JPH06302171A - デスクトップ型電子機器 - Google Patents

デスクトップ型電子機器

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Publication number
JPH06302171A
JPH06302171A JP11243293A JP11243293A JPH06302171A JP H06302171 A JPH06302171 A JP H06302171A JP 11243293 A JP11243293 A JP 11243293A JP 11243293 A JP11243293 A JP 11243293A JP H06302171 A JPH06302171 A JP H06302171A
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JP
Japan
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unit
key panel
main body
main
panel unit
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Withdrawn
Application number
JP11243293A
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English (en)
Inventor
Mikinori Matsuda
幹憲 松田
Koji Kosaka
功二 小坂
Toshiyuki Yamazaki
利幸 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ユーザー側で分解や組立てを簡単に行えるよ
うにすること。 【構成】 本体ユニット1のメインシャーシ12上に回
路基板13とテープデッキ17とを取り付けて、この本
体ユニット1を上部開放型に構成し、この本体ユニット
1の回路基板13の上部及びテープデッキ17の前面を
覆うようにキーパネルユニット2を本体ユニット1の前
側の上部に着脱自在に取り付け、キーパネルユニット2
の後方位置でメインシャーシ12上にディスプレイユニ
ット3を開閉自在でかつ着脱自在に取り付けると共に、
テープデッキ17の上部を覆うように本体ユニット1の
後側の上部にリヤカバー4を着脱自在に取り付けたこと
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、デスクトップ
型の業務用のDAT(デジタルオーディオテープレコー
ダ)編集機に適用するのに最適なデスクトップ型電子機
器に関し、特に、開閉式のディスプレイを備えたものに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、開閉式のディスプレイを備え
たデスクトップ型の電子機器として、図12及び図13
に示すようなパソコンやワープロ等がある。
【0003】この種、パソコンやワープロ等は、本体1
00の後端の上部にディスプレイ101をヒンジ機構1
02によって回転自在に取り付けて、ディスプレイ10
1を本体100の後方上方に起立させた開位置と、本体
100上に倒伏させた閉位置との間で矢印a、b方向に
開閉自在に構成している。
【0004】そして、本体100は、メインシャーシ及
び回路基板(何れも図示せず)に取り付けられた底板1
03、底板103の上部を覆うようにメインシャーシ上
にビス止めされるキーパネル104、キーボード10
5、リヤカバー106、ヒンジカバー107等の外装部
品によって構成されている。
【0005】また、本体100の底部にはキーパネル1
04等の傾斜角度を調整する左右一対のスタンド108
等が取り付けられる。
【0006】そして、ヒンジ機構102へのディスプレ
イ101のビス止め部や各外装部品のビス止め部は、そ
れぞれ複数のビス109、110の頭部をゴムキャップ
111、112等で隠閉させている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のこの種
パソコンやワープロ等は、ユーザー側で内部の構成部品
をメンテナンスすることが殆んどないために、本体10
