JP6048045B2 - 電子装置及び弾性式スライドロック部材 - Google Patents

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Description

実施形態は、蓋部材を固定するためのスライドロック機構を有する電子装置に関する。
携帯型電子装置などは、駆動電源として電池を用いるものが多い。電池は電池パックとして電子装置の筐体内に組み込まれる。通常、電池パックは交換可能となっており、電子装置の筐体の一部に開口が形成され、当該開口内の電池パック収容部に電池パックが収容される。筐体の開口は蓋で塞がれる。
このような蓋を筐体に固定するために、スライドロック機構が用いられることが多い。スライドロック機構は、筐体に設けられたスライドノブを使用者がスライドさせることで蓋を固定したり固定を解除したりすることのできる固定機構である。スライドロック機構には、ラッチ式スライドロック機構とバネ式スライドロック機構がある。
ラッチ式スライドロック機構は、スライドノブをスライドさせると、スライドノブはスライドした位置に保持(ラッチ)される固定機構である。すなわち、スライドノブを固定位置にスライドすると、固定位置に維持され、蓋を固定した状態が維持される。また、スライドノブを固定解除位置にスライドすると、固定解除位置に維持され、蓋を固定しない状態が維持される。バネ式スライドロック機構は、スライドノブがバネにより常に固定位置に対して付勢されて固定位置に維持される固定機構である。固定を解除するときには使用者はスライドノブを固定解除位置にスライドさせる。使用者がスライドノブを放すと、スライドノブはバネ力により自動的に固定位置に戻され、蓋は固定状態に維持される。(例えば、特許文献1,2参照)。
特開2012−141803号公報 特開2000−22347号公報
近年の電子装置には、小型化が要求され、電池パックも小型化されている。このため、電池パック収容部の開口を塞ぐ蓋も小型となっており、且つ電池パック及び蓋の周囲にも大きなスペースを確保することが難しくなっている。したがって、蓋を固定するためのスライドロック機構にも小型化が要求されている。
本発明の実施形態は、小さなスペースに収容できるような小型のスライドロック機構を提供することを目的とする。
一実施態様によれば、部品を収容するための開口が設けられた筐体と、前記開口を塞ぐ蓋部材と、前記筐体の内面から突出する突出部と、前記筐体の表面にスライド可能に設けられたスライドノブと、前記蓋部材を前記筐体に対して固定するための弾性式スライドロック部材とを有し、前記弾性式スライドロック部材は、前記スライドノブに連結され、前記スライドノブと共に移動し、固定用突起が設けられた移動部と、前記筐体の前記突出部に回転可能に支持された固定部と、前記移動部と前記固定部とを連結し、弾性変形可能な連結部とを含み、前記連結部は、前記移動部の前記固定部から最も遠い部分と、前記固定部の前記移動部から最も遠い部分とに接続された、湾曲した細長い部材である電子装置が提供される。
また、電子装置の筐体の表面にスライド可能に設けられたスライドノブに連結され、前記スライドノブと共に移動し、固定用突起が設けられた移動部と、前記筐体の内面から突出する突出部に回転可能に支持される固定部と、前記移動部と前記固定部とを連結し、弾性変形可能な連結部とを有し、前記連結部は、前記移動部の前記固定部から最も遠い部分と、前記固定部の前記移動部から最も遠い部分とに接続された、湾曲した細長い部材である弾性式スライドロック部材が提供される。
実施形態によれば、小さなスペースに収容できる小型のスライドロック機構を提供することができる。
