JP4528379B2 - パチンコ機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、機構板が開閉自在に装着されたパチンコ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のパチンコ機は、前面枠裏面一側に機構板がヒンジ具を介して着脱自在かつ回動自在に装着されていた。前記ヒンジ具は、軸ピンを有するヒンジ部材と軸孔を有するヒンジ部材とで構成され、一方のヒンジ部材が前面枠側の遊技盤取付枠一側上下に固着され、他方のヒンジ部材が前記ヒンジ部材と対向位置して機構板の一側に固着されている。該ヒンジ部材は、金属片を直角に曲げて取付台板と軸受板とを形成し、該軸受板に軸ピンまたは軸孔が設けられている。
【0003】
また機構板は、球タンクやタンクレールあるいはパチンコ球払出装置,入賞球処理装置、さらにはこれらの電気的部品を駆動制御するための配電盤や電子回路基板等の裏機構が集約して組付けられており、機構板全体の重量が非常に重いもので、上下2個所のヒンジ部材の軸ピンを同時に軸孔に嵌め込むようにしてパチンコ機に装着していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このため、上記のようなパチンコ機にあっては、機構板を装着する作業は、大きい機構板を操って微妙な位置合わせが必要であり、作業性が極端に悪いという問題があった。
【0005】
そこで本発明はこのような課題を解決すべくなされたもので、その目的とするところは、簡単にかつ短時間で機構板を装着できるパチンコ機を提供をすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、軸孔を設けたヒンジ部材と軸ピンを設けたヒンジ部材とからなるヒンジ具を介して機構板を前面枠裏面側に回動自在に装着してなるパチンコ機において、前記機構板に、前面枠側に設けたヒンジ部材に接触し、前記軸孔と軸ピンが直線状となるガイド部を設けた。
【0007】
軸孔を設けたヒンジ部材と軸ピンを設けたヒンジ部材とからなるヒンジ具を介して機構板を前面枠裏面側に回動自在に装着してなるパチンコ機において、前記前面枠側に、機構板に設けたヒンジ部材に接触し、前記軸孔と軸ピンが直線状となるガイド部を設けた。
【0008】
軸孔を設けたヒンジ部材と軸ピンを設けたヒンジ部材とからなるヒンジ具を介して機構板を前面枠裏面側に回動自在に装着してなるパチンコ機において、前記機構板および前面枠側に、機構板と前面枠に設けたヒンジ部材にそれぞれ接触し、前記軸孔と軸ピンが直線状となるガイド部を設けた。
【0009】
軸孔を設けたヒンジ部材と軸ピンを設けたヒンジ部材とからなるヒンジ具を介して機構板を前面枠裏面側に回動自在に装着してなるパチンコ機において、前記軸孔を設けたヒンジ部材に、該軸孔に連通して一側が開放するガイド部を設け、前記軸ピンをガイド部に当接することにより前記軸孔と軸ピンが直線状となるようにした。
【0010】
軸孔を設けたヒンジ部材と軸ピンを設けたヒンジ部材とからなるヒンジ具を介して機構板を前面枠裏面側に回動自在に装着してなるパチンコ機において、前記一方のヒンジ部材と、他方のヒンジ部材を取付ける機構板または前面枠側に前記軸孔と軸ピンが直線状となるガイド部を設けた。
【0011】
軸孔を設けたヒンジ部材と軸ピンを設けたヒンジ部材とからなるヒンジ具を介して機構板を前面枠裏面側に回動自在に装着してなるパチンコ機において、前記一方のヒンジ部材に、他方のヒンジ部材が当接し、前記軸孔と軸ピンが直線状となるガイド部を設けた。
【0012】
前記軸孔を設けたヒンジ部材を前面枠裏面側に取付けると共に、少なくとも上下どちらか一方のヒンジ部材の軸受板に、軸ピンを載置する軸支持部を設けて、一方の軸ピンを軸支持部に支持し、他方のヒンジ部材をガイド部により位置決めするようにして機構板を装着しやすいようにした。また、軸支持部に軸ピンの仮止まりとなる僅かな段差を設けるのが好ましい。
【0013】
前記ヒンジ部材は、取付台板と該取付台板から垂設した軸受板とからなり、該軸受板に軸孔および軸ピンを設けている。
