JP2001196771A - 電子機器の棚板装置 - Google Patents

電子機器の棚板装置

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JP2001196771A
JP2001196771A JP2000005839A JP2000005839A JP2001196771A JP 2001196771 A JP2001196771 A JP 2001196771A JP 2000005839 A JP2000005839 A JP 2000005839A JP 2000005839 A JP2000005839 A JP 2000005839A JP 2001196771 A JP2001196771 A JP 2001196771A
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screw hole
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JP2000005839A
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Isao Saimei
勲 西明
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユニットパネルに設けられたシールド部材の
スプリング効果により、ユニットパネルに取付けられた
固着具と棚板に形成されたねじ孔の位置がずれないよう
にして、容易に棚板にユニットパネルを固定するように
した。 【解決手段】 電子機器の筐体1内に設けられた棚板1
b間に、複数のプリント基板3を挿脱自在に実装し、か
つプリント基板3の端部に設けられたユニットパネル4
を固着具6により棚板1bに固定することにより、各プ
リント基板3のユニットパネル4で筐体1の開口部1a
を閉鎖する場合、パネルユニット4と棚板1bの間に、
ユニットパネル4に取付けられた固着具6と、棚板1b
に形成されたねじ孔1cを位置決めする位置決め手段7
を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はプリント基板をブ
ックシェル式に実装する電話交換機を初めとする電子機
器の棚板装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種電子機器棚板装置は、ブックシェ
ル型筐体を備えていて、この筐体内に複数のプリント基
板やユニット基板(以下、両名を総称して「プリント基
板」という。)を挿脱自在に実装するようにしている。
【0003】そして、従来、プリント基板を実装するブ
ックシェル型筐体の棚板装置としては、図13及び図1
4に示すものが知られている。
【0004】従来の棚板装置は、前面が開口した筐体a
を有していて、この筐体a内の上下部に棚板b、bが設
け棚板bbの上又は下面に複数のガイドレールcが左右
方向に間隔を存して互いに平行するよう付設されてお
り、これらガイドレールcにプリント基板dの上下縁を
筐体aの開口側より嵌挿するようになっている。
【0005】筐体aの奥には、各ガイドレールc毎にコ
ネクタeに設けられたマザーボードfが設けられてい
て、マザーボードfのコネクタeにプリント基板d側に
設けられたコネクタgを圧入することにより、マザーボ
ードfとプリント基板dが電気的に接続されるようにな
っていると共に、プリント基板dのコネクタg近傍に
は、マザーボードfへ向けてガイドピンhが突設されて
いて、このガイドピンhをマザーボードf側に開口され
たガイド孔iへ挿入することにより、ガイドレールcに
沿って挿入されたプリント基板dの位置を強制的に修正
して、マザーボードfのコネクタeにプリント基板dの
コネクタgを正しく嵌合できるようになっている。
【0006】一方筐体a内に実装されたプリント基板d
の手前側の端部には、ユニットパネルjが設けられてい
る。
【0007】ユニットパネルjは金属板より形成されて
いて、筐体aの内へ複数のプリント基板dを実装した
際、筐体aの開口部kを閉鎖して、プリント基板dなど
