JP3834822B2 - 液晶テレビジョンおよび表示装置 - Google Patents

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Description

この発明は、液晶テレビジョンおよび表示装置に関し、特に、スタンド部材を備えた液晶テレビジョンおよび表示装置に関する。
従来、スタンド部材を備えた液晶テレビジョンなどの表示装置が種々提案されている(たとえば、特許文献1および2参照)。
上記特許文献1には、フロントベゼルおよびリアベゼル(保持部材)により挟持された液晶パネルをスタンドに支持させる液晶表示装置が開示されている。この特許文献1に開示された液晶表示装置では、液晶パネルとリアベゼルとの間に配置される回路基板からの電波障害を防止する機能を有するリアベゼルに取り付けられたインサートナットに、スタンドおよびリアケース(筐体)のネジ挿入孔を介して、ネジを締め付けることによって、スタンドに液晶パネルを支持させている。
また、上記特許文献2には、スタンドに回動可能に取り付けられるヒンジ部のブラケットプレートのネジ挿入穴を介して、ディスプレイの筐体のネジ孔にネジを締め付けることによって、ディスプレイをスタンドにより回動可能に支持することが可能なディスプレイ構造が開示されている。
図10は、従来の一例による液晶テレビジョンの全体構成を示した平面図である。図11〜図13は、図10に示した従来の液晶テレビジョンの詳細構造を説明するための図である。図10〜図13を参照して、従来の液晶テレビジョン100の構造について説明する。
従来の一例による液晶テレビジョン100は、図10および図11に示すように、樹脂製のリアキャビネット110と、リアキャビネット110の外面110aに取り付けられるスタンド部材120と、リアキャビネット110を挟んでスタンド部材120に対向するようにリアキャビネット110の内面110b側に配置される金属製の板材からなる保持部材130とを備えている。
また、図10および図13に示すように、リアキャビネット110の外面110aには、スタンド部材120が収納されるスタンド部材収納部110cが形成されている。このスタンド部材収納部110cは、リアキャビネット110の外面110aに凹状に形成されている。また、スタンド部材収納部110cには、図11および図13に示すように、ネジ150を挿入するためのネジ挿入孔110dと、開口部110e(図11参照)とが設けられている。
また、スタンド部材120は、図11に示すように、ベース部材121と、ベース部材121に回動可能に取り付けられる回動部材122と、回動部材122に取り付けられるパイプ状の脚部材123とを備えている。また、ベース部材121には、リアキャビネット110のスタンド部材収納部110cに設けられたネジ挿入孔110dに対応する位置にネジ挿入孔121aが設けられている。また、脚部材123には、接地部材124が取り付けられている。
また、図11および図12に示すように、保持部材130は、四隅に形成された脚部130aと、平坦面部130bとを有している。この四隅に形成された脚部130aは、リ
アキャビネット110の内面110bに当接するように形成されている。また、平坦面部130bは、リアキャビネット110のスタンド部材収納部110cの内面側に当接するように形成されている。また、この平坦面部130bには、図11および図13に示すように、リアキャビネット110のスタンド部材収納部110cに形成されたネジ挿入孔110dおよびスタンド部材120のベース部材121に形成されたネジ挿入孔121aに対応する位置にネジ孔130cが設けられている。また、平坦面部130bには、図11および図12に示すように、開口部130dが設けられている。
