JP2915119B2 - サブラツクに接続するためのモジユール - Google Patents

サブラツクに接続するためのモジユール

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JP2915119B2
JP2915119B2 JP2251654A JP25165490A JP2915119B2 JP 2915119 B2 JP2915119 B2 JP 2915119B2 JP 2251654 A JP2251654 A JP 2251654A JP 25165490 A JP25165490 A JP 25165490A JP 2915119 B2 JP2915119 B2 JP 2915119B2
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ギユンター、タインハルト
ラインハルト、シルブル
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/14Mounting supporting structure in casing or on frame or rack
    • H05K7/1422Printed circuit boards receptacles, e.g. stacked structures, electronic circuit modules or box like frames
    • H05K7/1435Expandable constructions

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、サブラックへのモジュールの接続側に差込
コネクターが配置されているプリント板と、アース接続
部材とを備え、少なくとも1つのケース殻と蓋部材とか
ら構成されて、サブラックに接続可能である箱状モジュ
ールに関する。
〔従来の技術〕
上述した種類の公知のモジュール(ドイツ実用新案第
8415458号公報)においては、構成要素の製作および組
立は手作業で実行すべき多数の作業ステップにてかなり
の労力を掛けて行われたいた。モジュールをサブラック
に向けて頻繁に回動する際にモジュールの差込コネクタ
ーが損傷を受けないようにするために、モジュールの差
込コネクターとサブラックに存在する対向差込コネクタ
ーとの電気的結合は特に注意を要した。サブラックに構
成的な措置を施すことによって、差込コネクターに対す
る対向差込コネクターの電気的結合のために必要な位置
精度が改善されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、自動化に合ったモジュール組立が簡単かつ
直線的な流れにて可能となるようにモジュールの構成要
素を構成することを課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
このような課題を解決するために、本発明は、 a)ケース殻はプリント板の位置決めを行うための第1
手段を持ち、プリント板は第1手段に対応する構成物を
有し、それによりケース殻に取付け可能なプリント板は
ケス殻に対して位置決め可能となり、 b)ケース殻はアース接続部材の位置決めを行うための
第2手段を有し、 c)ケース殻にアース接続部材を固定するための第3手
段が設けられ、 d)差込コネクターは構成物に対して所定の位置を保っ
てプリント板上に取付けられ、 e)モジュールの組立状態における差込コネクターに対
して所定の間隔をもってモジュールのためにケース殻に
所属する支承要素が設けられ、この支承要素はサブラッ
クの一部分をなすプラスチック支持体における対向部品
に整合し、 (f)プリント板の位置決めを行うための第1手段はプ
リント板用センタリングピンとして形成され、プリント
板の対応する構成物は孔であり、 (g)アース接続部材の位置決めを行うための第2手段
はケース殻の内壁においてその内壁から垂直に突出する
センタリングピンとして形成され、ケース殻内にはアー
ス接続部材の形状に整合する切欠が設けられ、 (h)アース接続部材を固定するための第3手段はアー