0に対するディスプレイ101や外装部品の分解や組立
ての作業が非常に面倒であった。
【0008】例えば、複数のビス109、110の頭部
をゴムキャップ111、112で隠閉する構造は、部品
点数及び組立工数が多くなる上に、外観体裁面において
決して好ましいものではない。そして、ゴムキャップ1
11、112の脱落による紛失等も多発し易い。また、
外装部品等を本体100の下方からビス止めする方式も
あり、本体100を上下に反転しなければビス止めやビ
ス取り外しを行えず、分解や組立ての作業性が非常に悪
い。
【0009】これに対して、デスクトップ型の業務用の
DAT編集機は、上記パソコンやワープロとほぼ類似す
る構成を有する反面、パソコンやワープロと異なり、ユ
ーザー側でバージョンアップやバグ修正時におけるRO
M交換等の作業、定期的な部品交換等のメンテナンスを
行う必要があるといった特性を有している。
【0010】そして、このような特性を有する業務用の
DAT編集機に、図12及び図13に示したパソコンや
ワープロ等に採用されている煩雑な組立構造を適用した
場合には、ユーザー側でROM交換やメンテナンス等の
作業を行う際に多大の時間と手間がかかってしまうと言
う問題がある。
【0011】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであって、ユーザー側で分解や組立てを簡単
に行えるようにしたデスクトップ型電子機器を提供する
ことを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明のデスクトップ型電子機器は、メインシャー
シ上に回路基板や記録再生装置が取り付けられた上部開
放型の本体ユニットと、上記回路基板の上部及び上記記
録再生装置の前面を覆うように上記本体ユニットの前側
の上部に着脱自在に取り付けられたキーパネルユニット
と、上記キーパネルユニットの後方位置で上記本体ユニ
ットの上記メインシャーシ上に着脱自在に取り付けられ
て、上記キーパネルユニットの後方上部に起立された開
位置と上記キーパネル上に倒伏された閉位置との間で開
閉自在に構成されたディスプレイユニットと、上記記録
再生装置の上部を覆うように上記本体ユニットの後側の
上部に着脱自在に取り付けられたリヤカバーとからなる
ものである。この際、上記キーパネルユニットと上記本
体ユニットの回路基板との間をコネクター付のケーブル
で接続したり、上記キーパネルユニットの前端の内側と
上記メインシャーシとの間に形成された前後方向の第1
差し込み係合部と、上記キーパネルユニットの後端を上
記メインシャーシ上に固定する第1ビス止め部と、その
第1ビス止め部の上部を覆う位置で上記キーパネルユニ
ットの後端と上記リヤカバーの前端との間に形成された
前後方向の第2差し込み係合部と、上記リヤカバーを上
記メインシャーシに固定する第2ビス止め部とを備えた
り、上記ディスプレイユニットが回転自在に取り付けら
れた一対のスタンドと上記メインシャーシとの間に形成
された差し込み方式の仮止め機構と、その仮止め用機構
の近傍に形成されて上記各スタンドを上記メインシャー
シ上に固定する第3ビス止め部とを備えたり、上記記録
再生装置の上部を開放し、上記リヤカバーでその記録再
生装置の上部を覆う天板を兼用させたりするのが好まし
い。
【0013】
【作用】上記のように構成された本発明のデスクトップ
型電子機器は、本体ユニットのメインシャーシ上に回路
基板と記録再生装置とを取り付けて、この本体ユニット
を上部開放型に構成し、この本体ユニットの回路基板の
上部及び記録再生装置の前面を覆うようにキーパネルユ
ニットを本体ユニットの前側の上部に着脱自在に取り付
け、キーパネルユニットの後方位置でメインシャーシ上
にディスプレイユニットを開閉自在でかつ着脱自在に取
り付けると共に、記録再生装置の上部を覆うように本体
ユニットの後側の上部にリヤカバーを着脱自在に取り付
けたので、キーパネルユニット及びリヤカバーの2つだ
けのユニット化された外装部品を取り外すだけで、本体
ユニットの上部を開放することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明を適用したデスクトップ型の事
務用のDAT編集機の一実施例を図1〜図11を参照し
て説明する。
【0015】
