JP2005091426A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005091426A JP2005091426A JP2003321007A JP2003321007A JP2005091426A JP 2005091426 A JP2005091426 A JP 2005091426A JP 2003321007 A JP2003321007 A JP 2003321007A JP 2003321007 A JP2003321007 A JP 2003321007A JP 2005091426 A JP2005091426 A JP 2005091426A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating plate
- image forming
- frame
- forming apparatus
- handle member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Abstract
【課題】 机等に孔を開けたり、新たな部品を使用することなく画像形成装置の転倒を確実に防止すること。
【解決手段】 フレーム(2)の外側面に回動可能に支持され且つ上方に回動した状態でフレーム(2)に密着した状態で固定される回転プレート(6)と、回転プレート(6)に連結される連結部(11a)と連結部(11a)に垂直な取っ手部(11b)とを有するL型取手部材(11)であって、回転プレート(6)が上方に回転した状態では取っ手部(11b)が前記フレーム(2)の外方に水平に突出する状態で回転プレート(6)に連結され、回転プレート(6)が下方に回転した状態では取っ手部(11b)がフレーム(2)の下方においてフレーム(2)の下面に沿って配置され且つ回転プレート(6)に対して上下位置が調節可能に連結されるL型取手部材(11)とを備えた画像形成装置。
【選択図】 図4
【解決手段】 フレーム(2)の外側面に回動可能に支持され且つ上方に回動した状態でフレーム(2)に密着した状態で固定される回転プレート(6)と、回転プレート(6)に連結される連結部(11a)と連結部(11a)に垂直な取っ手部(11b)とを有するL型取手部材(11)であって、回転プレート(6)が上方に回転した状態では取っ手部(11b)が前記フレーム(2)の外方に水平に突出する状態で回転プレート(6)に連結され、回転プレート(6)が下方に回転した状態では取っ手部(11b)がフレーム(2)の下方においてフレーム(2)の下面に沿って配置され且つ回転プレート(6)に対して上下位置が調節可能に連結されるL型取手部材(11)とを備えた画像形成装置。
【選択図】 図4
Description
本発明は、机等に固定状態で設置されるデスクトップ型(卓上型)の画像形成装置に関し、特に、机から落下したり転倒したりすることを防止する転倒防止手段を備えた画像形成装置に関する。
本発明は、電子写真方式やインクジェット記録式のプリンタ、FAX、複合機等の画像形成装置に好適に適用可能である。
本発明は、電子写真方式やインクジェット記録式のプリンタ、FAX、複合機等の画像形成装置に好適に適用可能である。
机やパソコンラック等に設置される従来のデスクトップ型(卓上型)の画像形成装置において、画像形成装置の転倒防止の設置固定手段として、机等に孔を開け、専用のブラケットを使用し、ボルトで固定して取り付ける方法が行われている。しかしながら、机等に孔を形成する必要があり、実用的ではない。
孔を形成せず画像形成装置を机等に固定設置する技術として、下記の従来技術(J01)が従来公知である。
孔を形成せず画像形成装置を机等に固定設置する技術として、下記の従来技術(J01)が従来公知である。
(J01)特許文献1(特開平8−44132号公報)記載の技術
特許文献1には、画像形成装置の底部に吸盤を設け、画像形成装置を机等に設置する技術が記載されている。また、前記吸盤に磁石粉を混入して、鉄等の時勢材料性の机に設置する場合に吸盤による吸着力に加え、磁力により吸着固定する技術が記載されている。
特許文献1には、画像形成装置の底部に吸盤を設け、画像形成装置を机等に設置する技術が記載されている。また、前記吸盤に磁石粉を混入して、鉄等の時勢材料性の机に設置する場合に吸盤による吸着力に加え、磁力により吸着固定する技術が記載されている。
しかしながら、前記従来技術(J01)の吸盤による設置方法では、吸盤が弾性を有するので、設置された画像形成装置が床又は机にしっかりと固定されず、その姿勢が不安定になる。したがって、前記従来技術(J01)では、画像形成装置を確実に設置固定できず、画像形成装置が転倒することを確実に防止することが困難であるという問題がある。