【0014】
上記のように構成されたパチンコ機は、機構板の装着が簡単にでき作業の効率化を図ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に本発明に係わるパチンコ機の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。図1はパチンコ機の裏面図、図2は機構板を開放した状態のパチンコ機の斜視図である。図において1はパチンコ機の機枠、2は機枠1の前面に開閉自在に設けられる前面枠である。該前面枠2の裏面には遊技盤取付枠3を介して遊技盤4が着脱自在に取り付けられる。該遊技盤4の裏面には、合成樹脂により方形状に形成された機構板5がヒンジ具6により着脱開閉可能に装着されている。なお、本実施の形態では前面枠2と遊技盤取付枠3は、合成樹脂により一体に形成されている。
【0016】
前記機構板5の裏面上部には球タンク7が固着されており、該球タンク7の下方にはタンクレール8が設けられている。また、タンクレール8の下流端は屈曲レール9を介してパチンコ球払出装置10に接続されており、該パチンコ球払出装置10の下方には払出されたパチンコ球をパチンコ機前面の打球供給皿(図示せず)に導く排出樋11が設けられている。
【0017】
また、機構板5の遊技盤4裏面と相対する前面側には球寄せ空間12が形成され、該球寄せ空間12の下方部には上面が開口した入賞球集合部13が設けられている。そして、その出口と連通状に入賞球を一列で導き出す入賞球通路14を介して入賞球集合部13に集められた入賞球を一個ずつ排出処理する入賞球処理装置15が設けられている。
【0018】
一方、前記機構板5の開放側の上下部に、機構板5を遊技盤4の裏面に密着固定させるために、いわゆる「ナイラッチ」と呼ばれる固定具16,16が取着され、遊技盤取付枠3の一側上下部に固定具16,16に対応位置して係止部17,17が形成されている。該固定具16,16は、機構板5を遊技盤4の裏面に密着させて、係止部17,17に係止することで機構板5を遊技盤4の裏面に密着固定させることができるようになっている。
【0019】
前記ヒンジ具6は、図4ないし図6に示すように軸孔18を有するヒンジ部材19と軸ピン20を有するヒンジ部材21とで構成される。該ヒンジ部材19,21は取付台板22と該取付台板22から垂設した軸受板23とからなり、ヒンジ部材19の軸受板23に軸孔18が穿設され、他方のヒンジ部材21の軸受板23に先細の軸ピン20が設けられている。また、ヒンジ部材19は取付台板22に設けたビス孔25,25を介して遊技盤取付枠3の一側上下にビス着26,26され、ヒンジ部材21は取付台板22に設けたビス孔25,25を介して前記ヒンジ部材19の取付け位置に合致して機構板5の一側上下にビス着26,26される。
【0020】
しかして、図4に示すように機構板5のヒンジ部材21の下方に、ヒンジ部材19の軸受板23が接触して、軸孔18と軸ピン20が直線状となるガイド部27を設けている。該ガイド部27は、ヒンジ部材19の軸受板23の周縁が合致する凹溝28が、図6に示すように軸ピン20の軸方向に少なくとも軸ピン20の先端を跨ぐ長さ設けられている。なお、ガイド部27は、ヒンジ部材19の軸受板23の周縁を二点以上で支持する筋条のものでもL形のものでもよい。
【0021】
このように構成されたパチンコ機は、図5に示すように機構板5に設けたガイド部27を、遊技盤取付枠3の一側上下に固着したヒンジ部材19,19の軸受板23の周縁に当てがい、図6に示すように軸孔18と軸ピン20が直線状となった状態で、同図鎖線に示すようにガイド部27の凹溝28にヒンジ部材19の軸受板23の周縁に当てた状態で機構板5を摺動し、ヒンジ部材21,21の軸ピン20を上方から軸孔18に嵌挿することで、ヒンジ部材19,19の軸受板23,23にヒンジ部材21,21の軸受板23,23が支持されて機構板5を図5鎖線に示すように遊技盤4裏面に開閉自在に装着することができる。
【0022】
