JP3083528U - スタンドの支持装置 - Google Patents

スタンドの支持装置

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JP3083528U
JP3083528U JP2001004766U JP2001004766U JP3083528U JP 3083528 U JP3083528 U JP 3083528U JP 2001004766 U JP2001004766 U JP 2001004766U JP 2001004766 U JP2001004766 U JP 2001004766U JP 3083528 U JP3083528 U JP 3083528U
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adjusting screw
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啓司 丸山
岳英 山下
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的簡単な構造でスタンドを安定して支持
するとともに、長さ調節ネジを外部に露出させず、しか
も、容易に取り外しができないようにする。 【解決手段】 スタンドS取り付けられる一方のコ字状
の固定金具2と、一方のコ字状の固定金具2と挟み合う
ように対向する他方のコ字状の固定金具3と、長さ調節
ネジ5を備え、対向する一方と他方のコ字状の固定金具
2,3の各下側の側板2c,3cの間で机の天板T等の
上記所定厚の固定箇所を挟持する。上記長さ調整ネジ5
は、一方のコ字状の固定金具2の上側の側板2bと下側
の側板2cとの上下側板間に配されたままで、この上下
側板間に挟まれる他方のコ字状の固定金具3の上側の側
板3bに形成されるネジ穴3dと螺合させて他方のコ字
状の固定金具3を上下動させる

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、机の天板等の所定厚の固定箇所に照明機器や画像表示機器などの 機器が取り付けられるスタンドを長さ調整ネジを介して取り付けるスタンドの支 持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、机の天板等に電球や蛍光灯など照明機器やCRTディスプレイ、液晶デ ィスプレイ等の画像表示機器などの機器がスタンドを介して取り付けられ、スタ ンドを所定方向に移動させて、照明箇所を位置決めさせたり、画像表示機器を見 易い位置に位置きめさせたりして使用されている。このようなスタンドは、図8 に示すように、コ字状の固定金具と、コ字状の固定金具の上下の側板の一方に螺 合される長さ調整ネジにより、机の天板等の所定厚の固定箇所に取り付けられる 。また、病院では、これらの機器の他、医療用機器を患者の方向に引き出したり 元の位置に戻したりする際にも多く使用され、載置箇所も机の天板に限らず、ベ ッドのフレーム等にも取り付けられる。さらに、近年、パーソナルコンピュータ は、小学校や中学校等の教育現場にも急速に普及しているが、CRTディスプレ イ、液晶ディスプレイなどの画像表示装置は、これを支持するスタンド(支持装 置を含め)とともに使用頻度が増加の一途をたどっている。
【0003】 しかし、コ字状の固定金具と長さ調整ネジによる取り付けでは、スタンドを広 範囲に移動させたり、スタンドに大きな負荷がかかるような場合、スタンド支持 が外れてしまい安定性に欠ける問題や、スタンドが傾くことにより、机の天板等 を損傷させる問題を有していた。
【0004】 このため、実公昭55−6408号公報には、ほぼS字型の固定金具を使用し て、机の天板の下方側で長さ調節ネジを調節するものや、実公昭54−3597 8号公報には、コ字状の固定金具とL字状の固定金具を組み合わせて、机の天板 の上で長さ調節ネジの調節を可能にしたものが開示されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記公告公報に示される考案は、いずれも、長さ調節ネジが外 部に露出しているために、身体の一部にぶつかる危険を有し、又、衣服に引っか かるなど危険を有していた。また、いずれの考案も、固定金具に特別の形状を付 与して形成するために、製造コストが高価になる問題を有していた。
