JP2008190199A - 車両用ドア開閉構造 - Google Patents

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Mitsuhiro Okada
岡田  光弘
Yoshitaka Sekine
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Abstract

【課題】車両前後方向の両端部にドアロック機構を備えたスイング・スライド式のドアを確実に閉鎖させることである。
【解決手段】フロントドア13をスイング式に開閉する4節リンク機構22とスライド式に開閉するスライド機構23とを備えた車両用ドア開閉構造21において、4節リンク機構22を非平行のリンク機構に構成し、フロントドア13の4節リンク機構22に支持される側の端部に設けられる第1のドアロック機構DL1より先に反対側の端部に設けられる第2のドアロック機構DL2がストライカ41bに係合するように、フロントドア13を車体12に対して徐々に傾斜させながら閉じるようにする。また、リンクL1と支持体24との軸支部に拘束解除機構51を設け、第2のドアロック機構DL2がストライカ41bに係合した後にフロントドア13の引き込みを可能として第1のドアロック機構DL1をストライカ41aに係合させる。
【選択図】図8

Description

本発明は、車体の開口部に設けられるドアを開閉自在に支持する車両用ドア開閉構造に関する。
自動車等の車両には、その車体側部に乗降用の開口部が設けられ、開口部にはこれを開閉するためのドアが装着される。このようなドアを車体に開閉自在に支持する開閉構造としてはヒンジ式やスライド式のものが多く用いられているが、近年、ドアの開度を拡大するとともにドア開放スペースを低減し得るスイング・スライド式の開閉構造が開発されている。
スイング・スライド式の開閉構造は4節リンク機構とスライド機構と組み合わせた構造となっており、4節リンク機構は一端が車体開口部の一方の開口端(例えばフロントピラー)に回動自在に連結され他端がスライダに回動自在に連結される一対のリンクを備え、スライド機構は当該スライダとドアに固定されてスライダが移動自在に装着されるスライドレールとにより構成されている。全閉位置にあるドアは、4節リンク機構により車体外側の引き出し位置にまでスイング式に開かれ、引き出し位置まで開かれたドアはスライド機構により全開位置にまで車体側部に沿ってスライド式に開かれる。
このような開閉構造では、ドアはその車両前後方向の両端部が共に車体から離れて開閉することになるので、全閉位置にまで閉じられたドアを確実に車体に保持するために、ドアの車両前後方向の両端部のそれぞれにドアロック機構が設けられる。例えば特許文献1には、4節リンク機構を平行リンク機構として構成し、ドアを車体側部に平行な状態のまま引き出し位置から全閉位置に案内して、ドアの両端部に設けられるドアロック機構を同時にロック部材(ストライカ)に係合させるようにした開閉構造が記載されている。
特開2003−320851号公報
しかしながら、特許文献1に記載された開閉構造では、ドアはその一端側において4節リンク機構に支持される構造となっているので、4節リンク機構によりドアを車体側部に平行な状態に維持したまま全閉位置にまで閉じるようにしても、開口端に設けられるドアシールにドアが接触すると、そのシール反力やドアの立て付け等によりドアがリンク機構に支持される側を支点として傾斜する場合がある。そして、ドアがリンク機構に支持される側を支点として傾斜したまま閉じられると、4節リンク機構に支持される側のドアロック機構が先にロックされ、4節リンク機構から遠い側のドアロック機構をロックすることができなくなるという問題点が生じることになる。
本発明の目的は、車両前後方向の両端部にドアロック機構を備えたスイング・スライド式のドアを確実に閉鎖させることにある。
