JP3371786B2 - キュービクル運搬用治具 - Google Patents

キュービクル運搬用治具

Info

Publication number
JP3371786B2
JP3371786B2 JP36946897A JP36946897A JP3371786B2 JP 3371786 B2 JP3371786 B2 JP 3371786B2 JP 36946897 A JP36946897 A JP 36946897A JP 36946897 A JP36946897 A JP 36946897A JP 3371786 B2 JP3371786 B2 JP 3371786B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
plate
cubicle
stabilizer
jig
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP36946897A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11205922A (ja
Inventor
篤 北岡
正成 吉谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissin Electric Co Ltd filed Critical Nissin Electric Co Ltd
Priority to JP36946897A priority Critical patent/JP3371786B2/ja
Publication of JPH11205922A publication Critical patent/JPH11205922A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3371786B2 publication Critical patent/JP3371786B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Patch Boards (AREA)
  • Handcart (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、キュービクルを運
搬する際に用いるキュービクル運搬用治具に関する。 【0002】 【従来の技術】従来のキュービクル運搬用治具につき、
図4を参照して説明する。治具1は、長尺の基板2の下
面の両端部にキャスタ3が取り付けられ、基板2の両端
部にねじ孔4が形成され、治具1が2個で1組になって
いる。一方、運搬されるキュービクル5は、底板6の四
隅にチャンネルベースへの固定用の透孔7が形成されて
いる。 【0003】そして、キュービクル5に治具1を取り付
ける場合、キュービクル5をクレーンで吊り上げ、一方
の治具1を手で持ち上げ、キュービクル5の底板6の前
縁部の下面に基板2を当てがい、固定ねじ8を底板6の
透孔7に挿通して基板2のねじ孔4に螺合し、治具1を
キュービクル5に取り付け、キュービクル5の後縁部に
も、前記と同様、他方の治具1を取り付ける。 【0004】また、他の取り付け方法は、クレーンで吊
り上げたキュービクル5の底板6の前縁部及び後縁部の
下方の床面にそれぞれ治具1を配置し、基板2を手で水
平に保持した状態で、キュービクル5を徐々に下降し、
キュービクル5の底板6と基板2との間に若干の隙間を
あけた状態で、固定ねじ8を透孔7を通してねじ孔4に
螺合し、底板6に治具1を取り付ける。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】従来の前記治具1をキ
ュービクル5に取り付けるに際し、前者の場合、クレー
ンで吊り上げたキュービクル5の底板6の下面まで治具
1を持ち上げて取り付けねばならず、不安定で、作業者
が2人必要になるという問題点がある。 【0006】また、後者の場合、基板2を水平に保持す
る2人の作業者と、キュービクル5を吊り上げたクレー
ンを操作する作業者との3人が必要になり、しかも、キ
ュービクル5を徐々に下降する際、基板2を水平に保持
している作業者の指を挾む可能性が高く、非常に危険で
あるという問題点がある。 【0007】本発明は、前記の点に留意し、キュービク
ルの運搬時、キュービクルに治具を取り付ける作業を1
人で行え、かつ、安全性の高いキュービクル運搬用治具
を提供することを目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のキュービクル運搬用治具は、キュービクル
の底板の前縁部及び後縁部がそれぞれ載置される長尺の
基板と、前記基板の両端部に形成され,前記底板の透孔
