JP2007309958A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 不具合の発生や大型化を有効に防止して、メンテナンス性の向上を図った画像形成装置を提供する。
【解決手段】 装置本体2の開口部13を塞ぐバックカバー14が着脱自在に装着され、バックカバー14の内側に装置1を駆動制御するための制御基板32が配置され、制御基板32の内側に電磁クラッチ20a,20b,20cやモータ21が配置される。制御基板32が、電磁クラッチ20a,20b,20cやモータ21の存在しない領域に対応して配置されたメイン基板32Aと、それらが存在する領域に対応して着脱自在に配置された電力供給停止許容素子実装用サブ基板32Bとに分割されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、電磁クラッチ等の部品交換を容易に行えるようにした画像形成装置に関するものである。
従来、コピー機やファクシミリ装置等の画像形成装置においては、電磁クラッチ等の駆動関係部品は本体内部にある場合が多い。また、電磁クラッチ等によって構成される動力伝達機構は、メンテナンスの関係上、装置本体の背面側に配置されている場合が多い。
即ち、動力伝達機構は装置本体内部に動力を伝達する構成上、装置本体に存在する回転自在に支持された軸部材等と直結されており、装置本体内の最背面に配置されることは殆どなく、最背面には一般的に装置を駆動制御するための制御基板が配置されることが多い。
このように配置された画像形成装置において、メンテナンス時に交換品度の高い電磁クラッチ等の部品交換を行う場合には、装置本体に備えられたメンテナンス用カバーを取外し、装置本体内の最背面に配置された制御基板を取外した後、動力伝達機構における電磁クラッチ等にアクセスして部品交換を行っていた。
また、装置本体の背面に、モータ等の駆動手段や高圧基板や低圧基板等を備えると共に、モータ等の駆動手段を覆って画像情報の処理を行うコントロール基板を備え、コントロール基板はシャーシに開閉可能に取付けられた基板支持部材に取付けられた構造の画像形成装置も提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
そして、モータ等のメンテナンス時には、基板支持部材を回動させて側方に退避させることにより、モータ等のメンテナンスを簡単に行えるようにしていた。
特開2001−347723号公報
しかしながら、上記のように制御基板を取外して電磁クラッチ等の部品交換を行う構造によれば、一度適切に配置され、かつ電気的に接続されている制御基板を取外した場合、実装されている揮発性メモリ(DRAM)に対する電力供給が不用意に停止された場合には、受信データや画像データ等の一時的データが消失する等の不具合や他の部材との接触による断線等の新たな不具合が発生するおそれが大であった。
また、特許文献1に開示のように、回動により退避自在とする基板支持部材に制御基板を支持させる構造とすれば、部品交換時に制御基板を取外す必要はないが、装置本体の内部構造の複雑化や装置自体の大型化を招くおそれがあった。
さらに、部品交換が必要とされる電磁クラッチ等の交換部品が配置されない領域に、制御基板を配置できる領域を確保する構造とした場合にも、部品交換時に制御基板を取外す必要はないが、装置自体の大型化を招く欠点がある。
そこで、本発明は上記点に鑑み、不具合の発生や大型化を有効に防止して、メンテナンス性の向上を図った画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための技術的手段は、装置本体に備えられた開口部を塞ぐメンテナンス用カバーが着脱自在に装着され、該メンテナンス用カバーの内側に装置を駆動制御するための制御基板が配置され、該制御基板の内側に駆動系主交換部品が配置された画像形成装置において、前記制御基板が、前記駆動系主交換部品の存在しない領域に対応して配置されたメイン基板と、駆動系主交換部品の存在する領域に対応して着脱自在に配置された電力供給停止許容素子実装用サブ基板とに分割されている点にある。