一実施形態による電子装置の一例である小型タブレット端末の斜視図である。 タブレット端末を裏側から見た斜視図である。 図1に示すタブレット端末のLCD表示部を取り外して内部が見えている状態の斜視図である。 バネ式スライドロック機構及びラッチ式スライドロック機構が取り付けられた筐体を内側から見た平面図である。 図4においてバネ式スライドロック機構が設けられた部分を拡大して示す図である。 バネ式スライドロック部材の斜視図である。 図4のVI−VI線に沿った断面図である。 図4のVII−VII線に沿った断面図である。 バネ式スライドロック部材の動作を説明するための図である。 図4のIX−IX線に沿った断面図である。 図4のX−X線に沿った断面図である。 スライドノブが固定位置にあるときの、ラッチ式スライドロック機構の斜視図である。 スライドノブが固定解除位置にあるときの、ラッチ式スライドロック機構の斜視図である。 ラッチ式スライドロック機構の動作を説明するための図である。
次に、実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は一実施形態による電子装置の一例である小型タブレット端末の斜視図である。タブレット端末10は、表面側にLCD表示部12を有する。使用者は、LCD表示部12に各種情報や画像を表示させたり、LCD表示部12の画面上で各種情報を入力したりする。タブレット端末10は携帯型の電子機器であり、電源として電池パックが搭載されている。
図2はタブレット端末10を裏側から見た斜視図である。タブレット端末10の内部には、電池パック(図示せず)を収容する収容部が設けられる。電池パック収容部は、筐体14の裏側に設けられた開口内に設けられ、電池パックが収容部に収容されたら、開口は蓋16で閉鎖される。なお、本実施形態では、電池パック自体に蓋16に相当する部分が一体に形成されているものとする。したがって、本実施形態において、蓋16を固定することは電池パックを固定することである。
本実施形態では、筐体14に対して蓋16を固定するために、二つのスライドロック機構が設けられる。一つのスライドロック機構のスライドノブ20は、略長方形の蓋16の一方の短辺に沿った部分に設けられる。もう一方のスライドロック機構のスライドノブ22は、蓋16のもう一方の短辺に沿った部分に設けられる。
後述のように、スライドノブ20を有するスライドロック機構は、バネ式スライドロック機構であり、スライドノブ20は固定位置に対して付勢されている。一方、スライドノブ22を有するスライドロック機構は、ラッチ式スライドロック機構であり、スライドノブ22は、固定位置と固定解除位置のどちらかの位置に保持される。
このように、バネ式スライドロック機構とラッチ式スライドロック機構を一つの蓋16の周囲で異なる位置に設けることで、蓋16の不意の離脱を防止している。例えば、何らかの外力がスライドノブ20及び22に作用して、スライドノブ20,22の両方が固定解除位置にスライドしてしまったとすると、蓋16が筐体14から離脱可能な状態となる。蓋16が筐体14から離脱すると、収容部に収容されていた電池パックが露出し、電池パックも筐体14内の収容部から離脱可能な状態となる。電池パックと蓋16が一体となっている場合には、蓋16が離脱することは電池パックが離脱することである。
スライドノブ20,22に外力が作用している間は、蓋16を筐体14に押し付ける力が作用している場合が多く、この状態では蓋16が筐体14から離脱する可能性は小さい。ここで、スライドノブ22に作用している外力が無くなると、ラッチ式スライドロック機構のスライドノブ22は、固定解除位置のままに保持される。したがって、ラッチ式スライドロック機構は蓋16を固定していない状態となっている。一方、バネ式スライドロック機構のスライドノブ20に作用している外力が無くなると、スライドノブ20は自動的に固定位置に戻る。したがって、バネ式スライドロック機構は蓋16を固定した状態となる。
以上のように、2つのスライドロック機構のうち、バネ式スライドロック機構では、不意にスライドノブ22が固定解除位置にスライドさせられても、スライドノブ22に作用している外力が無くなると、スライドノブ22は固定位置に自動的にスライドし、蓋16を固定した状態に戻る。これにより、蓋16及び電池パックの不意の離脱を防止することができる。
本実施形態では、上述のバネ式スライドロック機構及びラッチ式スライドロック機構が小型で簡素化された機構となっており、小型の電子機器に組み込むことができる。本実施形態によるバネ式スライドロック機構及びラッチ式スライドロック機構について以下に詳細に説明する。