図14および図15は、液晶テレビジョンのスタンド部材の取付方法を説明するための断面図である。次に、図13〜図15を参照して、液晶テレビジョン100のスタンド部材120の取付方法を説明する。まず、図14に示すように、リアキャビネット110の外面110a側にスタンド部材120を配置するとともに、リアキャビネット110の内面110b側に保持部材130を配置する。この状態から、保持部材130を図14の矢印C方向に移動させるとともに、スタンド部材120を図14の矢印D方向に移動させる。これにより、図15に示すように、リアキャビネット110の外面110aのスタンド部材収納部110cに収納されたスタンド部材120と、リアキャビネット110の内面110b側に配置された保持部材130とにより、リアキャビネット110を挟み込んだ状態となる。そして、作業者は、目視で、スタンド部材120のベース部材121に形成されたネジ挿入孔121aと、リアキャビネット110のネジ挿入孔110dと、保持部材130のネジ孔130cとの位置を合わせるとともに、保持部材130がその位置からずれないように一方の手で保持する。さらに、この状態から、作業者は、他方の手を用いて、スタンド部材120の外側からネジ150を、スタンド部材120のベース部材121のネジ挿入孔121aおよびリアキャビネット110のネジ挿入孔110dを介して、保持部材130のネジ孔130cに締め付ける。このようにして、図13に示すように、リアキャビネット110へのスタンド部材120の取り付けが完了する。
ところで、従来では、係合爪(フック部)をスリット(フック係合孔)に係合させることにより、部材を取り付ける構造が提案されている(たとえば、特許文献3参照)。上記特許文献3には、電子機器のフレームに設けられたスリットに、木材などからなる外装板に取り付けられた金属製の係合爪を係合させることによって、外装板を電子機器の側面に配置させることが可能な電子機器の取付構造が開示されている。
特開2003−15542号公報 実用新案登録第3097842号公報 特開平6−120676号公報
図10〜図15に示した従来の液晶テレビジョン100では、スタンド部材120をネジ150によりリアキャビネット110の外面110a側から取り付ける際に、作業者は、保持部材130を一方の手で押さえた状態で、他方の手を用いてネジ150を締め付ける必要があったため、ネジ150を締め付ける作業を行いにくいという問題点があった。
また、上記特許文献1に開示された液晶表示装置では、スタンドに液晶パネルを取り付ける際に、作業者は、目視で、リアベゼルに取り付けられたインサートナットと、リアケースのネジ挿入孔との位置を合わせた状態を一方の手で保持するとともに、他方の手を用いて、スタンドおよびリアケースのネジ挿入孔を介して、リアベゼルに取り付けられたインサートナットに対してネジを締め付ける必要があるため、スタンドに液晶パネルを取り付ける作業を行いにくいという問題点がある。
また、上記特許文献2に開示されたディスプレイ構造では、明記はされていないが、通常、樹脂により形成されるディスプレイの筐体に直接ネジを締め付けることによりディスプレイをスタンドに支持させているため、ディスプレイをディスプレイの筐体に対して強固に取り付けることが困難であるという問題点がある。
また、上記特許文献3に開示された電子機器の取付構造では、電子部品の金属製のフレームの側面に木製の外装板を配置するために、外装板に金属製の係合爪を設ける必要がある。このため、係合爪を設ける分だけ、部品点数が増加するという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、部品点数を増加させることなく、スタンド部材を筐体に容易に、かつ、強固に取り付けることが可能な液晶テレビジョンおよび表示装置を提供することである。
上記目的を達成するために、この発明の第1の局面による液晶テレビジョンは、樹脂製の筐体と、筐体の外面側に取り付けられ、筐体を支持するスタンド部材と、筐体を挟んでスタンド部材に対向するように筐体の内面側に配置され、スタンド部材を筐体を介して固定するための金属製の板材からなる保持部材とを備えた液晶テレビジョンにおいて、樹脂製の筐体には、筐体の内面側から突出するようにL字形状のフック部が一体的に設けられるとともに、金属製の板材からなる保持部材には、筐体のフック部に対応する部分に、L字形状のフック部が挿入されるフック係合孔が設けられており、筐体の内面からL字形状のフック部が突出する長さは、保持部材の厚みと実質的に等しく、L字形状のフック部は、先端がテーパー形状に形成されており、保持部材は、保持部材のフック係合孔を筐体のフック部に挿入した状態で保持部材を下方に移動させることにより、フック係合孔がフック部に当接して、筐体に保持され、スタンド部材は、樹脂製の筐体を介して、金属製の板材からなる保持部材にネジ止めされている。
