JPH05335762A - 基板取付用スロット装置 - Google Patents

基板取付用スロット装置

Info

Publication number
JPH05335762A
JPH05335762A JP24741092A JP24741092A JPH05335762A JP H05335762 A JPH05335762 A JP H05335762A JP 24741092 A JP24741092 A JP 24741092A JP 24741092 A JP24741092 A JP 24741092A JP H05335762 A JPH05335762 A JP H05335762A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
board
printed circuit
circuit board
printed
rails
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP24741092A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Takeda
邦夫 武田
Koichi Fuchita
孝一 淵田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP24741092A priority Critical patent/JPH05335762A/ja
Publication of JPH05335762A publication Critical patent/JPH05335762A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 基板厚が異なるプリント基板を挿入しても基
板側コネクタがマザーボード側コネクタと位置ずれしな
いようにする。 【構成】 スロット装置側のガイドレール38の下側レ
ール41上の反挿入側端付近と、第1、第2、第3ガイ
ド部材構成体のガイドレール20の下側レール31上の
反挿入側端付近に、半円状に湾曲した板ばね48、48
を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パーソナルコンピュー
タ等の電子機器のワークステーションに備えられる基板
取付用スロット装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ等の電子機器の
ワークステーションには、機能拡張のための複数のプリ
ント基板を取り付ける基板取付用スロット装置が備えら
れている。
【0003】この基板取付用スロット装置には、通常、
プリント基板を挿入するための左右のガイドレールと、
この左右のガイドレールに沿って挿入されたプリント基
板の基板側コネクタと結合するマザーボード側コネクタ
が備えられている。従って、機能拡張のためのプリント
基板を左右のガイドレールに沿って挿入すると、その基
板側コネクタがマザーボード側コネクタに結合して、ワ
ークステーション側のプリント基板等と電気的に接続さ
れるようになる。プリント基板を挿入するための左右の
ガイドレールは、通常、上側レールと下側レールによっ
て構成されている。このような基板取付用スロット装置
において、プリント基板を挿入する場合、従来では、プ
リント基板を左右のガイドレールの下側レール上に乗せ
て挿入方向にスライドさせている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにプリント基板を左右のガイドレールの下側レール上
に乗せて挿入方向にスライドさせる従来の挿入方法の場
合、基板取付用スロット装置において定められている以
外の基板厚のプリント基板を使用すると、基板側コネク
タとマザーボード側コネクタの結合が難かしくなる問題
があった。
【0005】これは、基板取付用スロット装置において
定められている基板厚のプリント基板の基板側コネクタ
の位置に合わせた位置にマザーボード側コネクタを設置
しているためである。従って、基板厚の異なるプリント
基板が左右のガイドレールの下側レールにガイドされて
挿入された場合には、その基板側コネクタとマザーボー
ド側コネクタとの間に位置ずれが生じる。この位置ずれ
のため、基板側コネクタをマザーボード側コネクタに結
合するのが難かしくなる。
【0006】そこで請求項1及び請求項2に記載の発明
は、上述の如き事情に鑑みてなされたもので、基板厚の
異なる複数種のプリント基板を、基板側コネクタとマザ
ーボード側コネクタの結合に支障が生じない状態で取り
付けることができる基板取付用スロット装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、プリント基板を挿入するための左右のガイドレール
と、左右のガイドレールに沿って挿入されたプリント基
板の基板側コネクタと結合するマザーボード側コネクタ
を有している基板取付用スロット装置に係る。
【0008】そして、請求項1に記載の基板取付用スロ
ット装置は、上記目的を達成するため、左右のガイドレ
ールの下側レール上に、プリント基板を基板上面が上側
レールと接触するように押し上げる基板押上手段として
の板ばねを設けたことを特徴とする。
【0009】請求項2に記載の発明は、プリント基板を
挿入するための左右のガイドレールと、左右のガイドレ
ールに沿って挿入されたプリント基板の基板側コネクタ
と結合するマザーボード側コネクタを有している基板取
付用スロット装置に係る。
【0010】そして、請求項2に記載の基板取付用スロ
ット装置は、上記目的を達成するため、左右のガイドレ
ールの下側レールに、基板厚の小さいプリント基板をガ
イドするための第1のガイド部と、基板厚の大きいプリ
ント基板をガイドするための第2のガイド部とを設けた
ことを特徴とする。
【0011】また、上部に配置された第1のガイド部
と、下部に配置された第2のガイド部が階段状になって
いることを特徴とする。
【0012】さらに請求項4に記載の基板取付用スロッ
ト装置は、上記目的を達成するため、左右のガイドレー
ルの下側レールに、基板厚の小さいプリント基板をガイ
ドするための第1のガイド部と、基板厚の大きいプリン
ト基板をガイドするための第2のガイド部とを、プリン
ト基板の挿入方向に設け、第1のガイド部を、基板厚の
大きいプリント基板の切欠に対応する位置に配置するこ
とを特徴とする。
【0013】
【作用】上記構成とした請求項1の基板取付用スロット
装置においては、左右のガイドレールに沿って挿入され
るプリント基板は、その基板厚に関係なく、下側レール
上に設けられた板ばねによって基板上面が上側レールに
接触するように押し上げられる。
【0014】従って、左右のガイドレールに沿って挿入
されたプリント基板の基板側コネクタの高さ位置は、基
板厚に関係なく常に同位置に位置するようになる。
【0015】これにより、基板厚の異なるプリント基板
を使用した場合でも、基板側コネクタがマザーボード側
コネクタと位置ずれせず、両者の結合は容易に行える。
【0016】上記構成とした請求項2に記載の基板取付
用スロット装置においては、プリント基板を左右のガイ
ドレールに沿って挿入するとき、基板厚の小さいプリン
ト基板は下側レール上部の第1のガイド部でガイドし、
基板厚の大きいプリント基板は下側レール下部の第2の
ガイド部でガイドするので、基板厚の小さいプリント基
板も基板厚の大きいプリント基板も、左右のガイドレー
ルに沿って挿入されるときの基板上面位置が同じにな
る。
【0017】従って、プリント基板が左右のガイドレー
ルに沿って挿入されるときの基板側コネクタの高さ位置
は、基板厚が小さいプリント基板でも、基板厚が大きい
プリント基板でも同一位置に位置するようになる。
【0018】これにより、基板厚の小さいプリント基板
を使用した場合でも、基板厚の大きいプリント基板を使
用した場合でも、基板側コネクタがマザーボード側コネ
クタと位置ずれせず、両者の結合は容易に行える。
【0019】上記構成とした請求項4に記載の基板取付
用スロット装置においては、基板厚の大きいプリント基
板をガイドレールに沿って挿入するとき、その切欠が第
1のガイド部に対応するので、基板厚の大きいプリント
基板が第1のガイド部にガイドされることが防止され
る。
【0020】従って、プリント基板の幅を変更すること
なく、異なる厚さのプリント基板を、同一のスロットに
装着することが可能になる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本発明が適用される基板取付用スロット
装置の構成を示す。先ず、図1を参照して、基板取付用
スロット装置の構成を概略的に説明する。本基板取付用
スロット装置の幅方向の中央部には、ガイド部材1が取
り付けられている。そして、ガイド部材1の左右両側に
はダミーボード2…2が上下方向に3段づつ取り付けら
れている。
【0022】ガイド部材1は、図1〜図5に示すよう
に、第1、第2、第3の3つのガイド部材構成体3、
4、5で構成されている。また、第1〜第3ガイド部材
構成体3〜5は、前面板6、背面板7、左右側面板8、
11により平面矩形状に形成されている。
【0023】第1〜第3ガイド部材構成体3〜5の前面
板6の上端部中央には、先端にねじ挿通孔12を設けた
係止片13が設けられていると共に、背面板7の内側面
の左右側面板8、11側の端部には、それぞれ上下一対
のばね片16、17(図5参照)からなる左右一対のピ
ン挟着部18、18が設けられている。また、左右側面
板8、11の外側面には、それぞれ基板挿入用のガイド
レール20、20が設けられている。このガイドレール
20は、上側レール21と下側レール31とからなる。
【0024】第1ガイド部材構成体3は、スロット装置
