JP3007014B2 - 分電盤 - Google Patents

分電盤

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JP3007014B2
JP3007014B2 JP6338767A JP33876794A JP3007014B2 JP 3007014 B2 JP3007014 B2 JP 3007014B2 JP 6338767 A JP6338767 A JP 6338767A JP 33876794 A JP33876794 A JP 33876794A JP 3007014 B2 JP3007014 B2 JP 3007014B2
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洋一郎 高橋
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河村電器産業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、分電盤の配線被覆板の
脱着構造の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、分電盤の配線被覆板を脱着する構
造については、図7〜図9に示すものがあった。例えば
配線被覆板を分電盤に取付ける場合においては、分電盤
31の箱体本体32に立設した支柱33に連設した蝶番
装置34,35に、配線被覆板36の縦方向の右側又は
左側の上下端部の裏面に取付けた蝶番ピン37を取付け
るもので、蝶番装置35には蝶番ピン37を支持する軸
受片38と、この軸受片38に蝶番ピン37が係合した
状態での蝶番ピン37の抜けを防止する係止片39とが
設けられていた。この係止片39は螺子40を緩めて係
止片39をスライドさせ、蝶番ピン37を軸受片38に
係合させ、反対方向に係止片39をスライドさせ、螺子
40を締付けることによって、配線被覆板36を分電盤
31に固定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術によると、配線被覆板36の脱着作業は原則として
一人作業であるため、大きな配線被覆板を箱体本体に脱
着する場合には特に螺子40を緩めたり締付けたりする
作業及び係止片39をスライドさせる作業に手間取り、
作業性が悪いという欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記従来の分電盤の問題
点に鑑み、本発明の目的は、一人の作業員で工具を使わ
ずに簡単且つ確実に配線被覆板の脱着ができる分電盤を
提供するもので、その構成は、少なくとも前面を開口し
た箱体本体と、該箱体本体の開口部を被覆する配線被覆
板と、該配線被覆板を箱体本体に固定するための箱体本
体に立設した支柱と、前記配線被覆板で被覆した前記箱
体本体の開口部を施蓋する扉体とで構成した分電盤にお
いて、前記配線被覆板の縦方向の右側又は左側の上下端
部の裏面に蝶番ピンを取付け、該蝶番ピンの対向する位
置に前記箱体本体に固定する前記支柱を配し、該支柱に
は前記配線被覆板の蝶番ピンを固定するための蝶番装置
を設け、該蝶番装置のうち少なくとも一方には前記蝶番
ピンを支持する軸受片と、該軸受片を被覆可能な係止片
とを設け、該係止片を前記軸受片を被覆した状態で保持
するよう付勢したことである。
【0005】また、前記分電盤において、前記蝶番装置
の係止片の端部に前記蝶番ピンが前記軸受片への係合を
導くための誘導部を設けたことである。
【0006】
【作用】分電盤の箱体本体に配線被覆板を固定するに
は、配線被覆板を両手で持ち上げ、一方の蝶番装置の軸
受片に蝶番ピンを係合させ、この状態で他方の蝶番装置
の係止片の摘みを指で摘んでスライドさせ軸受片を露出
させ、軸受片に蝶番ピンを係合させ、この時摘みの指を
離すとバネの復元力による付勢力で係止片は軸受片を被
覆し、配線被覆板は分電盤に固定される。配線被覆板を
分電盤から外すにはこの逆の要領で行う。
【0007】また、分電盤の箱体本体に配線被覆板を固
定するには、配線被覆板を両手で持ち上げ、一方の蝶番
装置の軸受片に蝶番ピンを係合させ、この状態で蝶番ピ
ンを他方の蝶番装置の係止片の誘導部に沿って軸受片に
