JPH083651Y2 - 扉取り付け用ヒンジ - Google Patents

扉取り付け用ヒンジ

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JPH083651Y2
JPH083651Y2 JP506389U JP506389U JPH083651Y2 JP H083651 Y2 JPH083651 Y2 JP H083651Y2 JP 506389 U JP506389 U JP 506389U JP 506389 U JP506389 U JP 506389U JP H083651 Y2 JPH083651 Y2 JP H083651Y2
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JP
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door
rotary shaft
shaft
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lever
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JP506389U
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行博 馬場
和市 山村
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05DHINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
    • E05D5/00Construction of single parts, e.g. the parts for attachment
    • E05D5/10Pins, sockets or sleeves; Removable pins
    • E05D5/14Construction of sockets or sleeves

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Hinges (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、筐体の本体に扉を回動自在に連結するため
の扉取り付け用ヒンジに関する。
(従来の技術) 通信機器においては、機器筐体の組立てを現地で容易
に行えるように、扉側に設けられているヒンジの回転軸
を、バネを利用して、本体側に設けられているヒンジの
軸受に連結するだけで、扉を本体に回動自在に連結する
構成とされたものがある。
第5図及び第6図にこの種の従来の筐体及びこの筐体
に用いられている扉取り付け用ヒンジを示す。
筐体1は、本体2と左右の扉3,3とで構成され、左側
の扉3は左側縁部4の上下がヒンジ5,6にて本体1に連
結され、右側の扉3は右側縁部7の上下がヒンジ5,6に
て本体2に連結される。ヒンジ6は、扉3側に取り付け
られる回転軸8と本体2側に取り付けられる受金具9と
で構成され、回転軸8は受金具9の穴部10に単に挿入さ
れる。ヒンジ5は、回転軸11、保持金具12、板バネ13及
び受金具14より構成される。受金具14は、回転軸11が挿
入される穴部15を有しており本体2に固定されている。
保持金具12及び板バネ13は、第6図に示すように、ねじ
17により扉3に共締めされている。回転軸11は、上下方
向(矢印a−b方向)にスライド自在に保持金具12に保
持されており、保持金具12に形成されたガイド溝18から
挿入された操作レバー19が周面20に螺着され、この操作
レバー19が回転軸11の抜け止めとなっている。また、板
バネ13は、回転軸11が矢印a方向にスライドするように
回転軸11を押圧している。
扉3は、第5図に示す如く、下部にある回転軸8を受
金具9に挿入し、上部にある操作レバー19を矢印b方向
へ移動させて受金具14の下方に回転軸11を位置づけ、操
作レバー19を矢印a方向へ移動させて受金具14に回転軸
11を挿入することにより本体2に取り付けられる。
ところが、筐体1を複数個設置するような場合に、本
体2と扉3の組み合わせの相性が悪いことがあり、この
ような場合には、受金具14の穴部15の中途で回転軸11が
引っ掛り、板バネ13の弾性力だけでは回転軸11が穴部15
に完全に挿入されないという不具合が生じていた。そし
て、このような状態で本体2に取り付けられた扉3を開
けようとすると、受金具14から回転軸11が外れ扉3が本
体2から脱落するという危険があった。
(考案が解決しようとする課題) 上述の如く、従来の扉取り付け用のヒンジでは、受金
具の穴部に回転軸が完全に挿入されない場合があり、こ
のような場合には扉を開けようとすると受金具から回転
軸が外れ扉が本体から脱落する危険があった。
本考案はこのような従来の欠点に鑑みてなされたもの
であり、筐体の本体に扉を確実に連結することができる
扉取り付け用ヒンジを提供することを目的とする。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案では、筐体本体及びこの筐体本体に回動自在に
連結される扉のいずれかのうちの一方に設けられ前記回
転軸を軸方向にスライド自在にかつ前記回転軸の中心線
を回転中心として回動自在に保持する保持穴及びこの保
持穴に連通するガイド溝を有する軸保持具と、前記回転
軸がその一端から他端へ向かう方向へスライドするよう
に前記回転軸を付勢するバネと、基端が前記回転軸の周
面に固着され先端が前記ガイド溝を挿通して前記軸保持
具から突出するレバーと、前記本体及び扉のいずれかの
うちの他方に設けられ前記回転軸が挿入される穴部を有
する軸受とを具備する扉取り付用ヒンジにおいて、前記
レバーの先端は前記扉が閉じられると前記他方に当接す
るように設けられ、この他方と前記レバーの先端との当
接に応じて前記レバーを前記回転軸の前記穴部への挿入
方向へ導くように前記ガイド溝が前記回転軸の軸方向に
対して傾斜して形成された構成となっている。
(作用) 本考案の扉取り付け用ヒンジでは、軸受に挿入されて
いる回転軸を回転中心として扉を閉じる方向に回転する
と、扉がある位置まで回転すると回転軸に設けられてい
るレバーが本体(又は扉)側と当接し、その位置から扉
