JP3291760B2 - 電子機器の筐体 - Google Patents

電子機器の筐体

Info

Publication number
JP3291760B2
JP3291760B2 JP14791192A JP14791192A JP3291760B2 JP 3291760 B2 JP3291760 B2 JP 3291760B2 JP 14791192 A JP14791192 A JP 14791192A JP 14791192 A JP14791192 A JP 14791192A JP 3291760 B2 JP3291760 B2 JP 3291760B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
housing
opening
electronic device
locking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP14791192A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05327233A (ja
Inventor
祐司 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP14791192A priority Critical patent/JP3291760B2/ja
Publication of JPH05327233A publication Critical patent/JPH05327233A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3291760B2 publication Critical patent/JP3291760B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子機器の筐体にかかわ
り、特に各種調整用のネジ又はつまみ乃至は調整杆を備
えた電子機器の筐体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】モニターディスプレー等の電子機器に
は、通常その前面パネルに各種の調整ネジ又はつまみ
(以下調整杆という)が設けられているが、この調整杆
は電子機器の前面に配置すると筐体自身が大きくなりデ
ザイン上好ましくないばかりか、ユーザの視野に入り、
視認上好ましくない影響を与える場合があった。また、
調整杆の保護や外観上などの問題から、前記調整杆を隠
蔽する扉が設けられているが、前記開閉扉には、閉じて
いる場合にむやみやたらと開かないように、マグネット
等を用いたロック機構が必要になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ロック機構
を設けるためのスペースが確保できない場合、そのまま
では開閉扉の取り付けができなくなるために、筐体また
は開閉扉のデザイン等を変更し、開閉扉の取り付けがで
きるように成形しなければならなかった。またマグネッ
ト等の別部品を使用してロック機構を構成する場合、そ
のための費用が別途必要になる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点を解決するためになされたもので、筐体の側面下辺部
に側部と上部とから形成された段部の側部に設けられた
凹部に調整杆が配置された電子機器の筐体であって、前
記凹部を覆い、閉時には前記段部の側部及び上部と略同
一面をなすように略90°の角度に折り曲げられた扉側
面と扉上面から形成されている開閉可能な開閉扉を備
え、前記開閉扉には、前記扉側面の端部に設けられた前
記凹部との軸支部と、前記扉上面の切り込み内に該扉上
面と一端が一体成形され、他端側に係止爪を有する弾性
折曲部とが形成され、前記凹部の上部には、前記開閉扉
の閉時に前記弾性折曲部を収納し前記係止爪を前記弾性
折曲部の弾力により係止する係止片を有する係止片部が
形成され、前記弾性折曲部の他端の先端部を、前記係止
爪を外すように前記扉上面より下方に突出するようにな
されていることを特徴とするものである。
【0005】
【作用】モールド成形された扉支持部と開閉扉を筐体の
側面の段部に取付け、電子機器の前面側を広く解放でき
るようにしたので、開閉扉の取り付けが簡単になると共
、アクセス性を犠牲にせずに、デザイン的にも優れた
ものになり商品価値を向上させることができる。
【0006】
【実施例】以下本発明の実施例を説明する。図1は本実
施例の電子機器の筐体を開閉扉が取り付けられた側面か
ら見た説明図である。10は電子機器の筐体、11は該
筐体10の側面下部の段部の側面、12は該筐体10の
側面下部の段部の上面を示す。前記側面下部の段部の破
線で囲まれている範囲Aには、ほぼ90°に折り曲げら
れている開閉扉20が取り付けられている。
【0007】図2は、図1で説明した開閉扉20が取り
付けられている、破線で囲まれた範囲Aの部分の下方か
らの斜視図で、前記開閉扉20が開いている場合の説明
図である。この図で、30は筐体10の内部に取り付け
られている扉支持部、31は開閉扉20を係止するため
の係止部、32a,32b,32c,32dは後で述べ
る図3で示されているように、電子機器の調整杆11
a,11b,11c,11d(11a,11dは図示さ
れていない)が臨むための調整孔、34は開閉扉20が
開いた場合に該開閉扉20の端部24と当接するストッ
パー、12a,12bは扉支持部30を筐体10にネジ
