JPH0856080A - ケース用折りたたみスタンド - Google Patents
ケース用折りたたみスタンドInfo
- Publication number
- JPH0856080A JPH0856080A JP6210442A JP21044294A JPH0856080A JP H0856080 A JPH0856080 A JP H0856080A JP 6210442 A JP6210442 A JP 6210442A JP 21044294 A JP21044294 A JP 21044294A JP H0856080 A JPH0856080 A JP H0856080A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stand
- case
- end portion
- movable end
- slider
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B28/00—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
- C04B28/02—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing hydraulic cements other than calcium sulfates
- C04B28/06—Aluminous cements
- C04B28/065—Calcium aluminosulfate cements, e.g. cements hydrating into ettringite
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Calculators And Similar Devices (AREA)
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スタンド機構を薄くでき、且つスタンドの高
さを調節できるケース用折りたたみスタンドを提供す
る。 【構成】 ケース1の底面凹部1aに設けられ、複数の
屈曲自在な薄肉のヒンジ部2dで連結されるように一体
成形された弾性部材から成るスタンド本体であって、上
記スタンド本体の一端を該底面凹部の一縁に固定した固
定端部2aとし、該スタンド本体の他端を該底面凹部内
を底面方向に移動可能な可動端部2bとし、該底面凹部
内に設けられた複数のストッパ3に該可動端部を係止可
能な構成とすることによりスタンド本体の高さを変更可
能に構成した。
さを調節できるケース用折りたたみスタンドを提供す
る。 【構成】 ケース1の底面凹部1aに設けられ、複数の
屈曲自在な薄肉のヒンジ部2dで連結されるように一体
成形された弾性部材から成るスタンド本体であって、上
記スタンド本体の一端を該底面凹部の一縁に固定した固
定端部2aとし、該スタンド本体の他端を該底面凹部内
を底面方向に移動可能な可動端部2bとし、該底面凹部
内に設けられた複数のストッパ3に該可動端部を係止可
能な構成とすることによりスタンド本体の高さを変更可
能に構成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ノート型パーソナルコ
ンピュータ、ワードプロセッサ、各種情報処理装置用キ
ーボードなどの後部を持ち上げて斜めに支持し得るよう
にするケース用折りたたみスタンドに関する。
ンピュータ、ワードプロセッサ、各種情報処理装置用キ
ーボードなどの後部を持ち上げて斜めに支持し得るよう
にするケース用折りたたみスタンドに関する。
【0002】
【従来の技術】キーボードを備えた情報処理装置を机の
上に設置して使用する場合、操作者の個人差応じて操作
性を高める等の必要から上記情報処理装置の後部を持ち
上げた状態で使用することがしばしばある。実開平5 −
23573 号公報に提示されたケース用折りたたみスタンド
は、上記のような使用が可能な情報処理装置を低コスト
で実現しようとするものであり、図6に示すように、ケ
ース底面11の凹部12に突出入自在に収納され、軸部を回
転軸として下方に引き出せるようにしたスタンド本体13
を備えた構成を有している。
上に設置して使用する場合、操作者の個人差応じて操作