また、前記サブ基板は、前記駆動系主交換部品の存在する領域に対応して配置された支持フレームに装着され、サブ基板が支持フレームに装着された状態で、支持フレームが前記装置本体に着脱自在に装着されている構造としてもよい。
さらに、前記駆動系主交換部品は複数の電磁クラッチを含み、各電磁クラッチにそれぞれ着脱自在に配線接続される互いに異なる複数種の接続ハーネスを備え、各電磁クラッチの配置位置近傍に、各電磁クラッチにそれぞれ配線接続される接続ハーネスの種類に応じた識別マークが表示されている構造としてもよい。
また、前記支持フレームは、外装カバーが重合状態で装着される外壁面部を備え、前記外装カバーに、外壁面部を前記装置本体に着脱自在に固定する固定ネジが装着される位置に対応して、固定ネジの頭部が通過自在なネジ操作孔が形成されている構造としてもよい。
以上のように、本発明の画像形成装置によれば、制御基板が、駆動系主交換部品の存在しない領域に対応して配置されたメイン基板と、駆動系主交換部品の存在する領域に対応して着脱自在に配置された電力供給停止許容素子実装用サブ基板とに分割されている構造とされているため、電磁クラッチ等の駆動系主交換部品のメンテナンス時における部品交換に際しては、メイン基板を取外さずに、サブ基板のみを取外せばよい。
この際、サブ基板に実装されている部品は電力供給が停止されても支障がない電力供給停止許容素子であるため、電力供給の停止に起因する不具合の発生が有効に防止できる。また、メイン基板とサブ基板とに分割された構造とされているため、着脱自在とされるサブ基板の大きさも小さくでき、基板の取扱い性が向上し、他の部材との接触による断線等の不具合の発止も有効に防止できる。
ここに、不具合の発生や装置自体の大型化を有効に防止して、メンテナンス性の向上が図れるという利点がある。
また、サブ基板は、駆動系主交換部品の存在する領域に対応して配置された支持フレームに装着され、サブ基板が支持フレームに装着された状態で、支持フレームが装置本体に着脱自在に装着されている構造とすれば、サブ基板と支持フレームとをユニットとして一体に取外すことができるため、支持フレームからサブ基板を取外す必要がなく、メンテナンス性が向上する。
さらに、駆動系主交換部品は複数の電磁クラッチを含み、各電磁クラッチにそれぞれ着脱自在に配線接続される互いに異なる複数種の接続ハーネスを備え、各電磁クラッチの配置位置近傍に、各電磁クラッチにそれぞれ配線接続される接続ハーネスの種類に応じた識別マークが表示されている構造とすれば、各電磁クラッチの部品交換後において、それぞれ配線接続される各接続ハーネスの接続対象が容易に識別できる利点がある。
また、支持フレームは、外装カバーが重合状態で装着される外壁面部を備え、外装カバーに、外壁面部を装置本体に着脱自在に固定する固定ネジが装着される位置に対応して、固定ネジの頭部が通過自在なネジ操作孔が形成されている構造とすれば、装置本体から支持フレームを取外すに際して、外装カバーに形成されたネジ操作孔を通じて装置本体の外側面から直接固定ネジにアクセスでき、固定ネジの着脱操作が行えるため、支持フレームの外壁面部から外装カバーを取外す必要がなく、この点からもメンテナンス性の向上が図れる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明すると、図1は本発明の画像形成装置の一例としてのファクシミリ装置1を示している。このファクシミリ装置1は、装置本体2の上部に原稿読み取り用の読取部3が配置され、下部には読取部3で読み取られたデータを記録するための記録部4が配置されている。
そして、記録部4には記録装置および給紙カセットがそれぞれ上下に内装されており、給紙カセット内に載置される用紙を記録装置へ給紙して記録した後に、記録紙排出トレイへ排出するように構成されている。
また、読取部3の上方には、背面に配置された枢軸部5を介して開閉可能に構成される原稿押さえカバー6が配置され、該原稿押さえカバー6により読取部3上面の所定位置に載置された原稿を上方から押さえる構造とされている。そして、載置された原稿を読取部3により走査して、原稿の読み取りを行うように構成されている。
さらにまた、原稿押さえカバー6の一端部には、原稿を自動的に給紙する自動原稿搬送装置(ADF装置)7が設けられており、該自動原稿搬送装置7は原稿供給トレイ8に載置された原稿を、一枚ずつピックアップして、読取部3の所定位置へ搬送し、読取部3により原稿の表面に表示された文字等からなる画像情報、いわゆる原稿内容を読み取った後に、原稿供給トレイ8の下側に配置された、即ち原稿押さえカバー6の上面に備えられた原稿排出トレイ9へ排出するように構成されている。
即ち、読取部3は、図示省略の読取装置を走査させて静止原稿を読み取るフラットベッドタイプのスキャナとして用いると共に、読取装置を位置固定して原稿を搬送しながら読み取りを行うシートフィードタイプのスキャナとして用いることができるように構成されている。
また、読取部3の正面にはファクシミリ装置1操作用のキーパネルが付設され、該キーパネルの各種操作キーを操作することにより、原稿内容の読み取りを行ったり、読み取った内容をファクシミリ送信する際の送信先の設定を行ったり、受信内容や読み取った内容の記録を行ったりするように構成されている。
さらに、本実施形態においては、装置本体2の下面に下段用カセットとなる給紙カセット10が装着された構造とされている。この下段用給紙カセット10の背面には、左右方向に離隔して一対の連結ブラケット11が上向き突出状態に突設されており、各連結ブラケット11は固定ネジ12により装置本体2に固定された構造とされている。
即ち、図2にも示されるように、装置本体2は、その背面に備えられた開口部13を塞ぐメンテナンス用カバーとしてのバックカバー14が、着脱自在に装着される構造とされている。そして、前記各連結ブラケット11は、固定ネジ12による連結ブラケット11に形成されたネジ挿通孔11aおよびバックカバー14に形成されたネジ挿通孔14aの挿通を介して、装置本体2に備えられたネジ止め部15にそれぞれ螺合締結することにより着脱自在に固定される構造とされている。
また、バックカバー14の周縁部には、図2に示されるように、適宜間隔を有して複数のネジ挿通孔14bが形成されており、これら各ネジ挿通孔14bの位置に対応する開口部13の周縁部には、それぞれ雌ネジ孔16aが形成された取付ブラケット部16が備えられている。
これら連結ブラケット11が固定される各ネジ止め部15やバックカバー14が固定される各取付ブラケット部16は、本実施形態においては、板金等からなる金属板の舌片部が折曲形成された構造とされている。
そして、バックカバー14は、各固定ネジ18によるバックカバー14の各ネジ挿通孔14bの挿通を介して、各取付ブラケット部16の雌ネジ孔16aにそれぞれ螺合締結することにより、装置本体2の背面にバックカバー14が着脱自在に固定される構造とされている。
また、装置本体2内には、図2ないし図4に示されるように、電磁クラッチ20a,20b,20cやモータ21やギア機構等から構成される動力伝達機構が備えられており、交換頻度が高く、定期的な部品交換が必要とされる駆動系主交換部品である電磁クラッチ20a,20b,20cやモータ21は、本実施形態では、装置本体2内、即ち記録部4内の一側部(例えば図2ないし図4の左側)寄りの背面側に配置されている。
そして、前記各電磁クラッチ20a,20b,20cは、搬送ローラ等が装着されると共に回転自在に支持された搬送系の回転軸22a,22b,22cの一端部にそれぞれ着脱自在に装着された構造とされている。なお、本実施形態では、各回転軸22a,22b,22cの一端部に各電磁クラッチ20a,20b,20cが装着された状態で、図示省略の樹脂リング(止め輪)を回転軸22a,22b,22cに取付けることにより、電磁クラッチ20a,20b,20cが回転軸22a,22b,22cに抜止め状態に装着される構造とされている。