の奥端面に設けた左右一対のガイド部材構成体係止ピン
32、32を背面板7に設けた左右一対のピン挟着部1
8、18で挟着することにより、背面板7側をスロット
装置の奥端面に係止し、かつ、前面板6に設けた係止片
13をねじ33で不図示のワークステーションの背面板
34に螺着して、係止することにより、スロット装置の
幅方向中央部の上方に着脱自在に取り付けられている。
【0025】また、第2ガイド部材構成体4も上述の第
1ガイド部材構成体3と同様に、スロット装置の奥端面
に設けた左右一対の第2ガイド部材構成体係止ピン3
5、35を、背面板7に設けた左右一対のピン挟着部1
8、18で挟着し、かつ前面板6に設けた係止片13を
ねじ33で第1ガイド部材構成体3の前面板6に螺着し
て係止することにより、第2ガイド部材構成体4は第1
ガイド部材構成体3の下部に着脱自在に取り付けられて
いる。
【0026】また、第3ガイド部材構成体5も上述の第
1、第2ガイド部材構成体3、4と同様に、スロット装
置の奥端面に設けた左右一対の第3ガイド部材構成体係
止ピン36、36を、背面板7に設けた左右一対のピン
挟着部18、18で挟着し、かつ、前面板6に設けた係
止片13をねじ33で第2ガイド部材構成体4の前面板
6に螺着して、係止することにより、第3のガイド部材
構成体5は第2ガイド部材構成体4の下部に着脱自在に
取り付けられている。
【0027】図1中の符号37…37は、スロット装置
内にダミーボード2に代えて、次に述べる機能拡張用の
基板を挿入したときに、該基板を電気的に接続するため
に、スロット装置の奥端面に設けられたマザーボード側
コネクタである。また、符号38…38はスロット装置
の左右内側面39、39に、第1〜第3ガイド部材構成
体3〜5のガイドレール20…20と対向させて形成さ
れた基板挿入用のガイドレールである。このガイドレー
ル38も上側レール40と下側レール41とからなる。
【0028】ダミーボード2の一側部は第1〜第3ガイ
ド部材構成体3〜5のガイドレール20で、また他側部
はスロット装置の左右内側面39、39のガイドレール
38でガイドされる。そして、ガイドレール20、38
によりガイドされて、スロット装置内に挿入された各ダ
ミーボード2…2は一端側に設けたパネル42…42で
スロット装置の開口部を塞ぐようになる(図6、図7、
図8の状態)。各ダミーボード2のパネル42は、スロ
ット装置の前面部43と第1〜第3ガイド部材構成体3
〜5の前面板6にねじ44で止着される。
【0029】次に、本基板取付用スロット装置に使用さ
れる機能拡張用のプリント基板について述べる。本基板
取付用スロット装置においては、図9に示すシングルハ
イトのプリント基板45と、図10に示すダブルハイト
のプリント基板46とを使用することが可能である。シ
ングルハイトのプリント基板45は、ダミーボード2と
略同じ大きさ(横幅寸法)とされており、ダブルハイト
のプリント基板46は、ダミーボード2の約2倍の大き
さ(横幅寸法)とされている。
【0030】シングルハイトのプリント基板45は、挿
入側端の上面中央部に基板側コネクタ47を備えてお
り、ダブルハイトのプリント基板46は、挿入側端の上
面左右両側部に基板側コネクタ47、47を備えてい
る。
【0031】本基板取付用スロット装置にシングルハイ
トのプリント基板45を使用するには、所定位置のダミ
ーボード2をスロット装置より取り外し、この取り外し
たダミーボード2に代えてシングルハイトのプリント基
板45を取り付ける。
【0032】また、本基板取付用スロット装置にダブル
ハイトのプリント基板46を使用するには、まず、最下
段の第3ガイド部材構成体5の左右両側部のダミーボー
ド2、2を取り外し、次いで、第3ガイド部材構成体5
をスロット装置から取り外して、ダブルハイトのプリン
ト基板46をスロット装置の左右両側のガイドレール3
8、38を用いて挿入する。ダブルハイトのプリント基
板46は、第1、第2ガイド部材構成体3、4の位置に
も同様にして取り付けることができる。
【0033】シングルハイトのプリント基板45もダブ
ルハイトのプリント基板46もスロット装置内に挿入す
ると、その基板側コネクタ47がマザーボード側コネク
タ37と結合することになり、ワークステーション側の
プリント基板等と電気的に接続する。
【0034】第1の実施例においては、図11に示すよ
うに、スロット装置側のガイドレール38の下側レール
41上の反挿入側端付近と、第1、第2、第3ガイド部
材構成体3、4、5のガイドレール20の下側レール3
1上の反挿入側端付近とに、プリント基板45を基板上
面が上側レール40、21と接触するように押し上げ
る、半円状に湾曲した板ばね(基板押上手段)48、4
8(ガイドレール20側は図示せず)を設けている。板
ばね48は、両端部に平板状のフランジ48A、48B
を一体的に有しており、挿入側に位置するフランジ48
A部分のみを下側レール41、31に溶着し、反挿入側
に位置するフランジ48Bは自由状態になっている。
【0035】図12は、基板厚の小さいプリント基板4
5Aがガイドレール38、20に沿ってスロット装置内
に挿入された状態を示している。プリント基板45A
は、下側レール41、31にガイドされて挿入される
が、先端が反挿入側端付近に近づくと板ばね48の湾曲
部に乗り上げ、この湾曲部によって押し上げられ、基板
上面が上側レール40、21と接触するようになる。こ
の状態で更に挿入すると、基板側コネクタ47が、上側
レール40、21を基準に設置されているマザーボード
側コネクタ37と円滑に結合する。
【0036】図13は、上述のプリント基板45Aより
も基板厚の大きいプリント基板45Bがガイドレール3
8、20に沿ってスロット装置内に挿入された状態を示
している。このプリント基板45Bも下側レール41、
31にガイドされて挿入されるが、先端が反挿入側端付
近に近づき、板ばね48の湾曲部に乗り上げると、湾曲
部を大きく撓ませ、この撓んだ湾曲部によって押し上げ
られ、基板上面が上側レール40、21と接触するよう
になる。この状態で更に挿入すると、基板側コネクタ4
7がマザーボード側コネクタ37と円滑に結合する。
【0037】図14は、ガイドレール38、20でガイ
ドできる最大の基板厚を有するプリント基板45Cがガ
イドレール38、20に沿ってスロット装置内に挿入さ
れた状態を示している。このプリント基板45Cでは、
板ばね48が挿入の障害となるので、図15に示すよう
に、プリント基板45Cの挿入側端の左右両側部に板ば
ね48に干渉しないための切欠49、49(一方は図示
せず)を形成している。プリント基板45Cは、上側レ
ール40、21と下側レール41、31の双方にガイド
されて挿入され、切欠49部分で板ばね48を回避す
る。そして、この状態で所定位置まで挿入すると、基板
側コネクタ47がマザーボード側コネクタ37と円滑に
結合する。
【0038】本実施例では、ガイドレール38、20の
下側レール41、31上の反挿入側端付近に板ばね48
を設けたが、下側レール41、31上の全域に複数個の
板ばね48を等間隔で設けるようにすると、挿入中のプ
リント基板45を水平状態に安定させることができる。
【0039】また、板ばね48の機能は下側レール4
1、31から切り起こされる湾曲片でも同様に果たすこ
とができる。このとき、下側レール41、31上におい
て、プリント基板45の挿入方向に、基板厚の大きいプ
リント基板をガイドする第2のガイド部(下側レール4
1、31の平坦部)と、基板厚の小さいプリント基板4
5をガイドする第1のガイド部(切り起こし部)とが、
形成されることになる。
【0040】また、本実施例は、シングルハイトのプリ
ント基板45を挿入するガイドレール38、20につい
て述べたが、ダブルハイトのプリント基板46を挿入す
る場合は、スロット装置の左右のガイドレール38、3
8に同様にして板ばね38を設ければよい。
【0041】第2の実施例においては、図16に示すよ
うに、スロット装置側のガイドレール38の下側レール
41と、第1、第2、第3ガイド部材3、4、5のガイ
ドレール20の下側レール31とに、基板厚の小さいプ
リント基板45Dをガイドするための第1のガイド部5
0と、基板厚の大きいプリント基板45Eをガイドする
ための第2のガイド部51とを設けている。第1のガイ
ド部50は上部側に配置され、第2のガイド部51は下
部側に配置されて下側レール41、31は階段状になっ
ている。
【0042】図17、図18は、基板厚の小さいプリン
ト基板45Dがガイドレール38、20に沿ってスロッ
ト装置内に挿入された状態を示している。プリント基板
45Dは、ガイドレール38、20の下側レール41、
31の第1のガイド部50、50にガイドされて挿入さ
れる。このとき、プリント基板45Dの基板上面は上側
レール40、21に略接触する状態になっている。従っ
て、プリント基板45Dを所定の位置まで挿入すると、
基板側コネクタ47が、上側レール40、21を基準に
設置されているマザーボード側コネクタ37と円滑に結
合する。
【0043】図19、図20は、基板厚の大きいプリン
ト基板45Eがガイドレール38、20に沿ってスロッ
ト装置内に挿入された状態を示している。プリント基板
45Eは、ガイドレール38、20の下側レール41、
31の第2のガイド部51、51にガイドされて挿入さ
れる。このとき、プリント基板45Eの基板上面は上側
レール40、21に接触する状態になっている。従っ
て、プリント基板45Eを所定の位置まで挿入すると、
基板側コネクタ47が、マザーボード側コネクタ37と
円滑に結合する。
【0044】本実施例は、シングルハイトのプリント基
板45を挿入するガイドレール38、20について述べ
たが、ダブルハイトのプリント基板46を挿入する場合
は、スロット装置の左右のガイドレール38、38の下
側レール41、41を同様に形成すればよい。
【0045】図21乃至図24は、さらに他の実施例を
示している。即ち、上記した図11乃至図20の実施例
においては、プリント基板45の上面をガイドレール3
8と20の上面に押圧するようにしたのであるが、図2
1乃至図24の実施例においては、プリント基板45の
下面が、ガイドレール38と20の下側レール41と3
1の所定の位置に載置されるようになされている。
【0046】即ち、下側レール41と31のコネクタ3
7側には突起部61が形成されている。この突起部61
には、段部61Aと61Bがプリント基板45の厚さに
対応して形成されている。
【0047】この実施例においては、最も薄いプリント
基板45F(図21)と、最も厚いプリント基板45H
(図23)と、その中間の厚さのプリント基板45G
(図22)の3種類のプリント基板を装着することがで
きるようになされている。このうち、プリント基板45
Gと45Hは、図24に示すように、その左右の側端部
に切欠49Aと49Bがそれぞれ形成されている。
【0048】最も薄いプリント基板45Fをガイドレー
ル38と20の下側レール41と31の平坦部(第2の
ガイド部)に沿って挿入すると、図21に示すように、
プリント基板45Fの左右の側部が突起部61の段部6
1A、更に段部61Bにガイドされ、最終的に段部61
B(第1のガイド部)に載置される。段部61Bは、そ
こにこのプリント基板45Fを載置したとき、そのコネ
クタ47が、マザーボード側コネクタ37と対応する高
さになるような高さに形成されている。
【0049】一方、図22に示すように、中間の厚さの
プリント基板45Gを挿入すると、比較的短い切欠49
Aが突起部61の段部61Bに対応して形成されている
ため、プリント基板45Gの側部は突起部61の段部6
1Aに乗り上げるものの、段部61Bには乗り上げな
い。段部61A(第1のガイド部)の高さは、プリント
基板45Gが、その上に載置されたとき、そのコネクタ
47がマザーボード側コネクタ37と同一の高さになる
ように形成されている。
【0050】更に、最も厚いプリント基板45Hの左右
側端部には切欠49Bが形成されており、この切欠49
Bは段部61Aと61Bの両方に対応するように形成さ
れている。その結果、プリント基板45Hを挿入する
と、図23に示すように、プリント基板45Hは突起部
61には乗り上げず、下側レール41と31の上面に載
置される。プリント基板45Hが下側レール41と31
上に載置されたとき、そのコネクタ47はマザーボード
側コネクタ37と同一の高さになるようになされてい
る。
【0051】図11乃至図20の実施例において、プリ
ント基板45の上面を上面レール40と21に押圧する
ようにしたので、プリント基板45の厚さのバラツキに
拘らず、コネクタ47を所定の高さに位置させることが
できる。
【0052】これに対して、図21乃至図24の実施例
においては、プリント基板45に厚さのバラツキがある
と、その分だけコネクタ47の位置も変化する。しかし
ながら、プリント基板45の厚さのバラツキを小さくす
れば、コネクタ47の高さを一定にすることができる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
基板取付用スロット装置によれば、左右のガイドレール
の下側レール上に、プリント基板を基板上面が上側レー
ルと接触するように押し上げる基板押上手段を設けたの
で、左右のガイドレールに沿って挿入されたプリント基
板の基板側コネクタの高さ位置は基板厚に関係なく常に
同位置に位置するようになる。従って、基板厚の異なる
プリント基板を使用した場合でも、基板側コネクタがマ
ザーボード側コネクタと位置ずれせず、両者の結合は容
易に行える。
【0054】また、請求項2に記載の基板取付用スロッ
ト装置によれば、左右のガイドレールの下側レールに、
基板厚の小さいプリント基板をガイドするための第1の
ガイド部と、基板厚の大きいプリント基板をガイドする
ための第2のガイド部とを設けたので、プリント基板が
左右のガイドレールに沿って挿入されるときの基板側コ
ネクタの高さ位置は、基板厚が小さいプリント基板でも
基板厚が大きいプリント基板でも同一位置に位置するよ
うになる。従って、基板厚の小さいプリント基板を使用
した場合でも、基板厚の大きいプリント基板を使用した
場合でも、基板側コネクタがマザーボード側コネクタと
位置ずれせず、両者の結合は容易に行える。
【0055】さらに請求項4に記載の基板取付用スロッ
ト装置によれば、左右のガイドレールの下側レールに、
基板厚の小さいプリント基板をガイドするための第1の
ガイド部と、基板厚の大きいプリント基板をガイドする
ための第2のガイド部とを、プリント基板の挿入方向に
設け、第1のガイド部を基板厚の大きいプリント基板の
切欠に対応する位置に配置するようにしたので、プリン
