JPH0539651Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0539651Y2 JPH0539651Y2 JP6786488U JP6786488U JPH0539651Y2 JP H0539651 Y2 JPH0539651 Y2 JP H0539651Y2 JP 6786488 U JP6786488 U JP 6786488U JP 6786488 U JP6786488 U JP 6786488U JP H0539651 Y2 JPH0539651 Y2 JP H0539651Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printed circuit
- circuit board
- motherboard
- connector
- housing
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- 230000001186 cumulative effect Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は通信機器のように複数枚のプリント基
板を筐体内に実装する電子、電気機器におけるプ
リント基板の実装構造の改良に関する。
板を筐体内に実装する電子、電気機器におけるプ
リント基板の実装構造の改良に関する。
近年の通信機器のような電子、電気機器では、
夫々に所要の回路を構成した複数枚のプリント基
板を1つの筐体内に実装する構成がとられてい
る。この場合、各プリント基板に設けたコネクタ
を、筐体のマザーボードに設けたコネクタに嵌合
して、機器とプリント基板との電気接続を行なう
ようになつている。
夫々に所要の回路を構成した複数枚のプリント基
板を1つの筐体内に実装する構成がとられてい
る。この場合、各プリント基板に設けたコネクタ
を、筐体のマザーボードに設けたコネクタに嵌合
して、機器とプリント基板との電気接続を行なう
ようになつている。
例えば、第3図は2枚のプリント基板1,2を
実装する例であり、これらのプリント基板1,2
を筐体パネル3に固定支持し、各プリント基板
1,2のコネクタ1a,2aを図外のマザーボー
ドに設けた2つのコネクタに夫々嵌合可能に構成
している。
実装する例であり、これらのプリント基板1,2
を筐体パネル3に固定支持し、各プリント基板
1,2のコネクタ1a,2aを図外のマザーボー
ドに設けた2つのコネクタに夫々嵌合可能に構成
している。
上述した従来の機器において、複数枚のプリン
ト基板を実装する際に、各プリント基板を1つの
筐体に一体的に組み込むと、その組込累積公差等
により、一のプリント基板のコネクタをマザーボ
ードの一のコネクタに嵌合させたときに、他のプ
リント基板のコネクタがマザーボードの他のコネ
クタに嵌合できなくなることがある。
ト基板を実装する際に、各プリント基板を1つの
筐体に一体的に組み込むと、その組込累積公差等
により、一のプリント基板のコネクタをマザーボ
ードの一のコネクタに嵌合させたときに、他のプ
リント基板のコネクタがマザーボードの他のコネ
クタに嵌合できなくなることがある。
このため、前記した第3図の例では、各プリン
ト基板1,2を固定支持する筐体パネルを、夫々
別体の筐体パネル3a,3bで構成して別ブロツ
クとし、各筐体パネル3a,3b及びプリント基
板1,2が夫々独立してマザーボードの各コネク
タに嵌合できるようにし、前記組込累積公差によ
る不具合の解消を図つている。
ト基板1,2を固定支持する筐体パネルを、夫々
別体の筐体パネル3a,3bで構成して別ブロツ
クとし、各筐体パネル3a,3b及びプリント基
板1,2が夫々独立してマザーボードの各コネク
タに嵌合できるようにし、前記組込累積公差によ
る不具合の解消を図つている。
また、他の例としては、第4図のように、各プ
リント基板1,2をフラツトケーブル12で相互
接続し、そのうち一方のプリント基板1のみをマ
ザーボードに設けた1つのコネクタに嵌合させる
ように構成している。
リント基板1,2をフラツトケーブル12で相互
接続し、そのうち一方のプリント基板1のみをマ
ザーボードに設けた1つのコネクタに嵌合させる
ように構成している。
しかしながら、これらの構造では複数の筐体が
必要とされ、或いは相互接続のためのフラツトケ
ーブルが必要とされる等部品点数が増大し、かつ
組立て工数が増大するという問題が生じることに
なる。
必要とされ、或いは相互接続のためのフラツトケ
ーブルが必要とされる等部品点数が増大し、かつ
組立て工数が増大するという問題が生じることに
なる。
本考案は部品点数及び組立て工数を低減するこ
とが可能なプリント基板の実装構造を提供するこ
とを目的としている。
とが可能なプリント基板の実装構造を提供するこ
とを目的としている。
本考案のプリント基板の実装構造は、筐体パネ
ルに支持した複数枚のプリント基板を、筐体のマ
ザーボードに設けた複数個のコネクタに夫々嵌合
させるようにした構造において、基準となる一の
プリント基板以外のプリント基板は、その一部を
板厚方向に微小移動できるように筐体パネルに支
持するとともに、その先端部にはマザーボード方
向に突出したガイドピンを設け、前記マザーボー
ドにはこのガイドピンが挿入されて該プリント基
板の位置決めを行うガイド穴を設けた構成として
いる。
ルに支持した複数枚のプリント基板を、筐体のマ
ザーボードに設けた複数個のコネクタに夫々嵌合
させるようにした構造において、基準となる一の
プリント基板以外のプリント基板は、その一部を
板厚方向に微小移動できるように筐体パネルに支
持するとともに、その先端部にはマザーボード方
向に突出したガイドピンを設け、前記マザーボー
ドにはこのガイドピンが挿入されて該プリント基
板の位置決めを行うガイド穴を設けた構成として
いる。
上述した構成では、一のプリント基板以外のプ
リント基板に累積公差による寸法変化等が生じて
いても、ガイドピンとガイド穴との嵌合により、
該プリント基板の位置を強制的に修正し、マザー
ボードに設けたコネクタにプリント基板を正しく
嵌合させることが可能となる。
リント基板に累積公差による寸法変化等が生じて
いても、ガイドピンとガイド穴との嵌合により、
該プリント基板の位置を強制的に修正し、マザー
ボードに設けたコネクタにプリント基板を正しく
嵌合させることが可能となる。
次に、本考案を図面を参照して説明する。
第1図は本考案の一実施例の分解斜視図であ
る。図において、1つの筐体パネル3には2枚の
プリント基板1,2を支持している。一方のプリ
ント基板1は筐体パネル3に固定的に支持され、
そのコネクタ1aは筐体の背面に設けられるマザ
ーボード4に設けたコネクタ5に高精度に位置決
めされている。
る。図において、1つの筐体パネル3には2枚の
プリント基板1,2を支持している。一方のプリ
ント基板1は筐体パネル3に固定的に支持され、
そのコネクタ1aは筐体の背面に設けられるマザ
ーボード4に設けたコネクタ5に高精度に位置決
めされている。
他方のプリント基板2は、前記プリント基板1
に対して適宜間隔おいて配置しており、ロツド状
のサポート7によつてカバー8とともに前記筐体
パネル3に支持されている。このとき、第1図の
A部拡大平面図を第2図に示すように、カバー8
はサポート7の先端にねじ9により固定している
が、前記プリント基板2はこのサポート7の先端
部に遊挿された構成とされ、これによりプリント
基板2は板厚方向に微小寸法移動できるように支
持されている。
に対して適宜間隔おいて配置しており、ロツド状
のサポート7によつてカバー8とともに前記筐体
パネル3に支持されている。このとき、第1図の
A部拡大平面図を第2図に示すように、カバー8
はサポート7の先端にねじ9により固定している
が、前記プリント基板2はこのサポート7の先端
部に遊挿された構成とされ、これによりプリント
基板2は板厚方向に微小寸法移動できるように支
持されている。
更に、このプリント基板2の先端に設けたコネ
クタ2aの上側には、これと一体にガイドピン1
0をマザーボード4側に向けて突出している。そ
して、前記マザーボード4には、このコネクタ2
aが嵌合されるコネクタ6を配設するとともに、
その近傍には前記ガイドピン10が挿入されるガ
イド穴11を開設している。
クタ2aの上側には、これと一体にガイドピン1
0をマザーボード4側に向けて突出している。そ
して、前記マザーボード4には、このコネクタ2
aが嵌合されるコネクタ6を配設するとともに、
その近傍には前記ガイドピン10が挿入されるガ
イド穴11を開設している。
この構成によれば、筐体パネル3をマザーボー
ド4に対してセツトするときには、プリント基板
1のコネクタ1aは正確にコネクタ5に嵌合され
る。一方、プリント基板2は先にガイドピン10
がガイド穴11に侵入され、このガイド穴11に
よつてガイドピン10及びプリント基板2のコネ
クタ2aは強制的に所定の位置に修正される。こ
のため、プリント基板2に累積公差等による寸法
の変化やプリント基板の歪みが存在する場合で
も、コネクタ2aを正しくコネクタ6に嵌合させ
ることが可能となる。
ド4に対してセツトするときには、プリント基板
1のコネクタ1aは正確にコネクタ5に嵌合され
る。一方、プリント基板2は先にガイドピン10
がガイド穴11に侵入され、このガイド穴11に
よつてガイドピン10及びプリント基板2のコネ
クタ2aは強制的に所定の位置に修正される。こ
のため、プリント基板2に累積公差等による寸法
の変化やプリント基板の歪みが存在する場合で
も、コネクタ2aを正しくコネクタ6に嵌合させ
ることが可能となる。
したがつて、プリント基板1,2を別体の筐体
パネルで構成する必要はなく、また両プリント基
板をケーブルで相互接続してコネクタとの嵌合数
を低減させる必要もなく、部品数を低減し、かつ
その組立の容易化が達成できる。
パネルで構成する必要はなく、また両プリント基
板をケーブルで相互接続してコネクタとの嵌合数
を低減させる必要もなく、部品数を低減し、かつ
その組立の容易化が達成できる。
ここで、前記実施例では2枚のプリント基板を
実装する例を示したが、3枚以上のプリント基板
を実装する場合でも本考案を同様に適用すること
ができる。
実装する例を示したが、3枚以上のプリント基板
を実装する場合でも本考案を同様に適用すること
ができる。
以上説明したように本考案は、基準となる一の
プリント基板以外のプリント基板に設けたガイド
ピンを、マザーボードに設けたガイド穴に挿入さ
せることで、該プリント基板の位置を強制的に修
正することができるので、該プリント基板に累積
公差による寸法変化等が生じていても、これをマ
ザーボードに設けたコネクタにプリント基板を正
しく嵌合させることが可能となり、部品点数を低
減し、かつ組立工数の少ない実装構造が構成でき
る。
プリント基板以外のプリント基板に設けたガイド
ピンを、マザーボードに設けたガイド穴に挿入さ
せることで、該プリント基板の位置を強制的に修
正することができるので、該プリント基板に累積
公差による寸法変化等が生じていても、これをマ
ザーボードに設けたコネクタにプリント基板を正
しく嵌合させることが可能となり、部品点数を低
減し、かつ組立工数の少ない実装構造が構成でき
る。
第1図は本考案の一実施例の分解斜視図、第2
図は第1図のA部の拡大平面図、第3図は従来構
造の一例の斜視図、第4図は従来構造の他の例の
斜視図である。 1,2……プリント基板、1a,2a……コネ
クタ、3,3a,3b……筐体パネル、4……マ
ザーボード、5,6……コネクタ、7……サポー
ト、8……カバー、9……ねじ、10……ガイド
ピン、11……ガイド穴、12……フラツトケー
ブル。
図は第1図のA部の拡大平面図、第3図は従来構
造の一例の斜視図、第4図は従来構造の他の例の
斜視図である。 1,2……プリント基板、1a,2a……コネ
クタ、3,3a,3b……筐体パネル、4……マ
ザーボード、5,6……コネクタ、7……サポー
ト、8……カバー、9……ねじ、10……ガイド
ピン、11……ガイド穴、12……フラツトケー
ブル。
Claims (1)
- 筐体パネルに支持した複数枚のプリント基板
を、筐体のマザーボードに設けた複数個のコネク
タに夫々嵌合させるようにした実装構造におい
て、基準となる一のプリント基板以外のプリント
基板は、その一部を板厚方向に微小移動できるよ
うに筐体パネルに支持するとともに、その先端部
にはマザーボード方向に突出したガイドピンを設
け、前記マザーボードにはこのガイドピンが挿入
されて該プリント基板の位置決めを行うガイド穴
を設けたことを特徴とするプリント基板の実装構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6786488U JPH0539651Y2 (ja) | 1988-05-23 | 1988-05-23 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6786488U JPH0539651Y2 (ja) | 1988-05-23 | 1988-05-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01171085U JPH01171085U (ja) | 1989-12-04 |
JPH0539651Y2 true JPH0539651Y2 (ja) | 1993-10-07 |
Family
ID=31293207
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6786488U Expired - Lifetime JPH0539651Y2 (ja) | 1988-05-23 | 1988-05-23 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0539651Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-05-23 JP JP6786488U patent/JPH0539651Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01171085U (ja) | 1989-12-04 |
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