JPH1056773A - 電源ユニット - Google Patents

電源ユニット

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JPH1056773A
JPH1056773A JP21002996A JP21002996A JPH1056773A JP H1056773 A JPH1056773 A JP H1056773A JP 21002996 A JP21002996 A JP 21002996A JP 21002996 A JP21002996 A JP 21002996A JP H1056773 A JPH1056773 A JP H1056773A
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JP
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power supply
motherboard
board
supply board
supply unit
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JP21002996A
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Masateru Miyakoshi
正照 宮越
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源ユニットのバックボードへの取り付け時
に出力コネクタが容易にバックボードの入力コネクタに
嵌合でき、電源ボードの交換時に放熱フィンを取り外す
必要のない電源ユニットを提供する。 【解決手段】 放熱フィン部12aが電源用マザーボー
ド部12bと一体として形成されている。従ってDC/
DCコンバータモジュール13が、放熱フィン兼用電源
用マザーボード12に放熱のために直接密着されてい
る。密着の方法としては、放熱フィン兼用電源用マザー
ボード12に両端をビス止めされた1個の共通の圧接バ
ー15が用いられ、モジュール圧接用スペーサ18を介
して各DC/DCコンバータモジュール13の中央部近
傍を点接触に近い状態で押圧している。電源ボード11
はガイドピン16bより径の大きいガイド孔16aで位
置決めされ、固定ビス17bで、一点で回転可能に固定
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は装置に電源を供給す
る電源ユニットに関し、特に薄型モジュール電源を採用
した電源ボードの電源ユニットへの搭載構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来用いられていたこの種の電源ユニッ
トは、一般に図5にて示す構成のものが採用されてい
た。図5は従来の装置搭載用電源ユニットの外形図であ
り、(a)は正面斜視図、(b)はバックボードに装着
した状態の側面図、(c)はバックボードに装着前の下
面図であり、図中符号50は電源ユニット、51は電源
ボード、52は放熱フィン、53はDC/DCコンバー
タモジュール、54は出力コネクタ、55は電源用マザ
ーボード、56はバックボード、57は入力コネクタ、
58はボードガイドである。
【0003】例えばICテスタのような大型のメインフ
レームの電源の供給方法はAC/DCとDC/DCとを
分離する分散型給電方式が採用されている。図5に示さ
れているのはDC/DCコンバータ部の異種電圧を混在
させた大電力供給用電源ユニットである。
【0004】所要数のDC/DCコンバータモジュール
53を搭載した電源ボード51が、複数並列に電源用マ
ザーボード55上に電源用マザーボード55と間隔を置
いてビス止めで固定されており、DC/DCコンバータ
モジュール53の電源ボード51側と反対面には電源用
マザーボード55単位で共通の放熱フィン52が密着さ
れており、電源ボード51上に配設されDC/DCコン
バータモジュール53と接続されており高電流を流すこ
とのできる出力コネクタ54は、ボードガイド58によ
りガイドされた電源用マザーボード55の位置決めによ
る電源ユニット50の縦並びの挿入によって、バックボ
ード56の入力コネクタ57と嵌合する。
【0005】異種電圧のDC/DCコンバータモジュー
ル53を所定のバックボード56の入力コネクタ57と
接続するために、図5に示すように電源用マザーボード
55上に複数の電源ボード51が搭載された構造となっ
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の構造で
は、電源ボード51が電源用マザーボード55にビス止
めで固定されているので、電源ボード51に固定された
出力コネクタ54の相互の位置関係は固定され、バック
ボード56の入力コネクタ57と位置精度にずれを生じ
たときに、図5に見られるような5個の多極コネクタを
同時に嵌合することが困難になるという問題点があっ
た。コネクタには位置ずれを吸収するタイプ(ガイド機
構を持ち、嵌合部が可動なタイプ)があるが、高価で形
状も大きくなるので、低コスト、高密度実装の要求され
るこの種の用途には採用が難しい。
【0007】また、従来の構造では放熱フィン52が電
源ボード51と反対面に、電源用マザーボード55単位
で共通に設けられているので、電源ボード51は大型の
放熱フィン52を取り外さないと交換できないという保
守上の問題点があった。
【0008】本発明の目的は、電源ユニットのバックボ
ードへの取り付け時に出力コネクタが容易にバックボー
ドの入力コネクタに嵌合でき、電源ボードの交換時に放
熱フィンを取り外す必要のない電源ユニットを提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の電源ユニット
は、DC/DCコンバータモジュールと出力コネクタと
を係着した電源ボードと、DC/DCコンバータモジュ
ールを冷却するための放熱フィンと、複数の電源ボード
を係着する電源用マザーボードとを備え、出力コネクタ
がバックボードに固定された入力コネクタと直接嵌合す
る、薄型モジュール電源を搭載した電源ユニットにおい
て、放熱フィンが電源用マザーボードと一体に形成さ
れ、DC/DCコンバータモジュールが一体化された電
源用マザーボードに圧接されている。
【0010】DC/DCコンバータモジュールの、一体
化された電源用マザーボードへの圧接が、DC/DCコ
ンバータモジュールの係着された電源ボードの係着面の
裏側中央近傍への、弾性を持った部材による押圧により
行なわれてもよく、DC/DCコンバータモジュールが
係着された電源ボードが、出力コネクタの係着位置と反
対側の端部近傍で電源用マザーボードに回転可能に位置
固定され、DC/DCコンバータモジュールの係着面の
裏側中央近傍で、両端部が電源用マザーボードに固定さ
れた弾性を有する帯状のバーにより、点接触に近い状態
でDC/DCコンバータモジュールを介して電源用マザ
ーボードに圧接されていてもよい。
【0011】また、電源用マザーボードに、該電源用マ
ザーボードに搭載される電源ボードの位置決めのための
ガイドピンが設けられ、電源ボードには、ガイドピンに
対応する位置に、ガイドピンの外径より所定の寸法大き
い内径を有するガイド穴が穿孔されてもよく、ガイドピ
ンが1枚の電源ボードに対して複数設けられ、電源ボー
ドの出力コネクタの取付部と反対側の端部近傍に設けら
れた1本のガイドピンが、電源ボードの電源用マザーボ
ードの固定用としての構造を併せて有していてもよい。
【0012】さらに、一体に形成された放熱フィンと電
源用マザーボードが、金属板製の電源用マザーボードに
放熱フィンを接合して形成されていてもよい。
【0013】本発明の電源装置は、従来DC/DCコン
バータモジュールを取り付けた電源ボードを挟んで取り
付けられていた電源用マザーボードと放熱フィンを、一
体化し、電源ボードと電源用マザーボードの固定を、電
源ボードの出力コネクタと反対側に設けられた固定ビス
と、電源ボードの中央部近傍を弾性を持った部材による
点接触に近い状態での押圧により行なうので、出力コネ
クタの位置は外力により移動可能となり、挿入時にバッ
クボードの入力コネクタの位置と多少のずれがあっても
修正して接続することができる。出力コネクタと入力コ
ネクタの周縁部の上下と側面に接続時に互いに嵌合する
テーパを持った挿入ガイド機構が設けられていれば容易