A,Bで螺子止めして取り付けるための孔を示し、後に
図3で説明する扉支持部30に設けられているネジ孔3
3a,33bと、前記孔12a,12bをそれぞれ筐体
10の外側から螺子止めすることにより、扉支持部30
が筐体10に取り付けられている。
【0008】21は、開閉扉20を開閉するための弾性
折曲部、22a,22b,22c,22dは前記調整杆
11a,11b,11c,11dに対応した調整マーク
を示し、開閉扉20が開かれた場合に各調整杆11a,
11b,11c,11dにより、どのような調整ができ
るかが示されるようになっている。
【0009】図3は、図2で説明した扉支持部30のみ
を前面下方から見た場合の斜視図である。図中、図2と
同一符号は同一部分とし、32a,32b,32c,3
2dは先に述べた調整杆11a〜11dが臨むための調
整孔、33a,33bは扉支持部30を筐体10に螺合
するためのネジ孔、35a,35bは円柱突設された回
動用ダボ、36a,36bは前記ネジ孔33a,33b
に螺合されたネジが納まるダボを示し、これらは全てモ
ールド加工により一体成形されている。
【0010】図4は、図2で説明した開閉扉20の前面
上方からの分解斜視図である。図中、図2と同一符号は
同一部分とし、25は前記開閉扉20を扉支持部30の
係止部31に係止するための係止つめ、23a,23b
はそれぞれに嵌入溝が設けられているダボ受部を示し、
扉支持部30の回動用ダボ35a,35bが嵌入され
る。これらは全てモールド加工により一体成形されてい
る。
【0011】開閉扉20に一体成形されているダボ受部
23a,23bの嵌入溝に、扉支持部30に円柱突設さ
れた回動用ダボ35a,35bが嵌入されることによ
り、前記開閉扉20は扉支持部30に軸支され、前記回
動用ダボ35a,35bを軸にして回動することにより
開閉自在となる。
【0012】次に開閉扉20及び扉支持部30の断面を
示す図5にしたがって、開閉扉20の開閉動作について
説明する。なお、図5に示す実施例の場合、開閉扉20
の折り曲げ角度は、筐体の段部の回動用ダボ35a、3
5bと係止部31の横方向位置関係により、ほぼ110
°に設定されているが、開閉扉の開閉動作は、図2〜図
4に示したものと同様であるので、図5にしたがって説
明する。開閉扉20は、係止つめ25が弾性折曲部21
の弾力により、扉支持部30の係止部30に係止される
ことにより閉じられ、弾性折曲部21を矢印X1 の方向
に例えば指でつまんで変位させることにより、係止つめ
25と弾性折曲部21の係止が解除され、矢印X2 の方
向に回動して開くようになる。
【0013】なお開閉扉20の矢印X2 の方向の回動は
開閉扉20の端部24が扉支持部30のストッパー34
に当接することにより規制される。
【0014】開閉扉20が軸着された扉支持部30を筐
体10の側面下部の段部の範囲Aに取り付ける場合は、
筐体10の内側に孔12aと扉支持部30のネジ孔33
a、孔12bとネジ孔33bを対応させるように扉支持
部30を配置し、筐体10の外側から孔12aとネジ孔
33a、孔12bとネジ孔33bをそれぞれネジA,B
で筐体10の外側から螺合することにより、図2に示し
たように筐体10に取り付けることができる。
【0015】なお前述した調整杆11a,11b,11
c,11dは、例えば電子機器がモニターとされている
時はラスタ画面歪みの調整ボリューム軸であり、頻繁に
調整する調整ボリュームは前面パネル側に配置されるこ
とが望ましい。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明の電子機器の
筐体は、モールド成形された扉支持部と、該扉支持部に
支持されほぼ90°に折り曲げられている開閉扉を、筐
体側面下部の段部に取付けるだけで開閉扉を設けること
ができるので、筐体には取付け部を設けるだけで、開閉
扉や筐体等のデザインを変更しなくても済むようにな
り、筐体自体には開閉扉取付けのための複雑なモールド
成形をすることなしに、筐体の前面を開放し、側面下方
の段部に沿った僅かなスペースにロック機構を持った開
閉扉の取付けが可能となる。
【0017】また、前記開閉扉には電子機器の調整杆に
対応した調整マークが設けられているので、開閉扉を開
いて各種の調整を行う場合の操作性を向上することがで
きる。
【0018】さらに開閉扉上面にはモールド成形により
係止部が設けられているので、マグネット等の別の部品
を使用したロック機構が必要なくなり、磁性体等の費用
を節約することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の電子機器の筐体の側面図であ
る。
【図2】開閉扉を取付けた筐体の側面下方からの一部斜
視図である。
【図3】扉支持部の前面下方からの斜視図である。
【図4】開閉扉の前面上方からの斜視図である。。
【図5】開閉扉の開閉動作の説明図である。
【符号の説明】
10 筐体 11 段部側面 11a,11b,11c,11d 調整杆 12 段部上面 12a,12b 孔 20 開閉扉 21 弾性折曲部 22a,22b,22c,22c 調整マーク 23a,23b ダボ受部 24 端部 25 係止つめ 30 扉支持部 31 係止部 32a,32b,32c,32d 挿通孔 33a,33b ねじ孔 34 ストッパー 35a,35b 回動用ダボ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 5/03 H04N 5/64 551

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体の側面下辺部に側部と上部とから形
    成された段部の側部に設けられた凹部に調整杆が配置さ
    れた電子機器の筐体であって、 前記凹部を覆い、閉時には前記段部の側部及び上部と略
    同一面をなすように略90°の角度に折り曲げられた扉
    側面と扉上面から形成されている開閉可能な開閉扉を備
    え、 前記開閉扉には、前記扉側面の端部に設けられた前記凹
    部との軸支部と、前記扉上面の切り込み内に該扉上面と
    一端が一体成形され、他端側に係止爪を有する弾性折曲
    部とが形成され、 前記凹部の上部には、前記開閉扉の閉時に前記弾性折曲
    部を収納し前記係止爪を前記弾性折曲部の弾力により係
    止する係止片を有する係止片部が形成され、 前記弾性折曲部の他端の先端部を、前記係止爪を外すよ
    うに前記扉上面より下方に突出するようになされている
    ことを特徴とする電子機器の筐体。
  2. 【請求項2】 前記扉上面の内側に前記調整杆に対応し
    た調整マークが設けられていることを特徴とする請求項
    1記載の電子機器の筐体。
JP14791192A 1992-05-15 1992-05-15 電子機器の筐体 Expired - Fee Related JP3291760B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14791192A JP3291760B2 (ja) 1992-05-15 1992-05-15 電子機器の筐体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14791192A JP3291760B2 (ja) 1992-05-15 1992-05-15 電子機器の筐体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05327233A JPH05327233A (ja) 1993-12-10
JP3291760B2 true JP3291760B2 (ja) 2002-06-10

Family

ID=15440900

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14791192A Expired - Fee Related JP3291760B2 (ja) 1992-05-15 1992-05-15 電子機器の筐体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3291760B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05327233A (ja) 1993-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1622363B1 (en) Video camera
JP3859009B2 (ja) 液晶テレビ用スタンドおよび表示装置用スタンド
JP2535248B2 (ja) 二つ折り電子機器の配線カバ―機構
JP3291760B2 (ja) 電子機器の筐体
JP3081074B2 (ja) 扉装置
JP2820637B2 (ja) 操作ユニット
JP2000307259A (ja) 電気機器収納用箱体
US6141208A (en) Hinge device for a portable computer
JPH08316649A (ja) カメラハウジング機構
JP2579542Y2 (ja) 複合スイッチの構造
JP2789439B2 (ja) ドア用のピボット金具
JPH0644186U (ja) 電子機器用ケ−スのカバ−開閉機構
JP3800728B2 (ja) 閉状態保持ラッチを有する電子機器
KR0124427Y1 (ko) 휴대용 광디스크 장치의 도어 개폐장치
JPH0610065Y2 (ja) 扉の開閉装置
JPH10299736A (ja) 開閉部機構
JP2510361Y2 (ja) 開閉蓋付時計ケ―スの構造
JPH10266677A (ja) カバー付きケース
JP2824562B2 (ja) 合成樹脂製パチンコ機の施錠装置
JP2548715Y2 (ja) 接続パネル
JPH0516358Y2 (ja)
JP2582382Y2 (ja) 計器の構造
JPH0591982U (ja) 開閉体のヒンジ構造
JPH0135903Y2 (ja)
JP2551127Y2 (ja) 電子機器筐体

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080329

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090329

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100329

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees