JPH0713260Y2 - キャビネットの組立構造 - Google Patents

キャビネットの組立構造

Info

Publication number
JPH0713260Y2
JPH0713260Y2 JP1989027089U JP2708989U JPH0713260Y2 JP H0713260 Y2 JPH0713260 Y2 JP H0713260Y2 JP 1989027089 U JP1989027089 U JP 1989027089U JP 2708989 U JP2708989 U JP 2708989U JP H0713260 Y2 JPH0713260 Y2 JP H0713260Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cabinet
plate
chassis
side panel
bracket
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989027089U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02118974U (ja
Inventor
均 高萩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP1989027089U priority Critical patent/JPH0713260Y2/ja
Publication of JPH02118974U publication Critical patent/JPH02118974U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0713260Y2 publication Critical patent/JPH0713260Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、電子機器のキャビネットの組立構造に関す
る。
(ロ)従来の技術 電子機器のキャビネットの組立構造については、たとえ
ば実公昭59−15106号公報(H05K5/02)に示されてい
る。
上記従来技術では、シャーシにネジ止めされる側板に形
成されている係合片を、フロントパネルの係合凸片に係
合させることにより、フロントパネルのシャーシへの固
定を行う等により、ネジ等の部品数が低減される構成と
なっている。
また、第10図は従来のキャビネットの組立構造の他の例
を示す図である。図において、(71)はブラケット(7
2)が取付けられているシャーシ、(73)は透孔(74)
及び透孔(75)が形成されているキャビネット、(76)
は透孔(78)及びボス(79)が形成されているサイドパ
ネルである。尚、第11図は、サイドパネル(76)の裏面
を示している。サイドパネル(76)は、キャビネット
(73)の内側より透孔(74)に貫通し、ボス(79)に螺
合するネジ(80)によりキャビネット(73)に取付けら
れている。キャビネット(73)はシャーシ(71)にはめ
込まれ、透孔(78)及び透孔(75)に貫通し、ブラケッ
ト(72)のネジ孔(81)に螺合するネジ(82)により固
定されている。
(ハ)考案が解決しようとする課題 上記従来技術では、何れも、サイドパネルの外面に、ネ
ジの頭部が露出しており、外観上好ましくない。また、
第10図に示す従来技術では、サイドパネル(76)をキャ
ビネット(73)に固定するために、キャビネット(73)
の内側からネジ止めする必要があり、作業性が悪い等の
問題がある。
本考案は、組立作業性が良く、充分な組立強度が得ら
れ、また、外観も良好なキャビネットの組立構造を提供
することを目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案は、シャーシと、該シャーシを覆うキャビネット
と、該キャビネットの側板に当接し、該キャビネット及
び前記シャーシに固定される板状部材と、該板状部材と
対向して配されると共に、スライドにより、前記キャビ
ネットとに形成された長孔の縁部及び前記板状部材に形
成されている切欠溝に係合する係合部が裏面に設けられ
ているサイドパネルと、前記係合状態が保持される様
に、前記サイドパネルの前記スライドを規制する前記板
状部材に設けられた固定手段とより成ることを特徴とす
る。
(ホ)作用 本考案は以上の様に構成されているので、シャーシ、キ
ャビネット及び板状部材は相互に固定され、サイドパネ
ルは、スライドにより係合部が係合溝に係合し、固定手
段によりスライドが規制されることにより、板状部材に
固定される。
(ヘ)実施例 以下図面に従い本考案の実施例について説明する。
第1図は実施例の分解斜視図、第2図は要部を詳細に示
す斜視図、第3図は組立て状態における要部の横断面
図、第4図は同斜視図である。
図において、(11)は樹脂製のシャーシ、(21)はキャ
ビネット、(31)は金属製の板状部材、(41)はサイド
パネルである。サイドパネル(41)裏面にはネジ止め用
のボス(42)、及び位置決め用のボス(43)が形成され
ており、コ字形状の金具(44)がネジ(45)により固定
されている。金具(44)の切片(46)には係合部(47)
が形成されている。シャーシ(11)、キャビネット(2
1)の側板(22)には夫々、長孔(12)(13)及び長孔
(23)(24)(25)(26)(27)(透孔)が形成されて
いる。キャビネット(21)の側板(22)に当接する板状
部材(31)にはL字形状の折曲片(32)が設けられてお
り、折曲片(32)は、長孔(23)(27)及び長孔(12)
(13)に侵入すると共に、先端部は、シャーシ(11)内
面に係合している。また、ネジ(33)は、板状部材(3
1)、キャビネット(21)の側板(22)夫々に形成され
ている透孔(34)及び透孔(28)に貫通し、シャーシ
(11)に取付けられているブラケット(101)のネジ孔
(102)に螺合している。折曲片(32)及びネジ(33)
により、シャーシ(11)、キャビネット(21)及び板状
部材(31)が相互に固定されている。
板状部材(31)には、キャビネット(21)の側板(22)
に形成されている長孔(24)(25)(26)夫々に対向し
て、長孔(35)(36)(37)が形成されている。板状部
材(31)に形成されている長孔(36)の縁部には切欠溝
(38)が設けられており、板状部材(31)の突出片(3
9)にも同様に切欠溝(38)が設けられている。
サイドパネル(41)は、切片(46)が透孔(35)(36)