性を高める等の必要から上記情報処理装置の後部を持ち
上げた状態で使用することがしばしばある。実開平5 −
23573 号公報に提示されたケース用折りたたみスタンド
は、上記のような使用が可能な情報処理装置を低コスト
で実現しようとするものであり、図6に示すように、ケ
ース底面11の凹部12に突出入自在に収納され、軸部を回
転軸として下方に引き出せるようにしたスタンド本体13
を備えた構成を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記実
開平5 −23573 号公報に提示された従来技術では、スタ
ンド本体を軸部のみによりケースに取り付けているの
で、装置本体の重量等に対する強度を確保する必要から
スタンド本体の厚さを薄くすることに限界があり、装置
本体自体について薄型化が求められているノート型パー
ソナルコンピュータなどにおいてこのスタンド本体を使
用すると装置本体が厚くなり問題である。また、上記従
来技術ではスタンドの高さを調整することもできない。
開平5 −23573 号公報に提示された従来技術では、スタ
ンド本体を軸部のみによりケースに取り付けているの
で、装置本体の重量等に対する強度を確保する必要から
スタンド本体の厚さを薄くすることに限界があり、装置
本体自体について薄型化が求められているノート型パー
ソナルコンピュータなどにおいてこのスタンド本体を使
用すると装置本体が厚くなり問題である。また、上記従
来技術ではスタンドの高さを調整することもできない。
【0004】
【発明の目的】本発明は、上記のような従来技術の問題
を解決し、スタンド機構を薄くでき、且つスタンドの高
さを調節できるケース用折りたたみスタンドを提供する
ことを目的としている。
を解決し、スタンド機構を薄くでき、且つスタンドの高
さを調節できるケース用折りたたみスタンドを提供する
ことを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為、
本発明は、ケースの底面凹部に設けられ、複数の屈曲自
在な薄肉のヒンジ部で連結されるように一体成形された
弾性部材から成るスタンド本体であって、上記スタンド
本体の一端を該底面凹部の一縁に固定した固定端部と
し、該スタンド本体の他端を該底面凹部内を底面方向に
移動可能な可動端部とし、該底面凹部内に設けられた複
数のストッパに該可動端部を係止可能な構成とすること
によりスタンド本体の高さを変更可能に構成したこと、
上記可動端部を上記ストッパに係止するためのロック片
を可動端部に設け、複数のストッパのうちの任意のスト
ッパに該ロック片を係止する構成にしたこと、上記スト
ッパをケース内底面に設けられた凹凸部とするととも
に、該ケース体底面側に弾性材料から成るスライダを配
置し、上記底面凹部に貫通形成したスリットを介して上
記スライダを上記可動端部と連結し、該スライダに上下
に屈曲可能な先端凸部を形成し、先端凸部が上記凹凸部
に嵌合する構成にしたこと、上記スタンド本体を伸張さ
せて上記ケースの底面凹部に収納した状態で、スタンド
本体をケースに密着状態で係止させるためのロック突起
をスタンド本体に設けた構成にしたこと、上記スタンド
本体を構成する上記固定端部を上記ケースの底面凹部に
固定するための爪を該固定端部に設けたことを特徴とす
る。
本発明は、ケースの底面凹部に設けられ、複数の屈曲自
在な薄肉のヒンジ部で連結されるように一体成形された
弾性部材から成るスタンド本体であって、上記スタンド
本体の一端を該底面凹部の一縁に固定した固定端部と
し、該スタンド本体の他端を該底面凹部内を底面方向に
移動可能な可動端部とし、該底面凹部内に設けられた複
数のストッパに該可動端部を係止可能な構成とすること
によりスタンド本体の高さを変更可能に構成したこと、
上記可動端部を上記ストッパに係止するためのロック片
を可動端部に設け、複数のストッパのうちの任意のスト
ッパに該ロック片を係止する構成にしたこと、上記スト
ッパをケース内底面に設けられた凹凸部とするととも
に、該ケース体底面側に弾性材料から成るスライダを配
置し、上記底面凹部に貫通形成したスリットを介して上
記スライダを上記可動端部と連結し、該スライダに上下
に屈曲可能な先端凸部を形成し、先端凸部が上記凹凸部
に嵌合する構成にしたこと、上記スタンド本体を伸張さ