図3は図1に示すタブレット端末10のLCD表示部12を取り外して内部が見えている状態の斜視図である。図3には電池パックを収容する長方形の収容部の底板14aの裏側が現れている。収容部の一短辺と筐体14の短辺との間に、スライドノブ22を有するバネ式スライドロック機構30が配置されている。バネ式スライドロック機構30の大部分は基板18Aの下に隠れており、図3にはバネ式スライドロック機構30の一部しか示されていない。収容部のもう一方の短辺の近傍に、ラッチ式スライドロック機構40が配置されている。ラッチ式スライドロック機構40の大部分は、基板18Bにより覆われた状態となっており、図3には、ラッチ式スライドロック機構40の一部しか示されていない。
図4は筐体14を内側から見た平面図であり、バネ式スライドロック機構30及びラッチ式スライドロック機構40が取り付けられた状態が示されている。
まず、本実施形態によるバネ式スライドロック機構30について詳細に説明する。本実施形態によるバネ式スライドロック機構30は、従来のバネ式スライドロック機構に比較すると、長手方向の寸法が短くなっており、小型化されている。これにより、タブレット端末10のような小型の電子装置の蓋16を固定するための固定機構として、バネ式スライドロック機構30を用いることができる。
図5は図4においてバネ式スライドロック機構30が設けられた部分を拡大して示す図である。バネ式スライドロック機構30は、スライドノブ20(図5には現れていない)と、スライドノブ22が固定されるスライド枠32と、スライド枠32から弓状に延在するバネ部34と、バネ部34の先端に設けられた固定部36とを含む。スライド枠32と、バネ部34と、固定部36とは樹脂で一体に成形された単一の部材であり、この単一の部材をバネ式スライドロック部材38と称する。スライドノブ20と共に移動するスライド枠32は、移動部に相当する。スライド枠32(移動部)と固定部36とを連結するバネ部34は、弾性変形可能な連結部に相当する。バネ式スライドロック機構30は弾性式スライドロック機構の一例であり、弾性部材としてバネ部34を用いている。バネ部34としては、弾性を提供できるものであれば、樹脂又は金属製の板バネ、ゴム材、コイルスプリング等の弾性体を用いることができる。
図6は弾性式スライドロック部材の一例であるバネ式スライドロック部材38の斜視図である。スライド枠32は長方形の枠状の部分であり、その外面にロック突起32aが突出して形成されている。ロック突起32aは、後述のように蓋16(又は蓋16と一体となっている電池パック)の一部に係合して蓋16を固定するための部分である。スライド枠32には、スライドノブ22が取り付けられ、スライドノブ20をスライドさせると、スライド枠32が共に移動する構成となっている。
図6は図4のVI−VI線に沿った断面図である。図7は図4のVII−VII線に沿った断面図である。スライドノブ20は、筐体14の外側で、筐体14の内側のスライド枠32に対向する位置に設けられる。スライドノブ20から延在する係合部20aは、筐体14を貫通してスライド枠32の内部に係合する。これにより、スライドノブ20は、筐体14を挟んで、スライド枠32に固定された状態となり、スライドノブ20をスライドさせることでスライド枠32を移動することができる。スライド枠32が移動すると、ロック突起32aが移動することとなり、蓋16の固定又は固定解除を行なうことができる。
次に、バネ式スライドロック部材38の動作について説明する。バネ式スライドロック部材38の固定部36は、図5に示すように筐体14から突出して形成されたボス14bに対して回転可能に嵌合して固定されている。また、バネ式スライドロック部材38のスライド枠32は、固定部36に対して近接又は離間する方向に移動可能である。すなわち、上述のように、スライドノブ20をスライドさせることで、スライド枠32は固定部36に対して近接又は離間する方向に移動する。スライドノブが固定位置にあるときには、スライド枠32は固定部36から離間した位置であり、スライドノブが固定解除位置にあるときには、スライド枠32は固定部36に近接した位置となる。
図8はバネ式スライドロック部材38の動作を説明するための図である。スライドノブ20を操作していない状態では、図8(a)に示すように、スライド枠32は固定部36から離間した位置にある。図8(a)に示す状態は、スライド枠32と固定部36とを繋いでいるバネ部34に力が加わっていない状態であり、バネ部34が弾性変形(湾曲)していない状態である。
スライドノブ20を固定位置から固定解除位置に向けてスライドさせると、図8(b)に示すように、バネ部34を弾性変形させながらスライド枠32は固定部36に向けて移動する。このとき、固定部36は筐体14のボス14bに係合して固定されているが、ボス14bを中心として回転可能である。したがって、バネ部34が湾曲しようとすると、固定部36を回転させる分力が生じ、固定部36は僅かに回転する。
スライドノブ20を固定解除位置に向けてさらにスライドさせると、図8(c)に示すように、バネ部34はさらに弾性変形しながら、固定部36もさらに回転する。そして、スライドノブ22が固定解除位置に到達すると、図8(d)に示すように、バネ部34はさらに弾性変形し、固定部36もさらに回転した状態となる。この状態は、蓋16の固定が解除された状態である。
図8(d)に示す状態において、バネ部34は弾性変形(湾曲)しており、この弾性変形が元に戻ろうとする力がスライドノブ20に作用している。すなわち、図8(d)に示す状態を維持するには、スライドノブ20をバネ部34の弾性力に対抗して押えておく必要がある。
スライドノブ20に加えている力を解放すると、バネ部34がもとの形に戻ろうとする弾性復元力により、スライド枠32は固定部36から離間する方向に付勢され、図8(a)に示す状態に戻る。これにより、スライドノブ20は固定位置にスライドされる。バネ部34の弾性変形がもとに戻ってスライド枠32が固定部36から離間していくと、固定部36も反対向きに回転し、図8(a)に示すもとの状態に戻る。
以上のように、本実施形態によるバネ式スライドロック部材38では、バネ部34の弾性変形に伴って固定部36がボス14bの回りに回転する構成となっている。このように、固定部36が回転することにより、バネ部34の弾性変形は抑制される。すなわち、バネ部34の弾性変形の大きさは、固定部36が回転せずに固定されている場合より小さくなり、より小さな力でスライドノブ20をスライドさせることができる。言い換えれば、バネ部34の弾性変形量を同じとするなら、固定部36が回転することにより、スライド枠32を固定部36に対してより大きな距離だけ移動させることができる。したがって、小さなスペース内において、スライド枠32の移動距離を大きくとることができるようになり、小型で構造が簡素化されたバネ式スライドロック機構を実現することができる。
なお、本実施形態では筐体14を形成する材料としてマグネシウム合金を用いてダイキャスト成形で筐体14を成形している。したがって、ボス14bもマグネシウム合金で一体に形成されるので、ダイキャスト時の成形性を考慮して、ボス14bに凸部14b−1が設けられている。このため、バネ式スライドロック部材38の固定部36には、一部が切りかかれた孔が形成されており、この孔がボス14bに嵌合している。ボス14bを凸部14b−1の無い円柱状に形成できるのであれば、バネ式スライドロック部材38の固定部36に設ける孔には切り欠きを設けずに完全な円形の孔としてもよい。本実施形態では、固定部36の孔の切り欠き部の端面を、ボス14bの凸部14b−1に突き当てることで、固定部36が逆方向に回転しないようにしている。
以上のようなバネ式スライドロック部材38の動作により、固定部36の位置とスライド枠32の位置が近接している状態であっても、スライド枠32の移動距離を大きくとることができる。これにより、バネ式スライドロック部材38が小さなスペースに配置された場合でも(すなわち、バネ式スライド部材の寸法が小さくても)、スライド枠32の移動距離(ストローク)を大きくとることができる。したがって、スライドノブ20のスライド距離も十分とることができ、スライドノブ20をスライドさせるのに必要な力も低減することができる。 このように、固定部36を回転可能とすることで、十分なスライド距離を確保しながらバネ式スライドロック部材38を小型化することができ、結果として小型で構造が簡素化されたバネ式スライドロック機構30を実現することができる。