この第1の局面による液晶テレビジョンでは、上記のように、筐体の内面側にフック部を設けるとともに、保持部材にフック部に対応する部分にフック部に係合するフック係合孔を設けることによって、筐体の内面側の所定の位置に保持部材を仮固定することができる。これにより、スタンド部材を筐体を介して保持部材に固定する際に、作業者が手で保持部材を押さえる必要がないので、容易に、ネジの締め付け作業を行うことができる。これにより、容易に、スタンド部材を筐体を介して保持部材に取り付けることができる。また、筐体の内面側にフック部を一体的に設けることによって、フック部を設けたとしても、部品点数が増加するのを抑制することができる。また、金属製の板材からなる保持部材を用いることによって、保持部材が樹脂などからなる場合に比べて、スタンド部材を保持部材に対して強固に取り付けることができる。また、筐体のフック部を、筐体の内面側から突出するようにL字形状に形成するとともに、保持部材のフック係合孔を、L字形状のフック部が挿入されるように形成することによって、保持部材を、容易に、筐体の内面側の所定の位置に仮固定することができる。また、筐体の内面側からフック部が突出する長さを、保持部材の厚みと実質的に等しくすることによって、保持部材の厚み分突出したフック部により保持部材を隙間なく保持することができるので、保持部材を確実に仮固定することができる。また、フック部の先端をテーパー形状に形成することによって、フック部のフック係合孔が係合される部分の先端の幅が大きくなるので、容易に、保持部材のフック係合孔を筐体のフック部に係合させることができる。
この発明の第2の局面による表示装置は、筐体と、筐体の外面側に取り付けられ、筐体を支持するスタンド部材と、筐体を挟んでスタンド部材に対向するように筐体の内面側に配置され、スタンド部材を筐体を介して固定するための金属製の板材からなる保持部材とを備え、筐体の内面側には、フック部が一体的に設けられるとともに、保持部材には、筐
体のフック部に対応する部分にフック部に係合するフック係合部が設けられており、保持部材は、保持部材のフック係合部が筐体のフック部に係合することにより、筐体に保持される。
この第2の局面による表示装置では、上記のように、筐体の内面側にフック部を設けるとともに、保持部材にフック部に対応する部分にフック部に係合するフック係合部を設けることによって、筐体の内面側の所定の位置に保持部材を仮固定することができる。これにより、スタンド部材を筐体を介して保持部材に固定する際に、作業者が手で保持部材を押さえる必要がないので、容易に、ネジの締め付け作業を行うことができる。これにより、容易に、スタンド部材を筐体を介して保持部材に取り付けることができる。また、筐体の内面側にフック部を一体的に設けることによって、フック部を設けたとしても、部品点数が増加するのを抑制することができる。また、スタンド部材を筐体を介して固定するための金属製の板材からなる保持部材を設けることによって、保持部材が樹脂などからなる場合に比べて、スタンド部材を保持部材に対して強固に取り付けることができる。
上記第2の局面による表示装置において、好ましくは、筐体のフック部は、筐体の内面側から突出するようにL字形状に形成されるとともに、保持部材のフック係合部は、L字形状のフック部が挿入されるフック係合孔を含み、保持部材は、保持部材のフック係合孔を筐体のフック部に挿入した状態で保持部材を下方に移動させることにより、フック係合孔がフック部に当接して、筐体に保持される。このように構成すれば、保持部材を、容易に、筐体の内面側の所定の位置に仮固定することができる。
上記第2の局面による表示装置において、好ましくは、筐体の内面からフック部が突出する長さは、保持部材の厚みと実質的に等しい。このように構成すれば、保持部材の厚み分突出したフック部により保持部材を隙間なく保持することができるので、保持部材を確実に仮固定することができる。