押圧する。この押圧力で係止片はバネの付勢力に抗して
スライドし、蝶番ピンは軸受片に係合する。この時バネ
の復元力による付勢力で係止片は軸受片を被覆し、配線
被覆板は分電盤に固定される。配線被覆板を分電盤から
外すには、蝶番装置の係止片の摘みを指で摘みバネの復
元力に抗してスライドさせ、軸受片から蝶番ピンを外
し、他の蝶番装置も同様に行う。
【0008】
【実施例】本発明に係る分電盤の第1実施例を図1〜図
3に示す。以下これらの図面に基づいて説明する。
【0009】分電盤1は、前面を開口した箱体本体2
と、この箱体本体の開口部を被覆する配線被覆板3と、
この配線被覆板3を箱体本体2に固定するための箱体本
体2に立設された支柱4と、配線被覆板3で被覆した箱
体本体2の開口部を施蓋する扉体(図示せず)とで構成
され、配線被覆板3の縦方向の右側の上下端部の裏面に
蝶番ピン5を取付け、この蝶番ピン5の対向する位置に
箱体本体2に固定する支柱4を配し、この支柱4には配
線被覆板3の蝶番ピン5を固定するための蝶番装置7,
8を設け、一方の蝶番装置7は蝶番ピン5を支持する軸
受片7aのみで形成され、他方の蝶番装置8は蝶番ピン
5を支持する軸受片8aと、この軸受片8aを被覆可能
な係止片8bとを設け、この係止片8bはスライド可能
で、リベット9で軸受片8aに固定されている。バネ1
0が係止片8bとリベット9の間に設けられ、バネ10
の復元力によって係止片8bが軸受片8aを被覆した状
態で保持するよう付勢されている。
【0010】分電盤1の箱体本体2に配線被覆板3を固
定するには、配線被覆板3を両手で持ち上げ、一方の蝶
番装置7の軸受片7aに蝶番ピン5を係合させ、この状
態で他方の蝶番装置8の係止片8bの摘み8cを指で摘
んでスライドさせ軸受片8aを露出させ、軸受片8aに
蝶番ピン5を係合させ、この時摘み8cの指を離すとバ
ネ10の復元力による付勢力で係止片8bは軸受片8a
を被覆し、配線被覆板3は分電盤1に固定される。配線
被覆板3を分電盤1から外すにはこの逆の要領で行う。
【0011】尚、本実施例では箱体本体2の上部には蝶
番装置7を、下部には蝶番装置8を設けたが、これに限
定されるものではなく、上下の蝶番装置を入れ替え手も
良いし、両方とも蝶番装置8にしても良い。
【0012】また、蝶番装置8に設けた摘み8cは必ず
しも必要ではなく、蝶番装置8の係止片8bを指で摘ん
でも何ら問題ない。
【0013】本発明に係る分電盤の第2実施例を図4〜
図6に示す。以下これらの図面に基づいて説明する。
【0014】分電盤1は、、前面を開口した箱体本体2
と、この箱体本体の開口部を被覆する配線被覆板3と、
この配線被覆板3を箱体本体2に固定するための箱体本
体2に立設された支柱4と、配線被覆板3で被覆した箱
体本体2の開口部を施蓋する扉体(図示せず)とで構成
され、配線被覆板3の縦方向の右側の上下端部の裏面に
蝶番ピン5を取付け、この蝶番ピン5の対向する位置に
箱体本体2に固定する支柱4を配し、この支柱4には配
線被覆板3の蝶番ピン5を固定するための蝶番装置1
7,18を設け、一方の蝶番装置17は蝶番ピン5を支
持する軸受片17aのみで形成され、他方の蝶番装置1
8は蝶番ピン5を支持する軸受片18aと、この軸受片
18aを被覆可能な係止片18bとを設け、この係止片
18bはスライド可能で、リベット19で軸受片18a
に固定されている。バネ20が係止片18bとリベット
19の間に設けられ、バネ20の復元力によって係止片
18bが軸受片18aを被覆した状態で保持するよう付
勢されている。係止片18bの端部には蝶番ピン5が軸
受片への係合を導くための誘導部18dが設けられてい
る。
【0015】分電盤1の箱体本体2に配線被覆板3を固
定するには、配線被覆板3を両手で持ち上げ、一方の蝶
番装置17の軸受片17aに蝶番ピン5を係合させ、こ
の状態で蝶番ピン5を他方の蝶番装置18の係止片18
bの誘導部18に沿って軸受片18aに押圧する。この
押圧力で係止片18bはバネ20の付勢力に抗してスラ
イドし、蝶番ピン5は軸受片18aに係合する。この時
バネ20の復元力による付勢力で係止片18bは軸受片
18aを被覆し、配線被覆板3は分電盤1に固定され
る。配線被覆板3を分電盤1から外すには、蝶番装置1