せて上記ケースの底面凹部に収納した状態で、スタンド
本体をケースに密着状態で係止させるためのロック突起
をスタンド本体に設けた構成にしたこと、上記スタンド
本体を構成する上記固定端部を上記ケースの底面凹部に
固定するための爪を該固定端部に設けたことを特徴とす
る。
【0006】
【作用】ケースの底面凹部に設けられ、複数の屈曲自在
な薄肉のヒンジ部で連結されるように一体成形された弾
性部材から成るスタンド本体であり、上記スタンド本体
の固定端部を該底面凹部の一端縁に固定し、他端の可動
端部を、ケースに設けられた複数の停止位置を有するス
トッパに選択的に係止可能な構成にして任意の高さのス
タンド部を形成する構成にしたので、スタンド未使用時
はスタンド本体を伸ばしてケースの底面凹部に収納で
き、使用時はスタンド部を引出して、任意の高さの3角
形状のスタンド部を形成できる。可動端部をストッパに
固定するためのロック片を可動端部に設け、且つ複数の
ストッパを備え、複数のストッパのうちの任意のストッ
パに可動端部を係止する構成では、ロック片によって可
動端部をストッパに固定でき、可動端部を係止するスト
ッパを選択することによってスタンド部の高さを選択で
きる。ストッパをケースに設けられた凹凸部とし、可動
端部に弾性材料から成るスライダを備え、スライダに上
下に屈曲可能な先端凸部を形成し、先端凸部が上記凹凸
部に嵌合する構成では、凹凸部の任意の位置に可動端部
を係止でき、それによって任意の高さのスタンド部を形
成できる。スタンド本体を底面凹部に収納した状態で、
スタンド部をケースに密着させるためのロック突起をス
タンド部に設けた構成では、収納時にスタンド部が垂れ
下がるのを防げる。固定端部をケースに固定するための
爪を固定端部に設けた構成では、ネジなどを使用せずに
スタンド本体をケースに固定できる。
な薄肉のヒンジ部で連結されるように一体成形された弾
性部材から成るスタンド本体であり、上記スタンド本体
の固定端部を該底面凹部の一端縁に固定し、他端の可動
端部を、ケースに設けられた複数の停止位置を有するス
トッパに選択的に係止可能な構成にして任意の高さのス
タンド部を形成する構成にしたので、スタンド未使用時
はスタンド本体を伸ばしてケースの底面凹部に収納で
き、使用時はスタンド部を引出して、任意の高さの3角
形状のスタンド部を形成できる。可動端部をストッパに
固定するためのロック片を可動端部に設け、且つ複数の
ストッパを備え、複数のストッパのうちの任意のストッ
パに可動端部を係止する構成では、ロック片によって可
動端部をストッパに固定でき、可動端部を係止するスト
ッパを選択することによってスタンド部の高さを選択で
きる。ストッパをケースに設けられた凹凸部とし、可動
端部に弾性材料から成るスライダを備え、スライダに上
下に屈曲可能な先端凸部を形成し、先端凸部が上記凹凸
部に嵌合する構成では、凹凸部の任意の位置に可動端部
を係止でき、それによって任意の高さのスタンド部を形
成できる。スタンド本体を底面凹部に収納した状態で、
スタンド部をケースに密着させるためのロック突起をス
タンド部に設けた構成では、収納時にスタンド部が垂れ
下がるのを防げる。固定端部をケースに固定するための
爪を固定端部に設けた構成では、ネジなどを使用せずに
スタンド本体をケースに固定できる。
【0007】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例を詳細に説
明する。図1は本発明の一実施例のケース用折りたたみ
スタンドを備えた情報機器の底面側斜視図であり、スタ
ンド本体が三角形状に引き出された状態を示している。
それに対して図2はスタンド本体が底面凹部内にフラッ
トに収納された状態を示す斜視図である。また、図3は
図1に対応した断面図、図4は図2に対応した断面図で
ある。図において、符号1はケース(情報機器の匡
体)、1aはケースに設けられた底面凹部、2は一体構
造のスタンド本体、2aは固定端部、2bは可動端部、
2cはスタンド部である。つまり、スタンド本体は固定
端部2a、可動端部2b、スタンド部2cから構成さ
れ、それらを連結する薄肉のヒンジ2dにより互いに屈
曲可能に構成されている。ヒンジ2dは2つのスタンド
部2cの接続部にも設けられる。このようなスタンド本
体を構成する各部分2a,2b,2cは樹脂、ゴム等の