(37)及び透孔(23)(24)(25)(26)に挿入された
状態で、(A)方向にスライドされ、切片(46)に形成
されている係合部(47)が切欠溝(38)(38)、長孔
(35)(37)の縁部、及び長孔(23)(24)(25)(2
6)の縁部に係合することにより取付けが為されてい
る。本実施例においては、係合部(47)は、板状部材
(31)に形成されている切欠溝(38)だけでなく、長孔
(35)(37)の縁部、及びキャビネット(21)の側板
(22)に形成されている長孔(23)(24)(25)(26)
の縁部にも係合する構成となっている。切欠溝(38)の
幅は、切片(46)の厚さと同一となっているので、サイ
ドパネル(41)は(B)方向の位置が規制されている。
板状部材(31)には、折曲片(51)(固定手段)が設け
られており、サイドパネル(41)の(A)方向へのスラ
イド時に、枠部(48)の内面が、折曲片(51)に当接す
ることにより、(A)方向の位置が規制され、さらに、
枠部(48)に形成されている透孔(49)に貫通し、ネジ
孔(52)に螺合するネジ(53)(固定手段)により、サ
イドパネル(41)の固定が為されている。サイドパネル
(41)の(B)方向、及び(C)方向の位置規制は、切
片(46)部分で為されており、ネジ(53)による固定強
度は、スライドを規制する程度のものでよい。
上記構成においては、サイドパネル(41)は、係合部
(47)を切欠溝(38)等に係合させる様にスライドさせ
た後、一本のネジ(53)により固定することができ、従
来技術の様に、サイドパネルの目立つ位置にネジの頭部
が露出し、外観を損ねることや、キャビネットの内側か
らネジ止めを行うために、作業性が悪くなる様なことが
ない。また、板状部材(31)、金具(44)は、充分に強
度のあるものを使用することが容易にでき、充分な組立
強度を得ることができる。
尚、キャビネットの組立構造の実施例として示した第1
図において、(101)はシャーシ(11)に取付けられて
いるブラケットであるが、以下に、該ブラケットの取付
機構について説明する。
第5図乃至第9図は、実施例におけるブラケット取付機
構に係る図であり、第5図はブラケットの取付け前の状
態を示す斜視図、第6図は取付け状態を示す斜視図、第
7図は、第6図におけるE−E′線断面図、第8図は、
同F−F′線断面図、第9図はシャーシに形成されるブ
ラケット取付孔の他の例を示す図である。
図において、(111)はシャーシ(11)の側壁部分、(1
12)は側壁部分(111)に形成されているブラケット取
付孔である。ブラケット取付孔(112)の縁には、弾性
突片(113)及び、シャーシ(11)外面に対して段差を
有する案内片(114)が形成されている。(101)は金属
性のブラケットであり、平板部(103)にはネジ孔(10
2)、及び切起こし片(104)が設けられている。切起こ
し片(104)は、左右対称に設けられている。
ブラケット(101)は、先端部(105)からブラケット取
付孔(112)に挿入され、平板部(103)が案内片(11
4)に当接した状態で(F)方向にスライドせしめら
れ、切起こし片(104)が弾性突片(113)の頭部(11
5)を乗り越えた時に、切起こし片(104)の端面(10
6)と頭部(115)の端面(116)とが当接し、固定状態
となる。固定状態においては、側壁部分(111)の面方
向、面に垂直な方向の何れの方向にも、充分な強度で固
定が為される。
尚、ブラケット(101)には、左右対称に切起こし片(1
04)が設けられているため、ブラケット取付孔(112)
の形状を第9図に示す様な形状とした場合、ブラケット
(101)を、(G)方向にスライドさせことにより固定
状態とすることができ、取付けの自由度が高い構成とな
っている。
(ト)考案の効果 以上に述べた様に、本考案によればキャビネットの組立
が容易に行えると共に、充分な組立強度が得られる。さ
らに、外部に露出するネジは、サイドパネル部分に1本
だけであり、良好な外観が得られ、その効果は大であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の分解斜視図、第2図は要部を詳細に示
す斜視図、第3図は組立て状態における要部断面図、第
4図は同斜視図である。第5図乃至第9図はブラケット
取付機構に係る図であり、第5図は取付け前の状態を示
す斜視図、第6図は取付け状態を示す斜視図、第7図、
第8図は同断面図、第9図はブラケット取付孔の他の例
を示す図である。第10図及び第11図は、従来のキャビネ
ットの組立構造を示す図である。 (11)…シャーシ、(21)…キャビネット、(22)…側
板、(31)…板状部材、(38)…切欠溝、(41)…サイ
ドパネル、(47)…係合部、(51)…折曲片(固定手
段)、(53)…ネジ(固定手段)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャーシと、該シャーシを覆うキャビネッ
    トと、該キャビネットの側板に当接し、該キャビネット
    及び前記シャーシに固定される板状部材と、該板状部材
    と対向して配されると共に、スライドにより、前記キャ
    ビネとに形成された長孔の縁部及び前記板状部材に形成
    された切欠溝に係合する係合部が裏面に設けられたサイ
    ドパネルと、前記係合状態が保持されるように、前記サ
    イドパネルの前記スライドを規制する前記板状部材に設
    けられた固定手段とより成るキャビネットの組立構造。
JP1989027089U 1989-03-08 1989-03-08 キャビネットの組立構造 Expired - Lifetime JPH0713260Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989027089U JPH0713260Y2 (ja) 1989-03-08 1989-03-08 キャビネットの組立構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989027089U JPH0713260Y2 (ja) 1989-03-08 1989-03-08 キャビネットの組立構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02118974U JPH02118974U (ja) 1990-09-25
JPH0713260Y2 true JPH0713260Y2 (ja) 1995-03-29