から発生する電磁波などの不要輻射が外部へ漏洩するの
を防止するシールド機能を有しており、これらユニット
パネルjの一方の側面には、隣接するユニットパネルj
に圧接するシールド部材mが設けられている。
【0008】シールド部材mは板ばねなどにより形成さ
れていて、図14に示すように隣接するユニットパネル
jの側面に圧接されるようになっていると共に、ユニッ
トパネルjの上下端部には、取付け孔nが形成されてい
て、この取付け孔nより挿入したつまみねじよりなる固
着具oを棚板bの前面に形成されたねじ孔pに螺挿する
ことにより、棚板bに対してユニットパネルjを固定す
るようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の電子機器の
棚板装置では、筐体a内へ複数のプリント基板cを実装
すると、ユニットパネルjの側面に設けられたシールド
部材mが隣接するユニットパネルjに圧接されて、シー
ルド部材mのスプリング効果によりプリント基板dにガ
イドレールcと直角な方向に応力が発生する。
【0010】その結果ユニットパネルjの上下端に設け
られた固着具oと、棚板bの前面に形成されたねじ孔p
間に図14に示すようなずれLが発生して、固着具oを
ねじ孔pに螺挿しにくくさせている上、固着具oを無理
にねじ孔pへ挿入しなければならず、ねじ孔pに負担が
かかってしまう。
【0011】また固着具oとねじ孔pの位置を合わせる
ため、シールド部材mの弾性力に抗してユニットパネル
jを手などで移動させながら、固着具oをねじ孔pへ螺
挿しなければならないため、ユニットパネルjを棚板b
へ取付けるのに時間がかかって作業効率が落ちてしま
う。
【0012】そこでこの発明は、プリント基板に設けら
れたユニットパネルを棚板に容易に取付けることができ
る電子機器の棚板装置を提供することを目的とするもの
である。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明の電子機器の棚
板装置は、電子機器の筐体内に互いに離間して設けられ
た一対の棚板と、この棚板間に挿脱自在に実装した複数
のプリント基板と、このプリント基板の端部にそれぞれ
設けられたユニットパネルと、このユニットパネルを前
記棚板に固定する固着具とを有して、前記ユニットパネ
ルで筐体の開口部を閉鎖するようにした電子機器の棚板
装置において、前記固着具を、棚板に対して位置決めす
る位置決め手段を設けたものである。
【0014】前記構成により、プリント基板を筐体内へ
実装すると、位置決め手段により固着具が、棚板に対し
て位置決めされて両者のずれが許容値内となるため、固
着具を容易に棚板に装着することができ、これによって
ユニットパネルの取付けが短時間で容易に行えると共
に、固着具を無理に棚板に装着する必要もないので、棚
板の装着部の破損を未然に防止することもできる。
【0015】この発明の電子機器の棚板装置は、位置決
め手段を、棚板より突設され、かつ先端側を前記ユニッ
トパネルの内側面に当接させることにより、固着具とね
じ孔の位置決めを行う位置決めピンより構成したもので
ある。
【0016】前記構成により、各棚板間にプリント基板
を実装すると、位置決めピンの先端側がユニットパネル
に設けられたボス部の外周面に当接して、固着具と棚板
に形成されたねじ孔のずれが修正されるため、シールド
部材の弾性力に抗してユニットパネルを移動させながら
固着具をねじ孔へ螺挿する必要がなく、これによってユ
ニットパネルの取付け作業が能率よく行えるようにな
る。
【0017】この発明の電子機器の棚板装置は、位置決
め手段を棚板より突設され、かつ先端側を前記ユニット
パネルに設けられたボス部の外周面に当接させることに
より、固着具とねじ孔の位置決めを行う位置決めピンよ
り構成したものである。
【0018】前記構成により、各棚板間にプリント基板
を実装すると、位置決めピンの先端側が、ユニットパネ
ルに設けられたボス部の外周面に当接して、固着具と棚
板に形成されたねじ孔のずれが修正されるため、シール
ド部材の弾性力に抗してユニットパネルを移動させなが
ら固着具をねじ孔へ螺挿する必要がなく、これによって
ユニットパネルの取付け作業が能率よく行えるようにな
る。
【0019】この発明の電子機器の棚板装置は、位置決
め手段を棚板より突設され、かつ先端側を前記ユニット
パネルに開口された位置決め孔に嵌挿することにより、
固着具とねじ孔の位置決めを行う位置決めピンより構成
したものである。
【0020】前記構成により、各棚板間にプリント基板
を実装すると、棚板より突設された位置決めピンの先端
側が、ユニットパネルに開口された位置決め孔に嵌挿さ
れて、ユニットパネルに取付けられた固着具と、棚板に
形成されたねじ孔のずれが修正されるため、シールド部
材の弾性力に抗してユニットパネルを移動させながら固
着具をねじ孔へ螺挿する必要がなく、これによってユニ
ットパネルの取付け作業が能率よく行えるようになる。
【0021】この発明の電子機器の棚板装置は、位置決
め手段を、棚板より突設され、かつ先端面にテーパ孔を
有する位置決めホルダと、ユニットパネルの内面より突
設され、かつ先端部を前記位置決めホルダのテーパ孔へ
挿入することにより、固着具とねじ孔の位置決めを行う
位置決めピンより構成したものである。
【0022】前記構成により、各棚板間にプリント基板
を実装すると、棚板より突設された位置決めホルダのテ
ーパ孔に、ユニットパネルの内面より突設された位置決
めピンの先端が嵌挿されて、ユニットパネルに取付けら
れた固着具と、棚板に形成されたねじ孔のずれが修正さ
れるため、シールド部材の弾性力に抗してユニットパネ
ルを移動させながら固着具をねじ孔へ螺挿する必要がな
く、これによってユニットパネルの取付け作業が能率よ
く行えるようになる。
【0023】この発明の電子機器の棚板装置は、位置決
め手段を、ユニットパネルの内面より突設され、かつ先
端部を棚板に開口された位置決め孔へ嵌挿することによ
り、固着具とねじ孔の位置決めを行う位置決めピンより
構成したものである。
【0024】前記構成により、各棚板間にプリント基板
を実装すると、ユニットパネルの内面より突設された位
置決めピンの先端側が、棚板に開口された位置決め孔に
嵌挿されて、ユニットパネルに取付けられた固着具と、
棚板に形成されたねじ孔のずれが修正されるため、シー
ルド部材の弾性力に抗してユニットパネルを移動させな
がら固着具をねじ孔へ螺挿する必要がなく、これによっ
てユニットパネルの取付け作業が能率よく行えるように
なる。
【0025】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図1及び
図2に示す図面を参照して詳述する。
【0026】図1は電子機器の筐体1の一部を示す斜視
図で、筐体1は前面に開口部1aを有しており、筐体1
内の上部と下部に設けられた棚板1b、1bの上面又は
下面には、複数のガイドレール2がそれぞれ左右方向に
間隔を存して互いに平行するよう付設されている。
【0027】ガイドレール2は、筐体1の開口部1aよ
り挿入されたプリント基板3の上下縁をそれぞれ嵌合し
て、筐体1の奥に設けられたマザーボード(図示せず)
へとガイドするもので、上又は下に対向する面が開放す
るチャンネル状に形成されており、両端にはガイド溝2
a内にプリント基板3の上下縁の挿入を容易にするテー
パ溝2bが形成されている。
【0028】前記プリント基板3の挿入側端部には、マ
ザーボード側のコネクタに嵌合するコネクタ(ともに図
示せず)が設けられていると共に、反対側の端部には金
属板により形成された上下方向に細長い短冊状のユニッ
トパネル4が固着されている。
【0029】ユニットパネル4は、複数のプリント基板
3を筐体1内へ実装した際、筐体1の開口部1aを閉鎖
して、プリント基板3などから発生される電磁波などの
不要輻射が外部へ漏洩するのを防止するシールド機能を
有しており、ユニットパネル4の一方の側面には板ばね
などにより形成されたシールド部材5が上下方向に間隔
を存して複数個設けられている。
【0030】シールド部材5は、複数のプリント基板3
を筐体1内へ実装した際、隣接するユニットパネル4の
側面に圧接されて、ユニットパネル4間の隙間より不要