弾性部材で構成し、且つヒンジ2dは薄肉にしてある。
明する。図1は本発明の一実施例のケース用折りたたみ
スタンドを備えた情報機器の底面側斜視図であり、スタ
ンド本体が三角形状に引き出された状態を示している。
それに対して図2はスタンド本体が底面凹部内にフラッ
トに収納された状態を示す斜視図である。また、図3は
図1に対応した断面図、図4は図2に対応した断面図で
ある。図において、符号1はケース(情報機器の匡
体)、1aはケースに設けられた底面凹部、2は一体構
造のスタンド本体、2aは固定端部、2bは可動端部、
2cはスタンド部である。つまり、スタンド本体は固定
端部2a、可動端部2b、スタンド部2cから構成さ
れ、それらを連結する薄肉のヒンジ2dにより互いに屈
曲可能に構成されている。ヒンジ2dは2つのスタンド
部2cの接続部にも設けられる。このようなスタンド本
体を構成する各部分2a,2b,2cは樹脂、ゴム等の
弾性部材で構成し、且つヒンジ2dは薄肉にしてある。
【0008】スタンド部2cを引出して立てるとき、図
1および図3に示すように、上記固定端部2aは、固定
端部2aに一体に設けられた爪6によってケース1に固
定されており(このように固定できるのは爪6が弾性部
材であることによる)、可動端部2bは、可動端部2b
からカギ状に延びて一体化されたロック片4によって、
ケース1の底面凹部1aに設けられた穴状のストッパ穴
3に固定される。上記穴状のストッパ穴3は、図3に示
すスタンドの高さhを変えられるように複数個設けられ
ている。つまり、利用者は複数個のストッパのうちの任
意のストッパ穴3の穴にロック片4を挿入し、固定する
ことができる。ロック片4の巾はストッパ穴3の穴巾よ
りも狭く、可動端部2bの巾はストッパ穴3の穴巾より
広いので、ロック片4だけがストッパ穴3内に挿入で
き、ケース1(機器本体)などの重みによってスタンド
部に働く力は可動端部2bをしっかりとケース1に固定
することとなる。こうして、高さhを変えることができ
る3角形状のスタンド部を形成できる。また、ロック片
4をストッパ穴3からはずすときは、ケース1を持ち上
げる等して機器の重みによる力が加わらないようしてお
いて、図3の場合、ロック片4を左方に水平にずらした
後、下方に引いて穴3から抜けばよい。
1および図3に示すように、上記固定端部2aは、固定
端部2aに一体に設けられた爪6によってケース1に固
定されており(このように固定できるのは爪6が弾性部
材であることによる)、可動端部2bは、可動端部2b
からカギ状に延びて一体化されたロック片4によって、
ケース1の底面凹部1aに設けられた穴状のストッパ穴
3に固定される。上記穴状のストッパ穴3は、図3に示
すスタンドの高さhを変えられるように複数個設けられ
ている。つまり、利用者は複数個のストッパのうちの任
意のストッパ穴3の穴にロック片4を挿入し、固定する
ことができる。ロック片4の巾はストッパ穴3の穴巾よ
りも狭く、可動端部2bの巾はストッパ穴3の穴巾より
広いので、ロック片4だけがストッパ穴3内に挿入で
き、ケース1(機器本体)などの重みによってスタンド
部に働く力は可動端部2bをしっかりとケース1に固定
することとなる。こうして、高さhを変えることができ
る3角形状のスタンド部を形成できる。また、ロック片
4をストッパ穴3からはずすときは、ケース1を持ち上
げる等して機器の重みによる力が加わらないようしてお
いて、図3の場合、ロック片4を左方に水平にずらした
後、下方に引いて穴3から抜けばよい。
【0009】収納時は図2および図4に示すように、ス
タンド本体2を伸ばして収納する。固定端部2aは上記
と同じ状態を保ち、可動端部2bは、図4の最右端のス
トッパ穴3に上記のように固定される。また図4におい
て、5は収納時にスタンド部2cがケース1から離れな
いようにするためのロック突起である。このロック突起
5は、スタンド部2cの引き出し時にロック片4を固定
するためのストッパ穴3に嵌合して固定される。
タンド本体2を伸ばして収納する。固定端部2aは上記
と同じ状態を保ち、可動端部2bは、図4の最右端のス
トッパ穴3に上記のように固定される。また図4におい
て、5は収納時にスタンド部2cがケース1から離れな
いようにするためのロック突起である。このロック突起
5は、スタンド部2cの引き出し時にロック片4を固定
するためのストッパ穴3に嵌合して固定される。
【0010】図2および図4の収納状態から図1および
図3の引き出し状態にするには、図4の場合、可動端部
2bを左方に押す。即ち、スタンド部2cの中央ヒンジ
部に、下方へ向けてわずかに山を成す折り目を付けてお
くことにより、可動端部2bを左方に押圧した時に、ロ
ック突起5、続いてロック片4がストッパ穴3からはず
れる。この動作を容易にするためには、ロック5の係合
を浅くする必要がある。
図3の引き出し状態にするには、図4の場合、可動端部
2bを左方に押す。即ち、スタンド部2cの中央ヒンジ
部に、下方へ向けてわずかに山を成す折り目を付けてお
くことにより、可動端部2bを左方に押圧した時に、ロ
ック突起5、続いてロック片4がストッパ穴3からはず
れる。この動作を容易にするためには、ロック5の係合
を浅くする必要がある。
【0011】図5は本発明の他の実施例を示す断面図で
ある。本実施例では、ストッパをケース1の底面凹部1
aの内側面に設けた凹凸部8によって実現している。図
に示すように、可動端部2bにはケース1を介して、ス
ライダ7がネジ9により取り付けられている。スライダ
7は弾性材料から成り、その先端に先端凸部7aが一体
に設けられており、先端凸部7aが凹凸部8に嵌合する
ことによりロックされる。スライダ7が弾性材料である
ため、先端凸部7aが上下に変形可能であり、したがっ
て、その弾発力により容易に凹凸部8に弾性係合する。
凹凸部8にはスタンド本体2の移動方向に延びるスリッ
ト8aを設け、可動端部2bとスライダ7とを連結する
小径の首部7Aがこのスリット8aに進退可能に支持さ
れている。スライダ7は底面凹部1aの内側(図面上
側)に位置しており、スリット8aから脱落しない程度
の面積を有する。したがって、スタンド本体2の図面左
右方向への移動により、スライダ7は同方向に移動可能
であり、しかも先端凸部7aを凹凸部8に弾性係合させ
ることにより、スタンド本体2を所定の屈曲姿勢で保持
することができる。また、先端凸部7aと凹凸部8との
弾性係合を解除することも容易である。
ある。本実施例では、ストッパをケース1の底面凹部1
aの内側面に設けた凹凸部8によって実現している。図
に示すように、可動端部2bにはケース1を介して、ス
ライダ7がネジ9により取り付けられている。スライダ
7は弾性材料から成り、その先端に先端凸部7aが一体
に設けられており、先端凸部7aが凹凸部8に嵌合する
ことによりロックされる。スライダ7が弾性材料である
ため、先端凸部7aが上下に変形可能であり、したがっ
て、その弾発力により容易に凹凸部8に弾性係合する。
凹凸部8にはスタンド本体2の移動方向に延びるスリッ
ト8aを設け、可動端部2bとスライダ7とを連結する
小径の首部7Aがこのスリット8aに進退可能に支持さ
れている。スライダ7は底面凹部1aの内側(図面上
側)に位置しており、スリット8aから脱落しない程度
の面積を有する。したがって、スタンド本体2の図面左
右方向への移動により、スライダ7は同方向に移動可能
であり、しかも先端凸部7aを凹凸部8に弾性係合させ
ることにより、スタンド本体2を所定の屈曲姿勢で保持
することができる。また、先端凸部7aと凹凸部8との
弾性係合を解除することも容易である。
【0012】上記のように構成したので、本実施例のス
タンド本体では、可動端部2bをケース1よりはずすこ
となく、凹凸部内のガイド溝(スリッド8a)に沿って
移動できる。また、固定位置は凹凸部8の凹凸のピッチ
間隔で自由に設定できる。なお上記において、スライダ
7を可動端部2bに固定する方法は上記のようなネジ止
めに限定されない。また、以上説明したスタンドは例え
ばケース1の左右両端にそれぞれ1個設けられる。
タンド本体では、可動端部2bをケース1よりはずすこ
となく、凹凸部内のガイド溝(スリッド8a)に沿って
移動できる。また、固定位置は凹凸部8の凹凸のピッチ
間隔で自由に設定できる。なお上記において、スライダ
7を可動端部2bに固定する方法は上記のようなネジ止
めに限定されない。また、以上説明したスタンドは例え
ばケース1の左右両端にそれぞれ1個設けられる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ケースの底面凹部に設けられ、複数の屈曲自在な薄肉の
