JPH0129822Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0129822Y2
JPH0129822Y2 JP7535983U JP7535983U JPH0129822Y2 JP H0129822 Y2 JPH0129822 Y2 JP H0129822Y2 JP 7535983 U JP7535983 U JP 7535983U JP 7535983 U JP7535983 U JP 7535983U JP H0129822 Y2 JPH0129822 Y2 JP H0129822Y2
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JP
Japan
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front cover
housing
slide block
shaped protrusion
locking
Prior art date
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Expired
Application number
JP7535983U
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English (en)
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JPS59180484U (ja
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Publication date
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Priority to JP7535983U priority Critical patent/JPS59180484U/ja
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Publication of JPH0129822Y2 publication Critical patent/JPH0129822Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電子部品を実装したユニツトを収容す
る筐体の前面カバー固定構造に関する。
一般にこの種の筐体においては、筐体前部に前
面カバーが開閉可能に装着され、ユニツトを出し
入れするときに前面カバーを前方へ倒すようにし
て開き、ユニツト収容後は前面カバーを筐体に蓋
閉して固定するようになつている。従来の前面カ
バーの固定構造は、第1図に示すように、筐体1
の前部下縁に前面カバー3の下縁を蝶番等を介し
て枢着し、筐体1の両側部の内側にネジ穴をもつ
受金具2を設け、前面カバー3を筐体前部に閉じ
た後、前面カバー3の両側に取り付けた特殊ネジ
4等を受金具2に螺合させて前面カバー3を筐体
1に固定する構造となつていた。このような構造
ではネジ締めによる固定のため、前面カバーの開
閉にドライバーなどの工具が必要であり、操作性
に難点がある。また、筐体内側に受金具2を設け
る関係からその分だけ筐体内の実装スペースが少
なくなり、さらに特殊ネジを使用するためコスト
高となる欠点があつた。
本考案は上述した従来の欠点をなくし、安価で
操作性がよく、またカバー固定のためのスペース
を特別に考慮しなくつてもよく、筐体内の実装ス
ペースを何ら影響を与えない前面カバー固定構造
を提供することを目的とする。
この目的のために本考案の固定構造は、前面カ
バーの両側部に形成した段付切欠き溝および角穴
と、筐体の両側部に形成した係止穴と、前記段付
切欠き溝に摺動可能に保持されるスライドブロツ
クと、前記スライドブロツクに形成されかつ前記
段付切欠き溝と係合するガイド溝および前記段付
切欠き溝の段部と嵌合する弾性クローバ形突起お
よび前記筐体の係止穴に嵌合する係止突起とを有
し、前記スライドブロツクを筐体側部へ向けて摺
動させてその係止突起を該筐体側部の係止穴に嵌
合させることにより前記前面カバーを前記筐体に
固定するようにしたものである。
以下、本考案を、図面を参照しながら、実施例
について説明する。
第2図は本考案を適用したユニツト収容筐体
を、その前面カバーを開いた状態で示した斜視
図、第3図は本考案の実施例に係る前面カバー固
定構造の要部となる前面カバー部分およびスライ
ドブロツクを組付順に分解して示した拡大斜視図
である。第2図で本考案の概略を説明すれば、前
面カバー3の両側部の上方位置に、後述するスラ
イドブロツク10が側方へ摺動可能に取り付けら
れ、このスライドブロツク10に対応して筐体1
の両側板に係止穴11が穿けられ、前面カバー3
を筐体前面に蓋閉してからスライドブロツク10
を筐体の側板へ向けて摺動させ、その先端の係止
突起15を前記係止穴11に嵌合させることによ
り、前面カバー3を筐体1に固定し、反対方向へ
即ち内側へ向けて摺動させ、係止突起15を係止
穴11から離脱させることにより固定解除、即ち
開蓋し得るようになつている。
第3図を参照して前面カバー3およびスライド
ブロツク10の構造をさらに詳しく説明する。前
面カバー3の両側部に符号12で全体的に示す段
付切欠き溝が形成され、この段付切欠き溝12に
近接して角穴13が形成されている。段付切欠き
溝12は側縁に開口した切欠溝14と該切欠溝1
4の奥側に一対の互いに距離Sだけ隔置された段
部即ちくぼみ部16,16′とから構成される。