本発明の車両用ドア開閉構造は、車体の開口部を開閉するドアを前記車体に開閉自在に支持する車両用ドア開閉構造であって、一端が前記開口部の一方の開口端に回動自在に連結される一対のリンクと該リンクの他端が回動自在に連結される支持体とを備え、前記ドアを全閉位置と車体外側の引き出し位置との間でスイング式に動作可能とするための4節リンク機構と、前記ドアに固定されるスライドレールと前記支持体に設けられ前記スライドレールに移動自在に装着されるスライド部とを備え、前記ドアを前記引き出し位置と全開位置との間でスライド式に開閉するスライド機構と、前記ドアの一方の端部に設けられ、前記開口部の一方の開口端に設けられるロック部材に係合して前記ドアを車体に保持する第1のドアロック機構と、前記ドアの他方の端部に設けられ、前記開口部の他方の開口端に設けられるロック部材に係合して前記ドアを車体に保持する第2のドアロック機構とを有し、前記4節リンク機構は、前記ドアを閉じる際に、前記第1のドアロック機構より先に前記第2のドアロック機構を前記ロック部材に係合させるよう構成されていることを特徴とする。
本発明の車両用ドア開閉構造は、前記4節リンク機構を非平行のリンク機構としたことを特徴とする。
本発明の車両用ドア開閉構造は、前記4節リンク機構には、前記第2のドアロック機構が前記ロック部材に係合した後に、前記第1のドアロック機構が前記ロック部材に係合する位置にまで前記ドアの一方側の端部を引き込み可能とする拘束解除機構が設けられることを特徴とする。
本発明の車両用ドア開閉構造は、前記拘束解除機構は、一方の前記リンクを前記支持体に回動自在に支持する軸支部に設けられることを特徴とする。
本発明の車両用ドア開閉構造は、前記拘束解除機構は、一対の円弧面と逃げ面とを備えた断面小判形に形成され前記支持体に固定される支軸と、前記円弧面に回動自在に支持される円形部と前記円形部の外側に連なる逃げ部とを備え前記リンクに設けられる支持孔とを有し、前記第2のドアロック機構が前記ロック部材に係合した後、前記支軸が前記円形部から前記逃げ部に移動して、前記ドアの一方側の端部を引き込み可能とすることを特徴とする。
本発明の車両用ドア開閉構造は、前記ドアを自動的に開閉する駆動ユニットを有することを特徴とする。
本発明によれば、4節リンク機構を、ドアが閉じられる際に、この4節リンク機構により支持される側の第1のドアロック機構より先に他方側の第2のドアロック機構をロック部材に係合させるように構成したので、4節リンク機構により支持される側とは反対側の第2のドアロック機構を確実にロック部材に係合させることができる。
また、本発明によれば、4節リンク機構を非平行のリンク機構として構成したので、簡単な構成によって、4節リンク機構により支持される側とは反対側の第2のドアロック機構を確実にロック部材に係合させることができる。
さらに、本発明によれば、第2のドアロック機構がロック部材に係合した後に、拘束解除機構により4節リンク機構によるドアの拘束を解除するようにしたので、4節リンク機構を非平行のリンク機構に構成して第1のドアロック機構より先に第2のドアロック機構をロック部材に係合させるようにしても、4節リンク機構により支持される側の第1のドアロック機構をロック部材に係合させる位置にまでドアを引き込むことができる。これにより、ドアの両端部に設けられる2つのドアロック機構をそれぞれ確実にロック部材に係合させて、当該ドアを確実に閉鎖させることができる。
さらに、本発明によれば、リンクを支持体に回動自在に支持する軸支部に拘束解除機構を設けるようにしたので、この車両用ドア開閉構造の構造を簡素化することができる。
さらに、本発明によれば、拘束解除機構を、一対の円弧面と逃げ面とを備えた断面小判形に形成された支軸を支持体に固定し、円弧面に回動自在に支持される円形部と円形部の外側に連なる逃げ部とを備えた支持孔をリンクに設け、他方側のドアロック機構が先にロック部材に係合した後に支軸を円形部から逃げ部に移動させてドアの一方側の端部を引き込み可能とする構造としたので、この拘束解除機構の構造を簡素化することができる。
さらに、本発明によれば、ドアを駆動ユニットにより自動的に開閉させることにより、ドアの開閉操作を容易にすることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の一実施の形態である車両用ドア開閉構造を備えた車両の一部を示す斜視図であり、図2は図1に示すフロントドアの詳細を示す斜視図である。
図1に示す車両11は4ドアセダンタイプの乗用車であり、その車体12の側部には運転席への乗降口となる開口部12aを開閉するためのフロントドア13が設けられている。図2に示すように、車体12には車両用ドア開閉構造21(以下、開閉構造21とする。)が設けられ、フロントドア13はこの開閉構造21により支持されて開閉自在となっている。