に挿通された固定ねじが螺合するねじ孔と、 前記基板の
両端から上方に折曲して形成された縦板と、 前記縦板の
上端から外方へ折曲して形成された横板と、 直角側の2
辺が前記縦板の内面と前記基板の上面の端部に固着され
た内補強板と、 直角側の2辺が前記縦板の外面と前記横
板の下面の端部に固着された外補強板と、 前記横板の下
面に取り付けられたキャスタと、基部が前記基板の下面
後部中央に回転自在に支持され,前記基板に対し直交す
る方向に位置し,先端部が床面に接離自在に接し,前記
基板を水平面に対し若干傾斜した状態に保持する細長の
安定板と 前記基板の下面の前記安定板の基部の両側に
形成され,前記安定板の位置を仮固定する突部と、 前記
縦板の内面及び前記内補強板の内面に固着されたクッシ
ョンとを備えたものである。 【0009】従って、基板に、基板に対し直交する方向
に安定板が支持され、安定板の先端部が床面に接離自在
で、基板が水平面に対し若干傾斜した状態に保持される
ため、キュービクルの底板への取り付けに際し、クレー
ンで吊り上げたキュービクルを治具に若干の隙間をあけ
た状態で、固定ねじをキュービクルの底板の透孔を通し
て基板のねじ孔に螺合でき、固定ねじを締め付けたのち
は基板が水平になって、安定板の先端部が床面から浮き
上り、基板を水平に保持する必要がなく、取付作業を1
人で行うことができるとともに、作業者の指を挾む危険
性がなく、安全性を向上することができる。かつ、基板
の両端から上方に縦板が折曲して形成され、縦板の上端
から外方へ横板が折曲して形成され、横板の下面にキャ
スタが取り付けられているため、キュービクルを載置す
る基板が低くなり、キュービクルの運搬時、キュービク
ルが低くなって運搬が安定になる。 さらに、縦板の内面
と基板の上面の端部に内補強板の直角側の2辺が固着さ
れ、縦板の外面と横板の下面の端部に外補強板の直角側
の2辺が固着されているため、基板の両端部が強固にな
り、板体の折曲により簡単に安価に構成することができ
る。 その上、縦板の内面及び内補強板の内面にクッショ
ンが固着されているため、キュービクルの運搬時、キュ
ービクルの底板の四隅の周面がクッションに当接し、キ
ュービクルの塗装被膜が損傷することがない。 また、安
定板の基部が基板の下面に回転自在に支持され、基板の
下面の安定板の基部の両側に、安定板の位置を仮固定す
る突部が形成されているため、治具の保管時、安定板を
回転して基部の下面に位置させ、保管のかさを縮小する
ことができる。 【0010】 【発明の実施の形態】実施の1形態は、前治具と後治具
とからなり、まず図1を参照して前治具1Fを説明す
る。9はキュービクル5の底板6の前縁部に取り付けら
れる長尺の基板であり、両端部にねじ孔10が形成さ
れ、基板9の両端から上方に折曲して縦板11が形成さ
れ、縦板11の上端から外方に折曲して横板12が形成
されている。 【0011】13は直角二等辺三角形の内補強板であ
り、直角側の2辺が縦板11の内面と基板9の上面の前
端部に溶接により固着されている。14は外補強板であ
り、直角側の2辺が縦板11の外面と横板12の下面の
前端部に溶接により固着されている。 【0012】15Fは前キャスタであり、支持板16に
固着された支持金具17Fに大径の車輪18Fが支持さ
れ、支持板16が横板12の下面に取り付けられてい
る。19は弾性を有する細長の安定板であり、基部が基
板9の下面の後部中央に取付ねじ20により回転自在に
支持され、基板9に対し直交する方向に位置している。
21は安定板19の先端部に設けられたフリーベアリン
グなど補助車輪からなる当接体であり、床面に接離自在
に接し、安定板19,当接体21により基板9を水平面
に対し若干傾斜した状態にほぼ水平方向に保持してい
る。22は突部であり、基板9の下面の安定板19の基
部の両側に形成され、安定板19の位置を仮固定してい
る。23はゴムからなるクッションであり、縦板11の
内面及び内補強板13の内面に固着されている。 【0013】つぎに、図3の右側部に示すように、後治
具1Bは、前治具1Fの前キャスタ15Fの代りに、後
キャスタ15Bが横板12の下面に取り付けられてお
り、この後キャスタ15Bは、小径の車輪18Bを支持
した支持金具17Bが支持板16に回転自在に取り付け
られている。 【0014】つぎに、キュービクル5に前治具1F,後
治具1Bを取り付ける場合、キュービクル5をクレーン
で吊り上げ、キュービクル5の底板6の前縁部及び後縁
部の下方の床面にそれぞれ前治具1F及び後治具1Bを
配置する。 【0015】この時、両治具1F,1Bの基板9は、図
1Bに示すように、安定板19の当接体21が床面に当
接して水平面に対し若干傾斜した状態に保持されている
ため、作業者が両基板9を水平に保持する必要はない。 【0016】つぎにキュービクル5を徐々に下降し、キ