【概要説明】まず、図1によって、このデスクトップ型
の業務用のDAT編集機(以下、単にDAT編集機と記
載する。)の概要を説明する。
【0016】このDAT編集機は、本体ユニット1と、
その本体ユニット1の上部に着脱自在に取り付けられる
キーパネルユニット2、ディスプレイユニット3及びリ
ヤカバー4とによって構成されている。
【0017】
【本体ユニットの説明】次に、図1〜図9によって、本
体ユニット1を説明する。
【0018】この本体ユニット1は、合成樹脂で成形さ
れ、上部の全面が開放された浅い箱形の本体ケース11
内に板金で形成されたメインシャーシ12を複数のビス
(図示せず)によってほぼ水平に取り付けている。
【0019】そして、メインシャーシ12の前側フレー
ム12a上に複数の回路基板13が複数のビス14によ
って上方からほぼ水平にビス止めされている。そして、
この複数の回路基板13の上面には複数のCPUユニッ
ト15、ROM16及びその他の多数の回路素子(図示
せず)が取り付けられている。。
【0020】また、メインシャーシ12の後側フレーム
12bは前側フレーム12aより高い位置に水平に配置
されていて、その後側フレーム12上には記録再生装置
である左右一対のテープデッキ17がそれぞれ3本のビ
ス18によって上方からほぼ水平にビス止めされてい
る。なお、これら左右一対のテープデッキ17は天板が
予め除去されていて、これらの上部17a全面が開放さ
れている。そして、これら左右一対のテープデッキ17
の前面17bにはそれぞれ内蓋を有するカセット挿入用
穴17cが形成されている。そして、これら左右一対の
テープデッキ17はコネクター付のフラットケーブルや
ハーネス(何れも図示せず)等によって回路基板13に
電気的に接続されている。
【0021】なお、本体ケース11の下面の四隅にはゴ
ム足19が取り付けられている。そして、この本体ユニ
ット1には、上記の構成の他にも、スイッチングレギュ
レータ、外部インターフェース用コネクター、ファンモ
ータ、ACインレット、パワースイッチ(何れも図示せ
ず)等の各種部品が取り付けられている。
【0022】
【キーパネルユニットの説明】次に、図1〜図8によっ
て、キーパネルユニット2を説明する。
【0023】このキーパネルユニット2は、合成樹脂で
成形され、下部の全面が開放された浅い箱形のキーパネ
ル21と、そのキーパネル21の後端側の中央部上に一
体に成形又は溶着等にて一体に結合された凸状部である
フロントパネル22と、キーパネル21上に配置された
テープトランスポート系キー、テンキー、ファンクショ
ンキー、カーソルキー等の多数のキー23と、ジョグダ
イヤル24と、左右一対のテープデッキ17の左右一対
のカセット挿入用穴17cに対向させてフロントパネル
22に形成された左右一対のカセット挿入口25等によ
って構成されている。
【0024】なお、多数のキー23はキーパネル22の
下面にビス止めされたキーボード26上に取り付けられ
てキーパネル21上に突出されている。そして、このキ
ーパネルユニット2のキーボード26が本体ユニット1
の回路基板13にコネクター27付のフラットケーブル
28やハーネス等のケーブルによって電気的に接続され
ている。
【0025】
【ディスプレイユニットの説明】次に、図1〜図6、図
10及び図11によって、ディスプレイユニット3を説
明する。
【0026】このディスプレイユニット3は、下端の左
右両側に左右一対のヒンジ機構収納用凸部3aが形成さ
れてほぼ門型に構成されている。そして、このディスプ
レイユニット3は、合成樹脂によって成形され、内装さ
れるシャーシ(図示せず)の前後にビス止めされたフロ
ントパネル31及びリヤパネル32と、シャーシに取り
付けられてフロントパネル31の中央部に露呈されたデ
ィスプレイである液晶ディスプレイ33と、板金で形成
された左右一対のスタンド34と、左右一対のヒンジ機
構収納用凸部3a内に収納され、左右一対のスタンド4
にディスプレイシャーシを回転自在に取り付けた左右一
対のヒンジ機構35等によって構成されている。そし
て、このディスプレイユニット3がヒンジ機構35部分
を挿通されたコネクター付のフラットケーブルやハーネ
ス(図示せず)等によって本体ユニット1の回路基板に
電気的に接続されている。
【0027】なお、このディスプレイユニット3の前面