また、各電磁クラッチ20a,20b,20cにはそれぞれ電力供給用の接続ハーネス23a,23b,23cがコネクタ接続を介して着脱自在に配線接続されており、各接続ハーネス23a,23b,23cは接続対象が識別できるように、互いに異なる色が着色された複数種とされている。そして、本実施形態では、イエロー、レッド、ブラウンの三色の異なる接続ハーネス23a,23b,23cとされると共に、接続対象である各電磁クラッチ20a,20b,20cの配置位置の近傍の装置フレーム24の表面には、各電磁クラッチ20a,20b,20cにそれぞれ配線接続される接続ハーネス23a,23b,23cの色に対応する頭文字等からなる識別マーク25a,25b,25cが刻印等により表示されている。
即ち、各電磁クラッチ20a,20b,20cは同じ仕様の電磁クラッチを使用するため、電磁クラッチ20a,20b,20cそのものに区別はなく、いずれの回転軸22a,22b,22cに取り付けてもよい。これとは逆に、各電磁クラッチ20a,20b,20cを制御するための接続ハーネス23a,23b,23cは、その制御目的により(搬送系ごとに)区別する必要があることによる。
そして、これら電磁クラッチ20a,20b,20cやモータ21の背面側に位置した記録部4の一側部に、図2や図3に示されるような支持フレーム26が着脱自在に装着されている。この支持フレーム26は、各電磁クラッチ20a,20b,20cやモータ21の背面を覆うべく配置される仕切り面部26aと、仕切り面部26aの上部に備えられた天井面部26bと、仕切り面部26aの一側部に備えられた外壁面部26cと有した立体的な構造とされている。
この支持フレーム26は、仕切り面部26aが装置フレーム24に複数の固定ネジ27により固定されると共に、外壁面部26cの下部が記録部4の底部一側に配置された取付ブラケット部28に固定ネジ29により固定されている。この際、各固定ネジ27は後述するサブ基板32Bを避けた位置で、装置1の背面から螺合操作自在な位置に配置されており、装置フレーム24の対応位置にそれぞれ形成された雌ネジ孔24aに螺合締結される構造とされている。また、固定ネジ29は取付ブラケット部28に形成された雌ネジ孔に螺合締結される構造とされている。
そして、この支持フレーム26の固定状態において、支持フレーム26は装置本体2の開口部13の一部を構成しており、天井面部26bの後端縁や外壁面部26cの後端縁には、バックカバー14が取付けられる前記取付ブラケット部16が備えられた構造とされている。また、外壁面部26cの外側面には、樹脂成形体等からなる外面装飾用の外装カバー30が重合状態として着脱自在に装着されている。この際、外装カバー30には、外壁面部26cを着脱自在に固定する固定ネジ29が装着される位置に対応して、図5に示されるように、固定ネジ29の頭部29aが通過自在な円形のネジ操作孔30aが形成され、固定ネジ29の頭部29aが外側部に露出する構成とされている。
また、バックカバー14の内側に位置した装置本体2内、即ち記録部4内の最も背面側に位置して、装置1を駆動制御するための制御基板32が配置されている。そして、本実施形態における制御基板32は、図2ないし図4に示されるように、駆動系主交換部品である電磁クラッチ20a,20b,20cやモータ21が存在しない領域に対応する中央部や右側部の領域にわたって配置された大形のメイン基板32Aと、駆動系主交換部品である電磁クラッチ20a,20b,20cやモータ21が存在する領域に対応する左側部の領域に配置された小形のサブ基板32Bとに分割された構造とされている。
そして、メイン基板32Aは、記録部4内に適宜備えられた取付け部に着脱自在にネジ締結され、またサブ基板32Bは、支持フレーム26における仕切り面部26aに適宜備えられた取付け部33に着脱自在にネジ締結されている。
また、サブ基板32Bは、取外しにより電力供給が停止されても問題が出にくいいわゆる電力供給停止許容素子の実装用とされており、例えば、本実施形態では、NCU等のハンドセット用素子が搭載された構成とされている。これに対し、メイン基板32Aには、一時的データを保持するDRAM等の揮発性メモリや、電力供給が停止されてもデータを保持するフラッシュメモリ等の不揮発性メモリ、電池、CPU等のその他の各種の素子が実装されている。そして、メイン基板32Aとサブ基板32Bとは、図示省略のハーネスによる着脱自在なコネクタ接続を介して、互いに接続された構成とされている。
