JPH0214512Y2 - - Google Patents

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JPH0214512Y2
JPH0214512Y2 JP1983050327U JP5032783U JPH0214512Y2 JP H0214512 Y2 JPH0214512 Y2 JP H0214512Y2 JP 1983050327 U JP1983050327 U JP 1983050327U JP 5032783 U JP5032783 U JP 5032783U JP H0214512 Y2 JPH0214512 Y2 JP H0214512Y2
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JP
Japan
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glove box
stopper pin
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stopper
pin
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JP1983050327U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車のグローブボツクス装置に関
する。
(従来の技術) 自動車のグローブボツクス装置として、グロー
ブボツクスをインストルメントパネルにヒンジピ
ンにより開閉自在に支持し、インストルメントパ
ネルからグローブボツクスを手前に引き出してそ
の開口部を露出せしめるようにした回転型のもの
は一般に知られている。
例えば、実開昭56−63649号公報にはその一例
が示されている。この例では、グローブボツクス
側に外側方へ突出したストツパピンが設けられ、
インストルメントパネル側にガイド部が回動自在
に設けられて、グローブボツクス開放時に上記ス
トツパピンを案内してグローブボツクスの開放位
置を規制するようになつている。
また、実開昭57−32552号公報には、インスト
ルメントパネル側のガイド部の一端に、グローブ
ボツクス開放時にストツパピンが当接する緩衝部
を設けて、このストツパピンがガイド部の一端に
衝突することを防止するようにしたものが記載さ
れている。
(考案が解決しようとする課題) ところで、インストルメントパネルの内部には
ブラケツトや電気配線、あるいはメータ類の付属
品等の備品が配設されているのが通常であるが、
これら備品をグローブボツスの近傍に配設する必
要がある場合、グローブボツクス外方へ突出する
上記ストツパピンと干渉することがある。
これに対して従来のグローブツクスに固定した
ストツパピンでは、上記干渉を避けるために上記
備品の配置を変えるか、グローブボツクスの容量
を小さくしてストツパピンの突出量を少なくする
ことを強いられることになる。
すなわち、本考案の課題は、上記備品の配置を
変えたり、グローブボツクスの容量を小さくした
りすることなく、ストツパピンとインストルメン
トパネル内の備品との干渉を防止できるようにす
ることにある。
(課題を解決するための手段) 本考案は、このような課題に対して、上記スト
ツパピンを可動式にすることにより、このストツ
パピンとインストルメントパネル内の備品との干
渉を防止できるようにするものである。
すなわち、そのための具体的な手段は、 自動車のインストルメントパネルにグローブボ
ツクスが、インストルメントパネル内に収められ
た閉鎖位置とインストルメントパネル外へ引き出
された開放位置との間で、回動軸により回動自在
に支持されたグローブボツクス装置であつて、 上記インストルメントパネルにはグローブボツ
クスの開放位置を規制するためのストツパが設け
られていて、 上記グローブボツクスの側部には、グローブボ
ツクス開放時に上記ストツパに当接するグローブ
ボツクス外方へ突出したストツパピンと、このス
トツパピンをグローブボツクスにグローブボツク
ス回動方向に移動可能に支持するガイド部と、グ
ローブボツクスを開放位置から閉方向に回動させ
た際に上記ストツパピンがグローブボツクスに対
して相対的にグローブボツクス開方向に移動する
ようこのストツパピンを付勢する付勢部材とが設
けられていることを特徴とするものである。
(作用) 上記グローブボツクス装置においては、グロー
ブボツクスを開放位置から閉方向に回動させる
と、上記ストツパピンは付勢部材の付勢によりガ
イド部をグローブボツクスに対して相対的にグロ
ーブボツクス開方向に移動することになる。つま
り、グローブボツクスは閉方向へ移動するが、そ
の移動量に比べてストツパピンの閉方向への移動
量は少なくなるものである。
また、グローブボツクスの開放時には、このグ
ローブボツクス側部のストツパピンがインストル
メントパネルのストツパに当接し、グローブボツ
クスの開放位置を規制する。この場合、ストツパ
ピンはグローブボツクス側部のガイド部を付勢部
材の付勢に抗してグローブボツクス閉方向に移動
した状態になるものである。よつて、このときの
付勢部材は上記ストツパピンとストツパとが衝突
することを防止する緩衝の作用を呈する。