図3は図1に示す車両のフロントドア回りを概略で示す説明図であり、図4は図3に示す開閉構造の詳細を示す斜視図であり、図5(a)〜(c)はそれぞれフロントドアの開閉動作を示す説明図である。
図3〜図5に示すように、この開閉構造21は4節リンク機構22とスライド機構23とを備えたスイング・スライド式となっており、フロントドア13は4節リンク機構22により図5(a)に示す全閉位置と図5(b)に示す車体外側の引き出し位置との間でスイング式に開閉されるとともに、スライド機構23により図5(b)に示す引き出し位置と図5(c)に示す全開位置との間でスライド式に開閉されるようになっている。
図3に示すように、4節リンク機構22は一対のリンクL1,L2と支持体24とを備えており、一方のリンクL1はその一端が車体12の開口部12aの車両前後方向の一方の開口端であるフロントピラー25にピン部材P1により回動自在に連結され、他端は支持体24にピン部材P2により回動自在に連結されている。これに対して、他方のリンクL2はその一端がピン部材P1に対して車室内側且つ車両後方側にずれて配置されるピン部材P3によりフロントピラー25に回動自在に連結され、他端はピン部材P2に対して車室内側且つ車両後方側にずれて配置されるピン部材P4により支持体24に回動自在に連結されている。このように、4節リンク機構22は、フロントピラー25と支持体24とを一対のリンクL1,L2で連結することにより構成され、これにより、フロントピラー25の側を支点として全閉位置と引き出し位置との間でフロントドア13をスイング式に動作可能とすることができるようになっている。
なお、この開閉構造21では、開閉動作時におけるフロントドア13の車体側部からの張り出し量を抑制するとともに引き出し位置と全開位置との間でフロントドア13を車体側部に沿ってスライド式に開閉動作させるために、4節リンク機構22は、引き出し位置にまで引き出されたフロントドア13を車体側部に対して平行に配置するように構成されている。
一方、スライド機構23は長手方向に一様な円形の断面を有する棒状に形成されるスライドレール26を備え、このスライドレール26はその軸方向をフロントドア13に沿う方向つまり車両前後方向に向けてフロントドア13の下面に設けられるベースプレート27に固定されている。一方、図4に示すように、支持体24にはこれをスライド部として機能させるための貫通孔24aが設けられる。この貫通孔24aは車両前後方向に延びる断面円形に形成され、この貫通孔24aにスライドレール26が挿通されることにより支持体24は当該スライドレール26に移動自在に装着されるようになっている。このような構成により、スライド機構23はフロントドア13をスライドレール26に沿う方向つまり車体側部に沿って車両前後方向にスライド式に開閉動作することができる。
図2に示すように、フロントピラー25とフロントドア13との間には一対の支持アーム28a,28bが連結され、フロントドア13の重量はこれらの支持アーム28a,28bにより支持されるようになっている。これにより、4節リンク機構22やスライド機構23にフロントドア13の荷重が加わらないようにされている。
フロントドア13の開閉動作を制御するために、リンクL2の支持体24の側の先端には制御アーム31が設けられ、ベースプレート27にはガイドレール32が固定されている。
制御アーム31はその基端部においてリンクL2と一体に形成され、その長さ寸法はリンクL2よりも短く、また、その軸方向がリンクL2に対して直交するように構成されている。つまり、リンクL2は制御アーム31が一体に設けられたL字形状に形成されている。制御アーム31の先端には係合ピン33が設けられ、この係合ピン33はガイドレール32に向けて突出している。一方、ガイドレール32はスライドレール26と平行に車両前後方向に延びる直線部32aと直線部32aに対して車両前方側に連なるとともに直線部32aに対して車体12の外側に向けて曲がる曲部32bとを備えており、係合ピン33はこのガイドレール32に移動自在に係合している。