本実施形態は以上のように構成されており、電磁クラッチ20a,20b,20cやモータ21の交換を行うメンテナンス時においては、先ず、ファクシミリ装置1における背面のバックカバー14を取外せばよい。このバックカバー14を取外す場合には、各固定ネジ12や各固定ネジ18を弛緩して取外せば、図2に示されるように、装置本体2からバックカバー14を取外すことができる。
次に、各電磁クラッチ20a,20b,20cの背面側に位置する支持フレーム26を取外す。この支持フレーム26を取外す場合には、背面側から螺合操作可能に配置されている各固定ネジ27を弛緩して取外すと共に、一側面外方から外装カバー30のネジ操作孔30aを利用して、固定ネジ29を弛緩して取外す。そして、サブ基板32Bに接続されているコネクタを外せば、図3に示されるように、支持フレーム26がサブ基板32Bと一体で取外すことができる。
ここに、各電磁クラッチ20a,20b,20cが現れ、各回転軸22a,22b,22cより樹脂リングを外した後、電磁クラッチ20a,20b,20cを各回転軸22a,22b,22cの端部から引き抜けば、各電磁クラッチ20a,20b,20cを各回転軸22a,22b,22cより取外すことができる。そして、電磁クラッチ20a,20b,20cにそれぞれ配線接続されている接続ハーネス23a,23b,23cのコネクタを取外せばよい。
そして、各電磁クラッチ20a,20b,20cを交換した後、上記と逆の手順により順次組み付けていけばよい。また、モータ21も装置フレーム24等に背面側からネジ止め等により着脱自在に装着されており、モータ21の交換に際しても、電磁クラッチ20a,20b,20cの交換の場合と同様にして行うことができる。
以上のように、本実施形態におけるメンテナンス時の電磁クラッチ20a,20b,20cの部品交換によれば、制御基板32がメイン基板32Aとサブ基板32Bとに分割構成されており、揮発性メモリ等が搭載されたメイン基板32Aを何ら取外すことなく、部品交換が行えるため、一時的データの消失等の不具合が有効に防止できる。
そして、取外されるサブ基板32Bに実装されている部品は電力供給が停止されても支障がないハンドセット等の電力供給停止許容素子であるため、電力供給の停止に起因する不具合の発生が有効に防止できる。また、メイン基板32Aとサブ基板32Bとに分割された構造とされているため、着脱自在とされるサブ基板32Bの大きさもコンパクトで小さくでき、基板32Bの取扱い性が向上し、他の部材との接触による断線等の不具合の発止も有効に防止できる利点がある。
従って、制御基板32を分割構成すると共に、電力供給が停止されると不具合が生じる素子や着脱に際して支障が生じやすい素子等は、部品交換時に着脱しなくてもよいメイン基板32Aにまとめて実装し、着脱されるサブ基板32Bには電力供給が停止されても支障が出にくい素子を実装しているため、不具合の発生や装置1自体の大型化を有効に防止して、メンテナンス性の向上が図れるという利点がある。
また、サブ基板32Bは、支持フレーム26の仕切り面部26aに着脱自在に装着されているが、サブ基板32Bは支持フレーム26に装着された状態で、装置本体2に対して着脱自在とされているため、図3に示されるように、サブ基板32Bと支持フレーム26とをユニットとして一体に取外すことができ、支持フレーム26からサブ基板32Bを取外す必要がなく、この点からもメンテナンス性が向上する。
さらに、支持フレーム26の外壁面部26cには、外装カバー30が重合状態で装着されているが、外装カバー30にネジ操作孔30aが形成されているため、外壁面部26cと取付ブラケット部28との固定部分における固定ネジ29は、装置本体2の外側面から直接アクセスでき、ネジ操作孔30aを通じて固定ネジ29を螺合操作できるため、固定ネジ29の着脱操作が容易に行え、外壁面部26cから外装カバー30を何ら取外す必要がなく、作業性に優れ、この点からもメンテナンス性の向上が図れる。