(考案の効果) 従つて、本考案によれば、グローブボツクスの
側部に、グローブボツクスに対してストツパピン
のグローブボツクス回動方向への相対的な移動を
許容するガイド部を設け、グローブボツクスを閉
方向に回動させた際に上記ストツパピンを相対的
にグローブボツクス開方向に移動せしめる付勢部
材を設けたから、グローブボツクスの容量を小さ
くすることなく、グローブボツクスの開閉動に伴
うストツパピンとインストルメントパネル内のブ
ラケツト等の備品との干渉を避けることが容易に
なる。
また、上記付勢部材がグローブボツクス側のス
トツパピンとインストルメントパネル側ストツパ
との衝突を防止する緩衝作用を呈することになる
ため、ストツパピンの破損等を防止することもで
きる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図及び第2図に示す自動車のグローブボツ
クス装置において、1はグローブボツクス、2は
車体に取り付けられたインストルメントパネルで
ある。そして、上記グローブボツクス1は、イン
ストルメントパネル2にその下端部の回動軸3に
より支持されて、ボツクス上端の開口部が閉じる
ようインストルメントパネル2の内側に収められ
た閉鎖位置と、上記開口部が露出するようインス
トルメントパネル2の外へ引き出された開放位置
との間で回動自在になされている。また、上記イ
ンストルメントパネル2の内部には、このインス
トルメントパネル2を車体に取り付けるためのブ
ラケツト5が上記グローブボツクス1の一方の側
部6に近接して設けられている。
しかして、上記インストルメントパネル2のグ
ローブボツクス収納用開口部の側縁には、第2図
及び第3図に示すように、グローブボツクス1の
上記開放位置を規制するためのストツパ19が設
けられている。
一方、上記グローブボツクス1の一方の側部6
には、上記インストルメントパネル2のストツパ
19に当接してグローブボツクス1の開放位置を
規制するための可動式のストツパピン8が設けら
れている。
すなわち、上記ストツパピン8はピン部(軸
部)の一端にピン部よりも大径の頭部11を備え
てなる。そして、グローブボツクス1の上記側部
6には上記回動軸3を中心とする円弧状の長孔に
形成されたガイド部10が設けられている。そう
して、上記ストツパピン8は、上記ガイド部10
にグローブボツクス1の内側からピン部を通すこ
とにより、その先端をグローブボツクス1の外側
方、つまりはインストルメントパネル2の内部に
突出せしめた状態で、ガイド部10の一端と他端
のストツパ部7a,7b間をグローブボツクス回
動方向に移動可能に支持されている。なお、上記
ストツパピン8の頭部11は上記ガイド部10を
抜けない大きさになされている。また、このスト
ツパピン8と上記ブラケツト5とは、上記ガイド
部10の一端のストツパ部7aにストツパピン8
が位置するときに、グローブボツクス1の閉方向
への回動により、互いに当接する位置関係にあ
る。
また、上記グローブボツクス1の上記側部6の
内側面6aには、上記ガイド部10に対応するよ
うケース12が設けられている。このケース12
は、第4図にも示すように、上記ストツパピン8
の頭部11がガイド部10の長手方向に移動でき
る大きさになされたものであり、その一端部12
aの係合突起14をグローブボツクス側部6の係
合孔15に嵌入係止し、他端部12bの突起片9
をグローブボツクス1の背面板16の係合孔17
に嵌入して、グローブボツクス1に支持されてい
る(第5図参照)。そうして、上記ケース12に
おいて、その他端部12bとストツパピン8の頭
部11との間に、グローブボツクス1を開放位置
から閉方向に回動させた際に上記ストツパピン8
がグローブボツクス1に対して相対的にグローブ
ボツクス開方向に移動するようこのストツパピン
8を付勢するコイルスプリング(付勢部材)13
が介設されている。
なお、第2図及び第3図において、符号18
は、グローフボツクス1の他方の側部6に固定し
て突設したストツパピンである。このストツパピ
ン18もその近くにこれと干渉するような備品が
ある場合には上記一方の側部6のストツパピン8
と同様に可動式にしてもよい。また、ガイド部1
0は上記長孔以外のガイド手段としてもよい。
従つて、上記グローブボツクス装置において
は、グローブボツクス1をインストルメントパネ
ル2の手前側に引き出すと、グローブボツクス1
のストツパピン8がインストルメントパネル2の
ストツパ19に当接する。そして、グローブボツ
クス1がその自重によりさらに開方向に回動する
ことに伴つて、ストツパピン8は上記スプリング
13によるグローブボツクス開方向への付勢に抗
して、つまりはスプリング13を圧縮しながらガ
イド部10をグローブボツクス1に対して相対的
にグローブボツクス閉方向に移動していく。そう
して、上記スプリング13の圧縮限界において、
グローブボツクス1は開方向への回動を停止する
ことになる。
つまり、上記ストツパピン8は、スプリング1
3を限界まで圧縮した状態でインストルメントパ
ネル2のストツパ19に当接することにより、グ
ローブボツクス1の開放位置を規制することにな
る。そして、上記グローブボツクス1の開放時に
ストツパピン8がスプリング13が圧縮しながら
ガイド部10をグローブボツクス閉方向に移動し