をさらに回転すると、軸保持具に形成されたガイド溝に
導かれるレバーを介して、回転軸は軸受にさらに挿入さ
れる方向へ移動する。従って、回転軸が軸受に不完全な
状態で挿入されていても、扉を閉じることにより回転軸
は軸受に完全に挿入される。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図乃至第4図を参照し
て詳述する。
第2図は本考案のヒンジを用いて本体と扉を連結する
状態を示した斜視図である。
図中、2は第5図に示す筐体1の本体であり、3はこ
の本体2に取り付けられる右側の扉である。本体2と扉
3の下部は前述したヒンジ6で連結され、上部が本考案
のヒンジ21で連結される。
ヒンジ21は、回転軸22、軸保持具23、板バネ24、レバ
ー25及び軸受26より構成される。
回転軸22は、断面「円形」の金属棒にて形成されてい
る。軸受26は「L」の字形の金属板にて形成され、回転
軸22が挿入される穴部30が形成されている。この軸受26
は、本体2の側縁部31の上部にねじ32にて固定されてい
る。
軸保持具23は金属にて形成され、第4図に示す如く、
扉3にねじ止めするためのねじ穴35が穿設されている取
付部36と、回転軸22を保持する保持部37とで構成され
る。保持部37には、貫通穴(保持穴)39が穿設されてお
り、回転軸22はこの貫通穴39に至るようにガイド溝40が
形成されている。このガイド溝40は、略「く」の字形に
形成されており、貫通穴39の長手方向(従って、回転軸
22の軸方向)に沿う鉛直部41とこの鉛直部41に対して右
上方にα°(α<90°)傾けられた傾斜部42とよりな
る。尚、本体2の左側に取り付けられる扉3用の軸保持
具23は、ガイド溝40の傾斜部42は鉛直部41に対して左上
方にα°傾けられる。
ガイド溝40には、第3図に示す如く、レバー25が挿入
され、レバー25の基端が回転軸22の周面44に螺着され
る。従って、回転軸22が貫通穴39に案内されてスライド
すると、レバー25はガイド溝40に案内されて移動する。
一方、扉3の上縁部45には、「L」の字形の金具46が
固着されており、この金具46の突出部47に、軸保持具23
及び板バネ24がねじ48により共締めされる。これによ
り、回転軸22は上下方向(矢印a−b方向)にスライド
自在に扉3の側縁部7に取り付けられ、かつ、板バネ24
によって、矢印a方向(回転軸22の一端から他端へ向う
方向)へスライドするように押圧された状態となる。
次に、本体2への扉3の取り付け、及び本考案のヒン
ジ21の作用につき説明する。
扉3の取り付けは、まず、従来例と同様、下部にある
回転軸8を受金具9に挿入する(第5図)。ついで、上
部にあるレバー25を矢印b方向へ移動させ、軸受26の下
方に回転軸22を位置づける(第2図)。そして、板バネ
24の弾性力で、回転軸22を矢印a方向へ移動させ、回転
軸22の端部50を受部26の穴部30に挿入する。これで、扉
3は、回転軸22を中心として回動自在に本体2に連結さ
れる。
ところで、回転軸22が板バネ24の弾性力により完全に
軸受26に挿入されるまでのレバー25の動きは、第1図
(b)に示す如く、まず、ガイド溝40の鉛直部41に沿っ
て矢印a方向へ移動し、ついで傾斜部42に沿って、矢印
a方向へ移動しながら右方向(矢印c方向)に回転移動
し、ガイド溝40の上端に至る。ところが、何かの原因
で、回転軸22の端部50が穴部30で引っ掛かり回転軸22が
不完全な挿入状態となる場合がある(第1図(b)に一
点鎖線で示した回転軸22の状態)。このときは、レバー
25は、ガイド溝40の中途において止まることになり、レ
バー25は一点鎖線で示したような位置となる。この不完
全な挿入状態のままで扉3を閉じた場合に、従来のヒン
ジ5であれば、扉3を開けたときに回転軸11が外れると
いう問題が発生することになる。しかしながら、本考案
のヒンジ21に依れば次の作用により、回転軸22は完全な
挿入状態となり、扉3の脱落は生じない。
回転軸22が不完全な状態においては、レバー25の先端部
54は、ガイド溝40の中途に位置づけられた状態となり、
この状態で扉3を閉じる方向(矢印d方向)へ回転しよ
うとすると、扉3がある位置まで回転すると、レバー25
の先端部54は本体2側(例えば、軸受26)と当接する。
そして、この位置から扉3をさらに回転すると、レバー
25は矢印d方向に回転するガイド溝40の傾斜部42に導か
れて矢印a方向に移動し、従って、回転軸22も矢印a方
向へスライドして軸受26にさらに深く挿入される。その
ため、扉3を本体2に取り付けた時点では、回転軸22が
軸受26に不完全に挿入されていても、扉3を閉じること
により、回転軸22は軸受26に完全に挿入される。
このように本考案のヒンジ21には、扉3の回転力を利
用して回転軸22を軸受26に挿入する機構を有しているた
め、板バネ24の弾性力によっては回転軸22を完全に軸受
26に挿入することが困難な状態であっても、最終的に
は、回転軸22は完全に軸受26に挿入されるのである。
尚、本例では、本体2に軸受26を設け、扉3に軸保持具
23を設けたが、本体2に軸保持具23を、扉3に軸受3を
設けても同様の作用を得ることができる。
[考案の効果] 以上説明したように本考案の扉取り付け用ヒンジで
は、扉を本体に連結した時点では、軸受への回転軸の挿
入が不完全な状態であっても、扉を閉じることにより、
回転軸は軸受に完全に挿入される。従って、筐体の本体
に扉を確実に連結できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の一実施例を説明する図であ
り、第2図は本体と扉を連結する状態の要部斜視図、第
1図(a)は扉を本体に連結した状態での第2図のI−
I線断面図、第1図(b)は第1図(a)のA方向矢視
図、第3図は軸保持具が取り付けられた扉の要部斜視
図、第4図(a)は軸保持具の平面図、第4図(b)は
第4図(a)のIV-IV線断面図である。 第5図及び第6図は従来例を説明する図であり、第5図
は電子機器の筐体の斜視図、第6図は第5図の円部B拡
大図である。 2……本体、3……扉 21……ヒンジ、22……回転軸 23……軸保持具、24……板バネ 25……レバー、26……軸受 30……穴部、39……保持穴 40……ガイド溝、54……(レバーの)先端