【0006】 さらに、教育現場等で使用される机の天板にスタンドを固定支持すると、片側 に大きな負荷が加わると、机表面がこじれて損傷する事態が生じていた。このた め、コンピュータルーム等の特別注文の机に固定支持するしかない問題を有して いた。また、容易に支持が緩められたり外されて持ち去られる問題も有していた 。
【0007】 そこで本考案の目的は、比較的簡単な構造でスタンドを安定して支持するとと もに、長さ調節ネジを外部に露出させず、しかも、容易に取り外しができないス タンドの支持装置を提供することある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案の請求項1のスタンドの支持装置は、机の 天板等の所定厚の固定箇所に照明機器や画像表示機器などの機器が取り付けられ るスタンドを長さ調整ネジを介して支持するスタンドの支持装置において、スタ ンドが取り付けられる一方のコ字状の固定金具と、一方のコ字状の固定金具と挟 み合うように対向する他方のコ字状の固定金具とを備え、対向する一方と他方の コ字状の固定金具の各下側の側板の間で上記所定厚の固定箇所が挟持され、上記 長さ調整ネジは、一方のコ字状の固定金具の上側の側板と下側の側板との上下側 板間に配されたままで、この上下側板間に挟まれる他方のコ字状の固定金具の上 側の側板に形成されるネジ穴と螺合させて他方のコ字状の固定金具を上下動させ ることを特徴とする。
【0009】 この考案によれば、一方と他方のコ字状の固定金具の各下側の側板の間に上記 所定厚の固定箇所を配して、長さ調整ネジを回転させて、他方のコ字状の固定金 具の上側板を締める方向に螺合させて行くと、上記所定厚の固定箇所を挟持する こととなり、スタンドが上記所定厚の固定箇所に取り付けられる。このように取 り付けると、スタンドを傾けることにより機器の荷重がコ字状の固定金具の一方 にかかる(曲げモーメントがかかる)が、対向するもう一方のコ字状の固定金具 の存在のより、上記曲げモーメントを軽減して(曲げモーメントを一方と他方で 分けるようになる)、スタンドが安定して支持されることとなる。そして、長さ 調整ネジを回転させても、長さ調節ネジは、一方のコ字状の固定金具の上側の側 板と下側の側板との上下側板間に配されたままであるので、長さ調節ネジが外部 に突出することがない。
【0010】 本考案の請求項2のスタンドの支持装置は、請求項1記載の考案を前提として 、前記長さ調整ネジに一体的につまみ部が設けられていることを特徴とする。
【0011】 この考案によれば、前記長さ調整ネジに一体的につまみ部が設けられているこ とから、つまみ部を手指で摘んで、長さ調節ネジを回転させることが容易になる 。
【0012】 本考案の請求項3のスタンドの支持装置は、請求項1記載の考案を前提として 、前記長さ調整ネジの頭部に嵌合穴が形成され、前記一方のコ字状の固定金具の 上側の側板に貫通穴が形成され、この貫通穴を介して長さ調節ネジの頭部の嵌合 穴に着脱自在に嵌合する回転付与手段により長さ調整ネジを回転させることを特 徴とする。
【0013】 この考案によれば、長さ調節ネジの頭部の嵌合穴に着脱自在に嵌合する回転付 与手段により、長さ調節ネジを回転させることができ、他方、回転させる必要が ない場合は、回転付与手段を外しておくことができる。
【0014】 本考案の請求項4記載のスタンドの支持装置は、前記請求項1記載の考案を前 提として、前記長さ調整ネジに螺合するロック手段が設けられ、前記ネジ穴が形 成される他方のコ字状の固定金具の上方の側板との間で締め付けて長さ調整ネジ の回転をロックすることを特徴とする。
【0015】 この考案によれば、前記長さ調整ネジに螺合するロック手段を回転させて、前 記ネジ穴が形成される他方のコ字状の固定金具の上側との間で締め付けて長さ調 整ネジの回転をロックすると、回転付与手段によっても長さ調節ネジを回転させ ることができなくなる。
【0016】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の一実施の形態を図面を参照しながら説明する。
【0017】 (第1の実施の形態) 本実施の形態の1は、図1乃至図3に示すように、大型の液晶ディスプレイD を支持するスタンドSを机の天板Tに固定支持するスタンドの支持装置1であり 、スタンドSを構成する円弧状のアームと、この円弧状のアームの前後に各々連 結される首振り継ぎ手4A,4Bとを有している。スタンドSは、大型の液晶デ ィスプレイDを支持するために、頑丈な厚い金属製のもので構成されている。