また、各電磁クラッチ20a,20b,20cの配置位置近傍に位置して、装置フレーム24に各電磁クラッチ20a,20b,20cにそれぞれ配線接続される接続ハーネス23a,23b,23cの種類に応じた色の識別マーク25a,25b,25cが表示されているため、各電磁クラッチ20a,20b,20cの部品交換後における配線接続に際して、それぞれ配線接続される接続対象の接続ハーネス23a,23b,23cが容易に識別でき、各電磁クラッチ20a,20b,20cが同一種類であっても接続間違いが有効に防止できる利点がある。
なお、前記実施形態においては、サブ基板32Bに電力供給停止許容素子としてハンドセット用素子が搭載された構造を示しているが、電力供給が停止されてもあまり支障が出ないその他の素子等であってもよく、実施形態に何ら限定されない。
また、支持フレーム26の形状、構造等も実施形態の形状や構造等に何ら限定されない。
さらに、前記実施形態においては、画像形成装置としてファクシミリ装置1に適用した構造について説明しているが、これに限定するものではなく、コピー機やスキャナ装置等その他の画像形成装置に適用することもできる。
本発明の実施形態にかかるファクシミリ装置の背面図である。 同バックカバーを取外した状態の背面説明図である。 同支持フレームを取外した状態の背面説明図である。 各電磁クラッチを取外した状態の背面説明図である。 図3のV−V線断面矢視図である。
符号の説明
1 ファクシミリ装置
2 装置本体
4 記録部
13 開口部
14 バックカバー
18 固定ネジ
20a,20b,20c 電磁クラッチ
21 モータ
22a,22b,22c 回転軸
23a,23b,23c 接続ハーネス
24 装置フレーム
25a,25b,25c 識別マーク
26 支持フレーム
26a 仕切り面部
26b 天井面部
26c 外壁面部
27 固定ネジ
28 取付ブラケット部
29 固定ネジ
30 外装カバー
30a ネジ操作孔
32 制御基板
32A メイン基板
32B サブ基板

Claims (4)

  1. 装置本体に備えられた開口部を塞ぐメンテナンス用カバーが着脱自在に装着され、該メンテナンス用カバーの内側に装置を駆動制御するための制御基板が配置され、該制御基板の内側に駆動系主交換部品が配置された画像形成装置において、
    前記制御基板が、前記駆動系主交換部品の存在しない領域に対応して配置されたメイン基板と、駆動系主交換部品の存在する領域に対応して着脱自在に配置された電力供給停止許容素子実装用サブ基板とに分割されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記サブ基板は、前記駆動系主交換部品の存在する領域に対応して配置された支持フレームに装着され、サブ基板が支持フレームに装着された状態で、支持フレームが前記装置本体に着脱自在に装着されていることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の画像形成装置において、
    前記駆動系主交換部品は複数の電磁クラッチを含み、各電磁クラッチにそれぞれ着脱自在に配線接続される互いに異なる複数種の接続ハーネスを備え、各電磁クラッチの配置位置近傍に、各電磁クラッチにそれぞれ配線接続される接続ハーネスの種類に応じた識別マークが表示されていることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項2または請求項3に記載の画像形成装置において、
    前記支持フレームは、外装カバーが重合状態で装着される外壁面部を備え、前記外装カバーに、外壁面部を前記装置本体に着脱自在に固定する固定ネジが装着される位置に対応して、固定ネジの頭部が通過自在なネジ操作孔が形成されていることを特徴とする画像形成装置。
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