本発明は、前述の事情に鑑み、次の記載内容(O01)を技術的課題とする。
(O01)机等に孔を開けたり、設置固定のための新たな部品を使用することなく画像形成装置を確実に固定すること。
(O01)机等に孔を開けたり、設置固定のための新たな部品を使用することなく画像形成装置を確実に固定すること。
次に、前記課題を解決した本発明を説明するが、本発明の要素には、後述の実施の形態の要素との対応を容易にするため、実施の形態の要素の符号をカッコで囲んだものを付記する。また、本発明を後述の実施の形態の符号と対応させて説明する理由は、本発明の理解を容易にするためであり、本発明の範囲を実施の形態に限定するためではない。
(本発明)
前記技術的課題を解決するために本発明の画像形成装置は、下記の構成要件(A01),(A02)を備えたことを特徴とする。
(A01)画像形成装置(U)のフレーム(2)の外側面に支持された水平軸回りに回動可能に支持され且つ上方に回動した状態で前記フレーム(2)に密着した状態で前記フレーム(2)に固定される回転プレート(6)、
(A02)前記回転プレート(6)に密着状態で連結される連結部(11a)と、前記連結部(11a)に垂直な取っ手部(11b)とを有するL型取手部材(11)であって、前記回転プレート(6)が上方に回転した状態では前記連結部(11a)の上端から前記取っ手部(11b)が前記フレーム(2)の外方に水平に突出する状態で前記回転プレート(6)に連結され、前記回転プレート(6)が下方に回転した状態では前記フレーム(2)の下方において前記連結部(11a)の下端から前記取っ手部(11b)が前記フレーム(2)の下面に沿って配置され且つ前記回転プレート(6)に対して上下位置が調節可能に連結される前記L型取手部材(11)。
前記技術的課題を解決するために本発明の画像形成装置は、下記の構成要件(A01),(A02)を備えたことを特徴とする。
(A01)画像形成装置(U)のフレーム(2)の外側面に支持された水平軸回りに回動可能に支持され且つ上方に回動した状態で前記フレーム(2)に密着した状態で前記フレーム(2)に固定される回転プレート(6)、
(A02)前記回転プレート(6)に密着状態で連結される連結部(11a)と、前記連結部(11a)に垂直な取っ手部(11b)とを有するL型取手部材(11)であって、前記回転プレート(6)が上方に回転した状態では前記連結部(11a)の上端から前記取っ手部(11b)が前記フレーム(2)の外方に水平に突出する状態で前記回転プレート(6)に連結され、前記回転プレート(6)が下方に回転した状態では前記フレーム(2)の下方において前記連結部(11a)の下端から前記取っ手部(11b)が前記フレーム(2)の下面に沿って配置され且つ前記回転プレート(6)に対して上下位置が調節可能に連結される前記L型取手部材(11)。
(本発明の作用)
前記構成要件(A01),(A02)を備えた本発明の画像形成装置(U)では、画像形成装置(U)のフレーム(2)の外側面に支持された水平軸回りに回動可能に支持された回転プレート(6)は、上方に回動した状態で前記フレーム(2)に密着した状態で前記フレーム(2)に固定される。L型取手部材(11)は、連結部(11a)で前記回転プレート(6)に密着状態で連結される。L型取手部材(11)は、前記連結部(11a)に垂直な取っ手部(11b)とを有し、前記回転プレート(6)が上方に回転した状態では前記連結部(11a)の上端から前記取っ手部(11b)が前記フレーム(2)の外方に水平に突出する状態で前記回転プレート(6)に連結される。そして、L型取手部材(11)は、前記回転プレート(6)が下方に回転した状態では、前記フレーム(2)の下方において、前記連結部(11a)の下端から前記取っ手部(11b)が前記フレーム(2)の下面に沿って配置され且つ前記回転プレート(6)に対して上下位置が調節可能に連結される。
前記構成要件(A01),(A02)を備えた本発明の画像形成装置(U)では、画像形成装置(U)のフレーム(2)の外側面に支持された水平軸回りに回動可能に支持された回転プレート(6)は、上方に回動した状態で前記フレーム(2)に密着した状態で前記フレーム(2)に固定される。L型取手部材(11)は、連結部(11a)で前記回転プレート(6)に密着状態で連結される。L型取手部材(11)は、前記連結部(11a)に垂直な取っ手部(11b)とを有し、前記回転プレート(6)が上方に回転した状態では前記連結部(11a)の上端から前記取っ手部(11b)が前記フレーム(2)の外方に水平に突出する状態で前記回転プレート(6)に連結される。そして、L型取手部材(11)は、前記回転プレート(6)が下方に回転した状態では、前記フレーム(2)の下方において、前記連結部(11a)の下端から前記取っ手部(11b)が前記フレーム(2)の下面に沿って配置され且つ前記回転プレート(6)に対して上下位置が調節可能に連結される。