(フロントパネル31側)の上端に取り付けられた左右
一対のロック爪36がキーパネルユニット2のキーパネ
ル21の前端に形成された左右一対のロック穴37に係
合可能に構成されており、ディスプレイユニット3の左
右両側面の上端には左右一対のロック解除釦38が取り
付けられている。
【0028】
【リヤカバーの説明】次に、図1〜図9によって、リヤ
カバー4を説明する。
【0029】このリヤカバー4は合成樹脂によって成形
されていて、下部と前面との2方向が開放されている。
そして、キーパネル21のフロントパネル22の後端に
後方から係合可能な凸状部41がこのリヤカバー4の中
央部上に一体成形されていて、この凸状部41が左右一
対のテープデッキ17の天板を兼用している。
【0030】
【組立構造の説明】次に、本体ユニット1に対するキー
パネルユニット、ディスプレイユニット3及びリヤカバ
ー4の着脱自在な組立構造を説明する。
【0031】まず、本体ユニット1における左右一対の
テープデッキ17は本体ユニット1のメインシャーシ1
2の水平な後側フレーム12bの上部で左右に振り分け
られた位置にそれぞれ3本のビス18によって上方から
着脱自在に簡単にビス止めされ、これら左右一対のテー
プデッキ17はコネクター付のフラットケーブルやハー
ネス等によって回路基板13に電気的にも簡単に接続さ
れる。
【0032】次に、ディスプレイユニット3が左右一対
のスタンド34によって本体ユニット1の水平な後側フ
レーム12bの前側位置の左右両側にそれぞれ2本、合
計4本のビス39によって上方から着脱自在に簡単にビ
ス止めされ、このディスプレイユニット3はコネクター
付フラットケーブルやハーネス等によって本体ユニット
1の回路基板13に電気的にも簡単に接続される。
【0033】この際、図10及び図11に示すように、
左右一対のスタンド34には、左右一対の第3ビス止め
部311を構成する左右一対のビス止め用足312の中
間位置の下部に、仮止め機構313を構成する垂直でほ
ぼL字状の係止爪314が一体に形成されている。
【0034】そこで、左右一対の係止爪314を後側フ
レーム12bに形成された左右一対の係止溝315の広
巾部315aから狭巾部315bに矢印cで示すように
L型に差し込んで係止することにより、その係止爪31
4と左右各一対のビス止め用足312との間で後側フレ
ーム12bを上下から保持するようにして、左右一対の
スタンド34を後側フレーム12b上に垂直な姿勢で安
定良く仮止めする。
【0035】そして、合計4本のビス39を左右一対の
スタンド34の左右各一対のビス止め用足312のビス
挿通穴316に上方から挿入して後側フレーム12bに
形成されている合計4つのネジ穴317に上方から捩じ
込んで固定するものである。
【0036】従って、ディスプレイユニット3を後側フ
レーム12b上にビス止めする際、左右一対のスタンド
34を後側フレーム12b上に仮止め機構313によっ
て仮止めして、ディスプレイユニット3を後側フレーム
12b上で垂直な姿勢に安定させた状態で、左右一対の
スタンド34を合計4本のビス39によって後側フレー
ム12b上に容易にビス止めすることができる。
【0037】これにより、ディスプレイユニット3を一
方の手で支えながら、他方の手でスタンド34をビス止
めするような面倒なビス止め作業を行わなくても良くな
り、ディスプレイユニット3のビス止め作業を容易、か
つ、高能率に行える。
【0038】次に、キーパネルユニット2がそのキーパ
ネル21によって本体ユニット1の前側に配置されてい
る回路基板13の上部を覆い、そのフロントパネル22
が左右一対のテープデッキ17の前面17bを覆うよう
にして、本体ユニット1の前側(図3で左側のこと)の
上部に合計2本のビス29によって上方から着脱自在に
ビス止めされ、このキーパネルユニット2はコネクター
27付のフラットケーブル28によって本体ユニット1
の回路基板13に電気的にも簡単に接続される。この
時、フロントパネル22はディスプレイユニット3の下
端の左右一対のヒンジ機構収納用凸部3aの間に前方か
ら潜り込ませるように挿入される。
【0039】この際、図7に示すように、キーパネルユ
ニット2には、そのキーパネル21の前端21aの内側
に左右一対の第1差し込み係合部211を構成する垂直
