JPH024995Y2 - - Google Patents

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JPH024995Y2
JPH024995Y2 JP1982059955U JP5995582U JPH024995Y2 JP H024995 Y2 JPH024995 Y2 JP H024995Y2 JP 1982059955 U JP1982059955 U JP 1982059955U JP 5995582 U JP5995582 U JP 5995582U JP H024995 Y2 JPH024995 Y2 JP H024995Y2
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JP
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door
plate
side plate
opening
case body
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JP1982059955U
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JPS58161066U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ケース本体に開閉自在に設けられ
た扉を、ケース本体と扉とが一直線状(180゜)と
なつた閉状態から180゜を超える方向へ所定角度ま
で開くように扉の開き角度を規制する扉の開き角
度規制装置に関する。
本体に蝶番で開閉自在に扉が取付けられ、該本
体に対して90゜の角度で扉が閉じた状態となり、
90゜から180゜までの角度まで扉が開くことができ
るようにし、180゜以上は扉が開かないように規制
する従来の開き角度規制装置は、例えば実開昭56
−176964号によつて提唱されている。この装置
は、本体及び扉から内方への突出量は、あまり多
くなく、コンパクトであるという利点はある。
しかし、この実開昭56−176964号の装置では、
180゜よりさらに扉を開くことができず、規制装置
が破壊されてしまう。
そこで、従来、例えば公衆電話機などのケース
本体の側板と扉の側板とが180゜(一直線状)の状
態で閉状態となり、この閉状態から180゜を超える
方向に扉が開く場合にあつては第1図に示すよう
な構成の前記開き角度規制装置が知られている。
すなわち、第1図中1は筐体のケース本体であ
つて、このケース本体1の側板2の前端部内側に
は、取付台1aが溶着され、ネジ3によつて蝶番
4の一方側4aが取付台1aに取付けられてい
る。また、扉5の側板6の後端部内側には、取付
台6aが溶着され、蝶番4の他方側4bが取付台
6aにネジ7によつて取付けられている。そし
て、ケース本体1と扉5とによつて箱状に囲まれ
た空間は、種々の構成部品が収納される収納部A
となつている。また前記扉5の内側には、収納部
A側へ水平方向に突出する細長い平板状の開放規
制板8の一端がピン9によつて回動自在に取付け
られている。この開放規制板8には長手方向に長
穴10が設けられている。
そして、第1図実線で示すように、ケース本体
1に扉5が閉じられた状態において、開放規制板
8は側板6に対して垂直になり、長穴10の前端
には、ケース本体1の底面内側に固定されたスト
ツプピン11が摺動自在に嵌入されている。
この閉じられた状態から扉5を蝶番4の軸4c
を中心として前方に回動させて開くと、この回動
と共に開放規制板8は長穴10に嵌入されたスト
ツプピン11に規制されつつピン9を中心として
回動し、長穴10の後端がストツプピン11に当
接した状態で停止する。この結果、第1図中一点
鎖線によつて示すように、扉5は一定角度開いた
状態で開放規制板8に規制されて停止する。
しかしながら、前述の開き角度規制装置では扉
5が閉じた状態において開放規制板8が収納部A
に大きく突出するので、収納部Aの収納空間が狭
くなり、この開放規制板8から回避して種々の構
成部品を収納部A内に取付けなければならず、収
納空間が狭くなる欠点があつた。
この考案は前記事情に基づいてなされたもの
で、その目的とするところは、ほぼ180゜の一直線
状の閉状態から、180゜を超える方向へ開く場合の
開き角度規制でありながらケース本体および扉に
よつて構成される収納空間を狭ばめずに、扉の開
き角度を規制できる扉の開き角度規制装置を提供
することにある。
以下、この考案の一実施例につき第2図ないし
第5図に基づいて説明する。なお、説明に際し前
述した従来の説明と同一部分は同一符号を付して
示し、その説明は省略する。
ケース本体1の側板2の前端部内側には、取付
台23が溶着されている。この取付台23に、ネ
ジ21によつて開放規制板22から直角に折曲さ
れた取付部22aが固定されている。この開放規
制板22は側板2に対して垂直な細長い平板状を
なし、側板2に沿つた方向に延設され、その一端
は側板2の前端を超えて扉5側へと延出してい
る。前記開放規制板22には、長手方向に、すな
わち側板2と平行方向に、直線状の長穴24が形
成されている。この長穴24にはストツプピン2
5が摺動自在に且つEリング26によつて抜落不
能に係合されている。このストツプピン25は、
開放規制板22より僅かに下方に位置する水平な
細長い平板状の開放規制板22及び後述する固定
板29にほぼ平行な連結板27の一端部に固定さ
れている。
一方、扉5の側板6の後端部内側には、ネジ2
8によつて蝶番4の他方側4bと共に、水平な平
板状の固定板29から直角に折曲された取付部2
9aが取付台30に固定されている。この固定板
29は前記連結板27より僅かに下方に位置し、
扉5の側板6に対してほぼ垂直で、側板6に沿つ
た方向へ側板6の後端部より外方へと延出してお
り、この端部と連結板27の他端部とがピン31
によつて回動自在に連結されている。
次に、前述のように構成された扉の開き角度規
制装置の動作について説明する。
扉5がケース本体1に閉じられた側板2と側板
6とがほぼ180゜即ち一直線状の状態では、第2図
および第3図に示すように、ストツプピン25は
長穴24の一端に位置している。この状態におい
て、連結板27は第2,3図に示すように、開放
規制板22の直下へ位置し、固定板29は開放規
制板22および連結板27とその一端部が重なつ
て位置している。
この閉じられた状態から180゜を超える方向へ扉
5を開くと、第4図に示すように扉5の移動と共
に固定板29が移動する。すると、この固定板2
9の移動に伴つて、連結板27はピン31を中心