これにより、支持体24がスライドレール26に沿って移動すると、制御アーム31の先端に設けられる係合ピン33はガイドレール32に沿って移動する。そして、係合ピン33がガイドレール32の曲部32bに案内されることにより、制御アーム31つまりリンクL2が回動してフロントドア13は4節リンク機構22によりスイング式に開閉される。また、係合ピン33がガイドレール32の直線部32aに案内されることにより、支持体24はスライドレール26に沿って移動することができ、これにより、フロントドア13はスライド機構23により車両前後方向にスライド式に開閉される。
図4に示すように、この開閉構造21には、フロントドア13を自動的に開閉させるために、駆動ユニット34が設けられている。
この駆動ユニット34は電動モータ35とこの電動モータ35により回転駆動されるドラム36とを有しており、フロントドア13の内部の所定の場所に配置されている。電動モータ35にはCPUやメモリ等を備えた図示しない制御ユニットが接続され、運転席等に設けられる図示しない開閉スイッチの操作に応じて制御ユニットにより電動モータ35の作動が制御される。一方、ドラム36には開側ケーブル37aと閉側ケーブル37bとが逆向きに複数回巻き付けられており、開側ケーブル37aは反転プーリ38aを介して車両後方側から支持体24に接続され、閉側ケーブル37bは反転プーリ38bを介して車両前方側から支持体24に接続されている。これにより、電動モータ35が作動して開側ケーブル37aがドラム36に巻き取られると、支持体24は開側ケーブル37aに引かれてスライドレール26の車両後方側のストローク端に向けて移動する。反対に、電動モータ35が逆転して閉側ケーブル37bがドラム36に巻き取られると、支持体24は閉側ケーブル37bに引かれてスライドレール26の車両前方側のストローク端に向けて移動する。このように、駆動ユニット34により支持体24をスライドレール26に沿って往復駆動することにより、フロントドア13を図5(a)に示す全閉位置と図5(c)に示す全開位置との間で自動的に開閉することができる。
なお、図2、図3においては、駆動ユニット34の記載は省略してある。
図3に示すように、フロントドア13の車両前後方向の一方の端部つまりフロントピラー25に対向する車両前方側の端部には第1のドアロック機構DL1が設けられ、車体12のフロントピラー25にはロック部材としてのストライカ41aが固定されている。第1のドアロック機構DL1はラッチ42aを備えており、フロントドア13が全閉状態となったときには、このラッチ42aがストライカ41aに係合してフロントドア13の車両前方側の端部を車体12のフロントピラー25に保持するようになっている。
また、フロントドア13の車両前後方向の他方の端部つまり車体12のセンターピラー43に対向する車両後方側の端部には第2のドアロック機構DL2が設けられ、車体12のセンターピラー43にはロック部材としてのストライカ41bが固定されている。第2のドアロック機構DL2はラッチ42bを備えており、フロントドア13が全閉状態となったときには、このラッチ42bがストライカ41bに係合してフロントドア13の車両後方側の端部を車体12のセンターピラー43に保持するようになっている。
なお、車体12の開口部12aの周縁にはドアシール44が装着され、フロントドア13の外周縁と車体12との間からの雨水等の侵入が防止される。
図6は4節リンク機構の寸法設定を示す説明図であり、図7は拘束解除機構の詳細を示す分解斜視図である。また、図8(a)〜(c)はそれぞれフロントドアを引き出し位置から全閉位置にまで閉じる閉鎖手順を示す説明図であり、図9(a)〜(c)はそれぞれ図8(a)〜(c)に対応した拘束解除機構の作動状態を示す説明図である。
この開閉構造21では、フロントドア13の4節リンク機構22により支持される側とは反対側の端部つまり車両後方側の端部に設けられる第2のドアロック機構DL2のラッチ42bを確実にストライカ41bに係合させるために、4節リンク機構22を非平行のリンク機構として構成している。
なお、本発明における非平行のリンク機構は、リンクL1,L2を介して車体12(フロントピラー25)に支持される支持体24の当該車体12に対する角度が、各リンクL1,L2の作動により徐々に変化するように構成されたリンク機構として定義する。