輻射が漏洩するのを防止すると共に、ユニットパネル4
の上下端には取付け孔4aが形成されている。
【0031】取付孔4aは、ユニットパネル4の内側に
固着されたボス部4bを貫通するよう形成されていて、
内周面にタップが形成されていると共に、これら取付け
孔4aにつまみねじよりなる固着具6の小径部6bが嵌
挿されている。
【0032】固着具6は頭部6aがつまみとなってい
て、指などで回転できるようになっており、首部にはね
じ部6cの谷部とほぼ同径の小径部6bが形成されてい
て、ねじ部6cより前記取付け孔4aに螺挿した固着具
6の小径部6bを取付け孔4a内に位置させることによ
り、固着具6がユニットパネル4より脱落しないように
なっている。
【0033】一方筐体1の上部及び下部に設けられた棚
板1bの前面には、前記ユニットパネル4の取付け孔4
aに予め取付けられた固着具6のねじ部6cを螺挿する
ねじ孔1cが各ガイドレール2毎に設けられていると共
に、これらねじ孔1cの近傍には、各ねじ孔1c毎に位
置決め手段7が設けられている。
【0034】位置決め手段7は、筐体1内に実装された
プリント基板3のユニットパネル4に設けられたシール
ド部材5が、隣接するユニットパネル4に圧接されて、
シールド部材5のスプリング効果によりプリント基板3
にガイドレール2と直交する方向に応力が発生しても、
ユニットパネル4に設けられた固着具6の中心と棚板1
b前面に設けられたねじ孔1cの中心のずれLが図2に
示す許容値内となるようにユニットパネル4を位置決め
するもので、棚板1bの前面より水平に突設された位置
決めピン7aよりなる。
【0035】位置決めピン7aは先端部にテーパ部7b
を有していて、筐体1内にプリント基板3を実装した際
ユニットパネル4の内側面に図2に示すように当接する
ことにより、ユニットパネル4に設けられた固着具6の
中心と、棚板1bに形成されたねじ孔1cの中心のずれ
Lが許容値内となるよう両者を位置決めするようになっ
ている。
【0036】次に前記構成された電子機器の棚板装置の
作用を説明する。
【0037】プリント基板3を筐体1内へ実装するに当
たっては、まず筐体1の開口部1aよりプリント基板3
の一端を挿入して、上下縁をガイドレール2にガイドさ
せながら実装する。
【0038】プリント基板3のほとんどが棚板1b間に
挿入されると、棚板1bより突設された位置決めピン7
aの先端がユニットパネル4の内側面に当接して、ユニ
ットパネル4に設けられた固着具6の中心と、棚板1b
に形成されたねじ孔1cの中心のずれLが許容値内とな
るよう位置決めされるので、固着具6のねじ部6bを棚
板1bのねじ孔1cへ容易に螺挿することができると共
に、固着具6を締め付けることにより、棚板1bに対し
てユニットパネル4を固定することができる。
【0039】また筐体1内へ複数のプリント基板3を実
装する際には、前記操作を繰返せばよく、複数のプリン
ト基板3が実装された筐体1の開口部1aは、各プリン
ト基板3に設けられたユニットパネル4で閉鎖されるた
め、プリント基板3などから発生した不要輻射が筐体1
外へ漏洩するのを防止できるようになる。
【0040】一方図3ないし図12は前記位置決め手段
7の変形例を示すもので、次にこれらを説明する。
【0041】なお前記実施の形態と同一部分は、同一符
号を付してその説明は省略する。
【0042】図3及び図4に示す変形例は、棚板1bの
前面より突設した位置決めピン7aを、ユニットパネル
4の上下端側内面に固着されたボス部4bの外周面に当
接させることにより、ユニットパネル4に設けられた固
着具6の中心と、棚板1bに形成されたねじ孔1cの中
心のずれLが許容値内になるように両者の位置決めを行
うようにしたもので、これによってユニットパネル4に
設けられた固着具6のねじ部6cを棚板1bのねじ孔1
cに容易に螺挿することができるため、棚板1bにユニ
ットパネル4を容易かつ短時間で固定することができる
ようになる。
【0043】図5及び図6に示す変形例は、棚板1bの
前面より突設した位置決めピン7aを、ユニットパネル
4に開口した位置決め孔7cに嵌挿することにより、ユ
ニットパネル4に設けられた固着具6の中心と、棚板1