次に、ラッチ式スライドロック機構40について説明する。図4に示すように、ラッチ式スライドロック機構40は、スライドノブ22(図4には現れていない)と、スライド枠42と、スライド枠42から延在するラッチ部44とを含む。ラッチ部44は一対のアーム44a,44bを有する。一対のアーム44a,44bは、筐体14から突出して形成されたボス14cを挟み込んで係合することで、スライド枠42の位置を固定する。スライド枠42には、上述のバネ式スライドロック部材38のスライド枠32と同様に、ロック突起42aが設けられている。ロック突起42aは、蓋16(又は蓋16と一体となっている電池パック)の一部に係合して蓋16を固定するための部分である。スライド枠42には、スライドノブ22が取り付けられ、スライドノブ22をスライドさせると、スライド枠42が共に移動する構成となっている。スライド枠42とラッチ部44とは、ラッチ式スライドロック部材48として、樹脂で一体的に形成されることが好ましい。ただし、スライド枠42にラッチ部44を固定して、ラッチ式スライドロック部材48を形成してもよい。
図10は図4のIX−IX線に沿った断面図である。図11は図4のX−X線に沿った断面図である。スライドノブ22は、筐体14の外側で、筐体14の内側のスライド枠42に対向する位置に設けられる。スライドノブ22から延在する係合部22aは、筐体14を貫通してスライド枠42の内部に係合する。これにより、スライドノブ22は、筐体14を挟んで、スライド枠42に固定された状態となり、スライドノブ22をスライドさせることでスライド枠42を移動することができる。スライド枠42が移動すると、ロック突起42aが移動することとなり、蓋16の固定又は固定解除を行なうことができる。
図12はスライドノブ22が固定位置にあるときの、ラッチ式スライドロック機構40の斜視図である。図13はスライドノブ22が固定解除位置にあるときの、ラッチ式スライドロック機構40の斜視図である。
スライドノブ22が固定位置にあるときには、図12に示すように、スライド枠42は固定位置にある。このとき、スライド枠42から延在するラッチ部44は、スライド枠42から遠い方の先端部分で筐体14のボス14cにラッチしている。スライドノブ22が固定解除位置にスライドされると、図13に示すように、スライド枠42も固定解除位置に移動する。このとき、スライド枠42から延在するラッチ部44は、スライド枠42の先端部分よりスライド枠42に近い部分で筐体14のボス14cに係合している。
ここで、ラッチ部44のラッチ動作について説明する。図14はラッチ部44のラッチ動作を説明するための図である。
ラッチ部44は一対のアーム44a,44bを有しており、この一対のアーム44a,44bでボス14cを挟んでラッチする。アーム44aの内側には、先端側に第1の突起44a−1が形成され、第1の突起44a−1よりスライド枠42に近い側に第2の突起44a−2が形成されている。同様にアーム44bの内側には、先端側に第1の突起44b−1が形成され、第1の突起44b−1よりスライド枠42に近い側に第2の突起44b−2が形成されている。第1の突起44a−1と第1の突起44b−1は互いに対向する位置に配置されている。第2の突起44a−2と第2の突起44b−2も互いに対向する位置に配置されている。
スライド枠42が固定位置にあるときには、図14(a)に示すように、ラッチ部44のアーム44a,44bは、第1の突起44a−1及び第1の突起44b−1よりも先端側でボス14cに係合している。
スライドノブ22が固定位置から固定解除位置に向けてスライドされると、スライド枠42も移動し、これに伴いラッチ部44も移動する。ラッチ部44が移動する際、図14(b)に示すように、アーム44a,44bの第1の突起44a−1及び第1の突起44b−1は、ボス14cの外周に乗り上げることとなる。このとき、アーム44a,44bは外側に曲がるように弾性変形する。