8の係止片18bの摘み18cを指で摘みバネ20の復
元力に抗してスライドさせ、軸受片18aから蝶番ピン
5を外し、他の蝶番装置も同様に行う。
【0016】尚、本実施例では箱体本体2の上部には蝶
番装置17を、下部には蝶番装置18を設けたが、これ
に限定されるものではなく、上下の蝶番装置を入れ替え
手も良いし、両方とも蝶番装置18にしても良い。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明に係る分電盤は、少
なくとも前面を開口した箱体本体と、該箱体本体の開口
部を被覆する配線被覆板と、該配線被覆板を箱体本体に
固定するための箱体本体に立設した支柱と、前記配線被
覆板で被覆した前記箱体本体の開口部を施蓋する扉体と
で構成した分電盤において、前記配線被覆板の縦方向の
右側又は左側の上下端部の裏面に蝶番ピンを取付け、該
蝶番ピンの対向する位置に前記箱体本体に固定する前記
支柱を配し、該支柱には前記配線被覆板の蝶番ピンを固
定するための蝶番装置を設け、該蝶番装置のうち少なく
とも一方には前記蝶番ピンを支持する軸受片と、該軸受
片を被覆可能な係止片とを設け、該係止片を前記軸受片
を被覆した状態で保持するよう付勢したことによって、
一人の作業員で工具を使わずに簡単且つ確実に配線被覆
板を取付けることができ、作業性が著しく向上するとい
う効果がある。
【0018】また、前記分電盤において、前記蝶番装置
の係止片の端部に前記蝶番ピンが前記軸受片への係合を
導くための誘導部を設けたことによって、一人の作業員
で工具を使わずに簡単且つ確実に配線被覆板を取付ける
ことができ、作業性が著しく向上するという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る分電盤の第1実施例の説明図であ
る。
【図2】本発明に係る分電盤の第1実施例の要部説明図
である。
【図3】本発明に係る分電盤の第1実施例の要部断面図
である。
【図4】本発明に係る分電盤の第2実施例の説明図であ
る。
【図5】本発明に係る分電盤の第2実施例の要部説明図
である。
【図6】本発明に係る分電盤の第2実施例の要部断面図
である。
【図7】従来の分電盤の説明図である。
【図8】従来の分電盤の配線被覆板取付時の下部蝶番装
置の要部説明図である。
【図9】従来の分電盤の配線被覆板取付時の上部蝶番装
置の要部説明図である。
【符号の説明】
1・・・分電盤、2・・・箱体本体、3・・・配線被覆
板、4・・・支柱、5・・・蝶番ピン、7,17・・・
蝶番装置、8,18・・・蝶番装置、8a,18a・・
・軸受片、8b,18b・・・係止片、8c,18c・
・・摘み、18d・・・誘導部、9,19・・・リベッ
ト、10,20・・・バネ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02B 1/44 H02B 1/38 H02B 1/40 H02B 1/30 H05K 5/02 - 5/03

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも前面を開口した箱体本体と、
    該箱体本体の開口部を被覆する配線被覆板と、該配線被
    覆板を箱体本体に固定するための箱体本体に立設した支
    柱と、前記配線被覆板で被覆した前記箱体本体の開口部
    を施蓋する扉体とで構成した分電盤において、前記配線
    被覆板の縦方向の右側又は左側の上下端部の裏面に蝶番
    ピンを取付け、該蝶番ピンの対向する位置に前記箱体本
    体に固定する前記支柱を配し、該支柱には前記配線被覆
    板の蝶番ピンを固定するための蝶番装置を設け、該蝶番
    装置のうち少なくとも一方には前記蝶番ピンを支持する
    軸受片と、該軸受片を被覆可能な係止片とを設け、該係
    止片を前記軸受片を被覆した状態で保持するよう付勢し
    たことを特徴とする分電盤。
  2. 【請求項2】 前記分電盤において、前記蝶番装置の係
    止片の端部に前記蝶番ピンが前記軸受片への係合を導く
    ための誘導部を設けたことを特徴とする請求項1に記載
    の分電盤。
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