でL字状の係止爪212がビス止めされており、キーパ
ネル21の後端21bには左右一対の第1ビス止め部2
13を構成する左右一対のビス止め用足214が一体成
形されている。
【0040】そこで、左右一対の係止爪212を、本体
ユニット1のメインシャーシ12の前側フレーム12a
の前端から上方に垂直に立ち上げられた前面板12cに
形成された左右一対の係止溝215に前後方向である矢
印d方向から差し込んで係止する。
【0041】そして、キーパネル21の後端に一体成形
された左右一対のビス止め用足214を左右一対のビス
29によって本体ユニット1のメインシャーシ12の後
側フレーム12b上に上方から簡単にビス止めする。な
お、このビス止めにより、フロントパネル22の左右一
対のカセット挿入口25が左右一対のテープデッキ17
の左右一対のカセット挿入用穴17cの前面に位置決め
されると共に、キーパネル21及びフロントパネル22
の後端21b、22aによって左右一対のスタンド34
及び合計4つの第3ビス止め部311の上部が覆われ
る。
【0042】次に、リヤカバー4が本体ユニット1の左
右一対のテープデッキ12の上部を覆うように本体ユニ
ット1の後側(図3で右側のこと)の上部に合計3本の
ビス42によって着脱自在にビス止めされる。
【0043】この際、図8に示すように、リヤカバー4
の前端4aには第2差し込み係合部411を構成する係
止片412がそのリヤカバー4の凸状部41を含む左右
方向の全巾に亘って形成されていて、垂直な後端4bに
は合計3つの第2ビス止め部413を構成する合計3つ
のビス挿通穴414が形成されている。
【0044】そこで、このリヤカバー4の凸状部41を
ディスプレイユニット3の下端の左右一対のヒンジ機構
収納用凸部3aの間に後方から潜り込ませるようにし
て、そのリヤカバー4及び凸状部41の係止片414を
キーパネル21及びフロントパネル22の後端21b、
22aの下面にその左右方向の全巾に亘って形成された
係止溝415内に前後方向である矢印e方向から差し込
んで係止する。
【0045】そして、リヤカバー4の後端4bの合計3
つのビス挿通穴414に合計3つのビス42を後方から
挿通して、本体ユニット1のメインシャーシ12の後端
から上方に垂直に立ち上げられた後面板12dの合計4
つのネジ穴416に捩じ込んで簡単に固定する。
【0046】すると、リヤカバー4によって左右一対の
第1ビス止め部212の上部が覆われると共に、リヤカ
バー4の凸状部41によって左右一対のテープデッキ1
7の上部が覆われる。
【0047】以上により、このDAT編集機の組立てが
完了し、左右一対のスタンド34及び合計4つの第3ビ
ス止め部311や左右一対の第1ビス止め部213がそ
れぞれキーパネルユニット2及びリヤカバー44によっ
て隠閉されてしまい、DAT編集機の正面からは見えに
くい後面のみにたった3つのビス42の頭だけが露呈す
ることになる。
【0048】従って、このDAT編集機は、外観体裁が
非常に良好で、デザイン性の優れた形状を有している。
【0049】そして、ディスプレイユニット3は左右一
対のヒンジ機構35を回転中心にして図3に実線で示す
開位置と1点鎖線で示す閉位置との間でほぼ120°の
角度θ1 で矢印a、b方向に開閉自在に構成されてい
る。そして、そのディスプレイユニット3の回転角の規
制はスタンド34とヒンジ機構35との間で行われ、デ
ィスプレイユニット3がキーパネル21やリヤカバー4
に直接衝突されることはないように構成されている。
【0050】そして、ディスプレイユニット3は閉位置
で、左右一対のロック爪36を左右一対のロック穴37
に係合してロックされるように構成され、左右一対のロ
ック解除釦38を押してそのロックを解除できるように
構成されている。
【0051】そして、このDAT編集機の使用時には、
図3に実線で示すようにディスプレイユニット3を開位
置まで矢印a方向に開く。なおこの際、ディスプレイユ
ニット3は垂直位置から後方約25°の角度θ2 の範囲
で矢印a、b方向に無段階に角度調整可能に構成されて
いる。
【0052】そして、一対のテープカセット(図示せ
ず)をフロントパネル22の左右一対のカセット挿入口
25から左右一対のテープデッキ17内に挿入してセッ
トし、多数のキー23やジョグダイヤル24を操作し
