JPH0546070U - 電子機器の開閉扉支持構造 - Google Patents

電子機器の開閉扉支持構造

Info

Publication number
JPH0546070U
JPH0546070U JP10373391U JP10373391U JPH0546070U JP H0546070 U JPH0546070 U JP H0546070U JP 10373391 U JP10373391 U JP 10373391U JP 10373391 U JP10373391 U JP 10373391U JP H0546070 U JPH0546070 U JP H0546070U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
device body
opening
closing door
arm member
base end
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10373391U
Other languages
English (en)
Inventor
克昌 本木
功 海老沢
豊 小笠原
安範 葉狩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP10373391U priority Critical patent/JPH0546070U/ja
Publication of JPH0546070U publication Critical patent/JPH0546070U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 機器本体の側面に回動可能に設けられた開閉
扉の基端部が機器本体の側面に当接しても回動できるよ
うにする。 【構成】 機器本体11の側面に設けられたアーム部材
逃げ孔15には弾性変形可能なアーム部材16が挿通さ
れている。アーム部材16の基端部は機器本体11内に
取り付けられ、先端部上面には軸17が設けられてい
る。軸17には開閉扉18の基端側板部22の内側の部
分が回動可能に取り付けられている。軸17が移動しな
いとすると、開閉扉18の基端側板部22の先端面22
aが機器本体11の側面に当接してその回動動作が妨げ
られることとなるが、アーム部材16が弾性変形してそ
の先端の軸17が機器本体11の側面から離れる方向に
移動することにより、該回動動作をそのまま続行するこ
とができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はパーソナルコンピュータ等の電子機器の開閉扉支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
パーソナルコンピュータやワードプロセッサ等の電子機器には、機器本体の側 面に開閉扉が回動可能に設けられ、この開閉扉の内側における機器本体の側面に 各種のスイッチやつまみあるいはオプションボード挿入口等が設けられたものが ある。図3は従来のこのような電子機器の開閉扉支持構造の一例を示したもので ある。この電子機器では、機器本体1の側面に開閉扉2の基端部がヒンジ3を介 して矢印で示すように回動可能に取り付けられている。しかしながら、このよう な電子機器では、ヒンジ3およびこのヒンジ3を機器本体1の側面および開閉扉 2の基端部外面に取り付けるビスが目視されることになるので、見栄えが良くな いという問題があった。
【0003】 一方、図4は他の従来例を示したものであるが、この図4に示す電子機器では 、機器本体4の側面に突設されたアーム部5の先端部上面に軸6が設けられ、こ の軸6に開閉扉7の基端部内側が実線の矢印で示すように回動可能に取り付けら れている。このように、この電子機器では、開閉扉7の基端部内側を軸6に回動 可能に取り付けているので、開閉扉7を閉じると、この閉じた開閉扉7の基端部 で軸6を覆うことができ、したがって見栄えを良くすることができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のこのような電子機器では、開閉扉7の基端部の一点鎖線 の矢印で示すような回動を許容するために、軸6の近傍における機器本体4の側 面の所定の個所に逃げ溝8を設けることとなるので、この逃げ溝8が目視される ことになり、このため見栄えを十分に良くすることができず、また逃げ溝8から 機器本体1の側面のスイッチ等が設けられた部分にほこりやごみ等が進入するこ とがあるという問題があった。また、図3に示す電子機器の場合も同様であるが 、開閉扉2、7を閉じた状態に保持するにはロック機構を別に設ける必要があり 、構造が複雑になるという問題もあった。
【0005】 この原因は、開閉扉7の基端部の回動を許容するために、機器本体4の側面に 逃げ溝8を設けていることに起因する。 してみると、機器本体の側面に逃げ溝を設けることなく、開閉扉の基端部の回 動を許容することができれば、見栄えを十分に良くすることが可能となり、また ほこりやごみ等が進入しにくいようにすることが可能となる。 この考案の課題は、機器本体の側面に逃げ溝を設けることなく、開閉扉の基端 部の回動を許容することができるようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案の手段は次の通りである。 (1)機器本体。 例えば、パーソナルコンピュータやワードプロセッサ等の電子機器の機器本体 であって、その右側面に各種のスイッチやつまみあるいはオプションボード挿入 口等が設けられたものである。 (2)機器本体に設けられ、少なくとも先端部を機器本体の外部に突出された弾 性変形可能なアーム部材。 例えば、金属製の弾性変形可能な棒状部材からなるものであって、基端部を機 器本体内にビス等によって取り付けられ、先端部を機器本体の右側面に設けられ た逃げ孔を介して機器本体の外部に突出されたものである。 (3)基端部をアーム部材の先端部に軸を介して回動可能に取り付けられた開閉 扉。 例えば、機器本体の右側面に設けられた各種のスイッチやつまみあるいはオプ ションボード挿入口等を覆うためのものであって、基端部を機器本体の外部に突 出されたアーム部材の先端部に軸を介して回動可能に取り付けられたものである 。
【0007】
【作用】