ュービクル5の底板6と基板9との間に若干の隙間をあ
けた状態で、固定ねじ8をキュービクル5の透孔7を通
して基板9のねじ孔10に螺合し、底板6に治具1を取
り付ける。 【0017】この時、図3に示すように、当接体21が
床面から離れるため、キュービクル5の運搬に際し、当
接体21が邪魔にならず、しかも、後キャスタ15Bの
車輪18Bの支持金具17Bが回転自在に支持されてい
るため、キュービクル5の運搬時の方向転換が容易にな
る。 【0018】また、キュービクル5の底板6の四隅の周
面がクッション23に当接するため、キュービクル5の
塗装被膜が損傷することはない。そして、キュービクル
5から取り外した治具1F,1Bを保管する場合、安定
板19を、図1Cの状態から取付ねじ20を中心にして
180°回転し、図2に示すように、基板9の下面に位
置させる。 【0019】なお、前記形態の場合、安定板19に当接
体21を設けたが、当接体21を設けずに、安定板19
の先端部を直接,或いは先端の下方への折曲片を床面に
当接するようにしてもよい 【0020】 【0021】 【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、つぎに記載する効果を奏する。本発明のキ
ュービクル運搬用治具は、基板9に、基板9に対し直交
する方向に安定板19が支持され、安定板19の先端部
が床面に接離自在で、基板9が水平面に対し若干傾斜し
た状態に保持されるため、キュービクル5の底板6への
取り付けに際し、クレーンで吊り上げたキュービクル5
を治具1F,1Bに若干の隙間をあけた状態で、固定ね
じ8をキュービクル5の底板6の透孔7を通して基板9
のねじ孔10に螺合でき、基板9を水平に保持する必要
がなく、取付作業を1人で行うことができるとともに、
作業者の指を挾む危険性がなく、安全性を向上すること
ができる。かつ、基板9の両端から上方に縦板11が折
曲して形成され、縦板11の上端から外方へ横板12が
折曲して形成され、横板12の下面にキャスタ15F,
15Bが取り付けられているため、キュービクル5を載
置する基板9が低くなり、キュービクル5の運搬時、キ
ュービクル5が低くなって運搬が安定になる。 さらに、
縦板11の内面と基板9の上面の端部に内補強板10の
直角側の2辺が固着され、縦板11の外面と横板12の
下面の端部に外補強板14の直角側の2辺が固着されて
いるため、基板9の両端部が強固になり、板体の折曲に
より簡単に安価に構成することができる。 その上、縦板
11の内面及び内補強板13の内面にクッション23が
固着されているため、キュービクル5の運搬時、キュー
ビクル5の底板6の四隅の周面がクッション23に当接
し、キュービクル5の塗装被膜が損傷することがない。
また、安定板19の基部が基板9の下面に回転自在に支
持され、基板9の下面の安定板19の基部の両側に、安
定板19の位置を仮固定する突部22が形成されている
ため、治具の保管時、安定板19を回転して基板9の下
面に位置させ、保管のかさを縮小することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】Aは本発明の実施の1形態の正面図、BはAの
右側面図、CはAの平面図である。 【図2】図1の保管状態の一部の平面図である。 【図3】図1の使用状態の右側面図である。 【図4】従来例の斜視図である。 【符号の説明】 1F,1B 治具 5 キュービクル 6 底板 9 基板 15F,15B キャスタ 19 安定板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−56602(JP,A) 特開 平3−504(JP,A) 実開 平6−10001(JP,U) 実開 昭62−54873(JP,U) 登録実用新案3025982(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02B 1/01,1/30,3/00 H05K 5/02 B60B 33/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 キュービクルの底板の前縁部及び後縁部
    がそれぞれ載置される長尺の基板と、 前記基板の両端部に形成され,前記底板の透孔に挿通さ
    れた固定ねじが螺合するねじ孔と、 前記基板の両端から上方に折曲して形成された縦板と、 前記縦板の上端から外方へ折曲して形成された横板と、 直角側の2辺が前記縦板の内面と前記基板の上面の端部
    に固着された内補強板と、 直角側の2辺が前記縦板の外面と前記横板の下面の端部
    に固着された外補強板と、 前記横板の下面に 取り付けられたキャスタと、 基部が前記基板の下面後部中央に回転自在に支持され,
