JP2000237429A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JP2000237429A
JP2000237429A JP11025341A JP2534199A JP2000237429A JP 2000237429 A JP2000237429 A JP 2000237429A JP 11025341 A JP11025341 A JP 11025341A JP 2534199 A JP2534199 A JP 2534199A JP 2000237429 A JP2000237429 A JP 2000237429A
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久芳 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単にかつ短時間に機構板を装着できるパチ
ンコ機を提供をする。 【構成】 軸孔18を設けたヒンジ部材19と軸ピン2
0を設けたヒンジ部材21とからなるヒンジ具6を介し
て機構板5を前面枠2裏面側に回動自在に装着してなる
パチンコ機において、前記機構板5に、前面枠2側に設
けたヒンジ部材19,21に接触し、前記軸孔18と軸
ピン20が直線状となるガイド部27を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機構板が開閉自在
に装着されたパチンコ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のパチンコ機は、前面枠裏面一側に
機構板がヒンジ具を介して着脱自在かつ回動自在に装着
されていた。前記ヒンジ具は、軸ピンを有するヒンジ部
材と軸孔を有するヒンジ部材とで構成され、一方のヒン
ジ部材が前面枠側の遊技盤取付枠一側上下に固着され、
他方のヒンジ部材が前記ヒンジ部材と対向位置して機構
板の一側に固着されている。該ヒンジ部材は、金属片を
直角に曲げて取付台板と軸受板とを形成し、該軸受板に
軸ピンまたは軸孔が設けられている。
【0003】また機構板は、球タンクやタンクレールあ
るいはパチンコ球払出装置,入賞球処理装置、さらには
これらの電気的部品を駆動制御するための配電盤や電子
回路基板等の裏機構が集約して組付けられており、機構
板全体の重量が非常に重いもので、上下2個所のヒンジ
部材の軸ピンを同時に軸孔に嵌め込むようにしてパチン
コ機に装着していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、上記のよう
なパチンコ機にあっては、機構板を装着する作業は、大
きい機構板を操って微妙な位置合わせが必要であり、作
業性が極端に悪いという問題があった。
【0005】そこで本発明はこのような課題を解決すべ
くなされたもので、その目的とするところは、簡単にか
つ短時間で機構板を装着できるパチンコ機を提供をする
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、軸孔を設けたヒンジ部材と軸ピンを設けた
ヒンジ部材とからなるヒンジ具を介して機構板を前面枠
裏面側に回動自在に装着してなるパチンコ機において、
前記機構板に、前面枠側に設けたヒンジ部材に接触し、
前記軸孔と軸ピンが直線状となるガイド部を設けた。
【0007】軸孔を設けたヒンジ部材と軸ピンを設けた
ヒンジ部材とからなるヒンジ具を介して機構板を前面枠
裏面側に回動自在に装着してなるパチンコ機において、
前記前面枠側に、機構板に設けたヒンジ部材に接触し、
前記軸孔と軸ピンが直線状となるガイド部を設けた。
【0008】軸孔を設けたヒンジ部材と軸ピンを設けた
ヒンジ部材とからなるヒンジ具を介して機構板を前面枠
裏面側に回動自在に装着してなるパチンコ機において、
前記機構板および前面枠側に、機構板と前面枠に設けた
ヒンジ部材にそれぞれ接触し、前記軸孔と軸ピンが直線
状となるガイド部を設けた。
【0009】軸孔を設けたヒンジ部材と軸ピンを設けた
ヒンジ部材とからなるヒンジ具を介して機構板を前面枠
裏面側に回動自在に装着してなるパチンコ機において、
前記軸孔を設けたヒンジ部材に、該軸孔に連通して一側
が開放するガイド部を設け、前記軸ピンをガイド部に当
接することにより前記軸孔と軸ピンが直線状となるよう