ト基板の幅を変更することなく、異なる厚さのプリント
基板を同一のスロットに装着することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される基板取付用スロット装置の
構成を示す分解斜視図である。
【図2】同基板取付用スロット装置のガイド部材の側面
図である。
【図3】同ガイド部材の平面図である。
【図4】同ガイド部材の正面図である。
【図5】図3のA−A線に沿う断面図である。
【図6】同基板取付用スロット装置内にダミーボードが
挿入されている状態を示す平面図である。
【図7】同基板取付用スロット装置内にダミーボードが
挿入されている状態を示す正面図である。
【図8】図6のB−B線に沿う断面図である。
【図9】同基板取付用スロット装置に使用する機能拡張
用のシングルハイトプリント基板を示す斜視図である。
【図10】同ダブルハイトプリント基板を示す斜視図で
ある。
【図11】本発明の実施例に係るガイドレール構造を示
す斜視図である。
【図12】同ガイドレールを用いて基板厚の小さいプリ
ント基板を挿入した状態を示す縦断側面図である。
【図13】同ガイドレールを用いて基板厚の大きいプリ
ント基板を挿入した状態を示す縦断側面図である。
【図14】同ガイドレールを用いて基板厚が最大のプリ
ント基板を挿入した状態を示す縦断側面図である。
【図15】同基板厚が最大のプリント基板の構成を示す
一部省略平面図である。
【図16】本発明の実施例に係るガイドレール構造を示
す斜視図である。
【図17】同ガイドレールを用いて基板厚の小さいプリ
ント基板を挿入した状態を示す縦断側面図である。
【図18】同基板厚の小さいプリント基板を挿入した状
態の縦断正面図である。
【図19】同ガイドレールを用いて基板厚の大きいプリ
ント基板を挿入した状態を示す縦断側面図である。
【図20】同基板厚の大きいプリント基板を挿入した状
態を示す縦断正面図である。
【図21】本発明の他の実施例に係るガイドレールに最
も薄いプリント基板を挿入した状態を示す縦断側面図で
ある。
【図22】同ガイドレールに中間の厚さのプリント基板
を挿入した状態を示す縦断側面図である。
【図23】同ガイドレールに最も厚いプリント基板を挿
入した状態を示す縦断側面図である。
【図24】図22及び図23に示したプリント基板の切
欠を説明する一部省略平面図である。
【符号の説明】
20、38 ガイドレール 21、40 上側レール 31、41 下側レール 37 マザーボード側コネクタ 45 シングルハイトのプリント基板 45A、45B、45C、45D、45E プリント基
板 46 ダブルハイトのプリント基板 47 基板側コネクタ 48 板ばね(基板押上手段) 50 第1のガイド部 51 第2のガイド部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板を挿入するための左右のガ
    イドレールと、 前記左右のガイドレールに沿って挿入された前記プリン
    ト基板の基板側コネクタと結合するマザーボード側コネ
    クタを有している基板取付用スロット装置において、 前記左右のガイドレールの下側レール上に、前記プリン
    ト基板を基板上面が上側レールと接触するように押し上
    げる基板押上手段を設けたことを特徴とする基板取付用
    スロット装置。
  2. 【請求項2】 プリント基板を挿入するための左右のガ
    イドレールと、 前記左右のガイドレールに沿って挿入された前記プリン
    ト基板の基板側コネクタと結合するマザーボード側コネ
    クタを有している基板取付用スロット装置において、 前記左右のガイドレールの下側レールに、基板厚の小さ
    い前記プリント基板をガイドするための第1のガイド部
    と、基板厚の大きい前記プリント基板をガイドするため
    の第2のガイド部とを設けたことを特徴とする基板取付
    用スロット装置。
  3. 【請求項3】 上部に配置された前記第1のガイド部
    と、下部に配置された前記第2のガイド部が階段状にな
    っていることを特徴とする請求項2記載の基板取付用ス
    ロット装置。
  4. 【請求項4】 プリント基板を挿入するための左右のガ
    イドレールと、 前記左右のガイドレールに沿って挿入された前記プリン
    ト基板の基板側コネクタと結合するマザーボード側コネ
    クタを有している基板取付用スロット装置において、 前記左右のガイドレールの下側レールに、基板厚の小さ
    い前記プリント基板をガイドするための第1のガイド部
    と、基板厚の大きい前記プリント基板をガイドするため
    の第2のガイド部とを、前記プリント基板の挿入方向に
    形成し、前記第1のガイド部を、前記第2のガイド部に
    ガイドされる基板厚の大きい前記プリント基板の切欠が