に自動的に位置のずれたコネクタ同士の接続が可能とな
る。
【0014】さらに、電源ボードは出力コネクタと反対
側の端部近傍に設けられた固定ビスによる回転可能な位
置固定と、電源ボードの中央部近傍を弾性を持った部材
による点接触に近い状態での押圧をされているだけなの
で、従来のように大型の放熱フィンを取り外さなくても
容易に電源ボードの交換ができる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施
の形態の電源ユニットの説明図であり、(a)は斜視
図、(b)は側面図である。図中符号10は電源ユニッ
ト、11は電源ボード、12は放熱フィン兼用電源用マ
ザーボード、12aは放熱フィン部、12bは電源用マ
ザーボード部、13はDC/DCコンバータモジュー
ル、14ははんだ直付けタイプの出力コネクタ、15は
DC/DCコンバータモジュール13を放熱フィン12
に密着させるための圧接バー、16aは電源ボードガイ
ド穴、16bは電源マザーボード12に固設された電源
ボードガイドピン、17aは電源ボード固定用ビス穴、
17bは電源ボード固定用ビス、18はモジュール圧接
用スペーサ、19は圧接力補強用ビスである。
【0016】本発明の電源ユニット10では放熱フィン
部12aが電源用マザーボード部12bと一体として形
成され放熱フィン兼用電源用マザーボード12となって
いる。従って従来は電源用マザーボードと間隔を置いて
配置された電源ボードの反対面に取り付けられていたD
C/DCコンバータモジュール13が、放熱フィン兼用
電源用マザーボード12に放熱のために直接密着されて
おり、DC/DCコンバータモジュール13が取り付け
られた電源ボード11はDC/DCコンバータモジュー
ル13の放熱フィン兼用電源用マザーボード12側と反
対面に位置している。
【0017】密着の方法としては、放熱フィン兼用電源
用マザーボード12に両端をビス止めされた1個の共通
の圧接バー15が用いられ、モジュール圧接用スペーサ
18を介して各DC/DCコンバータモジュール13の
中央部近傍を点接触に近い状態で押圧している。圧接バ
ー15の中間部の押圧力の不足を補うため、圧接バー1
5が電源ボード11の間で圧接力補強用ビス19により
放熱フィン兼用電源用マザーボード12に固定されてい
るが、圧接バー15の圧接力が十分あれば圧接力補強用
ビス19は設けなくてもよい。また圧接バーは1個の共
通の圧接バー15でなく各電源ボードごとに設けられて
いてもよく、この場合は電源ボードの1個単位での交換
が容易になる。
【0018】DC/DCコンバータモジュール13を取
り付けた電源ボード11は、電源ボード11に設けられ
た複数の電源ボードガイド穴16aに挿入される放熱フ
ィン兼用電源用マザーボード12に立設された電源ボー
ドガイドピン16bによって位置決めされる。電源ボー
ドガイド穴16aの内径は、電源ボードガイドピン16
bの外径よりも大きく作られているので、電源ボード1
1は放熱フィン兼用電源用マザーボード12に対して穴
とピンとの余裕の範囲で相対的な移動が可能である。余
裕は出力コネクタ14の位置の修正許容範囲により決め
られる。
【0019】DC/DCコンバータモジュール13を取
り付けた電源ボード11は、出力コネクタ14取付部の
反対側に設けられた1個の電源ボード固定ビス穴17a
を貫通する電源ボード固定ピン17bによって放熱フィ
ン兼用電源用マザーボード12に固定される。
【0020】また、放熱フィン兼用電源用マザーボード
12と、DC/DCコンバータモジュール13との接触
面は、接触面の熱抵抗軽減のためサーマルコンパウンド
が塗布されている(不図示)。
【0021】以上説明したように、本発明の電源ユニッ
ト10の出力コネクタ14が一端に取り付けられた電源
ボード11は、電源ボードガイド穴16aと電源ボード
ガイドピン16bとにより変位の余裕を持って位置決め
され、放熱フィン兼用電源用マザーボード12との固定
は出力コネクタ14の取付位置とは反対側での1本の電
源ボード固定ピンによってのみ行なわれ、電源ボード1
1の中央部が弾力性のある圧接バー15により、圧接用
スペーサ18を介してほぼ点接触で押圧されており、さ
らに放熱フィン兼用電源用マザーボード12と、DC/