    前記基板に対し直交する方向に位置し,先端部が床面に
    接離自在に接し,前記基板を水平面に対し若干傾斜した
    状態に保持する細長の安定板と 前記基板の下面の前記安定板の基部の両側に形成され,
    前記安定板の位置を仮固定する突部と、 前記縦板の内面及び前記内補強板の内面に固着されたク
    ッションと を備えたことを特徴とするキュービクル運搬
    用治具。
JP36946897A 1997-12-26 1997-12-26 キュービクル運搬用治具 Expired - Fee Related JP3371786B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36946897A JP3371786B2 (ja) 1997-12-26 1997-12-26 キュービクル運搬用治具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36946897A JP3371786B2 (ja) 1997-12-26 1997-12-26 キュービクル運搬用治具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11205922A JPH11205922A (ja) 1999-07-30
JP3371786B2 true JP3371786B2 (ja) 2003-01-27

Family

ID=18494503

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36946897A Expired - Fee Related JP3371786B2 (ja) 1997-12-26 1997-12-26 キュービクル運搬用治具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3371786B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013204864A (ja) * 2012-03-27 2013-10-07 Japan Aerospace Exploration Agency 機能弾射出装置及び機能弾射出システム
CN109131487B (zh) * 2018-09-19 2023-11-03 国网山东省电力公司五莲县供电公司 柜体就位装置
CN110854724A (zh) * 2019-11-28 2020-02-28 江苏焱森电力安装工程有限公司 一种电力设备安装辅助装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11205922A (ja) 1999-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3371786B2 (ja) キュービクル運搬用治具
JPH10221076A (ja) 建設用レーザー装置
JPH0940019A (ja) 運搬物固定装置
JP3023403U (ja) 梯子の固定装置
JP2002132174A (ja) 電子機器およびヒンジおよび電子機器の組立方法
CN211574576U (zh) 显示器用快拆式支架
CN219945884U (zh) 工装板结构
JP3212548B2 (ja) 梯子取付装置
JPH11107561A (ja) カーポート等の片持ち屋根における補助支柱の上端取付け装置
JP2575904Y2 (ja) 電気機器収納用箱体の枠体仮固定構造
US5368264A (en) Worktable device with automatic stabilizing mechanism
JP2540578Y2 (ja) クランプ装置
JP2505926Y2 (ja) 高所作業台の補助手摺
JPH0626538Y2 (ja) 作業車の梯子積載装置
JP2517469Y2 (ja) 運搬車の荷枠起立保持装置
JP2530529Y2 (ja) 二輪車の荷掛け装置
JPS5812372Y2 (ja) バッテリ取付装置
JPH0721802Y2 (ja) 支柱固定用係止アーム
JPS642872Y2 (ja)
JPH0756039Y2 (ja) 清掃用命綱等の吊り具
JPH0713252Y2 (ja) 機器取付部材の支持装置
JPH09221291A (ja) エレベータかご枠の据付治具
JPH0685780U (ja) 作業台
JPH08260200A (ja) ワークのクランプ装置
JPS59118782U (ja) 板状部材支持装置の板状部材固定装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees