JP3514567B2 - 棚板装置 - Google Patents

棚板装置

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JP3514567B2
JP3514567B2 JP33171295A JP33171295A JP3514567B2 JP 3514567 B2 JP3514567 B2 JP 3514567B2 JP 33171295 A JP33171295 A JP 33171295A JP 33171295 A JP33171295 A JP 33171295A JP 3514567 B2 JP3514567 B2 JP 3514567B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信分野,映像分
野等で用いられる複数のプリント基板を実装する棚板装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリント基板やユニット基板を棚
板装置に固定したとき、基板を棚板装置から引き出すた
めの爪部材が抜け止め防止機構を兼ねており、この爪部
材が基板の抜けを防止していた。また、棚板装置におい
て棚となる部材であるサッシも専用のものを使用する仕
様になっていた。
【0003】一方、抜け止め防止の機構を持たない基板
を棚板装置に固定する際には、下側のみに板金製の基板
抜け止め板を当てがう構造にしていた。
【0004】図7は、従来における抜け止め防止機構を
持たないユニット基板を棚板装置を示す分解斜視図であ
り、50はサッシ、51はサッシ50の長手方向の1側面に複
数埋設されたタップ、52はサッシ50の長手方向の両端部
を支持する棚板側板、53はサッシ50上でかつサッシ50の
長手方向に対して垂直方向に設けられたガイド部材、54
はガイド部材53に装着されるユニット基板、55はプレー
ト、55aはプレート55の両端部に形成した孔、56はねじ
を示し、このねじ56を孔55aを通してタップ51に螺合さ
せることでプレート55がサッシ50に固定される。
【0005】このように、プレート55をサッシ50に固定
することにより、ユニット基板54の抜けが防止される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7に
示すような構成では、プレート55を外した際、そのプレ
ート55が別部品となり、棚板装置本体から離れてしまう
ため、プレート55やねじ56等の部品がなくなる可能性が
あった。また、取り外しには工具が必要であるため、取
り外し作業に手間がかかっていた。
【0007】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、開閉式でしかも工具を必要しないで使用
できる棚板装置を提供することをその課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を有効に解決達
成するための技術手段として、本発明は、互いに対面す
る側板とこれら側板の間に設置した棚板と、前記複数の
基板と前記棚板との装着部分を覆って前記基板の抜け止
めを行うプレートとを備え、複数の基板を前記棚板上に
収納する棚板装置において、前記プレートの両端部に前
記プレートを回動可能に支持するアングル材を設け、前
記棚板における前記プレートとの対向面に複数のタップ
を設け、前記アングル材における前記棚板との対向面に
形成した孔部を介して前記タップに固定部材を挿入して
前記棚板に前記アングル材を固定し、前記複数の基板と
前記棚板との装着部分を覆う位置にまで前記プレートを
回動させ、前記プレートにおける前記棚板との対向面に
形成した孔部を介してねじ部材を前記タップとを螺合さ
せて前記プレートを前記棚板に固定したことを特徴とす
る。
【0009】また、前記側板に前記プレートの一方の端
部を回動可能に支持する支持部を設け、前記プレートの
他方の端部に前記プレートを回動可能に支持するアング
ル材を設け、前記棚板における前記プレートとの対向面
に複数のタップを設け、前記アングル材における前記棚
板との対向面に形成した孔部を介して前記タップに固定
部材を挿入して前記棚板に前記アングル材を固定し、前
記プレートにおける前記棚板との対向面に形成した孔部
にねじ部材を挿入し、このねじ部材と前記タップとを螺
合させて前記プレートを前記棚板に固定し、前記複数の
基板と前記棚板との装着部分を覆う位置にまで前記プレ
ートを回動させた状態を維持させることを特徴とする。
【0010】そして、このような構成によれば、抜け止
め機構を持たない基板を固定する際、棚板にプレートと
アングル材の追加だけで、基板の固定が可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しながら説明する。
【0012】図1は本発明の第1実施形態の要部の構成
を示す斜視図であり、1はサッシ、2はサッシ1の長手
方向の1側面に複数埋設されたタップ、3はタップ2に
ビス6によって固定されるアングルを示し、特に図中右