Family

ID=31249295

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989027089U Expired - Lifetime JPH0713260Y2 (ja) 1989-03-08 1989-03-08 キャビネットの組立構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0713260Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010199404A (ja) * 2009-02-26 2010-09-09 Alpine Electronics Inc 筐体構造

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5177051B2 (ja) * 2009-03-30 2013-04-03 ヤマハ株式会社 電子機器

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60109367U (ja) * 1983-12-27 1985-07-25 山水電気株式会社 化粧ボ−ドの固定装置
JPS6134777U (ja) * 1984-07-31 1986-03-03 日本マランツ株式会社 通信機等のケ−ス
JPS6262552U (ja) * 1985-10-11 1987-04-18

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010199404A (ja) * 2009-02-26 2010-09-09 Alpine Electronics Inc 筐体構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02118974U (ja) 1990-09-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0713260Y2 (ja) キャビネットの組立構造
JPH0537508Y2 (ja)
JPH10280741A (ja) 引き戸用引手
JPH0546663Y2 (ja)
JPS5822359Y2 (ja) テレビジョン受像機の前枠取付装置
JP2562221Y2 (ja) キャビネットへの照明カバーの取付構造
JPH0645023Y2 (ja) 商品陳列ケース等のガラス戸用ヒンジ
JPH0125007Y2 (ja)
JP2004332484A (ja) パネル構造
JP2816072B2 (ja) 窓用換気扇
JPH0751572Y2 (ja) ロックパネル取付け構造
JPS607509Y2 (ja) 筐体
JPH0129822Y2 (ja)
JPH0333089Y2 (ja)
JPH0212773Y2 (ja)
JPH0260198A (ja) プリント板ガイドレールの取付構造
JPS5943662Y2 (ja) ソケツト取付機構
JPH0346525Y2 (ja)
JPH08789Y2 (ja) 取り付け金具
JPH0715173Y2 (ja) 外装ケース構造
JP2510056Y2 (ja) フ―ド用幕板取付装置
JPH0343731Y2 (ja)
JP2502980Y2 (ja) 情報処理装置
JP2550457Y2 (ja) ラッチ受け取付構造
JP2737964B2 (ja) 取付機構

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term