また、図7に示すように、少なくとも上下どちらか一方のヒンジ部材19の軸受板23の一部を延出して、軸ピン20が載置する軸支持部23aを凹溝状に形成するのが好ましく、機構板5の装着に際し、図8に示すようにヒンジ部材19の軸支持部23aに、該ヒンジ部材19に対応する機構板5のヒンジ部材21の軸ピン20をまず載置させ、それを軸として図8鎖線に示すように他方のヒンジ部材19の軸受板23をガイド部27に当接させ、次に軸支持部23aに載置した軸ピン20を軸支持部23aの凹溝に沿って押し、ヒンジ部材19の軸受板23をガイド部27に当接させ、ヒンジ部材21,21の軸ピン20を軸孔18に嵌挿するようにしている。このように、一方の軸ピン20で機構板5の荷重を支えて、他方のヒンジ部材1をガイド部27により位置決めしたほうが安定して装着しやすい。
【0023】
図9ないし図11はガイド部の他の実施の形態を示すもので、図9に示すように遊技盤取付枠3のヒンジ部材19の上方に、ヒンジ部材21の軸受板23が接触して、軸孔18と軸ピン20が直線状となるガイド部27aを設けている。該ガイド部27aは、ヒンジ部材21の軸受板23の周縁が二点で接触する2本の突条29,29が平行して設けられている。なお、ガイド部27aは、ヒンジ部材19の軸受板23の周縁に合致する凹溝としてもよい。
【0024】
この実施の形態では、図10に示すように機構板5に固着したヒンジ部材21の軸受板23の周縁を、遊技盤取付枠3に設けたガイド部27aの2本の突条29,29の両方に接触するように当てがい、図11に示すように軸孔18と軸ピン20が直線状となった状態で、同図鎖線に示すようにガイド部27aの突条29,29に沿って機構板5を下方に摺動し、ヒンジ部材21,21の軸ピン20を上方から軸孔18に嵌挿することで、ヒンジ部材19,19の軸受板23,23にヒンジ部材21,21の軸受板23,23が支持されて機構板5を遊技盤4裏面に開閉自在に装着することができる。
【0025】
また、この実施の形態においても、前記実施の形態と同様に少なくとも上下どちらか一方のヒンジ部材19の軸受板23の一部を延出して、軸ピン20が載置する軸支持部23aを設けるのが好ましく、機構板5の装着に際し、ヒンジ部材19の軸支持部23aに、該ヒンジ部材19に対応する機構板5のヒンジ部材21の軸ピン20をまず載置させ、それを軸として他方のヒンジ部材21の軸受板23をガイド部27aに当接させ、次に軸支持部23aに載置した軸ピン20を軸支持部23aの凹溝に沿って押し、ヒンジ部材21の軸受板23をガイド部27aに当接させ、ヒンジ部材21,21の軸ピン20を軸孔18に嵌挿するようにすると、機構板5が安定して装着しやすい。
【0026】
図12ないし図14はガイド部のさらに他の実施の形態を示すもので、ガイド部27bは、機構板5および遊技盤取付枠3に固着したヒンジ部材19,21に互いに接触し、前記軸孔18と軸ピン20が直線状となる板状部30,31を機構板5および遊技盤取付枠3にそれぞれに設けている。板状部30は、図12に示すように、ヒンジ部材19の軸受板23の上方に設けられ、板状部31はヒンジ部材21の軸受板23の下方に設けられている。なお、ヒンジ部材19は、合成樹脂により形成されており、軸受板23を肉厚にしている。
【0027】
この実施の形態では、図13に示すように機構板5に固着したヒンジ部材21の軸受板23の周縁を、遊技盤取付枠3に設けた板状部30に当てがうと共に、遊技盤取付枠3に固着したヒンジ部材19の軸受板23の周縁を、機構板5に設けた板状部31に当てがい、図14に示すように軸孔18と軸ピン20が直線状となった状態で、同図一点鎖線に示すように、互いのガイド部27bに沿って摺動し、ヒンジ部材21,21の軸ピン20を上方から軸孔18に嵌挿することで、ヒンジ部材19,19の軸受板23,23にヒンジ部材21,21の軸受板23,23が支持されて機構板5を遊技盤4裏面に開閉自在に装着することができる。なお、ガイド部27bの板状部30,31はヒンジ部材19,21と一体に設けてもよい。
【0028】
また、この実施の形態においても、前記実施の形態と同様に少なくとも上下どちらか一方のヒンジ部材19の軸受板23の一部を延出して、軸ピン20が載置する軸支持部23aを設けるのが好ましく、機構板5の装着に際し、ヒンジ部材19の軸支持部23aに、該ヒンジ部材19に対応する機構板5のヒンジ部材21の軸ピン20をまず載置させ、それを軸として機構板5に固着した他方のヒンジ部材21の軸受板23の周縁を、遊技盤取付枠3に設けた板状部30に当てがうと共に、遊技盤取付枠3に固着したヒンジ部材19の軸受板23の周縁を、機構板5に設けた板状部31に当てがい位置決めし、次に軸支持部23aに載置した軸ピン20を軸支持部23aに沿って押し、ヒンジ部材21の軸受板23の周縁を、遊技盤取付枠3に設けた板状部30に当てがうと共に、遊技盤取付枠3に固着したヒンジ部材19の軸受板23の周縁を、機構板5に設けた板状部31に当てがい、ヒンジ部材21,21の軸ピン20を軸孔18に嵌挿するようにすると、機構板5が安定して装着しやすい。
【0029】
図15ないし図17は、ガイド部を遊技盤取付枠3のヒンジ部材19に設けた実施の形態を示すもので、ヒンジ部材19は、図15に示すように合成樹脂により軸受板23を肉厚に形成しており、該軸受板23の一部を切り欠くように軸孔18に連通して一側が外方に向って拡開開口32するガイド部27dを一体に設けている。33は、軸受板23に形成したガイド溝である。
【0030】
この実施の形態では、図16および図17に示すように、機構板5に固着したヒンジ部材21の軸ピン20を、遊技盤取付枠3に固着したヒンジ部材19の開口32から臨んでガイド部27bに当接させ、図17に示すように軸孔18と軸ピン20が直線状となった状態で、同図鎖線に示すように、機構板5を下方に摺動することで、ヒンジ部材21,21の軸ピン20が上方から軸孔18に嵌挿し、ヒンジ部材19,19の軸受板23,23にヒンジ部材21,21の軸受板23,23が支持されて機構板5を遊技盤4裏面に開閉自在に装着することができる。なお、ヒンジ部材21の軸ピン20を、ヒンジ部材19の開口32から臨ませる際に、軸ピン20の先端がヒンジ部材19の軸受板23の前端に当たっても、前記ガイド溝33により軸ピン20をガイド部27bにスムーズに導くことができる。
【0031】
また、図18に示すように軸孔18の前端に位置する軸受板23に軸ピン20を載置する軸支持部23aを傾斜状に設けた実施の形態を示し、機構板5の装着に際し、ヒンジ部材19の軸支持部23aに、一方のヒンジ部材21の軸ピン20をまず載置させ、それを軸として他方のヒンジ部材21の軸ピン20をガイド部27cに当接させ、次に軸支持部23aに載置した軸ピン20を軸支持部23aに沿って押し上げガイド部27cに当接させ、機構板5を下方に摺動することで機構板5が安定して装着できる。また、図19に示すように軸支持部23aに、軸ピン20が仮止まる0.5〜1mm程度の段差Dを設けるのが好ましく、軸ピン20が支持し易くなる。なおこのとき軸支持部23aは傾斜面ではなく水平面であってもよい。
【0032】
図20ないし図22はガイド部のさらに他の実施の形態を示すもので、遊技盤取付枠3のヒンジ部材19は、図20に示すように合成樹脂により軸受板23を肉厚に形成し、該軸受板23の上方にL字型のガイド部27eを一体に設けている。該ガイド部27eは、ヒンジ部材21の軸受板23が接触して、軸孔18と軸ピン20が直線状となる大きさが選ばれる。
【0033】
この実施の形態では、図21に示すように機構板5に固着したヒンジ部材21の軸受板23の周縁を、ヒンジ部材19に設けたL字型のガイド部27eのコーナーに当てがい位置決めをし、図22に示すように軸孔18と軸ピン20が直線状となった状態で、同図一点鎖線に示すようにガイド部27eに沿って機構板5を下方に摺動し、ヒンジ部材21,21の軸ピン20を上方から軸孔18に嵌挿することで、ヒンジ部材19,19の軸受板23,23にヒンジ部材21,21の軸受板23,23が支持されて機構板5を遊技盤4裏面に開閉自在に装着することができる。
【0034】
