JP2593350Y2 - 製図台に於ける図板取付装置 - Google Patents

製図台に於ける図板取付装置

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JP2593350Y2
JP2593350Y2 JP1993000911U JP91193U JP2593350Y2 JP 2593350 Y2 JP2593350 Y2 JP 2593350Y2 JP 1993000911 U JP1993000911 U JP 1993000911U JP 91193 U JP91193 U JP 91193U JP 2593350 Y2 JP2593350 Y2 JP 2593350Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は製図台に関するもので
あり、特に、図板を製図台に固定する図板取付装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の製図台の図板取付手段を図5に従
って説明する。同図において符号1は製図台であり、2
は図板である。製図台1の図板支持枠3を構成する左右
の縦メンバー4,5の後部には調整管6,7が挿入され
ており、調整管6,7の後端部にブラケット8,9が固
着されている。また、左右の縦メンバー4,5の前部を
連結するペンシルケース10の後部立上げ部10aの左
右両端部近傍にはねじ挿通孔11,12が開穿され、こ
のねじ挿通孔11,12とブラケット8,9のねじ挿通
孔13,14に夫々木ねじ15,15,15,15を挿
通し、図板2の前後両端面へねじ止めして図板2を固定
する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来は、図板を木ねじ
によって固定するので、図板の着脱に工具を要し作業に
時間がかかる。そして、着脱を繰返すと木ねじがきかな
くなるという欠点があり、例えば、建設現場等で一時的
に使用することを目的としている場合は現場から次の現
場への運搬を繰返すことになり、図板の着脱回数が或程
度に達すると図板の固定が不可能となって耐久性に問題
がある。
【0004】また、製図台のねじ挿通孔間のピッチ等の
寸法は製図台によって異なるため、図板と製図台の組合
わせが変わるとねじ挿通孔と図板のねじ孔との位置が一
致せず取付けが困難な場合がある。従って、図板と製図
台の組合わせの管理が必要とされ、搬入作業並びに搬出
作業の能率が低下する原因となっている。上述した耐久
性の改良案として木ねじに代えて製図台と図板をピンと
ピン挿入穴にて結合するように構成したものが提案され
ている(実開平4−89030号公報)。この提案は図
板の着脱が容易であり、頻繁な着脱に対する耐久性も向
上してはいるが、ピンの位置やピン間のピッチによって
図板と製図台の組合わせが限定されるという問題は解消
されていない。
【0005】そこで、この考案は図板の着脱が容易で頻
繁な着脱に対する耐久性を有し、且つ、製図台と図板の
組合わせの制約を解消して組合わせ管理の負担を軽減で
きる図板取付装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この考案は、上記目的を
達成するために提案するものであり、図板の前後両端面
に長手方向の溝を設け、製図台の図板支持枠の前部並び
に後部にクランプを設け、前記クランプを前記溝に係合
させて図板を固定するように構成した製図台に於ける図
板取付装置を提供するものである。
【0007】
【作用】図板の前後両端面には長手方向へ溝を設ける。
製図台の図板支持枠の前部と後部にはクランプが取付け
られており、図板の前後の溝へ夫々クランプを係合させ
ることによって図板は製図台に固定される。調節ねじ等
によって固定対象を締付けるクランプを使用しているの
で、木ねじやピン等による固定手段とは異なり図板の溝
の高さ変化に対応でき、図板の幅の範囲でいかなる位置
でもクランプを係合できるので製図台と図板の組合わせ
が限定されることがない。
【0008】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図1乃至図4に従
って詳述する。尚、従来例として示した図5と同一構成
の部分は同一符号を付すものとする。図1は製図台1を
示し、図板支持枠3の前部のペンシルケース10に2個
の前部クランプ装置21,21を取付け、左右の調整管
6,7の後端部位に夫々後部クランプ装置22,22を
装着して、合計4個のクランプ装置21,21,22,
22にて図板取付装置を構成している。
【0009】図2は前部クランプ装置21を示し、クラ
ンプ23と締付ねじ24とからなり、クランプ23は一
端部と他端部を夫々相反する方向へ直角に折曲げてクラ
ンク状に形成する。下部の水平部23aに設けた雌ねじ
孔25に螺合して貫通している締付ねじ24は、下端部
につまみ26を固着し、上端部に座金27をかしめ加工
によって回転自在に取付ける。
【0010】また、クランプ23の中間垂直部23bの
背面(図2(c)において左側)にはフックプレート2
8を固着し、フックプレート28の上端部のフック部2
8aを製図台1のペンシルケース10の後部立上げ部1
0aへ係止できるように形成している。後部クランプ装
置22は、図3に示すように門形に折曲げたクランプ2
9の下部水平部29aに貫通孔30を開穿してピン31
を挿通している。ピン31の上端部に取付けた座金32
とクランプ29の下部水平部29aとの間には圧縮コイ
ルばね33を介装してピン31を上方へ付勢し、ピン3
1の下端部に取付けたつまみ34によって脱落を防止し