ヒンジ部で連結されるように一体成形された弾性部材か
ら成るスタンド本体であり、上記スタンド本体の固定端
部を固定し、他端の可動端部を、ケースに設けられた複
数の停止位置を有するストッパに固定可能な構成にして
任意の高さのスタンド部を形成する構成にしたことによ
り、スタンド未使用時はスタンド本体を伸ばしてケース
の底面凹部に収納でき、使用時はスタンド部を引出し
て、任意の高さの3角形状のスタンド部を形成できるの
で、スタンド本体の肉厚を薄くしてもスタンド形成時の
スタンド部の強度を確保でき、収納時のケースの高さを
低くでき、且つスタンドの高さを調節できる。また、ス
タンド本体を底面凹部に収納した状態で、スタンド部を
ケースに密着させるためのロック突起をスタンド部に設
けた構成では、収納されているときスタンド部が垂れ下
がるのを防げるので、移動などに対する安全性が高くな
る。更に、固定端部をケースに固定するための爪を固定
端部に設けた構成では、ネジなどを使用せずにスタンド
本体をケースに固定できるので、部品点数を低減でき、
組立も容易になる。
ケースの底面凹部に設けられ、複数の屈曲自在な薄肉の
ヒンジ部で連結されるように一体成形された弾性部材か
ら成るスタンド本体であり、上記スタンド本体の固定端
部を固定し、他端の可動端部を、ケースに設けられた複
数の停止位置を有するストッパに固定可能な構成にして
任意の高さのスタンド部を形成する構成にしたことによ
り、スタンド未使用時はスタンド本体を伸ばしてケース
の底面凹部に収納でき、使用時はスタンド部を引出し
て、任意の高さの3角形状のスタンド部を形成できるの
で、スタンド本体の肉厚を薄くしてもスタンド形成時の
スタンド部の強度を確保でき、収納時のケースの高さを
低くでき、且つスタンドの高さを調節できる。また、ス
タンド本体を底面凹部に収納した状態で、スタンド部を
ケースに密着させるためのロック突起をスタンド部に設
けた構成では、収納されているときスタンド部が垂れ下
がるのを防げるので、移動などに対する安全性が高くな
る。更に、固定端部をケースに固定するための爪を固定
端部に設けた構成では、ネジなどを使用せずにスタンド
本体をケースに固定できるので、部品点数を低減でき、
組立も容易になる。
【図1】本発明の一実施例のケース用折りたたみスタン
ドの斜視図である。
ドの斜視図である。
【図2】本発明の一実施例のケース用折りたたみスタン
ドの他の斜視図である。
ドの他の斜視図である。
【図3】本発明の一実施例のケース用折りたたみスタン
ドの断面図である。
ドの断面図である。
【図4】本発明の一実施例のケース用折りたたみスタン
ドの他の断面図である。
ドの他の断面図である。
【図5】本発明の他の実施例のケース用折りたたみスタ
ンドの断面図である。
ンドの断面図である。
【図6】従来技術の一例のケース用折りたたみスタンド
の断面図である。
の断面図である。
1…ケース、1a…底面凹部、2…スタンド本体、2a
…固定端部、2b…可動端部、2c…スタンド部、2d
…ヒンジ、3…ストッパ、4、…ロック片、5…ロック
突起、6…爪、7…スライダ、7a…先端凸部、8…凹
凸部。
…固定端部、2b…可動端部、2c…スタンド部、2d
…ヒンジ、3…ストッパ、4、…ロック片、5…ロック
突起、6…爪、7…スライダ、7a…先端凸部、8…凹
凸部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 15/02 301 K
Claims (5)
- 【請求項1】 電子機器のケースの底面凹部に設けら
れ、複数の屈曲自在な薄肉のヒンジ部で連結されるよう
に一体成形された弾性部材から成るスタンド本体であっ
て、上記スタンド本体の一端を該底面凹部の一縁に固定
した固定端部とし、該スタンド本体の他端を該底面凹部
内を面方向に移動可能な可動端部とし、該底面凹部内に
設けられた複数のストッパに該可動端部を係止可能な構
成とすることによりスタンド本体の高さを変更可能に構
成したことを特徴とするケース用折りたたみスタンド。 - 【請求項2】 上記可動端部を上記ストッパに係止する
ためのロック片を可動端部に設け、複数のストッパのう
ちの任意のストッパに該ロック片を係止する構成にした
ことを特徴とする請求項1記載のケース用折りたたみス