    対応する位置に配置することを特徴とする基板取付用ス
    ロット装置。
JP24741092A 1992-03-31 1992-08-24 基板取付用スロット装置 Withdrawn JPH05335762A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24741092A JPH05335762A (ja) 1992-03-31 1992-08-24 基板取付用スロット装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4-105697 1992-03-31
JP10569792 1992-03-31
JP24741092A JPH05335762A (ja) 1992-03-31 1992-08-24 基板取付用スロット装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05335762A true JPH05335762A (ja) 1993-12-17

Family

ID=26445943

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24741092A Withdrawn JPH05335762A (ja) 1992-03-31 1992-08-24 基板取付用スロット装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05335762A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110366347A (zh) * 2018-04-10 2019-10-22 发那科株式会社 电子装置
JP2020027877A (ja) * 2018-08-10 2020-02-20 アイシン精機株式会社 筐体

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110366347A (zh) * 2018-04-10 2019-10-22 发那科株式会社 电子装置
JP2019186373A (ja) * 2018-04-10 2019-10-24 ファナック株式会社 電子装置
US10595429B2 (en) 2018-04-10 2020-03-17 Fanuc Corporation Electronic device
JP2020027877A (ja) * 2018-08-10 2020-02-20 アイシン精機株式会社 筐体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5796593A (en) Planar mounts capable of mounting planars of varying thickness
JPH08236228A (ja) 電気コネクタ・アセンブリ
JPH0888058A (ja) 基板用コネクタ
US6500010B2 (en) Electrical circuit connector with resilient pressure pads
US4990107A (en) Integrated circuit module connector assembly
US6126481A (en) Stacked connection device
EP0505576B1 (en) Apparatus for connecting tentatively electronic circuit unit
US5993234A (en) Socket for printed boards
JPH05335762A (ja) 基板取付用スロット装置
JP2513433B2 (ja) プリント基板搭載用ガイドレ―ル
JPH0644144Y2 (ja) 電子装置におけるプリント基板の実装機構
JP4511067B2 (ja) プリント回路板の実装構造
JP2001007572A (ja) 電子機器筐体
JPH11103182A (ja) 電子機器のカードユニット誤挿入防止装置
JPH0229750Y2 (ja)
JP2739114B2 (ja) 電子装置におけるバックボードの固定構造
JPH08203573A (ja) 回路基板接地装置
JP2566322Y2 (ja) ガイドレールの取付構造
JP2002246772A (ja) 電子機器筐体構造
JPH0142389Y2 (ja)
JPH0539651Y2 (ja)
JPH0515079B2 (ja)
JP2873787B2 (ja) プリント基板保持装置
JPS5818309Y2 (ja) 電子装置の基板実装構造
JP2557935B2 (ja) プリント配線板収納用筐体

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19991102