また、この実施の形態においても、前記実施の形態と同様に少なくとも上下どちらか一方のヒンジ部材19の軸受板23の一部を延出して、軸ピン20が載置する軸支持部23aを設けるのが好ましく、機構板5の装着に際し、ヒンジ部材19の軸支持部23aに、該ヒンジ部材19に対応する機構板5のヒンジ部材21の軸ピン20をまず載置させ、それを軸として他方のヒンジ部材21の軸受板23をガイド部27eに当接させて位置決めし、次に軸支持部23aに載置した軸ピン20を軸支持部23aに沿って押し、ヒンジ部材21の軸受板23をガイド部27eに当接させ、ヒンジ部材21,21の軸ピン20を軸孔18に嵌挿するようにすると、機構板5が安定して装着しやすい。
【0035】
図23ないし図25はガイド部のさらに他の実施の形態を示すもので、図23に示すようにガイド部27fは、機構板5のヒンジ部材21の下方に軸方向に設けられた突条34と、ヒンジ部材19の軸受板23に設けた凹欠き35とにより構成される。該突条34および凹欠き35は、突条34を凹欠き35に合致させると、軸孔18と軸ピン20が直線状となる大きさが選ばれる。
【0036】
このように構成されたガイド部27fは、図24に示すように機構板5に設けた突条34を、遊技盤取付枠3の一側上下に固着したヒンジ部材19,19の軸受板23の凹欠き35に当てがい、図25に示すように軸孔18と軸ピン20が直線状となった状態で、同図鎖線に示すように突条34を凹欠き35に合致した状態で機構板5を下方に摺動し、ヒンジ部材21,21の軸ピン20を上方から軸孔18に嵌挿することで、ヒンジ部材19,19の軸受板23,23にヒンジ部材21,21の軸受板23,23が支持されて、機構板5を遊技盤4裏面に開閉自在に装着することができる。
【0037】
また、この実施の形態においても、前記実施の形態と同様に少なくとも上下どちらか一方のヒンジ部材19の軸受板23の凹欠き35と軸孔18の間に、軸ピン20が載置する軸支持部23aを設けるのが好ましく、機構板5の装着に際し、ヒンジ部材19の軸支持部23aに、該ヒンジ部材19に対応する機構板5のヒンジ部材21の軸ピン20をまず載置させ、それを軸として機構板5に設けた突条34を、遊技盤取付枠3に固着した他方のヒンジ部材19の軸受板23の凹欠き35に当てがい位置決めし、次に軸支持部23aに載置した軸ピン20を軸支持部23aに沿って押し、突条34を凹欠き35に当接させ、ヒンジ部材21,21の軸ピン20を軸孔18に嵌挿するようにすると、機構板5が安定して装着しやすくなる。
【0038】
なお、上記したそれぞれの実施の形態において、ヒンジ部材19とヒンジ部材21を着け変えて、軸孔18を上方から軸ピン20に嵌めるようにしても、ガイド部27,27a〜fを同じ様に設けることが可能である。
【0039】
【発明の効果】
以上に述べたように本発明に係わるパチンコ機は、機構板を装着するヒンジ具の軸ピンと軸孔との位置合わせが簡単にできるガイド部を設けることにより、機構板の装着が簡単に短時間で行うことができる。また、軸ピンを仮載せする軸支持部を設けることにより、機構板の装着がよりスムーズにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の裏面図である。
【図2】機構板を開放した状態のパチンコ機の斜視図である。
【図3】機構板を取り外した状態の要部斜視図である。
【図4】ヒンジ具部分の要部分解斜視図である。
【図5】ヒンジ具部分の要部平面図である。
【図6】ヒンジ具部分の要部断面図である。
【図7】ヒンジ部材の斜視図である。
【図8】機構板の装着を示す側断面図である。
【図9】他の実施の形態のヒンジ具部分の分解斜視図である。
【図10】図9のヒンジ具部分の要部平面図である。
【図11】図9のヒンジ具部分の要部断面図である。
【図12】他の実施の形態のヒンジ具部分の分解斜視図である。
【図13】図12のヒンジ具部分の要部平面図である。
【図14】図12のヒンジ具部分の要部断面図である。
【図15】他の実施の形態のヒンジ具部分の分解斜視図である。
【図16】図15のヒンジ具部分の要部平面図である。
【図17】図15のヒンジ具部分の要部断面図である。
【図18】ヒンジ部材の斜視図である。
【図19】ヒンジ部材の断面図である。
【図20】他の実施の形態のヒンジ具部分の分解斜視図である。
【図21】図20のヒンジ具部分の要部平面図である。
【図22】図20のヒンジ具部分の要部断面図である。