て、業務用のテープ編集を行うものである。
【0053】ところで、このDAT編集機によれば、図
1、図4〜図9に示すように、3本のビス42を外し
て、リヤカバー4を図8で矢印f方向に引っ張るだけ
で、第2差し込み係合部411を外して、このリヤカバ
ー4を本体ユニット1から簡単に分解することができ
る。
【0054】そして、リヤカバー4を分解すれば、2本
のビス29を外すことができ、この2本のビス29を外
して、キーパネルユニット2を図7で矢印g方向に引っ
張るだけで、第1差し込み係合部211を外して、キー
パネルユニット2を本体ユニット1から簡単に分解する
ことができる。なおこの際、キーパネルユニット2のキ
ーボード26等、キーパネルユニット2自体は何等分解
する必要がない。
【0055】そして、リヤカバー4を分解すれば、左右
一対のテープデッキ17の内部及び本体ユニット1の後
部側の内部を開放して、直視することができ、これらテ
ープデッキ17等のメンテナンスや定期的な部品交換の
作業を容易に行える。
【0056】この際、リヤカバー4の凸状部41が左右
一対のテープデッキ17の天板を兼用しているので、こ
れらのテープデッキ17の天板を省略することができ、
部品点数及び組立工数を削減できる。
【0057】そして、キーパネルユニット2を分解すれ
ば、本体ユニット1の前部側の内部を開放して、直視す
ることができ、回路基板13のバージョンアップやバグ
修理時におけるROM16の交換作業や、回路基板13
等のメンテナンスや定期的部品交換等の作業を容易に行
える。
【0058】この際、キーパネルユニット2は本体ユニ
ット1の回路基板13とコネクター27付のフラットケ
ーブル28やハーネスによって電気的に接続されてお
り、回路基板13側のコネクター27を抜くことで、キ
ーパネルユニット2を本体ユニット1から完全に分離す
ることができる。
【0059】そこで、図5に示すように、キーパネルユ
ニット2を本体ユニット1の回路基板13にコネクター
27付のフラットケーブル28やハーネスで電気的に接
続したままで、キーパネルユニット2を本体ユニット1
から分解して、ディスプレイユニット3の液晶ディスプ
レイ33を見ながら、キー23やダイヤル24等を操作
して、電気的な調整や検査等の作業を容易に行うことが
できる。
【0060】なお、左右一対のテープデッキ17及びデ
ィスプレイユニット3はキーパネルユニット2やリヤカ
バー4に対して独立してメインシャーシ12上にビス止
めされているので、それぞれ3本のビス18及び4本の
ビス39を外すだけで、これらテープデッキ17及びデ
ィスプレイユニット3を本体ユニット1から簡単に分解
することができるので、これら左右一対のテープデッキ
17及びディスプレイユニット3の交換等の作業も容易
に行える。
【0061】以上、本発明の一実施例に付き述べたが、
本発明は上記の実施例に限定されることなく、本発明の
技術的思想に基づいて各種の変更が可能である。例え
ば、メインシャーシ12に対する本体ケース11のビス
止め方向は、上方、下方の何れでも良い。また、メイン
シャーシ12の特に後側フレーム12bを前側フレーム
12aに対して上下方向に回転可能に構成するか、或い
は、取り外し可能に構成すれば、この後側フレーム12
bで隠されている部品のメンテナンスや部品交換等を容
易に行える。また、本発明は、デスクトップ型の業務用
のDAT編集機に限定されることなく、開閉式のディス
プレイを有するパソコンやワープロその他の各種の電子
機器に適用可能である。従って、記録再生装置はテープ
デッキに限定されることなく、ディスクデッキ等であっ
ても良い。
【0062】
【発明の効果】以上のように構成された本発明のデスク
トップ型電子機器は次のような効果を奏する。
【0063】請求項1は、本体ユニットのメインシャー
シ上に回路基板と記録再生装置とを取り付けて、この本
体ユニットを上部開放型に構成し、この本体ユニットの
回路基板の上部及び記録再生装置の前面を覆うようにキ
ーパネルユニットを本体ユニットの前側の上部に着脱自
在に取り付け、キーパネルユニットの後方位置でメイン
シャーシ上にディスプレイユニットを開閉自在でかつ着
脱自在に取り付けると共に、記録再生装置の上部を覆う
ように本体ユニットの後側の上部にリヤカバーを着脱自
在に取り付けて、キーパネルユニット及びリヤカバーの