DCコンバータモジュール13の接触面はサーマルコン
パウンドが塗布されて摩擦抵抗が低くなっているので、
出力コネクタ14側に出力コネクタの長手方向の力が加
われば、電源ボード11は電源ボード固定ビス穴17a
を中心に電源ボードガイド穴16aの余裕の範囲で出力
コネクタ14の長手方向に回転が可能である。また、電
源ボード11は圧接用スペーサ18により押圧されてい
る位置から先の出力コネクタ14側は電源用マザーボー
ド12bと固定されておらず、片持ち梁となっているの
で電源ボード11の弾性により出力コネクタ14の幅方
向にも変位が可能である。
【0022】従って、電源ユニット10のバックボード
への装着時に、電源ユニット10の出力コネクタ14と
バックボードの入力コネクタの位置に多少の相違を生じ
たときにも、出力コネクタ14の位置が移動可能なので
位置を合わせて嵌合させることが可能である。
【0023】さらに、本発明の電源ユニット10では、
DC/DCコンバータモジュール13を取り付けた電源
ボード11が圧接バー15と電源ボード固定ビス17b
だけで放熱フィン兼用電源用マザーボード12に取り付
けられているので、従来例のように大型の放熱フィンを
取り外さなくても、容易に電源ボード11の交換がで
き、保守が容易である。
【0024】次に本発明の第2の実施の形態について説
明する。 第2の実施の形態の電源ユニットの構造は、
出力コネクタの構造以外は第1の実施の形態と同じなの
で説明を省略し、出力コネクタと出力コネクタに接続す
るバックボード側の入力コネクタとの構造について詳細
に説明する。
【0025】図2は第2の実施の形態の出力コネクタと
入力コネクタの部分拡大図であり、(a)はバックボー
ド側の入力コネクタの部分拡大斜視図、(b)は電源ボ
ード側の出力コネクタの部分拡大斜視図であり、図中2
1は出力コネクタ、22はジャック、23は上面テーパ
部、24は側面テーパ部、25は入力コネクタ、26は
プラグ、27は上面テーパ部、28は側面テーパ部であ
る。
【0026】バックボード側の入力コネクタ25のプラ
グ26を囲む周縁部の上下内面に内部に向けて開口長さ
が短くなるように上面テーパ部27が設けられ、これに
接続して両側面内部に同様に内部に向けて開口幅が狭く
なるように側面テーパ部28が設けられている。電源ボ
ード側の出力コネクタ21のジャック22を囲む周縁部
の上下には、出力コネクタ21と入力コネクタ25の嵌
合時に入力コネクタ25の上面テーパ部27と側面テー
パ部28と整合するように上面テーパ部23と側面テー
パ部24を持った突起部が形成されている。
【0027】本発明の第2の実施の形態では図2に示す
ようなテーパ部を有する挿入ガイド機構を持った出力コ
ネクタ21と入力コネクタ25を使用することによっ
て、電源ユニット10をバックボードに向けて挿入する
とテーパ部の接触摺動により、2つのコネクタの位置に
多少の相違があっても自動的に出力コネクタ21の位置
が修正されて入力コネクタ25に嵌合する。
【0028】次に本発明の第3の実施の形態について説
明する。図3は第3の実施の形態の電源ボード近傍の斜
視図であり、図中符号31は電源ボード、33はDC/
DCコンバータモジュール、34は出力コネクタ、36
aは電源ボードガイド穴、36bは電源ボードガイドピ
ン、37aは電源ボードガイド兼固定ピン、37bは電
源ボード固定ナットである。
【0029】本発明の第3の実施の形態では、第1の実
施の形態では独立に設けられていた電源ボード固定ビス
穴17aおよび電源ボード固定ビス17bが、近傍に設
けられていた電源ボードガイド穴16aおよび電源ボー
ドガイドピン16bと一体となって、電源ボードガイド
穴36a、先端にねじを有する電源ボードガイド兼固定
ピン37aおよび電源ボード固定ナット37bとなって
おり、電源ボードガイド兼固定ピン37aがガイドと固
定の役割を兼ねている。電源ボード31を電源マザーボ
ード部に位置決めすると、別な電源ボード固定ビスを用
いることなく電源ボード31を固定できる。
【0030】第3の実施の形態の電源ユニットの構造
は、電源ボードガイド穴36a、先端にねじを有する電
源ボードガイド兼固定ピン37aおよび電源ボード固定
ナット37bの構造以外は第1の実施の形態と同じなの