上記第2の局面による表示装置において、好ましくは、フック部は、先端がテーパー形状に形成されている。このように構成すれば、フック部のフック係合部が係合される部分の先端の幅が大きくなるので、容易に、保持部材のフック係合部を筐体のフック部に係合させることができる。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態による液晶テレビジョンの全体構成を示した平面図である。図2〜図7は、図1に示した本発明の一実施形態による液晶テレビジョンの詳細構造を説明するための図である。なお、本実施形態では、本発明の表示装置を液晶テレビジョン1に適用した場合について説明する。
本発明の一実施形態による液晶テレビジョン1は、図1〜図4に示すように、樹脂製のフロントキャビネット10およびリアキャビネット20と、リアキャビネット20の外面20aに取り付けられるスタンド部材30と、リアキャビネット20を挟んでスタンド部材30に対向するようにリアキャビネット20の内面20b側に配置される金属製の板材からなる保持部材40と、画像や文字などの映像を表示する液晶表示ユニット50とを備えている。なお、リアキャビネット20は、本発明の「筐体」の一例である。
また、図1および図7に示すように、リアキャビネット20の外面20aには、スタンド部材30が収納されるスタンド部材収納部20cが形成されている。このスタンド部材収納部20cは、リアキャビネット20の外面20aに凹状に形成されている。この凹状
のスタンド部材収納部20cにスタンド部材30が収納されることによって、スタンド部材30が、リアキャビネット20の外面20aから突出することなく収納される。また、スタンド部材収納部20cには、図4および図5に示すように、ネジ60を挿入するためのネジ挿入孔20dと、開口部20e(図4参照)とが設けられている。
ここで、本実施形態では、図5および図6に示すように、リアキャビネット20の内面20b側には、リアキャビネット20の内面20bから突出するようにL字形状の一対のフック部20fが一体的に設けられている。また、図5に示すように、L字形状のフック部20fが突出する長さL1は、保持部材40の厚みL2と実質的に等しくなるように形成されている。また、フック部20fの先端には、テーパー形状に形成されたテーパー部20gが設けられている。
また、スタンド部材30は、図4に示すように、ベース部材31と、ベース部材31に回動可能に取り付けられる回動部材32と、回動部材32に取り付けられるパイプ状の脚部材33とを備えている。また、ベース部材31には、リアキャビネット20のスタンド部材収納部20cに設けられたネジ挿入孔20dに対応する位置にネジ挿入孔31aが設けられている。また、脚部材33には、樹脂やゴムからなる一対の接地部材34が取り付けられている。また、スタンド部材30は、図2に示すように、回動部材32および脚部材33がベース部材31に対して所定の角度回動することにより、液晶テレビジョン1を支持する。
また、図3および図4に示すように、金属製の板材からなる保持部材40は、四隅に形成された脚部40aと、平坦面部40bとを有している。この四隅に形成された脚部40aは、リアキャビネット20の内面20bに当接するように形成されている。また、平坦面部40bは、リアキャビネット20のスタンド部材収納部20cの内面20bに当接するように形成されている。
また、本実施形態では、図3、図4および図6に示すように、保持部材40の平坦面部40bには、リアキャビネット20の一対のフック部20fに対応する部分に、L字形状のフック部20fが挿入される一対のフック係合孔40cが設けられている。
また、この平坦面部40bには、図4および図5に示すように、リアキャビネット20のスタンド部材収納部20cに形成されたネジ挿入孔20dおよびスタンド部材30のベース部材31に形成されたネジ挿入孔31aに対応する位置にネジ孔40dが設けられている。また、平坦面部40bには、開口部40eが設けられている。
図8および図9は、液晶テレビジョンのスタンド部材の取付方法を説明するための断面図である。次に、図5、図8および図9を参照して、液晶テレビジョン1のスタンド部材30の取付方法を説明する。まず、図8に示すように、リアキャビネット20の外面20a側にスタンド部材30を配置するとともに、リアキャビネット20の内面20b側に保持部材40を配置する。この状態から、保持部材40を、図8の矢印方向A方向に移動させることにより、保持部材40の一対のフック係合孔40cを、リアキャビネット20に形成された一対のフック部20fに挿入する。さらに、保持部材40を、下方(図8の矢印方向B方向)に移動させることにより、保持部材40のフック係合孔40cがリアキャビネット20のフック部20fに当接する。このようにして、保持部材40がリアキャビネット20のフック部20fに仮固定されて、図9に示す状態となる。この状態では、リアキャビネット20のネジ挿入孔20dと、保持部材40のネジ孔40dとの位置が一致した状態が維持されている。さらに、この状態からスタンド部材30のベース部材31をリアキャビネット20のスタンド部材収納部20cに嵌め込む。これにより、ベース部材31のネジ挿入孔31aが、リアキャビネット20のネジ挿入孔20dおよび保持部材4
0のネジ孔40dの位置と一致した状態となる。そして、スタンド部材30の外側からネジ60を、スタンド部材30のベース部材31のネジ挿入孔31aおよびリアキャビネット20のネジ挿入孔20dを介して、保持部材40のネジ孔40dに締め付ける。このようにして、図5に示すように、リアキャビネット20へのスタンド部材30の取り付けが完了する。
本実施形態では、上記のように、リアキャビネット20の内面20b側に一対のフック部20fを設けるとともに、保持部材40に一対のフック部20fに対応する部分にフック部20fに係合する一対のフック係合孔40cを設けることによって、リアキャビネット20の内面20b側の所定の位置に保持部材40を配置することができる。これにより、スタンド部材30をリアキャビネット20を介して保持部材40に固定する際に、作業者が手で保持部材40を押さえる必要がないので、容易に、ネジ60の締め付け作業を行うことができる。これにより、容易に、スタンド部材30をリアキャビネット20を介して保持部材40に取り付けることができる。
また、本実施形態では、リアキャビネット20の内面20b側にフック部20fを一体的に設けることによって、フック部20fを設けたとしても、部品点数が増加するのを抑制することができる。また、金属製の板材からなる保持部材40を用いることによって、保持部材40が樹脂などからなる場合に比べて、スタンド部材30を保持部材40に対して強固に取り付けることができる。
また、本実施形態では、リアキャビネット20のフック部20fを、リアキャビネット20の内面20b側から突出するようにL字形状に形成するとともに、保持部材40のフック係合孔40cを、L字形状のフック部20fが挿入されるように形成することによって、保持部材40を、容易に、リアキャビネット20の内面20b側の所定の位置に仮固定することができる。
また、本実施形態では、リアキャビネット20の内面20b側からフック部20fが突出する長さL1(図5参照)を、保持部材40の厚みL2(図5参照)と実質的に等しくすることによって、保持部材40の厚みL2分突出したフック部20fにより保持部材40を隙間なく保持することができるので、保持部材40を確実に仮固定することができる。
また、本実施形態では、フック部20fの先端にテーパー形状に形成されたテーパー部20gを設けることによって、フック部20fのフック係合孔40cが係合される部分の先端の幅が大きくなるので、容易に、保持部材40のフック係合孔40cをリアキャビネット20のフック部20fに係合させることができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、本発明を、表示装置の一例としての液晶テレビジョンに適用した例を示したが、本発明はこれに限らず、スタンド部材が筐体を介して保持部材に取り付けられる表示装置であれば、プラズマディスプレイなどの表示装置に適用してもよい。
また、上記実施形態では、リアキャビネットに設けられたフック部をL字形状に形成する例を示したが、本発明はこれに限らず、フック部はL字形状でなくてもよい。
また、上記実施形態では、フック部の先端をテーパー形状に形成する例を示したが、本発明はこれに限らず、フック部の先端にテーパー形状を設けなくてもよい。
また、上記実施形態では、フック部が突出する長さを保持部材の厚みと実質的に等しくする例を示したが、本発明はこれに限らず、フック部が突出する長さを保持部材の厚みよりも大きくしてもよい。