タンド。 - 【請求項3】 上記ストッパをケース内底面に設けられ
た凹凸部とするとともに、該ケース体内底面側に弾性材
料から成るスライダを配置し、上記底面凹部に貫通形成
したスリットを介して上記スライダを上記可動端部と連
結し、該スライダの先端に上下に屈曲可能な先端凸部を
形成し、先端凸部が上記凹凸部に弾性嵌合する構成にし
たことを特徴とする請求項1又は2記載のケース用折り
たたみスタンド。 - 【請求項4】 上記スタンド本体を伸張させて上記ケー
スの底面凹部に収納した状態で、該スタンド本体を該ケ
ースに密着状態で係止させるためのロック突起をスタン
ド本体に設けた構成にしたことを特徴とする請求項1、
2又は3記載のケース用折りたたみスタンド。 - 【請求項5】 上記スタンド本体を構成する上記固定端
部を上記ケースの底面凹部に固定するための爪を該固定
端部に設けたことを特徴とする請求項1乃至4記載のケ
ース用折りたたみスタンド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6210442A JPH0856080A (ja) | 1994-08-11 | 1994-08-11 | ケース用折りたたみスタンド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6210442A JPH0856080A (ja) | 1994-08-11 | 1994-08-11 | ケース用折りたたみスタンド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0856080A true JPH0856080A (ja) | 1996-02-27 |
Family
ID=16589403
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6210442A Pending JPH0856080A (ja) | 1994-08-11 | 1994-08-11 | ケース用折りたたみスタンド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0856080A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008257562A (ja) * | 2007-04-06 | 2008-10-23 | Sharp Corp | 支持スタンド |
JP2008294354A (ja) * | 2007-05-28 | 2008-12-04 | Fujitsu Telecom Networks Ltd | 縦型設置装置のスタンド |
JP2019045973A (ja) * | 2017-08-30 | 2019-03-22 | 富士通クライアントコンピューティング株式会社 | 入力装置及び情報処理装置 |
JP2020179599A (ja) * | 2019-04-25 | 2020-11-05 | 株式会社リヒトラブ | クリップボード |
-
1994
- 1994-08-11 JP JP6210442A patent/JPH0856080A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008257562A (ja) * | 2007-04-06 | 2008-10-23 | Sharp Corp | 支持スタンド |
JP2008294354A (ja) * | 2007-05-28 | 2008-12-04 | Fujitsu Telecom Networks Ltd | 縦型設置装置のスタンド |
JP4732401B2 (ja) * | 2007-05-28 | 2011-07-27 | 富士通テレコムネットワークス株式会社 | 縦型設置装置のスタンド |
JP2019045973A (ja) * | 2017-08-30 | 2019-03-22 | 富士通クライアントコンピューティング株式会社 | 入力装置及び情報処理装置 |
JP2020179599A (ja) * | 2019-04-25 | 2020-11-05 | 株式会社リヒトラブ | クリップボード |
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