この考案の手段の作用は次の通りである。 開閉扉の基端部を機器本体の外部に突出された弾性変形可能なアーム部材の先 端部に軸を介して回動可能に取り付けているので、開閉扉の基端部が機器本体の 側面に当接してその回動動作が妨げられるとき、アーム部材が弾性変形してその 先端軸部が機器本体の側面から離れる方向に移動することにより、該回動動作を そのまま続行することができる。 したがって、機器本体の側面に逃げ溝を設けることなく、開閉扉の基端部の回 動を許容することができる。
【0008】
【実施例】
図1は一実施例の電子機器の要部を示したものである。 この電子機器は縦型薄型の機器本体11を備えている。機器本体11の前面上 部にはディスプレイ12が設けられている。機器本体11の下部手前側には、縦 型薄型の機器本体11が手前側に転倒するのを防止するための脚部13が一体的 に設けられている。機器本体11の右側面には、図示しない各種のスイッチやつ まみ等が配置される凹部14が設けられている。凹部14の上下部の所定の2個 所には、図2(A)にも示すように、アーム部材逃げ孔15が設けられている。 アーム部材逃げ孔15には金属製の弾性変形可能な棒状部材からなるアーム部材 16が挿通されている。アーム部材16の基端部は、図示していないが、機器本 体11内の所定の個所にビス等によって取り付けられている。アーム部材逃げ孔 15から突出されたアーム部材16の先端側は機器本体11の背面側に向かって ほぼ直角に折り曲げられ、その先端部上面には軸17が設けられている。機器本 体11の凹部14に対応する大きさの開閉扉18は、樹脂製であって、平板状の 扉本体21の後端部にほぼ直角に折り曲げられた基端側板部22が設けられ、基 端側板部22の先端部外側に切り面23が設けられ、扉本体21と基端側板部2 2の境界部分の内側の上下部の所定の2個所に軸孔24を有する軸受板25が設 けられた構造となっている。開閉扉18は、軸受板25がアーム部材16の先端 側上面に載置された状態で軸孔24に軸17が嵌合されていることにより、軸1 7に回動可能に取り付けられている。
【0009】 この電子機器では、開閉扉18が閉じられると、図2(A)に示す状態となる 。この状態では、開閉扉18の基端側板部22の先端面22aが機器本体11の 凹部14の垂直面に当接されている。この状態から開閉扉18をほぼ45°開け ると、図2(B)に示すように、開閉扉18の基端側板部22の切り面23が機 器本体11の凹部14の垂直面に当接する状態となる。このとき、軸17が移動 しないとすると、開閉扉18の基端側板部22の先端面22aが機器本体11の 凹部14の垂直面に当接してその回動動作が妨げられることとなるが、アーム部 材16が弾性変形してその先端の軸17が機器本体11の凹部14の垂直面から 離れる方向に移動することにより、該回動動作をそのまま続行することができる 。この状態から開閉扉18をさらに開けて全開すると、図2(C)に示すように 、開閉扉18の基端側板部22の外面22bが機器本体11の凹部14の垂直面 に当接する状態となる。一方、全開した開閉扉18を閉じると、図2(B)に示 す状態を経た後図2(A)に示すように閉じられる。
【0010】 このように、この電子機器では、アーム部材16が弾性変形してその先端の軸 17が機器本体11の凹部14の垂直面から離れる方向に移動することができる ようにしているので、従来のように機器本体11の側面に逃げ溝を設けることな く、開閉扉18の基端側板部22の回動を許容することができ、ひいては見栄え を十分に良くすることができる。また、開閉扉18を閉じた状態では、この閉じ た開閉扉18で機器本体11の凹部14を完全に覆うことができるので、機器本 体11の凹部14にほこりやごみ等が進入しにくいようにすることができる。さ らに、図2(A)に示す状態から開閉扉18を開ける場合、アーム部材16の弾 性力に抗して開けることとなるので、逆にいえば、アーム部材16の弾性力によ って開閉扉18を閉じた状態に保持することができる。また、図2(C)に示す 状態から開閉扉18を閉じる場合も、アーム部材16の弾性力に抗して閉じるこ ととなるので、アーム部材16の弾性力によって開閉扉18を全開した状態に保 持することができる。
【0011】
【考案の効果】
この考案によれば、機器本体の側面に逃げ溝を設けることなく、開閉扉の基端 部の回動を許容することができるので、見栄えを十分に良くすることができ、ま たほこりやごみ等が進入しにくいようにすることができる。また、アーム部材の 弾性力を利用することにより、開閉扉を閉じた状態に保持することができ、した がってロック機構を別に設ける必要がなく、構造を簡単にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の電子機器の要部の外観図。
【図2】(A)〜(C)はそれぞれ開閉扉を閉じた状
態、ほぼ45°開けた状態、全開した状態の各一部の横
断平面図。
【図3】従来の電子機器の開閉扉支持構造の一例を示す
横断平面図。
【図4】従来の電子機器の開閉扉支持構造の他の例を示
す横断平面図。
【符号の説明】
11 機器本体 15 アーム部材逃げ孔 16 アーム部材 17 軸 18 開閉扉
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 葉狩 安範 東京都羽村市栄町3丁目2番1号 カシオ 計算機株式会社羽村技術センター内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器本体と、 前記機器本体に設けられ、少なくとも先端部を前記機器
    本体の外部に突出された弾性変形可能なアーム部材と、 基端部を前記アーム部材の先端部に軸を介して回動可能
    に取り付けられた開閉扉と、 を具備してなることを特徴とする電子機器の開閉扉支持
    構造。
JP10373391U 1991-11-22 1991-11-22 電子機器の開閉扉支持構造 Pending JPH0546070U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10373391U JPH0546070U (ja) 1991-11-22 1991-11-22 電子機器の開閉扉支持構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10373391U JPH0546070U (ja) 1991-11-22 1991-11-22 電子機器の開閉扉支持構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0546070U true JPH0546070U (ja) 1993-06-18

