JP2002132174A - 電子機器およびヒンジおよび電子機器の組立方法 - Google Patents

電子機器およびヒンジおよび電子機器の組立方法

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JP2002132174A
JP2002132174A JP2000325309A JP2000325309A JP2002132174A JP 2002132174 A JP2002132174 A JP 2002132174A JP 2000325309 A JP2000325309 A JP 2000325309A JP 2000325309 A JP2000325309 A JP 2000325309A JP 2002132174 A JP2002132174 A JP 2002132174A
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hinge
electronic device
fixed
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Tetsuya Matsuyoshi
徹也 松▲吉▼
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子機器の表示装置を本体部に取り付ける際
の作業性の向上、治具等の削減を実現することを目的と
する。 【解決手段】 表示部2を電子機器の本体部1に回動可
能に支持するためのヒンジ3および4の一端の延長部3
bおよび4bを、本体部1の仮止部1cおよび1dのフ
ック形状の下側に挿入することによって、表示部2を自
立させた状態で保持させ、その後、ネジをヒンジ3およ
び4の貫通孔3aおよび4aから入れ、本体部1のネジ
孔1aおよび1bにネジ込んでネジ止めをする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示部を電子機器
の本体部にヒンジにより回動可能に支持するようにした
電子機器および電子機器に使用されるヒンジおよび電子
機器の組立方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ノートパソコンやワードプロセッ
サ等、これらの本体部に表示部をヒンジにより回動可能
に取り付けるようにした電子機器が増えてきている。
【0003】以下、このような従来の電子機器について
図を用いて説明する。
【0004】図2は、従来の電子機器の組立時の状態を
示す外観斜視図である。図において、21は電子機器の
本体部、22は表示装置で、ヒンジ23および24の一
端が図示しないネジによりそれぞれ固定されている。ま
た、本体部21にはネジ孔21aおよび21b、ヒンジ
23の他の一端には貫通孔23aおよび24aが設けら
れている。
【0005】以上のように構成された従来の電子機器に
ついて、その組立方法について説明する。作業者は表示
装置22を手で持って倒れない様に支えながら、ヒンジ
23および24の貫通孔23aおよび24aを本体部2
1のネジ孔21aおよび21bに重ねるように位置を合
わせて載置し、図示しないネジを貫通孔23aおよび2
4aから入れ、ネジ孔21aおよび21bにネジ込んで
本体部21にネジ止めをする。これにより、表示装置2
2の本体部21への取り付けが完了する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この電子機器の組立方
法においては、表示装置22を本体部21に取り付ける
際、ヒンジ23および24を本体部21に載置した状態
で手を離せば表示装置22は倒れるため、ネジ止めが完
全に完了するまで表示装置22から手を離すことができ
なかった。このため、ネジ止めの間だけもう1人の作業
者が手伝うか、表示装置を冶具によって支えるというよ
うな方法が取られることもあった。
【0007】本発明は、電子機器の表示装置を本体部に
取り付ける際の作業性の向上、治具等の削減を実現する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、表示部を電子機器の本体部に回動可能に支
持するヒンジの一端を、本体部に固定する前に保持する
仮止部を本体部に設けたものである。
【0009】これにより、作業者が表示装置を電子機器
の本体部に取り付ける際に、作業者1人で、治具等を用
いることなく、容易に取り付けることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、電子機器の本体部と、表示部と、一端を前記本体部
に、他の一端を表示部に固定し、前記表示部を前記本体
部に回動可能に支持するヒンジとを有し、前記本体部は
前記ヒンジの一端を固定前に保持する仮止部を備えたこ
とを特徴とする電子機器であり、表示装置を情報端末機
器本体に取り付ける際、本体部の仮止部に一次的に保持
させることによって、作業者が1人で治具を用いずとも
容易に取り付けることができ、作業性の向上、治具等の
削減を実現することが可能という作用を有する。
【0011】請求項2に記載の発明は、電子機器の本体
部に固定される一端の固定部分から延長した延長部を有
し、前記延長部を前記本体部の仮止部に挿入することに
より保持されることを特徴とする請求項1記載の電子機
器に使用されるヒンジであり、このようなヒンジを使用
することにより、本体部に表示部を一次的に保持し、作
業者が1人で治具を用いずとも容易に取り付けることが
でき、作業性の向上、治具等の削減を実現することが可
能という作用を有する。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1記載の
電子機器において、本体部の仮止部は、ヒンジの一端が
上方に回転するのを抑えるフック形状または橋形状を有
し、前記ヒンジの一端がフック形状または橋形状の下側
に挿入されることにより、前記ヒンジと固定された表示