スライドブロツク10は、その前面につまみ17
を有し、そのつまみのある側と反対側の面(裏
面)に一対の対向した凹状ガイド溝18,19が
形成され、さらにこのガイド溝18,19に連接
して中抜きクローバ形突起20が設けられてい
る。中抜きクローバ形突起20は例えば板ばね等
を折り曲げて形成され、これによつて若干弾性を
有するようになつている。ガイド溝18の近傍に
くさび形突起21が形成されている。また前記ガ
イド溝の長さ方向で前記クローバ形突起20と反
対側に係止突起15が形成されている。スライド
ブロツク10は、そのガイド溝18,19および
クローバ形突起20を前面カバー3の段付切欠き
溝12に挿入させて該前面カバー3に装着され
る。このときブロツク10のくさび形突起21は
カバー3の角穴13に挿入されるようになつてい
る。前述の如く中抜きクローバ形突起20は弾性
を有し、したがつてスライドブロツク10の摺動
によりカバー3の側縁側くぼみ部16および奥側
くぼみ部16′に嵌合するようになつている。ス
ライドブロツク10のつまみ17を操作してクロ
ーバ形突起20を奥側くぼみ部16′に係合させ
れば該ブロツク10の係止突起15は筐体1の係
止穴11から外れ、この位置からSだけ摺動させ
て側縁側くぼみ部16と係合させれば係止突起1
5が係止穴11と嵌合する。なおこのときはくさ
び形突起21と角穴13との係合によりこれ以上
スライドブロツク10を筐体側板側へ摺動させる
ことはできない。即ちくさび形突起21はスライ
ドブロツク10の抜け止めの作用を果している。
本考案によれば、従来のように工具を使用する
ことなく前面カバーの固定、取り外しがワンタツ
チで行えるので操作性の面ですぐれ、また受金具
も必要でないので実装スペースが本来の目的にフ
ルに使用でき、部品点数も少なく安価なカバー固
定構造が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の前面カバー固定構造を示した斜
視図、第2図は本考案の実施例に係る固定構造の
斜視図、第3図は本考案の固定構造の要部を分解
して示した拡大斜視図である。 1……筐体、3……前面カバー、10……スラ
イドブロツク、11……係止穴、13……角穴、
14……切欠溝、15……係止突起、16,1
6′……くぼみ部、18,19……ガイド溝、2
0……中抜きクローバ形突起、21……くさび形
突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電子部品を搭載したユニツトを収容する筐体に
    前面カバーの一端を軸支し、この軸支部を支点と
    して前記前面カバーを前記筐体に対して開閉し得
    るようにした筐体構造において、前記前面カバー
    の両側部に形成した角穴および切欠溝および該切
    欠溝の奥方に形成したくぼみ部と、前記切欠溝に
    摺動可能に嵌合されるスライドブロツクと、前記
    筐体の両側部に形成した係止穴とを有し、前記ス
    ライドブロツクは、前記前面カバーの切欠溝に係
    合するガイド溝および前記くぼみ部に係合する中
    抜きクローバ形突起および前記角穴に係合するく
    さび形突起および該スライドブロツクの摺動によ
    り前記筐体の係止穴に嵌合する係止突起を有する
    ことを特徴とする筐体の前面カバー固定構造。
JP7535983U 1983-05-20 1983-05-20 筐体の前面カバ−固定構造 Granted JPS59180484U (ja)

Priority Applications (1)

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JP7535983U JPS59180484U (ja) 1983-05-20 1983-05-20 筐体の前面カバ−固定構造

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JP7535983U JPS59180484U (ja) 1983-05-20 1983-05-20 筐体の前面カバ−固定構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59180484U JPS59180484U (ja) 1984-12-01
JPH0129822Y2 true JPH0129822Y2 (ja) 1989-09-11

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ID=30205426

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JP7535983U Granted JPS59180484U (ja) 1983-05-20 1983-05-20 筐体の前面カバ−固定構造

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011008964A (ja) * 2009-06-23 2011-01-13 Sharp Corp 固定装置、固定装置を用いた照明装置及び固定方法
JP6048045B2 (ja) 2012-09-28 2016-12-21 富士通株式会社 電子装置及び弾性式スライドロック部材

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JPS59180484U (ja) 1984-12-01

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