側のアングル3を右アングル3a、左側のアングル3を
左アングル3bと称することにする。4はアングル3に
回動可能に設置されるプレート、5はプレート4の回動
軸となるピン、6はアングル3を固定するためのビス、
7はタップ2に固定するための抜け止めねじ、8はサッ
シ1の長手方向の両端部を支持する棚板側板、9はサッ
シ1上でかつサッシ1の長手方向に対して垂直方向に設
けられたガイド部材を示す。
【0013】アングル3は、水平延出部と、一端部およ
び中央部より垂下した垂下部とからなるF字型の板材に
おける、水平延出部に曲げを施した構成であり、さらに
2つの垂下部には各々孔3c,3dが穿設され、水平延出
部には孔3eが穿設されている。なお、右アングル3aに
は水平延出部が右側に、左アングル3bには水平延出部
が左側に設けられている。
【0014】プレート4の長手方向の両側面はL字型で
あり、このL字型を形成する延出部に各々内側に向けて
ピン5がねじ12によって固定されることにより立設して
いる。
【0015】そして、サッシ1に装着されたタップ2に
孔3c,3dを介してビス6によって螺合させることによ
り、右アングル3aおよび左アングルがサッシ1に装着
される。さらに右アングル3aおよび左アングル3bの孔
3eにプレート4のピン5を遊嵌させることにより、プ
レート4が回動可能に設置されるようになる。
【0016】図2は、図1における各部材を組み立てた
際の要部構造を示す側面の断面図であり、10はサッシ1
に装着されるユニット基板を示し、このユニット基板10
はガイド部材9によって支持される。11はユニット基板
10の引き出しを行うための爪部材、12はピン5固定する
ためのねじを示す。プレート4は、ピン5を回転中心と
して回転させ、抜け止めねじ7を締めて固定される。ア
ングル3は、サッシ1の中にあるナットプレートのタッ
プ2を利用して固定されるが、その時使用するねじ6の
頭はプレート4の内側に隠れるため、外側からは見えな
いようになる。
【0017】また図2に示すように、ユニット基板10は
棚板側板8の面に平行に装着されている。このとき、サ
ッシ1の近傍に位置するユニット基板10の角部に爪部材
11が回動可能に装着されており、爪部材11の上部を手前
に引き出すことにより、回動中心を支点として下部がサ
ッシ1に当接するため、その結果、支点に対して手前方
向の力が加わり、ユニット基板10が引き出されるように
なる。さらに、プレート4がビス6によって固定された
状態では、爪部材11は回動不可能な状態となる。
【0018】なお、押さえる必要のある基板が決まれ
ば、そこからプレート4の幅W(図3参照)を決め、さら
にそれに対応してアングル3の位置を設定することがで
きる。なお、プレート4が図3のような位置のときに
は、ピン5を固定するためのねじの頭との当接を逃げる
ように、棚板側板8に孔の加工を施しておくとよい。
【0019】このように構成したことにより、プレート
4をヒンジ構造により回転させるようにしているため、
プレート4をサッシ1から外すことなく使用できるよう
になる。また、プレート4の取り付け作業時に工具を使
用しないため、作業を容易にすることができる。さら
に、前記したユニット基板だけでなく、パネル式のユニ
ット基板の固定にもパネル表面に傷を付けないような工
夫をすれば使用可能である。
【0020】図4は、本発明の第2実施形態の要部を示
す正面図であり、13は棚板側板8に取り付けたピンを示
す。この第2実施形態は、図1に示す第1実施形態にお
いてプレート4が右に寄せて取り付けられるとき、右ア
ングル3aを使用せず、さらにプレート4の右側のピン
5を外し、図4に示すようにピン13を棚板側板8に直接
取り付け、そのピン13をプレート4の右側の孔(図示せ
ず)に遊嵌させることにより、プレート4を回動可能に
取り付けたものである。そのような構造によりアングル
材を廃止しコストダウンを図ることができる。なお、図
1または図2に示す第1実施形態における部材と同一の
部材には同一の符号を付して詳細な説明は省略した。
【0021】図5はアングルを用いない場合の構成
示す斜視図であり、14はプレートを示す。このプレート
14は図1に示す第1実施形態におけるプレート4の長手
方向の長さをサッシ1の長さと略同じ長さに構成したも
のである。そして、右アングル3aおよび左アングル3b
を使用せず、さらにプレート14の両側のピン5,5を外
し、ピン13,13を棚板側板8,8に直接取り付け、その
ピン13をプレート14の両側の孔14a,14aに遊嵌させるこ
とにより、プレート14を回動可能に取り付けたものであ
る。また、そのような構造によりアングル材を廃止しコ
ストダウンを図ることができる。なお、図1または図2
に示す第1実施形態における部材と同一の部材には同一
の符号を付して詳細な説明は省略した。
【0022】図6はアングルを用いない場合の他の構成
を示す斜視図であり、15はシャフト,16は棚板側板8
に形成した孔、17はEリングを示す。この他の構成例
は、図5に示す棚板側板8,8のピン13,13の取り付け
