JP2571922Y2 - 開閉体のヒンジ構造 - Google Patents

開閉体のヒンジ構造

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JP2571922Y2
JP2571922Y2 JP1992092126U JP9212692U JP2571922Y2 JP 2571922 Y2 JP2571922 Y2 JP 2571922Y2 JP 1992092126 U JP1992092126 U JP 1992092126U JP 9212692 U JP9212692 U JP 9212692U JP 2571922 Y2 JP2571922 Y2 JP 2571922Y2
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JP
Japan
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hinge
opening
stopper
lid
console
Prior art date
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JP1992092126U
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English (en)
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JPH0591982U (ja
Inventor
茂 藪谷
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Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
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  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、開閉体例えば自動車用
コンソールボックス等におけるヒンジ構造の改良に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、開閉体等のヒンジ構造は、実開昭
63−98976号公報に示すように取付部材の回転量
を規制する一つのストッパー部を有する構造があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、ストッパー部
が一つの場合、一つの面で全ての力を受けるため過度の
力がヒンジ又は取付部材側のストッパー部に加わてい
た。
【0004】このため、回転を止める時にヒンジに加わ
る力を分散する構造が求められていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本考案は、ボッ
クス側又は開閉体側のいずれか一方に設けられた円弧状
ヒンジ本体と他方に設けられ前記ヒンジ本体の軸部を
回転自在に軸支する保持部材とからなり、前記ヒンジ本
体は、前記ボックス側又は前記開閉体側のいずれか一方
に取り付けられる取り付け部を有し、前記取り付け部と
前記軸部の間に前記ヒンジ本体の側面に設けられた第1
ストッパー部と、前記ヒンジ本体の前記取り付け部とは
別の一端には略垂直な面の第2ストッパー部を有してい
ると共に前記第2ストッパー部の前記面の先端には一条
の突起が設けられていることを特徴とする開閉体のヒン
ジ構造を提供する。
【0006】
【実施例】以下、自動車用コンソールボックスを実施例
として、この考案を図面を参照して詳細に説明する。
【0007】実施例1 図1から図5を用いて実施例1を説明する。図1に示す
ように、上方に開口が形成された直方体状のボックス2
を有するコンソール本体1において、このコンソール本
体1のボックス開口をリッド3により開閉可能にするた
め、リッド3はヒンジ4によりコンソール本体1に揺動
可能に取付けられている。
【0008】このヒンジ4は、図2に示すように、リッ
ド3にビス等で取り付ける取り付け孔48を有した取り
付け部42と、円弧状のヒンジ本体41と、本体側面4
3に設けられた回転可能にコンソール本体1に固定する
軸部44と、軸部44と取り付け部42の間に本体側面
43を凹状に切り欠き形成した第1ストッパー部45
と、ヒンジ本体41の円弧の端部に略垂直な面の第2ス
トッパー部46を有している。第2ストッパー部46の
面の先端には一条の突起47が設けられている。
【0009】そしてこのヒンジ4は、リッド3の後方下
面に取り付け部がビス5等で固定され、また、軸44は
コンソール本体1に保持部材としての軸受6を介して固
定される。
【0010】また軸受6は内には、常に開方向にリッド
3を付勢するコイルスプリング7が設けられており、こ
のコイルスプリング7の一端71はヒンジ4の本体側面
43に係止し、コイル部72はヒンジ4の軸部44に嵌
挿され他端73は、軸受6に係止している。このため、
リッド3を開いた時コイルスプリング7の開方向への付
勢力のため、リッド3の倒れを防止する。このとき軸受
6側に、リッド3が開く動作とともにコイルスプリング
7のヒンジ4側に係止する一端が乗り越える突起を形成
すると、よりリッド3の開時の倒れを防止する。
【0011】次に、このヒンジ4の動きを説明する。図
4にはリッド3を開けた状態を示したヒンジ部位を拡大
した図を示している。リッド3が開いた状態では、第1
ストッパー部45がコンソール本体1の上部に設けられ
た略直角にコンソール前方に突出する面11の先端12
に当接し、第2のストッパー部46がボックス2の端部
に設けられた下方に突出する面21の先端22が同時に
当接する構造となっている。
【0012】上記のようなヒンジ4の構成としたため、
リッド3の開放時に軸部44に加わる力は、第1ストッ
パー部45及び第2ストッパー部46により減少され
る。つまり、ストッパー部が1つのみのヒンジは、リッ
ドの開放維持する時ストッパー部を回動中心とした力が
ヒンジの軸部に加わることとなる。しかし、本実施例の
ヒンジ4は、ストッパー部45、46を2箇所設けたた
め、リッドの開放を維持する時一方のストッパー部を回