にした。
【0010】軸孔を設けたヒンジ部材と軸ピンを設けた
ヒンジ部材とからなるヒンジ具を介して機構板を前面枠
裏面側に回動自在に装着してなるパチンコ機において、
前記一方のヒンジ部材と、他方のヒンジ部材を取付ける
機構板または前面枠側に前記軸孔と軸ピンが直線状とな
るガイド部を設けた。
【0011】軸孔を設けたヒンジ部材と軸ピンを設けた
ヒンジ部材とからなるヒンジ具を介して機構板を前面枠
裏面側に回動自在に装着してなるパチンコ機において、
前記一方のヒンジ部材に、他方のヒンジ部材が当接し、
前記軸孔と軸ピンが直線状となるガイド部を設けた。
【0012】前記軸孔を設けたヒンジ部材を前面枠裏面
側に取付けると共に、少なくとも上下どちらか一方のヒ
ンジ部材の軸受板に、軸ピンを載置する軸支持部を設け
て、一方の軸ピンを軸支持部に支持し、他方のヒンジ部
材をガイド部により位置決めするようにして機構板を装
着しやすいようにした。また、軸支持部に軸ピンの仮止
まりとなる僅かな段差を設けるのが好ましい。
【0013】前記ヒンジ部材は、取付台板と該取付台板
から垂設した軸受板とからなり、該軸受板に軸孔および
軸ピンを設けている。
【0014】上記のように構成されたパチンコ機は、機
構板の装着が簡単にでき作業の効率化を図ることができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係わるパチンコ機
の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。図1はパチ
ンコ機の裏面図、図2は機構板を開放した状態のパチン
コ機の斜視図である。図において1はパチンコ機の機
枠、2は機枠1の前面に開閉自在に設けられる前面枠で
ある。該前面枠2の裏面には遊技盤取付枠3を介して遊
技盤4が着脱自在に取り付けられる。該遊技盤4の裏面
には、合成樹脂により方形状に形成された機構板5がヒ
ンジ具6により着脱開閉可能に装着されている。なお、
本実施の形態では前面枠2と遊技盤取付枠3は、合成樹
脂により一体に形成されている。
【0016】前記機構板5の裏面上部には球タンク7が
固着されており、該球タンク7の下方にはタンクレール
8が設けられている。また、タンクレール8の下流端は
屈曲レール9を介してパチンコ球払出装置10に接続さ
れており、該パチンコ球払出装置10の下方には払出さ
れたパチンコ球をパチンコ機前面の打球供給皿(図示せ
ず)に導く排出樋11が設けられている。
【0017】また、機構板5の遊技盤4裏面と相対する
前面側には球寄せ空間12が形成され、該球寄せ空間1
2の下方部には上面が開口した入賞球集合部13が設け
られている。そして、その出口と連通状に入賞球を一列
で導き出す入賞球通路14を介して入賞球集合部13に
集められた入賞球を一個ずつ排出処理する入賞球処理装
置15が設けられている。
【0018】一方、前記機構板5の開放側の上下部に、
機構板5を遊技盤4の裏面に密着固定させるために、い
わゆる「ナイラッチ」と呼ばれる固定具16,16が取
着され、遊技盤取付枠3の一側上下部に固定具16,1
6に対応位置して係止部17,17が形成されている。
該固定具16,16は、機構板5を遊技盤4の裏面に密
着させて、係止部17,17に係止することで機構板5
を遊技盤4の裏面に密着固定させることができるように
なっている。
【0019】前記ヒンジ具6は、図4ないし図6に示す
ように軸孔18を有するヒンジ部材19と軸ピン20を
有するヒンジ部材21とで構成される。該ヒンジ部材1
9,21は取付台板22と該取付台板22から垂設した
軸受板23とからなり、ヒンジ部材19の軸受板23に
軸孔18が穿設され、他方のヒンジ部材21の軸受板2
3に先細の軸ピン20が設けられている。また、ヒンジ
部材19は取付台板22に設けたビス孔25,25を介
して遊技盤取付枠3の一側上下にビス着26,26さ
れ、ヒンジ部材21は取付台板22に設けたビス孔2
5,25を介して前記ヒンジ部材19の取付け位置に合
致して機構板5の一側上下にビス着26,26される。
【0020】しかして、図4に示すように機構板5のヒ
ンジ部材21の下方に、ヒンジ部材19の軸受板23が
接触して、軸孔18と軸ピン20が直線状となるガイド
部27を設けている。該ガイド部27は、ヒンジ部材1