2つだけのユニット化された外装部品を取り外すだけ
で、本体ユニットの上部を開放することができるように
したので、業務用のDAT編集機に適用すれば、記録再
生装置のメンテナンスや定期的な部品交換、バージョン
アップやバグ修理時におけるROM交換等の作業をユー
ザー側で簡単に行うことができ、これらの作業性の向上
及び作業時間の大巾短縮を図ることができる。
【0064】請求項1は、キーパネルユニット自体やデ
ィスプレイユニットは分解しなくても良いので、これら
の組立て時の部品紛失の低減や組立精度の安定化を図る
ことができる。
【0065】請求項1は、ディスプレイユニットはキー
パネルユニットやリヤカバーに対して独立してメインシ
ャーシ上に取り付けるので、キーパネルユニットやリヤ
カバーを外しても、ディスプレイユニットはいちいち外
す必要がない。
【0066】請求項2は、キーパネルユニットと上記本
体ユニットの回路基板との間をコネクター付のケーブル
で接続したので、キーパネルユニットをコネクター付の
ケーブルで本体ユニットに電気的に接続したままで、キ
ーパネルユニットを本体ユニットから取り外して、ディ
スプレイユニットのディスプレイを見ながら、各種のキ
ー操作等を行って、電気的な調整や検査等を容易に行え
る。
【0067】請求項3は、上記キーパネルユニットの前
端の内側と上記メインシャーシとの間に形成された前後
方向の第1差し込み係合部と、上記キーパネルユニット
の後端を上記メインシャーシ上に固定する第1ビス止め
部と、その第1ビス止め部の上部を覆う位置で上記キー
パネルユニットの後端と上記リヤカバーの前端との間に
形成された前後方向の第2差し込み係合部と、上記リヤ
カバーを上記メインシャーシに固定する第2ビス止め部
とを備えたので、キーパネルユニットの本体ユニットに
対するビス止め部をリヤカバーで隠閉すると共に、外部
に露呈するビスの数を大巾に削減して、外観体裁を著し
く向上できるにも拘らず、リヤカバーやキーパネルユニ
ットの分解や組立ての作業を容易に行える。
【0068】請求項4は、上記ディスプレイユニットが
回転自在に取り付けられた一対のスタンドと上記メイン
シャーシとの間に形成された差し込み方式の仮止め機構
と、その仮止め用機構の近傍に形成されて上記各スタン
ドを上記メインシャーシ上に固定する第3ビス止め部と
を備えたので、ディスプレイユニットをメインシャーシ
上にビス止めする際、一方の手でディスプレイユニット
を支えながら、他方の手で、ビス止め作業を行うような
面倒で、不安定なビス止め作業を行う必要がなく、ディ
スプレイユニットの分解や組立ての作業を容易、かつ、
安全に行える。
【0069】請求項5は、上記記録再生装置の上部を開
放し、上記リヤカバーでその記録再生装置の上部を覆う
天板を兼用させたので、リヤカバーを外すだけで、記録
再生装置の内部を開放して直視することができて、この
記録再生装置のメンテナンスや定期的な部品交換を容易
に行えると共に、記録再生装置の天板を省略して、部品
点数や組立工数を削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したデスクトップ型の業務用のD
AT編集機の概要を示す分解斜視図である。
【図2】上記DAT編集機の完成品の斜視図である。
【図3】上記DAT編集機の側面図である。
【図4】上記DAT編集機のリヤカバーを取り外した状
態での斜視図である。
【図5】上記DAT編集機のキーパネルユニットを外し
た状態の斜視図である。
【図6】上記DAT編集機のディスプレイユニットを外
した状態の斜視図である。
【図7】本体ユニットへのキーパネルユニットの取付け
構造を示す断面側面図である。
【図8】本体ユニットへのリヤカバーの取り付け構造を
示す断面側面図である。
【図9】リヤカバーによるテープデッキの閉塞状況を示
す断面正面図である。
【図10】ディスプレイユニットのスタンドのメインシ
ャーシに対する仮止め機構を示す分解斜視図である。
【図11】図11の(A)は上記仮止め機構の断面図で
あり、図11の(B)は図11の(A)のA−A矢視で
の断面図である。
【図12】従来のデスクトップ型のパソコンやワープロ
等を示す斜視図である。
【図13】従来のデスクトップ型のパソコンやワープロ