に回動しつつ、且つストツプピン25が長穴24
を矢印B方向へ摺動しつつ移動し、第5図に示す
ように、ストツプピン25が長穴24の他端に当
接した状態で停止し、この結果、扉5の開放移動
も停止する。このようにして、扉5は一定角度開
放される。
このように、扉5の開閉動作中および開状態、
閉状態においても、開放規制板22、連結板27
および固定板29は、第3〜5図に示す如くケー
ス本体1の側板2および扉5の側板6に沿つた状
態になつていて、収納部Aに大きく突出すること
がない。このため、収納部Aの空間を全て有効に
利用でき、各種の構成部品を収納部A全体にわた
つて取付けることができる。
なお、前記実施例においては、この考案を公衆
電話機のケースの扉を開閉する場合に適用した
が、これに限らず、収納部の広い活用が要求され
る他の各種扉の開閉機構にも適用できることは勿
論である。
以上、説明したように、この考案によれば、扉
5が設けられたケース本体1の側板2の前端部内
側に、この側板2に対して平行に長穴24を有
し、側板2にほぼ垂直で、側板2に沿つて側板2
の前端部を超えるまで延設された開放規制板22
を設け、この長穴24に一端が摺動および回動自
在に係合された開放規制板22及び固定板29に
ほぼ平行な連結板27を設け、さらにこの連結板
27の他端に、一端が回動自在に支持され、他端
が前記扉5の側板6の後端部内側に固定された側
板6にほぼ垂直で側板6に沿つてその後端部を超
えるまで延設された固定板29を備えて扉の開き
角度を規制するようにしたから、第5図に示すよ
うに側板2の前端部からさらに突出した開放規制
板22の先端と、側板6の後端部からさらに突出
した固定板29の先端との間と連結板27が連結
した状態となつて、180゜を超えた所定角度まで開
いた状態に規制できるにもかかわらず、開放規制
板22、連結板27、固定板29が扉5の開閉に
おいて常に側板2及び6に沿つたままの状態を維
持するのでこれらの各部材が扉の開閉動作におい
て収納部Aに大きく突出することがなく、従つて
ケース本体1と扉5によつて囲まれた収納空間が
狭ばめられることなく有効に利用できる利点があ
る。また、開放規制板22、連結板27、固定板
29は開く動作方向に対して水平であるから、こ
れらが比較的薄い板であつても充分な強度を保つ
ことができ、このため軽量化及びコストダウンを
図ることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の扉の開き角度規制装置を示す上
面図、第2図はこの考案の一実施例を示し、扉が
閉じられた状態を示す収納部内側から見た正面
図、第3図は第2図の上面図、第4図は扉が開く
動作を示す斜視図、第5図は扉が最大角度まで開
いた状態を示す上面図である。 1……ケース本体、2……側板、4……蝶番、
5……扉、6……側板、21……ネジ、22……
開放規制板、22a……取付部、23……取付
台、24……長穴、25……ストツプピン、26
……Eリング、27……連結板、28……ネジ、
29……固定板、29a……取付部、30……取
付台、31……ピン、A……収納部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ケース本体1の側板2の前端部と扉5の側板6
    の後端部とが回動自在に蝶番結合され、前記ケー
    ス本体1の側板2と前記扉5の側板6とがほぼ一
    直線状になつた閉状態から、前記扉5の側板6が
    前記ケース本体1の側板2に対して180゜を超える
    方向へ所定角度となるまで前記扉5が開くように
    規制する扉の開き角度規制装置であつて、 前記ケース本体1の側板2の前端部内側に、前
    記側板2に対して平行に位置するごとく設けられ
    た長穴24を有し、前記側板2に対してほぼ垂直
    で、前記側板2に沿つた方向へ側板2の前記前端
    部を超えるまで延設された開放規制板22と、 前記扉5の側板6の後端部内側に固定され、前
    記側板6に対してほぼ垂直で、前記側板6に沿つ
    た方向へ側板6の前記後端部を超えるまで延設さ
    れた固定板29と、 前記開放規制板22の前記長穴24に一端が摺
    動自在および回動自在に係合され、他端が前記固
    定板29の先端部に回動自在に支持され、前記長
    穴24の前記扉5側の端部でその摺動が停止され
    ることによつて180゜を超える所定角度で前記扉5
    の開き角度を規制する、前記開放規制板22およ
    び前記固定板29とほぼ平行な連結板27とを備
    えた扉の開き角度規制装置。
JP5995582U 1982-04-23 1982-04-23 扉の開き角度規制装置 Granted JPS58161066U (ja)

Priority Applications (1)

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JP5995582U JPS58161066U (ja) 1982-04-23 1982-04-23 扉の開き角度規制装置

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JP5995582U JPS58161066U (ja) 1982-04-23 1982-04-23 扉の開き角度規制装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58161066U JPS58161066U (ja) 1983-10-26
JPH024995Y2 true JPH024995Y2 (ja) 1990-02-07

Family

ID=30070224

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5995582U Granted JPS58161066U (ja) 1982-04-23 1982-04-23 扉の開き角度規制装置

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JP (1) JPS58161066U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56176964U (ja) * 1980-05-26 1981-12-26

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JPS58161066U (ja) 1983-10-26

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