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転軸と、筐体本体及びこの筐体本体に回
    動自在に連結される扉のいずれかのうちの一方に設けら
    れ前記回転軸を軸方向にスライド自在にかつ前記回転軸
    の中心線を回転中心として回動自在に保持する保持穴及
    びこの保持穴に連通するガイド溝を有する軸保持具と、
    前記回転軸がその一端から他端へ向かう方向へスライド
    するように前記回転軸を付勢するバネと、基端が前記回
    転軸の周面に固着され先端が前記ガイド溝を挿通して前
    記軸保持具から突出するレバーと、前記筐体本体及び扉
    のいずれかのうちの他方に設けられ前記回転軸が挿入さ
    れる穴部を有する軸受とを具備する扉取り付用ヒンジに
    おいて、前記レバーの先端は前記扉が閉じられると前記
    他方に当接するように設けられ、この他方と前記レバー
    の先端との当接に応じて前記レバーを前記回転軸の前記
    穴部への挿入方向へ導くように前記ガイド溝が前記回転
    軸の軸方向に対して傾斜して形成されていることを特徴
    とする扉取り付け用ヒンジ。
JP506389U 1989-01-20 1989-01-20 扉取り付け用ヒンジ Expired - Lifetime JPH083651Y2 (ja)

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JP506389U JPH083651Y2 (ja) 1989-01-20 1989-01-20 扉取り付け用ヒンジ

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JPH0298177U JPH0298177U (ja) 1990-08-06
JPH083651Y2 true JPH083651Y2 (ja) 1996-01-31

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011001513A1 (ja) * 2009-06-30 2011-01-06 三菱電機株式会社 パワーコンディショナー用筐体
JP6092002B2 (ja) * 2013-05-30 2017-03-08 日本電産サンキョー株式会社 カード収容カセットおよびカード発行装置
JP7171045B2 (ja) * 2019-03-06 2022-11-15 パーパス株式会社 ウォータサーバおよびその製造方法

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JPH0298177U (ja) 1990-08-06

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