9の軸受板23の周縁が合致する凹溝28が、図6に示
すように軸ピン20の軸方向に少なくとも軸ピン20の
先端を跨ぐ長さ設けられている。なお、ガイド部27
は、ヒンジ部材19の軸受板23の周縁を二点以上で支
持する筋条のものでもL形のものでもよい。
【0021】このように構成されたパチンコ機は、図5
に示すように機構板5に設けたガイド部27を、遊技盤
取付枠3の一側上下に固着したヒンジ部材19,19の
軸受板23の周縁に当てがい、図6に示すように軸孔1
8と軸ピン20が直線状となった状態で、同図鎖線に示
すようにガイド部27の凹溝28にヒンジ部材19の軸
受板23の周縁に当てた状態で機構板5を摺動し、ヒン
ジ部材21,21の軸ピン20を上方から軸孔18に嵌
挿することで、ヒンジ部材19,19の軸受板23,2
3にヒンジ部材21,21の軸受板23,23が支持さ
れて機構板5を図5鎖線に示すように遊技盤4裏面に開
閉自在に装着することができる。
【0022】また、図7に示すように、少なくとも上下
どちらか一方のヒンジ部材19の軸受板23の一部を延
出して、軸ピン20が載置する軸支持部23aを凹溝状
に形成するのが好ましく、機構板5の装着に際し、図8
に示すようにヒンジ部材19の軸支持部23aに、該ヒ
ンジ部材19に対応する機構板5のヒンジ部材21の軸
ピン20をまず載置させ、それを軸として図8鎖線に示
すように他方のヒンジ部材19の軸受板23をガイド部
27に当接させ、次に軸支持部23aに載置した軸ピン
20を軸支持部23aの凹溝に沿って押し、ヒンジ部材
19の軸受板23をガイド部27に当接させ、ヒンジ部
材21,21の軸ピン20を軸孔18に嵌挿するように
している。このように、一方の軸ピン20で機構板5の
荷重を支えて、他方のヒンジ部材1をガイド部27によ
り位置決めしたほうが安定して装着しやすい。
【0023】図9ないし図11はガイド部の他の実施の
形態を示すもので、図9に示すように遊技盤取付枠3の
ヒンジ部材19の上方に、ヒンジ部材21の軸受板23
が接触して、軸孔18と軸ピン20が直線状となるガイ
ド部27aを設けている。該ガイド部27aは、ヒンジ
部材21の軸受板23の周縁が二点で接触する2本の突
条29,29が平行して設けられている。なお、ガイド
部27aは、ヒンジ部材19の軸受板23の周縁に合致
する凹溝としてもよい。
【0024】この実施の形態では、図10に示すように
機構板5に固着したヒンジ部材21の軸受板23の周縁
を、遊技盤取付枠3に設けたガイド部27aの2本の突
条29,29の両方に接触するように当てがい、図11
に示すように軸孔18と軸ピン20が直線状となった状
態で、同図鎖線に示すようにガイド部27aの突条2
9,29に沿って機構板5を下方に摺動し、ヒンジ部材
21,21の軸ピン20を上方から軸孔18に嵌挿する
ことで、ヒンジ部材19,19の軸受板23,23にヒ
ンジ部材21,21の軸受板23,23が支持されて機
構板5を遊技盤4裏面に開閉自在に装着することができ
る。
【0025】また、この実施の形態においても、前記実
施の形態と同様に少なくとも上下どちらか一方のヒンジ
部材19の軸受板23の一部を延出して、軸ピン20が
載置する軸支持部23aを設けるのが好ましく、機構板
5の装着に際し、ヒンジ部材19の軸支持部23aに、
該ヒンジ部材19に対応する機構板5のヒンジ部材21
の軸ピン20をまず載置させ、それを軸として他方のヒ
ンジ部材21の軸受板23をガイド部27aに当接さ
せ、次に軸支持部23aに載置した軸ピン20を軸支持
部23aの凹溝に沿って押し、ヒンジ部材21の軸受板
23をガイド部27aに当接させ、ヒンジ部材21,2
1の軸ピン20を軸孔18に嵌挿するようにすると、機
構板5が安定して装着しやすい。
【0026】図12ないし図14はガイド部のさらに他
の実施の形態を示すもので、ガイド部27bは、機構板
5および遊技盤取付枠3に固着したヒンジ部材19,2
1に互いに接触し、前記軸孔18と軸ピン20が直線状
となる板状部30,31を機構板5および遊技盤取付枠
3にそれぞれに設けている。板状部30は、図12に示
すように、ヒンジ部材19の軸受板23の上方に設けら
れ、板状部31はヒンジ部材21の軸受板23の下方に
設けられている。なお、ヒンジ部材19は、合成樹脂に
より形成されており、軸受板23を肉厚にしている。