ていくということは、このストツパピン8と上記
ストツパ19との衝突が防止されるということで
ある。
次に、グローブボツクス1を開放位置から閉方
向に回動させると、上記ストツパピン8はスプリ
ング13でグローブボツクス開方向へ付勢されて
いるから、当初はグローブボツクス1のみが閉方
向に回動し、ストツパピン8はガイド部10をグ
ローブボツクス1に対して相対的にグローブボツ
クス開方向へ移動していくことになる。そして、
ストツパピン8は、上記ガイド部10のグローブ
ボツクス開方向前端のストツパ部7bに当接した
後、グローブボツクス1と共に閉方向に移動して
いくものである。
すなわち、グローブボツクス1の閉方向への回
動時に上記ストツパピン8がグローブボツクス開
方向へ移動することによつて、上記ブラケツト5
とストツパピン8との干渉が避けられるものであ
る。
なお、上記実施例はストツパピン8とブラケツ
ト5との干渉を防止するものであるが、インスト
ルメントパネル2内の他の備品、例えば、電気配
線やメータ類の付属品等との干渉を防止する場合
にも、上記実施例に倣つてグローブボツクス装置
を構成すればよい。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は第2図
の−線において自動車のグローブボツクス装
置を示す断面図、第2図は同装置をグローブボツ
クスが閉じられた状態で示す横断面図、第3図は
同じく開かれた状態で同装置を示す横断面図、第
4図はケース内に収容したストツパピンとスプリ
ングとを示す斜視図、第5図はケースの斜視図で
ある。 1……グローブボツクス、2……インストルメ
ントパネル、3……回動軸、5……ブラケツト、
6……側部、8……ストツパピン、10……ガイ
ド部、13……スプリング(付勢部材)、19…
…ストツパ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 自動車のインストルメントパネルにグローブボ
    ツクスが、インストルメントパネル内に収められ
    た閉鎖位置とインストルメントパネル外へ引き出
    された開放位置との間で、回動軸により回動自在
    に支持されたグローブボツクス装置であつて、 上記インストルメントパネルにはグローブボツ
    クスの開放位置を規制するためのストツパが設け
    られていて、 上記グローブボツクスの側部には、グローブボ
    ツクス開放時に上記ストツパに当接するグローブ
    ボツクス外方へ突出したストツパピンと、このス
    トツパピンをグローブボツクスにグローブボツク
    ス回動方向に移動可能に支持するガイド部と、グ
    ローブボツクスを開放位置から閉方向に回動させ
    た際に上記ストツパピンがグローブボツクスに対
    して相対的にグローブボツクス開方向に移動する
    ようこのストツパピンを付勢する付勢部材とが設
    けられていることを特徴とする自動車のグローブ
    ボツクス装置。
JP5032783U 1983-04-04 1983-04-04 自動車のグロ−ブボツクス装置 Granted JPS59157946U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5032783U JPS59157946U (ja) 1983-04-04 1983-04-04 自動車のグロ−ブボツクス装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP5032783U JPS59157946U (ja) 1983-04-04 1983-04-04 自動車のグロ−ブボツクス装置

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Publication Number Publication Date
JPS59157946U JPS59157946U (ja) 1984-10-23
JPH0214512Y2 true JPH0214512Y2 (ja) 1990-04-19

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JP5032783U Granted JPS59157946U (ja) 1983-04-04 1983-04-04 自動車のグロ−ブボツクス装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5732552B2 (ja) * 1974-07-19 1982-07-12

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6119955Y2 (ja) * 1980-07-31 1986-06-16

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5732552B2 (ja) * 1974-07-19 1982-07-12

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JPS59157946U (ja) 1984-10-23

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