で説明を省略する。
【0031】次に本発明の第4の実施の形態について説
明する。図4は第4の実施の形態の放熱フィン兼用電源
用マザーボードの側面図であり、(a)は平板状のマザ
ーボードに放熱フィンが接合されている構造、(b)は
中間部が下方に湾曲した平板状のマザーボードの凹部に
放熱フィンが接合されている構造を示す。図中符号4
1、46は電源ボード、42、47は金属板製電源用マ
ザーボード、43、48は放熱フィン、44、49はD
C/DCコンバータモジュールである。
【0032】本発明の第4の実施の形態では、第1の実
施の形態では一体として形成されていた放熱フィン兼用
電源用マザーボード12が、放熱フィン43、48を金
属板製電源用マザーボード42、47に伝熱抵抗の少な
い状態で接合した構造となっている。別構造とすること
で、マザーボードはアルミ板等の金属板で形成すること
ができ、必要に応じ図4(b)のように整形することも
可能になり、コストも低減できる。
【0033】本発明の第4の実施の形態では、第1の実
施の形態では一体に形成されていた放熱フィン兼用電源
用マザーボードが、別の放熱フィンと金属板製電源用マ
ザーボードを伝熱抵抗の少ない状態で接合されている以
外は第1の実施の形態と同じなので説明を省略する。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、従来DC
/DCコンバータモジュールを取り付けた電源ボードを
挟んで取り付けられていた電源用マザーボードと放熱フ
ィンを一体化し、電源ボードと電源用マザーボードの固
定を、電源ボードの出力コネクタと反対側に設けられた
固定ビスと、電源ボードの中央部近傍を弾性を持った部
材による点接触に近い状態での押圧により行なうので、
出力コネクタの位置は外力により移動可能となり、挿入
時にバックボードの入力コネクタの位置と多少のずれが
あっても修正して接続することができるという効果があ
る。
【0035】また、出力コネクタと入力コネクタの周縁
部の上下と側面に接続時に互いに嵌合するテーパを持っ
た挿入ガイド機構が設けられていれば高価な位置ずれ修
正機能を持ったコネクタを用いなくても容易に自動的に
位置のずれたコネクタ同士を接続できる。
【0036】さらに、電源ボードは出力コネクタと反対
側の端部近傍に設けられた固定ビスによる回転可能な位
置固定と、電源ボードの中央部近傍を弾性を持った部材
による点接触に近い状態での押圧されているだけなの
で、従来のように大型の放熱フィンを取り外さなくても
容易に電源ボードの交換ができ、保守性が向上するとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の電源ユニットの説
明図である。(a)は斜視図である。(b)は側面図で
ある。
【図2】第2の実施の形態の出力コネクタと入力コネク
タの部分拡大図である。(a)はバックボード側の入力
コネクタの部分拡大斜視図である。(b)は電源ボード
側の出力コネクタの部分拡大斜視図である。
【図3】第3の実施の形態の電源ボード近傍の斜視図で
ある。
【図4】第4の実施の形態の放熱フィン兼用電源用マザ
ーボードの側面図である。(a)は平板状のマザーボー
ドに放熱フィンが接合されている構造を示す。(b)は
中間部が下方に湾曲した平板状のマザーボードの凹部に
放熱フィンが接合されている構造を示す。
【図5】従来の装置搭載用電源ユニットの外形図であ
る。(a)は正面斜視図である。(b)はバックボード
に装着した状態の側面図である。(c)はバックボード
に装着前の下面図である。
【符号の説明】
10、50 電源ユニット 11、31、41、46、51 電源ボード 12 放熱フィン兼用電源用マザーボード 12a 放熱フィン部 12b 電源用マザーボード部 13、33、44、49、53 DC/DCコンバー
タモジュール 14、21、34、54 出力コネクタ 15 圧接バー 16a、36a 電源ボードガイド穴 16b、36b 電源ボードガイドピン 17a 電源ボード固定用ビス穴 17b 電源ボード固定用ビス 18 モジュール圧接用スペーサ 19 圧接力補強用ビス 22 ジャック 23、27 上面テーパ部 24、28 側面テーパ部 25、57 入力コネクタ 26 プラグ 37a 電源ボードガイド兼固定ピン 37b 電源ボード固定ナット 42、47 金属板製電源用マザーボード 43、48、52 放熱フィン 55 電源用マザーボード 56 バックボード 58 ボードガイド