【0027】この実施の形態では、図13に示すように
機構板5に固着したヒンジ部材21の軸受板23の周縁
を、遊技盤取付枠3に設けた板状部30に当てがうと共
に、遊技盤取付枠3に固着したヒンジ部材19の軸受板
23の周縁を、機構板5に設けた板状部31に当てが
い、図14に示すように軸孔18と軸ピン20が直線状
となった状態で、同図一点鎖線に示すように、互いのガ
イド部27bに沿って摺動し、ヒンジ部材21,21の
軸ピン20を上方から軸孔18に嵌挿することで、ヒン
ジ部材19,19の軸受板23,23にヒンジ部材2
1,21の軸受板23,23が支持されて機構板5を遊
技盤4裏面に開閉自在に装着することができる。なお、
ガイド部27bの板状部30,31はヒンジ部材19,
21と一体に設けてもよい。
【0028】また、この実施の形態においても、前記実
施の形態と同様に少なくとも上下どちらか一方のヒンジ
部材19の軸受板23の一部を延出して、軸ピン20が
載置する軸支持部23aを設けるのが好ましく、機構板
5の装着に際し、ヒンジ部材19の軸支持部23aに、
該ヒンジ部材19に対応する機構板5のヒンジ部材21
の軸ピン20をまず載置させ、それを軸として機構板5
に固着した他方のヒンジ部材21の軸受板23の周縁
を、遊技盤取付枠3に設けた板状部30に当てがうと共
に、遊技盤取付枠3に固着したヒンジ部材19の軸受板
23の周縁を、機構板5に設けた板状部31に当てがい
位置決めし、次に軸支持部23aに載置した軸ピン20
を軸支持部23aに沿って押し、ヒンジ部材21の軸受
板23の周縁を、遊技盤取付枠3に設けた板状部30に
当てがうと共に、遊技盤取付枠3に固着したヒンジ部材
19の軸受板23の周縁を、機構板5に設けた板状部3
1に当てがい、ヒンジ部材21,21の軸ピン20を軸
孔18に嵌挿するようにすると、機構板5が安定して装
着しやすい。
【0029】図15ないし図17は、ガイド部を遊技盤
取付枠3のヒンジ部材19に設けた実施の形態を示すも
ので、ヒンジ部材19は、図15に示すように合成樹脂
により軸受板23を肉厚に形成しており、該軸受板23
の一部を切り欠くように軸孔18に連通して一側が外方
に向って拡開開口32するガイド部27dを一体に設け
ている。33は、軸受板23に形成したガイド溝であ
る。
【0030】この実施の形態では、図16および図17
に示すように、機構板5に固着したヒンジ部材21の軸
ピン20を、遊技盤取付枠3に固着したヒンジ部材19
の開口32から臨んでガイド部27bに当接させ、図1
7に示すように軸孔18と軸ピン20が直線状となった
状態で、同図鎖線に示すように、機構板5を下方に摺動
することで、ヒンジ部材21,21の軸ピン20が上方
から軸孔18に嵌挿し、ヒンジ部材19,19の軸受板
23,23にヒンジ部材21,21の軸受板23,23
が支持されて機構板5を遊技盤4裏面に開閉自在に装着
することができる。なお、ヒンジ部材21の軸ピン20
を、ヒンジ部材19の開口32から臨ませる際に、軸ピ
ン20の先端がヒンジ部材19の軸受板23の前端に当
たっても、前記ガイド溝33により軸ピン20をガイド
部27bにスムーズに導くことができる。
【0031】また、図18に示すように軸孔18の前端
に位置する軸受板23に軸ピン20を載置する軸支持部
23aを傾斜状に設けた実施の形態を示し、機構板5の
装着に際し、ヒンジ部材19の軸支持部23aに、一方
のヒンジ部材21の軸ピン20をまず載置させ、それを
軸として他方のヒンジ部材21の軸ピン20をガイド部
27cに当接させ、次に軸支持部23aに載置した軸ピ
ン20を軸支持部23aに沿って押し上げガイド部27
cに当接させ、機構板5を下方に摺動することで機構板
5が安定して装着できる。また、図19に示すように軸
支持部23aに、軸ピン20が仮止まる0.5〜1mm
程度の段差Dを設けるのが好ましく、軸ピン20が支持
し易くなる。なおこのとき軸支持部23aは傾斜面では
なく水平面であってもよい。
【0032】図20ないし図22はガイド部のさらに他
の実施の形態を示すもので、遊技盤取付枠3のヒンジ部
材19は、図20に示すように合成樹脂により軸受板2
3を肉厚に形成し、該軸受板23の上方にL字型のガイ
ド部27eを一体に設けている。該ガイド部27eは、
ヒンジ部材21の軸受板23が接触して、軸孔18と軸