等の外装部品の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 本体ユニット 11 本体ユニットの本体ケース 12 本体ユニットのメインシャーシ 13 本体ユニットの回路基板 16 本体ユニットのROM 17 本体ユニットのテープデッキ(記録再生装置) 2 キーパネルユニット 21 キーパネルユニットのキーパネル 22 キーパネルユニットのフロントパネル 23 キーパネルユニットのキー 25 キーパネルユニットのカセット挿入口 26 キーパネルユニットのキーボード 27 キーパネルユニットのコネクター 28 キーパネルユニットのフラットケーブル(ケー
ブル) 3 ディスプレイユニット 33 ディスプレイユニットの液晶ディスプレイ(デ
ィスプレイ) 34 ディスプレイユニットのスタンド 35 ディスプレイユニットのヒンジ機構 4 リヤカバー 41 リヤカバーの凸状部 18、29、39 ビス 211 第1差し込み係合部 213 第1ビス止め部 215 第1差し込み係合部の係止溝 311 第3ビス止め部 411 第2差し込み係合部 413 第2ビス止め部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メインシャーシ上に回路基板や記録再生装
    置が取り付けられた上部開放型の本体ユニットと、 上記回路基板の上部及び上記記録再生装置の前面を覆う
    ように上記本体ユニットの前側の上部に着脱自在に取り
    付けられたキーパネルユニットと、 上記キーパネルユニットの後方位置で上記本体ユニット
    の上記メインシャーシ上に着脱自在に取り付けられて、
    上記キーパネルユニットの後方上部に起立された開位置
    と上記キーパネル上に倒伏された閉位置との間で開閉自
    在に構成されたディスプレイユニットと、 上記記録再生装置の上部を覆うように上記本体ユニット
    の後側の上部に着脱自在に取り付けられたリヤカバーと
    からなるデスクトップ型電子機器。
  2. 【請求項2】上記キーパネルユニットと上記本体ユニッ
    トの回路基板との間をコネクター付のケーブルで接続し
    たことを特徴とする請求項1記載のデスクトップ型電子
    機器。
  3. 【請求項3】上記キーパネルユニットの前端の内側と上
    記メインシャーシとの間に形成された前後方向の第1差
    し込み係合部と、上記キーパネルユニットの後端を上記
    メインシャーシ上に固定する第1ビス止め部と、その第
    1ビス止め部の上部を覆う位置で上記キーパネルユニッ
    トの後端と上記リヤカバーの前端との間に形成された前
    後方向の第2差し込み係合部と、上記リヤカバーを上記
    メインシャーシに固定する第2ビス止め部とを備えたこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2記載のデスクトッ
    プ型電子機器。
  4. 【請求項4】上記ディスプレイユニットが回転自在に取
    り付けられた一対のスタンドと上記メインシャーシとの
    間に形成された差し込み方式の仮止め機構と、その仮止
    め用機構の近傍に形成されて上記各スタンドを上記メイ
    ンシャーシ上に固定する第3ビス止め部とを備えたこと
    を特徴とする請求項1記載のデスクトップ型電子機器。
  5. 【請求項5】上記記録再生装置の上部を開放し、上記リ
    ヤカバーでその記録再生装置の上部を覆う天板を兼用さ
    せたことを特徴とする請求項1記載のデスクトップ型電
    子機器。
JP11243293A 1993-04-16 1993-04-16 デスクトップ型電子機器 Withdrawn JPH06302171A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006186453A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Hitachi Ltd ビデオカメラ
JP2016118880A (ja) * 2014-12-19 2016-06-30 カシオ計算機株式会社 部材保持構造および電子機器

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