【0018】 スタンドの支持装置1は、下方の首振り継ぎ手4Bが連結される一方のコ字状 の固定金具2と、この一方のコ字状の固定金具2と挟み合うように対向する他方 のコ字状の固定金具3と、長さ調節ネジ5と、長さ調節ネジ5を回転させる回転 付与手段である六角レンチRを備えている。
【0019】 一方のコ字状の固定金具2と他方のコ字状の固定金具3は、各々中央部2a, 3aと上方の側板2b,3bと下方の側板2c,3cとからなる断面がほぼコ字 状の金属製のものである。一方のコ字状の固定金具2は、下方の側板2cが机の 天板Tの上に載置されて、コ字状の中央の開口を机の天板Tの外側に向けて配さ れる。他方のコ字状の固定金具3は、その上方の側板3bが一方のコ字状の固定 金具2の上方の側板2bと下方の側板2cとの間に配され、下方の側板3cが机 の天板Tの下面を下支えするように配される。したがって、机の天板Tは、対向 する一方と他方のコ字状の固定金具2,3の各下側の側板2c,3cの間で所定 厚の固定箇所(天板T)が挟持されることとなる。
【0020】 ここで、一方のコ字状の固定金具2の下側の側板2cを断面逆T字状に構成し たり、また、他方のコ字状の固定金具3の下側の側板3cを上側の側板3bより も長くしたりして、より安定性を高めることが可能である(図4(c)の符号2 e,3e;一点鎖線参照)。なお、一方のコ字状の固定金具2の下側の側板2c の下面と他方のコ字状の固定金具3の下側の側板3cの上面に緩衝部材を配して 、机の天板Tを損傷しないようにすることは実施に応じ可能である。
【0021】 長さ調整ネジ5は、一方のコ字状の固定金具2の上側の側板2bと下側の側板 2cとの間に配されている。すなわち、長さ調節ネジ5は、上記上下の側板2b と2cの距離とほぼ同じ長さであり、その上方端が上側の側板2bに形成された 貫通穴2dに上方が突出しないで配され、その下方端に球面ジョイント5jが取 り付けられている。球面ジョイント5jは、上側の側板2bと接する箇所が柔軟 に傾き、机の天板T等の所定厚の固定箇所が傾斜するような場合にも、下方の側 板2cに確実に当接するように配されている。また、長さ調節ネジ5は、他方の コ字状の固定金具3の上側の側板3bに形成されるネジ穴3dと螺合させている 。すなわち、本実施の形態の長さ調節ネジ5は右ネジが切られているが、他方の コ字状の固定金具3の上側の側板3bにも右ネジが切られたネジ穴3dが形成さ れ、これらの螺合により、上記上側の側板3bを上下方向に送るように移動させ る構成になっており、しかも、長さ調節ネジ5は、一方のコ字状の固定金具2の 上側の側板2bと下側の側板2cとの間に配されたまま回転される。このように 、長さ調節ネジ5の回転により他方のコ字状の固定金具3の上側の側板3bを上 下動させ、その結果、他方のコ字状の固定金具3の下側の側板3cと一方のコ字 状の固定金具2の下側の側板2cとの間隔Hを広げたり縮めたりすることとなる 。
【0022】 長さ調整ネジ5の頭部5aには、六角レンチRが嵌合する嵌合穴5dが形成さ れている。すなわち、長さ調節ネジ5の頭部5aは、一方のコ字状の固定金具2 の上側の側板2bの厚さの範囲に収まる長さになっているが、この頭部5aに回 転付与手段である六角レンチRの先端が嵌合される嵌合穴5dが形成されて、長 さ調節ネジ5を回転させることが可能になっている。長さ調整ネジ5は、一方の コ字状の固定金具2の上側の側板2bと下側の側板2cとの間では、単に回転す る(空回り)するのみである。
【0023】 長さ調整ネジ5には、ロック手段である六角ナット6が螺合されている。この 六角ナット6には、右ネジが切ってあり、ネジ穴(右ネジ)が形成される他方の コ字状の固定金具3の上側の側板3bとの間で締め付けて長さ調整ネジ5の回転 をロックする。すなわち、ロック手段である六角ナット6をネジ穴(右ネジ)3 dに対して締め付けると、いわゆる二重ナットの締め付け力が働くこととなる。 したがって、ロック手段でロックすると、この六角レンチR等を使用して長さ調 節ネジ5を回転させることができなくなる。
【0024】 ここで、他方のコ字状の固定金具3の上側の側板3bの厚さが薄い場合は、図 7に示すように、一体的にナットNのような補強部材を取り付けて、このナット Nのねじ山を利用するようにしても良い。また、一方のコ字状の固定金具2の上 側の側板2bの貫通穴2dに対しては、長さ調節ネジ5の先端(頭部)5aを受 ける軸受けを設けて、長さ調節ネジ5の安定性を図ることは実施に応じ任意であ る。
【0025】 次に、本実施の形態のスタンドの支持装置1を使用して、実際に、液晶ディス プレイを有するスタンンドを机の天板Tに支持する場合について説明する。ここ では、学校教育の現場で通常使用される机の天板Tに大型の液晶ディスプレイD のスタンドSを取り付ける例で説明する。
【0026】 まず、図4(a)(b)に示すように、長さ調節ネジ5の頭部5aに六角レン チを嵌合させて、対向する一方と他方のコ字状の固定金具2,3の各下側の側板 2c,3cの間Hを十分に空けて、スタンドSが取り付けられる一方のコ字状の 固定金具2の下方の側板2cを机の天板Tに固定する。そして、他方のコ字状の 固定金具3の下側の側板3cが天板Tの下方に位置することを確認してから、長 さ調節ネジ5に六角レンチRを嵌合させて、回転付与手段である六角レンチRを 回転させて、他方のコ字状の固定金具3の上側板3bを締める方向に螺合させて 行くと、上記所定厚の固定箇所を挟持することとなり、スタンドSが上記所定厚 の固定箇所に取り付けられる。ここで、机の天板T等の所定厚の固定箇所が傾い ているような場合は、球面ジョイント5jがこの傾斜に対応して傾斜するために 、確実に机の天板Tを挟持して取り付けられる。なお、他方のコ字状の固定金具 3を机の天板Tに対して位置決めしておき、六角レンチRで長さ調節ネジ5を回 転させて、一方のコ字状の固定金具2の下側の側板2cを天板Tに近づけて行き 、スタンドを支持することも可能である。
【0027】 このように取り付けると、液晶ディスプレイDの荷重による負荷は、机の天板 Tを外側から挟む他方のコ字状の固定金具3にかかるが(図4(c)の符号B参 照)、一方のコ字状の固定金具2が天板Tの上で載置固定されているために、上 記大きな負荷を解消する(打ち消す)ような働きをするので(図4(c)の符号 A参照)、スタンドSが安定して支持されることとなる。すなわち、図8に示す ように、コ字状の固定金具が片側一方しかないと(従来例では、外側のコ字状の 固定金具3のみしかない)、片側に荷重がかかると、その方向に曲げモーメント が常にかかる(図8の符号B参照)。このため、外側のコ字状の固定金具3の支 持角度が経年変化によって大きく傾斜することとなり、この傾きによる天板Tの 表裏面をこじれさせて損傷させるのみならず、挟持する力が弱まることとなる( 図8の一点鎖線参照)。しかし、本実施の形態では、一方のコ字状の固定金具2 に上記曲げモーメント(図8の符号B参照)が吸収されるようになり(一方3に かかる曲げモーメントを他方2が分けるようになり)、天板Tを損傷させる事態 や挟持する力が弱まる事態を防止することとなる。そして、長さ調整ネジ5を回 転させても、一方のコ字状の固定金具2の上側の側板2bと下側の側板2cとの 上下側板間に配されたままであるので、長さ調節ネジ5が外部に突出することが ないために、長さ調節ネジ5に身体の一部がぶつかったり衣服を引っ掛けたりす る心配がなくなる。
【0028】 次いで、図4(c)に示すように、ロック手段である六角ナット6を回転させ ると(上方に移動させると)、ネジ穴3dが形成される他方のコ字状の固定金具 3の上側の側板3bとの間で締め付けて長さ調整ネジ5の回転をロックする。最 後に、支持装置1の外部に沿うように容易に外周カバーC取り付ける。このよう に外周カバーCを取り付けると、ロック手段6の有無が確認することができなく なり、生徒等が悪戯でスタンドの支持装置1を緩めたり外したりする事態を有効 に防止することができる。
【0029】 (第2の実施の形態) 本実施の形態は、上記六角レンチRの代わりに、つまみ部11を設けて、長さ 調節ネジ5を回転させるもので、図5に示すように、上記嵌合穴2dに嵌合する 断面T字状のつまみ部11を着脱可能に設けている。このつまみ部11は、長さ 調節ネジ5の頭部5aに嵌合させたままでも、六角レンチRと同様、必要なとき だけ取り出してきて使用することも可能である。
【0030】 (第3の実施の形態) 本実施の形態は、図6に示すように、長さ調節ネジ5の中途部に長さ調節ネジ 5と一体でこれよりも一回り大きなつまみ部12を設けたものである。したがっ て、本実施の形態では、六角レンチRが必要なくなるほか、長さ調節ネジ5の頭 部5aの嵌合穴5dは必要なくなる。また、外周カバーCに開園付与手段を通す ために穴を設けなくとも良くなり、完全にスタンドの支持装置1の上方側を覆い 隠す外周カバーCを綺麗に配することが可能になる。
【0031】 以上、各実施の形態では、机の天板にスタンドの支持装置を介してスタンドを 支持する例で説明したが、本発明は、所定厚の固定箇所であれば、ベッドのフレ ーム等にも汎用的に取り付けることが可能である。