部が自立して保持されることを特徴とするもので、ヒン
ジを本体部の仮止部に挿入するという簡単な作業だけで
本体部に表示部を自立して保持させられるという作用を
有する。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項1記載の
電子機器において、本体部の仮止部は、ヒンジの水平方
向または上下方向の移動を規制する位置決め部を兼ねる
ことを特徴とするもので、本体部に位置決めされた状態
でヒンジが保持されるため、その後の本体部へのヒンジ
の固定作業がさらに早く容易になるという作用を有す
る。
【0014】請求項5に記載の発明は、予め表示部にヒ
ンジの一端を固定し、次に前記表示部に固定された状態
の前記ヒンジの他の一端を電子機器の本体部の仮止部に
保持させ、前記表示部を自立させた状態で前記ヒンジの
他の一端を前記本体部に固定することを特徴とする電子
機器の組立方法であり、作業者が1人で治具を用いずと
も容易に表示部を取り付けることができ、作業性の向
上、治具等の削減を実現することが可能という作用を有
する。
【0015】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図2を用いて説明する。
【0016】(実施の形態1)図1は本発明の一実施の
形態の電子機器である電子機器の組立時の状態を示す外
観斜視図で、図1(a)は表示装置を保持する前、図1
(b)は表示装置を保持した状態を示している。図にお
いて、1は電子機器の本体部、2は表示装置で、ヒンジ
3および4の一端が図示しないネジによりそれぞれ固定
されている。また、本体部1にはネジ孔1aおよび1
b、ヒンジ3および4の他の一端には貫通孔3aおよび
4aが設けられている。さらに本体部1には垂直に立ち
上がり横方向に延ばされたフック形状の仮止部1cおよ
び1dが設けられており、ヒンジ3および4は貫通孔3
aおよび4aの位置からさらに延長された延長部3bお
よび4bを有している。
【0017】以上のように構成された本発明の電子機器
について、その組立方法について説明する。作業者は表
示装置2を手で持って、ヒンジ3および4の延長部3b
および4bを本体部1の仮止部1cおよび1dのフック
形状の下側に差し込むように挿入する。このとき、図1
(b)で示すように表示装置2は作業者が手を離しても
自立する。その後、図示しないネジを貫通孔3aおよび
4aから入れ、ネジ孔1aおよび1bにネジ込んで本体
部1にネジ止めをする。これにより、表示装置2の本体
部1への取り付けが完了する。
【0018】このように、表示装置2を本体部1にネジ
止めによって固定する際、作業者は表示装置2から手を
離した状態で行うことができ、従来のように表示装置を
支えるための作業者や冶具を必要とせず、組立作業が容
易になる。
【0019】なお、ヒンジ3および4の距離L1に対
し、仮止部1cおよび1dの内側の距離L2をわずかに
広い寸法に設定すれば、ヒンジ3および4と本体部1の
位置決めを同時に行うことができ、固定作業をさらに早
く容易に行うことができる。
【0020】また、仮止部1cおよび1dのフック形状
の高さを、ヒンジ3および4の仮止部1cおよび1dに
差し込まれる部分の厚さよりもわずかに高い寸法に設定
すれば、自立させた表示装置2の傾き過ぎを抑えること
ができ、固定作業をさらに容易に行うことができる。
【0021】また、本実施の形態では仮止部の形状を片
脚のフック形状としたが、これを両脚の橋形状とすれ
ば、表示装置を保持するときの強度を高めることができ
る。また、ヒンジの位置決めも1箇所の仮止部のみで行
うこともできる。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、作業者が
表示装置を電子機器の本体部に取り付ける際に、作業者
1人で、治具等を用いることなく、容易に取り付けるこ
とができ、作業性の向上、治具等の削減を実現するとい
う有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の電子機器の組立時の状
態を示す外観斜視図
【図2】従来の電子機器の組立時の状態を示す外観斜視
【符号の説明】
1 本体部 1c、1d 仮止部 2 表示装置 3、4 ヒンジ 3b、4b 延長部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子機器の本体部と、表示部と、一端を前
    記本体部に、他の一端を表示部に固定し、前記表示部を
    前記本体部に回動可能に支持するヒンジとを有し、前記
    本体部は前記ヒンジの一端を固定前に保持する仮止部を
    備えたことを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】電子機器の本体部に固定される一端の固定
    部分から延長した延長部を有し、前記延長部を前記本体
    部の仮止部に挿入することにより保持されることを特徴
    とする請求項1記載の電子機器に使用されるヒンジ。
  3. 【請求項3】本体部の仮止部は、ヒンジの一端が上方に
    回転するのを抑えるフック形状または橋形状を有し、前
    記ヒンジの一端がフック形状または橋形状の下側に挿入
    されることにより、前記ヒンジと固定された表示部が自
    立して保持されることを特徴とする請求項1記載の電子
    機器。
  4. 【請求項4】本体部の仮止部は、ヒンジの水平方向また
    は上下方向の移動を規制する位置決めを兼ねることを特
    徴とする請求項1記載の電子機器。
  5. 【請求項5】予め表示部にヒンジの一端を固定し、次に
    前記表示部に固定された状態の前記ヒンジの他の一端を
    電子機器の本体部の仮止部に保持させ、前記表示部を自
    立させた状態で前記ヒンジの他の一端を前記本体部に固
    定することを特徴とする電子機器の組立方法。
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