ピン20が直線状となる大きさが選ばれる。
【0033】この実施の形態では、図21に示すように
機構板5に固着したヒンジ部材21の軸受板23の周縁
を、ヒンジ部材19に設けたL字型のガイド部27eの
コーナーに当てがい位置決めをし、図22に示すように
軸孔18と軸ピン20が直線状となった状態で、同図一
点鎖線に示すようにガイド部27eに沿って機構板5を
下方に摺動し、ヒンジ部材21,21の軸ピン20を上
方から軸孔18に嵌挿することで、ヒンジ部材19,1
9の軸受板23,23にヒンジ部材21,21の軸受板
23,23が支持されて機構板5を遊技盤4裏面に開閉
自在に装着することができる。
【0034】また、この実施の形態においても、前記実
施の形態と同様に少なくとも上下どちらか一方のヒンジ
部材19の軸受板23の一部を延出して、軸ピン20が
載置する軸支持部23aを設けるのが好ましく、機構板
5の装着に際し、ヒンジ部材19の軸支持部23aに、
該ヒンジ部材19に対応する機構板5のヒンジ部材21
の軸ピン20をまず載置させ、それを軸として他方のヒ
ンジ部材21の軸受板23をガイド部27eに当接させ
て位置決めし、次に軸支持部23aに載置した軸ピン2
0を軸支持部23aに沿って押し、ヒンジ部材21の軸
受板23をガイド部27eに当接させ、ヒンジ部材2
1,21の軸ピン20を軸孔18に嵌挿するようにする
と、機構板5が安定して装着しやすい。
【0035】図23ないし図25はガイド部のさらに他
の実施の形態を示すもので、図23に示すようにガイド
部27fは、機構板5のヒンジ部材21の下方に軸方向
に設けられた突条34と、ヒンジ部材19の軸受板23
に設けた凹欠き35とにより構成される。該突条34お
よび凹欠き35は、突条34を凹欠き35に合致させる
と、軸孔18と軸ピン20が直線状となる大きさが選ば
れる。
【0036】このように構成されたガイド部27fは、
図24に示すように機構板5に設けた突条34を、遊技
盤取付枠3の一側上下に固着したヒンジ部材19,19
の軸受板23の凹欠き35に当てがい、図25に示すよ
うに軸孔18と軸ピン20が直線状となった状態で、同
図鎖線に示すように突条34を凹欠き35に合致した状
態で機構板5を下方に摺動し、ヒンジ部材21,21の
軸ピン20を上方から軸孔18に嵌挿することで、ヒン
ジ部材19,19の軸受板23,23にヒンジ部材2
1,21の軸受板23,23が支持されて、機構板5を
遊技盤4裏面に開閉自在に装着することができる。
【0037】また、この実施の形態においても、前記実
施の形態と同様に少なくとも上下どちらか一方のヒンジ
部材19の軸受板23の凹欠き35と軸孔18の間に、
軸ピン20が載置する軸支持部23aを設けるのが好ま
しく、機構板5の装着に際し、ヒンジ部材19の軸支持
部23aに、該ヒンジ部材19に対応する機構板5のヒ
ンジ部材21の軸ピン20をまず載置させ、それを軸と
して機構板5に設けた突条34を、遊技盤取付枠3に固
着した他方のヒンジ部材19の軸受板23の凹欠き35
に当てがい位置決めし、次に軸支持部23aに載置した
軸ピン20を軸支持部23aに沿って押し、突条34を
凹欠き35に当接させ、ヒンジ部材21,21の軸ピン
20を軸孔18に嵌挿するようにすると、機構板5が安
定して装着しやすくなる。
【0038】なお、上記したそれぞれの実施の形態にお
いて、ヒンジ部材19とヒンジ部材21を着け変えて、
軸孔18を上方から軸ピン20に嵌めるようにしても、
ガイド部27,27a〜fを同じ様に設けることが可能
である。
【0039】
【発明の効果】以上に述べたように本発明に係わるパチ
ンコ機は、機構板を装着するヒンジ具の軸ピンと軸孔と
の位置合わせが簡単にできるガイド部を設けることによ
り、機構板の装着が簡単に短時間で行うことができる。
また、軸ピンを仮載せする軸支持部を設けることによ
り、機構板の装着がよりスムーズにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の裏面図である。
【図2】機構板を開放した状態のパチンコ機の斜視図で
ある。
【図3】機構板を取り外した状態の要部斜視図である。
【図4】ヒンジ具部分の要部分解斜視図である。
【図5】ヒンジ具部分の要部平面図である。
【図6】ヒンジ具部分の要部断面図である。
