合するラッチ
(25)が設けてある。図示するラッチ(25)は、ク
ッションフレーム(2)を構成する後部の横パイプ(2
A)(2A)に溶接した収容体(23)内に収容され、
収容体(23)には前部の横パイプ(2B)に溶接され
ている中央パイプ(2C)を固着して収容体(23)を
補強し、ラッチ(25)の変形等を防止している。
ブラケット(32)(32)が一体に溶接され、この取
付ブラケット(32)(32)は前記ベースフレーム
(1)の後部ブラケット(12)(12)に枢支ピン
(12B)(12B)によって前倒可能に連結されてい
る。図中(12A)(32A)は枢支ピン(12B)の
挿通孔を各々示す。
2)と後部ブラケット(12)との間にはリクライニン
グデバイス(不図示)が設けてあり、シートバックが所
定の傾動角度に調節され、また、シートバックの頂部等
に設けた操作部(不図示)を操作することにより、シー
トバックが前倒れするように構成されている。
ル(41)(41)がスライド自在に係合するロアレー
ル(40)(40)は車床に締結され、アッパーレール
(41)(41)側に設けたロック機構のストッパ(4
1A)がロアレール(40)(40)の係止孔(40
A)(40A)に係合することにより、アッパーレール
(41)がロックされるようになっている。
ル(41)を最前位置にスライドした際に、クッション
フレーム(2)に設けたラッチ(25)が係合するよう
に車床(F)に締結されている。
ける略中央に設けたプレート(30)に、スライドレー
ル(4)とシートクッションとのロックを解除するロッ
ク解除用の操作レバー(5)が設けてある。図中(3
1)は操作レバー(5)の取付体を示す。
ル(60A)付のケーブルA(60)が図2に示すよう
に連結され、下部にグリップ部(52)を形成できるよ
うに通口(50)を開孔して、軸支ピン(51)によっ
て回動自在且つバネ(不図示)によって格納方向(実
線)に付勢されている。
み、グリップ部(52)を握持してシートバックの後方
に引くと、ケーブルA(60)が引かれ、操作レバー
(5)は図2の鎖線に示すように略水平状になり、グリ
ップ部(5)を更に後方に引き易い形態になる。
ニット(64)に連結され、この分岐ユニット(64)
にスライドレール(4)のロック解除用のケーブルB
(61)と、クッションフレーム(2)のストライカ
(5)に対するロック解除用のケーブルC(62)とが
連結され、前記操作レバー(5)の操作力が、ケーブル
A(60)からケーブルB(61)とケーブルC(6
2)に各々伝達されるように構成されている。
一方のスライドレール(4)の操作軸(42A)に一体
に設けた回動片A(43)に連結され、この回動片A
(43)がケーブルB(61)によって引っ張られる
と、操作軸(42A)が回動して操作軸(42A)に固
設したストッパ(41A)がロアレール(40)の係止
孔(40A)から離脱して一方のスライドレール(4)
のロックが解除されるようになっている。なお、操作軸
(42A)には前記スライドレール(4)の操作レバー
(42)が一体に形成されている。
ル(4)(4)は、両側ロック構造のものであるので、
前記操作軸(42A)における回動片A(43)の反対
周面に回動片B(44)が溶接され、この回動片B(4
4)と反対側のスライドレール(4)のアッパーレール
(41)に設けた操作軸(46)の回動片C(45)と
の間に連動ケーブル(63)を連結して、一方の操作軸
(42A)の回動に連動して他方の操作軸(46)が回
動してこの操作軸(46)と一体のストッパ(41A)
がロアレール(40)の係止孔(40A)から脱出して
反対側のスライドレール(4)のロックも同時に解除さ
れるように構成されている。
イカ(7)にロックするラッチ(25)は、図4に示す
ように、バネ(不図示)により係合方向(矢印方向)に
付勢され、ロックキングプレート(24)に連結したワ
イヤC(62)を引くことにより、ラッチ(25)が矢
印方向に対して逆方向に回動してロックを解除する従来
周知の構造のものである。なお、図中(26)は締結部
材(26A)(26A)によって収容体(23)に締結
したロックベースを示す。
レバー(5)を操作してスライドレール(4)とシート
クッション(SC)の各々のロック状態を解除した状
態、図7はフルフラット化をしてシートクッション(S
C)の底面とシートバック(SB)の背面に荷物を置け
る状態を各々説明する説明図である。
トバック(SB)は前記枢支ピン(12B)を中心に前
倒れし、前記クッションフレーム(2)を内蔵するシー
トクッション(SC)は、ピン(21B)を回転中心に
前方に反転するようにベースフレーム(1)に取付けら
れている。
設けた前記操作レバー(5)には、前述の如く、ケーブ
ルA(60)、ケーブルB(61)、ケーブルC(6
2)が連結されて、ケーブルB(61)の作動によって
連動ケーブル(63)が作動するように構成されてい
る。従って、操作レバー(5)を回動させると、図6に
示すように、スライドレール(4)とシートクッション
(SC)の各々のロックが解除され、シートクッション
(SC)は跳ね上げ方向に前述の如くバネによって付勢
されているため跳ね上がる。
2)を握持して後方に引くと、スライドレール(4)の