ている。クランプ29の中間垂直部29bには同図
(b)に示すように、製図台1の調整管6,7を挿通す
る矩形孔35を開穿する。
【0011】上述した前部クランプ装置21並びに後部
クランプ装置22によって固定すべき図板36は、図4
に示すように前後両端面に長手方向へ連続する溝37,
38を設け、溝37,38にクランプ23,29を係合
させるように形成する。次に前部クランプ装置21並び
に後部クランプ装置22の使用方法を説明する。前部ク
ランプ装置21は、図1に示すようにペンシルケース1
0の後部立上げ部10aにフック部28aを掛けて取付
け、左右に2個の前部クランプ装置21,21を配置す
る。後部クランプ装置22は図4に示すように矩形孔3
5へ調整管6,7の後端部のブラケット8,9を挿通
し、つまみ34を引下げつつ座金32を調整管6,7の
下面に入り込ませて装着する。
【0012】図板36を製図台1に取付ける際は、図1
に示すように調整管6,7を後方へ引出し、図板支持枠
3の中央に図板36を載せ、図4に示す前部クランプ装
置21,21の締付ねじ24,24を回転して上部の前
方突出部23c,23cと図板36の前部溝37との高
さを一致させる。そして、図板36を前方へ移動し、同
図に示すように、溝37内へクランプ23,23の前方
突出部23c,23cを挿入する。次に、締付ねじ2
4,24を締付方向へ回転して図板36の前端部を固定
する。
【0013】続いて、後部クランプ装置22,22のク
ランプ29,29の前方突出部29c,29cと図板3
6の後部溝38との高さを合わせつつ、調整管6,7を
押込んで前方突出部29c,29cを溝38内へ挿入す
るとクランプ29,29は圧縮コイルばね33,33の
付勢によって図板36を締付けて固定する。そして、製
図台1に調整管6,7の固定ねじ等の固定装置が装備さ
れている場合は、調整管6,7を固定して図板36の取
付け作業が完了する。
【0014】図板36を製図台1から取外す場合は、前
述した取付作業の手順を逆に行うことによって容易に取
外すことができる。図板36を取外した後に、前部クラ
ンプ装置21,21の締付ねじ24,24を締上げるこ
とによってフックプレート28,28がペンシルケース
10の立上げ部10aに係合して前部クランプ装置2
1,21は製図台1に固定される。また、後部クランプ
装置22,22は圧縮コイルばね33,33の付勢によ
って座金32,32と矩形孔35,35の上縁部が調整
管6,7を上下から挟持して図1に示すように固定さ
れ、製図台1に前後のクランプ装置21,21,22,
22を装着した状態のまま搬送することができる。
【0015】このように、図板の着脱作業に何等工具を
必要とせず、極めて短時間で着脱が行えるものである。
尚、前部及び後部クランプ装置21,22の構成は上記
一実施例に限定するものではなく、前部クランプ装置2
1を後部クランプ装置22と同様に圧縮コイルばね33
を使用する構成としてもよい。また、逆に後部クランプ
装置22を前部クランプ装置21と同様なねじ式の構成
とする等種々の改変が可能であり、この考案がそれらの
改変されたものに及ぶことは当然である。
【0016】
【考案の効果】この考案は、上記一実施例において詳述
したように構成したので、図板の着脱に工具は不要で作
業が極めて容易であるとともに、着脱の耐久性が向上
し、頻繁に着脱を繰返しても図板の固定に支障をきたす
ことはない。また、クランプ機構を採用しているため、
図板の溝の位置の如何に係らず図板の固定が可能とな
り、製図台と図板の組合わせを変更しても取付けに何等
問題はなく、搬入と搬出を頻繁に繰返すような使用形態
における組合わせ管理の負担が解消され、運搬及び設置
の作業性が著しく向上する実用的価値ある考案である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の図板取付装置を装着した製図台の斜視
図。
【図2】前部クランプ装置を示し、(a)は平面図、
(b)は正面図、(c)は側面図である。
【図3】後部クランプ装置を示し、(a)は平面図、
(b)は正面図、(c)は側面図である。
【図4】本考案の図板取付装置によって図板を製図台へ
装着した状態を示す側面断面図。
【図5】従来の図板取付手段を示す製図台の斜視図。
【符号の説明】
1 製図台 3 図板支持枠 4,5 縦メンバ 6,7 調整管 8,9 ブラケット 10 ペンシルケース 21 前部クランプ装置 22 後部クランプ装置 23,29 クランプ 36 図板 37,38 溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭60−27734(JP,U) 実開 平4−71531(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47B 27/00 A47B 27/18 B43L 5/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図板(36)の前後両端面に長手方向の
    溝(37,38)を設け、製図台の図板支持枠(3)の
    前部並びに後部にクランプ(23,29)を設け、前記
    クランプ(23,29)を前記溝(37,38)に係合
    させて図板(36)を固定するように構成した製図台に
    於ける図板取付装置。
JP1993000911U 1993-01-18 1993-01-18 製図台に於ける図板取付装置 Expired - Fee Related JP2593350Y2 (ja)

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