したがって、L型取手部材(11)の取っ手部(11b)が、前記フレーム(2)の下方において前記フレーム(2)の下面に沿って配置され且つ前記回転プレート(6)に対して上下位置が調節可能に連結されるので、取っ手部(11b)と画像形成装置(U)のフレーム(2)との間に机等を挟んだ状態で設置固定することができる。この結果、設置固定のために新たに部品を使用することなく、机等に孔を開けずに確実に設置固定できる。
また、前記L型取手部材(11)の取っ手部(11b)が、前記回転プレート(6)が上方に回転した状態では前記連結部(11a)の上端から前記フレーム(2)の外方に水平に突出する状態で前記回転プレート(6)に連結されるので、運搬時には、前記取っ手部(11b)を取手として運搬できる。
また、前記L型取手部材(11)の取っ手部(11b)が、前記回転プレート(6)が上方に回転した状態では前記連結部(11a)の上端から前記フレーム(2)の外方に水平に突出する状態で前記回転プレート(6)に連結されるので、運搬時には、前記取っ手部(11b)を取手として運搬できる。
なお、前記取っ手部(11b)にゴム材等の弾性滑り止め部材(12)を貼付けた場合、前記固定設置時に摩擦係数の大きな弾性滑り止め部材(12)によって設置が安定より安定すると共に、机等の損傷を防止することができる。また、運搬時には、弾性滑り止め部材(12)が滑り止めとなり、運搬時に手が滑り作業者が画像形成装置(U)を落下させてしまう事故を低減できる。
また、前記本発明の画像形成装置(U)は、下記の構成要件(A03)〜(A05)を備えることも可能である。
(A03)ネジ孔(6b)が形成された前記回転プレート(6)、
(A04)前記ネジ孔(6b)に対応して形成された上下方向に延びる長孔(11c)が形成された前記連結部(11a)を有する前記L型取手部材(11)、
(A05)前記長孔(11c)を貫通し且つ前記ネジ孔(6b)に螺合することにより前記連結部(11a)を前記回転プレート(6)に着脱可能に連結する連結用ネジ(13)。
(A03)ネジ孔(6b)が形成された前記回転プレート(6)、
(A04)前記ネジ孔(6b)に対応して形成された上下方向に延びる長孔(11c)が形成された前記連結部(11a)を有する前記L型取手部材(11)、
(A05)前記長孔(11c)を貫通し且つ前記ネジ孔(6b)に螺合することにより前記連結部(11a)を前記回転プレート(6)に着脱可能に連結する連結用ネジ(13)。
前記構成要件(A03)〜(A05)を備えた本発明の画像形成装置(U)では、
前記回転プレート(6)は、ネジ孔(6b)が形成されており、前記L型取手部材(11)の前記連結部(11a)には、前記ネジ孔(6b)に対応して形成された上下方向に延びる長孔(11c)が形成されている。そして、前記連結部(11a)は、連結用ネジ(13)が前記長孔(11c)を貫通し且つ前記ネジ孔(6b)に螺合することにより前記回転プレート(6)に着脱可能に連結される。
前記回転プレート(6)は、ネジ孔(6b)が形成されており、前記L型取手部材(11)の前記連結部(11a)には、前記ネジ孔(6b)に対応して形成された上下方向に延びる長孔(11c)が形成されている。そして、前記連結部(11a)は、連結用ネジ(13)が前記長孔(11c)を貫通し且つ前記ネジ孔(6b)に螺合することにより前記回転プレート(6)に着脱可能に連結される。
また、前記構成要件を備えた本発明の画像形成装置(U)は、下記の構成要件(A06)〜(A010)を備えることも可能である。
(A06)運搬時巻締めナット(21)が装着されるナット装着孔(6b′)と、
設置時巻締めボルト(13b)が貫通するボルト貫通孔(6c)とが形成された前記回転プレート(6)、
(A07)前記ナット装着孔(6b′)に対応して形成された上下方向に延びる長孔(11c)と、前記ボルト貫通孔(6c)に対応して形成され且つ設置時巻締めナット(22)をスライド移動可能に支持する上下方向に延びるナットスライド長孔(11d)とが形成された前記連結部(11a)を有する前記L型取手部材(11)、
(A08)前記L型取手部材(11)側から前記長孔(11c)を貫通し且つ前記運搬時巻締めナット(21)に螺合する運搬時巻締めボルト(13a)と、前記回転プレート(6)側から前記ボルト貫通孔(6c)を貫通し且つ前記設置時巻締めナット(22)に螺合する設置時巻締めボルト(13b)とにより前記回転プレート(6)にスライド移動可能に支持される前記L型取手部材(11)、
(A09)前記画像形成装置(U)運搬時に巻締めることにより前記L型取手部材(11)を前記回転プレート(6)に密着させる前記運搬時巻締めボルト(13a)、
(A010)前記画像形成装置(U)設置時に巻締めることにより前記L型取手部材(11)を前記回転プレート(6)に密着させる前記設置時巻締めボルト(13b)。
(A06)運搬時巻締めナット(21)が装着されるナット装着孔(6b′)と、
設置時巻締めボルト(13b)が貫通するボルト貫通孔(6c)とが形成された前記回転プレート(6)、
(A07)前記ナット装着孔(6b′)に対応して形成された上下方向に延びる長孔(11c)と、前記ボルト貫通孔(6c)に対応して形成され且つ設置時巻締めナット(22)をスライド移動可能に支持する上下方向に延びるナットスライド長孔(11d)とが形成された前記連結部(11a)を有する前記L型取手部材(11)、
(A08)前記L型取手部材(11)側から前記長孔(11c)を貫通し且つ前記運搬時巻締めナット(21)に螺合する運搬時巻締めボルト(13a)と、前記回転プレート(6)側から前記ボルト貫通孔(6c)を貫通し且つ前記設置時巻締めナット(22)に螺合する設置時巻締めボルト(13b)とにより前記回転プレート(6)にスライド移動可能に支持される前記L型取手部材(11)、
(A09)前記画像形成装置(U)運搬時に巻締めることにより前記L型取手部材(11)を前記回転プレート(6)に密着させる前記運搬時巻締めボルト(13a)、
(A010)前記画像形成装置(U)設置時に巻締めることにより前記L型取手部材(11)を前記回転プレート(6)に密着させる前記設置時巻締めボルト(13b)。
前記構成要件(A06)〜(A010)を備えた本発明の画像形成装置(U)では、前記L型取手部材(11)は、前記L型取手部材(11)側から前記長孔(11c)を貫通し且つ前記運搬時巻締めナット(21)に螺合する運搬時巻締めボルト(13a)と、前記回転プレート(6)側から前記ボルト貫通孔(6c)を貫通し且つ前記設置時巻締めナット(22)に螺合する設置時巻締めボルト(13b)とにより前記回転プレート(6)にスライド移動可能に支持される。そして、前記画像形成装置(U)運搬時には、前記運搬時巻締めボルト(13a)が巻締められて前記L型取手部材(11)が前記回転プレート(6)に密着する。また、前記画像形成装置(U)設置時には、前記設置時巻締めボルト(13b)が巻締められて前記L型取手部材(11)が前記回転プレート(6)に密着する。
前述の本発明の画像形成装置は、下記の効果(E01)を奏する。
(E01)机等に孔を開けたり、設置固定のための新たな部品を使用することなく画像形成装置を確実に固定することができる。
(E01)机等に孔を開けたり、設置固定のための新たな部品を使用することなく画像形成装置を確実に固定することができる。
次に図面を参照しながら、本発明の実施の形態の画像形成装置を説明するが、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上側、下側とする。
また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上側、下側とする。
また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
(実施の形態1)
図1は本発明の画像形成装置の実施の形態1の斜視説明図である。
図2は図1の矢印II方向から見た斜視説明図である。
図1、図2において、実施の形態1のデジタルプリンタ(画像形成装置)Uは、プリンタ本体U1と、画像が記録された記録シートが排出される排出トレイTRhがプリンタ本体U1上面に設けられている。
図1、図2において、プリンタUの左右両側壁(±Y側壁)及び後側壁(−X側壁)の底部には、プリンタUを作業者が運搬する際に手を差し込むための取手収容部1が形成されている。
図1は本発明の画像形成装置の実施の形態1の斜視説明図である。
図2は図1の矢印II方向から見た斜視説明図である。
図1、図2において、実施の形態1のデジタルプリンタ(画像形成装置)Uは、プリンタ本体U1と、画像が記録された記録シートが排出される排出トレイTRhがプリンタ本体U1上面に設けられている。
図1、図2において、プリンタUの左右両側壁(±Y側壁)及び後側壁(−X側壁)の底部には、プリンタUを作業者が運搬する際に手を差し込むための取手収容部1が形成されている。
図3は実施の形態1の画像形成装置の取手部分の説明図であり、図3Aは分解斜視図、図3Bは図3AのIIIB−IIIB線断面図である。
図3において、各取手収容部1には内側フレーム2との間にL型取手部材収容空間3が形成されている。前記内側フレーム2の外側面には回転プレート支持部材4(図3B参照)が固定支持されている。そして、前記回転プレート支持部材4には、回転プレート6が水平軸回りに回動可能に支持されている(ヒンジ連結されている)。
図3Aにおいて、前記回動プレート6には、プレート固定用ネジ貫通孔6aと、取手部材固定用ネジ孔6bとが形成されている。前記プレート固定用ネジ貫通孔6aをプレート固定ネジ7(図3B参照)が貫通し、内側フレーム2のネジ孔に螺合することにより、回動プレート6が内側フレーム2に密着状態で固定される(図3B参照)。
図3において、各取手収容部1には内側フレーム2との間にL型取手部材収容空間3が形成されている。前記内側フレーム2の外側面には回転プレート支持部材4(図3B参照)が固定支持されている。そして、前記回転プレート支持部材4には、回転プレート6が水平軸回りに回動可能に支持されている(ヒンジ連結されている)。
図3Aにおいて、前記回動プレート6には、プレート固定用ネジ貫通孔6aと、取手部材固定用ネジ孔6bとが形成されている。前記プレート固定用ネジ貫通孔6aをプレート固定ネジ7(図3B参照)が貫通し、内側フレーム2のネジ孔に螺合することにより、回動プレート6が内側フレーム2に密着状態で固定される(図3B参照)。
図4は実施の形態1の画像形成装置の取手部分の説明図であり、図4AはL型取手部材が回動プレートに装着された状態を示す図、図4BはL型取手部材を使用して画像形成装置が机に固定設置された状態を示す図である。
図3、図4Aにおいて、プリンタU運搬時には、前記L型取手部材収容空間3には、L型取手部材11が収容される。前記L型取手部材11は、L型形状をしており、プレート状の連結部11aと、前記連結部11aの一端部から垂直方向に延びるプレート状の取手部11bとを有し、前記取手部11bの下面には、ゴム材料性の弾性滑り止め部材12が貼付けられている。図3B、図4において、前記連結部11aには、上下方向に延びる長孔11cが形成されている。なお、前記連結部11aには、前記プレート固定ネジ7のネジ頭が貫通する図示しないネジ貫通孔が形成されている。
図3、図4Aにおいて、プリンタU運搬時には、前記L型取手部材収容空間3には、L型取手部材11が収容される。前記L型取手部材11は、L型形状をしており、プレート状の連結部11aと、前記連結部11aの一端部から垂直方向に延びるプレート状の取手部11bとを有し、前記取手部11bの下面には、ゴム材料性の弾性滑り止め部材12が貼付けられている。図3B、図4において、前記連結部11aには、上下方向に延びる長孔11cが形成されている。なお、前記連結部11aには、前記プレート固定ネジ7のネジ頭が貫通する図示しないネジ貫通孔が形成されている。
プリンタU運搬時には、前記回転プレート6が図4Aに示す上方に回転した状態で、前記長孔11cを貫通し前記取手部材固定用ネジ孔6bに螺合する取手部材固定ネジ(連結用ネジ)13によって、L型取手部材11が回転プレート6に密着状態で着脱可能に連結される。
プリンタUを机Tに固定設置する場合は、図3Bに示すように、前記取手部材固定ネジ13を外して、L型取手部材11を回転プレート6から離脱させる。その後、回転プレート2を図4Bに示す下方に回転させる。そして、内側フレーム2の下方において、取手部材固定ネジ13によりL型取手部材11を回転プレート6に連結する。このとき、前記机Tの厚さに合わせて弾性滑り止め部材12が机Tの下面に当接するように、前記長孔11cに沿ってL型取手部材11を上下方向に位置調節して回転プレート6に連結する。
プリンタUを机Tに固定設置する場合は、図3Bに示すように、前記取手部材固定ネジ13を外して、L型取手部材11を回転プレート6から離脱させる。その後、回転プレート2を図4Bに示す下方に回転させる。そして、内側フレーム2の下方において、取手部材固定ネジ13によりL型取手部材11を回転プレート6に連結する。このとき、前記机Tの厚さに合わせて弾性滑り止め部材12が机Tの下面に当接するように、前記長孔11cに沿ってL型取手部材11を上下方向に位置調節して回転プレート6に連結する。
(実施の形態1の作用)
前記構成を備えた実施の形態1のデジタルプリンタU(画像形成装置)では、プリンタ運搬時には、L型取手部材11が取手部材収容空間3に収容されて取手となる。このとき、作業者がL型取手部材11に貼付けられた弾性滑り止め部材12に手を掛けてプリンタUを持ち上げるので、ゴム材料性の弾性滑り止め部材12が滑り止めとなり、プリンタUを落下させる事故を低減することができる。
前記構成を備えた実施の形態1のデジタルプリンタU(画像形成装置)では、プリンタ運搬時には、L型取手部材11が取手部材収容空間3に収容されて取手となる。このとき、作業者がL型取手部材11に貼付けられた弾性滑り止め部材12に手を掛けてプリンタUを持ち上げるので、ゴム材料性の弾性滑り止め部材12が滑り止めとなり、プリンタUを落下させる事故を低減することができる。