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 DC/DCコンバータモジュールと出力
    コネクタとを係着した電源ボードと、前記DC/DCコ
    ンバータモジュールを冷却するための放熱フィンと、複
    数の前記電源ボードを係着する電源用マザーボードとを
    備え、前記出力コネクタがバックボードに固定された入
    力コネクタと直接嵌合する、薄型モジュール電源を搭載
    した電源ユニットにおいて、 前記放熱フィンが前記電源用マザーボードと一体に形成
    され、前記DC/DCコンバータモジュールが一体化さ
    れた前記電源用マザーボードに圧接されていることを特
    徴とする電源ユニット。
  2. 【請求項2】 前記DC/DCコンバータモジュール
    の、一体化された前記電源用マザーボードへの圧接が、
    前記DC/DCコンバータモジュールの係着された電源
    ボードの前記係着面の裏側中央近傍への、弾性を持った
    部材による押圧により行なわれる、請求項1に記載の電
    源ユニット。
  3. 【請求項3】 前記DC/DCコンバータモジュールが
    係着された前記電源ボードが、前記出力コネクタの係着
    位置と反対側の端部近傍で前記電源用マザーボードに回
    転可能に位置固定され、前記DC/DCコンバータモジ
    ュールの係着面の裏側中央近傍で、両端部が前記電源用
    マザーボードに固定された弾性を有する帯状のバーによ
    り、点接触に近い状態で前記DC/DCコンバータモジ
    ュールを介して前記電源用マザーボードに圧接されてい
    る、請求項1または請求項2に記載の電源ユニット。
  4. 【請求項4】 前記電源用マザーボードに、該電源用マ
    ザーボードに搭載される電源ボードの位置決めのための
    ガイドピンが設けられ、前記電源ボードには、前記ガイ
    ドピンに対応する位置に、前記ガイドピンの外径より所
    定の寸法大きい内径を有するガイド穴が穿孔されてい
    る、請求項3に記載の電源ユニット。
  5. 【請求項5】 前記ガイドピンが1枚の前記電源ボード
    に対して複数設けられ、前記電源ボードの前記出力コネ
    クタの取付部と反対側の端部近傍に設けられた1本の前
    記ガイドピンが、前記電源ボードの前記電源用マザーボ
    ードの固定用としての構造を併せて有する、請求項4に
    記載の電源ユニット。
  6. 【請求項6】 一体に形成された前記放熱フィンと前記
    電源用マザーボードが、金属板製の電源用マザーボード
    に放熱フィンを接合して形成されている請求項1に記載
    の電源ユニット。
JP21002996A 1996-08-08 1996-08-08 電源ユニット Withdrawn JPH1056773A (ja)

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JP21002996A JPH1056773A (ja) 1996-08-08 1996-08-08 電源ユニット

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002315307A (ja) * 2001-04-13 2002-10-25 Sanken Electric Co Ltd 電源装置
US6813163B2 (en) 2000-08-09 2004-11-02 Murata Manufacturing Co., Ltd. Converter device
JP2011060797A (ja) * 2009-09-07 2011-03-24 Diamond Electric Mfg Co Ltd ブロック型電力モジュール及び電力変換装置

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