ス接続部材に設けられた突起としてケース殻に対応して
形成された窪み内へロック可能であることを特徴とす
る。
ケース殻がモジュールの接続側に対して直角に接続さ
れる短手側に通風格子を有すると、この通風格子を通し
てプリント板の運転の際に発生する損失熱が排出される
得る。第1、第2、第3手段および場合によっては支承
要素がケース殻または蓋部材に成形されることは有利で
ある。というのは、これらの部材は成形品として簡単か
つコスト的に有利に製作し得るからである。上記手段に
必要であった時間を要する固定は不要となる。プリント
板の位置決めを行うための第1手段はプリント板用セン
タリングピンとして実施され、プリント板の対応する構
成物は孔である場合には、特に簡単な構成が得られる。
自動組立機によりモジュールを製作する際には、プリン
ト板はプリント板用センタリングピンを備えたケース殻
上の予め位置決めされた位置に下ろされ、そのプリント
板用センタリングピンがプリント板をその孔によって正
確に位置決めする。アース接続部材の位置決めを行うた
めの第2手段はアース殻の内壁においてその内壁から垂
直に突出するセンタリングピンとして実施され、ケース
殻内にはアース接続部材の形状に整合する切欠が設けら
れると、アース接続部材はセンタリングピンによる位置
決めと、引き続いて行われる切欠内への埋没とによって
側部へずれない予め定められた位置にもたらされる。プ
リント板用センタリングピンが同時にアース接続部材の
センタリングを行うためのセンタリングピンとしても使
われると、構成が簡単になる。アース接続部材を固定す
るための第3手段はアース接続部材に設けられた突起と
してケース殻に対応して形成された窪み内へロック可能
であると、アース接続部材をその取付方向に逆らって間
違って引き抜くことが回避される。モジュールを例えば
サブラックに向けた回動によりこのサブラックと機械的
に結合すると共に差込コネクターを介して電気的に結合
するために、支承要素が滴状段部として形成されること
は有利である。この支承要素によって、モジュールの回
動の際その差込コネクターがサブラックの対向差込コネ
クターに対向する位置へもたらされ、このことによりそ
の電気的結合が簡単になる。滴状段部の他に、ケース殻
はモジュールの接続側に、モジュールの差込コネクター
に対して所定の間隔をもって設けられた条帯を有する
と、差込コネクターと対向差込コネクターとの電気的結
合が改善される。サブラックへのモジュールの据付け場
所にはそこの対向差込コネクターから対応する間隔をも
って突出バネ要素が設けられ、このバネ要素のところで
条帯がモジュールの回動の際に支持されるようにする
と、この条帯によってモジュールの正確な位置決めがな
される。外部の電磁界がモジュールの運転を擾乱するの
を回避するために、プリント板がモジュール内におい
て、プリント板のアースと同じようにアース接続部材に
電気的に結合された金属板によって取囲まれることは有
利である。ケース殻の内壁には圧潰可能なセンタリング
ピンが設けられ、これによってそのセンタリングピンに
対応する孔を備えた第1遮蔽板が位置決め可能であるよ
うにすると、自動組立機によりケース殻上に遮蔽板をも
たらすことが可能になる。遮蔽板は位置決めの後引き続
いて行われるセンタリングピンの圧潰によって固定され
る。プリント板の完全な遮蔽を行うために、第2遮蔽板
がモジュールの完成した組立状態においてプリント板の
第1遮蔽板とは反対側に設けられ、両遮蔽板が接続側と
は反対側に向かって折曲げられ、この折曲げられた遮蔽
板面の少なくとも、一部分が重なることは有利である。
モジュールの組立状態においてその折曲げられた遮蔽板
面が重なる2つの部分に電磁遮蔽体を分割することによ
り、遮蔽体の製作と取付けとが簡単になる。正面側にコ
ネクターを有するプリント板を遮蔽すべき場合のため
に、第2遮蔽板がプリント板に固定されて、その折曲げ
られた遮蔽板面に切欠部および2個の孔を持ち、切欠部
がその寸法が正面側においてプリント板に配置されてこ
のプリント板にろう付けされたコネクターの金属カラー
に対応し、遮蔽板が孔を介して金属カラーにねじ止め可
能であることは、良好な遮蔽作用を得る上で有利であ