そして、プリンタ設置時には、取手部材固定ネジ13でL型取手部材11を回転プレート6に連結して、机Tを上下に挟み込んで安定して固定することができる。このとき、長孔11cによってL型取手部材11の上下位置が調節可能なので、机Tの厚さに対応して固定設置できる。したがって、新たな固定部材を必要とせず、机に孔を開けずにプリンタUを机Tに確実に固定することができる。また、前記机T設置固定時に机Tに弾性滑り止め部材12が当接するので、摩擦係数の高い弾性滑り止め部材12により設置がさらに安定すると共に、机Tに傷が付く等の損傷も防止できる。
(実施の形態2)
図5は実施の形態2の回転プレートとL型取手部材の要部拡大説明図であり、図5Aは斜視説明図、図5Bは図5AのVB−VB線断面図である。
次に本発明の実施の形態2のプリンタ(画像形成装置)Uの説明を行うが、以下の実施の形態2の説明において、前記実施の形態1と同一の構成要素には同一の符号を使用してその詳細な説明は省略する。実施の形態2では、以下の点において前記実施の形態1と相違するがその他の構成は実施の形態1と同様に構成されている。
図5は実施の形態2の回転プレートとL型取手部材の要部拡大説明図であり、図5Aは斜視説明図、図5Bは図5AのVB−VB線断面図である。
次に本発明の実施の形態2のプリンタ(画像形成装置)Uの説明を行うが、以下の実施の形態2の説明において、前記実施の形態1と同一の構成要素には同一の符号を使用してその詳細な説明は省略する。実施の形態2では、以下の点において前記実施の形態1と相違するがその他の構成は実施の形態1と同様に構成されている。
図5において、実施の形態2のL型取手部材11は、実施の形態1と同様に構成された長孔11cと、前記長孔11cに沿って形成されたナットスライド長孔11dとを有する。図5Bにおいて、前記回転プレート6には長孔11cに対応してナット装着孔6b′が形成されており、前記ナットスライド長孔11dに対応してボルト貫通孔6cが形成されている。図5Bにおいて、前記ナット装着孔6b′は、ナット装着部6b1′と、ボルト貫通部6b2′とを有しており、前記ナット装着部6b1′には運搬時巻締めナット21が回転不能に装着されている。図5A、図5Bにおいて、前記ナットスライド長孔11dは、ナットスライド溝11d1と、ナット貫通孔11d2とを有しており、ナットスライド溝11d1には設置時巻締めナット22がスライド移動可能且つ回転不能に支持されている。
そして、L型取手部材11側から前記長孔11cとナット装着孔6b′を貫通して運搬時巻締めナット21に螺合する運搬時巻締めボルト13aと、回転プレート6側から前記ボルト貫通孔6cとナットスライド長孔11dを貫通して設置時巻締めナット22に螺合する設置時巻締めボルト13bと、によってL型取手部材11が回転プレート6にスライド可能に(位置調節可能に)連結されている。
(実施の形態2の作用)
図6は実施の形態1の図4に対応する実施の形態2の画像形成装置の作用説明図であり、図6Aは運搬時の状態を示す説明図、図6Bは設置時の状態を示す説明図である。
前記構成を備えた実施の形態2の画像形成装置Uでは、運搬時には、図6Aに示すように、運搬時巻締めボルト13aが内側フレーム2の外方に面するので、運搬時巻締めボルト13aを締めることによってL型取手部材11を回転プレート6に密着状態で連結することができる。そして、実施の形態1と同様にプレート固定用ネジ貫通孔6a貫通するプレート固定ネジ7により、L型取手部材11と回転プレート6を内側フレーム2に固定することができる。
図6は実施の形態1の図4に対応する実施の形態2の画像形成装置の作用説明図であり、図6Aは運搬時の状態を示す説明図、図6Bは設置時の状態を示す説明図である。
前記構成を備えた実施の形態2の画像形成装置Uでは、運搬時には、図6Aに示すように、運搬時巻締めボルト13aが内側フレーム2の外方に面するので、運搬時巻締めボルト13aを締めることによってL型取手部材11を回転プレート6に密着状態で連結することができる。そして、実施の形態1と同様にプレート固定用ネジ貫通孔6a貫通するプレート固定ネジ7により、L型取手部材11と回転プレート6を内側フレーム2に固定することができる。
また、画像形成装置Uを机T上に設置する場合、プレート固定ネジ7を外し、運搬時巻締めボルト13aを緩めて、回転プレート6とL型取手部材11を下方に回転させる。回転プレート6を下方に回動させると、図6Bに示すように、設置時巻締めボルト13bが外方に面する。したがって、机Tの厚みに合わせて、L型取手部材11を回転プレート6に対してスライドさせて上下位置を調節した状態で、設置時巻締めボルト13bを締めることによって、L型取手部材11が回転プレート6に対して固定される。
この結果、実施の形態2の画像形成装置Uでは、設置時にL型取手部材11を回転プレート6から取り外すことなく設置することができる。
この結果、実施の形態2の画像形成装置Uでは、設置時にL型取手部材11を回転プレート6から取り外すことなく設置することができる。
(変更例)
以上、本発明の実施の形態を詳述したが、本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例(H01),(H02)を下記に例示する。
(H01)前記各実施の形態において、前記取手部にネジ孔を形成して、キャビネットやトレイ等に画像形成装置を設置する場合に、前記画像形成装置とキャビネット等とを連結固定するためのブラケットとして前記L型取手部材11を使用することも可能である。
(H02)前記各実施の形態において、弾性滑り止め部材12をゴム材料性の部材で構成したが、従来公知の材料の滑り止め部材を使用可能であり、弾性を有しない部材で構成することも可能である。さらに、取手部11bの表面に滑り止め加工を施すことも可能であり、必要なければ、滑り止め部材を設けない構成とすることも可能である。
以上、本発明の実施の形態を詳述したが、本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例(H01),(H02)を下記に例示する。
(H01)前記各実施の形態において、前記取手部にネジ孔を形成して、キャビネットやトレイ等に画像形成装置を設置する場合に、前記画像形成装置とキャビネット等とを連結固定するためのブラケットとして前記L型取手部材11を使用することも可能である。
(H02)前記各実施の形態において、弾性滑り止め部材12をゴム材料性の部材で構成したが、従来公知の材料の滑り止め部材を使用可能であり、弾性を有しない部材で構成することも可能である。さらに、取手部11bの表面に滑り止め加工を施すことも可能であり、必要なければ、滑り止め部材を設けない構成とすることも可能である。
U…画像形成装置、
2…フレーム、
6b…ネジ孔、
6…回転プレート、
11…L型取手部材、
11a…連結部、
11b…取っ手部、
11c…長孔、
12…弾性滑り止め部材。
2…フレーム、
6b…ネジ孔、
6…回転プレート、
11…L型取手部材、
11a…連結部、
11b…取っ手部、
11c…長孔、
12…弾性滑り止め部材。
Claims (2)
- 下記の構成要件(A01),(A02)を備えたことを特徴とする画像形成装置、
(A01)画像形成装置のフレームの外側面に支持された水平軸回りに回動可能に支持され且つ上方に回動した状態で前記フレームに密着した状態で前記フレームに固定される回転プレート、
(A02)前記回転プレートに密着状態で連結される連結部と、前記連結部に垂直な取手部とを有するL型取手部材であって、前記回転プレートが上方に回転した状態では前記連結部の上端から前記取手部が前記フレームの外方に水平に突出する状態で前記回転プレートに連結され、前記回転プレートが下方に回転した状態では前記フレームの下方において前記連結部の下端から前記取手部が前記フレームの下面に沿って配置され且つ前記回転プレートに対して上下位置が調節可能に連結される前記L型取手部材。 - 下記の構成要件(A03)〜(A05)を備えたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置、
(A03)ネジ孔が形成された前記回転プレート、
(A04)前記ネジ孔に対応して形成された上下方向に延びる長孔が形成された前記連結部を有する前記L型取手部材、
(A05)前記長孔を貫通し且つ前記ネジ孔に螺合することにより前記連結部を前記回転プレートに着脱可能に連結する連結用ネジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003321007A JP2005091426A (ja) | 2003-09-12 | 2003-09-12 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003321007A JP2005091426A (ja) | 2003-09-12 | 2003-09-12 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005091426A true JP2005091426A (ja) | 2005-04-07 |
Family
ID=34452810