部分を図6に示すように孔16,16とし、シャフト15を一
方の孔16に通し、次にプレート14の両側の孔14a,14aに
通してプレート14を支持し、さらに他方の孔16に通して
シャフト15の両端部をEリング17,17で固定したもので
ある。また、そのような構造によりアングル材を廃止し
コストダウンを図ることができる。なお、図1または図
2に示す第1実施形態、および図5に示す部材と同一の
部材には同一の符号を付して詳細な説明は省略した。
【0023】また、図6に示す例では、サッシ1の長さ
と略同じ長さのプレート14を使用したが、それよりも短
い、例えば第1実施形態のプレート4を使用し、所望の
位置にプレート4をスライド移動させてからプレート4
をサッシ1に固定しても良い。
【0024】
【発明の効果】以上、説明したような構成の本発明によ
れば、プレートをヒンジ構造により回転させるようにし
ているため、基板を棚板上に収納あるいは取り出す際に
棚板に実装されかつユニット基板の抜け止めを行うため
のプレートを、棚板装置本体から外すことなく使用でき
るようになる。また、プレートの取り付け作業時に工具
を使用しないため、取り付け作業が容易に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の要部の構成を示す斜視
図である。
【図2】図1における各部材を組み立てた際の要部構造
を示す側面の断面図である。
【図3】プレートをサッシに固定したときの構成を示す
正面図である。
【図4】本発明の第2実施形態の構成を示す正面図であ
る。
【図5】アングルを用いない場合の構成を示す斜視図
である。
【図6】アングルを用いない場合の他の構成を示す斜
視図である。
【図7】従来の棚板装置の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…サッシ、 2…タップ、 3…アングル、 3a…
右アングル、 3b…左アングル、 3c,3d,3e,14
a,16…孔、 4,14…プレート、 5,13…ピン、
6…ビス、 7…抜け止めねじ、 8…棚板側板、 9
…ガイド部材、 10…ユニット基板、 11…爪部材、
12…ねじ、 15…シャフト、 17…Eリング。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−255999(JP,A) 特開 平3−211794(JP,A) 実開 平1−76086(JP,U) 実開 平5−90991(JP,U) 実開 平2−108386(JP,U) 実開 昭54−52670(JP,U) 実開 昭59−77286(JP,U) 実開 平4−4791(JP,U) 実開 昭62−157194(JP,U) 実開 平2−129789(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 7/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに対面する側板とこれら側板の間に
    設置した棚板と、前記複数の基板と前記棚板との装着部
    分を覆って前記基板の抜け止めを行うプレートとを備
    え、複数の基板を前記棚板上に収納する棚板装置におい
    て、前記プレートの両端部に前記プレートを回動可能に支持
    するアングル材を設け、 前記棚板における前記プレートとの対向面に複数のタッ
    プを設け、 前記アングル材における前記棚板との対向面に形成した
    孔部を介して前記タップに固定部材を挿入して前記棚板
    に前記アングル材を固定し、 前記複数の基板と前記棚板との装着部分を覆う位置にま
    で前記プレートを回動させ、前記プレートにおける前記
    棚板との対向面に形成した孔部を介してねじ部材を前記
    タップとを螺合させて前記プレートを前記棚板に固定し
    ことを特徴とする棚板装置。
  2. 【請求項2】 互いに対面する側板とこれら側板の間に
    設置した棚板と、前記複数の基板と前記棚板との装着部
    分を覆って前記基板の抜け止めを行うプレートとを備
    え、複数の基板を前記棚板上に収納する棚板装置におい
    て、前記側板に前記プレートの一方の端部を回動可能に支持
    する支持部を設け、 前記プレートの他方の端部に前記プレートを回動可能に
    支持するアングル材を設け、 前記棚板における前記プレートとの対向面に複数のタッ
    プを設け、 前記アングル材における前記棚板との対向面に形成した
    孔部を介して前記タップに固定部材を挿入して前記棚板
    に前記アングル材を固定し、 前記プレートにおける前記棚板との対向面に形成した孔
    部にねじ部材を挿入し、このねじ部材と前記タップとを
    螺合させて前記プレートを前記棚板に固定し、前記複数
    の基板と前記棚板との装着部分を覆う位置にまで前記プ
    レートを回動させた状態を維持させる ことを特徴とする
    棚板装置。
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