【0032】
【考案の効果】
本考案のスタンドの支持装置によれば、対向する一方と他方のコ字状の固定金 具の各下側の側板の間で上記所定厚の固定箇所が挟持されと、コ字状の固定金具 の一方にかかる負荷を対向するもう一方のコ字状の固定金具が軽減するので、ス タンドは安定して支持されると共に、机等の天板等がこじれて損傷させる事態を 有効に防止することができる。
【0033】 そして、長さ調節ネジは、他方のコ字状の固定金具の上側の側板に形成される ネジ穴と螺合して他方のコ字状の固定金具を上下動させるのみで、一方のコ字状 の固定金具の上側の側板と下側の側板との上下側板間に配されたままであるので 、長さ調節ネジが外部に突出することがなく、したがって、長さ調節ネジに身体 の一部がぶつかったり衣服を引っ掛けたりする心配がなく、また、支持装置の外 部に沿うように容易に外周カバーを取り付けることも可能になる。
【0034】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一の実施の形態のスタンドの支持装置
を示す斜視図である。
【図2】上記一実施の形態のスタンドの支持装置を示す
斜視図である。
【図3】上記一実施の形態のスタンドの支持装置を示す
断面図である。
【図4】上記一実施の形態のスタンドの支持装置の取り
付け状態を説明する断面図でる。
【図5】本発明の第2の実施の形態のスタンドの支持装
置を示す斜視図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態のスタンドの支持装
置を示す断面図である。
【図7】上記各スタンドの支持装置の一方のコ字状の固
定金具の他の例を示す断面図である。
【図8】従来のスタンドの支持装置の一例を示す断面図
である。
【符号の説明】
1 スタンドの支持装置 2 一方のコ字状の固定金具 2a 中央部 2b 上方の側板 2c 下方
の側板 2d 貫通穴 3 他方のコ字状の固定金具 3d ネジ穴 5 長さ調節ネジ 5a 頭部 5d
嵌合穴 6 ロック手段(六角ナット) 11 外付けのつまみ部(回転付与手段) 12 一体のつまみ部(回転付与手段) R 回転付与手段(六角レンチ) T 机の天板 N ナット S スタンド

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 机の天板等の所定厚の固定箇所に照明機
    器や画像表示機器などの機器が取り付けられるスタンド
    を長さ調整ネジを介して支持するスタンドの支持装置に
    おいて、スタンドが取り付けられる一方のコ字状の固定
    金具と、一方のコ字状の固定金具と挟み合うように対向
    する他方のコ字状の固定金具とを備え、対向する一方と
    他方のコ字状の固定金具の各下側の側板の間で上記所定
    厚の固定箇所が挟持され、上記長さ調整ネジは、一方の
    コ字状の固定金具の上側の側板と下側の側板との上下側
    板間に配されたままで、この上下側板間に挟まれる他方
    のコ字状の固定金具の上側の側板に形成されるネジ穴と
    螺合させて他方のコ字状の固定金具を上下動させること
    を特徴とするスタンドの支持装置。
  2. 【請求項2】 前記長さ調整ネジに一体的につまみ部が
    設けられていることを特徴とする請求項1記載のスタン
    ドの支持装置。
  3. 【請求項3】 前記長さ調整ネジの頭部に嵌合穴が形成
    され、前記一方のコ字状の固定金具の上側の側板に貫通
    穴が形成され、この貫通穴を介して長さ調節ネジの頭部
    の嵌合穴に着脱自在に嵌合する回転付与手段により長さ
    調整ネジを回転させることを特徴とする請求項1記載の
    スタンドの支持装置。
  4. 【請求項4】 前記長さ調整ネジに螺合するロック手段
    が設けられ、前記ネジ穴が形成される他方のコ字状の固
    定金具の上方の側板との間で締め付けて長さ調整ネジの
    回転をロックすることを特徴とする請求項1記載のスタ
    ンドの支持装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019203554A (ja) * 2018-05-23 2019-11-28 株式会社アスカ 支柱の取付装置

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