JPH08316649A - カメラハウジング機構 - Google Patents

カメラハウジング機構

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JPH08316649A
JPH08316649A JP7116884A JP11688495A JPH08316649A JP H08316649 A JPH08316649 A JP H08316649A JP 7116884 A JP7116884 A JP 7116884A JP 11688495 A JP11688495 A JP 11688495A JP H08316649 A JPH08316649 A JP H08316649A
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camera
housing
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opening
fixing base
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Takashi Nishiyama
孝 西山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】高所に設置され側面に開閉扉を有するカメラハ
ウジングの入力端子部への外線ケーブルの接続、或いは
メンテナンス(カメラ調整)作業において、内部が狭い
ことによる困難かつ危険な作業を改善する。 【構成】側面の開口部2aに開閉扉3を有するハウジン
グ筐体2内のカメラ取付ベース5に、スライドレール4
によるスライド機構とヒンジ6による半回転機構を設け
る。この機構により、開閉扉3の開時に、端子台7及び
テレビカメラ9を実装したカメラ取付ベース5を内部か
ら外部にスライドして引き出すことができ、引き出した
後のカメラ取付ベース5はヒンジ6を支点に90度回動
させて、外部に露出状態となる。この状態に支持してか
ら外線ケーブル1の接続や交換、又はカメラ調整を行う
ことにより、高所でのメンテナンス作業を容易に且つ安
全に実施できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高所へ設置されて監視用
のテレビカメラ等を実装するカメラハウジング機構に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のテレビカメラ等を実装す
るカメラハウジング(特に屋外の高所取付用)として
は、図5(a),(b)に示すようなものが知られてい
る。図5(a)に示すカメラハウジングでは、外線ケー
ブルの接続やカメラの調整を行うには、カメラハウジン
グ本体21からカメラ取付ベース22を引き出して作業
を行う構造となっている。また図5(b)に示すカメラ
ハウジングでは、同図(a)のものとは逆に、カメラ取
付ベース24が固定で、ハウジングカバー23を取外し
て作業を行う構造となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のカメラ
ハウジングの構造は、外線ケーブルの接続やテレビカメ
ラの調整を行う場合、図5(a)タイプでは、カメラハ
ウジング本体21からカメラ取付ベース22を取外して
行い、また図5(b)タイプでは、カメラ取付ベース2
4からハウジングカバー23を取外して行っていた。
【0004】カメラハウジングは、監視という使用目的
から高所に設置されることが多く、上述のような取外し
・分離状態での作業は、取外し・分離した物を置くスペ
ースがない等の問題や、誤って落下させるという危険性
を伴うという欠点がある。また図5(b)タイプでは、
作業する姿勢の向きが限定され且つカメラハウジング内
が狭いなど、メンテナンス作業を行うのに種々の制約が
伴うという欠点がある。
【0005】本発明の目的は、上記従来の欠点に鑑み、
高所におけるメンテナンス作業が安全かつ容易に行える
カメラハウジング機構を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のカメラハウジン
グ機構は、テレビカメラを内部に収納して高所に設置さ
れ一側面に開口部を有する箱型のハウジング筐体と、こ
のハウジング筐体の前記開口部に対し開閉自在な開閉扉
と、前記ハウジング筐体内にて前記テレビカメラを取付