図6に示すように、4節リンク機構22を構成する一方のリンクL1の長さ寸法a1(ピン部材P1,P2の間隔)は他方のリンクL2の長さ寸法a2(ピン部材P3,P4の間隔)より大きく設定され、また、各リンクL1,L2のフロントピラー25への軸支部の間隔b1(ピン部材P1,P3の間隔)は各リンクL1,L2の支持体24への軸支部の間隔b2(ピン部材P2,P4の間隔)と同一に設定されており、これにより、4節リンク機構22は非平行のリンク機構として構成されている。
4節リンク機構22を非平行のリンク機構として構成することにより、図8(a)に示すように、引き出し位置において車体側部に平行に配置されるフロントドア13は、当該引き出し位置から閉じられる際には、車両後方側の端部が車両前方側の端部に対して車室内側にずれるように徐々に傾斜することになる。つまり、引き出し位置から閉じられるフロントドア13は、第2のドアロック機構DL2が設けられる側の端部が第1のドアロック機構DL1が設けられる側の端部に対して車室内側にずれるように傾斜することになる。
これにより、全閉位置よりも所定開度だけ手前の仮保持位置にまでフロントドア13が閉じられたときには、図8(b)に示すように、その車両前方側の端部に設けられる第1のドアロック機構DL1よりも先に車両後方側の端部に設けられる第2のドアロック機構DL2のラッチ42bがストライカ41bに係合することになる。つまり、仮保持位置にまで閉じられたフロントドア13はその車両前方側に偏った位置において4節リンク機構22に支持されるので、例えば4節リンク機構22を平行リンク機構として構成し、第1のドアロック機構DL1と第2のドアロック機構DL2を同時にストライカ41a,41bに係合させようとしても、車体前方側に設けられる第1のドアロック機構DL1が先にストライカ41aに係合して、車両後方側に設けられる第2のドアロック機構DL2がストライカ41bに係合できないおそれがあるが、本願の開閉構造21では、4節リンク機構22を非平行のリンク機構として構成し、フロントドア13を徐々に傾斜させながら閉じるようにしたので、車体前方側に設けられる第1のドアロック機構DL1よりも先に車両後方側に設けられる第2のドアロック機構DL2をストライカ41bに係合させて、当該第2のドアロック機構DL2を確実にストライカ41bに係合させることができる。
このように、この開閉構造21では、フロントドア13を開閉自在に支持する4節リンク機構22を非平行のリンク機構として構成し、フロントドア13が閉じられる際に、第1のドアロック機構DL1よりも先に第2のドアロック機構DL2をストライカ41bに係合させるようにしたので、4節リンク機構22により支持される側とは反対側の第2のドアロック機構DL2を確実にストライカ41bに係合させ、フロントドア13を確実に閉塞させることができる。
ところで、4節リンク機構22を非平行のリンク機構として構成し、第1のドアロック機構DL1よりも先に第2のドアロック機構DL2をストライカ41bに係合させるようにフロントドア13を傾斜させて閉じるようにすると、その位置つまり仮保持位置において4節リンク機構22の作動が拘束され、フロントドア13の車両前方側の端部を全閉位置にまで引き込むことができなくなる。
そこで、この開閉構造21では、仮保持位置にまで閉じられたフロントドア13を全閉位置にまで引き込み可能とし、これにより車両前方側の端部に設けられる第1のドアロック機構DL1をストライカ41aに係合可能とするために、4節リンク機構22によるフロントドア13の拘束を解除する拘束解除機構51を設けるようにしている。
図7に示すように、この拘束解除機構51は4節リンク機構22を構成する一方のリンクL1の端部を支持体24に回動自在に支持する軸支部に設けられ、支持体24に固定される支軸としてのピン部材P2とリンクL1に設けられる支持孔52とにより構成されている。
ピン部材P2はその根本部(不図示)において支持体24に固定され、当該支持体24から突出する部分は、その外面をいわゆる2方取りされることにより、それぞれ所定の角度範囲で形成される一対の円弧面53aと、これらの円弧面53aに連なるとともに互いに平行な平面状に形成される一対の逃げ面53bとを備えた断面小判形に形成されている。一方、リンクL1に設けられる支持孔52は、ピン部材P2の円弧面53aに対応した径に形成されて当該円弧面53aに回動自在に支持される円形部52aと、この円形部52aから外側に突出するように当該円形部52aに連ねて形成される逃げ部52bとを備えており、逃げ部52bの円形部52aに対する開口幅はピン部材P2の各逃げ面53bの間隔よりも広く形成されている。
リンクL1はその支持孔52においてピン部材P2に装着され、フロントドア13が引き出し位置と仮保持位置との間にあるときには、図9(a)に示すように、支持孔52の円形部52aの内面がピン部材P2の円弧面53aに案内されて当該ピン部材P2に回動自在に支持されるようになっている。これに対して、フロントドア13が仮保持位置にまで閉じられ、リンクL1が支持体24に対して所定の角度にまで回動したときには、図9(b)に示すように、ピン部材P2の円弧面53aが支持孔52の逃げ部52bに対向する。そして、フロントドア13が仮保持位置からさらに閉じられる際には、図9(c)に示すように、ピン部材P2が円形部52aの内部から逃げ部52bの内部に移動し、リンクL1の実質的な長さ寸法つまりピン部材P1とピン部材P2の間隔a1が短縮される。これにより、フロントドア13は4節リンク機構22による拘束が解除され、図8(c)に示すように、第1のドアロック機構DL1がストライカ41aに係合する位置にまで車両前方側の端部が車室内側に引き込まれて全閉位置にまで閉じられる。
なお、図6中、符号55はリンクL1に回動力を与える第2の駆動ユニットである。上述の実施の形態においては、駆動ユニット22により、支持体24を往復駆動することにより、4節リンク機構22をスイング式/スライド式に開閉駆動させ、さらにフロントドア13を仮保持位置から全閉位置に閉塞を行うようにしているが、リンクL1の車体12への連結部である支点P1付近に、リンクL1に回動力を与える第2の駆動ユニット55を設けることにより、図8(b)に示す第1のドアロック機構DL1よりも先に車両後方側の端部に設けられる第2のドアロック機構DL2のラッチ42bがストライカ41bに係合した状態において、第2の駆動ユニット55によってリンクL1を矢印X方向に回動させることにより、駆動ユニット34による仮保持位置から全閉位置まで閉塞させる閉塞力を補助し、ドアシール44によるシール反力に打ち勝って、フロントドア13を仮保持位置から全閉位置まで確実に閉塞させることができる。
このように、この開閉構造21では、第2のドアロック機構DL2がストライカ41bに係合した後に、拘束解除機構51により4節リンク機構22によるフロントドア13の拘束を解除するようにしたので、4節リンク機構22を非平行のリンク機構に構成して第1のドアロック機構DL1より先に第2のドアロック機構DL2をストライカ41bに係合させるようにしても、第1のドアロック機構DL1がストライカ41aに係合する位置にまでフロントドア13を車室内側に引き込むことができる。これにより、フロントドア13の両端部に設けられる2つのドアロック機構DL1,DL2をそれぞれ確実に対応するストライカ41a,41bに係合させて、当該フロントドア13を確実に閉鎖させることができる。
また、この開閉構造21では、リンクL1を支持体24に回動自在に支持する軸支部に拘束解除機構51を設けるようにしたので、この開閉構造21の構造を簡素化して、そのコストや重量等を低減することができる。
さらに、この開閉構造21では、拘束解除機構51を、一対の円弧面53aと逃げ面53bとを備えた断面小判形のピン部材P2と、円形部52aと円形部52aの外側に連なる逃げ部52bとを備えた支持孔52とにより構成するようにしたので、この拘束解除機構51の構造を簡素化して、そのコストや重量等を低減することができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、前記実施の形態においては、車両11のフロントドア13を開閉自在に支持する開閉構造21に本発明を適用しているが、これに限らず、例えば車両11のリヤドア61を開閉自在に支持する開閉構造など、他のドアを開閉自在に支持する車両用ドア開閉構造に本発明を適用してもよい。
また、前記実施の形態においては、フロントドア13を駆動ユニット34により自動的に開閉させるようにしているが、駆動ユニット34を設けることなくフロントドア13を手動で開閉する構造としてもよい。また、駆動ユニット34にモータ動力を断続するクラッチ機構を設け、このクラッチ機構の断続により自動開閉モードと手動開閉モードとに切り換えるようにしてもよい。
