JP3019215B1 - 分電盤 - Google Patents

分電盤

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JP3019215B1
JP3019215B1 JP10317022A JP31702298A JP3019215B1 JP 3019215 B1 JP3019215 B1 JP 3019215B1 JP 10317022 A JP10317022 A JP 10317022A JP 31702298 A JP31702298 A JP 31702298A JP 3019215 B1 JP3019215 B1 JP 3019215B1
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locking piece
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Inventor
竜二 梶間
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河村電器産業株式会社
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Abstract

【要約】 【課題】 特別な部品を追加しなくとも配線被覆板の脱
着が安全且つ確実にできる分電盤を提供する。 【解決手段】 分電盤1は、前面を開口した箱体本体
と、この箱体本体の開口部を被覆するための配線被覆板
2と、配線被覆板2を箱体本体に固定するための箱体本
体に立設した支柱3と、配線被覆板2で被覆した箱体本
体の開口部を施蓋する扉体とで構成される。配線被覆板
2の裏面の縦方向の右側の上下端部に軸部に凹部4を設
けた蝶番ピン5を取付け、この蝶番ピン5の対向する位
置に箱体本体に固定する支柱3を配し、この支柱3には
配線被覆板2の蝶番ピン5を固定するための蝶番装置
6,6を設け、蝶番装置6には蝶番ピン5を支持する軸
受片7と、軸受片7をスライドにより被覆可能な係止片
8とを設け、係止片8の裏面には凸部9を設けて成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、分電盤における配線被
覆板を脱着する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、分電盤における配線被覆板を脱着
する構造は、特開平8−186911号の図1〜図3に
記載の技術があった。即ち、分電盤(1)は、前面を開
口した箱体本体(2)と、この箱体本体(2)の開口部
を被覆する配線被覆板(3)と、この配線被覆板(3)
を箱体本体(2)に固定するための箱体本体(2)に立
設された支柱(4)と、配線被覆板(3)で被覆した箱
体本体(2)の開口部を施蓋する扉体とで構成され、配
線被覆板(3)の縦方向の右側の上下端部の裏面に蝶番
ピン(5)を取付け、この蝶番ピン(5)の対向する位
置に箱体本体(2)に固定する支柱(4)を配し、この
支柱(4)には配線被覆板(3)の蝶番ピン(5)を固
定するための蝶番装置(7),(8)を設け、一方の蝶
番装置(7)は蝶番ピン(5)を支持する軸受片(7
a)のみで形成され、他方の蝶番装置(8)は蝶番ピン
を支持する軸受片(8a)と、この軸受片(8a)を被
覆可能な係止片(8b)とを設け、この係止片(8b)
はスライド可能で、リベット(9)で軸受片(8a)に
固定されている。バネ(10)が係止片(8b)とリベ
ット(9)の間に設けられ、バネ(10)の復元力によ
って係止片(8b)が軸受片(8a)を被覆した状態で
保持するよう付勢されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の分電盤(1)は、配線被覆板(3)を取り外す際に、
係止片(8b)をスライドさせるが、このとき配線被覆
板(3)が外れて倒れてくることがあり、作業に危険が
伴うという欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記従来の分電盤の問題
点に鑑み、本発明の目的は、特別な部品を追加しなくと
も配線被覆板の脱着が安全且つ確実にできる分電盤を提
供するもので、少なくとも前面を開口した箱体本体と、
該箱体本体の開口部を被覆するための配線被覆板と、該
配線被覆板を前記箱体本体に固定するための前記箱体本
体に立設した支柱と、前記配線被覆板で被覆した前記箱
体本体の開口部を施蓋する扉体とで成る分電盤におい
て、前記配線被覆板の裏面の縦方向の右側又は左側の上
下端部に軸部に凹部を設けた蝶番ピンを取付け、該蝶番
ピンの対向する位置に前記箱体本体に固定する前記支柱
を配し、該支柱には前記配線被覆板の前記蝶番ピンを固
定するための蝶番装置を設け、該蝶番装置のうち少なく
とも一方には前記蝶番ピンを支持する軸受片と、該軸受
片をスライドにより被覆可能な係止片とを設け、該係止
片の裏面には凸部を設け、前記配線被覆板の回動角が予
め設定した角度以外では前記係止片の凸部が前記蝶番ピ
ンに当接して前記係止片のスライドを阻止し、前記配線
被覆板の回動角が予め設定した角度になった時に前記蝶
番ピンの凹部に前記係止片の凸部が係合可能となり、こ
の状態で前記係止片をスライドさせると共に、前記配線
被覆板を前記箱体本体の奥行方向に押圧することによ
り、前記配線被覆板が取り外し可能になることである。
【0005】
【発明の実施の形態】分電盤の配線被覆板を取り外すに
は以下の要領で行う。配線被覆板を蝶番装置を軸として
回動させ、配線被覆板の回動角が予め設定した角度以外
では係止片の凸部が蝶番ピンに当接して係止片のスライ
ドを阻止し、配線被覆板の回動角が予め設定した角度に
なった時に蝶番ピンの凹部に係止片の凸部が係合可能と
なり、この状態で係止片をスライドさせると共に、配線
被覆板を箱体本体の奥行方向に押圧することにより、配
線被覆板を取り外すことができる。
【0006】
【実施例】本発明に係る分電盤の一実施例を図1〜図6
に示す。以下これらの図面に基づいて本発明を説明す
る。
【0007】分電盤1は、前面を開口した箱体本体(図
示せず)と、この箱体本体の開口部を被覆するための配
線被覆板2と、配線被覆板2を箱体本体に固定するため
の箱体本体に立設した支柱3と、配線被覆板2で被覆し
た箱体本体の開口部を施蓋する扉体(図示せず)とで構
成される。配線被覆板2の裏面の縦方向の右側の上下端
部に軸部に凹部4を設けた蝶番ピン5を取付け、この蝶
番ピン5の対向する位置に箱体本体に固定する支柱3を
配し、この支柱3には配線被覆板2の蝶番ピン5を固定
するための蝶番装置6,6を設け、蝶番装置6には蝶番
ピン5を支持する軸受片7と、軸受片7をスライドによ
り被覆可能な係止片8とを設け、係止片8の裏面には凸
部9を設けて成る。
【0008】分電盤1の配線被覆板2を取り外すには以
下の要領で行う。配線被覆板2を蝶番装置6を軸として
回動させ、配線被覆板2の回動角が予め設定した角度以
外では係止片8の凸部9が蝶番ピン5に当接して係止片
8のB方向へのスライドを阻止し、配線被覆板2の回動
角が予め設定した角度になった時に蝶番ピン5の凹部4
に係止片8の凸部9が係合可能となり、この状態で螺孔
10に螺着された螺子11を緩めて係止片8をB方向へ
スライドさせると共に、配線被覆板2を箱体本体の奥行
方向であるC方向に押圧することにより、配線被覆板2
を取り外すことができる。
【0009】尚、蝶番ピンの軸部に設けた凹部4の形
状、及び蝶番装置6の係止片8に設けた凸部9の形状は
本実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸
脱しない範囲において適宜変更可能である。
【0010】また、本実施例で用いた係止片8の螺孔1
0及び螺子11は必ずしも必要でなく、例えばバネ体で
軸受片7を被覆するよう付勢しても良く、本発明の趣旨
を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る分電盤
は、少なくとも前面を開口した箱体本体と、該箱体本体
の開口部を被覆するための配線被覆板と、該配線被覆板
を前記箱体本体に固定するための前記箱体本体に立設し
た支柱と、前記配線被覆板で被覆した前記箱体本体の開
口部を施蓋する扉体とで成る分電盤において、前記配線
被覆板の裏面の縦方向の右側又は左側の上下端部に軸部
に凹部を設けた蝶番ピンを取付け、該蝶番ピンの対向す
る位置に前記箱体本体に固定する前記支柱を配し、該支
柱には前記配線被覆板の前記蝶番ピンを固定するための
蝶番装置を設け、該蝶番装置のうち少なくとも一方には
前記蝶番ピンを支持する軸受片と、該軸受片をスライド
により被覆可能な係止片とを設け、該係止片の裏面には
凸部を設け、前記配線被覆板の回動角が予め設定した角
度以外では前記係止片の凸部が前記蝶番ピンに当接して
前記係止片のスライドを阻止し、前記配線被覆板の回動
角が予め設定した角度になった時に前記蝶番ピンの凹部
に前記係止片の凸部が係合可能となり、この状態で前記
係止片をスライドさせると共に、前記配線被覆板を前記
箱体本体の奥行方向に押圧することにより、前記配線被
覆板が取り外し可能になることによって、両手で確実に
操作しなければ配線被覆板の取り外しができないため、
非常に安全あると共に、誤った操作をした場合係止片が
スライドできないため、誤操作による事故を未然に防止
できるという効果がある。また、特別な部品を追加しな
くとも配線被覆板の脱着が安全且つ確実にできるため製
造コストを上昇させることがないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の分電盤の蝶番ピンの説明図である。
【図2】本発明の分電盤の係止片の説明図である。
【図3】本発明の分電盤の配線被覆板を閉じた状態の説
明図である。
【図4】本発明の分電盤の配線被覆板を開けた状態の説
明図である。
【図5】本発明の分電盤の配線被覆板を開けて係止片の
螺子を緩めた状態の説明図である。
【図6】本発明の分電盤の配線被覆板の取り外し可能な
状態の説明図である。
【符号の説明】
1 分電盤 2 配線被覆板 3 支柱 4 凹部 5 蝶番ピン 6 蝶番装置 7 軸受片 8 係止片 9 凸部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02B 1/38 - 1/40 H02B 1/30 H02B 1/44