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003321007A Pending JP2005091426A (ja) | 2003-09-12 | 2003-09-12 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005091426A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007017730A (ja) * | 2005-07-08 | 2007-01-25 | Fuji Xerox Co Ltd | 取手構造 |
JP2007309958A (ja) * | 2006-05-16 | 2007-11-29 | Murata Mach Ltd | 画像形成装置 |
JP2011046178A (ja) * | 2009-08-28 | 2011-03-10 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置の把手及び機器運搬締結用把手 |
JP2012247567A (ja) * | 2011-05-26 | 2012-12-13 | Oki Data Corp | 画像形成ユニット、画像形成ユニット梱包体、画像形成装置及び現像剤収容器 |
-
2003
- 2003-09-12 JP JP2003321007A patent/JP2005091426A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007017730A (ja) * | 2005-07-08 | 2007-01-25 | Fuji Xerox Co Ltd | 取手構造 |
JP4720325B2 (ja) * | 2005-07-08 | 2011-07-13 | 富士ゼロックス株式会社 | 取手構造 |
JP2007309958A (ja) * | 2006-05-16 | 2007-11-29 | Murata Mach Ltd | 画像形成装置 |
JP2011046178A (ja) * | 2009-08-28 | 2011-03-10 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置の把手及び機器運搬締結用把手 |
JP2012247567A (ja) * | 2011-05-26 | 2012-12-13 | Oki Data Corp | 画像形成ユニット、画像形成ユニット梱包体、画像形成装置及び現像剤収容器 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6905103B2 (en) | Display apparatus | |
JP2000066763A (ja) | コンピュータの机背面側面固定装置 | |
JP4775272B2 (ja) | 情報機器及びスタンド | |
US8587847B2 (en) | Image forming device | |
JP2006173846A (ja) | 液晶テレビ用スタンドおよび表示装置用スタンド | |
JP2005091426A (ja) | 画像形成装置 | |
KR100754330B1 (ko) | 디스플레이 장치의 스탠드 구조 | |
JP2004109723A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5176259B2 (ja) | 電子機器筐体の取付構造 | |
JP3834822B2 (ja) | 液晶テレビジョンおよび表示装置 | |
JP2005115340A (ja) | 映写スクリーンの取付構造 | |
JP2006303095A (ja) | 筐体設置構造 | |
JP3514567B2 (ja) | 棚板装置 | |
JP4891660B2 (ja) | 薄型表示装置 | |
JP2018083402A (ja) | オプション部品及び着脱式カバーの固定構造 | |
JPH073943Y2 (ja) | Oa機器用机 | |
JP3518679B2 (ja) | サブラック装置 | |
GB2611534A (en) | Mounting apparatus and method | |
JPH06106815A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2001185864A (ja) | 被支持物体の転倒防止装置 | |
JP2003207964A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH07325642A (ja) | 小型電子計算機 | |
JPH06302171A (ja) | デスクトップ型電子機器 | |
JPH11307951A (ja) | 機器筐体 | |
JP2004249633A (ja) | 画像形成装置 |