スライド枠42がさらに移動すると、図14(c)に示すように、アーム44a,44bの第1の突起44a−1及び第1の突起44b−1は、ボス14cの外周を乗り越す。したがって、第1の突起44a−1及び第1の突起44b−1と第2の突起44a−2及び第2の突起44b−2との間にボス14cが入ってくる。このとき、外側に湾曲するように弾性変形していたアーム44a,44bには内側に戻ろうとする力が働き、スライド枠42の移動を助長する。
そして、スライド枠42が固定解除位置まで移動すると、第1の突起44a−1及び第1の突起44b−1と第2の突起44a−2及び第2の突起44b−2との間にボス14cが完全に収容される。この状態から、スライド枠42を逆方向に戻すためには、アーム44a,44bの第1の突起44a−1及び第1の突起44b−1が、ボス14cの外周を乗り越さないとならないので、ある程度の力をスライド枠42(すなわち、スライドノブ22)に加える必要がある。したがって、スライド枠42は固定解除位置に留まることとなり、蓋16の固定を解除した状態が維持される。
以上のような構成のラッチ式スライドロック機構40において、一対のアーム44a,44bの間にボス14cを挟んでいる。第1の突起44a−1及び第1の突起44b−1が、ボス14cの外周を乗り越すときにアーム44a,44bが変形する方向は互いに逆向きである。したがって、一対のアーム44a,44bの根本に接続されているスライド枠42を移動方向に直交する方向に変位させるような力は相殺され、スライド枠42には横方向の力が加わらない。このため、スライド枠42の横方向の変位を阻止するためのガイド等は不要となり、ラッチ式スライドロック機構40の構造は簡素化されている。
ラッチ式スライドロック機構40はラッチ部が係合して位置を固定するための部材として筐体14から突出したボス14cを用いており、また、バネ式スライドロック機構30は固定部36を回転可能に支持するために筐体14から突出するボス14bを用いている。また、図9と図14を比較するとわかるように、バネ式スライドロック機構30におけるスライド枠32とボス14bとの位置関係は、ラッチ式スライドロック機構40におけるスライド枠42とボス14cとの位置関係とほぼ同じであり、共通した配置構造が採用されている。
本実施形態では、バネ式スライドロック機構30とラッチ式スライドロック機構40の二つの独立したロック機構を用いて蓋16を固定しているが、必ずしも二つのロック機構を設ける必要は無い。例えば、蓋16の一辺側にバネ式スライドロック機構30を設け、蓋16の反対側の辺には、単に突起を筐体14側の孔に差し込むといった固定構造を設けることで、蓋16を筐体に固定することができる。この場合、バネ式スライドロック機構30のスライドノブ20を操作するだけで、蓋16の固定を解除することができる。
以上のように、本明細書は以下の事項を開示する。
(付記1)
部品を収容するための開口が設けられた筐体と、
前記開口を塞ぐ蓋部材と、
前記筐体の内面から突出する突出部と、
前記筐体の表面にスライド可能に設けられたスライドノブと、
前記蓋部材を前記筐体に対して固定するための弾性式スライドロック部材と
を有し、
前記弾性式スライドロック部材は、
前記スライドノブに連結され、前記スライドノブと共に移動し、固定用突起が設けられた移動部と、
前記筐体の前記突出部に回転可能に支持された固定部と、
前記移動部と前記固定部とを連結し、弾性変形可能な連結部と
を含む電子装置。
(付記2)
付記1記載の電子装置であって、
前記移動部は、前記固定部に対して近接又は離間する方向に移動可能である電子装置。
(付記3)
付記1又は2記載の電子装置であって、
前記連結部は、前記移動部が前記固定部に近接する方向に移動するときに弾性変形し、前記移動部が前記固定部から離間する方向に移動するときに元の形状に戻ろうとする電子装置。
(付記4)
付記1乃至3のうちいずれか一項記載の電子装置であって、
前記連結部は、前記移動部の前記固定部から最も遠い部分と、前記固定部の前記移動部)から最も遠い部分とに接続された、湾曲した細長い部材である電子装置。
