JP2689104B2 - ハンドル装置の取付構造 - Google Patents

ハンドル装置の取付構造

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JP2689104B2
JP2689104B2 JP22750495A JP22750495A JP2689104B2 JP 2689104 B2 JP2689104 B2 JP 2689104B2 JP 22750495 A JP22750495 A JP 22750495A JP 22750495 A JP22750495 A JP 22750495A JP 2689104 B2 JP2689104 B2 JP 2689104B2
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秀昭 瀧源
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Takigen Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】 本発明は扉に対するハンド
ル装置の取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来のハンドル装置では、ハンドルを
収容した本体ケ−スは、本体ケ−スの正面端部に連設し
た正面板の透孔よりビスを扉パネルの螺子孔に正面側か
ら螺子込むか、扉パネルの透孔よりビスを本体ケ−スの
螺子孔に背面側から螺子込むことによって、扉パネルに
取り付けていた。
【0003】しかしながら、このような取付構造では、
ハンドル装置の堅固な取付を実行するためには、扉パネ
ルに本体ケ−スを埋め込み装着する取付孔に加えて、本
体ケ−スの長手方向の両端部に近接した部位に螺子孔や
透孔を設ける必要があるため、そのための孔開け加工を
しなければならい上に、ビス止めの際には扉パネルの正
面側からハンドル装置を取付位置に押えていなければな
らなかった。
【0004】また、実公平3−54274号公報に開示
されたハンドル装置の取付構造では、前端部に化粧板を
連設した本体ケ−スの長手方向の一端部に化粧板に対し
て傾斜した斜面部を設け、扉パネルを化粧板と斜面部と
の間に挿入してから扉パネルの取付孔にハンドル装置を
埋め入れ、他端部に設けた斜面部と係止ブロックとの間
に扉パネルを挟み込み、背面側からビスを螺子込んで固
定しているが、やはりビス止めの際には、ハンドル装置
が扉パネルから外れないように扉パネルの正面側から押
えていなければならず能率が悪かった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】 従って本発明の目的
は、扉パネルに取付ビス用の螺子孔や透孔を一切設ける
必要がなく、ビス止めの際には扉パネルを正面側から押
える必要がなく取付作業を能率良く行え、板厚の異なる
各種の扉パネルに適用できる、ハンドル装置の取付構造
を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】 以下、添付図面中の参
照符号を用いて説明すると、本発明のハンドル装置の取
付構造は、ハンドル1を収容した縦長の本体ケ−ス2の
正面端部に、外周縁部3が扉パネル4の正面に当接する
正面板5を連設し、本体ケ−ス2の長手方向の一端部に
固定用突起6を設け、固定用突起6の背面に螺子孔7を
前後方向に設け、固定用突起6が嵌合する開口8を固定
用ブロック9の正面側に設ける。
【0007】扉パネル4の背面が当接する斜面部10を
固定用ブロック9の正面先端部に正面板5に対して傾斜
させて設け、固定用ブロック9の背面に透孔11を前後
方向に設け、透孔11を縦断面において本体ケ−ス2の
長手方向に沿って縦長に形成し、固定用突起6の側面に
固定用ブロック9の正面端部12が当接する段部13を
設け、固定用ブロック9の透孔11の背面側から固定用
ビス14を固定用突起6の螺子孔7に螺子込む。
【0008】一方、本体ケ−ス2の長手方向の他端部
に、背面が正面板5に対して傾斜した斜面突起15を設
け、斜面突起15の背面に螺子孔16を前後方向に設
け、斜面突起15が嵌合する開口17を摺動ブロック1
8の正面側に設け、摺動ブロック18の正面を斜面突起