る。このようにしてプリント板にコネクターを接続した
上で完全に有効な遮蔽が達成される。アース接続部材が
位置決めされ、かつ遮蔽板に対する特に良好な電気的結
合が製作されるようにするために、アース接続部材が直
角に曲げられたアース金具として実施され、このアース
金具がセンタリングピンに整合する位置決め孔と、固定
孔と、ねじ孔とを有し、このねじ孔を介して遮蔽板がね
じ止め可能であることは有利である。アース金具の直角
な折曲げとねじ孔とによって、一方においては両遮蔽板
の間隔が互いに橋絡され、さらに遮蔽板がアース金具に
ねじ止めされる。差込コネクターを正確に位置決めする
ためには、この差込コネクターはケース殻のプリント板
上に取付けられる外面から所定の間隔を有していること
が必要である。その際、プリント板の不可避な厚み公差
の影響を除外するために、差込コネクターはモジュール
の外面から出来る限り常時等しい間隔にてプリント板の
厚みに依存せずに配置されなければならない。このよう
な課題は、ケース殻がモジュールの内室側に取付点を有
し、この取付点にはプリント板の両取付面を取付け可能
であり、取付点がケース殻の外面に対して所定の間隔を
有し、差込コネクターがプリント板の取付けられるべき
面に対して所定の間隔をもってプリント板に固定される
ようにすると、有利に解決される。さらに、モジュール
はプリント板の厚み公差に関係なく常時等しい幅であら
ねばならない。このことは、ケース殻と蓋部材とがケー
ス殻の外面から所定の間隔を持つ面を有し、ケース殻の
面がモジュールの組立状態においては蓋部材の対応する
対向面上に取付けられることによって達成される。幾つ
かの適用例においては、例えば回路は所要スペースの関
係上単一のプリント板上では実用可能ではないので、2
個のプリント板を備えたモジュールを使用することは好
ましいことである。このような場合のために、ケース殻
がその外壁に対して平行でかつ所定の間隔を有する平面
にプリント板用センタリングピンと面とを有し、センタ
リングピンによって第1のプリント板の他に、対応する
個所に設けられた孔を備えた第2のプリント板が位置決
め可能かつねじ止め可能であり、幾つかの面によって蓋
部材がケース殻に直接ねじ止め可能であることは有利で
ある。このような実施態様は2個のプリント板を備えた
モジュールの自動化に合った組立を特徴とする。モジュ
ールはその接続側とは反対側が開口されるようにする
と、開口部を通って突出するプリント板が同様に使用さ
れ得る。開口部を通るプリント板およびモジュールの他
の構成部品が損傷を受けるのを回避するために、モジュ
ールの接続側とは反対側に位置する開口側には正面フー
ドが取付け可能であることは有利である。正面フードは
その長手稜に外側に向かって丸みを付けられた歯を有
し、この歯がケース殻と蓋部材との壁に係合可能である
と、引っ込んだ壁のためにしばしば困難を来していた正
面フードの取付けが簡単になる。歯の長さが正面フード
の短手側から長手稜の中心に向かって短くなると、より
一層の改善が図られる。正面フードが段付き部を有し、
そして、後方に位置する正面部材が切欠を有し、この切
欠を通してプリント板にろう付けされた少なくとも1つ
のコネクターが電気的に結合可能であると、このコネク
ターを介して入力信号および出力信号の伝送のために外
部への電気的結合が可能になる。切欠を備えた段付け部
材が必要な場合には覆われ得るようにするために、段付
き空間に整合する寸法を有する被覆フードが設けられる
ことは有利である。ケース殻と蓋部材とがモジュールの
接続側に、前だれを形成する突出面を有すると、この前
だれによって一方では、差込コネクターが突出し従って
簡単に傷付くのが回避される。他方では、前だれがサブ
ラックのモジュール据付け場所へ対応配置された面に沿
って滑動し得るようにすると、モジュールはサブラック
へ向かう回動の際に前だれによって案内される。モジュ
ールが接続側にコーディング要素を有し、このコーディ
ング要素に対してサブラックには対応個所にコーディン
グ要素に整合する対向要素が設けられると、サブラック
への据付け場所に整合しないモジュールを間違って接続
するのを回避することができる。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図にはサブラックに接続されたモジュール3が示
されている。モジュール3との信号交換を行うために必
要な電気的結合はサブラックの対向差込コネクターを介
して行われる。この対向差込コネクターはここでは雌形
マルチコネクターの形態で実施されている。サブラック
の上部に設けられた回転窪み42によってモジュール3は
回動可能であり、その際その高さの位置決めはバネ要素
43によって行われる。
モジュール3はケース殻1(第2図参照)と蓋部材2
(第3図および第6図参照)とから構成されている。第
2図は短手側に通風格子12を有するケース殻1の内面図
を示す。この通風格子12を介して、モジュール3が取付
けられた状態においてモジュール3を運転する際に発生
した損失熱が排出される。ケース殻1の内壁にはセンタ
リング突起19が設けられており、これによって、例えば
対応する位置決め孔22を有する第1遮蔽板20(第3図参
照)が自動組立機により位置決めされ、その後センタリ
ング突起19の圧潰によって固定される。モジュール3を
後で接続するために定められた長手側には、アース金具
6およびプリント板4(第3図参照)の固定に使われる
例えばプラスチック製の2個のブロック18が狭い間隔に
て成形されている。両ブロック18はアース金具6を押し
被せられる条帯状突出部14と、ケース殻1の短手側に平
行な溝状切欠15とを有しており(第9図参照)、切欠15
にはそれぞれ1つのねじ孔23が設けられ、このねじ孔23
の横に位置して切欠15からはプリント板用センタリング
ピン7が突出している。上記ブロック18には接続側に幅
狭の溝状窪み16が設けられており、この窪み16は通風格
子12を備えた短手側の短い稜に対して平行に延在し、小
さい横断片13によって中断されている。ブロック18に対
して接続側には面31が突出しており、この面31は蓋部材
2の対応する面31(第3図参照)と共にモジュール3の
前だれを形成している。前だれの形態の形成は、一方で
はモジュール3の接続側における差込コネクター5を損
傷から保護し、他方ではそれぞれの据付け場所に対して
サブラックに対応して形成された突出部と協働してサブ
ラックに向かってモジュール3を回動させるのを簡単化
するために役立つ。前だれによってモジュール3は回動
の際に側方へ案内される。モジュール3を回動するため
にさらにケース殻1と蓋部材2との突出面31にはそれぞ
れ滴形段部11が設けられている。サブラックの上部に設
けられて形状がこれらの段部11に整合する回動窪み42
(第1図参照)内には、モジュール3がサブラックに向
けた回動の際その段部11を導入されて支持される。ケー
ス殻1は接続側に空所部34を有しており、この空所部34
を通ってモジュール3の差込コネクター5が突出するこ
とができる。第2図においてはたった1個の空所部しか
示されていないが、しかしながら必要な場合にはケース
殻1の他の半分の個所に他の差込コネクター5のために
第2の空所部を設けることも可能である。さらに、接続
側にはプリント板用センタリングピン7に対して所定の
間隔をもって条帯17(第5図参照)が設けられている。
ケース殻1の接続側とは反対側に位置する長手稜には、
外側に向けて丸みを付けられた歯29(第2図参照)が成
形されている。この長手側における内壁は歯状の面取り
された窪み40を有している。第4図は位置決め孔22と、
固定孔23と、2個のねじ孔24と有する直角に曲げられた
アース金具6を示す。アース金具6は自動組立機により
位置決め孔22によって上記ブロック18上に取付け可能と
なるように成形されている。この際、プリント板用セン
タリングピン7がガイドのために位置決め孔22内に嵌入
させられ、アース金具6の内面における突起10がさらに
溝状窪み16内へのガイド手段として役立つ。突起10は溝
状窪み16の横断片13のところでロックされる。アース金
具6を取付けるとこのアース金具6は溝状切欠15内へ埋
没し、それゆえこれによって組立ての際に側方へずれる
のが阻止される。両アース金具6が上述のようにしてケ
ース殻1上に取付けられた後、モジュール3の固定のた
めに使われるボルト35が対応するスリット41内へ自動組
立機により嵌入させられ、また既に前もって取付けられ
ている差込コネクター5と場合によっては第2遮蔽板21
とを備えたプリント板4(第3図参照)がケース殻1上
に取付けられる。この取付けは同様に自動組立機により
行うことが可能であり、その場合プリント板用センタリ
ングピン7に整合する孔8がプリント板4にその位置決
めのために設けられている。孔8と差込コネクター5と
は所定の間隔をもって存在しており、これによって条帯
17およびモジュール3の段部11と差込コネクター5との
間に規定間隔を持たせることができる。このような寸法
通りの配置は同様にして対向差込コネクターとサブラッ
クの回転窪み42およびバネ要素43との間にも形成される
が、この寸法通りの配置によって最終的に対向差込コネ
クターへの差込コネクター5の正確な当接が保証され
る。アース金具6(第4図参照)における両ねじ孔24の
一方によって、位置決め後、プリント板4およびこれに
固定された第2遮蔽板21とアース金具6とのねじ止めを
行うことができる。プリント板4の構成部品側はケース
殻1の内壁に向いているが、このことは特に差込コネク
ター5に対しても当てはまる。差込コネクター5はケー
ス殻1の対応して成形されている空所部34内に埋没す
る。このことはケース殻1の外壁に対して差込コネクタ
ー5が予め定められた側部間隔を得るために重要であ
る。つまり、プリント板4はブロック18に所属する取付
点25(この取付点25は同様にケース殻1の外壁から所定
間隔を持たされている)上に取付けられるので、プリン
ト板4の構成部品側への差込コネクター5の固定によっ
ても同様に差込コネクター5には予め定められた側部間
隔が確保される。この実施例によって、プリント板4の
不可避な厚み公差は差込コネクター5の正確な位置決め
にとって重要ではなくなる。
第3図には両側に遮蔽板20、21を備えたモジュール3
のプリント板4と、蓋板2と、正面フード28とが展開図
にて示されている。この第3図から、自動組立機により
連続的に積層され得るサンドイッチ構成がはっきりと分
かる。正面フード28は歯29によって取付けられる。
第6図には、ケース殻1と、アース金具6と、第2遮
蔽板21が取付けられたいるプリント板4の第1遮蔽板20
と、蓋部材2と、正面フード28とから構成されたモジュ
ールが示されている。この第6図から、ケース殻1と蓋
部材2とは面26を有し、これらの面26はモジュール3の
組立状態においては直接重なり合って位置し、それぞれ
の外壁に対する規定された間隔によって同様にモジュー
ル3が所定の幅となることが分かる。それゆえ、モジュ
ール幅はプリント板4とその可能な厚み公差とに依存し
なくなる。ケース殻1と蓋部材2とは正面側が開口され
る場合のために、モジュール3には開口部を通って突出
するプリント板4が設けられ得る。これによって、実現
すべき回路の大きさに応じて必要とされるプリント板サ
イズへの整合が可能になる。開口部を覆うために、同様
にプリント板4の寸法に整合して実施され得る正面フー
ド28が使われる。例えば第7図の2個のプリント板4、
27を備えた2重モジュール形として示されているよう
に、例えばプリント板4がその正面側で金属カラー39
(第5図参照)を介して遮蔽板21にねじ止めされるコネ
クター38を担持し、このコネクター38を介して外部との
信号交換を行わなければならない場合には、この正面フ
ード28は段付きに構成され得る。このために正面フード
28には段付き部に、コネクター38に接続するための切欠
部30が形成される。同様に正面フード28(第7図参照)
はその長手稜に、ケース殻1について第2図に示されて
いるような、外側に向けて丸みを付けられた歯29(第3
図参照)を持っている。正面フード28を固定するため
に、これらの歯29はケース殻1の内壁における対応して
面取りされた窪み40内へ嵌入する。これによって、薄肉
の外壁が容易に変形してしまうためにしばしば困難を生
じていた正面フード28の取付けが簡単になる。対向コネ
クターを接続後、外部からコネクター38への接続が行わ
れない場合のために、切欠部30は第8図に示されている
ように正面フード28の段付き部が補助被覆フード33によ
って被覆され得る。モジュール3の接続側(第2図参
照)にはコーディング要素32が取付けられ、このコーデ
ィング要素32によって、サブラックの対応して整合する
対向要素を有する据付け場所にこのモジュール3だけを
接続することが許される。これによって、うっかりして
モジュール3をサブラックの間違った据付け場所に向け
て回動することを回避することが可能になる。
第7図は2個のプリント板4、27を備えたモジュール
の横断面図を示す。このモジュールは原理的には構成に
関しては上述したように1個のプリント板4を備えたモ
ジュールと同じであるが、しかしながらアース金具6の
位置が変えられている。プリント板用センタリングピン
7および面26とケース殻1との間隔を所定に保つことに
より、両プリント板4、27は対応する個所に設けられた
孔8に同様に位置決めされてねじ止めされる。プリント
板4の厚み公差を回避して差込コネクター5を正確に位
置決めすることは1個のプリント板4しか備えていない
モジュール3の場合と同様にして達成される。同様にケ
ース殻1は重なり合って位置する対応面26によって蓋部
材2に直接ねじ止めされる。
【図面の簡単な説明】
第1図はサブラックに固定されたモジュールを示す概略
図、第2図はアース金具とボルトとを備えたケース殻の
内面図、第3図は第1図のモジュールの一部を展開して
示した展開図、第4図はアース金具を示す外観図、第5
図はプリント板がねじ止めされているケース殻を示す外
観図、第6図は1個のプリント板を備えたモジュールの
断面図、第7図は2個のプリント板を備えたモジュール
の断面図、第8図は正面フードに切欠を備えた2倍の幅
のモジュールを示す概略図、第9図は第2図のI×部の
拡大図である。 1……ケース殻 2……蓋部材 3……モジュール 4……プリント板 5……差込コネクター 6……アース金具 7……プリント板用センタリングピン 8……孔 9……センタリングピン 10……突起 11……段部 12……通風格子 16……窪み 17……条帯 19……センタリング突起 20……第1遮蔽板 21……第2遮蔽板 22……位置決め孔 23……固定孔 24……ねじ孔 25……取付け点 26……面 29……歯 32……コーディング要素 35……ボルト 37……孔 38……コネクター 39……金属カラー

Claims (23)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サブラックへのモジュール(3)の接続側
    に差込コネクター(5)が配置されているプリント板
    (4)と、アース接続部材(6)とを備え、少なくとも
    1つのケース殻(1)と蓋部材(2)とから構成され、
    前記サブラックに接続可能な箱状モジュール(3)にお
    いて、 (a)前記ケース殻(1)は前記プリント板(4)の位
    置決めを行うための第1手段(7)を持ち、前記プリン
    ト板(4)は前記第1手段(7)に対応する構成物
    (8)を有し、それにより前記ケース殻(1)に取付け
    可能な前記プリント板(4)は前記ケース殻(1)に対
    して位置決め可能となり、 (b)前記ケース殻(1)は前記アース接続部材(6)
    の位置決めを行うための第2手段(9)を有し、 (c)前記ケース殻(1)に前記アース接続部材(6)
    を固定するための第3手段(10)が設けられ、 (d)前記差込コネクター(5)は前記構成物(8)に
    対して所定の位置を保って前記プリント板(4)上に取
    付けられ、 (e)前記モジュール(3)の組立状態における前記差
    込コネクター(5)に対して所定の間隔をもって前記モ
    ジュール(3)のために前記ケース殻(1)に所属する
    支承要素(11)が設けられ、この支承要素(11)は前記
    サブラックの一部分をなすプラスチック支持体における
    対向部品に整合し、 (f)前記プリント板(4)の位置決めを行うための第
    1手段はプリント板用センタリングピン(7)として形
    成され、前記プリント板(4)の対応する構成物は孔
    (8)であり、 (g)前記アース接続部材(6)の位置決めを行うため
    の第2手段は前記ケース殻(1)の内壁においてその内
    壁から垂直に突出するセンタリングピン(9)として形
    成され、前記ケース殻(1)内には前記アース接続部材
    (6)の形状に整合する切欠(15)が設けられ、 (h)前記アース接続部材(6)を固定するための第3
    手段は前記アース接続部材に設けられた突起(10)とし
    て前記ケース殻(1)に対応して形成された窪み(16)
    内へロック可能である ことを特徴とするサブラックに接続するためのモジュー
    ル。
  2. 【請求項2】前記ケース殻(1)は前記モジュール
    (3)の接続側に対して直角に接続される短手側に通風
    格子(12)を有することを特徴とする請求項1記載のモ
    ジュール。
  3. 【請求項3】前記手段(7、9)および場合によっては
    前記支承要素(11)は前記ケース殻(1)または前記蓋
    部材(2)に成形されることを特徴とする請求項1また
    は2記載のモジュール。
  4. 【請求項4】前記プリント板用センタリングピン(7)
    は同時に前記アース接続部材(6)のセンタリングを行
    うためのセンタリングピン(9)としても使われること
    を特徴とする請求項1記載のモジュール。
  5. 【請求項5】前記支承要素は滴状段部(11)として形成
    されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1
    つに記載のモジュール。
  6. 【請求項6】前記段部(11)の他に、前記ケース殻は前
    記モジュール(3)の接続側に、前記モジュール(3)
    の差込コネクター(5)に対して所定の間隔をもって設
    けられた条帯(17)を有することを特徴とする請求項1
    ないし5のいずれか1つに記載のモジュール。
  7. 【請求項7】前記プリント板(4)は前記モジュール
    (3)内において、前記プリント板(4)のアースと同
    じように前記アース接続部材(6)に電気的に結合され
    た金属板(20、21)によって取囲まれることを特徴とす
    る請求項1ないし6のいずれか1つに記載のモジュー
    ル。
  8. 【請求項8】前記ケース殻(1)の内壁には圧潰可能な
    センタリング突起(19)が設けられ、これによってその
    センタリング突起(19)に対応する孔を備えた第1遮蔽
    板(20)が位置決め可能であることを特徴とする請求項
    1ないし7のいずれか1つに記載のモジュール。
  9. 【請求項9】第2遮蔽板(21)が前記モジュール(3)
    の完成した組立状態において前記プリント板(4)の前
    記第1遮蔽板(20)とは反対側に設けられ、前記遮蔽板
    (20、21)は前記接続側とは反対側に向かって折曲げら
    れ、この折曲げられた遮蔽板面は少なくとも一部分が重
    なることを特徴とする請求項8記載のモジュール。
  10. 【請求項10】前記第2遮蔽板(21)は前記プリント板
    (4)に固定されて、その折曲げられた遮蔽板面に切欠
    部(36)および孔(37)を持ち、前記切欠部(36)はそ
    の寸法が正面側において前記プリント板(4)に配置さ
    れてこのプリント板(4)にろう付けされたコネクター
    (38)の金属カラー(39)に対応し、前記遮蔽板(21)
    は前記孔を介して前記金属カラー(39)にねじ止め可能
    であることを特徴とする請求項9記載のモジュール。
  11. 【請求項11】前記アース接続部材は直角に曲げられた
    アース金具(6)として実施され、このアース金具
    (6)は前記センタリングピン(9)に整合する位置決
    め孔(22)と、固定孔(23)と、ねじ孔(24)とを有
    し、このねじ孔(24)を介して前記遮蔽板(20、21)が
    ねじ止め可能であることを特徴とする請求項1ないし9
    のいずれか1つに記載のモジュール。
  12. 【請求項12】前記ケース殻(1)は前記モジュール
    (3)の内室側に取付点(25)を有し、この取付点(2
    5)には前記プリント板(4)の両取付面を取付け可能
    であり、前記取付点(25)は前記ケース殻(1)の外面
    に対して所定の間隔を有し、前記差込コネクター(5)
    は前記プリント板の取付けられるべき面に対して所定の
    間隔をもって前記プリント板(4)に固定されることを
    特徴とする請求項1ないし11のいずれか1つに記載のモ
    ジュール。
  13. 【請求項13】前記ケース殻(1)と前記蓋部材(2)
    とは前記ケース殻(1)の外面から所定の間隔を持つ面
    (26)を有し、前記ケース殻(1)の面(26)は前記モ
    ジュール(3)の組立状態においては前記蓋部材(2)
    の対応する対向面(26)上に取付けられることを特徴と
    する請求項1ないし12のいずれか1つに記載のモジュー
    ル。
  14. 【請求項14】前記ケース殻(1)はその外壁に対して
    平行でかつ所定の間隔を有する平面にプリント板用セン
    タリングピン(7)と面(26)とを有し、前記センタリ
    ングピン(7)によって前記プリント板(4)の他に、
    対応する個所に設けられた孔を備えた他のプリント板が
    位置決め可能かつねじ止め可能であり、幾つかの面(2
    6)によって前記蓋部材(2)が前記ケース殻(1)に
    直接ねじ止め可能であることを特徴とする請求項1ない
    し13のいずれか1つに記載のモジュール。
  15. 【請求項15】前記モジュール(3)はその接続側とは
    反対側が開口されることを特徴とする請求項1ないし14
    のいずれか1つに記載のモジュール。
  16. 【請求項16】前記モジュール(3)の接続側とは反対
    側に位置する開口側には正面フード(28)が取付け可能
    であることを特徴とする請求項15記載のモジュール。
  17. 【請求項17】前記正面フード(28)はその長手稜に外
    側に向かって丸みを付けられた歯(29)を有し、この歯
    (29)は前記ケース殻(1)と前記蓋部材(2)との壁
    に係合可能であることを特徴とする請求項16記載のモジ
    ュール。
  18. 【請求項18】前記歯(29)の長さは前記正面フード
    (28)の短手側から前記長手稜の中心に向かって短くな
    ることを特徴とする請求項16記載のモジュール。
  19. 【請求項19】前記正面フード(28)は段付き部を有
    し、後方に位置する正面部材は少なくとも1つの切欠
    (30)を有し、この切欠(30)を通して前記プリント板
    (4)にろう付けされた少なくとも1つのコネクター
    (38)が電気的に結合可能であることを特徴とする請求
    項18記載のモジュール。
  20. 【請求項20】段付き空間に整合する寸法を有する被覆
    フード(33)が設けられることを特徴とする請求項19記
    載のモジュール。
  21. 【請求項21】前記ケース殻(1)と前記蓋部材(2)
    とは前記モジュール(3)の接続側に、前だれを形成す
    る突出面(31)を有することを特徴とする請求項1ない
    し20のいずれか1つに記載のモジュール。
  22. 【請求項22】前記モジュール(3)は前記接続側にコ
    ーディング要素(32)を有し、このコーディング要素に
    対して前記サブラックには対応個所に前記コーディング
    要素に整合する対向要素が設けられることを特徴とする
    請求項1ないし21のいずれか1つに記載のモジュール。
  23. 【請求項23】前記モジュール(3)は前記サブラック
    に固定するために少なくとも1つのボルト(35)を有す
    ることを特徴とする請求項1ないし22のいずれか1つに
    記載のモジュール。
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JPH03119797A (ja) 1991-05-22
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