【図23】他の実施の形態のヒンジ具部分の分解斜視図である。
【図24】図23のヒンジ具部分の要部平面図である。
【図25】図23のヒンジ具部分の要部断面図である。
【符号の説明】
2 前面枠
4 遊技盤
5 機構板
6 ヒンジ具
18 軸孔
19 ヒンジ部材
20 軸ピン
21 ヒンジ部材
23 軸受板
23a 軸支持部
27,27a〜27f ガイド部

Claims (4)

  1. 前面枠の一側に突出させ先端よりの位置に軸孔が開設された第1のヒンジ部材と、機構板の一側に突出させ先端よりの位置に下向きの軸ピンが設けられた第2のヒンジ部材とを有し、前記第2のヒンジ部材の軸ピンを前記第1のヒンジ部材の軸孔に挿通することにより前記機構板を前記前面枠の裏面側に回動自在に装着してなるパチンコ機において、
    前記第1のヒンジ部材の側方に位置して該第1のヒンジ部材に対し上方に垂直状の板状部を設けると共に、前記第2のヒンジ部材の側方に位置して該第2のヒンジ部材に対して下方に垂直状の板状部を設け、
    前記機構板を前記前面枠に装着するにあたり、前記第2のヒンジ部材の先端を前記第1のヒンジ部材の側方に設けられた板状部に接触させると共に、前記第1のヒンジ部材の先端を前記第2のヒンジ部材の側方に設けられた板状部に接触させると、前記第1のヒンジ部材の軸孔と前記第2のヒンジ部材の軸ピンとが直線状になるような位置関係になっていることを特徴とするパチンコ機。
  2. 前面枠の一側に突出させ先端よりの位置に上向きの軸ピンが設けられた第1のヒンジ部材と、機構板の一側に突出させ先端よりの位置に軸孔が開設された第2のヒンジ部材とを有し、前記第1のヒンジ部材の軸ピンを前記第2のヒンジ部材の軸孔に挿通することにより前記機構板を前記前面枠の裏面側に回動自在に装着してなるパチンコ機において、
    前記第1のヒンジ部材の側方に位置して該第1のヒンジ部材に対し上方に垂直状の板状部を設けると共に、前記第2のヒンジ部材の側方に位置して該第2のヒンジ部材に対して下方に垂直状の板状部を設け、
    前記機構板を前記前面枠に装着するにあたり、前記第2のヒンジ部材の先端を前記第1のヒンジ部材の側方に設けられた板状部に接触させると共に、前記第1のヒンジ部材の先端を前記第2のヒンジ部材の側方に設けられた板状部に接触させると、前記第1のヒンジ部材の軸ピンと前記第2のヒンジ部材の軸孔とが直線状になるような位置関係になっていることを特徴とするパチンコ機。
  3. 前面枠の一側に突出させ先端よりの位置に軸孔が開設された第1のヒンジ部材と、機構板の一側に突出させ先端よりの位置に下向きの軸ピンが設けられた第2のヒンジ部材とを有し、前記第2のヒンジ部材の軸ピンを前記第1のヒンジ部材の軸孔に挿通することにより前記機構板を前記前面枠の裏面側に回動自在に装着してなるパチンコ機において、
    前記第1のヒンジ部材の側方と先端に板状部を上方へ垂直状に設けて該第1のヒンジ部材の側方から先端に回り込むようにL字型のガイド部を配設し、
    前記機構板を前記前面枠に装着するにあたり、前記第2のヒンジ部材の先端及び側方を前記第1のヒンジ部材のガイド部に内側から接触させると、前記軸孔と前記軸ピンとが直線状になるような位置関係になっていることを特徴とするパチンコ機。
  4. 前面枠の一側に突出させ先端よりの位置に上向きの軸ピンが設けられた第1のヒンジ部材と、機構板の一側に突出させ先端よりの位置に軸孔が開設された第2のヒンジ部材とを有し、前記第1のヒンジ部材の軸ピンを前記第2のヒンジ部材の軸孔に挿通することにより前記機構板を前記前面枠の裏面側に回動自在に装着してなるパチンコ機において、
    前記第1のヒンジ部材の側方と先端に板状部を上方へ垂直状に設けて該第1のヒンジ部材の側方から先端に回り込むようにL字型のガイド部を配設し、
    前記機構板を前記前面枠に装着するにあたり、前記第2のヒンジ部材の先端及び側方を前記第1のヒンジ部材のガイド部に内側から接触させると、前記軸孔と前記軸ピンとが直線状になるような位置関係になっていることを特徴とするパチンコ機。
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