さらに、前記実施の形態では、リンクL1の長さ寸法a1をリンクL2の長さ寸法a2よりも大きく設定するとともに各リンクL1,L2のフロントピラー25と支持体24への軸支部の間隔b1,b2を同一に設定することにより、4節リンク機構22を、フロントドア13を閉じる際に、第1のドアロック機構DL1より先に第2のドアロック機構DL2をストライカ41aに係合させるような非平行のリンク機構として構成しているが、これに限らず、例えば、各リンクL1,L2の長さ寸法a1,a2を同一に設定するとともに各リンクL1,L2のフロントピラー25への軸支部の間隔b1よりも各リンクL1,L2の支持体24への軸支部の間隔b2を大きく設定する、または、リンクL1の長さ寸法a1をリンクL2の長さ寸法a2よりも大きく設定するとともに各リンクL1,L2のフロントピラー25への軸支部の間隔b1よりも各リンクL1,L2の支持体24への軸支部の間隔b2を大きく設定するように、4節リンク機構22の各寸法を任意に設定することができる。さらに、4節リンク機構22の各リンクL1,L2の長さ寸法a1,a2を同一に設定するとともに各リンクL1,L2のフロントピラー25への軸支部の間隔b1と各リンクL1,L2の支持体24への軸支部の間隔b2も同一に設定しつつ、フロントドア13を閉じる際に、第1のドアロック機構DL1より先に第2のドアロック機構DL2をストライカ41aに係合させるようにP1、P3の軸支位置を設定したり、ストライカ41aの取り付け位置をオフセットしたりしてもよい。
さらに、前記実施の形態では、第2の駆動ユニット55を設けて、第1のドアロック機構DL1よりも先に車両後方側の端部に設けられる第2のドアロック機構DL2のラッチ42bがストライカ41bに係合した状態において、第2の駆動ユニット55によってリンクL1を矢印X方向に回動させることにより、駆動ユニット34による仮保持位置から全閉位置まで閉塞させる閉塞力を補助し、ドアシール44によるシール反力に打ち勝って、フロントドア13を仮保持位置から全閉位置まで確実に閉塞させるようにしているが、駆動ユニットの形式によっては、本発明の原理をそのまま用いることにより、ドアシール44によるシール反力に打ち勝って、1つの駆動ユニットでフロントドア13を仮保持位置から全閉位置まで確実に閉塞させることもできる。
さらに、前記実施の形態においては、リンクL2に設けられる制御アーム31とフロントドア13に固定されるガイドレール32とによりフロントドア13の開閉動作をスイング動作からスライド動作に制御するようにしているが、これに限らず、フロントドア13が引き出し位置にまで移動したときにスイング動作とスライド動作とを機械的に切り替えるなど、その制御を他の構造により行うようにしてもよい。
さらに、前記実施の形態においては、リンクL1と支持体24との軸支部に拘束解除機構51を設けるようにしているが、これに限らず、拘束解除機構51はリンクL1,L2とフロントピラー25との軸支部またはリンクL1,L2と支持体24との軸支部のいずれか1箇所の軸支部に設けられていればよい。
さらに、前記実施の形態においては、拘束解除機構51はピン部材P2と支持孔52とにより構成されているが、これに限らず、例えば、支持体24に対するピン部材P2の固定位置を変化させる機構や、リンクL1の長さ寸法a1を変化させる伸縮機構、また、ピン部材P2と支持孔52との係合自体が係合/離脱可能な機構など、他の機構により拘束を解除するように構成してもよい。
さらに、第1のドアロック機構DL1と第2のドアロック機構DL2として、ストライカ41a,41bに係合するラッチ42a,42bを電動モータ等により自動的に引き込むようにした、いわゆるクローザ機構を用いるようにしてもよい。この場合、ラッチ42a,42bがストライカ41a,41bに当接してハーフラッチ位置にまで回動したときにクローザ機構の電動モータを起動させるように構成するとともに、フロントドア13が仮保持位置にまで閉じられたときに、第2のドアロック機構DL2のラッチ42bがフルラッチ位置となり、第1のドアロック機構DL1のラッチ42aがハーフラッチ位置となるように設定し、仮保持位置から全閉位置までは、第1のドアロック機構DL1のクローザ機能によりフロントドア13を引き込むようにしてもよい。