動中心とした力が他方のストッパー部で受けもつため軸
部44にかかる力を低減できる。
【0013】実施例2 図6から図8を用いて実施例2を説明する。実施例2の
ヒンジ4は、ヒンジの本体側面43に軸受孔431を設
け、この軸受孔431に軸をガイドし挿入を容易にする
ガイド溝432が設けられ、そして本体側面43から延
出した部位433に設けられたガイド突起434を有し
ている。その他のヒンジの構成は、実施例1と同様であ
る。
【0014】一方、コンソール本体1は、ヒンジを挿入
される開口の側面に保持板13を有し、この保持板13
には、ヒンジの軸受孔431に対応する位置に軸131
を有し、そして保持板13下端は、ヒンジのガイド突起
434をガイドするように円弧状に形成されている。ま
た、保持板13には、ドア開時の節度感だしとなる突起
132を有している。その他のコンソール本体の構成
は、実施例1と同様である。
【0015】上記の様な、ヒンジ構造としたため、コン
ソール本体の軸131をヒンジ4のガイド溝432に沿
って押し込むだけでコンソール本体1の保持板13及び
ヒンジ4自体の弾性で、容易に組み付けることが可能と
なる。そして、ヒンジ4自体にコンソール本体1との回
動をガイドする構造を設けたために、ドアの回転が、ス
ムースな動きとなる。
【0016】さらに、突起132がドアの回転時ヒンジ
の本体側面43と慴接しながら相対移動を行い、突起1
32はドアの回転が終了時本体側面43と接していない
位置に移動する。このため、ドアの回転時の節度感が得
られる。また、実施例1と同様の作用効果を得ることが
できる。
【0017】実施例3 図9から図10を用いて実施例3を説明する。実施例3
のヒンジ4は、ヒンジの本体側面43に軸受孔435の
一部を切り欠きその切り欠き436を軸131の挿入の
ガイドとしている。また、ヒンジの本体側面43には、
ドア開時の位置決めとなる突起132の逃し溝437が
設けられている。その他のヒンジの構成は、実施例2と
同様である。
【0018】一方、コンソール本体1の構成は、実施例
2と同様である。上記の様な、ヒンジ構造としたため、
コンソール本体1の軸131をヒンジ4の切り欠き43
6に沿って押し込むだけでヒンジ自体の弾性で、容易に
組み付けることが可能となる。そして、ドア開時の位置
決めとなる突起132が突起の逃し溝437に沿って移
動するため、ドア回動時スムースな動きとなる。また、
実施例1及び実施例2と同様の作用効果を得ることがで
きる。
【0019】
【考案の効果】このことにより、開閉体を開いた状態の
時、2箇所のストッパー部で回転移動を止めるため、ヒ
ンジに加わる力を分散させる事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のヒンジをコンソールボックスに利用し
た実施例1の断面図。
【図2】実施例1のヒンジの斜視図。
【図3】コンソールボックスの本体上面のヒンジ固定部
の斜視図。
【図4】図3におけるA−A断面図。
【図5】図3におけるB−B断面図。
【図6】実施例2のヒンジの斜視図。
【図7】実施例2における図4に対応する断面図。
【図8】コンソールボックスのヒンジ固定部の斜視図。
【図9】実施例3のヒンジの斜視図。
【図10】実施例3における図4に対応する断面図。
【符号の説明】
1 コンソール本体 2 ボックス 3 リッド 4 ヒンジ 45 第1ストッパー部 46 第2ストッパー部 6 軸受 131 軸 431、435 軸受孔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボックス側又は開閉体側のいずれか一方
    に設けられた円弧状のヒンジ本体と他方に設けられ前記
    ヒンジ本体の軸部を回転自在に軸支する保持部材とから
    なり、前記ヒンジ本体は、前記ボックス側又は前記開閉
    体側のいずれか一方に取り付けられる取り付け部を有
    し、前記取り付け部と前記軸部の間に前記ヒンジ本体の
    側面に設けられた第1ストッパー部と、前記ヒンジ本体
    の前記取り付け部とは別の一端には略垂直な面の第2ス
    トッパー部を有していると共に前記第2ストッパー部の
    前記面の先端には一条の突起が設けられていることを
    徴とする開閉体のヒンジ構造。
JP1992092126U 1992-03-30 1992-12-21 開閉体のヒンジ構造 Expired - Lifetime JP2571922Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992092126U JP2571922Y2 (ja) 1992-03-30 1992-12-21 開閉体のヒンジ構造
US08/170,935 US5441167A (en) 1992-12-21 1993-12-21 Storage area and hinge structure

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2700892 1992-03-30
JP4-27008 1992-03-30
JP1992092126U JP2571922Y2 (ja) 1992-03-30 1992-12-21 開閉体のヒンジ構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0591982U JPH0591982U (ja) 1993-12-14
JP2571922Y2 true JP2571922Y2 (ja) 1998-05-20

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009280060A (ja) * 2008-05-21 2009-12-03 Nifco Inc 収納装置

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JP4293452B2 (ja) * 2004-11-30 2009-07-08 豊田合成株式会社 車両用収納ボックス
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