15と同方向に傾斜させ、本体ケ−ス2の斜面突起15
との連設部に摺動ブロック18の正面端部19が入り込
む溝20を設け、斜面突起15の側面に摺動ブロック1
8の正面端部19が当接する段部21を設け、扉パネル
4の背面に当接する抜止面部22を摺動ブロック18の
正面先端部に設ける。
【0009】扉パネル4の正面に当接する挿入斜面部2
3を摺動ブロック18の背面先端部に正面板5に対して
傾斜させて設け、摺動ブロック18の背面に透孔24を
前後方向に設け、透孔24を縦断面において本体ケ−ス
2の長手方向に沿って縦長に形成し、摺動ブロック18
の背後に円筒形のスペ−サ−25を設け、スペ−サ−2
5の正面側の開口26をコイルバネ27の径より小さく
し、スペ−サ−25の内部に背面側の開口28からコイ
ルバネ27を嵌挿し、スペ−サ−25の背面側の開口2
8から取付用ビス29を摺動ブロック18の透孔24を
挿通させて斜面突起15の螺子孔16に螺子込む。
【0010】ハンドル装置30を扉パネル4に取り付け
るには、予め本体ケ−ス2の一端部に設けた固定用突起
6を固定用ブロック9の開口8に入れて嵌め合わせ、透
孔11から固定用ビス14を螺子孔7に浅く螺子込み、
同様に本体ケ−ス2の他端部に設けた斜面突起15を摺
動ブロック18の開口28に入れて嵌め合わせ、正面側
から順にコイルバネ26とスペ−サ−25を挿通した取
付用ビス29を透孔24から螺子孔16に浅く螺子込ん
でおく。この時、摺動ブロック18はコイルバネ26に
より斜面突起15に沿って正面側に布勢されている。
【0011】扉パネル4の正面側から、ハンドル装置3
0を固定用突起6側から扉パネル4の取付孔31に挿入
し、扉パネル4の取付孔縁部32を正面板5の背面と固
定用突起6の斜面部10との間に嵌め入れる。続いて斜
面突起15側を取付孔31に押し込むと、摺動ブロック
18の挿入斜面部23が取付孔31の正面縁部33に当
接し、押し込みに従って摺動ブロック18がコイルバネ
26の布勢に逆いながら斜面突起6に沿って背面側にス
ライドする。ハンドル装置30が取付孔31内に完全に
入り、取付孔31の正面縁部33が摺動ブロック18の
挿入斜面部23から離れて正面板5の背面に当接すると
同時に、コイルバネ26によって布勢された摺動ブロッ
ク18が正面側にスライドし、摺動ブロック18の抜止
面部22が取付孔縁部32を挟み込んでハンドル装置3
0が扉パネル4に仮固定される。
【0012】最後に、扉パネル4の背面側から固定用ビ
ス14と取付用ビス28を完全に螺子込んで固定用ブロ
ック9及び摺動ブッロク18と、本体ケ−ス2との間に
扉パネル4の取付孔縁部32を挟んで固定し、ハンドル
装置30の扉パネル4への取付を完了する。
【0013】
【発明の実施の形態】 図示の実施形態では、ハンドル
1は本体ケ−ス2の正面側凹部34に出没自在に収容さ
れ横断枢軸35によって本体ケ−ス2に枢着されてい
る。本体ケ−ス2の背面部より突出した止め金板36
は、固定枠体側の受金板に係合して扉パネル4を閉塞位
置にに固定する。ハンドル装置30の内部機構は、これ
に限定されず公知の機構を適宜選択できる。
【0014】固定用ブロック9の斜面部10によって、
板厚の異なる各種の扉パネル4に対応することができ
る。また、摺動ブロック18の透孔24は縦断面におい
て本体ケ−ス2の長手方向に沿って縦長に形成されてい
るので、扉パネル4の板厚に対応して摺動ブロック18
が斜面突起6に沿って摺動して、板厚の異なる各種の扉
パネル4に対応することができる。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明のハンドル装置の取
付構造では、ハンドル装置30を本体ケ−ス2に設けた
固定用突起6と固定用ブロック9の間、及び斜面突起1
5と摺動ブロック18の間に扉パネル4の取付孔縁部3
2を挟み込んで取り付けるので、扉パネル4には取付ビ
ス用の透孔や螺子孔を一切設ける必要がなく、孔開け加
工を簡略化することができる。
【0016】また、斜面突起15の背後に、摺動ブロッ
ク18、スペ−サ−25、コイルバネ27を設けて取付
用ビス29にて順次取り付けたので、ハンドル装置30
を扉パネル4の取付孔31に完全に押し込んだ時、コイ
ルバネ27によって摺動ブロック18が正面側に布勢さ