本発明の一実施の形態である車両用ドア開閉構造を備えた車両の一部を示す斜視図である。 図1に示すフロントドアの詳細を示す斜視図である。 図1に示す車両のフロントドア回りを概略で示す説明図である。 図3に示す開閉構造の詳細を示す斜視図である。 (a)〜(c)はそれぞれフロントドアの開閉動作を示す説明図である。 4節リンク機構の寸法設定を示す説明図である。 拘束解除機構の詳細を示す分解斜視図である。 (a)〜(c)はそれぞれフロントドアを引き出し位置から全閉位置にまで閉じる閉鎖手順を示す説明図である。 (a)〜(c)はそれぞれ図8(a)〜(c)に対応した拘束解除機構の作動状態を示す説明図である。
符号の説明
11 車両
12 車体
12a 開口部
13 フロントドア
21 車両用ドア開閉構造
22 4節リンク機構
23 スライド機構
24 支持体
24a 貫通孔
25 フロントピラー
26 スライドレール
27 ベースプレート
28a,28b 支持アーム
31 制御アーム
32 ガイドレール
32a 直線部
32b 曲部
33 係合ピン
34 駆動ユニット
35 電動モータ
36 ドラム
37a 開側ケーブル
37b 閉側ケーブル
38a,38b 反転プーリ
41a,41b ストライカ
42a,42b ラッチ
43 センターピラー
44 ドアシール
51 拘束解除機構
52 支持孔
52a 円形部
52b 逃げ部
53a 円弧面
53b 逃げ面
55 第2の駆動ユニット
61 リヤドア
L1,L2 リンク
P1,P3,P4 ピン部材
P2 ピン部材(支軸)
DL1 第1のドアロック機構
DL2 第2のドアロック機構
a1,a2 長さ寸法
b1,b2 間隔

Claims (6)

  1. 車体の開口部を開閉するドアを前記車体に開閉自在に支持する車両用ドア開閉構造であって、
    一端が前記開口部の一方の開口端に回動自在に連結される一対のリンクと該リンクの他端が回動自在に連結される支持体とを備え、前記ドアを全閉位置と車体外側の引き出し位置との間でスイング式に動作可能とするための4節リンク機構と、
    前記ドアに固定されるスライドレールと前記支持体に設けられ前記スライドレールに移動自在に装着されるスライド部とを備え、前記ドアを前記引き出し位置と全開位置との間でスライド式に開閉するスライド機構と、
    前記ドアの一方の端部に設けられ、前記開口部の一方の開口端に設けられるロック部材に係合して前記ドアを車体に保持する第1のドアロック機構と、
    前記ドアの他方の端部に設けられ、前記開口部の他方の開口端に設けられるロック部材に係合して前記ドアを車体に保持する第2のドアロック機構とを有し、
    前記4節リンク機構は、前記ドアを閉じる際に、前記第1のドアロック機構より先に前記第2のドアロック機構を前記ロック部材に係合させるよう構成されていることを特徴とする車両用ドア開閉構造。
  2. 請求項1記載の車両用ドア開閉構造において、前記4節リンク機構を非平行のリンク機構としたことを特徴とする車両用ドア開閉構造。
  3. 請求項1または2記載の車両用ドア開閉構造において、前記4節リンク機構には、前記第2のドアロック機構が前記ロック部材に係合した後に、前記第1のドアロック機構が前記ロック部材に係合する位置にまで前記ドアの一方側の端部を引き込み可能とする拘束解除機構が設けられることを特徴とする車両用ドア開閉構造。
  4. 請求項3記載の車両用ドア開閉構造において、前記拘束解除機構は、一方の前記リンクを前記支持体に回動自在に支持する軸支部に設けられることを特徴とする車両用ドア開閉構造。
  5. 請求項4記載の車両用ドア開閉構造において、前記拘束解除機構は、一対の円弧面と逃げ面とを備えた断面小判形に形成され前記支持体に固定される支軸と、前記円弧面に回動自在に支持される円形部と前記円形部の外側に連なる逃げ部とを備え前記リンクに設けられる支持孔とを有し、前記第2のドアロック機構が前記ロック部材に係合した後、前記支軸が前記円形部から前記逃げ部に移動して、前記ドアの一方側の端部を引き込み可能とすることを特徴とする車両用ドア開閉構造。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両用ドア開閉構造において、前記ドアを自動的に開閉する駆動ユニットを有することを特徴とする車両用ドア開閉構造。
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