本発明の一実施形態による液晶テレビジョンの全体構成を示した平面図である。 図1に示した本発明の一実施形態による液晶テレビジョンの側面図である。 図1に示した本発明の一実施形態による液晶テレビジョンの内面側の平面図である。 図1に示した本発明の一実施形態による液晶テレビジョンの分解斜視図である。 図3の200−200線に沿った断面図である。 図1に示した本発明の一実施形態による液晶テレビジョンのフック部の拡大図である。 図4の300−300線に沿った断面図である。 図1に示した本発明の一実施形態による液晶テレビジョンのスタンド部材の取付方法を説明するための断面図である。 図1に示した本発明の一実施形態による液晶テレビジョンのスタンド部材の取付方法を説明するための断面図である。 従来の一例による液晶テレビジョンの全体構成を示した平面図である。 図10に示した従来の液晶テレビジョンの分解斜視図である。 図10に示した従来の液晶テレビジョンの内面側の平面図である。 図12の400−400線に沿った断面図である。 図10に示した従来の液晶テレビジョンのスタンド部材の取付方法を説明するための断面図である。 図10に示した従来の液晶テレビジョンのスタンド部材の取付方法を説明するための断面図である。
符号の説明
1 液晶テレビジョン(表示装置)
20 リアキャビネット(筐体)
20a 外面
20b 内面
20f フック部
30 スタンド部材
40 保持部材
40c フック係合孔

Claims (5)

  1. 樹脂製の筐体と、前記筐体の外面側に取り付けられ、前記筐体を支持するスタンド部材と、前記筐体を挟んで前記スタンド部材に対向するように前記筐体の内面側に配置され、前記スタンド部材を前記筐体を介して固定するための金属製の板材からなる保持部材とを備えた液晶テレビジョンにおいて、
    前記樹脂製の筐体には、前記筐体の内面側から突出するようにL字形状のフック部が一体的に設けられるとともに、前記金属製の板材からなる保持部材には、前記筐体のフック部に対応する部分に、前記L字形状のフック部が挿入されるフック係合孔が設けられており、
    前記筐体の内面から前記L字形状のフック部が突出する長さは、前記保持部材の厚みと実質的に等しく、
    前記L字形状のフック部は、先端がテーパー形状に形成されており、
    前記保持部材は、前記保持部材の前記フック係合孔を前記筐体の前記フック部に挿入した状態で前記保持部材を下方に移動させることにより、前記フック係合孔が前記フック部に当接して、前記筐体に保持され、
    前記スタンド部材は、前記樹脂製の筐体を介して、前記金属製の板材からなる保持部材にネジ止めされている、液晶テレビジョン。
  2. 筐体と、
    前記筐体の外面側に取り付けられ、前記筐体を支持するスタンド部材と、
    前記筐体を挟んで前記スタンド部材に対向するように前記筐体の内面側に配置され、前記スタンド部材を前記筐体を介して固定するための金属製の板材からなる保持部材とを備え、
    前記筐体の内面側には、フック部が一体的に設けられるとともに、前記保持部材には、前記筐体のフック部に対応する部分に前記フック部に係合するフック係合部が設けられており、
    前記保持部材は、前記保持部材のフック係合部が前記筐体のフック部に係合することにより、前記筐体に保持される、表示装置。
  3. 前記筐体のフック部は、前記筐体の内面側から突出するようにL字形状に形成されるとともに、前記保持部材のフック係合部は、前記L字形状のフック部が挿入されるフック係合孔を含み、
    前記保持部材は、前記保持部材の前記フック係合孔を前記筐体の前記フック部に挿入した状態で前記保持部材を下方に移動させることにより、前記フック係合孔が前記フック部に当接して、前記筐体に保持される、請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記筐体の内面から前記フック部が突出する長さは、前記保持部材の厚みと実質的に等しい、請求項2または3に記載の表示装置。
  5. 前記フック部は、先端がテーパー形状に形成されている、請求項2〜4のいずれか1項に記載の表示装置。
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