ロックが解除されているため、ベースフレーム(1)と
共にシートクッション(SC)、シートバック(SB)
が後方にスライドし、シートクッション(SC)の前方
のスペースが拡大し、シートクッション(SC)が反転
できるスペースが得られる。
が水平且つ上向きになるようにリターンスプリングの弾
力でシートクッション(SC)を反転させた後、シート
バック(SB)を前倒れすると、図7に示すように、シ
ートクッションの底面、シートバックの背裏がフラット
化して、荷台として利用できるようになる。
を操作することにより、一度に、スライドレールとシー
トクッションの双方のロックを解除できるため、前記従
来品に対して、使用可能状態のシートのフラット化する
ための操作性が向上する。
線が簡単になり、ケーブルB、ケーブルCの作動が的確
になり、ロック解除の確実性が向上する。
シートクッション、シートバックを後方に移動させるた
めの操作部材として利用でき、前記ロック解除後のシー
トクッション、シートバックの後方への移動が容易に行
うことができ、シートのフラット化するための操作性が
より一層向上できる。
る。
分の断面図である。
ある。
解除した状態を説明する説明図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 車床に締結したロアレールにスライド自
在且つロック機構によってロックされるアッパーレール
とからなる左右一対のスライドレール、 該スライドレールのアッパーレールに一体に固定したベ
ースフレーム、 該ベースフレームの前端に、前方に反転可能に軸支さ
れ、後部に車床上のストライカに係合するラッチを有す
るシートクッションのクッションフレーム、 前記ベースフレームの後端に前倒可能に連結したシート
バックのバックフレーム、 とから構成し、 前記シートバック側にロック解除用の操作レバーを配設
し、該操作レバーに前記スライドレールのロック機構に
よるロックと、クッションフレームのラッチによるロッ
クとを解除するケーブルを連結してなることを特徴とす
る車両用折り畳みシート。 - 【請求項2】 前記ケーブルは前記操作レバーに連結す
るケーブルA、分岐ユニットを介してスライドレールの
ロック機構に連結されるケーブルB、前記シートクッシ
ョンのラッチに連結されるケーブルCとからなる請求項
1記載の車両用折り畳みシート。 - 【請求項3】 前記操作レバーは、シートバックの背裏
側に設けて前記ベースフレームを後方に引くグリップ部
を設けてなる請求項1記載の折り畳みシート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000291944A JP3892658B2 (ja) | 2000-09-21 | 2000-09-21 | 車両用折り畳みシート |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2000291944A JP3892658B2 (ja) | 2000-09-21 | 2000-09-21 | 車両用折り畳みシート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2002096663A true JP2002096663A (ja) | 2002-04-02 |
JP3892658B2 JP3892658B2 (ja) | 2007-03-14 |
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Family Applications (1)
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Country | Link |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003095264A1 (en) * | 2002-05-14 | 2003-11-20 | Mazda Motor Corporation | Vehicle seat unit |
JP2009006791A (ja) * | 2007-06-27 | 2009-01-15 | Mazda Motor Corp | 運転姿勢調整装置 |
JP2009061834A (ja) * | 2007-09-04 | 2009-03-26 | Aisin Seiki Co Ltd | 車両用格納シート |
CN106976416A (zh) * | 2016-01-19 | 2017-07-25 | 扬州恒新座椅有限公司 | 一种新型电动折叠座椅 |
-
2000
- 2000-09-21 JP JP2000291944A patent/JP3892658B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US7273254B2 (en) | 2002-05-14 | 2007-09-25 | Mazda Motor Corporation | Vehicle seat unit |
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