(付記5)
付記1乃至4のうちいずれか一項記載の電子装置であって、
前記弾性式スライドロック部材とは異なるラッチ式スライドロック部材をさらに有する電子装置。
(付記6)
付記5記載の電子装置であって、
前記ラッチ式スライドロック部材は、
前記筐体の表面にスライド可能に設けられた第2のスライドノブに連結され、前記第2のスライドノブと共に移動し、第2の固定用突起が設けられた第2の移動部と、
前記第2の移動部から延在し、前記筐体の内面から突出する第2の突出部に係合するラッチ部と
を含む電子装置。
(付記7)
付記6記載の電子装置であって、
前記ラッチ部は、前記第2の移動部の移動方向に延在する一対のアームを含み、前記一対のアームは、それらの間に前記第2の突出部を挟み込んで係合する電子装置。
(付記8)
電子装置の筐体の表面にスライド可能に設けられたスライドノブに連結され、前記スライドノブと共に移動し、固定用突起が設けられた移動部と、
前記筐体の内面から突出する突出部に回転可能に支持される固定部と、
前記移動部と前記固定部とを連結し、弾性変形可能な連結部と
を有する弾性式スライドロック部材。
(付記9)
付記8記載の弾性式スライドロック部材であって、
前記連結部は、前記移動部が前記固定部に近接する方向に移動するときに弾性変形し、前記移動部が前記固定部から離間する方向に移動するときに元の形状に戻ろうとする弾性式スライドロック部材。
(付記10)
付記8又は9記載の弾性式スライドロック部材であって、
前記連結部は、前記移動部の前記固定部から最も遠い部分と、前記固定部の前記移動部から最も遠い部分とに接続された、湾曲した細長い部材である弾性式スライドロック部材。
10 タブレット端末
12 LCD表示部
14 筐体
14a 底板
14b,14c ボス
16 蓋
18A,18B 基板
20,22 スライドノブ
30 バネ式スライドロック機構
32 スライド枠
32a ロック突起
34 バネ部
36 固定部
38 バネ式スライドロック部材
40 ラッチ式スライドロック機構
42 スライド枠
42a ロック突起
44 ラッチ部
44a,44b アーム
48 ラッチ式スライドロック部材

Claims (4)

  1. 部品を収容するための開口が設けられた筐体と、
    前記開口を塞ぐ蓋部材と、
    前記筐体の内面から突出する突出部と、
    前記筐体の表面にスライド可能に設けられたスライドノブと、
    前記蓋部材を前記筐体に対して固定するための弾性式スライドロック部材と
    を有し、
    前記弾性式スライドロック部材は、
    前記スライドノブに連結され、前記スライドノブと共に移動し、固定用突起が設けられた移動部と、
    前記筐体の前記突出部に回転可能に支持された固定部と、
    前記移動部と前記固定部とを連結し、弾性変形可能な連結部と
    を含み、
    前記連結部は、前記移動部の前記固定部から最も遠い部分と、前記固定部の前記移動部から最も遠い部分とに接続された、湾曲した細長い部材である電子装置。
  2. 請求項1記載の電子装置であって、
    前記連結部は、前記移動部が前記固定部に近接する方向に移動するときに弾性変形し、前記移動部が前記固定部から離間する方向に移動するときに元の形状に戻ろうとする電子装置。
  3. 請求項1又は2記載の電子装置であって、
    前記弾性式スライドロック部材とは異なるラッチ式スライドロック部材をさらに有する電子装置。
  4. 電子装置の筐体の表面にスライド可能に設けられたスライドノブに連結され、前記スライドノブと共に移動し、固定用突起が設けられた移動部と、
    前記筐体の内面から突出する突出部に回転可能に支持される固定部と、
    前記移動部と前記固定部とを連結し、弾性変形可能な連結部と
    を有し、
    前記連結部は、前記移動部の前記固定部から最も遠い部分と、前記固定部の前記移動部から最も遠い部分とに接続された、湾曲した細長い部材である弾性式スライドロック部材。
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