け固定し且つ前記開閉扉の開時に前記開口部から外部へ
スライドして引き出せるとともにヒンジ機構により回動
自在なカメラ取付ベースとを備えてなり、前記テレビカ
メラを前記ハウジング筐体の外部に露出して支持しうる
ごとく構成したものであり、さらに前記ハウジング筐体
内には前記カメラ取付ベースをスライドさせるスライド
機構が、また前記カメラ取付ベースには前記スライドし
たとき外部への脱落を防ぐストッパ機構がそれぞれ設け
られている。
【0007】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0008】図1及び図2は本発明の一実施例の斜視図
及び分解斜視図、図3は本実施例のカメラ実装状態を示
す断面図、図4は本実施例のメンテナンス作業状態を示
す断面図である。
【0009】本実施例は、通常の使用状態(カメラ実装
状態)では図3に示すように構成される。即ち、ハウジ
ング筐体2と開閉扉3とからなる箱の内部にカメラ取付
ベース5を固定ねじ10にて固定し、このカメラ取付ベ
ース5上にテレビカメラ取付台8を介して監視用のテレ
ビカメラ9を収納実装しており、全体が太い支柱13に
取付けられて高所に設置されている。
【0010】この構成の主要部を、図1及び図2により
詳しく説明する。ハウジング筐体2は、箱型で一側面に
開放した開口部2aを有し、この開口部2aにあい対す
る他の側面に明けた穴2bから外線ケーブル1を引き入
れ、且つ内部にテレビカメラ9を収納して上述のごとく
高所に設置される。開閉扉3は、ハウジング筐体2の開
口部2aに対し開閉自在となるように設けられる。スラ
イド機構としてのスライドレール4は、ハウジング筐体
2の内底部の両端に、開口部2a方向に向かって設置さ
れ、先端近傍には穴部4aが設けられる。
【0011】板状であるカメラ取付ベース5は、ハウジ
ング筐体2内において2本のスライドレール4間にて開
口部2a方向にスライド自在に取付けられ、テレビカメ
ラ9を実装するためのテレビカメラ取付台8及び外線ケ
ーブル1をテレビカメラ9に中継接続するための端子台
7をそれぞれ設置している。またカメラ取付ベース5
は、後述するヒンジ6により2つの部分5a,5bに分
かれ、ヒンジ6により部分5a,5bが互いに折り曲げ
回動できるようになっており、端子台7,テレビカメラ
取付台8,テレビカメラ9は開口部2aに近い側の部分
5aに実装される。またカメラ取付ベース5は、ハウジ
ング筐体2内にあるときは、固定ねじ10によってハウ
ジング筐体2に締付け固定され、カメラ実装状態となる
(図3)。
【0012】ヒンジ6によるヒンジ機構は、図2に示す
ヒンジ6拡大断面図のごとく、段付きの皿ねじ6aを用
い、カメラ取付ベース5の部分5a,5bを皿ねじ6
a,ナット6b,ワッシャ6cで締結したとき、皿ねじ
6aの段付き部分にて部分5aが回動しうるようになっ
ている。
【0013】ストッパ機構11は、図2に示すストッパ
機構11拡大図のごとく、弾性のある板ばね12とスラ
イドレール4とからなり、一端に凸状部12aを有し他
端がカメラ取付ベース5の部分5bの側端に固定された
板ばね12は、カメラ取付ベース5が開口部2a方向に
スライドしたとき、スライドレール4の穴部4aに凸状
部12aが嵌り込んで、カメラ取付ベース5のスライド
を停止させ、カメラ取付ベース5がスライドレール4か
ら脱落するのを防止するようになっている。
【0014】なお固定ねじ10は、つまみねじであっ
て、工具を用いることなく手で締付け及び取外しができ
るねじである。
【0015】このような構成の本実施例において、外線
ケーブル1の接続や交換、あるいはテレビカメラ9の各
種調整などのメンテナンス作業を行う状況について説明
する。
【0016】図3に示すカメラ実装状態にある本実施例
に対し、上記のような作業を行うに際しては、図2及び
図4に示すように、まず開閉扉3を矢印A方向に開き、
カメラ取付ベース5をハウジング筐体2に固定している
固定ねじ(つまみねじ)10を手で緩めて外したのち、
カメラ取付ベース5をスライドレール4に沿ってハウジ
ング筐体2の開口部2a方向(矢印B方向)にスライド
させて外部に引き出す。引き出されたカメラ取付ベース
5は、ストッパ機構11により、板ばね12の凸状部1
2aがスライドレール4の穴部4aに嵌り込んで止ま
り、それ以上はスライドせず、外部に脱落することなく
ストップする。この時点で、端子台7,テレビカメラ取
付台8,テレビカメラ9が実装されているカメラ取付ベ
ース5の部分5aは、完全にハウジング筐体2の外部に
出ている。
【0017】次に、この部分5aを、ヒンジ6を中心に
して矢印Cで示すごとく90度回動させて、図4の実線
で示す状態とする。これにより部分5aが垂れ下った形
となり、端子台7,テレビカメラ取付台8,テレビカメ
ラ9はハウジング筐体2の開口部2aより下側の外部位
置に露出して支持される格好となる。
【0018】このように図4の実線で示す状態となった
本実施例に対し、端子台7への外線ケーブル1の接続や
交換作業、あるいはテレビカメラ9のカメラ調整作業な
どを行うが、端子台7,テレビカメラ取付台8,テレビ
カメラ9が完全に外部に露出しているので、これらのメ
ンテナンス作業を容易に且つ高所においても安全に実施
することができる。
【0019】また、メンテナンス作業を終了した後の本
実施例は、垂れ下った部分5aを水平位置(図4の破線
で示す位置)に戻し、ストッパ機構11の穴部4aに嵌
り込んでいる板ばね12の凸状部12aを指で押して係
合を外したのち、カメラ取付ベース5を矢印Bと反対方
向に押し込んでハウジング筐体2内に収納し、固定ねじ
10で締付け固定し、開閉扉3を閉じて元に戻すことに
より、再び図3に示す実装状態となって、テレビカメラ
9による監視などの運用に供することができる。
【0020】なお、ヒンジ6及びストッパ機構11は、
上述した本実施例で例示した構造に限定するものではな
く、同様な機能を発揮する他の構成に変更し得ることは
いうまでもない。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、カメラハ
ウジング本体を固定状態のままで分離せず、カメラ取付
ベースのみを外部へ引き出して回動させ、一定した露出
状態で支持する構成とすることにより、高所におけるメ
ンテナンス作業性が良く、かつ高い安全性が得られると
いう効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の斜視図である。
【図2】本発明の一実施例の分解斜視図である。
【図3】本発明の一実施例のカメラ実装状態を示す断面
図である。
【図4】本発明の一実施例のメンテナンス作業状態を示
す断面図である。
【図5】従来のカメラハウジングの構造の二例を
(a),(b)で示す斜視図である。
【符号の説明】
1 外線ケーブル 2 ハウジング筐体 3 開閉扉 4 スライドレール 5 カメラ取付ベース 6 ヒンジ 7 端子台 8 テレビカメラ取付台 9 テレビカメラ 10 固定ねじ 11 ストッパ機構 12 板ばね 13 支柱 21 カメラハウジング本体 22 カメラ取付ベース 23 ハウジングカバー 24 カメラ取付ベース

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビカメラを内部に収納して高所に設
    置され一側面に開口部を有する箱型のハウジング筐体
    と、このハウジング筐体の前記開口部に対し開閉自在な
    開閉扉と、前記ハウジング筐体内にて前記テレビカメラ
    を取付け固定し且つ前記開閉扉の開時に前記開口部から
    外部へスライドして引き出せるとともにヒンジ機構によ
    り回動自在なカメラ取付ベースとを備えてなり、前記テ
    レビカメラを前記ハウジング筐体の外部に露出して支持
    しうるごとく構成したことを特徴とするカメラハウジン
    グ機構。
  2. 【請求項2】 前記ハウジング筐体内には前記カメラ取
    付ベースをスライドさせるスライド機構が、また前記カ
    メラ取付ベースには前記スライドしたとき外部への脱落
    を防ぐストッパ機構がそれぞれ設けられていることを特
    徴とする請求項1記載のカメラハウジング機構。
  3. 【請求項3】 前記ヒンジ機構は段付きねじを有してな
    ることを特徴とする請求項1記載のカメラハウジング機
    構。
  4. 【請求項4】 前記カメラ取付ベースには前記テレビカ
    メラと外線ケーブルとを中継接続する端子台が取付けら
    れていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか
    に記載のカメラハウジング機構。
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