bに形成されたねじ孔1cの中心のずれLが許容値内と
なるように両者の位置決めを行うようにしたもので、こ
れによってユニットパネル4に設けられた固着具6のね
じ部6cを棚板1bのねじ孔1cに容易に螺挿すること
ができるため、棚板1bにユニットパネル4を容易かつ
短時間で固定することができるようになる。
【0044】図7及び図8に示す変形例は、棚板1bの
前面に位置決めホルダ7dを突設して、これら位置決め
ホルダ7dの先端部に開口されたテーパ孔7eに、ユニ
ットパネル4の上下部内面より突設した位置決めピン7
aの先端側テーパ部7bを嵌挿することにより、ユニッ
トパネル4に設けられた固着具6の中心と、棚板1bに
形成されたねじ孔1cの中心のずれLが許容値内となる
ように両者の位置決めを行うようにしたもので、これに
よってユニットパネル4に設けられ固着具6のねじ部6
cを棚板1bのねじ孔1cに容易に螺挿することができ
るため、棚板1bにユニットパネル4を容易かつ短時間
で固定することができるようになる。
【0045】図9及び図10に示す変形例は、棚板1b
の前面に位置決め孔7cを開口して、これら位置決め孔
7cに、ユニットパネル4の上下部内面より突設した位
置決めピン7aの先端を嵌挿することにより、ユニット
パネル4に設けられた固着具6の中心と、棚板1bに形
成されたねじ孔1cの中心のずれLが許容値内となるよ
うに両者の位置決めを行うようにしたもので、これによ
ってユニットパネル4に設けられ固着具6のねじ部6c
を棚板1bのねじ孔1cに容易に螺挿することができる
ため、棚板1bにユニットパネル4を容易かつ短時間で
固定することができるようになる。
【0046】図11及び図12に示す変形例は、棚板1
bの前面より突設した位置決めピン7aを、ユニットパ
ネル4の内側に設けた位置決めホルダ7fの位置決め孔
7cに嵌挿することにより、ユニットパネル4に設けら
れた固着具6の中心と、棚板1bに形成されたねじ孔1
cの中心のずれLが許容値内となるように両者の位置決
めを行うようにしたもので、これによってユニットパネ
ル4に設けられ固着具6のねじ部6cを棚板1bのねじ
孔1cに容易に螺挿することができるため、棚板1bに
ユニットパネル4を容易かつ短時間で固定することがで
きるようになる。
【0047】
【発明の効果】この発明は以上詳述したように、筐体内
の棚板間に実装するプリント基板に設けられたユニット
パネルと、前記棚板の間に、ユニットパネルに取付けら
れた固着具と、棚板に形成されたねじ孔を位置決めする
位置決め手段を設けたことから、プリント基板を筐体内
へ実装すると、位置決め手段によりユニットパネルに形
成されたねじ孔が位置決めされて両者のずれが許容値内
となるため、固着具をねじ孔に容易に螺挿することがで
き、これによってユニットパネルの取付けが短時間で容
易に行えると共に、固着具を無理にねじ孔へ挿入する必
要もないので、ねじ孔の破損を未然に防止することもで
きる。
【0048】また棚板間にプリント基板を挿入しただけ
で、位置決め手段によりユニットパネルに取付けられた
固着具と、棚板に形成されたねじ孔のずれが修正される
ため、シールド部材の弾性力に抗してユニットパネルを
移動させながら固着具をねじ孔へ螺挿する必要がなく、
これによってユニットパネルの取付け作業が能率よく行
えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態になる電子機器の棚板装
置を示す分解斜視図
【図2】この発明の実施の形態になる電子機器の棚板装
置に設けられた位置決め手段の平面図
【図3】この発明の実施の形態になる電子機器の棚板装
置に設けられた位置決め手段の変形例を示す分解斜視図
【図4】この発明の実施の形態になる電子機器の棚板装
置に設けられた位置決め手段の変形例を示す平面図
【図5】この発明の実施の形態になる電子機器の棚板装
置に設けられた位置決め手段の変形例を示す分解斜視図
【図6】この発明の実施の形態になる電子機器の棚板装
置に設けられた位置決め手段の変形例を示す平面図
【図7】この発明の実施の形態になる電子機器の棚板装