Family

ID=14361841

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10373391U Pending JPH0546070U (ja) 1991-11-22 1991-11-22 電子機器の開閉扉支持構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0546070U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010020722A (ja) * 2008-07-14 2010-01-28 Lenovo Singapore Pte Ltd 電子機器
JP4732388B2 (ja) * 2007-03-22 2011-07-27 株式会社日立製作所 電子機器筐体構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6140079B2 (ja) * 1977-10-24 1986-09-06 Kraftwerk Union Ag

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6140079B2 (ja) * 1977-10-24 1986-09-06 Kraftwerk Union Ag

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4732388B2 (ja) * 2007-03-22 2011-07-27 株式会社日立製作所 電子機器筐体構造
JP2010020722A (ja) * 2008-07-14 2010-01-28 Lenovo Singapore Pte Ltd 電子機器
JP4651699B2 (ja) * 2008-07-14 2011-03-16 レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド 電子機器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0719186B2 (ja) コンピュータ、及び、入力機能付き表示装置
KR970002539A (ko) 노트북 컴퓨터용 도킹 스테이션의 록킹장치
JPH0546070U (ja) 電子機器の開閉扉支持構造
JP4089487B2 (ja) 情報機器
JP4016503B2 (ja) 開閉蓋を有する電子機器
JP3953695B2 (ja) パチンコ機の本体枠
JP3253804B2 (ja) L字型蓋の開閉構造
JP4253956B2 (ja) ポートリプリケータ
JPS5814209Y2 (ja) 蓋体ロック部材
JP2722957B2 (ja) モジュラーコネクタ
JPS6349477Y2 (ja)
JPH0324101Y2 (ja)
JPS60138107U (ja) 調理器
JP2579542Y2 (ja) 複合スイッチの構造
JPH0543429U (ja) スイツチカバーの取付構造
JP2548715Y2 (ja) 接続パネル
JPH0142377Y2 (ja)
JP2559512Y2 (ja) 扉の回動ストッパー
JPH0591982U (ja) 開閉体のヒンジ構造
JPH0244426Y2 (ja)
JPS6010310Y2 (ja) ソケツトにおけるプラグ押さえ機構
JP3291760B2 (ja) 電子機器の筐体
JPH0722918Y2 (ja) 電子機器
JPS594711Y2 (ja) パチンコ機における前板の玉孔開閉装置
JPS6011666Y2 (ja) ストッパ−機構