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも前面を開口した箱体本体と、
    該箱体本体の開口部を被覆するための配線被覆板と、該
    配線被覆板を前記箱体本体に固定するための前記箱体本
    体に立設した支柱と、前記配線被覆板で被覆した前記箱
    体本体の開口部を施蓋する扉体とで成る分電盤におい
    て、前記配線被覆板の裏面の縦方向の右側又は左側の上
    下端部に軸部に凹部を設けた蝶番ピンを取付け、該蝶番
    ピンの対向する位置に前記箱体本体に固定する前記支柱
    を配し、該支柱には前記配線被覆板の前記蝶番ピンを固
    定するための蝶番装置を設け、該蝶番装置のうち少なく
    とも一方には前記蝶番ピンを支持する軸受片と、該軸受
    片をスライドにより被覆可能な係止片とを設け、該係止
    片の裏面には凸部を設け、前記配線被覆板の回動角が予
    め設定した角度以外では前記係止片の凸部が前記蝶番ピ
    ンに当接して前記係止片のスライドを阻止し、前記配線
    被覆板の回動角が予め設定した角度になった時に前記蝶
    番ピンの凹部に前記係止片の凸部が係合可能となり、こ
    の状態で前記係止片をスライドさせると共に、前記配線
    被覆板を前記箱体本体の奥行方向に押圧することによ
    り、前記配線被覆板が取り外し可能になることを特徴と
    する分電盤。
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