置に設けられた位置決め手段の変形例を示す分解斜視図
【図8】この発明の実施の形態になる電子機器の棚板装
置に設けられた位置決め手段の変形例を示す平面図
【図9】この発明の実施の形態になる電子機器の棚板装
置に設けられた位置決め手段の変形例を示す分解斜視図
【図10】この発明の実施の形態になる電子機器の棚板
装置に設けられた位置決め手段の変形例を示す平面図
【図11】この発明の実施の形態になる電子機器の棚板
装置に設けられた位置決め手段の変形例を示す分解斜視
【図12】この発明の実施の形態になる電子機器の棚板
装置に設けられた位置決め手段の変形例を示す平面図
【図13】従来の電子機器の棚板装置を示す分解斜視図
【図14】従来の電子機器の棚板装置を構成するユニッ
トパネル部分の平面図 1 筐体 1a 開口部 1b 棚板 1c ねじ孔 2 ガイドレール 2a ガイド溝 2b テーパ溝 3 プリント基板 4 ユニットパネル 4a 取付け孔 4b ボス部 5 シールド部材 6 固着具 6a 頭部 6b 小径部 6c ねじ部 7 位置決め手段 7a 位置決めピン 7b テーパ部 7c 位置決め孔 7d 位置決めホルダ 7e テーパ孔 7f 位置決めホルダ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器の筐体内に設けられた一対の棚
    板と、この棚板間に挿脱自在に実装した複数のプリント
    基板と、このプリント基板の端部に設けられたユニット
    パネルと、このユニットパネル前記棚板に固定する固着
    具とを有して、前記ユニットパネルで筐体の開口部を閉
    鎖するようにした電子機器の棚板装置において、前記ユ
    ニットパネルと棚板の間に、前記固着具を棚板に対して
    位置決めする位置決め手段を設けたことを特徴とする電
    子機器の棚板装置。
  2. 【請求項2】 位置決め手段を、棚板より突設され、か
    つ先端側をユニットパネルの内側面に当接させることに
    より、固着具とねじ孔の位置決めを行う位置決めピンよ
    り構成してなる請求項1記載の電子機器の棚板装置。
  3. 【請求項3】 位置決め手段を、棚板より突設され、か
    つ先端側をユニットパネルに設けられたボス部の外周面
    に当接させることにより、固着具とねじ孔の位置決めを
    行う位置決めピンより構成してなる請求項1記載の電子
    機器の棚板装置。
  4. 【請求項4】 位置決め手段を、棚板より突設され、か
    つ先端側をユニットパネルに開口された位置決め孔に嵌
    挿することにより、固着具とねじ孔の位置決めを行う位
    置決めピンより構成してなる請求項1記載の電子機器の
    棚板装置。
  5. 【請求項5】 位置決め手段を、棚板より突設され、か
    つ先端面にテーパ孔を有する位置決めホルダと、ユニッ
    トパネルの内面より突設され、かつ先端部を前記位置決
    めホルダのテーパ孔へ挿入することにより、固着具とね
    じ孔の位置決めを行う位置決めピンより構成してなる請
    求項1記載の電子機器の棚板装置。
  6. 【請求項6】 位置決め手段を、ユニットパネルの内面
    より突設され、かつ先端部を棚板に開口された位置決め
    孔へ嵌挿することにより、固着具とねじ孔の位置決めを
    行う位置決めピンより構成してなる請求項1記載の電子
    機器の棚板装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006162363A (ja) * 2004-12-06 2006-06-22 Seiko Epson Corp 位置決め装置および周波数温度特性検査機
KR101948448B1 (ko) 2014-08-01 2019-02-14 리탈 게엠베하 운트 코.카게 캐비넷 시스템
JP2019046433A (ja) * 2017-09-05 2019-03-22 廣達電腦股▲ふん▼有限公司 サーバ装置及びその取付方法

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