れて、取付孔縁部32を正面板5の背面と摺動ブロック
18の抜止面部22との間に挟み込んで掛止するので、
仮固定の状態でハンドル装置30が扉パネル4から外れ
ることがなく、本格的に螺子止めする際ハンドル装置3
0を扉パネル4の正面側から押える必要がなく取付作業
を能率良く行うことができる。
【0017】更に、固定用ブロック9の正面先端部に設
けた斜面部10と、摺動ブロック18の縦断面において
本体ケ−ス2の長手方向に沿って縦長に形成した透孔2
4とによって、板厚の異なる各種の扉パネル4に対し
て、ハンドル装置30を的確に取り付けることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る取付構造を用いた
ハンドル装置の背面図である。
【図2】 該取付構造を用いたハンドル装置の右側面図
である。
【図3】 該取付構造を用いたハンドル装置の平面図で
ある。
【図4】 該取付構造を用いたハンドル装置の底面図で
ある。
【図5】 該取付構造を用いたハンドル装置の縦断側面
図である。
【符号の説明】
1 ハンドル 2 本体ケ−ス 3 外周縁部 4 扉パネル 5 正面板 6 固定用突起 7 螺子孔 8 開口 9 固定用ブロック 10 斜面部 11 透孔 12 正面端部 13 段部 14 固定用ビス 15 斜面突起 16 螺子孔 17 開口 18 摺動ブロック 19 正面端部 20 溝 21 段部 22 抜止面部 23 挿入斜面部 24 透孔 25 スペ−サ− 26 開口 27 コイルバネ 28 開口 29 取付用ビス 30 ハンドル装置 31 取付孔 32 取付孔縁部 33 正面縁部 34 正面側凹部 35 横断枢軸 36 止め金板

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドル1を収容した縦長の本体ケ−ス
    2の正面端部に、外周縁部3が扉パネル4の正面に当接
    する正面板5を連設し、本体ケ−ス2の長手方向の一端
    部に固定用突起6を設け、固定用突起6の背面に螺子孔
    7を前後方向に設け、固定用突起6が嵌合する開口8を
    固定用ブロック9の正面側に設け、扉パネル4の背面が
    当接する斜面部10を固定用ブロック9の正面先端部に
    正面板5に対して傾斜させて設け、固定用ブロック9の
    背面に透孔11を前後方向に設け、透孔11を縦断面に
    おいて本体ケ−ス2の長手方向に沿って縦長に形成し、
    固定用突起6の側面に固定用ブロック9の正面端部12
    が当接する段部13を設け、固定用ブロック9の透孔1
    1の背面側から固定用ビス14を固定用突起6の螺子孔
    7に螺子込む一方、本体ケ−ス2の長手方向の他端部
    に、背面が正面板5に対して傾斜した斜面突起15を設
    け、斜面突起15の背面に螺子孔16を前後方向に設
    け、斜面突起15が嵌合する開口17を摺動ブロック1
    8の正面側に設け、摺動ブロック18の正面を斜面突起
    15と同方向に傾斜させ、本体ケ−ス2の斜面突起15
    との連設部に摺動ブロック18の正面端部19が入り込
    む溝20を設け、斜面突起15の側面に摺動ブロック1
    8の正面端部19が当接する段部21を設け、扉パネル
    4の背面に当接する抜止面部22を摺動ブロック18の
    正面先端部に設け、扉パネル4の正面に当接する挿入斜
    面部23を摺動ブロック18の背面先端部に正面板5に
    対して傾斜させて設け、摺動ブロック18の背面に透孔
    24を前後方向に設け、透孔24を縦断面において本体
    ケ−ス2の長手方向に沿って縦長に形成し、摺動ブロッ
    ク18の背後に円筒形のスペ−サ−25を設け、スペ−
    サ−25の正面側の開口26をコイルバネ27の径より
    小さくし、スペ−サ−25の内部に背面側の開口28か
    らコイルバネ27を嵌挿し、スペ−サ−25の背面側の
    開口28から取付用ビス29を摺動ブロック18の透孔
    24を挿通させて斜面突起15の螺子孔16に螺子込む
    ハンドル装置の取付構造。
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