【図7】ヒンジ部材の斜視図である。
【図8】機構板の装着を示す側断面図である。
【図9】他の実施の形態のヒンジ具部分の分解斜視図で
ある。
【図10】図9のヒンジ具部分の要部平面図である。
【図11】図9のヒンジ具部分の要部断面図である。
【図12】他の実施の形態のヒンジ具部分の分解斜視図
である。
【図13】図12のヒンジ具部分の要部平面図である。
【図14】図12のヒンジ具部分の要部断面図である。
【図15】他の実施の形態のヒンジ具部分の分解斜視図
である。
【図16】図15のヒンジ具部分の要部平面図である。
【図17】図15のヒンジ具部分の要部断面図である。
【図18】ヒンジ部材の斜視図である。
【図19】ヒンジ部材の断面図である。
【図20】他の実施の形態のヒンジ具部分の分解斜視図
である。
【図21】図20のヒンジ具部分の要部平面図である。
【図22】図20のヒンジ具部分の要部断面図である。
【図23】他の実施の形態のヒンジ具部分の分解斜視図
である。
【図24】図23のヒンジ具部分の要部平面図である。
【図25】図23のヒンジ具部分の要部断面図である。
【符号の説明】
2 前面枠 4 遊技盤 5 機構板 6 ヒンジ具 18 軸孔 19 ヒンジ部材 20 軸ピン 21 ヒンジ部材 23 軸受板 23a 軸支持部 27,27a〜27f ガイド部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸孔を設けたヒンジ部材と軸ピンを設け
    たヒンジ部材とからなるヒンジ具を介して機構板を前面
    枠裏面側に回動自在に装着してなるパチンコ機におい
    て、 前記機構板に、前面枠側に設けたヒンジ部材に接触し、
    前記軸孔と軸ピンが直線状となるガイド部を設けたこと
    を特徴とするパチンコ機。
  2. 【請求項2】 軸孔を設けたヒンジ部材と軸ピンを設け
    たヒンジ部材とからなるヒンジ具を介して機構板を前面
    枠裏面側に回動自在に装着してなるパチンコ機におい
    て、 前記前面枠側に、機構板に設けたヒンジ部材に接触し、
    前記軸孔と軸ピンが直線状となるガイド部を設けたこと
    を特徴とするパチンコ機。
  3. 【請求項3】 軸孔を設けたヒンジ部材と軸ピンを設け
    たヒンジ部材とからなるヒンジ具を介して機構板を前面
    枠裏面側に回動自在に装着してなるパチンコ機におい
    て、 前記機構板および前面枠側に、機構板と前面枠に設けた
    ヒンジ部材にそれぞれ接触し、前記軸孔と軸ピンが直線
    状となるガイド部を設けたことを特徴とするパチンコ
    機。
  4. 【請求項4】 軸孔を設けたヒンジ部材と軸ピンを設け
    たヒンジ部材とからなるヒンジ具を介して機構板を前面
    枠裏面側に回動自在に装着してなるパチンコ機におい
    て、 前記軸孔を設けたヒンジ部材に、該軸孔に連通して一側
    が開放するガイド部を設け、前記軸ピンをガイド部に当
    接することにより前記軸孔と軸ピンが直線状となるよう
    にしたことを特徴とするパチンコ機。
  5. 【請求項5】 軸孔を設けたヒンジ部材と軸ピンを設け
    たヒンジ部材とからなるヒンジ具を介して機構板を前面
    枠裏面側に回動自在に装着してなるパチンコ機におい
    て、 前記一方のヒンジ部材と、他方のヒンジ部材を取付ける
    機構板または前面枠側に前記軸孔と軸ピンが直線状とな
    るガイド部を設けたことを特徴とするパチンコ機。
  6. 【請求項6】 軸孔を設けたヒンジ部材と軸ピンを設け
    たヒンジ部材とからなるヒンジ具を介して機構板を前面
    枠裏面側に回動自在に装着してなるパチンコ機におい
    て、 前記一方のヒンジ部材に、他方のヒンジ部材が当接し、
    前記軸孔と軸ピンが直線状となるガイド部を設けたこと
    を特徴とするパチンコ機。
  7. 【請求項7】 前記軸孔を設けたヒンジ部材を前面枠裏
    面側に取付けると共に、少なくとも上下どちらか一方の
    ヒンジ部材の軸受板に、軸ピンを載置する軸支持部を設
    けたことを特徴とする請求項1ないし6記載のパチンコ
    機。
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